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  • パドレスがダルビッシュ獲得に向けてカブスとトレード交渉か

    2020.12.28 11:30 Monday

     地元紙「サンディエゴ・ユニオン・トリビューン」によると、パドレスはダルビッシュ有のトレードについてカブスとの話し合いを行っているようだ。トミー・ジョン手術を受けたマイク・クレビンジャーの穴埋めを必要としているパドレスは、有原航平(レンジャーズと2年契約)の獲得に失敗。菅野智之(巨人)の獲得にも乗り出しているようだが、有原に続いて菅野も獲得できなかった場合、ダルビッシュ獲得への動きが本格化する可能性がある。

     現在のパドレスで先発ローテーション入りが確実と言えるのは、今季サイ・ヤング賞投票で4位にランクインしたディネルソン・ラメット、今季ダルビッシュに次いでリーグ2位タイの7勝を挙げたザック・デービース、今季は不振だったもののエース候補として期待されるクリス・パダックの3人だけ。エイドリアン・モレホン、ジョーイ・ルケーシー、ルイス・パティーニョのほか、超有望株のマッケンジー・ゴアも控えているが、「打倒・ドジャース」を実現させるためにはクレビンジャーの代役を獲得したいところだ。

     カブスは年俸総額の削減を進めたい一方で、トレード候補となる選手が今季軒並み不振で成績を落としたため、高く売れる選手がダルビッシュ(とカイル・ヘンドリックス)くらいしかいないという事情がある。年俸総額の削減が最優先である以上、トレードの対価については多少の妥協も必要であり、プロスペクト(若手有望株)が充実しているパドレスはゴアやCJ・エイブラムスといったトップ・プロスペクトを放出せずともトレードを成立させることが可能であると見られている。

     すでに最低限の頭数は揃っており、来季途中にはゴアのメジャー昇格も控えているため、必要以上の対価を支払ってまで無理にダルビッシュ獲得に動く必要はない。菅野を含め、フリーエージェント市場にも先発2~3番手クラスの投手は多く残っている。よって、パドレスはカブスとのトレード交渉を有利な立場で進められるのではないだろうか。

  • 菅野争奪戦にパドレス、Rソックスなど少なくとも5球団

    2020.12.28 11:00 Monday

     菅野智之(巨人)のメジャー球団との交渉期限が日本時間1月8日午前7時に迫っているが、メジャーリーグ公式サイトのジョン・ポール・モロシによると、少なくとも5球団が争奪戦に加わっているようだ。モロシが挙げた5球団はブルージェイズ、パドレス、ジャイアンツ、メッツ、レッドソックス。このうちパドレスとレッドソックスは、レンジャーズへの入団が決定した有原航平の争奪戦において「ファイナリストの3球団」に含まれていることが報じられていた。

     パドレスは今季途中に獲得したマイク・クレビンジャーがトミー・ジョン手術を受けて来季を全休することが確実となっており、計算できる先発投手の補強が急務となっている。トレードでダルビッシュ有(カブス)の獲得に乗り出す可能性も取り沙汰されているが、地元紙「サンディエゴ・ユニオン・トリビューン」は、有原獲得に失敗したパドレスが菅野獲得への動きをさらに本格化させる可能性があることを指摘している。

     また、レッドソックスは今季崩壊した投手陣の立て直しが急務。トミー・ジョン手術からのリハビリを進めているクリス・セールは来季の開幕に間に合わない可能性が高く、心筋炎により今季を全休したエドゥアルド・ロドリゲスのコンディションがどこまで回復するかも未知数。フルシーズンの活躍を期待できる先発投手は皆無に等しく、日本球界を代表する先発投手として活躍してきた菅野は是が非でも獲得したい存在だろう。

     さらに、潤沢な資金力を持つメッツも争奪戦に加わっている。トレバー・バウアーを獲得するチームの本命に挙げる声もあるが、「バウアー1人ではなく先発2~3番手クラスの投手を複数獲得するのでは」との予想もある。メッツはバウアーよりもジョージ・スプリンガーを欲しがっていると見られており、もし菅野を獲得した場合は「バウアー争奪戦からの撤退」を意味することになるだろう。

     交渉期限まで残りおよそ10日。市場の動向から目の離せない日々が続きそうだ。

  • ニークロに関する「11個の驚くべき事実」 MLB公式サイトが紹介

    2020.12.28 10:30 Monday

     殿堂入りのナックルボーラー、フィル・ニークロががんとの闘いの末、81歳でこの世を去った。ブレーブス、ヤンキース、インディアンス、ブルージェイズで合計24シーズンにわたって活躍し、通算318勝、最多勝2回、最優秀防御率1回、最多奪三振1回、オールスター・ゲーム選出5回、ゴールドグラブ賞5回など輝かしい実績を残し、1997年にアメリカ野球殿堂入りを果たしたニークロ。そのキャリアの「11個の驚くべき事実」をメジャーリーグ公式サイトのサラ・ラングスが紹介している。

    【1】40歳以降の1977投球回は歴代最多(次点はジャック・クインの1566投球回)。また、40歳以降の121勝も歴代最多(次点はジェイミー・モイヤーの105勝。100勝以上は2人だけ)。

    【2】通算5404投球回はサイ・ヤング、パッド・ガルビン、ウォルター・ジョンソンに次ぐ歴代4位。1900年以降の近代野球でデビューした投手ではジョンソンに次ぐ2位。1920年以降のライブボール時代にデビューした投手では1位。

