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  • メッツがラガレスへの獲得オファーを受付中?

    2017.12.25 11:30 Monday

     MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、メッツのもとにはフアン・ラガレスへの獲得オファーが届いているようだ。メッツの外野手は決して層が厚いとは言えないものの、故障続きで実力を発揮できずにいる好守の外野手がトレードされる可能性はゼロではなさそうだ。

     ラガレスはコンディションさえ万全ならばメジャーでもトップクラスの守備力を誇る外野手である。メジャーデビューを果たした2013年にセンターで守備防御点(DRS)+26をマークしてその名を轟かせると、翌2014年にもセンターでDRS+26をマークしてゴールドグラブ賞を初受賞。リーグ屈指の名手としての地位を確固たるものとした。しかし、自己最多の143試合に出場した2015年はDRS+2と数字を落とし、ここ2シーズンは+8、+15と回復傾向ながら故障続きで出場試合数は100に満たず。打撃面では2014年のOPS.703が自己最高と伸び悩みが続いており、存在感は徐々に薄れつつある。球団オプションを合わせると2020年まで比較的安価な契約が残っており、魅力的なオファーを提示してくる球団があるのならば、放出を検討するのも悪くはないだろう。

     しかし、現在のメッツは左肩の手術を受けたマイケル・コンフォートが来季開幕に間に合うか微妙な状況であり、レフトのヨエニス・セスペデス、ライトのブランドン・ニモと合わせてラガレスはレギュラー格。ラガレスの代わりとなる外野手を獲得できなければ、ラガレスの放出は現実的とは言えない。また、メッツは外野手よりも正二塁手不在の問題を解決する必要があり、ジェイソン・キプニス(インディアンス)やジョシュ・ハリソン(パイレーツ)の獲得に動いていることが取り沙汰されている。ラガレスの放出に動くとしても、正二塁手不在の問題を解決してからということになるだろう。

     存在感を失いつつあるラガレスだが、まだ28歳。故障なく健康にフルシーズンを過ごすことさえできれば、メジャー屈指の名手としてもう一度その名を轟かせることは可能なはずだ。来季はフルシーズン、素晴らしいセンター守備が見られることを期待したい。


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  • 年末年始の主な移籍を振り返る 過去には名選手が移籍

    2017.12.25 11:00 Monday

     クリスマス・シーズン以降の休暇期間に入ると、移籍市場の勢いもクールダウンする。しかし、今オフは移籍市場の動きが遅く、年末年始の休暇期間に大物選手の移籍が決まる可能性もゼロではない。ここでは年末年始に大物選手が移籍した過去の例を振り返ってみよう。

     まずは殿堂入りの名選手、レジー・ジャクソンだ。メジャー20年目のシーズンを終えた40歳のジャクソンは1986年オフ、12年ぶりのアスレチックス復帰を果たした。現地時間12月24日に古巣と契約したジャクソンは「これ以上、クリスマス・プレゼントは必要ないよ。僕にはこれで十分だ」と大喜び。現役ラストイヤーとなった1987年、ジャクソンは115試合に出場して打率.220、15本塁打、43打点、OPS.699をマークし、21年間の現役生活に別れを告げた。

     続いては「世界の盗塁王」リッキー・ヘンダーソン。1995年オフにアスレチックスからフリーエージェントとなったヘンダーソンは、現地時間12月29日に2年400万ドルでパドレスと契約した。このときすでに37歳だったヘンダーソンは1996年、打率.241と不本意なシーズンを過ごし、翌1997年途中にエンゼルスへトレード。1998年に古巣・アスレチックスへ復帰してリーグ最多の66盗塁を記録すると、1999年にはメッツで40歳ながら打率.315、12本塁打、37盗塁、OPS.889の好成績をマークし、最終的には通算1406盗塁まで数字を伸ばした。

     2001年のワールドシリーズで劇的な一打を放ったルイス・ゴンザレスも年末に移籍した選手の一人だ。ダイヤモンドバックスは現地時間1998年12月28日にカリム・ガルシアとのトレードでタイガースからゴンザレスを獲得。それまでも好打の外野手として活躍していたゴンザレスだが、ダイヤモンドバックス移籍後はワンランク上の強打者へと成長。2001年には打率.325、57本塁打、142打点、OPS1.117という驚異的な打棒を発揮し、ワールドシリーズ第7戦ではバットを折りながらもマリアーノ・リベラ(ヤンキース)からサヨナラ打を放ってチームをワールドシリーズ制覇へと導いた。

     現役選手からはダニエル・マーフィー(ナショナルズ)をピックアップ。2015年のポストシーズンで驚異的な活躍を見せたマーフィーは同年オフにフリーエージェントとなり、現地時間12月24日に3年3750万ドルでナショナルズと契約した。2016年は打率.347、25本塁打、104打点、OPS.985、今季も打率.322、23本塁打、93打点、OPS.928と好成績をマークし、打率は2年連続でリーグ2位。ナショナルズにとって大バーゲンの契約となったことは間違いない。契約最終年となる来季もここ2シーズンと同様の活躍が期待される。

  • コローンにメッツ復帰の可能性

    2017.12.24 23:35 Sunday

     オフシーズンの注目といえば選手の去就だ。FAとなっている選手が来季はどこのユニフォームを着るのか、活躍できるのか今後の行方が気になるところだ。現役最年長投手の45歳、バートロ・コローンも移籍を模索している。

     コローンは今季、ブレーブスの一員として開幕を迎えるも6月までに2勝8敗と成績が振るわず7月に戦力外となった。その後はツインズとマイナー契約を結ぶと日本時間7月19日のヤンキース戦でメジャーに復帰する。8月には調子を取り戻し4勝を挙げた。最終的には28試合に登板し7勝14敗 防御率6.48の成績を残した。シーズン終了後はFAとなっているが、本人は現役続行を明言している。

