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  • アスレチックスの若手右腕・コットンがトミー・ジョン手術

    2018.3.22 12:30 Thursday

     日本時間3月22日、アスレチックスは若手右腕のジャーレル・コットンがテキサス州アーリントンのトリニティパーク手術センターでトミー・ジョン手術を受け、無事に成功したことを発表した。コットンは日本時間3月26日にオークランドへ戻り、リハビリを開始する予定となっている。

     右肘を痛めてトミー・ジョン手術が必要と診断されていたコットンが、日本時間3月22日に手術を受けた。トミー・ジョン手術が必要であると判明した際、コットンは「つらいよ。僕は2018年のシーズンを全休することになるからね」と落胆した様子を隠さなかったが、「これから始まる長い(リハビリの)プロセスに向けてできる限りの準備をするよ。強くなって来年復帰できるようにね」と前向きなコメントも残していた。

     2016年9月にメジャーデビューを果たし、5先発で2勝0敗、防御率2.15と好投したため、昨季のコットンは先発ローテーションに定着することが期待されていた。ところが、メジャーでのフルシーズン1年目はなかなか思うようなピッチングができず、24先発で9勝10敗、防御率5.58という不本意な成績に。クオリティ・スタートはわずか6度しかなく、シーズンを通して打ち込まれ、防御率3点台の月すら一度もなかった。

     それでも今季は先発ローテーションの一角として期待されており、オープン戦では3先発を含む4試合に登板して12イニングを投げ、防御率3.75、16奪三振、WHIP1.17とまずまずの成績を残していたが、無念のリタイアとなった。コットンの離脱により、今季のアスレチックスの先発ローテーションは開幕投手のケンドール・グレイブマンと昨季12勝のショーン・マネイアの2人以外は実績に乏しい若手投手によって占められることになり、24歳のポール・ブラックバーン(メジャー通算10先発)、25歳のダニエル・メンデン(同21先発)、29歳のアンドリュー・トリッグス(同18先発)、25歳のダニエル・ゴセット(同18先発)らが候補となっている。

     同地区の他球団はオフの補強により戦力を充実させており、今季もアスレチックスは苦しい戦いを強いられることになりそうだ。


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  • ブルージェイズとアスレチックスの開幕投手が決定

    2018.3.22 12:00 Thursday

     レギュラーシーズン開幕まであと1週間強となり、ブルージェイズとアスレチックスも開幕投手が決定。ブルージェイズは左腕のJ.A.ハップ、アスレチックスは右腕のケンドール・グレイブマンが大役に指名された。これで開幕投手が決定している球団は21球団となった。

     35歳のハップは2016年の20勝を筆頭に、通算6度の2ケタ勝利をマーク。通算92勝を挙げており、2014年から昨季まで4年連続2ケタ勝利を記録している。昨季は左肘の故障があり、25先発に留まったため3年ぶりに規定投球回到達を逃したものの、10勝11敗、防御率3.53となんとか2ケタ勝利には到達。前半戦は3勝止まりだったが、後半戦だけで7勝をマークする活躍を見せた。本来であれば昨季リーグ4位の防御率3.09をマークしたエース右腕のマーカス・ストローマンが開幕投手に最も相応しい存在だが、故障により調整が遅れており、ハップが大役を務めることになった。開幕戦で対戦するヤンキースにはアーロン・ジャッジ、ジャンカルロ・スタントン、ゲーリー・サンチェスと右の長距離砲が並んでおり、彼らの一発に注意しながら、重量打線を上手く料理していきたいところだ。

     27歳のグレイブマンは先日のドジャース戦でジャスティン・ターナーに死球を与え骨折させるなど、オープン戦防御率7.53と不安定な投球が続いているが、他に有力な候補が見当たらないこともあり、開幕投手を務めることになった。2016年には自身初の規定投球回に到達し、186イニングを投げて10勝11敗、防御率4.11をマークしたが、昨季は右肩の故障があり、6勝止まり。今季は先発ローテーションの中心的存在として、2年ぶりの規定投球回到達と2ケタ勝利が最低ノルマとなるだろう。シンカーを武器とするグラウンドボール・ピッチャーであり、奪三振数はそれほど多くないが、打たせて取るピッチングで開幕戦の対戦相手であるエンゼルス打線に立ち向かう。大谷翔平が公式戦で初めて対戦する投手となる可能性もあり、日本のMLBファンからも注目されることになりそうだ。


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  • マリナーズ イチロー、カノーら故障者がスタメン復帰

    2018.3.22 11:30 Thursday

     マリナーズは日本時間3月22日のブリュワーズ戦で、故障により欠場が続いていたロビンソン・カノー、イチロー、アンドリュー・ロマインの3選手がスタメン復帰を果たした。明日には主砲のネルソン・クルーズも戦列に復帰する予定であり、レギュラーシーズン開幕に向けて役者が揃いつつある。

     現在行われているブリュワーズ戦に、カノーは「3番・指名打者」、イチローは「9番・レフト」、ロマインは「2番・ショート」で先発出場。カノーは3回裏の第2打席で戦列復帰後の初安打を放っている。

     カノーは左ハムストリング痛で9日間にわたって欠場していたが、指名打者として戦列復帰。明日のレンジャーズ戦では二塁の守備に就く予定となっており、右大腿四頭筋を痛めて8日間欠場しているクルーズが指名打者に入る見込みだ。

     イチローは右ふくらはぎの張りにより戦列を離れていたが、オープン戦4度目の出場。内野のユーティリティの枠を争っているロマインは肩の故障により1週間ほど欠場していたが、遊撃手として戦列に戻ってきた。また、オフに手の手術を受けたライオン・ヒーリーも「4番・一塁」で元気にスタメン出場しており、どうやら開幕には間に合いそうな気配だ。

