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  • レイズ救援陣が9回1失点の好投 女房役ラモス決勝アーチ

    2018.6.13 12:30 Wednesday

    【ブルージェイズ1-4レイズ】@トロピカーナ・フィールド

     ウィルソン・ラモスの8号2ランで先制したレイズが6投手による小刻みな好投でブルージェイズ打線をわずか1得点に抑え、4対1で快勝した。レイズは先発のライン・スタネックが2イニングをパーフェクトに抑える好投で「opener(試合の最初に投げる投手)」としての役割を果たし、2番手のオースティン・プルーイットは2回2/3を投げて1失点。プルーイットのあとを継いだジョニー・ベンタースは二死一、三塁のピンチを背負いながらも無失点で切り抜け、6回以降はチャズ・ロー、ホゼ・アルバラード、セルジオ・ロモの継投で逃げ切った。6投手を小刻みにつなぎ、ブルージェイズ打線に許したヒットは5本だけ。「ブルペン・デー」が見事にハマった快勝だった。

     レイズは6人の投手を巧みに操ったラモスが3回裏に先制弾を放ち、6回裏にはジョーイ・ウェンドルとマレックス・スミスのタイムリーで2点を追加。小刻みな継投でブルージェイズ打線を1点に封じたため、結果的にはラモスの先制2ランが決勝点となった。レイズのケビン・キャッシュ監督は「今日の試合はブルペンの頑張りに尽きるね。彼らが一丸となって試合を作ってくれた」と救援陣の頑張りを高く評価。また、「ブルージェイズは勢いに乗った状態でウチとのシリーズを迎えていたからね」と語り、オリオールズ4連戦をスイープして自軍との3連戦を迎えたブルージェイズ相手に勝ち越しを決めたことに安堵の表情を浮かべていた。

  • 後半2イニングで9得点 Dバックス打線が爆発し価値ある逆転勝利

    2018.6.12 15:00 Tuesday

    【パイレーツ5-9ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

     前カードでロッキーズをスイープしたダイヤモンドバックスの次なる対戦対手はパイレーツで本拠地での3連戦初戦に臨んだ。今試合では序盤から失点し、6回終了まで5点差と劣勢状態だったものの、打線が奮起し後半の2イニングで合計9得点を挙げて逆転勝利を収めた。これでチームは4連勝と好調を維持している。

     この日のダイヤモンドバックスの先発は6勝を挙げているパトリック・コービン。立ち上がりは2死からスターリング・マーティにツーベースを浴びるとその後は味方の失策もあり1点を失った。対するパイレーツ先発は3勝目を狙うジョー・マスグローブ。初回はダイヤモンドバックス打線を3者凡退に抑える上々なスタートとなった。勢いに乗ったマスグローブは走者こそ許すも要所を締めて6回まで無失点投球を続けた。

     コービンも初回の失点後は得点を与えていなかったが、5回に先頭打者のジョシュ・ベルを四球で歩かせるとツーベースや敬遠などで1死満塁の場面を迎えた。その直後に打席に立ったオースティン・メドウズにツーベース、マーティにタイムリーを浴びて一挙4失点。コービンはなんとか5回は投げ切ったものの、次の回に走者を2人出したところで降板となった。成績は6回途中6安打5失点だった。

     0対5と劣勢状態となった7回、ついにダイヤモンドバックス打線が目を覚ます。先頭打者のクリス・オーウィングスが死球で出塁するとマスグローブの暴投もあり無死二塁のチャンスをつくる。続くニック・アーメッドがタイムリーを放って1点を返すとダニエル・デスカルソも続いて2対5となった。そして1死一・三塁からジェイク・ラムが値千金の同点3ランを放ち、試合を一気に振り出しへと戻した。パイレーツ先発、マスグローブは6回5安打3失点で降板した。

     同点として勢いに乗ったダイヤモンドバックスは8回にデスカルソの走者一掃のスリーベースなどで4点を追加。9対5と逆転し、最終回はブラッド・ボックスバーガーがパイレーツ打線を3人で締めて価値ある逆転勝利を収めた。敗れたパイレーツは最大5点のリードを守ることができず、大事な初戦を落とした。

  • メッツが通算317本塁打のA.ゴンザレスをリリース

    2018.6.12 08:00 Tuesday

     現在、ナ・リーグ東地区4位のメッツは1つの決断を下した。36歳のベテラン内野手、エイドリアン・ゴンザレスをリリースしたと発表した。オフにチーム総年俸削減の煽りを受けて慌ただしく移籍してきたゴンザレスはシーズンに突入しても本来の力を発揮することができなかった。

     オフにドジャースからブレーブスに移籍したが、同日に戦力外通告を受けた。FAとなった後はメッツと契約し、移籍後初出場となった日本時間3月30日のカージナルス戦では3打数1安打1打点と活躍した。通算300本以上の本塁打を放ってきたベテランの復活が期待されたが、4月は打率.203と不振、5月は打率.289と復調傾向もなかなか力を出すことができずにいた。ここまで54試合に出場して打率.237 6本塁打 26打点の成績だった。

     リリースの理由は成績不振という要素が大きい。メッツとしてはドミニク・スミスを将来的な正一塁手として考えているが、キャンプ中に故障したこともあってゴンザレスに出場機会が巡ってきた。しかし、シーズンに入ると目立った成績を残せていなかった。一方のスミスは既にケガも癒えて3Aの試合に出場している。ここまで56試合に出場して打率.260 2本塁打 25打点の数字を残している。ミッキー・キャラウェイ監督は「これは我々にとって前向きな決定だ」とコメントしている。チームとしてゴンザレスは高齢でありながら高額年俸だったことも不安要素に挙げられるだろう。