     「ニューヨークポスト」のマイク・プーマ記者はコローンがメッツ復帰を検討していると自身のツイッターで明かした。彼は2014年から3年間、同チームに所属し44勝34敗 防御率3.90の数字を残している。昨年は投手陣に故障者が相次ぐ中で2桁15勝を挙げて奮闘、打者としてもメジャー初本塁打を記録した。

     このままメッツに入団となり来季、メジャー復帰となればコローンにとって大きな記録が待っている。それはドミニカ共和国出身投手歴代最多勝利記録だ。これまでは通算243を記録したフアン・マリシャルが1位だ。現在240勝を挙げているコローンはあと3勝に迫っている。来年5月で46歳を迎えるが決して記録達成不可能な数字ではない。

     現役に意欲をみせているコローン。1年ぶりの古巣復帰なるか、その去就に注目が集まる。


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  • グレゴリウスの原点と自覚する自身の役割

    2017.12.23 23:40 Saturday

     選手の移籍情報が気になるこのオフシーズンでは選手達それぞれが故郷に帰ってトレーニングを行ったり休養したりと時間の使い方はさまざまだ。ディディ・グレゴリウス(ヤンキース)は今、キュラソー島でオフを過ごしている。

     今季のグレゴリウスは春先に右肩の故障で一時離脱したものの、復帰後はシーズン終了までメジャーでプレーし続けた。136試合に出場し、打率.287 25本塁打 87打点を記録しチームのプレーオフ進出に貢献した。特に25本塁打はデレク・ジーターが1999年に記録した24本の球団歴代遊撃手最多本塁打の記録を塗り替えた。長打力も付き、時には4番打者を務めるなどヤンキースに欠かせない選手となっている。

     グレゴリウスの出生地はオランダのアムステルダムだが、彼が5歳の時にキュラソー島に移住している。キュラソー島といえばアンドリュー・ジョーンズやアンドレルトン・シモンズ(エンゼルス)といった球界を代表する選手達を輩出した場所で近年のWBCでは彼らの活躍が目立つ。グレゴリウスも同様にオランダ代表の一員としてプレーしていた。特にシモンズとは高校時代に二遊間コンビ(二塁・グレゴリウス、遊撃・シモンズ)を組んでいたほどの仲だ。

     キュラソー島での生活を振り返り「ここは大きい島ではないからみんなよく走りまわっていたよ」と笑顔で語っていたグレゴリウス。故郷に帰ると必ず利用するという以前、母親がインストラクターを務めていたジムがあるという。その場所は10歳から通っていて「成長してから考えるとすべてがここから始まったんだ。だから今がある」と原点回帰をしていた。

     そしてこのオフは現地の野球教室に参加し後進育成に尽力するという。グレゴリウスは「自分が子供の時はマイナーリーガーが野球を教えてくれた。今度は自分がその教える立場にいる。恩返しがしたいんだよ」と自らの役割を自覚している。

     充実のオフを過ごしているグレゴリウスは果たして来季も好成績を残すことができるか、彼のバットに注目だ。


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  • フィリーズがハラデイの「34」を1年間空き番号に

    2017.12.22 18:40 Friday

     日本時間11月8日に飛行機事故でこの世を去ったロイ・ハラデイに敬意を表し、フィリーズは2018年シーズンでいずれの監督・コーチ・選手も背番号「34」を着用せず、空き番号とすることを決定した。他にもハラデイの追悼イベントが開催される可能性があるという。

     2010年にフィリーズに加入したハラデイは、2013年までの4シーズンしかフィリーズでプレイしていないものの、加入1年目の2010年にリーグ最多の21勝をマークしてサイ・ヤング賞を受賞し、レギュラーシーズンで完全試合、地区シリーズではノーヒッターを達成。翌2011年にも19勝をマークし、先発ローテーションの柱として見事な活躍を見せた。その後は球速の低下や故障によって急激に成績を落とし、2013年限りで現役を退いたが、今春にはメンタルスキル・コーチとしてチームに帯同。若手選手の指導にあたり、主にメンタル面でチームに好影響を及ぼしていた。

     今季フィリーズで「34」を背負っていたのは若手捕手のアンドリュー・ナップ。しかしナップは最近、カリフォルニア大学バークレー校時代に背負っていた「15」に背番号を変更している。今春、ナップが開幕ロースター入りを決め、球団から背番号「34」を提案された際にはハラデイの背番号を背負うことに遠慮する気持ちもあったという。フィリーズはハラデイの死後、背番号「34」の扱いを球団内部で話し合い、ナップの考えを聞くためにナップに電話をした。一方のナップもハラデイに敬意を表して背番号を変更したい旨を球団へ連絡するつもりだった。こうしてナップの背番号変更が決定し、「34」は空き番号となった。なお、少なくとも1年間は空き番号となるものの、その後の扱いについては今のところ未定だという。

     また、フィリーズは新加入のカルロス・サンタナがインディアンス時代と同じ「41」を着用すること、半年ぶりに復帰したパット・ニーシェックがメジャーリーグ史上初めて「93」を着用することを併せて発表している。


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  • ロイヤルズ ホズマーとの再契約が最優先か

    2017.12.22 17:42 Friday

     主力選手の多くが同時にフリーエージェントとなり、ロースターの再編を強いられているロイヤルズ。ESPNのジェリー・クラスニックによると、ロイヤルズはエリック・ホズマー、マイク・ムスターカス、ロレンゾ・ケインとの再契約を模索しており、なかでもホズマーとの再契約を最優先に考えているようだ。

