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  • ヤンキースGM FAのレメイヒューを引き留める方針を明言

    2020.12.11 17:00 Friday

     ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMはウィンター・ミーティング(リモート開催)最終日となった日本時間12月11日、「YESネットワーク」の対してDJ・レメイヒューとの再契約に向けた交渉を継続していることを明らかにした。キャッシュマンによると、ヤンキースは今季MVP投票で3位にランクインした好打の二塁手を引き留めたいと考えているという。キャッシュマンは「我々は彼をチームにキープできるようにするつもりだ」と語り、レメイヒューの引き留めに注力する方針を明言した。

     キャッシュマンは自軍からのクオリファイング・オファーを拒否してフリーエージェント(FA)となっているレメイヒューについて「彼はニューヨークでプレーすることをとても気に入っているし、ヤンキースのため、そしてヤンキースのファンのためにプレーすることが大好きなんだ。チームメイトとの関係も非常に良好だよ」とコメント。「我々に有利な要素はたくさんある」とする一方、「最終的には金銭的な問題になる。我々のオファーと他球団のオファーが比較されるからね」と油断する様子は見せなかった。

     レメイヒューは2年2400万ドルの契約でヤンキースに加入し、昨季は打率.327、26本塁打、102打点、OPS.893の好成績をマーク。今季は打率.364、10本塁打、27打点、OPS1.011とさらに成績を向上させ、1900年以降の近代野球では史上初となる両リーグ首位打者を達成した。すでに32歳のレメイヒューだが、5年1億ドル規模の契約を希望していることが報じられている。

     「我々はレメイヒューと再契約したいと思っているし、それは彼も同じだと思う。でも、FA市場というものは非常に複雑でトリッキーなんだ。良い結果を期待しているけれど、思い通りにならないこともあるし、とにかく待つしかない」とキャッシュマン。現時点ではレメイヒューとの再契約に失敗した場合の「プランB」となる二塁手の獲得は想定されておらず、レメイヒューが他球団へ流出した場合は、キャッシュマンが「遊撃より二塁のほうが向いている」と語るグレイバー・トーレスが二塁を守ることになるかもしれない。

     レメイヒューの動向は、田中将大の去就も含め、今オフのヤンキースの補強戦略に大きな影響を与えることになりそうだ。

  • 本塁打王・ボイト レメイヒューのヤンキース残留を希望

    2020.12.11 15:00 Friday

     今季のヤンキースでは、首位打者に輝いたDJ・レメイヒューと本塁打王のタイトルを手にしたルーク・ボイトの2人が打線を牽引。同じチームから首位打者と本塁打王が誕生するのは、ハンク・アーロンが首位打者、エディ・マシューズが本塁打王となった1959年のミルウォーキー・ブレーブス以来61年ぶりの快挙だった。レメイヒューはヤンキースからのクオリファイング・オファーを拒否してフリーエージェント(FA)となっているが、ボイトはともに打線を牽引した「相棒」の残留を望んでいる。

     ヤンキースは今オフ、田中将大、ジェームス・パクストン、J・A・ハップの3投手がFAとなり、先発投手の補強も必要と見られているが、何より優先すべきなのはレメイヒューとの再契約であると言われている。レメイヒューは2019年1月にヤンキースと2年2400万ドルで契約。当初は内野の便利屋扱いで、打者有利のロッキーズを離れて打撃成績の悪化も懸念されていたが、予想を覆す大活躍を見せ、MVP投票で2019年は4位、今季は3位にランクイン。今や球界を代表する好打者の1人となった。

     ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMは今オフ、ここまで目立った動きを見せていないが、これはレメイヒューとの再契約交渉を最優先に行っているからだろう。FAとなった3投手の穴は、故障から復帰するルイス・セベリーノ、出場停止処分が明けるドミンゴ・ヘルマン、若手有望株のデイビー・ガルシアやクラーク・シュミットで埋めることもできるが、レメイヒューは替えの利かない存在だ。アーロン・ジャッジやジャンカルロ・スタントンなど故障離脱の多い打者が目立つヤンキースにおいて、レメイヒューの安定感は際立っている。

     そんなレメイヒューについて、本塁打王・ボイトは「もし僕がギャンブラーなら、DJが戻ってくるほうに賭けるよ」と話している。「彼は残留を望んでいると思う。彼は球界で最高の選手の1人だし、僕が今まで一緒にプレーしてきたなかで最高の打者の1人だから、戻ってきてほしいよ。残りのキャリアをピンストライプのユニフォームで過ごしてほしい」とボイト。本塁打王のタイトルを獲得した大砲からのラブコールはレメイヒューに届くだろうか。

  • ドンブロウスキー招聘のフィリーズ マッキャン争奪戦に参戦か

    2020.12.11 13:00 Friday

     「ジ・アスレチック」は日本時間12月11日、フィリーズの編成本部長に世界一2度の実績を誇るデーブ・ドンブロウスキーの就任が確実となったことを報じた。「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンは、ドンブロウスキーがフィリーズのフロントオフィスのリーダーとなることが正式に決まった場合、ジェームス・マッキャンの争奪戦に加わる可能性があると指摘する。マッキャンがドラフト2巡目でタイガースに指名されてプロ入りした2011年、タイガースのGMを務めていたのはドンブロウスキーだった。

     捕手の補強を必要としているフィリーズの第1希望は、もちろんJ・T・リアルミュートとの再契約だ。リアルミュートは2019年2月にシクスト・サンチェス、ホルヘ・アルファロらとのトレードでマーリンズからフィリーズに加入。2019年は「オールMLBチーム」のファースト・チーム、今季は「オールMLBチーム」のセカンド・チームに選出されるなど、球界を代表する捕手として期待に応える活躍を見せた。

     トップ・プロスペクトのサンチェスを放出してまでリアルミュートを獲得したという事情もあり、フィリーズは今春の時点でリアルミュートとの再契約に向けて動き始めていた。しかし、新型コロナウイルスの影響により2020年シーズンは無観客開催となり、フィリーズは財政面で大きなダメージを受けている。ジョン・ミドルトン・オーナーは「リアルミュートと契約延長できないならサンチェスの放出には応じなかった」と語っていたが、リアルミュートとの再契約にどれくらいの資金を投じることができるかは不透明だ。リアルミュートの希望を満たすオファーを提示できない可能性のほうが高いかもしれない。

