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  • 右腕・ヒューズが現役引退を表明 全力疾走で駆け抜けた10年間

    2021.2.15 12:00 Monday

     日本時間2月15日、パイレーツなどで活躍し、メジャー10年間で通算542試合に登板した救援右腕ジャレッド・ヒューズが自身のインスタグラムで現役引退を表明した。ヒューズは自分の名前がコールされると全力疾走でマウンドに向かう姿が印象的だった。「スパイクを置こうと思う。もう潮時だ。全力疾走によって(スパイクの底が)擦り切れてしまったからね」とヒューズ。文字通り「スパイクとともに駆け抜けた10年間」だった。

     現在35歳のヒューズは2006年のドラフトでパイレーツから4巡目(全体110位)指名を受けてプロ入りし、2011年にメジャーデビュー。2014年に63試合で14ホールド、防御率1.96、2015年には76試合で自己最多の22ホールド、防御率2.28をマークするなどブルペンの中心的存在として活躍した。

     2017年はブリュワーズ、2018年から2019年途中まではレッズでプレーし、この時点で在籍した3球団はすべてナショナル・リーグ中部地区のチーム。その後、2019年途中からはフィリーズ、昨季はメッツでプレーし、ナ・リーグ一筋のキャリアで通算94ホールド、防御率2.96を記録した。

     投手としてマウンドで残した成績はもちろん、毎年恒例のフォト・デーではふざけた顔やポーズで写真を撮るのが定番となり、チームの盛り上げ役としても存在感のある選手だった。昨年の新型コロナウイルスによる開幕延期期間には自作のマウンドで投球練習する様子をツイッターで公開し、ファンからの注目を集めた。

     ブルペンからマウンドに全力疾走する「儀式」はAAA級インディアナポリスでプレーしていた2011年にスタートしたという。全力疾走でマウンドに向かった試合で良い結果を得られたことがきっかけだったそうだ。それ以来、ヒューズの全力疾走が止まることはなく、メジャー昇格を経て、10シーズンにわたるメジャー生活を見事に駆け抜けた。

  • パクストン逃したメッツ 次なる補強ターゲットは先発右腕2名

    2021.2.15 11:30 Monday

     メッツはトレバー・バウアー(ドジャース)の獲得に失敗したあと、ジェームス・パクストンを狙っていたが、パクストンは古巣・マリナーズと契約合意。メッツはまたしても補強ターゲットとしていた先発投手の獲得を逃してしまった。「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンによると、メッツは次なる補強ターゲットとしてタイワン・ウォーカーとジェイク・オドリッジの両右腕に注目しているようだ。この2名はまだフリーエージェント市場に残っている。

     現在28歳のウォーカーはトミー・ジョン手術を受けたため2018~19年の大部分を欠場したが、昨季はマリナーズとブルージェイズで合計11試合に先発して53.1イニングを投げ、4勝3敗、防御率2.70、50奪三振をマーク。特にブルージェイズ移籍後は6先発で防御率1.37という素晴らしいピッチングを見せた。

     8年間のメジャー生活で2ケタ勝利と規定投球回到達は1度ずつ(ともにマリナーズ時代の2015年)しかないものの、まだ28歳という若さは魅力的。これから全盛期を迎える可能性もあり、複数年契約での獲得を検討する価値のある投手と言える。

     一方、現在30歳のオドリッジはメジャー9年間で2ケタ勝利と規定投球回到達は4度ずつ。2019年には規定投球回不足ながら自己最多の15勝を挙げ、オールスター・ゲームに初選出された。2019年オフにフリーエージェントとなり、複数年契約を得られる可能性もあったが、ツインズからのクオリファイング・オファーを受諾して残留。ところが、昨季は3度も故障者リスト入りし、わずか4試合しか投げられなかった。

     しかし、2ケタ勝利と防御率3点台を期待できるオドリッジに対する評価は依然として高く、複数のチームが獲得に動いているとみられる。ヘイマンは「(メッツがオドリッジの獲得に動くかどうかは)価格次第」と伝えており、争奪戦が激化して価格が高騰した場合、メッツは撤退を余儀なくされるかもしれない。

  • アスレチックスがペティート、ロモの両救援右腕と1年契約

    2021.2.15 11:00 Monday

     日本時間2月15日、アスレチックスが自軍からフリーエージェントとなった救援右腕ユスメイロ・ペティートと1年255万ドル、ツインズからフリーエージェントとなった救援右腕セルジオ・ロモと1年225万ドルで契約合意に達したことが明らかになった。リアム・ヘンドリックス(ホワイトソックス)やホアキム・ソリア(ダイヤモンドバックス)が退団し、ブルペンの弱体化が懸念されていたアスレチックスだが、2人のベテラン右腕を確保することに成功した。

     現在36歳のペティートはネームバリューこそ低いものの、メジャーで最も貢献度の高いリリーバーの1人であり、直近4シーズンで240試合に登板して289イニングを投げ、19勝9敗4セーブ、67ホールド、防御率2.74の好成績を残している。2019年はリーグ最多の80試合に登板して防御率2.71、昨季は26試合に登板して自己ベストの防御率1.66をマーク。2017年と2018年はいずれも90イニング以上を投げている。

     メジャーリーグ公式サイトでは日本時間2月14日に「過小評価ベストナイン」を選出する特集記事が公開されたが、救援投手部門で選出されたのがペティートだった。球界有数の実力派リリーバーと再契約できたのは、アスレチックスにとって非常に大きな補強と言える。