     クルーズが戻ってくると主力野手がようやく全員揃うため、明日のマリナーズは開幕戦を想定したスタメンで戦う可能性が高い。「1番・センター」にディー・ゴードン、「2番・ショート」にジーン・セグーラが入り、中軸はカノー、クルーズ、カイル・シーガーというお馴染みの顔ぶれ。6番以降は一塁のヒーリー、ライトのミッチ・ハニガー、捕手のマイク・ズニーノが並び、イチローは「9番・レフト」が定位置となりそうだ。

     中軸はリーグでも有数の破壊力と安定感を誇っており、新加入のゴードンがチャンスメーカーとして機能すれば、チームの得点数は急増するはず。下位打線にもヒーリー、ハニガー、ズニーノとパンチ力のある打者が並んでおり、9番に入るイチローがしっかり機能すれば、今季のマリナーズ打線は他球団にとって大きな脅威となるだろう。


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  • マリナーズ・ヘルナンデス 10年連続11度目の開幕投手へ

    2018.3.22 11:00 Thursday

     マリナーズのスコット・サービス監督は今季の開幕投手をまだ発表していないが、今後のオープン戦の先発予定から判断する限りでは、エース右腕のフェリックス・ヘルナンデスが今季も開幕投手を務める可能性が高い。ヘルナンデスが開幕投手に指名されれば10年連続11度目の大役となる。

     日本時間2月27日のカブス戦で右腕に打球を受けたヘルナンデスは、その後の3週間をリハビリに費やし、日本時間3月20日にパドレスのマイナーチームを相手に3イニングを好投した。次は日本時間3月25日のカブス戦で先発する予定となっており、無事にその登板を終えれば、中4日で日本時間3月30日のレギュラーシーズン開幕戦(対インディアンス)に登板することになりそうだ。

     サービスは「我々はまだ開幕投手を決めていない」としつつも、「ヘルナンデスの次の登板次第だね。彼がしっかり結果を残せば、開幕投手の機会を与えるつもりだよ。まずは次の登板がどうなるか見てみよう」と語っており、よほどのアクシデントがなければヘルナンデスが開幕投手を務めるのはほぼ確実。対抗馬のジェームス・パクストンは日本時間3月26日のパドレス戦に先発予定となっており、開幕戦で先発すると中3日の登板になってしまう。この点から見ても、ヘルナンデスが開幕投手を務める可能性は極めて高いと言える。

     過去に1球団で10度以上開幕投手を務めた投手はヘルナンデス以外に8人だけ。ヘルナンデスはスティーブ・カールトン(フィリーズ:14度)、ボブ・ギブソン(カージナルス:10度)、ウォルター・ジョンソン(セネタース:14度)、フアン・マリシャル(ジャイアンツ:10度)、ジャック・モリス(タイガース:11度)、ロビン・ロバーツ(フィリーズ:12度)、トム・シーバー(メッツ:11度)、ウォーレン・スパーン(ブレーブス:10度)という錚々たる面々と肩を並べている。10年連続の開幕投手は継続中の記録としては最長であり、通算11度の開幕投手は球団史上最多。すでに歴史に名を刻んでいるヘルナンデスが、今季も開幕戦のマウンドに立つ。


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  • エンゼルス・大谷 開幕第3戦に先発との報道もGMは否定

    2018.3.22 10:30 Thursday

     投打両面で苦戦が続いている大谷翔平(エンゼルス)について開幕ロースター入りを危惧する声も聞かれるようになるなか、「開幕戦に指名打者としてスタメン出場&開幕第3戦に先発」との報道が出た。しかし、ビリー・エプラーGMはこの報道を「正確ではない」と否定している。

     今季のメジャーリーグにおける最大の注目株の一人となっている大谷は、ここまでオープン戦12試合に打者として出場し、28打数3安打の打率.107に留まっている。一方、投手としてはマイナー球団相手の登板も含めると4試合に登板し、防御率16.20という悲惨な成績。日本時間2月17日のロッキーズ戦では75球を目安に4~5イニングを投げることが予定されていたが、4つのアウトを取るのに50球を要したうえに7失点を喫し、予定よりもはるかに短いイニングで降板することになってしまった。

     投打両面で思うような結果が出ていない大谷だが、一部メディアでは開幕戦でのスタメン出場と開幕第3戦での先発登板が報じられている。エプラーは「現時点ではどの選手についてもいなかる決定もしていない」とこの報道を否定しているが、少なくとも大谷が開幕ロースターに名を連ねることはほぼ確実。実際、エプラーはオープン戦の個人成績をあまり重要視していないことを明言している。

     マイク・ソーシア監督は「翔平の才能はホンモノだよ。我々は彼の才能を信じている。シーズンが開幕するときには、投手としても打者としても準備が整っているはずだよ」と大谷への期待を口にする。開幕戦で対戦するアスレチックスは右腕のケンドール・グレイブマンが先発予定であり、エプラーが現時点では否定しているとはいえ、大谷が指名打者としてスタメンに名を連ねる可能性は高いと言える。また、メジャー初登板については日本時間4月3日の本拠地開幕戦(対インディアンス)を予想する声もあるが、プレッシャーの少ないアスレチックス4連戦のどこかで登板することになるかもしれない。

     なお、大谷は日本時間3月23日にブルペンでの投球練習を行い、日本時間3月25日のダイヤモンドバックス戦で先発予定。マイナースタートを心配するファンを安心させるためにも、そろそろ目に見える形で結果を残しておきたいところだ。


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  • パイレーツが35歳のベテラン外野手・ナバを解雇

    2018.3.21 16:00 Wednesday

     オープン戦は選手をメジャーとマイナーに振り分ける大事な時期だ。中にはオープン戦で大活躍したとしてもチームの方針でマイナー送りとなる者や結果が残せずにリリース(解雇)される者をおり、とても厳しい状況だ。そんな中、パイレーツはマイナー契約で招待選手としてメジャーキャンプに参加していたダニエル・ナバを解雇した。