     今回の決定と同時にメッツはバックアップ捕手のホゼ・ロバトンをDFAとし、ユーティリティープレーヤーのタイ・ケリーの昇格を計画しているという。33歳のロバトンは19試合に出場して打率.152 3打点、ケリーは3Aで60試合に出場して打率.262 6本塁打 29打点。前日のヤンキース戦に勝利したチームは改革に向けて新しい一歩を踏み出した。

  • リチャード7回2死までノーヒッター パドレス4カード連続勝ち越し

    2018.6.11 09:00 Monday

    【パドレス3-1マーリンズ】@マーリンズ・パーク

     マーリンズ3連戦に臨んでいるパドレスはここまで1勝1敗とカード勝ち越しまであと1勝。最近は3カード連続勝ち越し中とチームは好調だ。前日の試合では1点差ゲームを制し勢いに乗っている。迎えた3戦目は先発、クレイトン・リチャードが7回2死までノーヒッターの快投を披露しチームを勝利に導いた。

     リチャードは初回、四死球で1死一。二塁のピンチを迎えるも後続を抑えて無失点スタート。一方のマーリンズ先発、ホゼ・ウーレイナはパドレス打線を3者凡退で片付けて両者とも点を与えなかった。今試合、先制したのはパドレスで2回、ハンター・レンフローがツーベースで出塁すると1死後、ウーレイナの暴投で走者三塁とし、フレディ・ガルシアの犠牲フライで得点した。

     援護点をもらったリチャードは2回以降は持ち味の打たせてとる投球で四球で走者こそ出すものの、6回までマーリンズ打線をノーヒットに抑えていった。パドレス打線も6回の攻撃でエリック・ホズマーに8号2ランが飛び出し3対0とリードを広げた。そして7回、リチャードは四球でジャスティン・ボーアを一塁に置き、2死一塁の場面を迎えた。そしてミゲル・ロハスに3球目のツーシームをセンターへと運ばれ、ついにノーヒッターの夢が途絶え、続くJ.T.リアルミュートにはタイムリーを打たれ1点を失った。リチャードはこの回まで投げ切り7回1失点の好投で降板した。

     対するマーリンズは先発、ウーレイナが6回3失点で降板後に1点こそ取ったがその後が続かず、最終回はパドレス守護神、ブラッド・ハンドの前に3者凡退に抑えられ敗戦となった。勝利したパドレスは先発、リチャードが5勝目を挙げ、チームは4カード連続勝ち越しを決めた。敗れたマーリンズは打線がわずか2安打と元気がなかった。

  • ヤンキース・田中が両太ももの裏の張りでDL入り

    2018.6.10 13:00 Sunday

     日本時間6月10日、日本人選手についてまたしても心配なニュースが届いた。ヤンキースの田中将大が両太ももの裏の張りでDL入りすることが決まった。前日のメッツ戦で先発したが、犠牲フライでのホーム生還の際に太ももに痛みを覚えたことで途中交代していた。

     先発したメッツ戦で5回1安打1失点、8奪三振と好投。6回に1死から相手守備が乱れている間に出塁するとその後、ヒットや四球で三塁まで進む。そして打席に立ったアーロン・ジャッジがライトへの犠牲フライを放ち、田中はホームに生還してヤンキースが1対1の同点に追いついた。試合はブレット・ガードナーの一発などで勝利したものの、田中の緊急降板は大きな痛手となった。試合後、田中は精密検査を受けて今回のDL入りとなった。

     田中のDL入りはメジャーで4度目。アーロン・ブーン監督は「早い時期に復帰できるだろう」と重症でないことを強調した。球団によると6月末から7月前半の間で復帰できる見通しだという。今季は日本人選手の故障者が多く、今回の田中の離脱によってメジャーでケガなくプレーできているのはダイヤモンドバックスの平野佳寿のみとなった。

     ヤンキースは同日、ジャッジの一発などでメッツに2連勝したものの、前日にはマイク・モンゴメリーが左肘靱帯再建手術により今季絶望が決定、そして今回の田中のDL入りとチームは好調だが、今後の戦い方が大きく変わってくる出来事が続いている。

  • マルティネスがリーグ独走21号2ラン Rソックス主砲の活躍で勝利

    2018.6.10 11:00 Sunday

    【ホワイトソックス2-4レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

     前日から始まったホワイトソックスとの交流戦に臨んでいるレッドソックスは前日の試合で惜しくも1点差で敗れた。気を取り直して迎えた第2戦では主砲・J.Dマルティネスがリーグ独走となる21号本塁打で勝ち越しに成功し、そのまま逃げ切り今シリーズの対戦成績を1勝1敗のタイとした。

     この日のレッドソックスの先発は自身2連勝中のデービッド・プライス。初回にホゼ・アブレイユにタイムリーを浴びるなど2失点を喫する不安定な立ち上がりとなったが、回を追うごとに調子を取り戻し、6回2失点と好投した。対するホワイトソックスは今季初登板となったカルロス・ロドン。援護点をもらうも序盤にジャッキー・ブラットリーJr.に一発を浴びるなどすぐに同点に追いつかれる。

     2対2で迎えた5回のレッドソックスの攻撃。失策で出塁したザンダー・ボガーツを一塁において3番打者のマルティネスが打席へ。カウント0-1からロドンのチェンジアップを右中間スタンドへ運び、貴重な勝ち越し2ランを記録した。主砲の一発でリードしたレッドソックスは勝利の方程式で継投し最終回は守護神、クレイグ・キンブレルが相手打線を3人で片づけて試合終了。先発のプライスは今季7勝目、敗れたホワイトソックスは先発のロドンが4失点、野手陣も3失策と精彩を欠いた。