     一方、現在37歳のロモはメジャー13年間で通算732試合に登板して防御率2.95、134セーブ、188ホールドの実績を誇る。昨季はツインズで24試合に登板して防御率4.05、5セーブ、10ホールドをマークした。ジャイアンツ時代には3度(2010年、2012年、2014年)のワールドシリーズ制覇を経験しており、2012~15年にはペティートともチームメイトだった。

     メジャーデビューから9年間プレーしたあとはチームを転々としており、ドジャース、レイズ、マーリンズ、ツインズに続いてアスレチックスが直近5シーズンで5球団目となる。2018~19年にはシーズン20セーブ以上を記録しており、クローザー候補の1人となりそうだ。

  • メッツが左腕・モンゴメリー、右腕・ハンターとマイナー契約

    2021.2.15 10:30 Monday

     日本時間2月15日、メッツはマイク・モンゴメリー、トミー・ハンターの両投手とマイナー契約を結んだことを発表した。左腕・モンゴメリーはロイヤルズ、右腕・ハンターはフィリーズからそれぞれフリーエージェントとなっていた。両投手とも招待選手としてスプリング・トレーニングに参加することが決定しており、メッツのスプリング・トレーニングに参加する選手はこの2人を加えて合計70人となっている。

     現在31歳のモンゴメリーは2008年のドラフトでロイヤルズから全体36位指名を受けてプロ入りし、2015年にマリナーズでメジャーデビュー。翌年途中にカブスへ移籍し、この年は49試合(うち7先発)に登板して防御率2.52という安定したピッチングを見せ、ポストシーズンでも11試合に登板してワールドシリーズ制覇に貢献した。

     2017年、2018年も先発と救援を兼任しながら100イニング以上を投げ、防御率3点台をマーク。2019年途中に古巣・ロイヤルズへ復帰したが、昨季は広背筋を痛めて3試合のみの登板に終わった。メッツは計算できる救援左腕がアーロン・ループくらいしか見当たらず、開幕ロースター入りのチャンスは十分。場合によっては先発で起用される可能性もあるだろう。

     一方、現在34歳のハンターは2007年のドラフトでレンジャーズから全体54位指名を受けてプロ入りし、メジャー3年目の2010年に自己最多の13勝をマーク。しかし、先発投手としては伸び悩みが続き、オリオールズ移籍後の2013年から救援に完全転向して開花した。

     60試合以上に登板して防御率2点台をマークしたシーズンが3度(2013年、2014年、2017年)あり、20ホールド以上のシーズンも3度(2013年、2017年、2018年)。直近3年間はフィリーズでプレーしたが、2019年は右前腕痛で5試合しか投げられず、昨季は24試合に登板して8ホールドを記録したが、防御率4.01とやや安定感を欠いた。若手やその他の招待選手と開幕ロースター入りを争うことになりそうだ。

  • 左腕・パクストンがマリナーズ復帰 最大1000万ドルの1年契約

    2021.2.14 12:30 Sunday

     日本時間2月14日、マリナーズがヤンキースからフリーエージェントとなっていた先発左腕ジェームス・パクストンと1年契約で合意したことが明らかになった。「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンによると、基本給850万ドルに加えて10試合登板で75万ドル、20試合登板で75万ドルの出来高が設けられており、パクストンは最大1000万ドルを手にすることができる。2018年以来3年ぶりの古巣復帰となった。

     現在32歳のパクストンは2010年のドラフト4巡目指名でマリナーズに入団し、2013年にメジャーデビュー。相次ぐ故障により大成できないシーズンが続いていたが、2017年に規定投球回不足ながら12勝5敗、防御率2.98、156奪三振の好成績をマーク。翌2018年も規定投球回にはわずかに届かなかったものの、11勝6敗、防御率3.76、208奪三振を記録し、5月のブルージェイズ戦ではノーヒッターも達成した(カナダ出身の投手がカナダの球場で達成したのは史上初)。

     2018年オフにジャスタス・シェフィールドら3選手とのトレードでヤンキースへ移籍し、2019年はまたしても規定投球回には届かなかったが、自己最多の15勝(6敗、防御率3.82、186奪三振)をマーク。しかし、昨季は左腕の屈筋痛で長期離脱し、5先発で1勝1敗、防御率6.64という自己ワーストの成績に終わった。

     パクストンの復帰により、マリナーズはマルコ・ゴンザレス、パクストン、菊池雄星、シェフィールド、クリス・フレクセン、ジャスティン・ダンという6人で先発ローテーションを形成することになるとみられる。1番手から4番手まで左腕が並び、パクストンはトレードの交換相手だったシェフィールドとともに先発ローテーションの一角を担う。

     健康面に不安を抱えるパクストンにとって、マリナーズが昨季から採用している先発6人制は好都合かもしれない。出来高を満額得られる20試合登板をクリアできれば、おのずと結果はついてくるはずだ。

  • 「過小評価ベストナイン」にエンゼルス・フレッチャーらが選出

    2021.2.14 12:00 Sunday

     日本時間2月14日、メジャーリーグ公式サイトのアンソニー・カストロビンスは「過小評価ベストナイン」を選出する特集記事を公開した。対象は【1】「MLBネットワーク」が発表した「ポジション別トップ10」にランクインしていない、【2】サービスタイム(メジャー登録日数)が2年以上、という2つの条件を満たす選手。「ポジション別トップ10」にランクインしていないのが不思議なほどの好選手がズラリと並ぶ強力なチームとなっている。