    【3】イニングを稼いだだけでなく、投球内容もハイレベル。24年間で通算防御率3.35をマークし、投手としての通算WAR(Baseball-Reference版)は97.0で歴代11位にランクイン。

    【4】シーズン300投球回を4度記録(1974年、1977~79年)。シーズン300投球回は1980年のスティーブ・カールトンを最後に現れていない。2年連続で300投球回を記録したのはニークロが最後。

    【5】投球回数の多さは完投の多さによるもの。通算245完投のうち、38~40歳の3シーズン(1977~79年)で65完投を記録。3年連続20完投以上はニークロが最後。

    【6】40歳以降に104完投を記録。これはヤング(178完投)とウォーレン・スパーン(114完投)に次ぐ歴代3位。

    【7】通算3342奪三振は歴代11位。通算3000奪三振を達成しているのは歴代18人だけ。また、300勝&3000奪三振は歴代10人だけ。

    【8】1979年はリーグ最多タイの21勝とメジャー最多の20敗を記録。1900年以降の近代野球でリーグ最多勝&最多敗戦は後にも先にもニークロだけ。また、この年のブレーブスは地区最下位だったが、最下位チームでの20勝は歴代9人だけ。シーズン40先発以上はこの年のニークロが最後。

    【9】1973年8月5日のパドレス戦でノーヒッターを達成。また、1985年のレギュラーシーズン最終戦で完封し、通算300勝を達成したが、「ナックルボールなしでも勝てることを証明する」ために最後の1球までナックルボールを投げなかった。

    【10】弟のジョーは通算221勝を記録。兄弟合計の539勝はメジャー記録。

    【11】ブレーブスで記録した通算740登板は球団記録。2912奪三振はジョン・スモルツに次ぐ球団2位。268勝はスパーンとキッド・ニコルズに次ぐ球団3位。

  • 通算318勝のニークロが死去 殿堂入り選手は今年7人目

    2020.12.28 10:00 Monday

     ナックルボールを武器に通算318勝を挙げた殿堂入り投手フィル・ニークロが81歳で亡くなったことが日本時間12月28日に明らかになった。メジャーリーグ公式サイトはニークロが長年にわたってがんと闘っていたことを伝えている。ニークロはブレーブスなどで24年間にわたって活躍し、最多勝2回、最優秀防御率1回、最多奪三振1回、オールスター・ゲーム選出5回、ゴールドグラブ賞5回など輝かしい実績をマーク。1997年にアメリカ野球殿堂入りを果たした。

     ニークロは弟のジョーとともに父からナックルボールを学び、「ナックルボーラー兄弟」として活躍。5歳年下のジョーはメジャー22年間で通算221勝を記録し、兄弟合計の539勝はメジャー記録となっている。1979年にはともに21勝を挙げ、2人揃って最多勝のタイトルを手にした(この年のナ・リーグの20勝投手はこの2人だけ)。

     1964年にブレーブスでメジャーデビューしたニークロは、メジャー4年目の1967年に防御率1.87で最優秀防御率のタイトルを獲得。しかし、この年は登板した46試合のうち先発が20試合だけだったことからもわかるように、まだ先発とリリーフを兼任しており、フルタイムの先発投手となったのは翌1968年、29歳のシーズンからだった。

     そんな「遅咲き」のニークロだが、1969年に自己最多の23勝をマークすると、1974年にはリーグ最多タイの20勝を挙げ、35歳で初の最多勝を獲得。肩や肘への負担が少ないナックルボールを武器に息の長い活躍を続け、38歳の1977年に最多奪三振、40歳の1979年には再び最多勝のタイトルを手にした。

     1984年からはヤンキースに移り、2年連続16勝をマーク。1986年はインディアンスで47歳ながら11勝を挙げた。そして1987年にインディアンスからブルージェイズを経て古巣ブレーブスへ戻り、この年限りで現役引退。40歳以降に記録した121勝と1977投球回はメジャー記録である。球史を代表するナックルボーラーとして、記録にも記憶にも残る名投手だった。

     なお、今年は球史に残る名選手が次々に死去。この世を去った殿堂入り選手はアル・ケーライン、トム・シーバー、ボブ・ギブソン、ルー・ブロック、ホワイティ・フォード、ジョー・モーガンに次いでニークロが7人目(過去最多)となった。

  • 王者・ドジャース バウアー&レメイヒュー獲りに参戦か

    2020.12.27 13:00 Sunday

     「ニューヨーク・ポスト」のジョエル・シャーマンによると、ドジャースは今オフ、トレバー・バウアーやDJ・レメイヒューといったトップクラスのフリーエージェント選手の獲得に乗り出しているようだ。シャーマンは「バウアーが超高額の1年契約に応じるのであればドジャースにもバウアー獲得のチャンスがある」と指摘。また、「ドジャースがレメイヒューを獲得した場合はジャスティン・ターナーの代わりに三塁手として起用する可能性がある」ことに言及している。

     ドジャースは1年後のオフにコリー・シーガーとクレイトン・カーショウがフリーエージェントとなるため、トップクラスのフリーエージェント選手を長期の大型契約で獲得するほどの余裕はない。しかし、シャーマンは「ドジャースから1年3700万ドルのオファーが届けば、バウアーにとってどんなに魅力的だろう」と述べ、ドジャースが2021年シーズンにぜいたく税ラインを超過することを良しとするのであれば、バウアー獲得が可能であると考えている。