     ロイヤルズがホズマーとの再契約を急ぐのには理由がある。カルロス・サンタナがフィリーズと契約したのを皮切りに、ミッチ・モアランドがレッドソックス、ヨンダー・アロンゾがインディアンスと契約するなど、フリーエージェントの一塁手市場が大きく動き始めているからだ。ホズマーとの再契約に失敗した場合の「プランB」の選択肢が少しずつ減少しているという状況。現時点ではルーカス・デューダやローガン・モリソンといった面々が「プランB」の有力候補だろう。

     ホズマー争奪戦はレッドソックスがモアランドと再契約して撤退したことによりロイヤルズとパドレスの一騎打ちの様相を呈している。特にパドレスは積極的に動いており、USAトゥデイのボブ・ナイチンゲールはホズマーの契約先として「パドレスが紛れもなく最有力候補である」と伝えている。シーズン30本塁打を期待できるような長距離砲ではないものの、攻守ともにハイレベルな実力を兼ね備えており、今季はシルバースラッガー賞とゴールドグラブ賞をダブル受賞。直近3シーズンでメジャー最多タイの478試合に出場するなどタフさも持ち合わせており、リーダーシップやメイクアップに対する評価も高い。パドレスは再建の柱としての役割をホズマーに期待しているに違いない。

     ロイヤルズとしては2014年のリーグ優勝、2015年のワールドシリーズ制覇に大きく貢献したホズマーら主力選手がごっそり流出してしまうと再び低迷期に突入しかねないだけに、チームリーダーであるホズマーだけでも引き留めておきたいところ。球団ナンバーワン有望株のニック・プラットは一塁手だが、まだメジャー昇格までには時間が掛かる見込みであり、ホズマーと長期契約を結んでもチームの将来設計の妨げになることはない。むしろホズマーを引き留めることがチームの将来にも好影響を及ぼすはずだ。一塁手市場が動き出している今、ロイヤルズに残された時間はそれほど多くない。


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  • レッドソックス ラミレスの放出に動く可能性も

    2017.12.22 16:41 Friday

     今季の正一塁手であるミッチ・モアランドと再契約を結んだレッドソックスはレギュラー9名の顔ぶれが固まった。しかし、レッドソックスはさらなる強打者の補強を模索しており、フリーエージェントの強打者を獲得する場合にはいずれかのポジションを空ける必要がある。そうしたなかで、ハンリー・ラミレスを放出する可能性が浮上しているようだ。

     現時点でのレッドソックスの来季予想布陣は正捕手にクリスチャン・バスケスを据え、内野は一塁がモアランド、二塁がダスティン・ペドロイア(開幕から2ヶ月を欠場予定)、三塁がラファエル・ディバース、遊撃がザンダー・ボガーツ、外野は左からアンドリュー・ベニンテンディ、ジャッキー・ブラッドリーJr.、ムーキー・ベッツ、そして指名打者にラミレスという顔ぶれ。モアランドとの再契約により今季のレギュラーがそのまま維持される形となった。

     しかし、今季リーグ最少の168本塁打に終わったレッドソックスは打線の強化を目指しており、フリーエージェントのJ.D.マルティネスらが獲得候補に挙げられている。マルティネスを獲得するのであれば外野または指名打者の枠を空ける必要があるが、MLBネットワークのジョン・ヘイマンらによると、レッドソックスはラミレスへの関心の度合いを測っているようだ。今季のラミレスは打率.242、23本塁打、62打点、OPS.750を記録。昨季は打率.286、30本塁打、111打点、OPS.866の好成績をマークしたが、今季は高額年俸に見合わない不本意な成績に終わってしまった。かつては遊撃手として活躍したラミレスだが、現在は一塁手兼指名打者。ポジションが限られるうえに、来季年俸は2275万ドルとなっており、トレードを成立させるのは容易ではない。

     ラミレスに対してどれくらいの需要があるのかは定かではないが、少なくともレッドソックスが強打者の獲得に成功した際に放出が検討される対象の一人であることは間違いない。デーブ・ドンブロウスキー野球部門社長が放出を否定するブラッドリーJr.を放出する方が現実的かもしれないが、まずは念願の強打者を獲得することが先決だ。レッドソックス・ファンのもとに強打者獲得という「クリスマス・プレゼント」は届くのだろうか。


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  • オリックスからFAの平野がDバックスと2年契約へ

    2017.12.22 15:40 Friday

     アリゾナ・リパブリックのニック・ピエコロによると、ダイヤモンドバックスは海外FA権を行使してオリックスからフリーエージェントとなっていた平野佳寿と2年600万ドルで契約合意に至ったようだ。メジャーへスムーズに適応できればクローザーの座を手中に収める可能性もありそうだ。

     現在33歳の平野は2005年秋の大学生・社会人ドラフト希望枠でオリックスに入団。1年目にいきなり10完投&4完封をマークするなど3年目までは先発で起用されたが、プロ4年目となった2010年にリリーフへ配置転換された。3年間セットアッパーを務めたあとクローザーに昇格し、オリックスでの11年間で549試合に登板して48勝69敗156セーブ139ホールド、防御率3.10を記録。今季は58試合に登板し、3勝7敗29セーブ8ホールド、防御率2.67をマークした。

     近年、奪三振率は低下傾向だが、フォークボールを武器にゴロを打たせるピッチングを展開するようになっており、打球が飛びやすいチェイス・フィールドを本拠地とするダイヤモンドバックスに適した投手と言えるかもしれない。野茂英雄や佐々木主浩を筆頭に、フォークボールを武器とする日本人投手はメジャーの舞台で好投してきた歴史があり、平野の活躍にも期待したいところだ。

