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  • カブスがリゾーの来季オプションを行使 年俸1650万ドル

    2020.11.1 10:30 Sunday

     カブスは日本時間11月1日、アンソニー・リゾーの来季オプション(年俸1650万ドル)を行使したことを発表した。再建期からカブスを支えてきたチームリーダーは、来季がカブスで過ごす10年目のシーズンとなる。なお、今オフは高額オプションの破棄が相次いでおり、年俸1000万ドル以上のオプションが行使されたのは、ザック・ブリットン(ヤンキース)、スターリング・マーテイ(マーリンズ)に次いでリゾーが3人目である。

     カブスは前日にジョン・レスターの年俸2500万ドルのオプションを破棄し、バイアウトとして1000万ドルを支払うことになった。また、ダニエル・デスカルソの年俸350万ドルのオプションも破棄(バイアウト100万ドル)。しかし、チームリーダーとして長年活躍してきた31歳のリゾーは、来季も必要な戦力であると判断された。

     今季のリゾーは58試合に出場して打率.222、11本塁打、24打点、OPS.755と打撃不振に苦しんだ。打率はカブスに加入した2012年以降ワーストの数字であり、OPSも2013年(.742)以降では最も低い数字。それでも、過去に3度ゴールドグラブ賞を受賞している一塁守備では安定した働きを見せ、今季も同賞のファイナリストに名を連ねている。

     カブスは2021年シーズン終了後にリゾー、ハビアー・バイエズ、クリス・ブライアント、カイル・シュワーバーが同時にフリーエージェントとなり、2022年オフにはウィルソン・コントレラスのフリーエージェントも控えている。これらの主力選手全員を残留させるのは予算的に困難であり、今オフはトレードでの放出も含めたチーム再構築も噂されている。

     とはいえ、新型コロナウイルスの影響による不確実性が伴うなかで、カブスが1650万ドルという高額なオプションを行使したのは、カブスのリゾーに対する評価の高さの証にほかならない。カブスは来季もリゾーをチームの中心に据えて、2年連続のポストシーズン進出を目指すことになりそうだ。

  • カステヤーノスはオプトアウト行使せず 来季もレッズでプレー

    2020.11.1 10:00 Sunday

     秋山翔吾が所属するレッズのニック・カステヤーノスは、大方の予想通り、オプトアウト(契約破棄)の権利を行使しなかった。これにより来季もレッズの一員としてプレーすることが決定した。オプトアウトの権利の行使は日本時間10月31日13時59分が期限となっていた。なお、4年6400万ドルの契約を結んでいるカステヤーノスは、来季終了時にもオプトアウトの権利を有しており、来季の成績次第では権利を行使する可能性が残されている。

     現在28歳のカステヤーノスは、レッズ加入1年目の今季、全60試合に出場して打率.225、14本塁打、34打点、OPS.784をマーク。開幕14試合で打率.340、7本塁打という好スタートを切ったものの、好調は長続きせず、打率と出塁率(.298)はメジャー定着後の自己ワーストとなった。

     また、守備を苦手としているにもかかわらず、指名打者としての出場よりも守備に就くことを希望し、57試合で右翼を守ったが、守備防御点は-4。短縮シーズンだったにもかかわらず、昨季を上回る3つのエラーを記録するなど、守備面でも精彩を欠いた。

     攻守に低調なシーズンを過ごしたうえに、今オフは新型コロナウイルスの影響により「厳冬」のオフシーズンとなることが予想されているため、オプトアウトの権利を行使しないという判断は当然と言える。カステヤーノスは3年4800万ドル分の契約を残しているが、もし市場に出たとしても、これを上回る契約を得るのは困難だっただろう。

     今季のレッズは左翼に秋山、中堅にニック・センゼル、右翼にカステヤーノス、指名打者にジェシー・ウィンカーが入る形が基本の布陣となっていたが、もしナショナル・リーグの指名打者制が廃止されればウィンカーが左翼に入るため、秋山の出場機会に影響を与える可能性がある。アリスティデス・アキーノやブライアン・グッドウィンも控えており、秋山は来季も熾烈なレギュラー争いを強いられることになりそうだ。

  • 専門誌の2020年オールスター・チームにダルビッシュと前田が選出

    2020.11.1 09:30 Sunday

     野球専門誌「ベースボール・アメリカ」は2020年シーズンの「オールMLBチーム」としてファースト・チームとセカンド・チームを発表しており、ファースト・チームの先発3番手にダルビッシュ有(カブス)、セカンド・チームの先発4番手に前田健太(ツインズ)が選出された。先発投手はファースト・チームとセカンド・チームを合わせて10人だけ。今季のダルビッシュと前田は先発投手として球界トップ10に入る見事な活躍だったというわけだ。

     ファースト・チームとセカンド・チームの顔ぶれは以下の通り。

    ファースト・チーム
    捕手 トラビス・ダーノウ(ブレーブス)
    一塁 フレディ・フリーマン(ブレーブス)
    二塁 DJ・レメイヒュー(ヤンキース)
    三塁 ホゼ・ラミレス(インディアンス)
    遊撃 フェルナンド・タティスJr.(パドレス)
    外野 ムーキー・ベッツ(ドジャース)
    外野 フアン・ソト(ナショナルズ)
    外野 マイク・トラウト(エンゼルス)
    指名 ホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス)
    先発 トレバー・バウアー(レッズ)
    先発 シェーン・ビーバー(インディアンス)
    先発 ダルビッシュ有(カブス)
    先発 ジェイコブ・デグロム(メッツ)
    先発 ディネルソン・ラメット(パドレス)
    救援 デビン・ウィリアムス(ブリュワーズ)

    セカンド・チーム
    捕手 J・T・リアルミュート(フィリーズ)
    一塁 ルーク・ボイト(ヤンキース)
    二塁 ブランドン・ラウ(レイズ)
    三塁 マニー・マチャド(パドレス)
    遊撃 トレイ・ターナー(ナショナルズ)
    外野 マーセル・オズーナ(ブレーブス)
    外野 ドミニク・スミス(メッツ)
    外野 マイク・ヤストレムスキー(ジャイアンツ)
    指名 ネルソン・クルーズ(ツインズ)
    先発 コービン・バーンズ(ブリュワーズ)
    先発 ゲリット・コール(ヤンキース)
    先発 ダラス・カイケル(ホワイトソックス)
    先発 前田健太(ツインズ)
    先発 柳賢振(ブルージェイズ)
    救援 リアム・ヘンドリックス(アスレチックス)