     1年契約であれば、1年後のオフにシーガーやカーショウと再契約を結ぶ際の妨げにならないし、バウアーにも1年後のオフにクオリファイング・オファーの対象とならずに市場へ出ることができるというメリットがある。年平均でゲリット・コール(3600万ドル)を上回ってメジャー史上最高額になるという点もバウアーにとって魅力的なのではないだろうか。

     また、レメイヒューについては「ドジャースはヤンキースと同様にプロ意識が高く、優勝を狙えるチームである」ことを指摘。ヤンキース残留を希望していると見られるレメイヒューが似た環境のドジャースを選択する可能性もあると考えているようだ。ドジャースがターナーと再契約しないのであれば三塁、ターナーと再契約するのであればギャビン・ラックスを控えに回してレメイヒューは二塁を守ることになるだろう。

     ドジャースは現在抱えている大型契約がムーキー・ベッツを除いてすべて来季限りまたは2022年限りで終了する。そのため、今オフ大型補強に打って出ることも決して不可能ではない。ここまではコリー・クネーベルとトミー・ケインリーの獲得という地味な動きに終始しているが、年明けの移籍市場では目の離せない存在となるかもしれない。

  • Rソックスが便利屋・ヘルナンデスに「強い興味」を示す

    2020.12.27 12:00 Sunday

     地元紙「MassLive」のクリス・コティーロによると、レッドソックスはドジャースからフリーエージェントとなったユーティリティ・プレーヤーのエンリケ・ヘルナンデスに対して「強い興味」を示しているようだ。レッドソックスはダスティン・ペドロイアが左膝の故障でまともにプレーできなくなって以降、二塁のレギュラー不在に悩まされており、メジャーリーグ公式サイトは「ヘルナンデスがレッドソックスと契約した場合、主に二塁手として起用されることになるだろう」と伝えている。

     レッドソックスは今のところ、メジャーデビューした2019年に18本塁打を放ったマイケル・チェイビスが正二塁手の最有力候補と見られており、チェイビス、クリスチャン・アローヨ、ジャイロ・ムニョスの3人が二塁のレギュラーを争う構図となっている。しかし、アスレチックスからフリーエージェントとなったマーカス・セミエンを二塁手として獲得する可能性が取り沙汰されるなど、外部からの補強を行う可能性も十分にある。

     ヘルナンデスは球界を代表するユーティリティ・プレーヤーの1人であり、2018年に自己最多の21本塁打を放つなど、2017年からの3シーズンで49本塁打、OPS.752を記録。今季は48試合に出場して三塁を除く内外野6ポジションを守り、打率.230、5本塁打、20打点、OPS.680をマークした。ツインズもヘルナンデスに興味を示していることが報じられているが、レッドソックスはヘルナンデスがプエルトリコ代表として出場した2017年のワールド・ベースボール・クラシックでアレックス・コーラ監督が同代表のGMを務めていたという縁がある。

     レッドソックスはアンドリュー・ベニンテンディとアレックス・ベルドゥーゴという外野のレギュラー2人が左打者のため、右打者のヘルナンデスを彼らとプラトーン起用することもできる。チーム状況に見事にフィットする存在であるため、「強い興味」を示しているのも当然と言えるだろう。

  • ナショナルズ ベル獲得もジマーマンとの再契約を排除せず

    2020.12.27 11:30 Sunday

     ナショナルズのマイク・リゾーGMは今オフの補強ポイントの1つだった「打線の中軸を任せられる強打者の獲得」をパイレーツとのトレードでジョシュ・ベルを獲得することにより実現させた。これによりレギュラー不在だった一塁が埋まったため、チーム生え抜きのベテラン、ライアン・ジマーマンと再契約を結ぶ可能性は消滅したかに思われたが、リゾーは再契約を選択肢から排除していないことを明言。右打ちの選手をチームに加えたいと考えているようだ。

     ナショナルズはメジャーリーグ公式サイトの球団別プロスペクト・ランキングで3位だったウィル・クロウと6位だったエディ・イーンをパイレーツへ放出してベルを獲得。2019年に打率.277、37本塁打、116打点、OPS.936をマークしたスラッガーの獲得に成功し、リゾーは「これは我々にとって大きなグレードアップになると思う。我々が求めていた打線の中軸を任せられる強打者だ」と喜びを口にした。

     これにより2005年からナショナルズ一筋でプレーしてきた(今季は出場辞退)ジマーマンと再契約を結ぶ可能性は消滅したかに思われたが、リゾーは「ベンチ要員または複数ポジションを守れる良質な右打ちの選手を求めている」とコメント。「我々はジマーマンと再契約を結ぶ可能性を排除したわけではない。彼の技術や経験は我々のロースターにフィットする」と語り、再契約の可能性が残っていることを強調した。

     ジマーマンは昨季限りでナショナルズとの6年契約が終了し、年俸1800万ドルのオプションを破棄されたあと、1年200万ドルで再契約。「ナショナルズからのオファーがなかったら引退していたと思う」と話していた。現役続行を希望しているとはいえ、今オフも同様の選択をする可能性があるだけに、リゾーの発言はジマーマンの現役続行の望みをつないだと言える。

     両打ちのベルはキャリア通算で右腕に対して打率.271、OPS.845を記録している一方、左腕には打率.232、OPS.725と苦戦しており、「対左腕用の一塁手&代打要員」としてナショナルズがジマーマンとの再契約に動く可能性は十分にありそうだ。