     カストロビンスが選出した「過小評価ベストナイン」の顔ぶれは以下の通り。

    捕手:クリスチャン・バスケス(レッドソックス)
    一塁:ブランドン・ベルト(ジャイアンツ)
    二塁:デービッド・フレッチャー(エンゼルス)
    三塁:ラファエル・デバース(レッドソックス)
    遊撃:ポール・デヨング(カージナルス)
    左翼:アダム・デュバル(マーリンズ)
    中堅:アーロン・ヒックス(ヤンキース)
    右翼:ニック・カステヤーノス(レッズ)
    先発:ヘルマン・マルケス(ロッキーズ)
    救援:ユスメイロ・ペティート(FA)

     捕手部門のバスケスは唯一の2年連続選出。過去2年間で700打席以上出場している捕手はバスケスのほかにヤスマニ・グランダル(ホワイトソックス)とJ・T・リアルミュート(フィリーズ)の2人しかおらず、バスケスの過小評価ぶりが目立つ。

     一塁手部門は昨季OPS1.015をマークしたベルト。メジャー10年間で通算OPS.810という数字が示すように、これまでもコンスタントに安定した成績を残してきたが、シーズン20本塁打以上が1度もなく、一塁手としてインパクトに欠ける点が過小評価につながっているとみられる。

     二塁手部門はエンゼルス・ファンの人気者であるフレッチャー。2年連続で出塁率.350をクリアし、昨季はリーグ3位の打率.319をマークしたが、ポジションが固定されていなかったことが足を引っ張る形に。今季は二塁に固定される可能性が高く、二塁手トップ10入りも期待できる。

     三塁手部門はレッドソックスの中心打者であるデバース。大ブレイクした2019年から打撃成績を大きく落としてしまったことと、依然として守備難を克服できないこと(昨季の守備率は.891)が災いし、三塁手トップ10から漏れてしまった。

     遊撃手部門ではカージナルスの正遊撃手・デヨングが選出。現在のメジャーリーグには優秀な遊撃手が多いため、トップ10にはランクインできなかったが、2019年に30本塁打&守備防御点+26を記録するなどハイレベルな攻守を兼ね備えた好選手である。

     外野は左からデュバル、ヒックス、カステヤーノスの3人。デュバルは昨季ブレーブスでプレーし、リーグ3位タイの16本塁打を放った。ヒックスは過去4年でOPS.824を記録しており、900打席以上の中堅手ではマイク・トラウト(エンゼルス)らに次いで4位の好成績である。カステヤーノスの過去5年の打撃成績(打率.281/出塁率.333/長打率.502)は、ブルージェイズと大型契約を結んだジョージ・スプリンガー(.273/.363/.500)に見劣りしない。

     先発投手部門のマルケスは「打者天国」と呼ばれるクアーズ・フィールドを本拠地とするロッキーズでプレーしているが故に過小評価されている投手と言える。ホームでの通算防御率5.10に対し、ロードでは3.51という優れた数字をマークしている。

     救援投手部門のペティートはその貢献度の大きさが見落とされがちな投手だ。過去4年間で防御率2.74をマークし、過去2年間のWHIP0.87は「救援投手トップ10」で1位に選ばれたリアム・ヘンドリックス(ホワイトソックス)を上回っている。昨季の防御率1.66は自己ベストだった。

  • カージナルス・フラハティが年俸調停に勝利 現在の制度に不満

    2021.2.14 11:30 Sunday

     日本時間2月14日、カージナルスの若きエース、ジャック・フラハティが年俸調停に勝利したことが明らかになった。年俸390万ドルを希望するフラハティに対してチームは300万ドルを提示していたが、フラハティの主張が認められた。カージナルスが年俸調停を行うのは2017年のマイケル・ワカ以来、1999年以降でわずか2度目。また、カージナルスが年俸調停で敗れるのは1994年のグレッグ・ジェフリーズ以来のこととなった。

     メジャーリーグでは一部の例外を除いてサービスタイム(メジャー登録日数)が3年以上6年未満の選手に年俸調停権が与えられる。選手と球団は年俸額について意見を交わし、翌シーズンの年俸を決めることになるのだが、合意できなかった場合は年俸調停に突入する。年俸調停の場では双方の希望額のうちどちらか一方が採用される。

     現在25歳のフラハティは昨季でサービスタイムが3年に達し、初めて年俸調停権を取得。過去2年もチームからの提示額に納得せず、フラハティとカージナルスは合意することができなかったが、フラハティにはまだ年俸調停権がなかったため、チームが定めた年俸でプレーせざるを得なかった。昨季の年俸は60万4500万ドルだったため、6倍以上の大幅昇給となった。

     フラハティはカージナルスに対して不満を持っているわけではなく、年俸調停権を取得する前の選手が格安の年俸でプレーせざるを得ないシステムに納得していないという。また、年俸調停権を取得したあとも、基本的には過去に同じような成績を残した選手を参考として年俸額が定められる傾向にあり、選手たちは前例に倣わざるを得ないのだ。こうしたシステムに抗議する意味で、フラハティは3年連続でチームからの提示額を受け入れないという選択をしているとみられる。

     フラハティはメジャー3年目の2019年にブレイクし、11勝8敗、防御率2.75、231奪三振の好成績をマークしてカージナルスのエースとみなされるようになった。ただし、昨季は9試合に先発して4勝3敗、防御率4.91と低調だった。

  • ターナーがドジャースと再契約へ 自身のツイッターで発表

    2021.2.14 11:00 Sunday

     日本時間2月14日、ドジャースからフリーエージェントとなり、去就が注目されていたジャスティン・ターナーは、自身のツイッターでドジャースと再契約することを発表した。「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタールによると、契約条件は2年3400万ドル+オプション1年。なお、このなかにはサインボーナスの800万ドルが含まれているようだ。