     こうした事情を考慮すると、ドンブロウスキーがリアルミュートとの再契約を諦めてマッキャンの獲得に動くのは現実的な判断と言える。マッキャンに対してメッツとエンゼルスが「強力なオファー」を提示していることが報じられているが、ドンブロウスキー率いるフィリーズは逆転勝利を目指してマッキャン争奪戦に加わるのだろうか。

  • FAのベテラン左腕・レスター カブスと再契約の可能性も

    2020.12.11 12:30 Friday

     カブスのジェッド・ホイヤー編成本部長はウィンター・ミーティング(リモート開催)の最終日となった日本時間12月11日、ベテラン左腕、ジョン・レスターとの再契約を選択肢から排除していないことを明らかにした。現在36歳のレスターは、今季限りでカブスとの6年契約が終了し、来季の契約は年俸2500万ドルの球団オプションとなっていたが、カブスがオプションの行使を拒否。レスターはバイアウトの1000万ドルを受け取り、現在はフリーエージェント(FA)となっている。

     今オフのカブスは、新型コロナウイルスの影響を受けて年俸総額の削減を強いられており、来季終了後にクリス・ブライアント、ハビアー・バイエズ、アンソニー・リゾーといった主力選手が同時にFAとなるため、主力選手のトレード放出によるチーム解体の可能性も取り沙汰されている。とはいえ、シーズンを乗り切るための必要最低限の戦力は整えなければならない。レスターのほか、ホゼ・キンターナとタイラー・チャットウッドもFAとなっており、先発投手の補強は急務だ。

     ホイヤーはレスターとの再契約について「もし条件が合うのであれば、我々は喜んで彼と再契約するよ」とコメント。今季のレスターは自己ワーストの防御率5.16に終わったが、年間を通してローテーションを守り、規定投球回もクリアしているため、先発4~5番手のイニングイーターとしては十分に計算が立つ。限られた予算のなかで先発の頭数を揃えなければならないカブスのチーム事情を考えると、レスターが大幅な減俸を受け入れるのであれば、再契約の可能性はあるだろう。

     「彼がこのチームのために成し遂げてきたことは素晴らしいし、我々は再契約のドアを閉ざすつもりはないよ」とホイヤーは語る。レスターは今季の年俸が1500万ドルだったが、仮に来季の年俸が500万ドルだったとしても、バイアウトの1000万ドルを合わせれば今季と同等の収入を確保できることになる。通算193勝を挙げているベテラン左腕がカブスにとどまる可能性は十分にありそうだ。

  • ブルージェイズ ドジャースからFAのターナーに興味

    2020.12.11 12:00 Friday

     「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンによると、ドジャースからフリーエージェント(FA)となったジャスティン・ターナーに対して複数の球団が興味を示しており、そのなかにはブルージェイズも含まれているようだ。ブルージェイズは多数のFA選手に興味を示していることが報じられており、ターナーの優先順位は不明。三塁から一塁へコンバートされたブラディミール・ゲレーロJr.が三塁復帰を希望しており、ゲレーロJr.を三塁へ戻すのであれば、ターナーの獲得には動かないだろう。

     現在36歳のターナーは、オリオールズでメジャーデビューしたあとメッツで控え内野手としてメジャー定着を果たしたものの、2013年オフにノンテンダーFAとなり、マイナー契約でドジャースに加入。すると、移籍1年目の2014年に打撃開眼して規定打席不足ながら打率.340、7本塁打、OPS.897の好成績をマークし、正三塁手の座を手中に収めた。

     2016年は自己最多の27本塁打、90打点を記録してMVP投票で9位にランクインし、翌2017年は自己ベストの打率.322、OPS.945をマークしてオールスター・ゲーム初選出。MVP投票では前年を上回る8位にランクインした。その後も安定した活躍を続け、今季は42試合に出場して打率.307、4本塁打、23打点、OPS.860を記録。ドジャースでの7年間では打率.302、OPS.886と打線の中軸に相応しい好成績を残している。

     ワールドシリーズ第6戦の試合途中に新型コロナウイルス陽性が判明したにもかかわらず試合後の優勝セレモニーに参加し、マスクを着用せずに記念写真に納まって批判を浴びる一幕もあったが、ドジャースの地区8連覇を支えてきた功労者の1人であり、ドジャースとの再契約が有力視されている。しかし、ドジャースがノーラン・アレナード(ロッキーズ)やクリス・ブライアント(カブス)といったスター三塁手の獲得を検討しているとの報道もある。ターナーの去就の決定にはしばらく時間がかかりそうだ。

  • ルール5ドラフト開催 ドジャースから最多の8人が流出

    2020.12.11 11:30 Friday

     メジャーリーグでは日本時間12月11日にルール5ドラフトが開催され、メジャー部門(メジャーリーグ・フェイズ)で18人、マイナー部門(トリプルA・フェイズ)で56人、合計74人の選手が他球団から指名を受けた。全体トップの指名権を持っていたパイレーツは、エンゼルスの右腕、ホゼ・ソリアーノを指名。チーム別に見ると、32年ぶりのワールドシリーズ制覇を成し遂げたドジャースから両リーグ最多の8人、ヤンキースとレイズからそれぞれ7人が他球団へ流出した。

     今年は新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグのシーズンが開催されず、メジャーでプレーしていない選手の評価が難しいという事情があったため、各球団がルール5ドラフトでの指名に慎重になるとの予想もあった。しかし、メジャー部門では18人が指名を受け、これは19人が指名された2010年以降では2016年、2017年と並んで最多の人数。合計74人は2004年に79人が指名されて以来の人数となった。各球団は予想に反して積極的に指名を行ったわけだ。