  • ツインズが40歳の主砲・クルーズとの再契約に向けて交渉中

    2020.10.31 12:30 Saturday

     ツインズは自軍からフリーエージェントとなった40歳のスラッガー、ネルソン・クルーズとの再契約に向けて動き始めたようだ。「ミネアポリス・スター・トリビューン」のラベル・E・ニール三世によると、すでに新たな契約に向けた交渉が開始されているという。加入1年目の昨季は41本塁打、今季もリーグ5位タイの16本塁打を放ったスラッガーは、どんな契約を手にすることになるのだろうか。

     マリナーズでプレーした4年間で平均41本塁打、104打点、OPS.908の好成績をマークしたクルーズは、2018年オフに1年契約+オプション1年でツインズに加入。2019年は打率.311、41本塁打、108打点、OPS1.031(=自己ベスト)、今季も打率.303、16本塁打、33打点、OPS.992の好成績をマークし、2019年が1400万ドル、今季が1200万ドルという年俸に見合う見事な働きを見せた。

     クルーズは2014年以降の7シーズンで260本塁打を放っているが、これはマイク・トラウト(エンゼルス)の240本塁打、エドウィン・エンカーナシオン(ホワイトソックス)の229本塁打、ノーラン・アレナード(ロッキーズ)の225本塁打、J・D・マルティネス(レッドソックス)の214本塁打などを上回るメジャー最多の数字である。

     40歳になっても全く衰えを見せないクルーズの獲得に興味を示すチームはツインズ以外にも少なくないと見られるが、直近2シーズンで1度も守備に就いていないことを考えると、クルーズの市場はナショナル・リーグの指名打者制が来季も継続されるかという点に大きく左右されることになる。来季もナ・リーグで指名打者制が継続されるのであれば、争奪戦に加わるチームは増え、クルーズはより好条件の契約を得られるだろう。

     ただし、ナ・リーグの指名打者制について最終的な決定がなされるのはオフシーズンの後半以降になると見られており、結局のところ、アメリカン・リーグのチームのみで争奪戦が行われることになりそうだ。

  • ブレーブスがベテラン右腕・ウェインライト獲得に興味

    2020.10.31 12:00 Saturday

     「ジ・アスレチック」によると、ブレーブスはカージナルスからフリーエージェントとなった39歳のベテラン右腕、アダム・ウェインライトの獲得に興味を示しているようだ。ウェインライトは2000年のドラフトでブレーブスから全体29位指名を受けてプロ入りし、メジャーデビュー前の2003年12月にトレードでカージナルスへ放出。もしブレーブスと契約すれば17年ぶりの古巣復帰となる。

     ブレーブスはマックス・フリード、マイク・ソローカ、イアン・アンダーソンといった優秀な若手先発投手を擁しており、それをサポートするベテラン投手の獲得を目指していると見られている。今季は新加入のコール・ハメルズにその役割を期待していたものの、ハメルズは故障で長期離脱。今度は地元出身のウェインライトにその役割を任せようというわけだ。

     今季のウェインライトは10試合に先発して65回2/3を投げ、2完投を含む5勝3敗、防御率3.15、54奪三振をマーク。チームで唯一規定投球回に到達し、ポストシーズン進出に大きく貢献した。通算167勝の実績のみならず、ポストシーズンの経験も非常に豊富であり、ブレーブスが求める戦力としてうってつけの存在と言える。

     ウェンライトは現在もジョージア州に住んでおり、2003年にはブライアン・スニッカー監督の下でプレーした経験もあるため、ブレーブス加入は本人にとっても魅力的な選択肢となり得るが、ブレーブス加入への障壁となる可能性があるのが正捕手トラビス・ダーノウの存在だ。

     ウェインライトは長年バッテリーを組んだヤディアー・モリーナと同じチームでプレーすることを希望していると見られる。しかし、ダーノウがいる以上、ブレーブスがモリーナを正捕手待遇で迎えることはなく、モリーナが新天地としてダーノウがいるブレーブスを選択する可能性は低い。モリーナと同じチームでプレーする機会が得られるのであれば、ウェインライトはそちらを選択するだろう。

     長年モリーナとバッテリーを組んできたウェインライトは、地元ブレーブスからのラブコールにどのような答えを用意しているのだろうか。

  • オプション破棄により15選手がFAに モートン、ハンド、レスターら

    2020.10.31 11:00 Saturday

     日本時間10月31日、来季の契約オプションが破棄されたことにより、15人の選手が追加でフリーエージェント公示された。これにより前日までの160人と合わせて175人の選手がフリーエージェントとなっている。ワールドシリーズ終了からの5日間は元所属球団との独占交渉期間となり、日本時間11月2日からフリーエージェント選手と他球団の交渉が解禁。いよいよ本格的に移籍市場の動きがスタートする。

     来季オプションを破棄されてフリーエージェントとなったのは以下の15人。

    チェイス・アンダーソン投手(ブルージェイズ)
    エドウィン・エンカーナシオン一塁手(ホワイトソックス)
    ブレット・ガードナー外野手(ヤンキース)
    ジオ・ゴンザレス投手(ホワイトソックス)
    ジェッド・ジョーコ三塁手(ブリュワーズ)
    ブラッド・ハンド投手(インディアンス)
    J・A・ハップ投手(ヤンキース)
    ブランドン・キンツラー投手(マーリンズ)
    コリー・クルーバー投手(レンジャーズ)
    ジョン・レスター投手(カブス)
    チャーリー・モートン投手(レイズ)
    ジミー・ネルソン投手(ドジャース)
    カルロス・サンタナ一塁手(インディアンス)
    エリック・ソガード三塁手(ブリュワーズ)
    マイク・ズニーノ捕手(レイズ)

     ワールドシリーズに進出したレイズは、モートンの年俸1500万ドル、ズニーノの年俸450万ドルの来季オプションを破棄。エリック・ニアンダーGMは両者との再契約についてドアを閉ざしていないことを明言しており、より安価な金額で再契約を結ぶ可能性は残されている。

     マーリンズは今季12セーブをマークしたキンツラーの年俸400万ドルの来季オプションを破棄。インディアンスはハンドをウエーバー公示したことが報じられていたが、獲得を希望する球団は現れず、結局オプション破棄という形で袂を分かつことになった。

     ヤンキースはガードナーの年俸1000万ドル、ハップの年俸1700万ドルのオプションを破棄。生え抜きかつチーム最古参のガードナーについては、より安価な金額での再契約も検討されているようだ。

     エンカーナシオン、クルーバー、レスター、サンタナなどビッグネームが並んでいるものの、全盛期のような活躍を期待できなくなっていることも事実。球界全体で「厳冬」が予想される今オフ、こうしたベテラン選手にとって厳しいオフシーズンとなることは間違いないだろう。

  • ウィンター・ミーティングとオーナー会議はリモート開催へ

    2020.10.31 10:30 Saturday

     メジャーリーグ機構は日本時間10月31日、オフシーズンの恒例行事であるオーナー会議とウィンター・ミーティングを対面イベントとして開催することを中止することを発表した。その代わりに、両イベントで行われる予定だった話し合いなどは必要に応じてリモートで行われることになった。