     35歳のベテラン外野手であるナバはレッドソックス時代の2013年に打率.303を打ちチームの世界一に貢献した実績を持つ。しかし、その後は出場機会を減らしレイズやエンゼルス、ロイヤルズやフィリーズと移籍していた。昨年はフィリーズの一員として80試合の出場ながらも打率.301 4本塁打 21打点の成績を残した。オフはFAとなったが、2月にパイレーツとマイナー契約を結んでいた。

     パイレーツに加入し開幕ロースター入りを狙っていたナバだったが、途中で腰を痛めて手術することになり10週間から12週間ほどの離脱となった。これに伴いチームは彼を解雇することに決めた。パイレーツのニール・ハンティントンGMは今回の決定について「まだナバの時代は終わっていない。まずはリハビリで復帰を目指すことになるが夏場から他球団の力になることを願っているよ。まずは新しい契約を勝ち取ってほしい」とコメントしている。

     ナバは外野手ではあるが、一塁も守ることができ両打ちというチームにとって起用法の幅が広がる選手だ。また、世界一経験者ということもあり彼の経験を若手選手に伝えることができる。解雇されたナバはシーズン中の復帰を目指すことになるが、果たして復帰を見据えてナバを獲得する球団は現れるだろうか。周りの選手は開幕に向けてし烈な争いをする中でナバは静かにリハビリを行っていく。


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  • アブレイユが左太ももを痛めるも早期復帰できる見通し

    2018.3.21 15:00 Wednesday

     オープン戦も後半に突入し、各球団のロースター争いもし烈になってきた。試合で好成績を残してもチームの方針でマイナースタートになる場合や故障で開幕に間に合わない場合もある。ホワイトソックスでは主軸を担うホゼ・アブレイユが試合中に故障し途中交代する場面があった。

     日本時間3月21日に行われたレンジャーズとのオープン戦でアブレイユは「3番・一塁」でスタメン出場。初回の第1打席に中安を記録したものの、続く2回裏の打席では無死一・二塁の場面で二塁への併殺打に倒れた。チームはその間に得点するもアブレイユは一塁へ向かう際に左太ももを痛めてしまった。その後、3回表が始まるときにマット・スコーレと交代し、ベンチへと退いた。

     ホワイトソックスはアブレイユ交代後も完璧な投手リレーでレンジャーズ打線をシャットアウト。打線も2桁20安打10得点の猛攻で10対0とレンジャーズを圧倒した。試合後、リック・レンテリア監督はアブレイユについて「彼は太ももを痛めたけど軽くストレッチをしていたし、大きな痛みではなさそうだ。数日後には戻ってくると思う」とコメントしていた。

     アブレイユはオープン戦で15試合に出場して打率.214 2本塁打 7打点の成績。チームの有望選手が台頭し、改革を進めていく中でアブレイユは打線の軸としての活躍が期待される。開幕まであと数日となり、彼が打線にいるといないとではチームに与える影響は大きく違ってくることだろう。まずはアブレイユの早期復帰を待つのみだ。


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  • 昨年12勝右腕・カップがオリオールズとの4年契約に合意

    2018.3.21 14:00 Wednesday

     メジャーリーグ開幕まで10日を切り、いよいよ開幕ロースターに入る選手も確定しつつある中で未だに去就先が決まっていない選手もいる。FA市場停滞の影響も受ける形となったがアレックス・カップがオリオールズとの4年契約に合意した。

     カップはトミー・ジョン手術からの復帰となった昨年、レイズの先発ローテーションの一角として29試合に登板し12勝10敗 防御率3.66で2年ぶりの2桁勝利を挙げた。一昨年はシーズン開幕当初は登板していたものの、手術の影響でわずか1勝しか挙げることができなかったが、昨年はキャリアハイの179回1/3を投げるなど見事に復活を遂げた。オフにはFAとなり新たな移籍先を探していた。

     MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者によると今回の契約は4年で5600万ドルから6000万ドルの間になると見られている。FAとなった後のカップについてはカブスやブリュワーズなど複数球団から獲得候補に挙げられるもカブスからの3年4200万ドルのオファーを拒否していた。その後はなかなか移籍先が決まらずに時間が過ぎていったが、オリオールズ移籍という形で決着がついた。

     昨年のオリオールズは球界全体最下位となるチーム先発防御率5.70と苦しんだだけにオフは先発陣の補強が急務となっていた。チームは既にアンドリュー・キャッシュナーを獲得、クリス・ティルマンとも再契約を結び着実に先発陣を補強してきた。今回のカップの加入によりディラン・バンディやケビン・ゴースマン、キャッシュナーやティルマンらと共に試合をつくっていくことになる。投手陣に泣いたオリオールズにとってカップの加入は心強い。今後は身体検査の結果を待って球団から正式発表される。


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  • 開幕まであと10日 各球団の開幕投手をチェック

    2018.3.20 18:00 Tuesday

     日本時間3月30日のレギュラーシーズン開幕まであと10日となった。オープン戦はすでに終盤に差し掛かっており、各球団の開幕投手も続々と決定している。ここではすでに決定している19球団の開幕投手の顔ぶれをチェックしてみよう。

     今日までに開幕投手を公表しているのはア・リーグ7球団、ナ・リーグ12球団の合計19球団。今季初めて開幕投手を務める投手もいれば、もはや常連となった感のある投手もいる。まずはすでに開幕投手に内定している19人の顔ぶれを見てみよう。

     