     メジャー部門で指名された18人のうち、実に15人が右腕。左腕は1人も指名されず、残りの3人は外野手2人と遊撃手1人だった。パイレーツは全体トップでエンゼルスの右腕・ソリアーノを指名。90マイル台後半に達する速球を武器とし、今年2月にトミー・ジョン手術を受けたが、2019年はルーキー級とA級で合計20試合(18先発)に登板して防御率2.51、奪三振率10.06の好成績を残している。パイレーツはソリアーノに加え、メッツが9位で指名した右腕、ルイス・オビエドを金銭トレードで獲得している。

     メジャー部門で指名された選手は、10万ドルの移籍金と引き換えに新たなチームへ移籍する。移籍先では1年を通してアクティブ・ロースターに登録されている必要があり、もしロースターから外れる場合は、5万ドルと引き換えに元の所属球団へ返却されることになっている。メジャー部門で指名された18人は以下の通り。

    1位 パイレーツ ホゼ・ソリアーノ(エンゼルス・右腕)
    2位 レンジャーズ ブレット・デガス(ドジャース・右腕)
    3位 タイガース アキル・バドゥー(ツインズ・外野手)
    4位 レッドソックス ギャレット・ウィットロック(ヤンキース・右腕)
    5位 オリオールズ マック・セローラー(レッズ・右腕)
    6位 ダイヤモンドバックス ザック・ポップ(オリオールズ・右腕)※1
    7位 ロッキーズ ジョーダン・シェフィールド(ドジャース・右腕)
    8位 エンゼルス ホゼ・リベラ(アストロズ・右腕)
    9位 メッツ ルイス・オビエド(インディアンス・右腕)※2
    10位 マリナーズ ウィル・ベスト(タイガース・右腕)
    11位 フィリーズ カイル・ホルダー(ヤンキース・遊撃手)
    12位 ジャイアンツ デドニエル・ヌニェス(メッツ・右腕)
    13位 マーリンズ ポール・キャンベル(レイズ・右腕)
    14位 カブス グレイ・フェンター(オリオールズ・右腕)
    15位 インディアンス トレバー・ステファン(ヤンキース・右腕)
    16位 アスレチックス カーイ・トム(インディアンス・外野手)
    17位 オリオールズ タイラー・ウェルズ(ツインズ・右腕)
    18位 アスレチックス ダニー・ヒメネス(ブルージェイズ・右腕)

    ※1 ポップは後日指名選手とのトレードでマーリンズへ移籍
    ※2 オビエドは金銭トレードでパイレーツへ移籍

  • 世界一2度のドンブロウスキー フィリーズ編成本部長就任へ

    2020.12.11 11:00 Friday

     フィリーズのフロントオフィスの新たなリーダーにデーブ・ドンブロウスキーが就任することになりそうだ。「ジ・アスレチック」は日本時間12月11日、フィリーズとドンブロウスキーが契約合意に近付いていることを伝えた。早ければ来週前半にも正式発表が行われる見込みだという。フィリーズは今季限りで辞任したマット・クレンタック前GMに代わる新たなリーダーを探していたが、ツインズのサッド・レバインやドジャースのジョシュ・バーンズの引き抜きに失敗するなど、人選が難航していた。

     ドンブロウスキーは現在、テネシー州ナッシュビルにメジャーリーグ球団を招致するための活動を行う団体「ミュージック・シティ・ベースボール」に加わっており、11月上旬にエンゼルスのGMに就任する可能性が取り沙汰された時点では、同団体との契約を尊重する意向を示し、その可能性を完全に否定していた。どうやらこの1ヶ月のあいだにドンブロウスキーの心境に変化があったようだ。

     ドンブロウスキーはマーリンズ、タイガース、レッドソックスの3球団でワールドシリーズに出場し、1997年にマーリンズ、2018年にレッドソックスでワールドシリーズ制覇も経験。チームを「勝たせる」手腕には定評がある。ブライス・ハーパー、アーロン・ノラ、ザック・ウィーラー、リース・ホスキンス、アンドリュー・マカッチェンといったスター選手を擁しながらも2011年を最後に勝率5割以下のシーズンが続いているフィリーズにとって、2008年以来のワールドシリーズ制覇を目指すうえでうってつけの人材と言えるだろう。

     フィリーズは財政難に苦しんでいることが報じられており、ドンブロウスキーはそのなかでブルペンの再構築やJ・T・リアルミュートとの再契約といった難題に取り組むことになる。ドンブロウスキーがどんな補強を展開するのか、フィリーズを勝利へ導くことはできるのか、その手腕には大きな注目が集まりそうだ。

  • レンジャーズが正一塁手候補を獲得 レイズと3対3のトレード

    2020.12.11 10:30 Friday

     レンジャーズは日本時間12月11日、レイズとの3対3のトレードが成立したことを発表し、正一塁手候補のネイト・ロウのほか、ジェイク・グンザーと後日指名選手1名の合計3選手を獲得した。レイズにはオスレイビス・バサーベ、エリベルト・ヘルナンデス、アレクサンダー・オバージェスの3選手が移籍。レンジャーズのジョン・ダニエルズ編成本部長は、以前からロウの獲得に興味を持っていたこと、今夏にもロウの獲得を試みていたこと、正一塁手としての起用を検討していることなどを明らかにした。

     今回のトレードに絡む選手のうち、メジャー経験があるのは25歳のロウだけだ。ロウは2019年にメジャーデビューして50試合で打率.263、7本塁打、19打点、OPS.779をマークし、今季は21試合に出場して打率.224、4本塁打、11打点、OPS.749を記録。マイナー通算では打率.300、出塁率.400、OPS.883の好成績を残している。ダニエルズは「彼は優秀なアプローチとパワーを兼ね備えた非常に良いバッターだ。彼が正一塁手になることを期待してこのトレードを成立させた」とロウへの期待を口にした。

     グンザーは2019年ドラフト7巡目指名でレイズに入団した23歳の一塁手で、2019年はルーキー級で48試合に出場して打率.320、2本塁打、30打点、OPS.853を記録。26三振に対して23個の四球を選んで出塁率.431をマークしており、ダニエルズは「彼もアプローチが優秀な打者だ。これからパワーもついてくると思う」と今後の成長に期待している。