  • 有原に期待される「イニング・イーター」としての役割

    2020.12.27 11:00 Sunday

     日本時間12月27日、レンジャーズが有原航平と2年契約を結んだことが正式に発表された。2年契約の総額は620万ドル。北海道日本ハムファイターズには譲渡金として124万ドルが支払われる。620万ドルの内訳は2021年の年俸が260万ドル、2022年の年俸が360万ドルとなり、それとは別に各年5万ドルの出来高が設けられているという。クリス・ウッドワード監督とジョン・ダニエルズ編成本部長は有原に「イニング・イーター」としての役割を期待しているようだ。

     今季のメジャーリーグは60試合制という異例の短縮シーズンで開催されたため、投球回数はランス・リン(今季レンジャーズ、今月ホワイトソックスへトレード)の84イニングが最多だった。前年より大幅に投球回数を増やすことは故障につながる恐れがあるため、来季は各球団が慎重に投手を起用すると見られている。よって、今季130イニング以上を投げている有原はレンジャーズで最も多くのイニングを投げる投手となる可能性がある。

     ウッドワードは「彼には多くのイニングを投げてもらうことを期待している。彼が先発ローテーションを安定させてくれれば、他の投手を柔軟に起用できるようになる」とコメント。レンジャーズの先発投手陣ではカイル・ギブソンが今季67.1イニング、ジョーダン・ライルズが57.2イニングを投げているが、その他の若手先発投手は40イニングにも満たない。シーズンを戦っていくうえで、有原が多くのイニングを消化することが重要になるというわけだ。

     ダニエルズやクリス・ヤングGMも有原を獲得した決め手として「耐久性」に言及している。シーズン最多投球回は2017年の169イニングに過ぎないが、プロ入りから6年連続で100イニング以上、平均で140イニングを投げている有原。レンジャーズは若手が多い先発ローテーションを安定させるために必要不可欠な存在であると判断し、獲得に動いたようだ。

  • パイレーツ・ポランコ 右手首骨折も春季キャンプに影響なし

    2020.12.27 10:30 Sunday

     パイレーツのグレゴリー・ポランコはレオネス・デル・エスコヒードの一員として母国・ドミニカ共和国のウィンター・リーグに参加していたが、日本時間12月27日に右手首骨折が発表され、チームを離脱することになった。パイレーツもポランコの骨折が事実であることを認めているが、来春のスプリング・トレーニングには完治した状態で参加できる見込みだという。来季開幕を故障者リストに入って迎えるような事態にならなかったのは不幸中の幸いと言えそうだ。

     マイナー時代はトップ・プロスペクトとして期待され、2018年にはキャリアハイの23本塁打&OPS.839をマークしたポランコだが、ポテンシャルをフルに発揮できないまま契約最終年を迎えようとしている。2019年は左肩の故障で42試合しか出場できず、今季は50試合に出場したものの、打率.153、7本塁打、OPS.539と大不振。ウィンター・リーグでも21試合で打率.197、2本塁打、OPS.618と打てなかった。

     2015年に13補殺&守備防御点+11を記録した右翼の守備でも近年は精彩を欠いており、守備防御点は2018年が-3、2019年がー5、今季は+1。左肩の故障が影響しているのか、補殺は直近2シーズンでわずか1つだけである。

     パイレーツとは2016年4月に5年3500万ドル+オプション2年の契約を結んでいるが、来季がその5年目。2022年の契約は年俸1250万ドルの球団オプション(またはバイアウト300万ドル)となっており、直近2シーズンのような低調なパフォーマンスが続くようであれば、そのオプションは行使されないだろう。

     主砲のジョシュ・ベルがナショナルズへトレードされたように、パイレーツはチーム再建に突入している。主力選手の1人として来季を迎えるポランコだが、復調して好成績を残した場合は夏場にトレードで放出される可能性が高く、いずれにしてもパイレーツでプレーするポランコの姿は来季で見納めとなりそうだ。

  • 有原のレンジャーズ移籍が正式決定 2年620万ドルとの報道

    2020.12.27 01:30 Sunday

     レンジャーズは日本時間12月27日、北海道日本ハムファイターズからポスティング制度を利用してメジャー移籍を目指していた有原航平と2年契約を結んだことを正式に発表した。「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンは2年契約の総額が620万ドル(約6億4200万円)であることを伝えており、ポスティング制度のルールに従って総額の20%にあたる124万ドル(約1億2800万円)が譲渡金として日本ハムに支払われる。

     有原は日本時間12月27日午前7時にメジャー球団との交渉期限を迎える予定だったが、日本時間12月26日の時点でレンジャーズと2年契約で合意したことが報じられていた。契約条件については「600万ドルから700万ドルの範囲」という曖昧な情報が出ていただけだったが、ヘイマンが「2年620万ドル」と新たな情報をツイート。メジャーリーグ公式サイトでレンジャーズの番記者を務めるTR・サリバンによると、620万ドルの内訳は2021年の年俸が260万ドル(約2億6900万円)、2022年の年俸が360万ドル(約3億7300万円)となっているようだ。