    ルイス・セベリーノ(ヤンキース:初)
    クリス・アーチャー(レイズ:4年連続4度目)
    ジェームス・シールズ(ホワイトソックス:3年ぶり8度目)
    ジョーダン・ジマーマン(タイガース:初)
    ダニー・ダフィー(ロイヤルズ:2年連続2度目)
    ジャスティン・バーランダー(アストロズ:3年連続10度目)
    コール・ハメルズ(レンジャーズ:2年ぶり4度目)
    フリオ・テーラン(ブレーブス:5年連続5度目)
    ホゼ・ウーレイナ(マーリンズ:初)
    ノア・シンダーガード(メッツ:2年連続2度目)
    アーロン・ノラ(フィリーズ:初)
    マックス・シャーザー(ナショナルズ:2年ぶり3度目)
    ジョン・レスター(カブス:2年連続7度目)
    チェイス・アンダーソン(ブリュワーズ:初)
    イバン・ノバ(パイレーツ:初)
    カルロス・マルティネス(カージナルス:2年連続2度目)
    クレイトン・カーショウ(ドジャース:8年連続8度目)
    クレイトン・リチャード(パドレス:初)
    マディソン・バムガーナー(ジャイアンツ:5年連続5度目)

     

     バーランダー、カーショウ、バムガーナーといった常連が順当に名を連ねている一方、ウーレイナやノラといったフレッシュな名前も並んでいる。ウーレイナはダン・ストレイリーとの争いを制して初の開幕投手に指名され、ノラは開幕投手決定後にジェイク・アリエタが加入したものの、ゲーブ・キャプラー監督は初志を貫いた。田中将大が所属するヤンキースはセベリーノ、ダルビッシュ有が所属するカブスはジョン・レスターが開幕投手に指名されており、今季は日本人投手が開幕投手を務めないことがほぼ確実となっている(大谷翔平のエンゼルスは未決定)。

     残りのチームに目を向けてみると、レッドソックスはクリス・セール、ブルージェイズはJ.A.ハップ、インディアンスはコリー・クルーバー、ツインズはホゼ・ベリオス、エンゼルスはギャレット・リチャーズ、アスレチックスはケンドール・グレイブマン、ロッキーズはジョン・グレイが有力。オリオールズはディラン・バンディとケビン・ゴーズマン、マリナーズはフェリックス・ヘルナンデスとジェームス・パクストンの争いとなっており、レッズとダイヤモンドバックスの開幕投手争いは混沌としている。

     すでに開幕戦までのスケジュールを逆算して調整に入っている投手もおり、レギュラーシーズン開幕が近付いていることを感じさせる。「先発投手にとって最大の栄誉」とも言われる開幕投手は監督・コーチ、そしてチームメイトからの信頼の証でもある。開幕投手を務める投手には、チームを勢いに乗せるような好投を期待したいところだ。


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  • Dバックス・グレインキー 開幕投手レースから脱落

    2018.3.20 15:30 Tuesday

     ダイヤモンドバックスのトーリ・ロブロ監督は今季の開幕投手を誰に任せるかをまだ決めかねている。しかし、一つだけはっきりしていることがある。昨季17勝をマークしたエース右腕のザック・グレインキーが今季の開幕投手を務めることはないということだ。

     日本時間3月20日、ロブロは「ザック(・グレインキー)は開幕投手の候補には含まれていない」と断言した。グレインキーは股関節の不調に悩まされ、レギュラーシーズンに向けての調整が遅れている。今後は日本時間3月22日のジャイアンツ戦に先発したあと、中4日でインディアンス戦に登板する予定となっており、そこから中4日で日本時間4月1日の開幕第3戦(対ロッキーズ)に先発する可能性が高い。

     ロブロは「彼は昨季の開幕投手を務めた。彼は昨季17勝をマークした。彼は我々の投手陣のエースだ。彼は何度も我々を勝利へ導いてくれたし、私は彼が開幕投手に相応しいと思っているよ」と語っており、故障がなければグレインキーを開幕投手に指名するつもりだった。結果的に、グレインキーの故障がロブロのプランを狂わせる形となってしまった。

     グレインキーが開幕投手の候補から外れた今、開幕投手の最有力候補は昨季15勝&218奪三振をマークしたロビー・レイであると見られるが、レイは日本時間3月21日のエンゼルス戦で先発予定となっている。ここから中4日で調整を続けると、レギュラーシーズン最初の登板は開幕第2戦。オープン戦も終盤に差し掛かったこのタイミングで先発投手の登板間隔にイレギュラーを生じさせるのはリスクが高く、レイはこのまま開幕第2戦に向けて調整を続けることになるかもしれない。

     となると、開幕投手を務めるのは昨季9勝のタイワン・ウォーカーか同14勝のパトリック・コービンということになりそうだ。ただし、両者とも10日近くオープン戦での登板戦がなく、ともに防御率6点台と仕上がりには不安が残る。グレインキーが候補から脱落した今、誰を開幕投手に指名するのか。ロブロの決断に注目だ。


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  • ドジャースに大打撃 ターナーが死球で左手首を骨折

    2018.3.20 15:00 Tuesday

     日本時間3月20日に行われたアスレチックスとのオープン戦でケンドール・グレイブマンの投球を左手首に受けたジャスティン・ターナー(ドジャース)が骨折していたことが明らかになった。ターナーは明日再検査を受け、そこで全治までの具体的なスケジュール等が判明する予定だという。

     昨季はワールドシリーズ制覇にあと1勝届かず、今季は1988年以来30年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指すシーズンとなるはずだったドジャースに大打撃だ。日本時間3月20日のアスレチックス戦、第1打席で左手首に死球を受けたターナーの骨折が判明。勝負強い打撃で打線の軸となっている正三塁手を欠いてレギュラーシーズン開幕を迎えることが確実となってしまった。