     バサーベはベネズエラ出身の20歳の遊撃手で、2019年はルーキー級とA-級で合計37試合に出場して打率.323を記録。ヘルナンデスはドミニカ共和国出身の20歳で、捕手、一塁、右翼での出場経験がある。2019年はルーキー級とA-級で合計53試合に出場し、打率.345、11本塁打、OPS1.071の好成績を残した。オバージェスはドミニカ共和国出身の20歳の外野手で、2019年はルーキー級とA-級で合計49試合に出場して打率.293をマーク。レイズにとっては、余剰戦力のロウを放出して未来の主力選手へと成長する可能性を秘めた選手を獲得するトレードとなった。

  • カムバック賞 ロイヤルズ・ペレスとロッキーズ・バードが選出

    2020.12.11 10:00 Friday

     メジャーリーグ機構は日本時間12月11日、2020年シーズンのカムバック賞の受賞者を発表し、アメリカン・リーグはサルバドール・ペレス(ロイヤルズ)、ナショナル・リーグはダニエル・バード(ロッキーズ)が選出された。ペレスはトミー・ジョン手術を受けて2019年シーズンを全休したが、今季は自己ベストのOPS.986を記録する大活躍で「オールMLBチーム」のファースト・チームに選出。一方のバードは7年ぶりのメジャー復帰を果たし、クローザーとしてチーム最多の6セーブをマークした。

     ペレスはオールスター・ゲーム選出6度、ゴールドグラブ賞5度の実績を誇るロイヤルズの不動の正捕手だが、トミー・ジョン手術を受けて昨季は全休。今季は新型コロナウイルスに感染して7月の夏季キャンプへの合流が送れ、シーズン開幕後も視界不良で戦列を離れるなどアクシデントに見舞われたが、37試合に出場して打率.333、11本塁打、32打点、OPS.986の好成績を残し、自身3度目のシルバースラッガー賞に輝いた。

     ペレスは「この賞は自分のハードワークと僕がフィールドへ戻るのを手助けしてくれた全ての人々への感謝の気持ちを込めたものだ」と喜びのコメント。「まずは家族に感謝したい。家族は本当に私のことを助けてくれた。そして、トレーニング・スタッフにも感謝したい」と多くの人々への感謝を口にした。

     バードの復活劇は「今季最大の感動ストーリー」と言われている。レッドソックス時代の2010年に73試合に登板して防御率1.93を記録したが、2012年以降は故障とイップスに悩まされるようになり、2013年に2試合に登板したのを最後にメジャーの舞台から姿を消した。その後、2017年限りで引退し、ダイヤモンドバックスで選手のメンタル面をケアするスタッフに就任。しかし、現役復帰を決断し、ロッキーズとマイナー契約を結んで7年ぶりのメジャー復帰を実現させた。

     8年ぶりの勝利、9年ぶりのセーブを記録するなど、23試合に登板して4勝2敗6セーブ、防御率3.65を記録。「全く別のキャリアを過ごしていたので、現役復帰の決断は簡単なものではなかった。妻と話し合って決め、妻は私をサポートしてくれた。メジャーでもう1試合だけ、もう1球だけと考えていたけれど、それ以上のものになった。本当に感謝している」と妻への感謝を述べた。

     メジャーリーグ機構によるカムバック賞の表彰は2005年にスタート。ロイヤルズの選手が受賞するのは2017年のマイク・ムスターカスに次いでペレスが2人目、ロッキーズの選手による受賞も2017年のグレッグ・ホランドに次いでバードが2人目となった。

  • ルール5ドラフト 今年は日本時間11日午前2時スタート

    2020.12.10 17:07 Thursday

     オフシーズンの重要なイベントの1つである「ルール5ドラフト」が日本時間12月11日午前2時から行われる。これは簡単に言うと「他球団の40人枠登録外の選手を指名して獲得できる制度」だ。メジャーリーグ規約の第5条で定められているため「ルール5ドラフト」と呼ばれている。過去には「ルール5ドラフト」からアメリカ野球殿堂入りの名選手やオールスター・ゲームに出場する選手が誕生した例もあり、今年も未来のスター選手が指名されることになるかもしれない。

     「ルール5ドラフト」は18歳までにプロ入りして5年が経過した選手、もしくは19歳以上でプロ入りして4年が経過した選手が対象となり、各球団の40人枠に登録されていない選手は他球団が指名可能。対象選手の大半はメジャー経験のないマイナーリーガーであり、今季は新型コロナウイルスの影響によりマイナーリーグのシーズンが開催されなかったため、例年以上に各球団の「選手を見る目」が試されることになる。

     指名は今季の勝率が低かったチームから行われる。各球団は「ルール5ドラフト」のメジャーリーグ・フェイズで指名した選手を10万ドルと引き換えに獲得できる。指名した選手は翌年、シーズンを通してアクティブ・ロースター(26人枠)に登録する必要があり、登録から外れる場合、その選手は5万ドルと引き換えに元の所属球団へ返却される。

     「ルール5ドラフト」から誕生した名選手としてはロベルト・クレメンテが有名だが、近年の代表的な成功例はブラッド・ケラー(ロイヤルズ)とビクトル・レイエス(タイガース)だろう。ケラーは2017年オフの「ルール5ドラフト」でダイヤモンドバックスからレッズへ移籍した直後にロイヤルズへトレードされ、2018年途中から先発ローテーションに定着。今季は9試合に先発して5勝3敗、防御率2.47の好成績をマークした。一方、レイエスも同じく2017年オフの「ルール5ドラフト」でダイヤモンドバックスからタイガースへ移籍し、控え外野手としてメジャーに定着。2019年の後半戦に打率.313をマークしてレギュラーポジションを獲得し、今季は自身初の規定打席到達を果たした。

     過去30年間では、サイ・ヤング賞2度のヨハン・サンタナ、ゴールドグラブ賞4度のシェーン・ビクトリーノ、2010年MVPのジョシュ・ハミルトン、通算223セーブのホアキム・ソリア(現役)、オールスター・ゲーム選出3度のダン・アグラなどが「ルール5ドラフト」での移籍を経験。アグラがメジャー1年目に27本塁打を放ったように、「ルール5ドラフト」で移籍したマイナーリーガーが翌年メジャーでいきなり大活躍を見せるケースもないわけではない。