  • エンゼルス・大谷が右肘靱帯損傷で初のDL入り

    2018.6.9 08:00 Saturday

     日本時間6月9日、早朝から残念なニュースが飛び込んできた。エンゼルスの大谷翔平が右肘靱帯損傷でDL入りすることが発表された。開幕して約2ヶ月、投打の二刀流として球界を騒がしているサムライが戦列を離れることになった。

     直近では日本時間6月7日のロイヤルズ戦に登板したものの、4回4安打1失点で緊急降板した。その理由は右中指にできたマメが影響と発表された。その後の検査で右肘に異常が発覚し、今回のDL入りに至ったという。既に復帰を目指して多血小板血漿(PRP)治療と幹細胞注射を受けた。今後は3週間、治療の経過をみてから再判断となりそうだ。

     以前はヤンキースの田中将大も2014年に大谷と同様に右肘靱帯を痛めてDL入りしたことがある。その際はトミー・ジョン手術を受ける可能性もあったが、PRP治療を選択したことで1年以上の離脱のリスクを避けることができた。田中は実質、2ヶ月半の離脱で復帰することができたため、大谷にとって心強い事例となることだろう。

     大谷の離脱が決定したエンゼルスでは投手陣の故障者が多く、既にキーナン・ミドルトンやJCラミレス、ブレイク・ウッドの3人がトミー・ジョン手術を受けて今季もう登板できない。チーム先発防御率3.58(ア・リーグ3位)という良い数字は残ってはいるものの、リリーフ防御率は3.70(ア・リーグ7位)という数字もある。この先、投手・大谷が長期離脱することになればさらに投手陣が苦しくなってしまう。

     ここまで約2ヶ月戦ってきた大谷の成績は投手として9試合に登板し4勝1敗 防御率3.10、打者としては34試合で打率.289 6本塁打 20打点。1日でも早い復帰を多くのファンが待っているはずだ。

  • ハップが守備で躍動 カブスが接戦制して3連勝

    2018.6.9 07:30 Saturday

    【パイレーツ1-3カブス】@リグリー・フィールド

     前カードのフィリーズ3連戦を勝ち越したカブスは本拠地にパイレーツを迎えての3連戦に臨む。大事な初戦は初回から両軍ともに点を取り合うも勝ち越しに成功したカブスがそのまま逃げ切りチームは3連勝。6月は7試合で5勝2敗と好調だ。

     この日のカブスの先発は左腕のマイク・モンゴメリー。開幕からリリーフとして投げていたものの、5月下旬から先発にまわり今回が3度目目の先発登板となった。立ち上がりはいきなり2者連続ヒットを許し、無死一・三塁からスターリング・マーティの犠牲フライで1点を失った。対するパイレーツ先発、チャド・クールも1死二・三塁からベン・ゾブリストにタイムリー、アンソニー・リゾーに犠牲フライを打たれ2失点となった。

     2対1と逆転したカブスは2回の攻撃で満塁のチャンスをつくるとゾブリストの併殺崩れの間に1点を追加。その後、試合はこう着状態となり、モンゴメリーとクールの両先発は調子を取り戻してお互いにピンチこそあれど得点を許さない。モンゴメリーは6回7安打1失点、今回の好投を支えたのは制球のよさでわずかに与えた四球は1つだけ。一方のクールは6回途中8安打3失点、序盤こそ失点したが6奪三振を記録するなど最低限の仕事をした。

     両軍ともにチャンスはつくるも得点には至らずカブスが3対1とリードのまま最終回を迎えた。4番手、ペドロ・ストロップが無死二塁の場面を迎えるも最後はレフトを守るイアン・ハップの好守に助けられ、無失点で試合終了。この日「8番・左翼」でスタメン出場したハップはヒットこそなかったが、守備で何度もチームを救った。敗れたパイレーツはクールの粘投も打線がつながりを欠き、大事な初戦を落とした。

  • ツインズ打線が3ホーマー7得点 ベリオスも完投し快勝

    2018.6.8 06:00 Friday

    【ホワイトソックス2-7ツインズ】@ターゲット・フィールド

     ホワイトソックス4連戦に臨んでいるツインズは今カードの対戦成績を1勝2敗とした状態で第4戦を迎えた。チームとしては上位進出のためになんとしても負け越しは避けたい。奮起した選手達は一発攻勢で序盤から主導権を握り、相手の反撃をかわして勝利。投打ともに噛み合った価値ある1勝となった。

     この日のツインズの先発はここまで6勝を挙げているホゼ・ベリオス。初回のホワイトソックスの攻撃を3者凡退に抑える立ち上がりをみせると徐々に調子を上げ、4回まで相手打線に1本もヒットを許さなかった。一方のホワイトソックス先発、ジェームズ・シールズは初回に1死二塁からエドゥアルド・エスコバーに先制2ランを浴びて失点すると続く2回、エイレ・アドリアンザにも一発を許し3失点と不安定な投球となった。

     序盤で3点を取ったツインズ打線の勢いは止まらず、4回にはエディ・ロサリオの3ランなどでさらに4点を追加し、7対0と試合の流れは完全にツインズへと傾いた。このまま負けられないホワイトソックスはヨアン・モンカダ、ホゼ・アブレイユにタイムリーツーベースが飛び出しベリオスから2点を取るも後続が続かず、なかなか得点チャンスをつくれずにいた。また、先発のシールズも6回まで投げたが8安打7失点と不本意な結果となった。