     現在36歳のターナーは2013年オフにメッツからノンテンダーFAとなり、マイナー契約でドジャースに加入すると、打撃改造に成功して急成長。移籍1年目の2014年に規定打席不足ながら打率.340の好成績をマークし、その後は正三塁手かつ主力打者としてドジャースの黄金期を支えてきた。

     昨季は42試合に出場して打率.307、4本塁打、23打点、OPS.860と例年通りの安定した成績をマーク。ドジャースでの7年間で打率.302、116本塁打、406打点、OPS.886を記録し、2017年にはオールスター・ゲームにも選出されている。

     今オフは再契約を目指すドジャースのほか、ブリュワーズ、メッツ、ブレーブス、ブルージェイズなどが獲得に乗り出し、最終的にはドジャースとブリュワーズの一騎打ちになっていることが報じられていた。ブリュワーズからも複数年契約のオファーが届いていたとみられるが、ターナーが選択したのは愛着のあるドジャースだった。

     ターナーの残留により、ドジャースは昨季の世界一メンバーがほとんどそのまま残ったことになる。そこにサイ・ヤング賞右腕のトレバー・バウアーが加わっており、1998~2000年のヤンキース(3連覇)以来となるワールドシリーズ連覇を狙う準備は完全に整ったと言えそうだ。

  • 元オールスター右腕・ハービーがオリオールズとマイナー契約

    2021.2.14 10:30 Sunday

     日本時間2月14日、ロイヤルズからフリーエージェントとなっていたマット・ハービーがオリオールズとマイナー契約で合意したことが明らかになった。地元紙「ボルティモア・サン」のジョン・メオリによると、メジャーに昇格した場合の年俸は100万ドル。オリオールズは投手陣の層を厚くすることを目指しており、ビッグネームのベテラン投手をマイナー契約で迎えるのはフェリックス・ヘルナンデスに続いて2人目となった。

     現在31歳のハービーは2012年にメッツでメジャーデビューし、2013年には26試合に先発して178.1イニングを投げ、9勝5敗、防御率2.27、191奪三振という好成績をマーク。オールスター・ゲームに選出され、サイ・ヤング賞の投票でも4位にランクインしたが、トミー・ジョン手術により2014年は全休した。

     戦列復帰した2015年は29試合に先発して自己最多の189.1イニングを投げ、13勝8敗、防御率2.71、188奪三振と復活。メッツのリーグ優勝に大きく貢献した。しかし、その後は故障や不振によって不本意なシーズンが続き、2018年途中にはレッズへ放出。2019年はエンゼルス、昨季はロイヤルズでプレーするなどチームを転々とし、2016年以降の5年間は19勝34敗、防御率5.82に終わっている。

     今季のオリオールズはエース格のジョン・ミーンズ以外に先発ローテーションの顔ぶれが固まっておらず、キーガン・エイキン(25歳)、ディーン・クレーマー(25歳)、ホルヘ・ロペス(28歳)、ブルース・ジマーマン(26歳)といった若手投手たちが先発の一角として起用される予定。よって、ハービー、ヘルナンデス、ウェイド・ルブランといったマイナー契約のベテラン投手にも十分にチャンスはある。

     全てはオープン戦の結果次第だが、ヘルナンデスとハービーが揃って開幕ローテーションに名を連ねるようなことになれば、大きな注目を集めることは間違いない。

  • ヤンキースが通算318本塁打の大砲・ブルースとマイナー契約

    2021.2.14 10:00 Sunday

     日本時間2月14日、ヤンキースがフィリーズからフリーエージェントとなっていたジェイ・ブルースとマイナー契約で合意したことが明らかになった。「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタールによると、メジャーに昇格した場合の年俸は135万ドルで、400打席、450打席、500打席に到達するごとに5万ドルの出来高が与えられるという。よって、ブルースは最大で150万ドルを手にすることができる。

     現在33歳のブルースは昨季フィリーズで32試合に出場して打率.198、6本塁打、14打点、OPS.721を記録。控え選手として左翼、右翼、一塁、指名打者の4つのポジションで出場し、打率と出塁率(.252)は自己ワーストだったが、本塁打を放つペースは決して悪くなかった(96打数で6本=500打数で30本を超えるペース)。

     レッズ、メッツ、インディアンス、マリナーズ、フィリーズで合計13年間プレーし、5度のシーズン30本塁打以上を含む通算318本塁打を記録。2011年、2012年、2016年とオールスター・ゲームに3度選出され、2012年と2013年にはシルバースラッガー賞も受賞している。

     ヤンキースは打線に左打者が不足しており、ブルースのような左打ちのスラッガーはチームにおいて貴重な存在。開幕ロースター入りに向けてマイク・フォードやミゲル・アンドゥハーがライバルとなるが、この2選手はまだマイナー・オプションが残っているため、ブルースがオープン戦である程度の結果を残せば、優先してロースターに組み込まれるかもしれない。

     なお、ブルースの獲得は必ずしもブレット・ガードナーと再契約を結ぶ可能性が消滅したことを意味するものではないようだ。現役続行を希望しているガードナーとヤンキースの交渉状況については情報が錯綜しており、「再契約交渉は行われていない」との報道もあるものの、「最終的には再契約で落ち着くだろう」との見方は根強い。今後の動向に注目だ。