     今年の「ルール5ドラフト」では、メジャーリーグ公式サイトのプロスペクト・ランキングで各球団のトップ30にランクインしている有望株から80人以上の選手が指名可能となっている。メジャーリーグの次代を担う新たなスター選手が誕生するか注目だ。

  • 「リンドーアの今オフ中のトレード移籍は不可避」と米記者が指摘

    2020.12.10 15:53 Thursday

     ここ数年、毎年のようにトレード移籍の可能性が取り沙汰されてきたフランシスコ・リンドーアだが、ついにインディアンスがスター遊撃手を手放すときが来たようだ。「ESPN」のバスター・オルニーは「フリーエージェント(FA)まで残り1年となった今、リンドーアのトレード移籍は避けられない状況だ」と指摘。1年前のオフにレッドソックスがFAまで残り1年となったムーキー・ベッツをドジャースへ放出したのと同じように、リンドーアは今オフ中にトレードされることが確実視されている。

     オルニーによると、インディアンスはリンドーアの放出に向けて積極的に準備を進めているという。インディアンスは決して裕福な球団ではなく、過去にもCC・サバシア、クリフ・リー、トレバー・バウアーといった主力選手をトレードで放出してきた。その対価としてマイケル・ブラントリー(サバシア)、カルロス・カラスコ(リー)、フランミル・レイエス(バウアー)らを獲得。高額年俸選手を放出しつつもチームの戦力を維持してきた歴史がインディアンスにはある。今回もリンドーアを放出することで次代の主力選手を獲得することを狙っているに違いない。

     現在27歳のリンドーアは今季60試合に出場して打率.258、8本塁打、27打点、6盗塁、OPS.750と自己ワーストの成績に終わったが、2016~19年の4シーズンでオールスター・ゲーム選出4度、シルバースラッガー賞2度、ゴールドグラブ賞2度の実績を誇り、契約延長もしくはFAでの獲得には総額2億5000万~3億ドル規模の契約が必要と見られている。インディアンスの予算規模でリンドーアの大型契約を抱えてしまうとチーム編成が極めて困難になるため、放出に動くのは妥当な判断と言える。

     今のところ、インディアンスがトレード交渉を行っているという具体的な話は聞こえてこない。遊撃手の補強を今オフの最優先事項に挙げているレッズは、リンドーアの移籍先候補の1つとなるだろう。また、リンドーアの移籍先としてメッツを本命に挙げる声も多く聞こえるが、メッツはまだ新たなゼネラルマネージャー(GM)が決まっていない。関係者のなかには「メッツのGMが決まらないせいでリンドーアのトレード交渉がスローペースになっている」と指摘する者もいるほどだ。リンドーアは来季の開幕戦でどのチームのユニフォームを着ることになるのだろうか。

  • NCダイノスのナ・ソンボムがポスティング公示 今季34本塁打

    2020.12.10 13:48 Thursday

     「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンは日本時間12月10日、韓国プロ野球のNCダイノスが羅成範(ナ・ソンボム)外野手を正式にポスティング公示したことを伝えた。ヘイマンは「オールスター・ゲーム選出6度、ゴールデングラブ賞2度、通算打率.317、出塁率.384、長打率.542」とナの実績を紹介。スコット・ボラスが代理人を務めており、メジャー全30球団との交渉期限は日本時間1月10日の午前7時となっている。韓国球界のスラッガーのメジャー移籍は実現するだろうか。

     ナは当初、2019年シーズン終了後のメジャー移籍を目指していた。ところが、2019年は右膝に重傷を負い、23試合に出場したところでシーズン終了。打率.366、4本塁打、OPS1.089という好成績を残していたが、メジャー移籍を断念せざるを得なかった。今季は復活を遂げ、130試合に出場して打率.324、34本塁打、112打点、OPS.987をマーク。ただし、前年の故障の影響で指名打者と右翼手を兼任するような形となり、故障前の6シーズンで平均15個を記録していた盗塁数も3個へ激減した。

     2014年から5年連続で打率3割、20本塁打、90打点以上をマークするなど、打撃面については韓国球界でトップクラスの実力を誇っているが、メジャーでどこまで通用するかは未知数。右膝の故障の影響により走塁面と守備面に大きな期待はできないため、メジャー球団との交渉では苦戦を強いられるかもしれない。「指名打者が適任」と判断されれば、「ユニバーサルDH」の動向次第では、移籍先がアメリカン・リーグの球団に限定されてしまう可能性もある。

     データサイト「FanGraphs」はナについて「大きなインパクトを与える選手にはならないだろう。メジャーの速球に対応できれば、対右腕用のプラトーン要員になれるかもしれない」と分析。契約規模については「6ケタ(要するに100万ドル未満)の1年契約」と予想した。条件次第では残留を選択する可能性もあるが、敏腕代理人・ボラスの手腕にも注目したい。

  • ダルビッシュは「カブスにとって最高のトレード・ピース」

    2020.12.10 13:20 Thursday

     カブスは1年後のオフに主力選手の多くがフリーエージェントとなるため、今オフ中に複数の主力選手をトレードで放出してチーム再建へと舵を切る可能性が取り沙汰されている。クリス・ブライアントやハビアー・バイエズの名前がトレード候補として挙げられるなか、「最高のトレード・ピース」と言われているのがダルビッシュ有だ。現在34歳のダルビッシュはカブスと3年5900万ドル分の契約を残しているが、今オフ中にトレードが実現する可能性はあるのだろうか。

     カブスは2016年に108年ぶりのワールドシリーズ制覇を成し遂げ、ブライアント、バイエズ、アンソニー・リゾー、カイル・シュワーバー、ウィルソン・コントレラスらを中心としたチームで黄金期を迎えると予想されていた。ところが、それ以降は1度もワールドシリーズへ進出できず、今季もワイルドカード・シリーズで敗退。期待されたほどの成績を残せないままチームは転換期を迎え、セオ・エプスタイン編成本部長はチームを去った。