     ダイヤモンドバックスはクローザーのフェルナンド・ロドニーがフリーエージェントとなってツインズと契約し、絶対的なクローザーが不在の状況。今季リリーフに転向してブレイクを果たしたアーチー・ブラッドリーや2015年にア・リーグのセーブ王(41セーブ)に輝いたブラッド・ボックスバーガーらがクローザー候補となっているが、ブラッドリーは先発復帰を希望しており、ボックスバーガーは直近2シーズンで57試合にしか登板していないなど不安材料も多い。フォークボールを主体としたピッチングでメジャーリーガーを翻弄し、首脳陣に実力をアピールすることができれば、平野にクローザーの座が巡ってくる可能性も十分にある。地区王者・ドジャースのほか、強力打線が魅力のロッキーズ、覇権奪回を目指すジャイアンツと強豪チーム揃いのナ・リーグ西部地区でどこまでやれるか注目だ。


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  • ヤンキース パイレーツ・コールの獲得交渉が本格化か

    2017.12.22 14:47 Friday

     ヤンキースがCCサバシアと再契約を結んだことによりスローダウンしていたゲリット・コール(パイレーツ)のトレード交渉だが、両球団間の交渉が再び本格化する気配を見せている。ヤンキースはサバシア獲得後も、複数年保有可能な先発投手の獲得を目指しているようだ。

     現地の報道によると、トレード成立が目前に迫っているわけではないものの、ヤンキースとパイレーツの間でコールを巡るトレード交渉が再び本格化しつつあるという。コールは2008年のドラフトでヤンキースから全体28位指名を受けながらも大学進学を選択して入団を拒否しており、仮にトレードが実現すればヤンキースにとっては10年越しのコール獲得となる(コールは2011年のドラフトでパイレーツから全体1位指名を受けてプロ入り)。

     コールがフリーエージェントとなるのは早くても2019年オフであり、少なくともあと2年保有することができる。2015年は19勝8敗、防御率2.60の好成績でサイ・ヤング賞の投票で4位にランクインしたが、昨季は21先発で7勝10敗、防御率3.88、今季は33先発で12勝12敗、防御率4.26とやや物足りないパフォーマンス。とはいえ、エース級のポテンシャルはやはり大きな魅力である。

     パイレーツはコールとのトレードで球界トップクラスの有望株であるグレイバー・トーレスの獲得を望んでいるという。しかし、ヤンキースには二塁や三塁の定位置を争うところまで来ているトーレスを放出する意思はなく、若手外野手のクリント・フレイジャーが交換要員の中心となるとの見方が一般的だ。ミゲル・アンドゥハーらその他の有望株もパッケージに含まれることになるだろう。

     パイレーツのニール・ハンティントンGMは今オフ、「売り手」に回るか「買い手」に回るかを決めかねている。もしパイレーツが売り手に回ることを決断すれば、コールのほかアンドリュー・マカッチェンらも放出候補となるだろう。「我々の目標はコンスタントに、そして頻繁にポストシーズンへ進出するチームを作ることだ」と語るハンティントンは最終的にどのような決断を下すのだろうか。


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  • 余剰戦力・エルズベリーはジャイアンツにフィットする?

    2017.12.22 12:40 Friday

     エバン・ロンゴリアを獲得し、三塁手の補強を終えたジャイアンツ。このトレードで正中堅手のディナード・スパンをレイズへ放出しており、次は外野手の補強が必要となっている。新たな正中堅手候補としてヤンキースでポジションを失ったジャコビー・エルズベリーの名前が浮上しているようだ。

     今オフのジャイアンツはスパンを放出する前から外野のアップグレードを目指していた。守備力に衰えがみられるスパンをレフトへ回し、正右翼手として活躍してきたハンター・ペンスを準レギュラーに位置付け、センターとライトに新戦力を加えて攻守両面での戦力アップを目指すというのが当初の構想。フリーエージェント市場ではロレンゾ・ケインやジェイ・ブルース、J.D.マルティネス、トレード市場ではクリスチャン・イェリッチ(マーリンズ)やアンドリュー・マカッチェン(パイレーツ)が獲得候補となっている。

     しかし、ここにきてジャイアンツがエルズベリーの獲得に動く可能性が出てきた。今季のエルズベリーは準レギュラー扱いになり、112試合で打率.264、7本塁打、22盗塁、OPS.750という成績。OPS.750はヤンキース加入後最高の数字だったが、来季はアーロン・ヒックスが正中堅手として起用される見込みであり、完全にポジションを失っている状況だ。ただし、エルズベリーは3年6300万ドルの契約を残しており、全球団に対するトレード拒否権を有している点もトレード成立へのハードルとなる。

     そんななか、MLBネットワークのジョン・ヘイマンはジャイアンツへの移籍であればエルズベリーがトレード拒否権を破棄する可能性があると主張する。エルズベリーはサンフランシスコのあるカリフォルニア州に隣接するオレゴン州の出身であり、エルズベリーが自宅を構えるアリゾナ州スコッツデールはジャイアンツのスプリング・トレーニング開催地だ。また、ヘイマンはエルズベリーが特定の数球団に対してトレード拒否権を破棄することを考慮する可能性があることを併せて伝えている。

     ヤンキースで余剰戦力となり、控え外野手に格下げされたエルズベリーはジャイアンツのリードオフマンを務めることになるのか。現時点で具体的なトレード交渉が行われているわけではないが、今後の動向に注目したい。


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  • カージナルスの三塁手補強はどうなる?