     試合は7対2とツインズのリードのまま最終回へ。ベリオスが最後も締めて完投で今季7勝目を記録した。投球成績は9回6安打2失点、10奪三振。打線も3ホーマー7得点と機能していた。敗れたホワイトソックスはシールズが試合を作れず、打線も彼を援護することができなかった。

  • 3打点のアンダーソンが全得点に絡む活躍 Wソックス逆転勝利

    2018.6.7 16:55 Thursday

    【ホワイトソックス5-2ツインズ】@ターゲット・フィールド

     ホワイトソックスとツインズによる同地区対決4連戦の第3戦は、1対2と1点ビハインドの6回表にティム・アンダーソンの2点タイムリーなどで4点をあげて逆転に成功したホワイトソックスが5対2で勝利。今カードの対戦成績を2勝1敗とした。アンダーソンは4回表に同点タイムリーを放っただけでなく、6回表には一死満塁のチャンスで打席に入り、3球目が暴投となって同点。一死二、三塁となり、ショートの右を抜ける勝ち越しの2点タイムリーを放ち、三盗を決めたあとアダム・エンゲルのスクイズで生還と、俊足巧打を生かして全得点に絡む活躍を見せた。ホワイトソックス先発のヘクター・サンティアゴは5回2失点の粘投で2勝目。後半4イニングを無失点でつないだリリーフ陣の奮闘も光った。

     チーム一丸となってもぎ取った逆転勝利について、ホワイトソックスのリック・レンテリア監督は「選手たちが集中し協力し合って戦ってくれた。試合の勝敗を一人の選手がコントロールすることはできないけど、自分に与えられた打席をコントロールすることはできる。自分がコントロールできることに選手が必死に取り組んでくれているのが非常に大きいね」と目を細めた。1点ビハインドの6回表に単打3本で満塁のチャンスを作り、盗塁やスクイズ、相手投手の暴投も絡めて逆転に成功。選手たちの必死さが呼び込んだ逆転劇と言っても過言ではないだろう。一方、敗れたツインズは先発のジェイク・オドリッジをリリーフしたライアン・プレスリーが痛恨の暴投で同点に追い付かれ、アンダーソンに決勝タイムリーを献上。打線も6回以降は2安打に封じられ、反撃のきっかけすら掴めなかった。

  • 6回途中1失点のロドリゲスが打線の援護にも恵まれ7勝目

    2018.6.7 15:25 Thursday

    【タイガース1-7レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

     ア・リーグ東部地区の首位に立つレッドソックスが本拠地フェンウェイ・パークにタイガースを迎える2連戦の第2戦は、この試合が自身のボブルヘッド・デーとなったアンドリュー・ベニンテンディが10号ソロを含む2安打2打点の活躍を見せるなど、レッドソックス打線が12安打7得点でタイガース投手陣を攻略。レッドソックス先発のエドゥアルド・ロドリゲスはやや球数が多く、6イニングを投げ切ることはできなかったものの、107球を投げて6回途中1失点の力投で今季7勝目をマークした。タイガースは2回表にホゼ・イグレシアスのタイムリーで先制したが、結局得点はこの1点どまり。6回表と7回表に2イニング連続で二死満塁のチャンスを生かせなかったのが痛かった。

     レッドソックス先発のロドリゲスが早くも昨季(6勝)を上回る7勝目をマークした。右膝の手術の影響で少し出遅れ、日本時間4月9日のレイズ戦が今季初登板となったロドリゲスだが、そこからの12先発で5イニングを投げ切れなかったのは2度だけ。先発4番手としては十分すぎるくらいのパフォーマンスを続けている。アレックス・コーラ監督は「速球は94~95マイル出ていたし、チェンジアップも良かった。投手有利のカウントにしながらも決めきれない部分があったけど、全体的には良いピッチングだったんじゃないかな」と評価。ロドリゲスは「調子は良かったし、自分に出来る限りのピッチングをしようと思っていた」と自身のピッチングを振り返りつつ、「5回2/3より長いイニングを投げることができれば良かったんだけどね」と6イニングを投げ切れなかったことについては悔しそうな表情を見せた。

  • 下位打線の活躍でロッキーズ勝利 地区首位タイに浮上

    2018.6.7 14:55 Thursday

    【ロッキーズ6-3レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

     首位・ダイヤモンドバックスに1ゲーム差の地区2位につけるロッキーズは、敵地グレートアメリカン・ボールパークでレッズと対戦。先発のジョン・グレイが苦しみながらも5回3失点と試合を作ると、打線は6番のヘラルド・パーラ、7番のイアン・デズモンド、8番のトニー・ウォルターズがそれぞれ2打点を叩き出す活躍を見せ、6対3で勝利を収めた。パーラは4回表と8回表にタイムリーを放ち、デズモンドは4回表に11号勝ち越し2ラン。ウォルターズも2回表の先制打を含む2本のタイムリーを放ち、チームの勝利に貢献した。なお、この日ダイヤモンドバックスが敗れたため、ロッキーズは地区首位タイに浮上。一方、敗れたレッズは4連敗となった。

     決勝弾を放ったデズモンドは、この試合を含む直近9試合で打率.333、3本塁打、10打点、6四球と好調。ロッキーズのバド・ブラック監督は「1週間から10日ほど前、彼は手の使い方を少し調整したみたいなんだ。それをきっかけに調子を取り戻したんだよ」と好調の秘密を明らかにしてくれた。「その調整によってボールがよく見えるようになったみたいだね。良い内容の打席が増えているし、出塁率も上がっている。彼は今、良い状態だよ」とブラック。一時は1割6分台に低迷していたデズモンドの打率は.196まで上昇し、およそ2ヶ月ぶりの2割台突入が目前となっている。また、先発のグレイは今季6勝目をマークしながらも5回101球3失点と不甲斐ないピッチング。「無駄なボール球が多すぎてリズムに乗ることができなかった」と反省を口にした。