     たとえば、ブライアントを放出してチームの穴を補える安価な選手を2人ほど獲得し、今季と同様のロースターで来季もポストシーズン進出を目指すことは可能である。しかし、それでは来季以降のチームが抱える問題を解決することにはならない。2021年シーズン終了後にはリゾー、バイエズ、ブライアントが同時にフリーエージェントを迎えるが、彼らのあとを担うような若手有望株は見当たらず、一歩間違えれば暗黒期に突入しかねない状況なのだ。

     とはいえ、リゾー、バイエズ、ブライアントはいずれも今季不本意な成績に終わっており、保有期間があと1年ということを考えても、それほど大きな対価は得られないだろう。チームの将来を担う逸材を手に入れるという点において、ダルビッシュほど魅力的なトレード要員は他にいないのだ。サイ・ヤング賞投票で2位にランクインする好成績を残したことや移籍市場にエース級の投手がほとんどいないことを考えると、今オフはカブスにとってダルビッシュを放出する絶好のタイミングだと言える。

     メジャーリーグ公式サイトのトーマス・ハリガンは「カブスはダルビッシュをトレードすることで若手有望株を獲得するだけでなく、年俸総額を大幅に削減することができる」と指摘する。もちろん、ダルビッシュの年俸分を他の補強ポイントに充てることも可能だ。チーム状況を考えれば、ダルビッシュを放出することがベストの選択肢のように思われるが、カブスはどんな決断をするのだろうか。

  • Rソックスはレスターに興味なし クルーバーや菅野を狙う

    2020.12.10 12:46 Thursday

     カブスから来季の契約オプションを破棄されてフリーエージェントとなったジョン・レスターは今年5月、カブスとの契約が終了したあとに古巣・レッドソックスへ復帰することに前向きな姿勢を示していた。ところが、「WEEI.com」のロブ・ブラッドフォードによると、レッドソックスは今のところ、レスターを呼び戻すことに興味を示していないようだ。レッドソックスの先発補強のターゲットとして、コリー・クルーバー、マット・シューメイカー、菅野智之らの名前が挙げられている。

     ブラッドフォードはレッドソックスがクルーバー、シューメイカーの2投手とコンタクトを取っていることを伝えている。現在34歳のクルーバーは、直近2シーズンで合計8試合しか登板できず、わずか2勝に終わっているものの、シーズン18勝以上4度、サイ・ヤング賞2度の実績を誇る。同じく34歳のシューメイカーも故障の多い投手であり、8年間のメジャー生活で規定投球回に到達したシーズンは1度もない。2投手とも故障のリスクがあるとはいえ、健康にシーズンを過ごすことができれば大きな戦力となるだろう。

     また、レッドソックスが読売ジャイアンツからポスティング公示された菅野の獲得に興味を示していることも報じられている。菅野は「今オフの移籍市場(トレードを除く)でトレバー・バウアーに次いで2番目に優秀な先発投手」と言われており、メジャー30球団は日本時間1月8日の午前7時まで菅野との交渉が可能だ。

     現在36歳のレスターは、2002年のドラフトでレッドソックスから2巡目指名を受けてプロ入りし、2006年にメジャーデビュー。2014年途中にアスレチックスへトレードされるまで8年半にわたって先発ローテーションの中心的存在として活躍し、シーズン15勝以上6度を含む110勝をマークした。2007年と2013年にはワールドシリーズ制覇も経験。6年契約で加入したカブスでは、2016年に自身3度目の世界一を経験し、2018年には最多勝のタイトルを獲得したが、2019年は防御率4.46、今季は自己ワーストの防御率5.16に終わるなど、衰えが目立ち始めている。

  • ツインズ 強打者・クルーズとの再契約に向けて交渉継続中

    2020.12.10 12:22 Thursday

     「ジ・アスレチック」のダン・ヘイズによると、ツインズは自軍からフリーエージェントとなったベテランスラッガー、ネルソン・クルーズとの再契約に向けて交渉を継続しているようだ。ツインズはクルーズとの再契約を望んでいるものの、引き留めに失敗した場合に備えてマイケル・ブラントリー、カイル・シュワーバー、アダム・デュバルといった「プランB」の準備も行っているという。クルーズは「ユニバーサルDH」の動向が確定するまで契約を決めない可能性が高いと見られている。

     メジャーリーグ公式サイトのジョン・ポール・モロシは先月、クルーズが来季もナショナル・リーグで指名打者制が導入されるかどうかが確定するまで契約を決めない可能性が高いことを伝えた。今季は新型コロナウイルスの影響により異例の形式でのシーズン開催となったため、投手の負担を軽減する目的で「ユニバーサルDH(=両リーグでの指名打者制)」が採用された。しかし、今週に入ってメジャーリーグ機構がナ・リーグの各球団に対し、来季は指名打者制が採用されない前提でチーム作りを行うように指示を出したことが報じられている。

     来季も「ユニバーサルDH」が採用されるのであれば、クルーズの市場は全30球団に広がる。一方、「ユニバーサルDH」が1年限りで廃止されるのであれば、クルーズの獲得に動くのはアメリカン・リーグの15球団のみということになる。現在40歳のクルーズはツインズで過ごした2年間で2600万ドルを手にしたが、これを上回る規模の2年契約を希望していると見られる。「ユニバーサルDH」の動向はクルーズの市場に大きな影響を与えることになるだろう。

     クルーズは今季53試合に出場して打率.303、16本塁打、33打点、OPS.992を記録。120試合で打率.311、41本塁打、108打点、OPS1.031をマークした前年に続いて好成績を残し、2年連続4度目のシルバースラッガー賞を獲得した。なお、ツインズでプレーした2年間は1度も守備に就いていない。

  • マリナーズが右腕・フレクセンと2年契約で合意 今季韓国で8勝

    2020.12.10 12:02 Thursday

     マリナーズが元メッツの右腕、クリス・フレクセンと2年契約を結ぶことで合意に至ったことが明らかになった。現在26歳のフレクセンはメジャー3年間で3勝に終わったが、今季は韓国プロ野球の斗山ベアーズで8勝4敗、防御率3.01をマーク。「ニューヨーク・ポスト」は2年契約の総額が475万ドルであることを伝えている。マリナーズのジェリー・ディポートGMは来季も先発6人制を維持する方針を明らかにしており、今オフ最初のFA補強で先発投手を手に入れることに成功した。