    2017.12.22 12:06 Friday

     エバン・ロンゴリアのトレードが成立し、マニー・マチャド残留の可能性が高まるなか、カージナルスは引き続き三塁手のグレードアップを目指している。三塁手市場は徐々に縮小し始めているが、カージナルスはいったい誰を獲得するのだろうか。

     日本時間12月21日にロンゴリアのジャイアンツへのトレードが成立し、カージナルスのターゲットがひとつ消えた。また、オリオールズは「より良いオファーがなければマチャドを放出しない」と現時点で届いているオファーに満足していないことを明言しており、放出の可能性は低くなっている。カージナルスのターゲットはジョシュ・ドナルドソン(ブルージェイズ)に絞られたというわけだ。

     2015年にア・リーグMVPを受賞し、直近3シーズンで111本塁打、OPS.946をマークしているドナルドソンはメジャー最高の三塁手の一人である。来季終了後にフリーエージェントとなるが、今のところブルージェイズがドナルドソンの放出を検討している様子はない。むしろ、ドナルドソンはトロントを気に入っており、ブルージェイズとの契約延長に応じる可能性もある。ブルージェイズはドナルドソンを放出する場合、先発投手、三塁手、若手有望株を含むパッケージを欲していると報じられているが、カージナルスにはその要求に応じるだけの選手層がある。ブルージェイズがドナルドソン放出に前向きでないという点が唯一にして最大のハードルとなるだろう。

     その他の獲得候補としてはフリーエージェント市場のトッド・フレイジャーとマイク・ムスターカスが挙げられる。フレイジャーは直近3シーズンで平均34本塁打を放ち、OPS.783をマーク。三塁守備も安定している。一方のムスターカスは今季自己ベストのシーズンを過ごし、38本塁打&OPS.835をマーク。29歳という若さも魅力である。

     フリーエージェント市場にまだフレイジャーとムスターカスが残っているということもあり、カージナルスはブルージェイズへの説得をそれほど急いでいないのかもしれない。だとすれば、フレイジャーとムスターカスのいずれかが市場から消えれば、カージナルスもいよいよ本格的に動き始めることになるだろう。ドナルドソン獲得に成功するのか、フレイジャーまたはムスターカスに落ち着くのか、あるいは現有戦力で賄うのか。果たして来季のカージナルスのホットコーナーには誰が立っているのだろうか。


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      12月15日 カージナルスがピスコッティ放出を正式発表 若手2選手を獲得

      12月14日 カージナルスが有望株4人を放出し強打のオズーナを獲得!

      12月13日 オズーナ争奪戦 フロントランナーはカージナルス

      12月11日 モリーナがプエルトリコでチャリティ・イベントを開催

      12月11日 カージナルスがベテラン右腕・グレガーソンと2年契約

      12月6日 セ・リーグ奪三振王のマイコラスがカージナルスと2年契約

      12月5日 スタントンの決断を待つカージナルス 念願の主砲獲得なるか

      12月4日 カージナルスがロンゴリア獲得に興味か

      12月1日 成長を遂げたトゥイバイララ 来季はブルペンのキーマンか


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  • ブリュワーズが実績十分の右腕2人と正式契約

    2017.12.22 11:31 Friday

     エース格のジミー・ネルソンが右肩の手術を受けた影響で来季開幕から数ヶ月を欠場することが確定しており、今オフは先発投手探しを続けていたブリュワーズ。日本時間12月22日にヨーリス・チャシーン、ヨバニ・ガヤードの2投手と契約を結んだことが正式に発表された。

     ブリュワーズは今オフの最優先課題となっていた先発投手の補強を、今季13勝&通算59勝のチャシーンと今季5勝&通算113勝のガヤードを獲得することで一気に完了した。MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、チャシーンの契約は2年1550万ドル。一方のガヤードは基本給が200万ドルの1年契約で、投球イニング数や登板試合数に応じて最大200万ドルのインセンティブが設定されているようだ。

     「この2投手の獲得により、我々は前進したと感じているよ」と補強の手応えを口にしたのはデービッド・スターンズGM。「(2投手の獲得により)ピッチング・スタッフの顔ぶれをある程度固めることができたと思う。(開幕までの)数ヶ月の間に(さらなる補強の)機会が訪れれば、それを無視するつもりはないけどね」と状況によってはさらなる補強に乗り出す可能性も示唆している。

     今季のチャシーンはパドレスのエースとして活躍し、32先発で13勝10敗、防御率3.89の好成績をマーク。「今季、ブリュワーズの試合やチームのケミストリーを見ていると、雰囲気は良かったし、試合にも勝つことができていた。その一員になりたいと思っていたんだ。僕のことを信頼してくれて本当に嬉しいよ。多くのイニングを投げて、質の高いピッチングをして、チームのために多くの試合に勝てるように頑張りたいね」と意欲を語った。

     一方のガヤードは契約条件が示すように、決して先発ローテーションの座を約束された存在ではない。しかし、「不振だったここ数年は自分のピッチングができなかった。でも、それについては心配していない。以前のピッチングを取り戻すつもりだよ」と全盛期を過ごした古巣での活躍を誓っていた。


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  • FA市場の動きに影響を与えるトレード市場の状況

    2017.12.22 11:05 Friday

     大谷翔平(エンゼルス)とジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)の動向が注目された今オフ。両者の争奪戦が決着し、フリーエージェント市場にも少しずつ動きが出始めてきた。しかし、大物FA選手の大半がまだ市場に残っている。これにはトレード市場の状況が大きく関係しているようだ。

     カルロス・サンタナ(フィリーズ)やザック・コザート(レッズ)のように、有力FA選手のなかにも契約先を決めた選手が現れつつあるものの、ダルビッシュ有、ジェイク・アリエタ、エリック・ホズマー、J.D.マルティネスら大物FA選手はまだ市場に残ったまま。昨日、レイズの看板選手であるエバン・ロンゴリアがジャイアンツへトレードされたばかりだが、トレード市場に有力選手が多いことがフリーエージェント市場の動きを遅らせる要因となっている。