  • レイズが左腕・ヒルと合意 興味深い先発ローテーションに

    2021.2.13 12:00 Saturday

     日本時間2月13日、レイズがツインズからフリーエージェントとなっていた40歳のベテラン左腕リッチ・ヒルと契約合意に達したことが明らかになった。チャーリー・モートンがブレーブスへ去り、ブレイク・スネルをパドレスへ放出したレイズは今オフ、その穴埋めとしてマイケル・ワカとクリス・アーチャーを獲得。昨季の出場を辞退したコリン・マクヒューとも合意間近であることが報じられており、非常に興味深い先発ローテーションとなりそうだ。

     ヒルは来月41歳の誕生日を迎える大ベテランで、昨季はツインズで8試合に登板して2勝2敗、防御率3.03を記録。16年間のメジャー生活で規定投球回に到達したのは1度だけ(カブス時代の2007年)であり、もはやシーズンを通しての活躍は望めないものの、レッドソックスでカムバックを果たした2015年以降、防御率は最も悪かったシーズンでも3.66(ドジャース時代の2018年)という数字が示すように、投げれば確実に結果を残す投手と言える。

     今季のレイズは移籍4年目を迎えるタイラー・グラスナウがエースとなり、2018年に16勝、2019年に11勝をマークしたライアン・ヤーブローも先発ローテーションに名を連ねる見込みだが、それ以外の先発3枠には新戦力が入る。かつてレイズのエースとして活躍したアーチャーは、近年不振が続いていたうえに、昨季は胸郭出口症候群の手術を受けて全休。カージナルスで活躍したワカも2018年以降は故障と不振で不本意なシーズンが続いている。昨季全休のマクヒューも2018年からの2年間は主にリリーフを務めており、先発でどこまでやれるかは未知数だ。

     つまり、レイズはグラスナウ、ヤーブロー以外の先発3枠を埋めるために、アーチャー、ワカ、ヒル、マクヒューというハイリスクな投手を4人集めたことになる。ジョシュ・フレミング、ルイス・パティーニョ、シェーン・マクラナハンといった若手先発投手が控えているからこそできる冒険とも言えるが、この戦略がどのような結果を生むかは非常に興味深い。

  • ターナー争奪戦はドジャースとブリュワーズによる一騎打ちか

    2021.2.13 11:30 Saturday

     「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンによると、ドジャースからフリーエージェントとなったジャスティン・ターナーのもとには、再契約を目指すドジャースと三塁手補強を狙うブリュワーズから複数年契約のオファーが届いているようだ。依然としてドジャースとの再契約が有力視されているものの、「FanSided」のロバート・マレーは「ブリュワーズのオファーは競争力がある」と伝えており、予断を許さない状況が続いている。

     メッツ、ブルージェイズ、ブレーブスなどの他球団もターナーに興味を示していることが報じられていたが、ヘイマンは「現在はターナーの獲得に動く可能性が下がっている」と指摘。どうやらターナー争奪戦はドジャースとブリュワーズによる一騎打ちとなっているようだ。

     現在36歳のターナーはドジャースでプレーした7年間で打率.302、116本塁打、OPS.886の好成績をマーク。昨季も42試合に出場して打率.307、OPS.860と例年通りの安定した成績を残した。ターナーは4年契約を希望していることが報じられているが、ドジャースとブリュワーズがそれに応じる可能性は低く、2年契約が現実的なラインとみられている。

     トレバー・バウアーを獲得したドジャースは、ぜいたく税の課税対象ライン(2億1000万ドル)を超過することが決定的となっており、今後は超過額がいくらになるかがポイントとなる。超過額が4000万ドルを超えてしまうと、高額なぜいたく税だけでなく、最上位のドラフト指名権が10個後退という重いペナルティを科せられるため、ターナーの希望条件次第では契約を結べない可能性もある。

     ブリュワーズは今オフ、すでにゴールドグラブ賞二塁手のコルテン・ウォンを獲得しているが、内野のさらなるグレードアップを目指している。現在、正三塁手には23歳のルイス・ウリアスが予定されており、ターナーの獲得に成功すれば、大幅なグレードアップとなるのは間違いない。

  • Dバックスが35歳のベテラン内野手・カブレラと1年175万ドルで合意

    2021.2.13 11:00 Saturday

     日本時間2月13日、ダイヤモンドバックスがナショナルズからフリーエージェントとなっていたアズドゥルバル・カブレラと1年契約で合意したことが明らかになった。「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンは、契約条件について年俸175万ドル+出来高105万ドルと伝えている。ダイヤモンドバックスはケテル・マーテイのポジションが確定しておらず、カブレラを二塁に置いてマーテイを中堅に固定する可能性もあるとみられている。

     現在35歳のカブレラは昨季ナショナルズで52試合に出場して打率.242、8本塁打、31打点、OPS.753を記録。14年間のメジャー生活でOPSは.800を超えたのは1度だけ(メッツ時代の2016年)だが、30歳を過ぎてからも全てのシーズンで.750を超えるOPSをキープしており、派手ではないものの堅実な働きを期待できる選手である。

     もともとは二遊間をメインとする選手だったが、過去2年は1度も遊撃の守備に就いておらず、昨季は二塁での出場機会もゼロ。昨季のスタメン出場は一塁23試合、三塁17試合、指名打者11試合という内訳だった。ただし、2019年は二塁手として29試合にスタメン出場しており、遊撃を守るのは難しいとしても、二塁ならまだ守ることができるのではないだろうか。