  • Dバックスが外野手補強 ロイヤルズからジェイを獲得

    2018.6.7 13:00 Thursday

     日本時間6月7日、主力外野手を故障で欠いているダイヤモンドバックスは、マイナー2選手(左腕のゲーブ・スパイアーと右腕のエルビス・ルシアーノ)との交換でロイヤルズからジョン・ジェイを獲得したことを発表した。通算打率.290を誇り、外野3ポジションを守ることのできるジェイは、ダイヤモンドバックスにとって貴重な戦力となりそうだ。

     ジェイは昨季終了後にカブスからフリーエージェントとなり、1年300万ドルの契約でロイヤルズに加入。ロイヤルズと契約する前にはダイヤモンドバックスとの交渉も行われていたようだが、両者が合意するには至らなかった。ダイヤモンドバックスのマイク・ヘイゼンGMは「彼は我々がオフシーズンに獲得を狙った選手だ。今季は良いスタートを切っているし、獲得できて良かったよ」とジェイの加入を歓迎。今季ここまで59試合に出場して打率.307をマークしている巧打者の活躍に期待を寄せた。

     ダイヤモンドバックスはレッドソックスへ流出したJ.D.マルティネスの穴を埋める存在として獲得したスティーブン・スーザJr.が相次ぐ故障によりシーズンの大半を欠場する事態となっており、4月の月間MVPに輝いたA.J.ポロックも左手親指の剥離骨折で戦線離脱。開幕前に予定していた正中堅手と正右翼手を欠くなかでの戦いを強いられている。ジャロッド・ダイソンやクリス・オーウィングスが彼らの穴を埋めるべく奮闘しているものの、ダイソンは打率.206、オーウィングスは打率.189にとどまっており、穴を埋めることができているとは言い難い。ジェイの加入は外野手の層を厚くするという点にとどまらず、攻撃面でも戦力アップとなるはずだ。

     ロイヤルズへ移籍することになった23歳のスパイアーは、2015年12月にエンダー・インシアーテらとのトレードでシェルビー・ミラーとともにブレーブスからダイヤモンドバックスへ移籍した選手。今季はAAA級で20試合に登板して防御率3.03をマークしている。また、スパイアーとともにロイヤルズへ移籍するルシアーノはドミニカ共和国出身の18歳で、MLB公式サイトのプロスペクト・ランキングでは球団26位にランクイン(移籍後は球団27位に)。昨季はルーキー級で66回1/3を投げて防御率2.84をマークしたが、今季はまだマイナーでの登板はない。

  • マーリンズの開幕投手・ウーレイナ 嬉しい今季初勝利

    2018.6.6 17:30 Wednesday

    【マーリンズ7-4カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

     昨季14勝7敗、防御率3.82と急成長を遂げ、今季の開幕投手に抜擢されながらも、今季ここまで0勝7敗、防御率4.41と白星がなかったホゼ・ウーレイナがようやく今季初勝利をマークした。この日のウーレイナはカージナルス打線を相手に5回98球を投げ、被安打10、奪三振3、与四球1、失点4という内容。先制を許し、味方が得点した直後に失点するなど、決して褒められた内容ではなかったものの、打線の援護に恵まれ、嬉しい今季初勝利となった。打線では5番打者のブライアン・アンダーソンが3号2ランを含む3安打3打点の活躍。7番打者のJTリドルも6回表に貴重な追加点となる6号ソロを放つなど、2安打1打点の活躍でチームの勝利に貢献した。

     一方、敗れたカージナルスはエースのカルロス・マルティネスと正捕手のヤディアー・モリーナの復帰戦を白星で飾ることができなかった。およそ1ヶ月ぶりの先発登板となったマルティネスは、立ち上がりから制球が定まらず、4回75球を投げて与四球5の乱調。マーリンズ打線の拙攻に助けられてなんとか2失点にとどめたものの、本来のパフォーマンスからは程遠いピッチングに終始した。また、球団の象徴であるモリーナは、2回裏の復帰第1打席に入る際、地元ファンのスタンディング・オベーションに迎えられ、期待に応えるように先制タイムリー。しかし、カージナルスはこのモリーナの一打を生かすことができず、あらゆる場面でミスを連発し、ナ・リーグ東部地区の最下位に沈むマーリンズに手痛い逆転負けを喫した。

  • Wヘッダーは1勝1敗 ツインズ・エスコバーが2試合で5安打5打点

    2018.6.6 14:30 Wednesday

    第1試合【ホワイトソックス2-4ツインズ】

    第2試合【ホワイトソックス6-3ツインズ】

     ア・リーグ中地区は2位と3位、4位と5位チームがそれぞれ僅差であり、勝敗によっては順位が入れ替わる可能性がある。現在、3位のツインズと5位のホワイトソックスによるダブルヘッダーがターゲット・フィールドで行われ、結果は1勝1敗のドローに終わった。

     第1試合は延期になっていたジャッキー・ロビンソンデーの試合を行い、両軍が背番号42を付けてグラウンドに立った。試合はヨアン・モンカダの先頭打者弾で幕が開け、終盤まではホワイトソックスが2対0と主導権を握った。先発のレイナルド・ロペスはツインズ打線に許したヒットはわずか1本のみの7回無失点で降板。一方のツインズ先発、フェルナンド・ロメロは2失点したものの、要所を締める投球で6回まで投げ切った。