     たとえば、ロンゴリアを放出したばかりのレイズはアレックス・コロメイ、ジェイク・オドリッジ、クリス・アーチャーらにもトレードの噂が絶えない。エリック・ネアンダーGMは「これ(=ロンゴリア放出)は間違いなく今オフの我々の最も大きなトランザクションだが、冬はまだまだ長い」と今後も大きな動きがあることを示唆している。

     フリーエージェント市場では選手が希望する契約条件を用意できれば、高確率でその選手を獲得することができる。一方、トレード市場では有望株の放出という痛みは伴うものの、フリーエージェント市場の有力選手よりもお買い得な選手を獲得可能だ。各球団はフリーエージェント市場に残っている選手とトレード市場で獲得可能な選手を天秤にかけながら戦力補強を進めているため、トレード市場に人材が豊富な今オフはどうしてもフリーエージェント市場の動きが遅くなってしまう。

     レイズがコロメイを放出する可能性があるため、ウェイド・デービスやグレッグ・ホランドの契約が決まらない。マニー・マチャド(オリオールズ)やジョシュ・ドナルドソン(ブルージェイズ)が放出される可能性があるため、マイク・ムスターカスの契約は後回しになる。ゲリット・コール(パイレーツ)やパトリック・コービン(ダイヤモンドバックス)がトレード市場にいるため、ダルビッシュやアリエタの契約もなかなか決まらないし、各球団がクリスチャン・イェリッチ(マーリンズ)の動向を見守っているおかげでロレンゾ・ケインやジェイ・ブルースにも大きな動きがない。

     しかし、選手側も球団側も、いつまでも様子を見ているというわけにはいかない。近いうちに両市場が大きく動き出すタイミングが必ず訪れるはずだ。来季の戦力図が見え始めるのは、両市場が動き出し、その動きが落ち着いてからということになりそうだ。

  • ジャイアンツとブルースは相思相愛?

    2017.12.21 16:31 Thursday

     日本時間12月21日にレイズからエバン・ロンゴリアを獲得するトレードを成立させたジャイアンツはさらなる打線強化を目指している。ジャイアンツが獲得候補に挙げているスラッガーの一人が、今季メッツとインディアンスで自己最多の36本塁打を放ったジェイ・ブルースである。

     ESPNの報道によると、ジャイアンツはブルース獲得に興味を持ち続けているものの、3年を超える長期契約をオファーするつもりはないという。ブルースはメジャーでの10シーズンで30本塁打以上を5度、20本塁打以上を9度記録し、通算277本塁打をマーク。直近2シーズンで69本塁打を放っている長打力はジャイアンツにとって大きな魅力だ。しかし、その一方で通算打率.249、通算出塁率.319という数字には不安が残る。近年は低出塁率のスラッガーに厳しいオフが続いており、今オフもその傾向に変化はない。ブルースとしては3年契約のオファーがあるのであれば、すぐにオファーを受け入れてしまうのが得策なのかもしれない。

     ジャイアンツがブルース獲得に興味を示している一方で、ブルースもジャイアンツとの契約を希望しているようだ。ブルースの代理人を務めるマット・ソスニックはKNBRラジオで「もしジェイ(・ブルース)がサンフランシスコと契約すれば、彼は興奮するだろうね」とコメント。さらに、ブルースが希望する移籍先がジャイアンツとアストロズのいずれかであることを明らかにした。アストロズには戦力的にも資金的にもブルースを迎え入れる枠はなく、ジャイアンツとブルースは相思相愛の関係となっているのである。

     今季のブルースは8月上旬にライダー・ライアンとのトレードでメッツからインディアンスへ移籍し、ア・リーグ新記録となる22連勝に貢献。移籍前後を合わせて146試合に出場し、打率.254、36本塁打、101打点、OPS.832をマークした。今季のジャイアンツは両リーグ最少の128本塁打に終わり、2015年のブランドン・クロフォード(21本塁打)を最後にシーズン20本塁打達成者が現れていないという状況。低打率&低出塁率という弱点はあるものの、ブルースがジャイアンツのニーズにフィットする存在であることは間違いない。


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  • ジャイアンツが控え捕手・ハンドリーと再契約

    2017.12.21 15:40 Thursday

     日本時間12月20日、ジャイアンツは控え捕手のニック・ハンドリーと1年契約で再契約を結んだことを発表した。今季のハンドリーはバスター・ポージーの控え捕手として自己3番目の多さとなる101試合に出場。低迷するチームのなかで盛り上げ役を担うなど、グラウンド外での奮闘も光った。

     101試合に出場し、打率.244、9本塁打、35打点、OPS.691をマークしたハンドリーのもとには数球団からのオファーが届いていたという。しかし、ハンドリーの第一希望はあくまでもジャイアンツ残留だった。「最終的にノーと言えないものがある。僕にとってそれはサンフランシスコ(・ジャイアンツ)でプレイする機会なんだ。勝利を目指しているチームというのは一握りしかいないけど、サンフランシスコはそのうちの一つだからね」

     地区最下位に終わったジャイアンツを「勝利を目指しているチーム」と表現するのはやや皮肉な気もするが、ハンドリーは屈辱を味わった今季から巻き返し、来季再びポストシーズン争いをすることは不可能でないと考えている。「僕たちには証明しなければならないことがたくさんある。地区最下位から地区優勝を目指すというのは大きなチャレンジだ。でも、可能性はあると思うよ」

     ポージーというメジャー屈指の好捕手がいながら、ハンドリーは今季65試合で先発マスクを被った。もちろん、ポージーの捕手としての出場機会をある程度制限する目的があることは確かだが、この数字は首脳陣からの信頼の表れと言っても過言ではないだろう。先発マスクに限らなければ捕手としての出場は82試合。ハンドリーは実に過半数の試合でマスクを被っているのである。正捕手が故障で離脱したケースを除けば、控え捕手がこれほど多くの試合でマスクを被るのは珍しい。信頼できる控え捕手をジャイアンツが引き止めるのは当然の成り行きと言えるだろう。