     ジョン・ダニエルズ編成本部長は「有原の加入は先発ローテーションに厚みをもたらしてくれる。日本ではブレイクした2019年を含む6年間にわたって活躍し、(メジャーで)さらなる活躍をしてくれると信じている。今季は60試合制で先発投手陣の投球イニング数が減少したことを考慮すると(来季の投球イニング数を大幅に増やすことはできないため)彼が今季130イニング以上投げているという事実はプラス材料だ」と有原の活躍に期待を寄せた。

     有原は「メジャーリーグでプレーする機会を与えてくれたレンジャーズに本当に感謝しています。この街で成長して成功するために一生懸命努力を続けていきます。そのために良いオフシーズンを過ごし、最高のコンディションでスプリング・トレーニングを迎えられるようにします。グローブライフ・フィールドのレンジャーズファンの前で投げるのが本当に楽しみです」と今後への意気込みを述べた。

     なお、レンジャーズは有原の加入に伴いアート・ウォーレンをDFAとしている。ウォーレンは今年10月にウエーバーでマリナーズから加入したばかりだった。

  • 有原移籍で日本ハムが得る譲渡金は120万~140万ドル

    2020.12.26 13:30 Saturday

     日本時間12月26日、有原航平がレンジャーズと2年契約で合意したことが報じられたが、まだ契約条件の詳細は明らかになっていない。メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンドは2年契約の総額が「600万ドルから700万ドルの範囲」であることを伝えており、もしこれが事実であれば、北海道日本ハムファイターズはポスティング制度のルールに従い、譲渡金として120万~140万ドル(約1億2400万~1億4500万円)を得ることになる。

     現行のポスティング制度のルールでは、譲渡金は契約総額の規模に応じて決定される。選手に保証される総額が2500万ドル以下の契約では、契約総額の20%にあたる金額が譲渡金となるため、有原の契約総額が600万ドルであれば120万ドル、700万ドルであれば140万ドルがレンジャーズから日本ハムへ支払われる。

     地元紙「ダラス・モーニング・ニュース」のエバン・グラントはレンジャーズが有原獲得に費やす総額が750万ドル前後であることを伝えており、これをもとに有原の契約を算出すると、2年625万ドル(約6億4700万円)+譲渡金125万ドル(約1億2900万円)という金額が弾き出される。

     レンジャーズは複数年契約を結んでいるカイル・ギブソンとジョーダン・ライルズの2人に加え、エース右腕のランス・リンをホワイトソックスへトレードした見返りとして獲得したデーン・ダニングの先発ローテーション入りが確実視されており、有原はこの3人とともに先発1~4番手を形成することになるだろう。先発ローテーションの残り1枠はコルビー・アラードとカイル・コディの若手同士の争いとなりそうだ。

     ちなみに、日本球界からポスティング制度を利用してメジャー移籍を目指している他の2選手のメジャー球団との交渉期限は、西川遥輝(日本ハム)が日本時間1月3日午前7時、菅野智之(巨人)が日本時間1月8日午前7時となっている。

  • グレゴリアスが最もフィットするチームは古巣・レッズ?

    2020.12.26 13:00 Saturday

     「ジ・アスレチック」のジム・ボウデンはフィリーズからフリーエージェントとなったディディ・グレゴリアスについて、古巣・レッズが最もフィットするチームだと考えているようだ。ボウデンはフリーエージェント市場に残っているトップ40選手の移籍先を予想する記事のなかで、グレゴリアスの移籍先としてレッズを選択。レッズは今オフの最優先事項に遊撃手の補強を挙げており、2012年以来9年ぶりとなる古巣復帰が実現するかもしれない。

     現在30歳のグレゴリアスは2012年にレッズでメジャーデビューし、同年オフの3球団トレードでダイヤモンドバックスへ移籍。2014年オフには再び3球団トレードで今度は「デレク・ジーターの後継者」としてヤンキースに迎えられ、2016年から3年連続で20本塁打以上を放つ活躍を見せた。

     今季はフィリーズで全60試合に出場して打率.284、10本塁打、40打点、OPS.827の好成績をマーク。フリーエージェント市場の遊撃手ではマーカス・セミエン、アンドレルトン・シモンズとともに注目の存在となっている。

     ボウデンは「グレゴリアスはエウヘニオ・スアレス、マイク・ムスターカス、ニック・カステヤーノスらを含む、過小評価されている打線にフィットする存在だ」と指摘。今季のレッズ打線はジョーイ・ボットー、ムスターカス、スアレス、カステヤーノスといった主力打者が揃って2割台前半の低打率に終わり、極度の得点力不足に苦しんだが、彼らが復調したうえで弱点の遊撃にグレゴリアスが加入すれば、リーグ有数の強力打線に変貌しても決して不思議ではない。

     また、ボウデンは「レッズにはグレゴリアスとの契約を成立させるだけの予算がある」と考えている。コロナ禍のなかで年俸削減を進めているレッズだが、アーチー・ブラッドリーのノンテンダーFAとライセル・イグレシアスの放出で浮いた予算を使えばグレゴリアス獲得は十分に可能。自軍のプロスペクト(若手有望株)を放出せず遊撃手の補強ができる点も魅力と言えるだろう。

  • バウアーがトラウトのポストシーズン出場を手助けする?