     今オフのオーナー会議は日本時間11月18~20日にアーリントンで、ウィンター・ミーティングは日本時間12月8~11日にダラスで行われる予定だったが、新型コロナウイルスの影響により対面イベントとしての開催は中止に。必要な話し合いはリモートで行われることが決定した。

     なかでも、ウィンター・ミーティングの開催中止は球界に大きな影響を与えることが予想される。メジャーリーグとマイナーリーグの関係者が一堂に会し、トレード交渉やフリーエージェント交渉を含めた様々な話し合いが活発に行われる場であったからだ。11月上旬に開催予定だったGM会議もすでに中止が決定しており、主要イベントが次々に中止されていることは、移籍市場の動きにも大きな影響を与えそうだ。

     また、来春のスプリング・トレーニングのスケジュールも変更される可能性があるという。現時点では何も正式に発表されていないが、「ESPN」のジェシー・ロジャースによると、例年通りの時期にスタートしない可能性が高いという。キャンプ地での密を避けるためにAA級以下に属するマイナー選手のキャンプを、時期をずらして開催する可能性も取り沙汰されており、来季も異例の形でスタートすることになるかもしれない。

  • コーエン氏のメッツ買収が正式に承認 史上最高の2500億円超え

    2020.10.31 10:00 Saturday

     日本時間10月31日、メジャーリーグ各球団のオーナーとニューヨーク市のビル・デブラシオ市長がウィルポン家からスティーブ・コーエン氏へのメッツ売却を承認したことが明らかになった。報道によると、コーエン氏の買収額は史上最高となる24億ドル(約2500億円)以上。メジャーリーグ機構によると、コーエン氏は今後10日以内にメッツの所有権を引き継ぐことになるという。

     ロブ・マンフレッド・コミッショナーは「メジャーリーグ機構を代表して、コーエン氏がメジャーリーグ各球団からの承認を受けたことを祝福します」との声明を発表。「スティーブはメッツへの生涯にわたる情熱を球団運営に注ぎ、尊敬されるリーダーの1人になるでしょう。メッツのファンが誇りを持てるチームを作るために一生懸命働いてくれると信じています」とエールを送った。

     コーエン氏は「私がニューヨーク・メッツの次のオーナーになることをメジャーリーグ各球団のオーナーのみなさんが承認してくださったことを光栄に思います。チームを所有することは素晴らしい特権であり、大切な責任でもあります」との声明を発表。球団の全職員に新型コロナウイルスによるパンデミック以前の給与を支払うこと、シーズン中限定の職員のために救済基金を設立することなどを計画していることも明らかにした。

     コーエン氏はすでに自軍の元GMであるサンディ・アルダーソンを球団社長とする計画を発表しており、アルダーソンの意向によっては現在ブロディ・バンワグネンが務めているGMが変更される可能性もある。オーナーの交代により、今オフの移籍市場では積極的な補強を展開することが予想されており、メッツはオフシーズンを盛り上げるチームの1つとなりそうだ。

     コーエン氏は「私と私の家族は生涯にわたるメッツのファンであり、今回の球団買収に本当に興奮しています。フリーエージェント市場がまもなくスタートするので、迅速に取り組んでいきます」と今オフの戦力補強への意欲を見せた。

  • アストロズ前監督のヒンチ タイガース新監督就任が決定

    2020.10.31 09:30 Saturday

     日本時間10月31日、アストロズ前監督のAJ・ヒンチがタイガースの新監督に就任することが正式に発表された。ヒンチはアストロズのサイン盗み問題で1年間の職務停止処分を受けていた。タイガースが複数の候補者と面談を進めるなかでヒンチが最有力候補に浮上したことが報じられていたが、それから1日足らずのうちに監督就任が正式に決定。ヒンチは現役時代の2003年に控え捕手として1シーズンだけタイガースでプレーしており、18年ぶりの古巣復帰となる。

     ドジャースが32年ぶりの世界一を決めたワールドシリーズ第6戦、その最後のアウトから30分が経過したときにヒンチの電話が鳴った。タイガースのアル・アビラGMからの連絡だった。「まだアルの電話番号が残っていたんだ。『もしもし』と電話に出たら『アルだ。AJ、明日飛行機に乗ってほしい』と言われた」とヒンチ。その後、コメリカ・パークで面談が行われ、ワールドシリーズ終了からわずか3日で監督就任が決定した。

     ヒンチが在籍した2003年、タイガースは119敗を喫したが、3年後の2006年にはワールドシリーズへ進出。ヒンチには同じようなプロセスを築くことが期待されている。「ファーム組織が充実していることは知っている。近年のドラフトの状況や若手投手の成長具合も把握している。チームはすでにある程度の成長を遂げているし、私は優秀なコーチ陣とともにそれを加速させるのを手助けできると思う。わくわくするよ」とヒンチは意欲を見せる。

     アビラは「今回の監督探しのなかで、AJの洞察力や知識、野球への情熱が他の誰にも負けないことはすでにわかっていた」とヒンチの手腕を極めて高く評価している。気になるのはアストロズ時代のサイン盗み問題についてだが、アビラは「面談を行うなかで、彼は明らかに反省していたし、その時間(=職務停止の1年間)を使ってその問題についてしっかり考えていた。それによって彼はより良いリーダーになったと思う」と述べた。

     タイガースは今後数年間のうちに再建を終え、ワールドシリーズ制覇を狙える態勢を整えていくと見られている。「AJはデトロイトの街にワールドシリーズ制覇を持ち帰るのに最適な人物だと信じている」というアビラからの期待にヒンチが応えられるか注目だ。

  • オプション破棄により13選手がFAに ブラウン、ウォン、オデイら

    2020.10.30 12:00 Friday

     メジャーリーグ選手会は日本時間10月30日、来季の契約オプションが破棄されたことにより13人の選手がフリーエージェントとなったことを発表した。前日に公示された147人に13人を加えた160人の選手がフリーエージェントとなっている。新型コロナウイルスの影響による減収でほとんどの球団が来季のペイロールを縮小することが予想されており、例年ならばオプションを行使されたであろう選手がオプションを破棄されたケースも見受けられる。フリーエージェント選手にとっては厳しいオフシーズンとなるかもしれない。

     日本時間10月30日に追加のフリーエージェント選手として公示された13人は以下の通り。

    ライアン・ブラウン外野手(ブリュワーズ)
    ロビンソン・チリーノス捕手(メッツ)
    アダム・イートン外野手(ナショナルズ)
    トッド・フレイジャー三塁手(メッツ)
    ハウィー・ケンドリック一塁手(ナショナルズ)
    マイク・リーク投手(ダイヤモンドバックス)
    ダレン・オデイ投手(ブレーブス)
    ウィルソン・ラモス捕手(メッツ)
    セルジオ・ロモ投手(ツインズ)
    ヘクター・ロンドン投手(ダイヤモンドバックス)
    アニバル・サンチェス投手(ナショナルズ)
    コルテン・ウォン二塁手(カージナルス)
    エリック・テームズ一塁手(ナショナルズ)