     レイズからエバン・ロンゴリアを獲得し、さらなる打線強化を見据えるジャイアンツ。ハンドリーが言うように、地区最下位からの逆襲は決して不可能ではないのかもしれない。


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  • ドジャースがコーラーと正式契約 リリーフ起用が濃厚

    2017.12.21 14:42 Thursday

     日本時間12月21日、ドジャースはブルージェイズからノンテンダーFAとなっていた右腕、トム・コーラーと1年契約を結んだことを正式に発表した。今季、先発では防御率7点台に終わったコーラーだが、リリーフでは好投。新天地でもブルペンの一角として期待されている。

     今季のドジャースではマイナー契約で獲得したブランドン・モローが期待以上のパフォーマンスを見せ、セットアッパーに定着。ポストシーズンではチームの15試合のうち14試合に登板するなど、大車輪の働きを見せた。そのモローは今季終了後にフリーエージェントとなり、2年2100万ドルでカブスと契約。シーズン途中に獲得したトニー・ワトソンもフリーエージェントとなっており、ドジャースはブルペンの補強を必要としていた。そこで白羽の矢が立ったのがコーラーだった。

     2014年からの3シーズンで30勝をマークしたコーラーだったが、今季は開幕から絶不調。マーリンズでの12先発で1勝5敗、防御率7.92に終わり、4年ぶりのマイナー降格を経験した。8月中旬にはオスマン・グティエレスとのトレードでマーリンズからブルージェイズへ移籍。移籍後初登板こそ先発で5回1失点の好投を見せたが、その後はリリーフに転向し、14度のリリーフ登板で防御率3.00をマークした。13先発での防御率が7.42であることを考えると、その差は歴然である。

     ドジャースのファーハン・ザイディGMは「各球団はロースター枠を最大限に有効活用しようとしているので、複数イニングを投げることのできるリリーバーを用意するのは一般的になっていくと思う」と語り、コーラーのような先発経験者を複数イニング担当のリリーバーとして起用する意義を強調。さらに、先発投手がリリーフに回ることでペース配分を考慮する必要がなくなるメリットにも触れ、「役割を変えることで成功する選手がいることは過去にも証明されている。(役割の変更が上手くいけば)選手に第二のキャリアを提供できるんだ」とコーラーのリリーバーとしての活躍に期待を寄せた。ひょっとすると、コーラーがモローの穴を埋めるような働きを見せてくれるかもしれない。


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  • インディアンスが正一塁手確保 アロンゾと2年契約で合意

    2017.12.21 12:39 Thursday

     今季まで正一塁手として活躍したカルロス・サンタナの引き留めに失敗(フィリーズと3年契約)したインディアンスだが、新たな正一塁手確保に向けて迅速な動きを見せた。MLBネットワークのケン・ローゼンタールによると、インディアンスはヨンダー・アロンゾと2年1600万ドルで契約合意に至ったようだ。

     巧打好守の一塁手としてパドレス、アスレチックスなどで活躍してきたアロンゾだが、今季はフライを打つことに重点を置いたメカニクスを取り入れたことが功を奏し、本塁打が急増。これまではパドレス時代の2012年に放った9本塁打が自己最多だったが、5月だけで10本塁打を放つ予想外の打棒を発揮し、最終的には自己最多の3倍以上となる28本塁打をマークした。アスレチックスで22本塁打、OPS.896をマークしてオールスター・ゲーム初選出を果たし、8月上旬にブーグ・パウエルとのトレードでマリナーズへ移籍。移籍後は6本塁打、OPS.793にとどまったが、シーズントータルでは28本塁打、OPS.866とキャリアハイの成績を残した。

     今季の好成績が1シーズン限りのものなのか、来季以降も持続可能なものなのかを現時点で判断するのは難しいが、もし来季以降も今季同様の成績を残せるようであれば、2年1600万ドルという契約はバーゲンになる可能性が高い。サンタナが3年6000万ドルでフィリーズと契約したことを考えても、アロンゾの契約は破格であると言えるだろう。また、ここ2シーズンは守備防御点がマイナスとなっているものの、安定した一塁守備には定評があり、打撃面以外での貢献が期待できる点も魅力である。

     アロンゾ獲得により今オフのインディアンスの野手補強はほぼ終了。長打力と選球眼を兼ね備えたサンタナの流出は痛手だが、ジェイソン・キプニスやマイケル・ブラントリーが故障なく実力を発揮すればその穴は十分にカバーできるはずだ。残る補強ポイントはブライアン・ショウ(ロッキーズ)やジョー・スミス(アストロズ)が流出したブルペン。8回のアンドリュー・ミラーと9回のコディ・アレンへとつなぐセットアッパーを一人確保しておきたいところだろう。


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  • ブリュワーズが今季13勝の右腕・チャシーンと2年契約

    2017.12.21 12:09 Thursday

     ブリュワーズが先発ローテーションにまた一人、実績のある右腕を加えることに成功した。MLBネットワークのケン・ローゼンタールによると、ブリュワーズはパドレスで今季13勝をマークしたヨーリス・チャシーンと契約合意。ESPNのジェリー・クラスニックは年平均800万ドル前後の2年契約になると報じている。

     エース格のジミー・ネルソンが右肩の手術を受けて来季の開幕に間に合わないことが確定しているブリュワーズは今オフ、先発投手の補強が最優先課題となっていた。先日、通算113勝の実績を誇るヨバニ・ガヤードと契約合意に至ったことが報じられたばかりだが、今季パドレスで4年ぶりの2ケタ勝利をマークするなど復活を遂げたチャシーンもブリュワーズの先発ローテーションに加わることになった。