    2020.12.26 12:30 Saturday

     「ジ・アスレチック」のジム・ボウデンはフリーエージェント市場に残っているトップ40選手の移籍先を予想する記事のなかで、トレバー・バウアーがエンゼルスと契約することを予想した。エンゼルスは2014年を最後にポストシーズンの舞台から遠ざかっており、マイク・トラウトはメジャー10年で1度しかポストシーズンに出場していない。バウアーがエンゼルスに加入し、トラウトのポストシーズン出場を手助けする展開があり得るかもしれない。

     ボウデンは記事のなかで「エンゼルス以上にエースを必要としているチームはない」と指摘。「ポストシーズンに出場するトラウトを観たいなら、先発ローテーションの柱を獲得することに全力を注ぐべきだ。バウアーはそのニーズに見事に当てはまる存在だ」と述べ、エンゼルスがポストシーズン返り咲きを果たすためには絶対的エース、つまりバウアーが必要であることを強調した。

     2011年にメジャーデビューしたトラウトは、新人王を受賞した2012年から今季まで9年連続でMVP投票5位以内にランクイン。MVP受賞3度、2位4度と毎年コンスタントに球界トップクラスの成績を残してきたが、ポストシーズンには1度しか出場していない。ポストシーズン進出を逃したシーズンの多くでチームの弱点となっていたのが先発投手だ。

     エンゼルスはこれまで絶対的エースに大金を投じるのではなく、先発ローテーションの頭数を揃えるために先発2~3番手クラスの投手を複数獲得してきた。ところが、2019年はトレバー・ケーヒルとマット・ハービーが全く戦力にならず、今季もディラン・バンディは期待以上の働きを見せたものの、フリオ・テーランの獲得は大失敗。バンディのほか、アンドリュー・ヒーニー、グリフィン・キャニングなどローテ中盤を担える人材は揃いつつあり、今こそ絶対的エースを獲得すべきタイミングだろう。

     長年エース獲得の必要性が叫ばれてきたエンゼルス。今オフ、ついにエース獲得を実現させることになるのだろうか。

  • 有原がレンジャーズと2年600万ドル前後で契約合意!

    2020.12.26 12:00 Saturday

     北海道日本ハムファイターズからポスティング制度を利用してメジャー移籍を目指していた有原航平がレンジャーズと契約合意に達したことが明らかになった。「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタールが自身のTwitterで速報を伝えている。レンジャーズは今季リーグ最悪の成績に終わり、秋信守(チュ・シンス)、コリー・クルーバー、ランス・リンらがチームを去って本格的なチーム再建に突入。有原にはそのなかで先発ローテーションの一角を担うことが期待される。

     プロ1年目の2015年に8勝を記録して新人王に選出された有原は、翌年から2年連続で2ケタ勝利を記録。2018年は8勝どまりだったが、2019年はキャリアハイのシーズンを過ごし、24試合に先発して164回1/3を投げ、15勝8敗、防御率2.46、161奪三振の好成績をマークした。今季は20試合に先発して132回2/3を投げ、8勝9敗、防御率3.46、106奪三振。プロ6年間の通算成績は60勝50敗2セーブ、防御率3.74となっている。

     現地メディアは有原について「4シームと2シームの両方を投げ、スピードは90マイル台前半。三振を奪うベストの球種はスプリッター。ほかにスライダー、カッター、チェンジアップ、カーブを投げ、最後の3つは主に左打者に対して使用する」と紹介。地元紙「ダラス・モーニング・ニュース」のエバン・グラントは総額およそ750万ドルの2年契約であることを伝えている(譲渡金およそ150万ドルを含む)。

     レンジャーズの先発ローテーションは複数年契約を結んでいるカイル・ギブソンとジョーダン・ライルズ以外は実績がほとんどない若手ばかり。序列としては先発3番手あたりからスタートすることになるだろう。ギブソンとライルズは移籍1年目の今季、ともに期待を裏切る成績に終わっており、有原は活躍次第ではメジャー1年目からエースの座を手にする可能性も十分にある。速球とスプリッターを軸とするピッチングがどこまで通用するか注目したい。

  • 元アスレチックスの右腕・メンデンが韓国・起亜と契約

    2020.12.26 11:30 Saturday

     10月上旬にアスレチックスからフリーエージェントとなっていた先発右腕ダニエル・メンデンが韓国プロ野球の起亜タイガースと契約したことが明らかになった。サインボーナス30万ドル、年俸42万5000ドル、出来高27万5000ドルで総額最大100万ドルの契約であることが報じられている。メンデンは9月後半にDFAとなって40人枠から外れ、マイナーに降格。シーズン終了後、マイナーにとどまるのではなくフリーエージェントになることを選択していた。

     現在27歳のメンデンは、右肘の手術を受けて今年2月に60日間の故障者リストに登録されたが、シーズン開幕前に復帰。7月28日(現地時間)の今季初登板初先発は4回5安打3失点で敗戦投手となり、8月の3登板はすべてリリーフだった。リリーフでは3試合で8回1/3を投げ、防御率2.16と好投していたが、9月に入って新型コロナウイルス感染が発覚して戦線離脱。結局そのままメジャー復帰を果たせなかった。

     自己ベストのシーズンは2018年で、この年は22試合(うち17先発)に登板して115回2/3を投げ、7勝6敗、防御率4.05、72奪三振を記録。アスレチックス一筋でプレーしたメジャー5年間の通算成績は60試合(うち48先発)に登板して302回2/3を投げ、17勝20敗1セーブ、防御率4.64、224奪三振となっている。通算奪三振率6.66が示すように三振を量産するタイプの投手ではなく、バットの芯を巧みに外して打たせて取るタイプの技巧派である。