     フレクセンは2012年のドラフトでメッツから14巡目指名を受けてプロ入りし、2017年にメジャーデビュー。この年は14試合(9先発)に登板して48回を投げ、防御率7.88、被打率.321、WHIP2.02、与四球率6.56と実力不足を露呈したが、メジャー初勝利を含む3勝(6敗)をマークした。2018年は4試合(1先発)で0勝2敗、防御率12.79、2019年は9試合(1先発)で0勝3敗、防御率6.59に終わり、2019年オフにメッツから放出。1年契約で斗山に加入した。

     斗山では21試合に先発して116回2/3を投げ、8勝4敗、防御率3.01、132奪三振と安定したピッチングを披露。マリナーズは韓国球界での活躍を見て、フレクセンの獲得を決めたようだ。若手投手が成長するまでのあいだ、マルコ・ゴンザレス、ジャスタス・シェフィールド、菊池雄星、ジャスティン・ダン、ニック・マーガビシャスとともに6人制ローテーションを形成することになると見られるが、ローテーション争いに敗れた場合はブルペンに回ることになりそうだ。

     「ニューヨーク・ポスト」のケン・ダビドフによると、2年間でフレクセンに保証されている金額は475万ドル。2023年の契約は年俸400万ドルの球団オプションとなっているが、フレクセンが2022年に150回以上または2年合計で300回以上投げた場合、2023年の年俸800万ドルが保証される。また、マイナー降格を拒否できる条項も盛り込まれているという。

  • マッキャン争奪戦はメッツがリード エンゼルスも獲得を狙う

    2020.12.10 11:24 Thursday

     メジャーリーグ公式サイトでメッツの番記者を務めるアンソニー・ディコーモは日本時間12月10日、メッツがフリーエージェントの捕手、ジェームス・マッキャンとの交渉を継続していることを伝えた。「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタールは契約合意が近付いていることを報じているが、まだ合意には至っていないようだ。メッツはマッキャンに4年契約をオファーしていると見られる。また、「FanSided」のロバート・マレーはエンゼルスがマッキャン争奪戦に加わっていることを伝えている。

     マッキャン争奪戦でメッツが一歩リードしていることは先週の時点で報じられていた。スティーブ・コーエンを新オーナーに迎え、今オフの大型補強が予想されるメッツは、トレバー・バウアーやジョージ・スプリンガーといった大物フリーエージェント選手の獲得を狙っており、捕手の補強では獲得に大金が必要なJ・T・リアルミュートよりもマッキャンを好んでいると見られる。

     現在30歳のマッキャンは、2018年オフにタイガースからノンテンダーFAとなり、ホワイトソックスと契約。移籍1年目の2019年は自己最多タイの118試合に出場して打率.273、18本塁打、60打点、OPS.789の好成績を残し、自身初のオールスター・ゲーム選出を果たした。今季は新加入のヤスマニ・グランダルとの併用となったが、限られた出場機会(31試合)のなかで打率.289、7本塁打、15打点、OPS.896と前年に続いて好成績をマーク。課題のフレーミングにも改善の跡が見られ、正捕手候補として複数のチームから関心が寄せられている。

     カリフォルニア州サンタバーバラ出身のマッキャンにとって、エンゼルスは地元球団ということになるが、ローゼンタールは「エンゼルスは投手の補強が必要なため、メッツを上回る条件をオファーできない」と指摘。エンゼルスはマッキャンを獲得できない可能性が高いと見られている。

  • ツインズ・前田が「オールMLBチーム」のセカンド・チームに選出!

    2020.12.10 11:05 Thursday

     メジャーリーグ機構は日本時間12月10日、「オールMLBチーム」の選考結果を発表し、セカンド・チームの先発投手部門(5名選出)で前田健太(ツインズ)が選出された。「オールMLBチーム」は昨季から表彰がスタートし、シーズントータルの成績を対象としてファースト・チームとセカンド・チームを選出する。「オールMLBチーム」の選考は、まず11月上旬にノミネート選手が発表され、ファン投票50%、選考委員会50%の合計で決定される。

     セカンド・チームに選出された16名は以下の通り。

    先発投手:ゲリット・コール(ヤンキース)
    12試合 7勝3敗0セーブ 防御率2.84 73.0回 94奪三振

    先発投手:クレイトン・カーショウ(ドジャース)
    10試合 6勝2敗0セーブ 防御率2.16 58.1回 62奪三振

    先発投手:ディネルソン・ラメット(パドレス)
    12試合 3勝1敗0セーブ 防御率2.09 69.0回 93奪三振

    先発投手:前田健太(ツインズ)
    11試合 6勝1敗0セーブ 防御率2.70 66.2回 80奪三振

    先発投手:柳賢振(ブルージェイズ)
    12試合 5勝2敗0セーブ 防御率2.69 67.0回 72奪三振

    救援投手:ブラッド・ハンド(インディアンス)
    23試合 2勝1敗16セーブ 防御率2.05 22.0回 29奪三振

    救援投手:デビン・ウィリアムス(ブリュワーズ)
    22試合 4勝1敗0セーブ 防御率0.33 27.0回 53奪三振

    捕手:J・T・リアルミュート(フィリーズ)
    47試合 打率.266 11本塁打 32打点 4盗塁 OPS.840

    一塁手:ホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス)
    60試合 打率.317 19本塁打 60打点 0盗塁 OPS.987

    二塁手:ブランドン・ラウ(レイズ)
    56試合 打率.269 14本塁打 37打点 3盗塁 OPS.916

    三塁手:ホゼ・ラミレス(インディアンス)
    58試合 打率.292 17本塁打 46打点 10盗塁 OPS.993

    遊撃手:コリー・シーガー(ドジャース)
    52試合 打率.307 15本塁打 41打点 1盗塁 OPS.943

    外野手:ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)
    46試合 打率.250 14本塁打 29打点 8盗塁 OPS.987

    外野手:マイケル・コンフォート(メッツ)
    54試合 打率.322 9本塁打 31打点 3盗塁 OPS.927

    外野手:マイク・ヤストレムスキー(ジャイアンツ)
    54試合 打率.297 10本塁打 35打点 2盗塁 OPS.968

    指名打者:ネルソン・クルーズ(ツインズ)
    53試合 打率.303 16本塁打 33打点 0盗塁 OPS.992

  • ダルビッシュが「オールMLBチーム」のファースト・チームに選出!