     ファーハン・ザイディGMは「J.T.(ターナーの愛称)なしではベストチームになれないということは間違いない。他の選手たちはチームの戦力を維持するために、より良いプレイをする必要があるだろうね」と落胆した様子を隠さなかった。しかし、外部からの戦力補強はせず、現有戦力でターナーの穴埋めをする方針を明らかにしており、「このチャンスを生かせる選手がチームのなかにいる。ターナーの離脱が長くならないといいね」とターナーの早期復帰を願いつつ、現有戦力への信頼を口にした。

     デーブ・ロバーツ監督はローガン・フォーサイスを二塁から三塁へ移し、二塁には右打者のエンリケ・ヘルナンデスと左打者のチェイス・アトリーをプラトーンで起用することを検討しているという。また、控え捕手のオースティン・バーンズも二塁を守る機会が増えるかもしれない。ロバーツは「J.T.が離脱するのは痛いよ。毎日頼りにしていた選手だからね。でも、ウチには他にもたくさんの優れた選手がいるんだ」と、ザイディ同様に現有戦力の奮起に期待を寄せた。

     ターナーは「これが野球なんだ。できるだけ早く復帰できるように、どんなことでもやるつもりさ」と語り、早期復帰への意欲を見せた。ターナーが復帰するまでの間、ターナーの穴をしっかり埋められるか否かが、ドジャースにとって今季序盤戦の大きなポイントとなりそうだ。


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  • 2018年のメジャーリーグに関する「7つの予想」

    2018.3.20 14:30 Tuesday

     2018年のレギュラーシーズン開幕まであと10日となった。MLB公式サイトではマイク・ペトリエロが近年のトレンドやデータを用いながら、2018年のメジャーリーグに関する「7つの予想」を紹介している。ここではその「7つの予想」を簡単に見ていこう。

     1つ目は「ヤンキースがチーム本塁打記録を更新する」。従来の記録は1997年にマリナーズが記録した264本塁打だが、今季のヤンキース打線はこれを更新する可能性がある。昨季59本塁打のジャンカルロ・スタントンが加入しただけでなく、攻撃面で穴となる可能性のあった二塁と三塁にニール・ウォーカーとブランドン・ドルーリーを補強。1番から9番までどこからでも一発が飛び出す強力打線が完成した。

     2つ目は「エアー・ボール・レボリューションが継続する」。近年のメジャーリーグではゴロを打たない打撃を心掛け、成績を向上させている選手が目立っている。今季はヤスマニ・グランダル(ドジャース)やフアン・ラガレス(メッツ)らが打撃改造に取り組んでおり、ゴロを打たない打撃の波は今後も拡大していくことだろう。

     3つ目は「速球がより速く、より高く投じられる」。近年、速球の平均球速は上昇の一途を辿っており、2008年の91.8マイルから昨季は93.6マイルまで上昇した。さらに、フライを打つことを心掛ける打者たちに対して高めに速球を投じる場面も目立っており、今季もエアー・ボール・レボリューション対策として高めの速球が大きな役割を果たすことになりそうだ。

     4つ目は「速球の投球割合がさらに低下する」。近年、速球の投球割合は低下の一途を辿っており、2008年に60%を超えていた速球の割合は昨季55.3%まで低下した。速球は長打を浴びやすいということがデータ的にも証明されており、カーブなどの変化球を重用する球団が増加中。今季もこの傾向は続きそうだ。

     5つ目は「先発投手の投球イニング数が減少する」。全投球イニング数における先発投手の投球イニング数の割合は2015年まで65~70%の水準を維持していたものの、2016年は63.6%、昨季は61.9%へ低下。早めに継投を仕掛ける球団が徐々に増えている。打者3巡目を迎える先発投手より打者1巡目のリリーフ投手のほうが打たれにくいということがデータ的にも証明されており、この傾向は加速していくだろう。

     6つ目は「規定打席に到達する捕手が絶滅危惧種になる」。昨季、規定打席に到達した捕手はヤディアー・モリーナ(カージナルス)、J.T.リアルミュート(マーリンズ)、ゲーリー・サンチェス(ヤンキース)の3人だけだった。疲労を考慮して2人の捕手を併用したり、正捕手に休養を多く与えたりする球団が増えており、規定打席に到達する捕手が今後大幅に増えることはないと見られる。

     そして7つ目は「球界最高のチームはアストロズだが、最も多くの白星を挙げるのはインディアンスである」。投打とも充実の戦力を誇るアストロズが現在の球界において最高のチームと目されているが、同地区の他球団も戦力補強を進めている。一方、インディアンスの所属地区には再建中の球団が多く、結果的にインディアンスのほうがより多くの白星を挙げる可能性が高い。

     以上がペトリエロによる「7つの予想」である。このなかからいくつの項目が現実となるのか。これらの点に注目しながら、今季のメジャーリーグを見ていくのも面白いかもしれない。


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  • ロイヤルズが通算81勝の先発右腕・バックホルツとマイナー契約

    2018.3.20 12:30 Tuesday

     USAトゥデイによると、ロイヤルズは通算81勝の実績を誇るクレイ・バックホルツとマイナー契約を結んだようだ。昨季のバックホルツはフィリーズで2試合に先発したあと右前腕を痛めて手術を受け、そのままシーズン終了となっていた。

     開幕まで残り10日となったこのタイミングで、ロイヤルズが先発投手のデプス補強に動いた。今季のロイヤルズはエース左腕のダニー・ダフィーが開幕投手を務め、イアン・ケネディとジェイソン・ハメルの両ベテラン右腕がそれに続く予定となっているが、先発4~5番手に入るネイト・カーンズは故障明け、ジェイコブ・ジュニスはまだメジャーでの先発経験が16試合しかなく、不安の残る陣容。新加入のジェシー・ハーンはすでに60人間の故障者リストに登録されており、ブラッド・ケラー、スコット・バーロウ、エリック・スコグランドといったその他の候補も実績に乏しく、通算81勝の実績を誇るバックホルツの加入は心強い。