     チャシーンはロッキーズ時代の2011年に11勝、2013年に自己最多の14勝をマーク。2015年3月にロッキーズを解雇されると、その後はインディアンス(メジャーでの登板なし)、ダイヤモンドバックス、ブレーブス、エンゼルスと4球団を転々とし、今季は1年契約でパドレスに加入した。パドレスでは自己最多の32試合に先発し、13勝10敗、防御率3.89と安定したパフォーマンス。速球の平均球速91.4マイルは2011年以来の高水準であり、球威を取り戻したことが復活につながった格好だ。

     チャシーンの加入により、ザック・デービーズ、チェイス・アンダーソン、チャシーン、ガヤード、ジュニア・ゲラ(ブレント・スーター、ブランドン・ウッドラフらも候補)と先発ローテーションに目処が付いたブリュワーズだが、チャシーンには不安材料もある。今季は投手有利と言われるパドレスの本拠地ペトコ・パークで9勝3敗、防御率1.79と好投した一方、アウェイでは4勝7敗、防御率6.53。打者有利と言われるミラー・パークが本拠地となり、今季と同様の成績を残せるかどうかは未知数だ。

     一時はジェイク・アリエタなどトップクラスの先発投手にも興味を示していたブリュワーズだが、先発投手の補強はガヤードとチャシーンで打ち止めと見られる。残る補強ポイントである二塁手とセットアッパーを見つけ、カブスとカージナルスに対抗する陣容を整えたいところである。


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  • ナショナルズがアダムスと1年契約 リンドの穴埋めを期待

    2017.12.21 11:36 Thursday

     MLB.comのマーク・フェインサンドによると、ブレーブスからノンテンダーFAとなっていたマット・アダムスがナショナルズと1年400万ドルで契約合意に達したようだ。今季代打兼控え一塁手として活躍したアダム・リンドの穴を埋める働きが期待されている。

     昨季までカージナルスで一塁のレギュラー格として起用されていたアダムスだが、今季はマット・カーペンターが一塁に固定されることになり、出場機会が大幅に減少。一時は出場機会を増やすために外野守備にも挑戦したが、それも上手くいかず、5月中旬にブレーブスへトレードされた。ブレーブスでは故障離脱中のフレディ・フリーマンの穴を埋める活躍を見せ、6月には打率.314、10本塁打、25打点、OPS1.034の好成績をマーク。シーズントータルでは131試合に出場して打率.274、20本塁打、65打点、OPS.841をマークし、シーズン20本塁打は自身初、OPS.841は自己ベストの数字だった。

     今季のナショナルズでは控え一塁手として加入したリンドが期待以上の活躍を見せ、116試合に出場して打率.303、14本塁打、59打点、OPS.875の好成績をマーク。代打での48打席では打率.356、4本塁打、13打点、OPS1.040という素晴らしい成績を残し、代打の切り札としても存在感を発揮した。リンドとアダムスはいずれも左打者で、左腕を苦手としているという点も共通しており、今季リンドが担った役割をそのままアダムスが引き継ぐことになりそうだ。

     ブランドン・キンツラーと再契約を結んでブルペンのクオリティを維持し、アダムス獲得でベンチのグレードアップにも成功。今オフのナショナルズは今のところ、順調に補強を進めている。次に補強すべきポイントは若手2投手(エリック・フェッディとA.J.コール)が候補となっている先発5番手とまだ物足りなさの残る控え野手だろうか。球団史上初のワールドシリーズ進出、そしてワールドシリーズ制覇に向けて、ナショナルズの補強はまだもうしばらく続きそうだ。


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  • ブリットンがアキレス腱断裂 少なくとも4ヶ月離脱へ

    2017.12.21 10:58 Thursday

     日本時間12月21日、オリオールズを衝撃のニュースが襲った。クローザーのザック・ブリットンがトレーニング中に右アキレス腱を断裂。日本時間12月22日に手術を受ける予定で、回復には少なくとも4ヶ月掛かる見込みであり、来季の開幕に間に合わないことはほぼ確実となった。

     「おそらく僕が今までに経験したことのなかで、最もフラストレーションが溜まる出来事だよ」とブリットンは今回の故障についてコメントした。「今季もフラストレーションの溜まるシーズンだったけど、(その故障は)小さなものだった。でも、今回も長期間にわたって影響を与えるような故障ではない。できるだけ早く手術を受けてリハビリをして、以前のピッチングを取り戻したいね。キャリアを脅かすような故障ではないからね」と前向きなコメントを残したブリットンだが、今回の故障はオリオールズにとって二重の意味で痛手となる。

     故障により不本意なシーズンを送ったとはいえ、メジャー屈指の実力を誇る絶対的クローザーの離脱がチームにとって痛手でないわけがない。ダン・デュケット野球部門副社長は「幸運なことに、我々のブルペンには試合終盤を任せられる投手が何人もいる」と語っており、ブラッド・ブラックやマイケル・ギブンズが試合終盤を担うことになる見込みだが、ブリットンの穴を埋めるリリーフ左腕の補強は必須だろう。また、トレードの噂が浮上していたブリットンを今オフ中に放出することは事実上不可能となった。来季終了後にフリーエージェントとなるブリットンだが、仮にオリオールズが真剣にブリットンのトレードを検討していたとすれば、チームの未来予想図に狂いが生じかねない。

     「キャッチボールをしたあと、いつも通りのランニングをしていただけなんだ。誰かが足をパンチしたような感覚だった。倒れ込んだよ。おそらく僕が今までに経験した中で最も痛かったね」と当時の様子を振り返ったブリットン。絶対的クローザーを失うという予想外のトラブルに見舞われたオリオールズは、マニー・マチャド放出への動きを加速させるかもしれない。


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