     このままホワイトソックス勝利と思われた8回のツインズの攻撃。2死からブライアン・ドージャーがヒットで出塁するとその後、一・二塁のチャンスをつくりミゲル・サノーのタイムリーでまず1点を返す。続いて打席を迎えたエドゥアルド・エスコバーがセンターへ逆転3ランを放ち、一挙4得点を挙げて逆転に成功。最後は守護神、フェルナンド・ロドニーが締めてツインズがまず先勝した。

     続く第2試合。巻き返したいホワイトソックスの先発は23歳右腕のルーカス・ジオリト。初回、ホゼ・アブレイユの2ランなどで4点の援護点を得てマウンドに立ち、3回にエスコバーのタイムリーなどで2点を失うも6回まで投げ勝利投手の権利を得た。一方のツインズ先発、22歳のザック・リッテルはメジャー初登板。緊張からかいきなり4点を失い、4回途中に連続四球を与えたところで降板。その後の投手が打たれ3回0/3 6失点とホロ苦デビューとなった。

     試合は8回にツインズが再びエスコバーのタイムリーでさらに1点を返すが、反撃はここまでで最終回はホアキム・ソリアの前に得点できなかった。2試合での対戦成績は1勝1敗のドロー。特に2試合合計で8打数5安打5打点を記録したエスコバーの活躍が印象的なダブルヘッダーとなった。

  • タイガースがドラフト全体1位で大学生右腕・マイズを指名

    2018.6.5 18:10 Tuesday

     日本時間6月5日、メジャーリーグでは2018年のドラフトがスタートした。初日は1巡目と2巡目の指名が行われ、戦力均衡ラウンドやフリーエージェント選手の移籍に伴う補償ピックも含め、78選手が指名を受けた。全体1位指名権を持っていたタイガースは、オーバーン大の右腕、ケーシー・マイズを指名。マイズを含め、全体5位までを大学生選手が占めるという結果になった。

     マイズは高校時代に指名されなかったものの、大学進学後にさらなる成長を遂げ、栄光の全体1位指名を勝ち取った。ベースの手前で鋭く落ちるスプリッターを筆頭に、時速92~97マイルの速球、進化を遂げているスライダーの3球種で空振りを奪うことができ、エース級のポテンシャルを秘めた好投手である。スプリッターは2018年のドラフト候補選手のなかで「最高の球種」との評価を受けているほどだ。

     ジャイアンツは全体2位でバスター・ポージーの後継者と目されるジョーイ・バート捕手(ジョージア工科大)を指名した。長打力については高校時代から高い評価を得ていたものの、大学で打者として成長を遂げ、強肩堅守で捕手としての評価も上々。今ドラフトにおける「最高の捕手」に相応しい順位で指名を受けることとなった。

     全体3位指名権を持っていたフィリーズは、ウィチタ州立大の三塁手、アレック・ボームを指名した。マイズ、バート、ボームの3選手は数ヶ月にわたって全体1位指名候補として名前を挙げられており、フィリーズはその3選手のなかで残ったボームを指名した格好だ。打撃は確実性と長打力のバランスが取れており、選球眼も優秀。しかし、三塁の守備にはやや不安を抱えており、将来的には一塁へのコンバートが予想されている。

     なお、各球団が1巡目で指名した選手は以下のようになっている(全体1位から指名順に掲載)。

    1位 タイガース ケーシー・マイズ(右腕:オーバーン大)
    2位 ジャイアンツ ジョーイ・バート(捕手:ジョージア工科大)
    3位 フィリーズ アレック・ボーム(三塁手:ウィチタ州立大)
    4位 ホワイトソックス ニック・マドリガル(二塁手:オレゴン州立大)
    5位 レッズ ジョナサン・インディア(三塁手:フロリダ大)
    6位 メッツ ジャレッド・ケレニック(外野手:ワカシャー・ウエスト高)
    7位 パドレス ライアン・ウェザース(左腕:ロレット高)
    8位 ブレーブス カーター・スチュワート(右腕:オー・ガリー高)
    9位 アスレチックス カイラー・マレー(外野手:オクラホマ大)
    10位 パイレーツ トラビス・スワガーティ(外野手:サウス・アラバマ大)
    11位 オリオールズ グレイソン・ロドリゲス(右腕:セントラル・ハイツ高)
    12位 ブルージェイズ ジョーダン・グロシャンス(遊撃手:マグノリア高)
    13位 マーリンズ コナー・スコット(外野手:プラント高)
    14位 マリナーズ ローガン・ギルバート(右腕:ステッソン大)
    15位 レンジャーズ コール・ウィン(右腕:オレンジ・ルーザラン高)
    16位 レイズ マシュー・リベラトーア(左腕:マウンテン・リッジ高)
    17位 エンゼルス ジョーディン・アダムス(外野手:グリーン・ホープ高)
    18位 ロイヤルズ ブレイディ・シンガー(右腕:フロリダ大)
    19位 カージナルス ノーラン・ゴーマン(三塁手:オコナー高)
    20位 ツインズ トレバー・ラーナック(外野手:オレゴン州立大)
    21位 ブリュワーズ ブライス・トゥラング(遊撃手:サンティアゴ高)
    22位 ロッキーズ ライアン・ロリソン(左腕:ミシシッピ大)
    23位 ヤンキース アンソニー・シーグラー(捕手:カータースビル高)
    24位 カブス ニコ・ホーナー(遊撃手:スタンフォード大)
    25位 ダイヤモンドバックス マット・マクレーン(遊撃手:ベックマン高)
    26位 レッドソックス トリストン・カサス(一塁手/三塁手:アメリカン・ヘリテージ高)
    27位 ナショナルズ メイソン・ディナバーグ(メリット・アイランド高)
    28位 アストロズ セス・ビアー(一塁手:クレムゾン大)
    29位 インディアンス ノア・ネイラー(捕手:セント・ホアン・オブ・アーク高)
    30位 ドジャース J.T.ギン(右腕:ブランドン高)