     38歳のオデイは今季19試合に登板して4勝0敗2ホールド、防御率1.10の好成績をマークしたが、年俸350万ドルのオプションを破棄されてフリーエージェントとなった。

     カージナルスの正二塁手として活躍してきたウォンは昨季ゴールドグラブ賞を初受賞し、今季もフィールディング・バイブル賞に選出されるほどの好守を見せたが、年俸1250万ドルのオプションを破棄された。

     ダイヤモンドバックスのリークは開幕前にオプトアウトして今季を欠場し、オプション破棄によりそのままチームを去ることになった。ブリュワーズ一筋で活躍してきた2011年MVPのブラウンもオプション破棄でフリーエージェントとなり、現役引退の可能性もあると見られている。

     オデイやウォンなどは例年通りの状況であれば、オプションを行使された可能性もあったはず。コロナ禍による球団の減収の影響が、そのままダイレクトに選手の契約に影響を与える形となっている。移籍市場の動きは今後本格化していくが、フリーエージェント選手にとって厳しいオフシーズンとなることは間違いなさそうだ。

  • ヤンキース・ブリットン オプション行使で2022年まで契約保証

    2020.10.30 11:30 Friday

     メジャーリーグ公式サイトでヤンキースの番記者を務めるブライアン・ホークによると、ヤンキースはザック・ブリットンの2022年の契約オプションを行使したようだ(現時点で球団からの公式発表なし)。ヤンキースは2019年1月にブリットンと3年契約を結んだ際、「2020年シーズン終了後に2022年の契約オプションを行使しなければフリーエージェントになれる」という珍しい条項を含めていた。貴重な救援左腕を手放すのではなくキープすることを選択した。

     現在32歳のブリットンは、今季20試合に登板して1勝2敗8セーブ、3ホールド、防御率1.89の好成績をマーク。特にシーズン前半は新型コロナウイルスに感染して出遅れたアロルディス・チャップマンに代わってクローザーを務め、8度のセーブ機会をすべて成功させる見事な働きを見せた。

     レイズとの地区シリーズに2勝3敗で敗退したあと、ブライアン・キャッシュマンGMは「彼は素晴らしいシーズンを過ごした」とブリットンの働きを絶賛。グラウンド上でのパフォーマンスだけでなく、グラウンド内外で発揮したリーダーシップにも高い評価を与えていた。

     ヤンキースとチャップマンの契約は2022年まで残っているため、ブリットンは今後2年間もセットアッパーを務めることになるが、チャップマンにアクシデントが発生した場合に穴を埋められる存在が控えているのはチームにとって非常に心強い。

     ブリットンはオリオールズ時代の2015~16年に2年連続でオールスター・ゲームに選出され、特に2016年はリーグ最多の47セーブを記録して防御率0.54という素晴らしい成績をマーク。2015年から2017年にかけて60セーブ機会連続成功のアメリカン・リーグ新記録も樹立した。

     2018年途中のヤンキース移籍後は、合計111試合に登板して5勝3敗14セーブ、40ホールド、防御率2.14と安定したピッチングを続けている。

  • アストロズ前監督のヒンチ タイガース新監督の最有力候補に

    2020.10.30 11:00 Friday

     2003年のレギュラーシーズン最終戦、タイガースがロン・ガーデンハイアー率いるツインズを破ってシーズン120敗を回避したこの試合でタイガースの控え捕手としてベンチに座っていたのがAJ・ヒンチだった。タイガースは現在、ガーデンハイアーの後任となる新監督を探しているが、メジャーリーグ公式サイトのジョン・ポール・モロシによると、ヒンチがその最有力候補となっているようだ。日本時間10月30日にタイガースとヒンチの面談が行われたことが報じられている。

     今季終盤にガーデンハイアーが勇退したタイガースは、過去4週間にわたって新監督候補との面談を行ってきた。アル・アビラGMはヒンチが候補の1人であることを明言していたが、ヒンチはアストロズのサイン盗み問題に関連して1年間の職務停止処分を受けていたため、タイガースはヒンチとの面談を行うことができなかった。しかし、ワールドシリーズが終了してヒンチとの交渉が解禁され、面談を行った結果、新監督の最有力候補に浮上したという。

     ヒンチはアストロズの監督を務めた5年間で481勝329敗の好成績をマーク。最後の3年間はいずれも101勝以上を記録した。2009年からの2年間はダイヤモンドバックスで監督を務めており、監督7シーズンでの通算成績は570勝452敗。タイガースは再建中だったアストロズを強豪へと変貌させたヒンチの手腕を高く評価し、再建中のチームを強豪へと育てていくプロセスをヒンチに任せたいと考えているようだ。

     アビラはサイン盗み問題について「もちろん、それは良いことではない」と語る一方、「彼ら(ヒンチとレッドソックス前監督のアレックス・コーラ)は処分を受けた。処分が終了すれば、彼らは自由にキャリアを続行できる」とも話していた。

     なお、ホワイトソックスの新監督がトニー・ラルーサに決まったことにより、監督の座が空席となっているのはタイガースとレッドソックスの2球団だけだが、レッドソックスはコーラの監督復帰が有力視されている。サイン盗み問題により監督の座を追われた両者は、2人揃って来季再びメジャーリーグの舞台で指揮を執ることになるかもしれない。

  • マリナーズがオプション破棄のグレイブマンと1年125万ドルで再契約へ

    2020.10.30 10:30 Friday

     マリナーズはケンドール・グレイブマンの年俸350万ドルの来季オプションを破棄したが、金額を下げる形での再契約で合意に至ったようだ。メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンドによると、マリナーズとグレイブマンは年俸125万ドル(プラス出来高)の1年契約で合意。今季のグレイブマンは先発では期待に応えられなかったものの、リリーフではまずまずのピッチングを見せており、来季もリリーバーとしての起用が有力視されている。

     「USAトゥデイ」がグレイブマンの出来高について詳細を報じており、40試合を完了すれば150万ドル、60イニング以上投げれば50万ドル、アクティブ・ロースターに150日以上登録されれば50万ドルが支払われるという。なお、現時点では再契約について球団からの公式発表は行われていない。

     トミー・ジョン手術により2019年シーズンの大部分を欠場したグレイブマンは現在29歳。昨年11月に1年200万ドル+オプション1年でマリナーズに加入し、先発ローテーションの一角を担うことが期待されていたが、2度の先発登板で0勝2敗、防御率8.31と打ち込まれて首の故障により戦線離脱。9月に戦列復帰したあとはリリーフで起用され、9試合に登板して1勝1敗5ホールド、防御率3.60とまずまずのピッチングを見せた。