     今季のダイヤモンドバックスはレギュラーの顔ぶれを固めるうえで、マーテイのポジションがポイントとなる。チームは補強との兼ね合いを見ながら、マーテイが二塁を守るか中堅を守るかを決める方針だが、もしカブレラを正二塁手として起用するのであれば、マーテイは正中堅手を務めることになる。

     一方、カブレラを内野のバックアップ要員として起用するのであれば、マーテイが正二塁手となり、正中堅手にはメジャー2年目のドールトン・バーショの抜擢が予想される。スプリング・トレーニングでカブレラの二塁守備やバーショの成長具合を見ながら判断していくことになりそうだ。

  • 元サイ・ヤング賞右腕のアリエタが4年ぶりに古巣・カブス復帰へ

    2021.2.13 10:30 Saturday

     日本時間2月13日、フィリーズからフリーエージェントとなっていたジェイク・アリエタが古巣のカブスと1年契約で合意したことが明らかになった。メジャーリーグ公式サイトのジョン・ポール・モロシは、アリエタの年俸が650万ドル前後であることを伝えている。3年7500万ドルの大型契約で移籍したフィリーズで不本意な3年間を過ごした2015年のサイ・ヤング賞投手は、全盛期を過ごしたカブスで復活を目指す。

     今オフのカブスはジョン・レスター、ホゼ・キンターナ、タイラー・チャットウッドの3人がフリーエージェントとなって退団しただけでなく、トレードでダルビッシュ有を放出。ダルビッシュとのトレードでザック・デービースを獲得し、パイレーツから放出されたトレバー・ウィリアムスも補強していたが、まだ先発の駒が足りない状況だった。

     ジェッド・ホイヤー編成本部長は2021年シーズンを「現在の勝負と将来への準備のバランスを取る1年」と位置付けており、今オフ獲得した選手は1年契約ばかり(トレードで加入したデービースも今季終了後にフリーエージェントとなる)。アリエタの獲得もその方針に沿ったものとなっている。

     アリエタが最も輝いたのは2015年。この年は33試合に先発して229イニングを投げ、22勝6敗、防御率1.77、236奪三振という驚異的な成績を残してサイ・ヤング賞を受賞。翌2016年は18勝を挙げ、ワールドシリーズ制覇にも貢献した。また、2015年と2016年に1度ずつ、合計2度のノーヒッターも達成している。

     カブスで輝かしい実績を残したあと、3年7500万ドルの大型契約でフィリーズへ移籍したアリエタだが、2ケタ勝利と規定投球回到達は移籍1年目の1度だけ、3年間で22勝23敗、防御率4.36と金額に見合う活躍はできなかった。全盛期の輝きが失われ、故障も増えているが、4年ぶりの復帰となる古巣・カブスでどこまで輝きを取り戻せるか注目される。

  • ドジャースが2件のトレードでコラレック、フローロらを放出

    2021.2.13 10:00 Saturday

     日本時間2月13日、ドジャースは2件のトレードを成立させた。アスレチックスには救援左腕のアダム・コラレックとマイナー外野手のコディ・トーマスを放出して内野手のシェルドン・ノイジーとマイナー右腕のガス・バーランドを獲得。一方、マーリンズには救援右腕のディラン・フローロを放出して若手左腕のアレックス・ベシアと2020年ドラフト5巡目指名の右腕カイル・ハートを獲得している。

     ドジャースのノイジー獲得は、ジャスティン・ターナーの流出に備えた動きと言えそうだ。現在26歳のノイジーは昨季メジャーでの出場機会がなかったものの、メジャーデビューした2019年は25試合に出場。AAA級では打率.317、27本塁打、102打点、OPS.939の好成績を残した。ターナーが流出した場合、三塁は右打ちのノイジーと左打ちのエドウィン・リオスによるプラトーンで賄われることになるかもしれない。

     アスレチックスはリアム・ヘンドリックス、ホアキム・ソリア、ユスメイロ・ペティートといった主力リリーバーが抜けた穴を埋めるための補強とみられる。現在32歳のコラレックは昨季20試合に登板して防御率0.95の好成績をマーク。2019年にはレイズとドジャースの2球団合計で自己最多の80試合(防御率3.27)に登板している。

     マーリンズは2人の若手投手を放出して現在30歳のフローロをブルペンに加える形となった。昨季は25試合に登板して防御率2.59と安定したピッチングを披露。2019年は防御率4.24と不調だったが、レッズとドジャースでプレーした2018年には自己最多の54試合に登板して防御率2.25をマークしており、マーリンズでも試合中盤を担うリリーバーとして貴重な戦力になりそうだ。

  • パドレスがブルペン補強 通算205セーブのマランソンと契約合意

    2021.2.13 09:40 Saturday

     今オフ、ブレイク・スネル、ダルビッシュ有、キム・ハソンらを獲得するなど積極的な補強を行ったパドレスは「打倒・ドジャース」に向けてブルペンが数少ない補強ポイントとなっていたが、ようやくその補強を実現させた。日本時間2月13日、パドレスはブレーブスからフリーエージェントとなっていたマーク・マランソンと1年契約で合意。年俸など契約条件の詳細は明らかになっていないが、通算205セーブの実績を誇るベテラン右腕がパドレスに加わることになった。

     現在35歳のマランソンは昨季ブレーブスで23試合に登板して2勝1敗11セーブ、防御率2.78を記録。パイレーツ時代の2015年に自己最多の51セーブ、パイレーツとナショナルズでプレーした2016年に47セーブを挙げるなど、メジャー12年間で606試合に登板して30勝27敗205セーブ、72ホールド、防御率2.85という成績を残している。