  • マーリンズ解雇の田澤がタイガースとマイナー契約

    2018.6.5 12:55 Tuesday

     日本時間6月5日、タイガースは田澤純一とマイナー契約を結ぶことで合意に至ったことを発表した。今季がマーリンズとの2年契約の2年目だった田澤は、22試合に登板して防御率9.00の大乱調で日本時間5月22日にマーリンズを解雇され、フリーエージェントとなっていた。

     2013年から5年連続で50試合以上に登板し、レッドソックス時代の2013年にはポストシーズンでも13試合に登板して防御率1.23の好成績でワールドシリーズ制覇に大きく貢献した田澤だが、2015年以降は徐々に成績が悪化。2015年からは2年連続で防御率4点台に終わり、マーリンズに加入した昨季は55試合に登板したものの、防御率5.69とメジャー定着後自己最悪のシーズンを過ごした。

     契約最終年となる今季は、開幕からの9登板で防御率1.69、被打率.147と好スタートを切ったものの、日本時間4月20日のブリュワーズ戦で6失点の大炎上。その後も2試合に1度のペースで失点が続き、日本時間5月17日から2試合連続で3失点を喫したところで40人枠から外され、最終的には解雇となった。

     今季の年俸700万ドルについては、田澤を解雇したマーリンズに支払い義務があるため、タイガースは田澤がメジャー昇格を果たした場合にも、最低保証年俸で田澤を雇うことができる。当面の間はAAA級で調整を行うことになるとみられるが、タイガースにとっては「復活してくれれば儲けもの」といった具合の、ローリスク・ハイリターンの契約と言えるだろう。

     タイガースはクローザーのシェーン・グリーンが15セーブをマークし、セットアッパーのジョー・ヒメネスも32試合で防御率2.45と健闘しているが、それ以外に計算できるのは23試合で防御率3.09のワーウィック・サポールドと11試合で防御率1.26のルイス・コールマンくらい。リリーフ防御率はリーグ11位の4.29であり、本来のパフォーマンスを取り戻すことさえできれば、田澤にも十分にチャンスはあるはずだ。

  • レスターが投手戦制し今季6勝目 カブスはメッツをスイープ

    2018.6.4 08:30 Monday

    【カブス2-0メッツ】@シティ・フィールド

     メッツ4連戦を戦っているカブスは既に今カード3連勝と勝ち越しを決め、スイープを目指して4戦目に臨んだ。中盤までは緊迫した投手戦が展開され、両軍ともに得点がなかったが、試合を決めたのはカブスの相手守備の隙をついた攻撃的走塁だった。

     この日のカブスの先発はここまで5勝を挙げているジョン・レスター。初回はいきなり2者連続四球でピンチを迎えるも後続を3者連続三振に抑えて無失点スタートとなった。一方のメッツ先発、スティーブン・マッツは10球でカブス打線を3者凡退に抑えて両先発ともに上々な立ち上がりとなった。その後はお互いに走者こそ許すも得点許さず6回までは無得点と静かな試合展開となった。

     均衡が破れたのは7回のカブスの攻撃。無死一・三塁のチャンスをつくるとイアン・ハップの打席時、マッツが一塁けん制中に三塁走者だったハビアー・バイエズがホームスチールを成功させ先制。結果、カブスはダブルスチールで今試合初得点を挙げた。その後、1死一・三塁となり打席に立ったベン・ゾブリストがセカンドフライに倒れたが、二塁を守るルイス・ギロームの捕球体制が悪いことを確認した三塁走者のウィルソン・コントレラスが一気にホームへと帰りカブスにさらなる追加点を挙げた。結果、ゾブリストの記録は犠牲フライとなった。

     この2点で勝利投手の権利を得たレスターは7回のメッツの攻撃を無失点で抑え、7回2安打無失点で降板した。一方のマッツも7回5安打2失点と先発として十分な働きをした。試合は2対0とカブスリードのまま最終回へ。最後はブライアン・ダンシングが締めて試合終了。先発のレスターは今季6勝目、チームは今カード全勝となった。。敗れたメッツはマッツが好投するも打線の援護がなく今季4敗目を喫した。

  • 2018年5月の各部門最優秀選手発表

    2018.6.3 17:30 Sunday

     日本時間6月3日、メジャーリーグでは5月の月間最優秀選手や最優秀投手とリリーフ投手、最優秀新人と各部門の受賞者が発表された。シーズン開幕から2ヶ月が経過し、大型新人の出現をはじめ、これまでと変わらず安定感抜群な活躍をする選手など個性あふれる選手達が選ばれた。5月の月間成績とともに受賞者を紹介する。

    【ア・リーグ】

    □月間最優秀選手・・・フランシスコ・リンドーア(インディアンス/初受賞)

     4月は打率.257と低調な滑り出しだったリンドーアは5月に入ると13試合連続安打など打撃好調となり、終わってみればリーグトップとなる44安打を記録。5月最後の試合となったツインズ戦では9対8という乱打戦となりチームは辛勝。この試合でのリンドーアは1試合2発、5打数4安打4打点の大活躍でみせてよい形で5月を終えた。月間成績は打率.373 10本塁打 23打点