     健康面に不安を抱えるものの、90マイル台後半に達する速球を投げることができるため、マリナーズはリリーバーとしてのポテンシャルを評価。グレイブマンも再建段階のマリナーズでプレーすることに魅力を感じており、オプション破棄後、金額を下げる形での再契約に前向きな姿勢を示していた。

     アスレチックス時代の2016年に自己最多の10勝をマークするなど先発投手として活躍してきたグレイブマンだが、近年は故障による長期離脱が続いており、メジャーでの登板は2016年の31試合をピークに2017年が19試合、2018年が7試合、そして2019年は登板なしと年々減少していた。本格的なリリーフ転向の1年目となる来季は今後のキャリアを左右する重要な1年となりそうだ。

  • インディアンスがセーブ王・ハンドをウエーバーに 財政難の影響か

    2020.10.30 09:30 Friday

     「ジ・アスレチック」の報道によると、インディアンスは今季両リーグ最多の16セーブをマークしたブラッド・ハンドをウエーバー公示したようだ。ハンドは来季の契約が年俸1000万ドルの球団オプションとなっているが、財政難のインディアンスがこのオプションを行使する可能性は低いと見られている。他球団がウエーバー公示されたハンドの獲得を希望した場合、インディアンスはオプションを破棄する際のバイアウト100万ドルを支払う必要がないため、資金の節約を目的とした動きと言えそうだ。

     インディアンスのクリス・アントネッティ野球部門社長は、来季のペイロールについて具体的な言及を避けたものの、新型コロナウイルスの影響で今季よりも縮小される可能性が高いことを示唆した。よって、1000万ドルもの年俸をリリーバーに費やす可能性は低く、オプション破棄は確実。オプションを破棄する場合、バイアウト100万ドルを支払う必要があるため、それすらも節約するためにウエーバー公示したというわけだ。

     とはいえ、ハンドのインディアンス退団は確実であるため、他球団はオプションが破棄されてハンドがフリーエージェントになるのを待ち、より安価な金額でハンドと契約交渉を行うこともできる。したがって、ハンドに支払う年俸1000万ドルが適切であるかを他球団がどう判断するかがポイントとなりそうだ。

     現在30歳のハンドは、今季23試合に登板して2勝1敗16セーブ(成功率100%)、防御率2.05、奪三振率11.86、与四球率1.64の好成績をマーク。しかし、ポストシーズンで唯一の登板となったワイルドカード・シリーズ第2戦(対ヤンキース)でセーブに失敗して逆転を許し、残念な形でシーズンを終えることになってしまった。

     なお、インディアンスにはジェームス・カリンチャックやエマニュエル・クラーセといった若くて生きのいいリリーバーがおり、ハンド退団後は彼らがクローザーの座を争うことになると見られている。

  • フィールディング・バイブル賞の受賞者が決定 秋山4位、田中5位

    2020.10.30 09:00 Friday

     日本時間10月30日、各ポジションで最高の守備を見せた選手を表彰する「フィールディング・バイブル賞」の受賞者が発表された。選考は12人の専門家が各ポジションで1~5位を選出する形で行われ、獲得ポイントによって受賞者が決定する。ゴールドグラブ賞とは異なり、両リーグから1名だけが選出される点、複数ポジションを守る選手を表彰するために「マルチ・ポジション」部門がある点が特徴だ。また、定められた基準以上の守備防御点を記録した選手しか投票の対象にならないため、本当に守備が上手い選手だけが表彰されるシステムとなっている。

     日本人選手では秋山翔吾(レッズ)が左翼手部門4位、田中将大(ヤンキース)が投手部門5位にランクイン。一方、秋山とともにゴールドグラブ賞のファイナリストに名を連ねた前田健太(ツインズ)には1ポイントも入らなかった。各ポジションの投票結果(5位まで)は以下の通り。

    ◆投手
    マックス・フリード(ブレーブス)55ポイント(初)
    ザック・グレインキー(アストロズ)40ポイント
    カイル・ヘンドリックス(カブス)28ポイント
    ネイサン・イバルディ(レッドソックス)10ポイント
    田中将大(ヤンキース)9ポイント

    ◆捕手
    ロベルト・ペレス(インディアンス)52ポイント(2年連続2度目)
    タッカー・バーンハート(レッズ)31ポイント
    ジェイコブ・ストーリングス(パイレーツ)23ポイント
    クリスチャン・バスケス(レッドソックス)19ポイント
    ヤスマニ・グランダル(ホワイトソックス)17ポイント

    ◆一塁手
    マット・オルソン(アスレチックス)53ポイント(3年連続3度目)
    エバン・ホワイト(マリナーズ)39ポイント
    ジョシュ・フエンテス(ロッキーズ)25ポイント
    アンソニー・リゾー(カブス)20ポイント
    ホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス)17ポイント

    ◆二塁手
    コルテン・ウォン(カージナルス)45ポイント(3年連続3度目)
    エンリケ・ヘルナンデス(ドジャース)44ポイント
    ニッキー・ロペス(ロイヤルズ)38ポイント
    セザー・ヘルナンデス(インディアンス)33ポイント
    アダム・フレイジャー(パイレーツ)6ポイント

    ◆三塁手
    ノーラン・アレナード(ロッキーズ)60ポイント(=満票・3年ぶり4度目)
    マニー・マチャド(パドレス)31ポイント
    イサイアー・カイナーファレファ(レンジャーズ)28ポイント
    ジオ・ウルシェラ(ヤンキース)27ポイント
    マット・チャップマン(アスレチックス)23ポイント

    ◆遊撃手
    ハビアー・バイエズ(カブス)42ポイント(2年ぶり4度目・遊撃手では初)
    ダンズビー・スワンソン(ブレーブス)35ポイント
    トレバー・ストーリー(ロッキーズ)32ポイント
    カルロス・コレア(アストロズ)24ポイント
    フランシスコ・リンドーア(インディアンス)15ポイント

    ◆左翼手
    タイラー・オニール(カージナルス)51ポイント(初)
    ブライアン・レイノルズ(パイレーツ)33ポイント
    マイケル・ブラントリー(アストロズ)29ポイント
    秋山翔吾(レッズ)17ポイント
    アレックス・ゴードン(ロイヤルズ)13ポイント

    ◆中堅手
    ケビン・キアマイアー(レイズ)51ポイント(5年ぶり2度目)
    バイロン・バクストン(ツインズ)51ポイント
    ルイス・ロバート(ホワイトソックス)27ポイント
    ジャッキー・ブラッドリーJr.(レッドソックス)24ポイント
    ラモン・ラウレアーノ(アスレチックス)15ポイント
    ※1位票がキアマイアー6票、バクストン5票のため、キアマイアーが受賞