     バックホルツはレッドソックスで10シーズン、フィリーズで1シーズンを過ごし、通算208試合(うち190先発)に登板して81勝62敗、防御率4.01をマーク。2010年の17勝を筆頭に2ケタ勝利を3度マークし、2010年と2013年にはオールスター・ゲームに選出。2013年にはポストシーズンで4試合に先発し、チームのワールドシリーズ制覇にも貢献した。ただし、故障の多さが安定した活躍のハードルとなっており、200イニング到達は一度もなし。2014年を最後に規定投球回にも到達していない。

     バックホルツはメジャー昇格を果たした場合、年俸150万ドルを受け取り、さらに最大25万ドルの出来高が設定されているという。長期欠場した昨季からどの程度回復しているかは未知数だが、決して盤石とは言えない先発投手陣を抱えるロイヤルズでは少なからず出番はあるはずだ。すでに34歳とベテランの域に突入しているバックホルツだが、レッドソックス時代の輝きを取り戻せるか注目したい。


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  • レンジャーズが2年連続20本塁打以上のジョセフを獲得

    2018.3.20 12:00 Tuesday

     フィリーズでポジションを失い、DFAとなっていたトミー・ジョセフの新天地が決定した。日本時間3月20日、レンジャーズはウエーバーでジョセフを獲得したことを発表。これに伴い、クレイトン・ブラックバーンが60日間の故障者リストに登録された。

     ジョセフは2016年5月にメジャーデビューを果たし、ライアン・ハワードから正一塁手の座を奪って2年連続で20本以上の本塁打を放った。しかし、昨季後半戦にリーズ・ホスキンスが台頭し、さらに今オフにはカルロス・サンタナが加入。オープン戦では21打数9安打(打率.429)と結果を残していたが、フィリーズにジョセフのポジションはなく、ジェイク・アリエタの加入に伴って日本時間3月13日にDFAとなっていた。

     レンジャーズがジョセフを獲得したのは、指名打者の秋信守(チュ・シンス)と正一塁手のジョーイ・ギャロにアクシデントが発生した場合の保険要員とする狙いがあると見られる。また、レンジャーズはレフトのレギュラーが固定されていないため、ジョセフがレフトを一定のレベル以上で守れるようになれば、出場機会を増やすことも可能だろう。ただし、ジョセフにはまだマイナー・オプションが残っており、当分の間はマイナーで待機することになる可能性が高い。

     2年連続で20本以上の本塁打を放っている長打力が魅力のジョセフだが、昨季の打率.240、33四球、129三振という数字が示すように、打撃は非常に粗く、打線の中軸を任せるには物足りない。打率が低く、四球が少ないため、出塁率は.289という危機的水準まで落ち込んでおり、打力が重視されるポジションにおいて、打撃の確実性を向上させないことには十分な出場機会は得られないだろう。四球が少なく出塁率が低いのはマイナー時代から変わらない傾向だが、新天地でこの弱点を克服し、ワンランク上の打者へ成長することができるのか。DFAという屈辱を経験したジョセフの奮起に期待したい。


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  • ヤンキース・エルズベリーの開幕出遅れがほぼ確実に

    2018.3.20 11:30 Tuesday

     ヤンキースのアーロン・ブーン監督は、控え外野手のジャコビー・エルズベリーが開幕に間に合わない見込みであることを明らかにした。これによりロースターの1枠が空き、「25番目の選手」を巡って熾烈な競争が繰り広げられている。

     右腹斜筋を痛めたエルズベリーは、3月上旬から欠場が続いている。今週に入ってようやく実戦復帰を果たす予定だったが、風邪による体調不良で実戦復帰はお預けに。このままでは開幕までに十分な試合数や打席数をこなすことができないのは確実であり、ブーンは「開幕ロースター入りの可能性を完全に排除したわけではないけど、可能性は極めて低いと言わざるを得ない」と語っている。

     今季のエルズベリーは完全にレギュラーポジションを失い、ブレット・ガードナー、アーロン・ヒックス、アーロン・ジャッジ、ジャンカルロ・スタントンの4選手で構成される外野と指名打者のローテーションのバックアップを務める予定となっていた。エルズベリーの出遅れにより控え外野手の枠が空いたことになるが、すでに外野手4人がロースターに入っているため、ブーンはエルズベリーの代役は外野手でなくてもいいと考えているようだ。

     ブーンは「我々には様々な選択肢がある。投手1人を追加してもいいし、野手1人を入れることもできる」と語っており、投手13人体制で開幕を迎える可能性もある。「25番目の選手」の候補としてはルイス・セッサ、ドミンゴ・ヘルマン、ベン・ヘラー、ジョナサン・ホルダーの4投手と一塁手のタイラー・オースティン、外野手のビリー・マッキニーが挙げられる。なかでもオースティンはオープン戦で4本塁打、OPS.951と結果を残しており、一塁のほかに外野の両翼も守れるため、有力な候補と言えるだろう。

     3度の盗塁王に輝くなど、球界を代表するリードオフマンとして活躍してきたエルズベリーだが、パフォーマンスの低下とともに厳しい状況に追いやられていることは間違いない。出場機会を確保するためには、戦列復帰後に猛アピールが必要となりそうだ。


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  • レッズのナンバーワン有望株・センゼルのマイナー降格が決定

    2018.3.20 11:00 Tuesday

     日本時間3月20日、レッズはニック・センゼルをマイナーへ降格させたことを発表した。三塁が本職のセンゼルは、今回の春季キャンプとオープン戦で遊撃の守備に挑戦していたが、今後はマイナーで二塁の守備にも挑戦する予定となっている。