     大手移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」はメンデンの移籍について「アメリカの移籍市場の動向が不透明な状況のなか、金銭と出場機会を保証される環境を選択した」と分析。起亜には元アスレチックスのアーロン・ブルックス(韓国1年目の今季は11勝4敗、防御率2.50)がおり、メンデンは元同僚とともに先発ローテーションの一角を担うことが期待される。

  • 有原争奪戦は3球団の争い? 交渉期限は27日午前7時

    2020.12.26 11:00 Saturday

     北海道日本ハムファイターズからポスティング制度を利用してメジャー移籍を目指している有原航平のメジャー球団との交渉期限が日本時間12月27日午前7時に迫っている。パドレス、レッドソックス、レンジャーズの3球団が「ファイナリスト」に挙げられているが、2019年に自己最多の15勝をマークして最多勝のタイトルを手にした28歳の先発右腕は、夢のメジャー挑戦の舞台として、いったいどのチームを選択するのだろうか。

     プロ1年目の2015年に8勝を記録して新人王に選出された有原は、翌年から2年連続で2ケタ勝利を記録。2018年は8勝どまりだったが、2019年はキャリアハイのシーズンを過ごし、24試合に先発して164回1/3を投げ、15勝8敗、防御率2.46、161奪三振の好成績をマークした。今季は20試合に先発して132回2/3を投げ、8勝9敗、防御率3.46、106奪三振。プロ6年間の通算成績は60勝50敗2セーブ、防御率3.74となっている。

     現地メディアは有原について「4シームと2シームの両方を投げ、スピードは90マイル台前半。三振を奪うベストの球種はスプリッター。ほかにスライダー、カッター、チェンジアップ、カーブを投げ、最後の3つは主に左打者に対して使用する」と伝えている。メジャー球団との契約が成立すれば、契約の規模に応じて日本ハムに対して譲渡金が支払われる。契約不成立の場合、有原は日本ハム残留となり、メジャー移籍は早くても1年後のオフまで持ち越しとなる。

     有原争奪戦の「ファイナリスト」と報じられているのはパドレス、レッドソックス、レンジャーズの3球団。いずれも先発投手の補強が必要と目されているチームだ。特にパドレスはエース格のマイク・クレビンジャーがトミー・ジョン手術を受けて来季全休が確実となっており、その穴埋めが必要。トレードでダルビッシュ有(カブス)の獲得に動く可能性も取り沙汰されているが、その代わりに有原を獲得することになるのだろうか。

  • 韓国人遊撃手キム・ハソン 5年以上の長期契約ゲットか

    2020.12.25 15:30 Friday

     「ESPN」のダニエル・キムが関係者から得た情報として日本時間12月25日に伝えたところによると、韓国プロ野球のキウム・ヒーローズからポスティング制度を利用してメジャーリーグ移籍を目指している金河成(キム・ハソン)に対して複数のチームから5年以上の長期契約のオファーが届いているようだ。メジャーリーグ球団との交渉期限は日本時間1月2日午前7時。韓国球界を代表するスター遊撃手を手に入れるのはいったいどのチームだろうか。

     キム・ハソンは現在25歳。2014年オフにパイレーツへ移籍した姜正浩(カン・ジョンホ)に代わって2015年から正遊撃手に定着し、この年は19歳ながら打率.290、19本塁打、73打点、22盗塁、OPS.851の好成績をマーク。翌2016年には「20-20(20本塁打&20盗塁)」を達成し、2017年の第4回ワールド・ベースボール・クラシックでは韓国代表の一員に選出された。

     その後も韓国球界を代表するスター遊撃手として活躍を続け、2017年は自己最多の114打点、2019年は自己ベストの打率.307と33盗塁、そして今季はキャリアハイの30本塁打とOPS.921を記録。日本プロ野球のベストナインにあたるゴールデングラブ賞には遊撃手部門で2018年から3年連続で選出されており、2019年のプレミア12では大会ベストナイン(遊撃手部門)にも選出されている。

     そんなキム・ハソンに対してブルージェイズやレンジャーズが関心を示していることがすでに報じられているが、どのチームが5年以上の長期契約をオファーしているかは明らかになっていない。大手移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」は11月上旬の時点でキム・ハソンをフリーエージェント選手ランキングの7位とし、5年4000万ドル(+譲渡金762万5000ドル)でレンジャーズと契約するとの予想を出していた。

     フリーエージェント市場にはディディ・グレゴリアス、マーカス・セミエン、アンドレルトン・シモンズといった実績十分の遊撃手もいるが、最長期間の契約を得るのはキム・ハソンということになりそうだ。

  • レメイヒュー再契約の可能性は80%以上? ヤ軍と相思相愛

    2020.12.25 15:00 Friday

     正二塁手ロビンソン・カノーが薬物規定違反で162試合の出場停止処分を受けているメッツは、ヤンキースからフリーエージェントとなったDJ・レメイヒューの獲得を検討していることが報じられている。ヤンキースはアーロン・ブーン監督とブライアン・キャッシュマンGMが声を揃えてレメイヒューとの再契約が今オフの最優先事項であることを明言しているが、潤沢な資金力を持つメッツが参入することはレメイヒュー争奪戦にどのような影響を与えるのだろうか。