    ◆右翼手
    ムーキー・ベッツ(ドジャース)60ポイント(満票・2年ぶり4度目)
    ジョーイ・ギャロ(レンジャーズ)41ポイント
    アンソニー・サンタンデール(オリオールズ)23ポイント
    ジェイソン・ヘイワード(カブス)15ポイント
    アレックス・ベルドゥーゴ(レッドソックス)10ポイント

    ◆マルチ・ポジション
    エンリケ・ヘルナンデス(ドジャース)48ポイント(初)
    トミー・エドマン(カージナルス)27ポイント
    アレックス・ベルドゥーゴ(レッドソックス)20ポイント
    デービッド・フレッチャー(エンゼルス)16ポイント
    クリス・テイラー(ドジャース)13ポイント
    ※秋山が3ポイントを獲得して11位タイにランクイン

  • オールMLBチームの投票スタート ダルビッシュと前田もノミネート

    2020.10.30 08:30 Friday

     昨季から表彰が始まった「オールMLBチーム」を選出するファン投票が日本時間10月30日にスタートした。外野手3名、先発投手5名、救援投手2名、その他のポジションは各1名という構成でファースト・チームとセカンド・チームが選出され、今季のMLBのオールスター・チームが決定する。選考はファン投票が50%、野球メディアが構成する選考委員会の投票が50%という割合で行われ、12月の第2週ごろに選考結果が発表される予定となっている。

     ファン投票はあらかじめ選出されたノミネート選手のなかから投票する選手を選ぶという形式で行われ、日本時間11月14日午前4時まで24時間ごとに1度投票が可能。投票は特設サイト(https://www.mlb.com/fans/all-mlb-team)で受け付けている。日本人選手からは先発投手部門でダルビッシュ有(カブス)と前田健太(ツインズ)の2人がノミネートされた。各部門のノミネート選手は以下の通り。

    ◆捕手
    トラビス・ダーノウ(ブレーブス)
    ヤスマニ・グランダル(ホワイトソックス)
    ショーン・マーフィー(アスレチックス)
    オースティン・ノラ(パドレス)
    サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)
    J・T・リアルミュート(フィリーズ)
    ウィル・スミス(ドジャース)

    ◆一塁手
    ホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス)
    ブランドン・ベルト(ジャイアンツ)
    フレディ・フリーマン(ブレーブス)
    ポール・ゴールドシュミット(カージナルス)
    ドミニク・スミス(メッツ)
    ルーク・ボイト(ヤンキース)

    ◆二塁手
    キャバン・ビジオ(ブルージェイズ)
    ロビンソン・カノー(メッツ)
    ジェイク・クロネンワース(パドレス)
    セザー・ヘルナンデス(インディアンス)
    DJ・レメイヒュー(ヤンキース)
    ブランドン・ラウ(レイズ)
    ドノバン・ソラーノ(ジャイアンツ)

    ◆三塁手
    ブライアン・アンダーソン(マーリンズ)
    アレック・ボーム(フィリーズ)
    マニー・マチャド(パドレス)
    ホゼ・ラミレス(インディアンス)
    アンソニー・レンドン(エンゼルス)
    ジャスティン・ターナー(ドジャース)
    ジオ・ウルシェラ(ヤンキース)

    ◆遊撃手
    ティム・アンダーソン(ホワイトソックス)
    ザンダー・ボガーツ(レッドソックス)
    デービッド・フレッチャー(エンゼルス)
    ホゼ・イグレシアス(オリオールズ)
    コリー・シーガー(ドジャース)
    トレバー・ストーリー(ロッキーズ)
    ダンズビー・スワンソン(ブレーブス)
    フェルナンド・タティスJr.(パドレス)
    トレイ・ターナー(ナショナルズ)

    ◆外野手
    ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)
    ムーキー・ベッツ(ドジャース)
    マイケル・コンフォート(メッツ)
    トレント・グリシャム(パドレス)
    ブライス・ハーパー(フィリーズ)
    テオスカー・ヘルナンデス(ブルージェイズ)
    エロイ・ヒメネス(ホワイトソックス)
    カイル・ルイス(マリナーズ)
    ウィル・マイヤーズ(パドレス)
    A・J・ポロック(ドジャース)
    フアン・ソト(ナショナルズ)
    ジョージ・スプリンガー(アストロズ)
    マイク・トラウト(エンゼルス)
    マイク・ヤストレムスキー(ジャイアンツ)

    ◆指名打者
    マイケル・ブラントリー(アストロズ)
    ネルソン・クルーズ(ツインズ)
    マーセル・オズーナ(ブレーブス)
    フランミル・レイエス(インディアンス)
    ジェシー・ウィンカー(レッズ)

    ◆先発投手
    クリス・バシット(アスレチックス)
    トレバー・バウアー(レッズ)
    シェーン・ビーバー(インディアンス)
    コービン・バーンズ(ブリュワーズ)
    カルロス・カラスコ(インディアンス)
    ゲリット・コール(ヤンキース)
    ダルビッシュ有(カブス)
    ジェイコブ・デグロム(メッツ)
    マックス・フリード(ブレーブス)
    ザック・ギャレン(ダイヤモンドバックス)
    ルーカス・ジオリト(ホワイトソックス)
    カイル・ヘンドリックス(カブス)
    クレイトン・カーショウ(ドジャース)
    ダラス・カイケル(ホワイトソックス)
    ディネルソン・ラメット(パドレス)
    ランス・リン(レンジャーズ)
    前田健太(ツインズ)
    アーロン・ノラ(フィリーズ)
    柳賢振(ブルージェイズ)
    ブランドン・ウッドラフ(ブリュワーズ)

    ◆救援投手
    ニック・アンダーソン(レイズ)
    アレックス・コロメイ(ホワイトソックス)
    エドウィン・ディアス(メッツ)
    ジェイク・ディークマン(アスレチックス)
    ブラッド・ハンド(インディアンス)
    リアム・ヘンドリックス(アスレチックス)
    グレッグ・ホランド(ロイヤルズ)
    ジェレミー・ジェフレス(カブス)
    ジェームス・カリンチャック(インディアンス)
    ドリュー・ポメランツ(パドレス)
    トレバー・ローゼンタール(パドレス)
    デビン・ウィリアムス(ブリュワーズ)

  • 殿堂入りの名将・ラルーサが現場復帰 古巣のWソックスで監督就任

    2020.10.30 08:00 Friday

     ホワイトソックスは日本時間10月30日、球団30代目監督であるトニー・ラルーサが同41代目としてチームの新監督に就任することを発表した。現在76歳のラルーサは、カージナルスでワールドシリーズを制した2011年を最後に現場を離れていたが、リック・レンテリア監督を解任したホワイトソックスの新監督候補に浮上。ラルーサが現場復帰を望んでいるかどうかは不透明だったが、10年ぶりの現場復帰が実現することになった。