     2016年のドラフトで全体2位指名を受けてレッズに入団したセンゼル。昨季はA+級とAA級で合計119試合に出場し、打率.321、14本塁打、65打点、14盗塁、OPS.905の好成績をマークするなど、プロ入り前から定評のあった好打をプロの世界でも遺憾なく発揮している。レッズはこの好打を生かすべく、センゼルを「複数ポジションを守れる内野手」に育て上げようと考えている。

     ブライアン・プライス監督は遊撃の守備に挑戦したセンゼルについて「彼は複数ポジションを守る能力を示してくれた。内野守備コーチのフレディ・ベナビーデスと話をしたけど、彼はセンゼルの遊撃での成長ぶりにとてもワクワクしていたよ」と語り、合格点を与えた。今回の春季キャンプとオープン戦では、センゼルを混乱させないために遊撃の守備練習に専念させたが、今後は二塁の守備にも挑戦させる方針だ。

     オープン戦で打率.286とまずまずの成績を残していたセンゼルは、マイナー降格について「その日が来るのはわかっていた。それがいつ来るかという問題だったんだ」と落胆した様子を一切見せず、「まだたくさんのことを学ばないといけない」とさらなる成長に意欲を見せた。二塁、三塁、遊撃の各ポジションにレギュラーがいるチーム事情も把握しており、「僕の仕事は必要とされたポジションでプレイすることだよ」と複数ポジションをこなすことに積極的な姿勢を示している。

     なお、レッズは正三塁手のエウヘニオ・スアレスと7年契約を結んだばかりだが、スアレスを三塁に固定することは考えておらず、将来的にはセンゼルと同様に複数ポジションを守れる選手として起用していく方針だという。スアレスとセンゼルという好打の2人が複数ポジションを守れるようになれば、選手起用に幅が生まれ、チームに大きなプラスをもたらすに違いない。進化を続けるセンゼルの今後に期待したい。


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  • ブレーブスの超有望株・アクーニャ マイナー降格が決定

    2018.3.20 10:30 Tuesday

     日本時間3月20日、ブレーブスはオープン戦で打率.432と大活躍中のロナルド・アクーニャをマイナーへ降格させたことを発表した。アレックス・アンソポロスGMはアクーニャをメジャーへ昇格させる前に、マイナーでより多くの実戦経験を積ませたい意向を示している。

     昨季はA+級からAA級を経てAAA級まで駆け上がり、合計139試合に出場して打率.325、21本塁打、82打点、44盗塁、OPS.896の好成績をマークして球界トップクラスの有望株と目されるようになったアクーニャ。オープン戦でも16試合に出場して打率.432、4本塁打、11打点、4盗塁、OPS1.247と実力を存分に発揮していたが、「アクーニャを開幕ロースターに入れることはない」という球団の方針は変わらなかった。

     ブレーブスはアクーニャのメジャー昇格を開幕から2週間ほど待つと、アクーニャのフリーエージェント権取得は1年先延ばしとなり、少なくとも7シーズンにわたってアクーニャを保有可能となる。これがアクーニャを開幕ロースターに入れない最大の理由であると見られているが、アンソポロスには「有望株のメジャー昇格を必要以上に急ぎたくない」という考えもあるようだ。たとえば、ダンズビー・スワンソンはドラフト指名から1年強しか経っていない2016年8月にメジャーデビューを果たしたが、メジャー2年目の昨季は不振に喘ぎ、マイナー降格を経験。AAA級を経験せず、AA級でも平凡な成績に終わっていたスワンソンのメジャー昇格を時期尚早とする声もあったが、まさにその通りの結果となったのだ。

     「GMのような仕事をしていると、何をやっても批判されるんだよ」とアンソポロスは語る。オープン戦で素晴らしいパフォーマンスを見せていたアクーニャをマイナーへ降格させたことに対しては間違いなく批判の声が出るはずだ。しかし、アンソポロスは「選手が長く充実したキャリアを送るために最善の選択をしている」と自負する。満を持してメジャーへ昇格したアクーニャは、オープン戦と同様の大活躍を見せてくれるに違いない。


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  • カージナルス 有望株バッテリーの今季マイナースタートが決定

    2018.3.19 15:30 Monday

     カージナルスは日本時間3月19日に行われたナショナルズとのオープン戦の試合後、ジャック・フラハティとカーソン・ケリーを含む6選手をAAA級メンフィスへ降格させたことを発表した。ジョン・モゼリアック野球部門社長はフラハティについて「次に昇格してくる男だ」と語っている。

     22歳の右腕、フラハティはオープン戦4試合に先発して13イニングを投げ、0勝1敗、防御率4.85、20奪三振をマークした。一見、極めて平凡な成績に見えるものの、オープン戦での7失点のうち4点は日本時間3月1日のオリオールズ戦の3回裏に一死も取れずマニー・マチャドに満塁本塁打を打たれたもの。この「0回4失点」を除くと、防御率は2.08になる。要するに、フラハティはこの1イニングを除けば非常に安定したピッチングを続けており、それが首脳陣からの高評価に繋がっているのである。残念ながら開幕ローテーションに割って入ることはできなかったが、モゼリアックは先発投手陣に故障者などが発生し、追加の先発投手が必要になった場合、真っ先に昇格するのがフラハティであると明言している。

     一方、将来の正捕手として大きな期待を背負う23歳のケリーは、攻守両面で未熟さを露呈。チームは当初、名捕手ヤディアー・モリーナのもとで英才教育を施すプランを検討していたが、マイク・マシーニー監督が「彼には出場機会が必要だ」と語るように、より多くの実戦経験を積ませるためにAAA級降格が決まった。モリーナは今季から始まる3年契約を結んでおり、カージナルスはケリーのメジャー定着を焦る必要はない。AAA級でしっかり経験を積ませ、モリーナの現役ラストイヤーとなる2020年に上手くバトンタッチできるのが理想の流れと言えるだろう。