    2020.12.10 10:38 Thursday

     メジャーリーグ機構は日本時間12月10日、「オールMLBチーム」の選考結果を発表し、ファースト・チームの先発投手部門(5名選出)でダルビッシュ有(カブス)が選出された。「オールMLBチーム」は昨季から表彰がスタートし、シーズントータルの成績を対象としてファースト・チームとセカンド・チームを選出する。「オールMLBチーム」の選考は、まず11月上旬にノミネート選手が発表され、ファン投票50%、選考委員会50%の合計で決定される。

     ファースト・チームに選出された16名は以下の通り(所属は2020年シーズンのもの)。

    先発投手:シェーン・ビーバー(インディアンス)
    12試合 8勝1敗0セーブ 防御率1.63 77.1回 122奪三振

    先発投手:トレバー・バウアー(レッズ)
    11試合 5勝4敗0セーブ 防御率1.73 73.0回 100奪三振

    先発投手:ダルビッシュ有(カブス)
    12試合 8勝3敗0セーブ 防御率2.01 76.0回 93奪三振

    先発投手:マックス・フリード(ブレーブス)
    11試合 7勝0敗0セーブ 防御率2.25 56.0回 50奪三振

    先発投手:ジェイコブ・デグロム(メッツ)
    12試合 4勝2敗0セーブ 防御率2.38 68.0回 104奪三振

    救援投手:ニック・アンダーソン(レイズ)
    19試合 2勝1敗6セーブ 防御率0.55 16.1回 26奪三振

    救援投手:リアム・ヘンドリックス(アスレチックス)
    24試合 3勝1敗14セーブ 防御率1.78 25.1回 37奪三振

    捕手:サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)
    37試合 打率.333 11本塁打 32打点 1盗塁 OPS.986

    一塁手:フレディ・フリーマン(ブレーブス)
    60試合 打率.341 13本塁打 53打点 2盗塁 OPS1.102

    二塁手:DJ・レメイヒュー(ヤンキース)
    50試合 打率.364 10本塁打 27打点 3盗塁 OPS1.011

    三塁手:マニー・マチャド(パドレス)
    60試合 打率.304 16本塁打 47打点 6盗塁 OPS.950

    遊撃手:フェルナンド・タティスJr.(パドレス)
    59試合 打率.277 17本塁打 45打点 11盗塁 OPS.937

    外野手:ムーキー・ベッツ(ドジャース)
    55試合 打率.292 16本塁打 39打点 10盗塁 OPS.927

    外野手:マイク・トラウト(エンゼルス)
    53試合 打率.281 17本塁打 46打点 1盗塁 OPS.993

    外野手:フアン・ソト(ナショナルズ)
    47試合 打率.351 13本塁打 37打点 6盗塁 OPS1.185

    指名打者:マーセル・オズーナ(ブレーブス)
    60試合 打率.338 18本塁打 56打点 0盗塁 OPS1.067

  • リン獲得を逃したチームによる先発投手争奪戦がスタートか

    2020.12.9 12:00 Wednesday

     今オフの移籍市場は先発投手を中心に動いている。フリーエージェント市場ではチャーリー・モートン、マイク・マイナー、ドリュー・スマイリー、ロビー・レイがすでに契約を決め、ホワイトソックスはトレードでレンジャーズからランス・リンを獲得。あるアメリカン・リーグ球団の幹部は「(リンの移籍が)先発投手市場にドミノ現象を引き起こす可能性がある。リン獲得を逃したチームは他の有力な投手に目を向け始めるだろう」と指摘しており、本格的な先発投手争奪戦が幕を開けそうだ。

     今オフの移籍市場における最高の先発投手はトレバー・バウアーだが、契約が高額になることが予想されるため、バウアーを獲得できるチームは限られる。よって、多くのチームのターゲットとなるのはジェイク・オドリッジ、田中将大、タイワン・ウォーカーといったバウアーに次ぐ「2番手グループ」の投手たちだ。マーカス・ストローマンとケビン・ゴーズマンもこのグループに該当するが、この2投手はクオリファイング・オファーを受諾し、早々に移籍市場から姿を消している。

     オドリッジ、田中、ウォーカーの3投手のほか、ホゼ・キンターナ、ジェームス・パクストン、ギャレット・リチャーズ、コリー・クルーバー、J・A・ハップ、ジョン・レスターといった投手たちも各球団の補強ターゲットとなるだろう。また、ポスティング制度でのメジャー移籍を目指している菅野智之と有原航平の2投手も選択肢の1つとなる。

     さらに、ソニー・グレイ(レッズ)とブレイク・スネル(レイズ)の2投手もトレード放出の可能性が取り沙汰されている。ただし、この2投手は相場よりも安い金額で複数年保有することができるため、獲得にはリン以上の対価が必要となることが確実。リンには少なくとも5チームが獲得に動いていたことが報じられているが、各球団が十分な対価をオファーできるかどうかがポイントとなりそうだ。

     ある関係者は「リンの獲得を狙っていたチームは別の選択肢を検討しなければならない」とコメント。あるナショナル・リーグ球団の幹部は「トレード市場やフリーエージェント市場で先発投手の獲得を狙っているチームの顔ぶれは変わっていないと思う。(リンの移籍によって)ターゲットに多少の変化はあるかもしれないけれどね」と語る。

     今のところ、先発投手市場は「コロナ不況」の影響を受けておらず、たとえばモートンは1年1500万ドル、スマイリーも1年1100万ドルの契約を手にしている。別のナ・リーグ球団の幹部は「今オフの移籍市場には大きな不確実性があるものの、どのチームも投手を必要としている。先発投手市場はそれほど大きなダメージを受けないエリアの1つだろう」と分析。現在も多くのチームが先発投手の補強を必要としており、有力な先発投手は実力と実績に見合った契約を手に入れることができるかもしれない。

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