    □月間最優秀投手・・・ジャスティン・バーランダー(アストロズ/5度目)

     アストロズ投手陣の大黒柱と言ってもいいだろう。4月は3勝負けなし、防御率1.60とまさに「エース」の働きをしていたバーランダーは5月になっても不変だった。5月は打線の援護に恵まれない場面もあり2敗を喫したが、41.2回を投げて失点はわずかに5と驚異的な記録を残した。日本時間5月17日に行われたエンゼルス戦では大谷翔平から通算2500奪三振を達成するなど忘れることができない月となった。通算成績は6試合に登板して3勝2敗 防御率0.86。

    □月間最優秀リリーフ投手・・・ブレイク・トライネン(アスレチックス/初受賞)

     チームは地区4位と下位の中で投手陣を支えた投手の1人だ。通算242試合に登板してきた経験豊富な右腕は守護神としての役割を確立している。4月は安打を浴びる場面が多く見られたが、5月は登板機会が増加。回またぎもできるスタミナ自慢は5月のセーブ数はクレイグ・キンブレル(レッドソックス)が11セーブでトップだったが、防御率3.38と安定感を欠いたことでセーブ数では次点のトライネンが選出された。月間成績は14試合で1勝0敗10セーブ 防御率0.59。

    □月間最優秀新人・・・グレイバー・トーレス(ヤンキース/初受賞)

     球団のみならず球界全体が飛躍を期待している選手が選ばれた。日本時間4月23日にメジャー初昇格すると主に二塁手として出場機会を得ていく。5月になるとサヨナラ本塁打やア・リーグ史上最年少となる21歳で4試合連続本塁打を記録するなど周囲からの驚きの声が絶えない。既にア・リーグの新人王は大谷との争いという声もあり、今後もトーレスに大きな期待がかかる。月間成績は打率.317 9本塁打 24打点。

    【ナ・リーグ】

    □月間最優秀選手・・・スクーター・ジェネット(レッズ/初受賞)

     自慢の長打力を存分に発揮できた月となった。長打率.720、OPS1.139と他球団の投手が震え上がるような驚異的な数字を残した。日本時間5月8日から4試合では4本塁打10打点と打線をけん引。5月だけで2度週間MVPに選出されるなど彼のパンチ力はリーグ内でも際立っていたと言えるだろう。チームもまだ地区最下位ながら4位とのゲーム差を縮めてきている。これはジェネットの打撃好調も要因の1つだ。月間成績は打率.398 8本塁打 24打点。

    □月間最優秀投手・・・マックス・シャーザー(ナショナルズ/5度目)

     2ヶ月連続の選出となった。5月は無敗という記録もさることながら打撃でも安打を放ち、盗塁も決めるなど打者として能力の高さを披露した貴重な月となった。本職の投球では1度4失点した試合があるものの、味方の援護と自身の粘りの投球でその日も見事に勝ち星を記録。今回も抜群の安定感をみせて選出された。月間成績は6試合に登板して4勝0敗 防御率2.21。

    □月間最優秀リリーフ投手・・・ブラッド・ハンド(パドレス/2度目)

     2017年7月以来の選出となった。3、4月はわずか6セーブとセーブ失敗もあり守護神としては物足りない成績に終わっていたハンド。5月は登板した13試合すべてで力を発揮し、失点はわずか1のみだった。また、5月はすべてのセーブ機会で成功し11セーブを挙げ、本来の調子を取り戻した。月間成績は13試合で0勝0敗11セーブ 防御率0.61。

    □月間最優秀新人・・・オースティン・メドウズ(パイレーツ/初受賞)

     ついにチーム期待の強打の左打者が1つの賞を受賞した。2013年のドラフト1巡目で入団したメドウズは日本時間5月19日に昇格するとデビュー戦となったパドレス戦で2安打を放った。その後は2試合連続本塁打を放つなど武器である長打力を発揮し、5月は13試合の出場もすぐに結果を残しチームの欠かせない戦力の1人となった。月間成績は打率.409 4本塁打 7打点。

  • ヤンキース・田中が4失点も粘投で7勝目 通算700奪三振も達成

    2018.6.3 16:00 Sunday

    【ヤンキース8-5オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

     ここまで3連勝と再び波に乗るヤンキースの今試合の先発を任されたのは田中将大。初回にアダム・ジョーンズに先制弾を浴びるとその後もピリッとせず6回途中4失点と降板した。1試合3被弾と課題を残したものの、7奪三振を記録するなど修正能力を発揮。粘りの投球をみせた。

     悪天候により試合開始が1時間44分遅れる中で始まった試合は田中が初回から失点する立ち上がりとなったが、彼を救ったのは自慢の強力打線だった。2回、相手先発のケビン・ゴーズマンがミゲル・アンドゥハーが逆転2ランを放つ。また、続く3回にはジャンカルロ・スタントンにも2ランが飛び出すなど序盤で4対2とリードをした。リードをもらった田中だったが、6対2で迎えた6回にはマニー・マチャドに一発、ダニー・バレンシアにツーベースを浴びたところで降板。その後も打線はさらに2点を追加し8対5で逃げ切って今カード勝ち越しを決めた。

     田中自身は今季7勝目を挙げ、同時にメジャー通算700奪三振も達成した。しかし本人は納得がいかない表情。これぞチームを支えるエースの自覚と言えるだろう。一方の敗れたオリオールズは先発、ゴーズマンが9奪三振も6失点と精彩を欠き、打線も11安打を放つもも反撃しきれなかった。

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