     モゼリアックは両者について「今季、必ずメジャーでプレイすると思うよ」と語っており、メジャー定着まであと一歩という状況。数年後には両者とも、常勝カージナルスを支える必要不可欠な戦力となっているに違いない。


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  • ヤンキースの有望三塁手・アンドゥハーのAAA級降格が決定

    2018.3.19 14:30 Monday

     日本時間3月19日、ヤンキースは有望三塁手のミゲル・アンドゥハーをAAA級スクラントン・ウィルクスバレーへ降格させたことを発表した。開幕ロースター入りを目指していたアンドゥハーはオープン戦で4本塁打を放つ活躍を見せたが、新加入のブランドン・ドルーリーから正三塁手の座を奪うには至らなかった。

     日本時間2月21日にヤンキース、レイズ、ダイヤモンドバックスの3球団による三角トレードが成立するまで、アンドゥハーは今季の正三塁手の筆頭候補に挙げられていた。その期待に応えるかのように、アンドゥハーはオープン戦の最初の5試合で打率.429、4本塁打、OPS1.357の大活躍。一時はドルーリーを控えに追いやってのレギュラー獲得も取り沙汰されたほどだった。しかし、その後の9試合では打率.179と急失速。日本時間3月19日のマーリンズ戦では出場機会がなく、試合後にエステバン・フロリアルとともにAAA級降格が決定した。

     アーロン・ブーン監督は「将来的に本当に優秀な選手になるであろう彼のような選手を、マイナーへ降格させるのは難しい決断だった。彼は(開幕ロースターに残るために)アピールする必要があったけど、打撃でも守備でもしっかりアピールしていたからね」と語り、苦渋の決断であったことを明らかにした。「彼は守備面でも良い働きを見せていた」と課題の守備面にも一定の評価を与え、「彼とは長い時間、話をしたよ。技術を磨き、努力を続け、より良い選手になってほしいと伝えた。彼がより良い選手になってメジャーに戻ってくるまでに、それほど時間は掛からないだろうね」と、アンドゥハーのさらなる成長に期待を寄せた。

     昨季のアンドゥハーはAA級とAAA級で計125試合に出場し、打率.315、16本塁打、82打点、OPS.850の好成績をマーク。球団の最優秀マイナー選手に選出された。メジャーでは5試合のみの出場ながら、打率.571(7打数4安打)と持ち味の好打を発揮。残念ながら今季の開幕はマイナーで迎えることになったが、メジャーで正三塁手として活躍する日は、それほど遠くない未来にやってくるはずだ。


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  • メジャー最高の先発1・2番手コンビを擁するのはどのチームだ!?

    2018.3.19 12:30 Monday

     2001年にワールドシリーズを制したダイヤモンドバックスの例を見るまでもなく、強力な先発1・2番手コンビはチームにとって極めて大きな武器となる。では、現在のメジャーリーグで最高の先発1・2番手コンビを擁しているのはどのチームなのか。今季の予想WARをもとに、トップ10を発表する。

     まずはランキングの算出方法を説明しよう。成績予想システムの代表格である「Steamer Projection System」が算出した今季の予想WARを用い、各球団の先発投手を順位付けする。そして、各球団の上位2投手の順位を合計し、その合計が最も小さいチームがベストの先発1・2番手コンビを擁するチームとなる。たとえば、ドジャースのクレイトン・カーショウ(予想WAR5.8)は1位、リッチ・ヒル(予想WAR2.6)は41位なので、ドジャースのポイントは1+41=42となるといった具合である。それではトップ10を見てみよう。

     

    1位 合計9 メッツ(ノア・シンダーガード、ジェイコブ・デグロム)
    2位 合計12 ナショナルズ(マックス・シャーザー、スティーブン・ストラスバーグ)
    3位 合計16 インディアンス(コリー・クルーバー、カルロス・カラスコ)
    4位タイ 合計29 カブス(ダルビッシュ有、ホゼ・キンターナ)
    4位タイ 合計29 レッドソックス(クリス・セール、デービッド・プライス)
    6位 合計30 ダイヤモンドバックス(ザック・グレインキー、ロビー・レイ)
    7位タイ 合計35 アストロズ(ジャスティン・バーランダー、ダラス・カイケル)
    7位タイ 合計35 ヤンキース(ルイス・セベリーノ、田中将大)
    9位 合計41 フィリーズ(ジェイク・アリエタ、アーロン・ノラ)
    10位 合計42 ドジャース(クレイトン・カーショウ、リッチ・ヒル)

     

     メジャー最高の先発1・2番手コンビはメッツのシンダーガード&デグロムという結果になった。2位にはメッツが所属するナ・リーグ東部地区の王者であるナショナルズが名を連ねているが、このランキングはメッツが地区優勝の大本命と見られるナショナルズに対抗できる可能性を秘めていることを表している。昨季はシンダーガードが故障によりわずか7試合の登板に終わったが、今季は故障することなくフルシーズンを健康に過ごし、ナ・リーグ東部地区の優勝争いを盛り上げてもらいたい。

     日本人選手が所属するチームでは、ダルビッシュのカブスが4位タイ、田中のヤンキースが7位タイにランクイン。特にダルビッシュはチームの先発投手で最高のWARを記録することが予想されており、右のエースとしての活躍に期待したい。注目は9位にランクインしたフィリーズ。先日獲得したアリエタと開幕投手を務めるノラのコンビはなかなか強力であり、今季のメジャーリーグにサプライズを提供してくれるかもしれない。カーショウを擁するドジャースは10位。カーショウ以外の先発投手の出来が、チームの成績を大きく左右することになりそうだ。


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