     パドレスのブルペンは好投手が揃い、層が厚い一方で、クローザー経験が豊富な投手が不在という弱点があったため、マランソンはチーム事情にフィットする存在だ。マランソンがクローザーを務めるかどうかは不透明だが、ドリュー・ポメランツやエミリオ・パガーンがクローザーを務めることになったとしても、保険としてマランソンが控えているのは非常に心強い。

     また、昨季はポストシーズンで7試合に登板して6.1イニングを投げ、被安打2、与四球0、失点1(自責点0)とほぼ完璧なピッチングを披露。ポストシーズン通算20登板(防御率3.72)と大舞台の経験が豊富なことも、頂点を目指すパドレスにとって好材料と言えそうだ。

     マランソンの加入により、パドレスでは15人前後のリリーバーが開幕ロースターの8~9枠を争うことになる。熾烈な競争を勝ち抜いた投手たちによって形成される強固なブルペンは、パドレスの大きな武器となるだろう。

  • レンジャーズがホルト、ヤン・ヒョンジョンら3選手とマイナー契約

    2021.2.13 09:20 Saturday

     日本時間2月13日、レンジャーズはブロック・ホルト、ヤン・ヒョンジョン、ジョン・ヒックスの3選手とマイナー契約を結んだことを発表した。韓国プロ野球で9度の2ケタ勝利を含む通算147勝を挙げているヤンは、メジャー契約を得られず、スプリング・トレーニングの招待選手という立場からメジャー昇格を目指すことに。メジャーのロースター入りを果たした場合の年俸は130万ドルであることが報じられている。

     現在32歳のホルトは主にレッドソックスでユーティリティ・プレーヤーとして活躍し、昨季はブリュワーズとナショナルズで合計36試合に出場して打率.211、0本塁打、5打点、OPS.557を記録。2019年にはレッドソックスで87試合に出場して打率.297をマークしており、同じくマイナー契約のチャーリー・カルバーソン、デライノ・デシールズらと開幕ロースター入りを争うことになる。

     現在32歳のヤンは最多勝1度、最優秀防御率2度、2017年MVPなど輝かしい実績を誇るものの、昨季11勝10敗、防御率4.70と成績を落としたことが大きく響いた形となった。今季のレンジャーズはカイル・ギブソン、ジョーダン・ライルズ、有原航平、デーン・ダニング、マイク・フォルティネビッチで先発5枚が揃い、コルビー・アラードやカイル・コディといった若手も控えているため、韓国球界を代表する左腕だったヤンといえども、競争を勝ち抜くのは容易ではないだろう。

     ヒックスは31歳の捕手。昨季はメジャーでの出場機会がなかったが、マリナーズで1年、タイガースで4年プレーし、2019年にはタイガースで自己最多の95試合に出場して打率.210、13本塁打、35打点、OPS.620を記録した。

  • フィリーズが2016年30本塁打のミラー獲得へ 2年ぶりの古巣復帰

    2021.2.13 09:00 Saturday

     フィリーズがカージナルスからフリーエージェントとなったブラッド・ミラーと契約合意間近であることが明らかになった。メジャーリーグ公式サイトのジョン・ポール・モロシによると、契約期間は1年で、年俸は300万~350万ドルになる見込みだという。レイズ時代の2016年に自己最多の30本塁打を放ったミラーは、2019年途中から半年だけフィリーズでプレーしており、契約が無事に成立すれば、2年ぶりの古巣復帰となる。

     現在31歳のミラーは昨季カージナルスで48試合に出場して打率.232、7本塁打、25打点、OPS.807を記録。右足首の滑液包炎で出遅れたものの、戦列復帰後は打撃好調だったため、4番を打つ機会が多かったが、4番打者として出場した29試合では打率.196に終わった(他の打順では打率.300)。

     2019年は開幕直後のインディアンスから放出され、マイナー契約でヤンキースに加入。メジャー昇格の機会がないまま金銭トレードでフィリーズへ移籍し、66試合に出場して打率.263、12本塁打、21打点、OPS.941をマークして貴重な戦力となった。メジャー8年間で通算807試合に出場して打率.240、95本塁打、318打点、OPS.737を記録している。

     メジャーでは内外野の全ポジションを守った経験があり、今季もチーム状況に合わせて様々なポジションを守ることになるとみられる。シーズン開幕までにナショナル・リーグでの指名打者制採用が決まった場合には、レギュラーの指名打者を務める有力候補の1人となりそうだ。

  • 「現役選手トップ100」の100~41位が発表 ツインズ・前田は79位

    2021.2.12 18:00 Friday

     「MLBネットワーク」は毎年恒例の企画である「Top 100 Players Right Now」を今年も開催し、「現役選手トップ100」を100位から順にカウントダウン形式で発表している。日本時間2月12日の時点ですでに41位まで発表が終わっており、日本人選手では79位に前田健太(ツインズ)がランクイン。日本時間17日に40~21位、同18日に20~11位、同19日に10~1位が発表される予定だ。

     すでに発表されている100~41位の顔ぶれは以下の通り(カッコ内は所属チームと昨年の順位)。

    41位 ルーク・ボイト(ヤンキース/圏外)
    42位 ネルソン・クルーズ(ツインズ/51位)
    43位 アンソニー・リゾー(カブス/39位)
    44位 マット・オルソン(アスレチックス/38位)
    45位 マックス・マンシー(ドジャース/36位)
    46位 ジャスティン・ターナー(FA/54位)
    47位 ジョシュ・ドナルドソン(ツインズ/26位)
    48位 ケテル・マーテイ(ダイヤモンドバックス/25位)
    49位 ヤスマニ・グランダル(ホワイトソックス/42位)
    50位 ウィル・スミス(ドジャース/圏外)