     ラルーサは33年にわたる監督生活でメジャー歴代3位の2728勝をマークし、リーグ優勝を6度、ワールドシリーズ制覇を3度成し遂げている。監督としてのキャリアはホワイトソックスでスタートしており、1979年途中から1986年途中まで監督を務めて522勝510敗、ポストシーズン進出1度という成績。1986年途中に当時のケン・ハーレルソンGMに解任されたが、ジェリー・ラインズドーフ会長はラルーサ解任が失敗だったこと、それを後悔していること、そしてラルーサは兄弟のような存在であることを明らかにしていた。

     リック・ハーンGMはレンテリア解任後、「チームの新監督には優勝経験のある人物が望ましい」との考えを語っていた。10年近く現場を離れているラルーサがデータ全盛の現代野球にどこまで適応できるかを疑問視する声もあるが、通算2728勝という実績はそんな批判の声を無力化してしまうほどには圧倒的だ。若手有望株の成長とともに力をつけてきたホワイトソックスを殿堂入りの名将が率いることでどんな化学反応が起こるか注目される。

     なお、監督として殿堂入りした人物が現場復帰して再びチームの指揮を執るのは極めて異例。通常、監督を殿堂入りさせる際には完全に引退したかどうかについて慎重に検討が行われるからだ。また、ホワイトソックスで複数の期間にわたって監督を務めるのはニクシー・キャラハン(1903~04年と1912~14年)、ポール・リチャーズ(1951~54年と1976年)、アル・ロペス(1957~65年と1968~69年)に次いでラルーサが4人目となる。

  • オフシーズン開幕 田中、平野らFA公示された全147選手一覧

    2020.10.29 12:30 Thursday

     ワールドシリーズが終了し、オフシーズンがスタートした。その初日は、147人の選手がフリーエージェントとして公示。チーム別ではメッツの11人が最多で、10人のアスレチックスと9人のブレーブスがそれに続いている。なお、フリーエージェント選手の人数は契約オプションの破棄やノンテンダーなどによって今後も増えていく。ここではオフシーズン初日の日本時間10月29日に公示された147人の選手をチーム別の一覧で紹介する。

    アメリカン・リーグ東部地区

    ◆オリオールズ(2人)
    ブライアン・ホラデイ捕手
    ウェイド・ルブラン投手

    ◆レッドソックス(3人)
    ジャッキー・ブラッドリーJr.外野手
    ルスネイ・カスティーヨ外野手
    コリン・マクヒュー投手

    ◆ヤンキース(4人)
    エリック・クラッツ捕手
    DJ・レメイヒュー二塁手
    ジェームス・パクストン投手
    田中将大投手

    ◆レイズ(1人)
    アーロン・ループ投手

    ◆ブルージェイズ(7人)
    アンソニー・バース投手
    ケン・ジャイルズ投手
    ジョー・パニック二塁手
    ロビー・レイ投手
    マット・シューメイカー投手
    ジョナサン・ビヤー遊撃手
    タイワン・ウォーカー投手

    アメリカン・リーグ中部地区

    ◆ホワイトソックス(3人)
    アレックス・コロメイ投手
    ジャロッド・ダイソン外野手
    ジェームス・マッキャン捕手

    ◆インディアンス(3人)
    セザー・ヘルナンデス二塁手
    サンディ・レオン捕手
    オリバー・ペレス投手

    ◆タイガース(5人)
    C・J・クロン一塁手
    イバン・ノバ投手
    オースティン・ロマイン捕手
    ジョナサン・スコープ二塁手
    ジョーダン・ジマーマン投手

    ◆ロイヤルズ(4人)
    アレックス・ゴードン外野手=引退
    マット・ハービー投手
    グレッグ・ホランド投手
    イアン・ケネディ投手

    ◆ツインズ(8人)
    エイレ・アドリアンザ遊撃手
    アレックス・アビラ捕手
    タイラー・クリッパード投手
    ネルソン・クルーズ指名打者
    マーウィン・ゴンザレス三塁手
    リッチ・ヒル投手
    トレバー・メイ投手
    ジェイク・オドリッジ投手

    アメリカン・リーグ西部地区

    ◆アストロズ(4人)
    マイケル・ブラントリー外野手
    ブラッド・ピーコック投手
    ジョシュ・レディック外野手
    ジョージ・スプリンガー外野手

    ◆エンゼルス(2人)
    アンドレルトン・シモンズ遊撃手
    フリオ・テーラン投手

    ◆アスレチックス(10人)
    マイク・ファイアーズ投手
    ロビー・グロスマン外野手
    リアム・ヘンドリックス投手
    トミー・ラステラ二塁手
    ジェイク・ラム三塁手
    T・J・マクファーランド投手
    マイク・マイナー投手
    ユスメイロ・ペティート投手
    マーカス・セミエン遊撃手
    ホアキム・ソリア投手

    ◆マリナーズ(3人)
    ディー・ゴードン二塁手
    ケンドール・グレイブマン投手
    平野佳寿投手

    ◆レンジャーズ(7人)
    ジェシー・チャベス投手
    秋信守外野手
    デレク・ディートリック二塁手
    ジェフ・マシス捕手
    フアン・ニカシオ投手
    アンドリュー・ロマイン遊撃手
    エディンソン・ボルケス投手

    ナショナル・リーグ東部地区

    ◆ブレーブス(9人)
    タイラー・フラワーズ捕手
    シェーン・グリーン投手
    コール・ハメルズ投手
    アデイニー・エチャバリア遊撃手
    ニック・マーケイキス外野手
    マーク・マランソン投手
    マーセル・オズーナ外野手
    パブロ・サンドバル三塁手
    ジョシュ・トムリン投手

    ◆マーリンズ(6人)
    ブラッド・ボックスバーガー投手
    フランシスコ・セルベリ捕手=引退
    ローガン・フォーサイス二塁手
    マット・ジョイス外野手
    ショーン・ロドリゲス二塁手
    ニック・ビンセント投手

    ◆メッツ(11人)
    ヨエニス・セスペデス外野手
    ジャレッド・ヒューズ投手
    ジェッド・ラウリー二塁手
    ジェイク・マリズニック外野手
    エドゥアルド・ヌニェス三塁手
    リック・ポーセロ投手
    エラスモ・ラミレス投手
    レネイ・リベラ捕手
    マーカス・ストローマン投手
    マイケル・ワカ投手
    ジャスティン・ウィルソン投手