     「YESネットワーク」のメレディス・マラコビッツは「メッツの参入による影響はあまりない」と分析している。マラコビッツは日本時間12月24日、「MLBネットワーク」の「ハイヒート」という番組に出演し、レメイヒュー争奪戦の動向をリポート。そのなかで「ヤンキースはレメイヒューとの再契約に強い関心を持っており、レメイヒューがヤンキースに戻ってくる可能性は非常に高い」との見解を示した。

     「レメイヒューが(来季も)ニューヨーク・ヤンキースの選手となる可能性は80%以上と言っていいだろう。ブライアン・キャッシュマンは(レメイヒューとの再契約が)最優先事項だと公言している。ヤンキースが最優先事項を公言してその契約を成立させられなかったケースを思い浮かべてみようとした(のだが、思い付かない)」とマラコビッツ。ヤンキースが「本命」を取り逃す可能性は低いと考えているようだ。

     マラコビッツはレメイヒューがメッツ移籍を選ぶとしたら、それは「メッツが金額や年数でヤンキースをはるかに上回る条件をオファーした場合に限られる」と指摘。さらに「レメイヒューがヤンキースに残りたいと思っているか?と聞かれたら、私はその答えはイエスだと思っている。ヤンキースがレメイヒューの残留を願っているか?と聞かれたら、その答えは間違いなくイエスだ」と語り、レメイヒューとヤンキースが相思相愛であることを強調。レメイヒューは来季以降もピンストライプのユニフォームを着てプレーする可能性が高そうだ。

  • スプリンガー争奪戦 メッツなど2球団有力も希望額に開き

    2020.12.25 12:30 Friday

     今オフのフリーエージェント市場における大物選手のなかで最も早く移籍先が決定しそうな気配を漂わせているのがジョージ・スプリンガーだ。すでに争奪戦がメッツとブルージェイズの2球団に絞られたとの報道もある。しかし、それは必ずしも契約合意間近ということを意味するわけではないようだ。「MLBネットワーク・ラジオ」のジム・デュケットは、スプリンガーの希望額と各球団からのオファーのあいだには金額面での開きが存在していることを伝えている。

     デュケットは現在のスプリンガーの状況について「メッツとブルージェイズの2球団による争いと見られているが、この2球団が希望している契約条件とスプリンガーが要求している契約条件のあいだにはかなり大きな開きがあると聞いている。契約合意までにはもう少し時間がかかるだろう。間違いなく1月に持ち越しとなる」とリポート。スプリンガーに対してどのようなオファーが提示されているのかはわからないが、少なくともスプリンガーは手元にあるオファーに満足していないようだ。

     よって、メッツとブルージェイズの一騎打ちと見られているスプリンガー争奪戦に第3・第4のチームが割って入る余地は残されている。まだ春季キャンプのスタートまでには十分に時間があるため、スプリンガー(とその代理人)は簡単には妥協せず、より好条件のオファーを引き出そうとギリギリのタイミングまで粘るだろう。移籍市場に付き物の「ミステリー・チーム」が現れ、スプリンガーをかっさらっていくという展開も十分に起こり得る。

     現在31歳のスプリンガーは、2019年に打率.292、39本塁打、96打点、OPS.974という自己最高の成績をマークし、自身2度目のシルバースラッガー賞を受賞。今季はアストロズの同僚の大半が大きく成績を落とすなか、51試合で打率.265、14本塁打、32打点、OPS.899と例年並みの数字を残し、ポストシーズンでも13試合で4本塁打と存在感を発揮した。

  • Rソックスが二塁手としてセミエンの獲得に動く可能性も

    2020.12.25 12:00 Friday

     2019年のアメリカン・リーグMVP投票で3位にランクインしたマーカス・セミエンは今オフのフリーエージェント市場においてベストの遊撃手と言われている。しかし、1年後のオフシーズンの遊撃手市場が豊作なこともあり、今オフ遊撃手補強に積極的なチームはそれほど多くない。そんななか、「ジ・アスレチック」のピーター・ギャモンズによると、レッドソックスはここ数年固定できていない二塁のレギュラー候補としてセミエンの獲得を検討しているようだ。

     レッドソックスは正遊撃手ザンダー・ボガーツをトレードで放出する可能性が取り沙汰されているものの、現時点ではレッドソックスにボガーツ放出の意思はないと見られる。また、三塁にはラファエル・デバースがいるため、レッドソックスがセミエンを獲得する場合、正二塁手として起用することになるだろう。セミエンはホワイトソックス時代の2013~14年に二塁手として29試合(うちスタメン26試合)に出場しているものの、アスレチックスでの6年間では遊撃以外のポジションを1度も守っていない。

     レッドソックスでは2000年代後半からダスティン・ペドロイアが不動の正二塁手として活躍してきたが、2010年代後半から故障に悩まされるシーズンが続いており、2015年以降の6シーズンでペドロイアが規定打席に到達したのは1度だけ。2018年は3試合、2019年は6試合しか出場できず、今季も左膝の故障が完治せず全休となった。6年8500万ドルの契約は来季まで残っているが、現役引退の可能性も報じられている。

     レッドソックスはペドロイア不在のあいだ、エドゥアルド・ヌニェス、ブロック・ホルト、ホゼ・ペラザ、マイケル・チェイビスらを二塁で起用してきたが、誰1人として完全なレギュラー定着には至らず。二塁はチームの穴の1つとなっている。その課題を解消すべく、2015年から5年連続2ケタ本塁打&2ケタ盗塁をマークした遊撃手の獲得に動くのだろうか。

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