    51位 マイク・ヤストレムスキー(ジャイアンツ/圏外)
    52位 アーロン・ノラ(フィリーズ/81位)
    53位 ブランドン・ラウ(レイズ/圏外)
    54位 エロイ・ヒメネス(ホワイトソックス/97位)
    55位 ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ/17位)
    56位 カルロス・コレア(アストロズ/43位)
    57位 ボー・ビシェット(ブルージェイズ/99位)
    58位 リアム・ヘンドリックス(ホワイトソックス/圏外)
    59位 デビン・ウィリアムス(ブリュワーズ/圏外)
    60位 スティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ/20位)

    61位 ハビアー・バイエズ(カブス/23位)
    62位 クリス・ブライアント(カブス/34位)
    63位 エウヘニオ・スアレス(レッズ/35位)
    64位 グレイバー・トーレス(ヤンキース/31位)
    65位 ラファエル・デバース(レッドソックス/40位)
    66位 ピート・アロンゾ(メッツ/24位)
    67位 ドミニク・スミス(メッツ/圏外)
    68位 ジャック・フラハティ(カージナルス/28位)
    69位 ルーカス・ジオリト(ホワイトソックス/圏外)
    70位 マックス・フリード(ブレーブス/圏外)

    71位 キャバン・ビジオ(ブルージェイズ/圏外)
    72位 オジー・アルビーズ(ブレーブス/55位)
    73位 マーカス・セミエン(ブルージェイズ/30位)
    74位 ディネルソン・ラメット(パドレス/圏外)
    75位 ランス・リン(ホワイトソックス/圏外)
    76位 チャーリー・ブラックモン(ロッキーズ/85位)
    77位 ウィット・メリフィールド(ロイヤルズ/56位)
    78位 ジオ・ウルシェラ(ヤンキース/圏外)
    79位 前田健太(ツインズ/圏外)
    80位 ブレイク・スネル(パドレス/83位)

    81位 ウィルソン・コントレラス(カブス/79位)
    82位 サルバドール・ペレス(ロイヤルズ/圏外)
    83位 ルルデス・グリエルJr.(ブルージェイズ/圏外)
    84位 カイル・ヘンドリックス(カブス/圏外)
    85位 ルイス・カスティーヨ(レッズ/91位)
    86位 ソニー・グレイ(レッズ/圏外)
    87位 ジョーイ・ギャロ(レンジャーズ/64位)
    88位 アレックス・ベルドゥーゴ(レッドソックス/圏外)
    89位 ブランドン・ニモ(メッツ/圏外)
    90位 ヨアン・モンカダ(ホワイトソックス/60位)

    91位 バイロン・バクストン(ツインズ/圏外)
    92位 オースティン・メドウズ(レイズ/45位)
    93位 カイル・ルイス(マリナーズ/圏外)
    94位 ルイス・ロバート(ホワイトソックス/圏外)
    95位 ジョシュ・ヘイダー(ブリュワーズ/74位)
    96位 タイラー・グラスナウ(レイズ/92位)
    97位 ジャンカルロ・スタントン(ヤンキース/63位)
    98位 J・D・マルティネス(レッドソックス/27位)
    99位 トレイ・マンシーニ(オリオールズ/圏外)
    100位 ランディ・アロザレーナ(レイズ/圏外)

  • バウアー獲得のドジャース ターナー再契約の可能性を排除せず

    2021.2.12 17:00 Friday

     日本時間2月12日、ドジャースはトレバー・バウアーを3年契約を結んだことを正式に発表した。これによりぜいたく税の課税対象ライン(2億1000万ドル)を2800万ドル近くもオーバーするため、ジャスティン・ターナーとの再契約が困難になったと見る向きも多い。しかし、アンドリュー・フリードマン編成本部長は「ターナー再契約のドアは閉ざされたのか?」との問いに対して「答えはシンプル、ノーだ」と断言した。

     ぜいたく税の仕組みを簡単に説明すると、課税対象ラインを超過したチームは超過分の20%にあたるぜいたく税を支払わなければならない。また、超過額が2000万ドルを超えた場合と4000万ドルを超えた場合には追加のぜいたく税が発生し、さらに後者の場合、翌年のドラフトにおける最高順位の指名権が10個後退するというペナルティも科される。

     つまり、超過額が4000万ドルを超えた場合のペナルティは非常に重いため、ドジャースとしてはバウアー獲得により課税対象ラインを超過するのは不可避としても、超過額をできれば2000万ドル以内、最悪でも4000万ドル以内に収めることが重要となる。

     フリードマンは「ベストのロースターを作るためにできることは何でもする」と宣言しているものの、現時点のロースターにターナーを加えた場合、超過額が4000万ドルを超えてしまう危険性がある。よって、ターナーが値下げに応じない限り、年俸の一部を負担してでもデービッド・プライスやAJ・ポロックのような高額年俸選手を放出しなければ、再契約を実現するのは難しいだろう。

     依然としてドジャースとの再契約が有力視されているターナーだが、三塁手の補強を目指すメッツやブリュワーズからの関心も報じられている。デーブ・ロバーツ監督は「彼が我々の三塁手となることを期待している」と残留を望んでいるが、ターナーとの再契約はドジャースがペイロールの問題をクリアできるかどうかに懸かっていると言えそうだ。

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