    ◆フィリーズ(7人)
    ホゼ・アルバレス投手
    ジェイク・アリエタ投手
    ジェイ・ブルース外野手
    ディディ・グレゴリアス遊撃手
    トミー・ハンター投手
    J・T・リアルミュート捕手
    ブランドン・ワークマン投手

    ◆ナショナルズ(5人)
    アズドゥルバル・カブレラ三塁手
    ショーン・ドゥーリトル投手
    ブロック・ホルト二塁手
    カート・スズキ捕手
    ライアン・ジマーマン一塁手

    ナショナル・リーグ中部地区

    ◆カブス(8人)
    アンドリュー・チェイフィン投手
    タイラー・チャットウッド投手
    ビリー・ハミルトン外野手
    ジェレミー・ジェフレス投手
    ジェイソン・キプニス二塁手
    キャメロン・メイビン外野手
    ジョシュ・フェグリー捕手
    ホゼ・キンターナ投手

    ◆レッズ(4人)
    トレバー・バウアー投手
    アンソニー・ディスクラファーニ投手
    フレディ・ギャルビス遊撃手
    タイラー・ソーンバーグ投手

    ◆ブリュワーズ(1人)
    ブレット・アンダーソン投手

    ◆パイレーツ(2人)
    デレク・ホランド投手
    キーオニー・ケラ投手

    ◆カージナルス(4人)
    ブラッド・ミラー三塁手
    ヤディアー・モリーナ捕手
    アダム・ウェインライト投手
    マット・ウィータース捕手

    ナショナル・リーグ西部地区

    ◆ダイヤモンドバックス(2人)
    ジョン・ジェイ外野手
    ヤズマニー・トマス外野手

    ◆ロッキーズ(6人)
    ドリュー・ビュテラ捕手
    マット・ケンプ外野手
    ダニエル・マーフィー一塁手
    クリス・オーウィングス二塁手
    ケビン・ピラー外野手
    AJ・ラモス投手

    ◆ドジャース(7人)
    ペドロ・バイエズ投手
    エンリケ・ヘルナンデス二塁手
    ジェイク・マギー投手
    ジョク・ピーダーソン外野手
    ブレイク・トライネン投手
    ジャスティン・ターナー三塁手
    アレックス・ウッド投手

    ◆パドレス(5人)
    ジェイソン・カストロ捕手
    ジュリクソン・プロファー二塁手
    ギャレット・リチャーズ投手
    トレバー・ローゼンタール投手
    カービー・イエーツ投手

    ◆ジャイアンツ(4人)
    トレバー・ケーヒル投手
    ケビン・ゴーズマン投手
    ドリュー・スマイリー投手
    トニー・ワトソン投手

  • レンジャーズ クルーバーのオプション破棄&再契約を検討か

    2020.10.29 11:20 Thursday

     メジャーリーグ公式サイトでレンジャーズの番記者を務めるT・R・サリバンによると、レンジャーズはコリー・クルーバーの来季オプション(年俸1800万ドル)を破棄する可能性が高いようだ。サリバンは、レンジャーズがクルーバーにバイアウト100万ドルを支払ったうえでオプションを破棄し、より安価な金額で再契約を結ぶ可能性があることを伝えている。

     レンジャーズは昨年12月にエマニュエル・クラーセとデライノ・デシールズをインディアンスへ放出してクルーバーを獲得。サイ・ヤング賞2度の実績を誇るクルーバーの復活に賭け、ランス・リン、マイク・マイナーの両輪とともに先発ローテーションの中心を担うことを期待していた。

     ところが、クルーバーは初登板のマウンドで1イニングを投げただけで右胸筋を断裂して戦線離脱。当初はシーズン終盤にリリーフで復帰することも検討されていたが、チームが早々にポストシーズン争いから脱落したこともあり、戦列復帰しないまま移籍1年目のシーズンを終えた。

     2017年に自身2度目のサイ・ヤング賞を受賞し、2018年には自己最多の20勝をマークしたクルーバーだが、直近2シーズンで8試合にしか先発できず、投げたのは36回2/3だけ。34歳という年齢を考えると、以前のようなピッチングを再びできる保証もなく、オプション破棄は当然の判断と言えるだろう。

     とはいえ、シーズン18勝以上を4度もマークしている実績は非常に魅力的であり、復活を遂げてエース級の活躍を見せる可能性もゼロではない。そのあたりの事情を考慮し、レンジャーズはより安価な金額での再契約を検討しているのだろう。ただし、そのように考えるのは他球団も同様であり、思わぬ争奪戦に発展する可能性もある。

     クルーバーとしては、直近2シーズンの成績から複数年契約は絶望的なだけに、1年契約を結んだうえで、自身の価値を改めて証明することが目標となるだろう。

  • マーリンズがマーテイの来季オプション行使 年俸1250万ドル

    2020.10.29 10:50 Thursday

     マーリンズは日本時間10月29日、スターリング・マーテイの来季オプション(年俸1250万ドル)を行使したことを発表した。マーテイは8月末にトレードでダイヤモンドバックスから加入し、チームのポストシーズン進出に貢献。最高経営責任者(CEO)のデレク・ジーターは「マーテイを獲得するために複数の有望な投手を放出した。だからマーテイは引き止めるつもりだ」と話していたが、その言葉通りにマーテイは来季もマーリンズの一員としてプレーすることになった。

     現在32歳のマーテイは、シーズン途中で移籍した影響により60試合制のシーズンにもかかわらず61試合に出場し、打率.281、6本塁打、27打点、10盗塁、OPS.770をマーク。8月末にダイヤモンドバックスからマーテイを獲得した際、マーリンズはウンベルト・メヒア、ケイレブ・スミス、後日指名選手の3人を放出した(後日指名選手はフリオ・フリアスに決定)。

     カブスとのワイルドカード・シリーズ第1戦で左手に死球を受け、小指を骨折したため、ポストシーズンは1試合しか出場できなかったが、若い選手が多いチームのなかでリーダー的役割を担い、17年ぶりのポストシーズン進出に貢献。マーテイを欠いたマーリンズは、その後のポストシーズン4試合で7点しか取れなかった(最後の2試合は完封負け)。

     パイレーツ時代の2015~16年にゴールドグラブ賞、2016年にオールスター・ゲーム選出と実績は十分で、走攻守三拍子揃った活躍が期待できる好選手であり、チーム再建を終えて勝負モードへ切り替わりつつあるマーリンズにとって、来季も貴重な戦力となるに違いない。

     なお、マーリンズはクローザーのブランドン・キンツラーの契約オプション(年俸400万ドル)についても5日以内に判断を下す必要がある。また、チームからはブラッド・ボックスバーガー、ニック・ビンセント、フランシスコ・セルベリ、マット・ジョイス、ショーン・ロドリゲス、ローガン・フォーサイスの6人がフリーエージェントとなっている(セルベリはすでに現役引退を発表)。

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