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  • 打率4割への挑戦 本命はレメイヒュー 意外な伏兵も登場

    2020.9.2 14:45 Wednesday

     メジャーリーグの2020年レギュラーシーズンは残り4週間を切り、ほとんどのチームが30試合以上を消化して「後半戦」に突入している。60試合制の短縮シーズンということもあり、4割打者誕生が期待されたものの、現在の打率1位は.368のトレイ・ターナー(ナショナルズ)。この数字を見る限り、4割打者誕生は難しそうだが、規定打席に少し足りないところで2人の内野手が打率4割をキープしている。

     打率4割への挑戦の「本命」といえるのがヤンキースのDJ・レメイヒューだ。今季ここまで24試合に出場して打率.402(92打数37安打)、4本塁打、10打点、OPS1.031の好成績をマーク。前日の時点で.398と4割を下回っていたが、今日の試合で先頭打者アーチを含む2本塁打を放ち、4打数2安打で4割復帰を果たした。

     ロッキーズ時代の2016年に.348で首位打者のタイトルを獲得し、2015~19年の5シーズンで打率3割が4度と実績も十分。日本時間8月17~29日に左手親指の突き指で故障者リスト入りしていたため、現在99打席でチームの規定打席(106)にはわずかに届いていないが、復帰後も全試合で安打を放つなど好調を維持しており、4割達成のチャンスは十分にありそうだ。なお、首位打者のタイトルを手にすれば、史上初の両リーグ首位打者となる。

     「本命」はレメイヒューだが、4割を超える高打率をキープしている内野手がもう1人いる。オリオールズのホゼ・イグレシアスだ。昨季までの通算打率は.273に過ぎず、規定打席以上で3割をクリアしたシーズンすら1度もないイグレシアスだが、今季は開幕から好調を維持。日本時間8月16日に5打数3安打で打率を4割に乗せると、そこから現在に至るまで4割以上の打率をキープしている。

     今季ここまで21試合に出場して打率.405(79打数32安打)、0本塁打、14打点、OPS.972を記録。左大腿四頭筋を痛めて日本時間8月17~27日に故障者リスト入りしたため、現在82打席でチームの規定打席(109)には届いていないが、再び離脱するようなことがなければ残り25試合を平均4.16打席で規定打席はクリアできる。

     打率を4割に乗せたところで戦列を離れたものの、復帰後は5試合連続でマルチ安打を記録。今季わずか1四球という超積極打法でヒットを量産している。開幕前、4割打者誕生の可能性が取り沙汰されるなかで、その候補としてイグレシアスの名前を挙げた者は皆無だった。仮に4割を達成できなくとも、首位打者のタイトルを獲得するようなことがあれば、今季有数のビッグ・サプライズとなるだろう。

     なお、現時点での規定打席以上の打率ランキングは以下のようになっている。

    アメリカン・リーグ
    1位 ティム・アンダーソン(ホワイトソックス).345
    2位 カイル・ルイス(マリナーズ).328
    3位 ネルソン・クルーズ(ツインズ).328
    4位 フランミル・レイエス(インディアンス).323
    5位 ハンザー・アルベルト(オリオールズ).321

    ナショナル・リーグ
    1位 トレイ・ターナー(ナショナルズ).368
    2位 フアン・ソト(ナショナルズ).355
    3位 ポール・ゴールドシュミット(カージナルス).353
    4位 チャーリー・ブラックモン(ロッキーズ).346
    5位 ドノバン・ソラーノ(ジャイアンツ).345

  • メジャー史上初 同じ日に3選手が2本塁打以上&6打点以上

    2020.9.2 13:30 Wednesday

     日本時間9月2日は各地で乱打戦が展開され、ブレーブスのマーセル・オズーナとジャイアンツのアレックス・ディッカーソンが1試合3本塁打を記録。一方、カージナルスのブラッド・ミラーは2本塁打を含む4安打7打点の大活躍を見せ、同じ日に異なる3人の選手が1試合2本塁打以上かつ6打点以上を記録するのはメジャーリーグ史上初の出来事となった。

     レッドソックスに10対3で大勝したブレーブスは「3番・指名打者」で先発出場したオズーナが9号2ラン、10号ソロ、11号3ランと3本塁打を放ち、5打数3安打6打点の活躍。自身初の1試合3本塁打を達成し、ナショナル・リーグの指名打者が1試合3本塁打を記録するのは史上初、またナ・リーグの選手がレッドソックスの本拠地フェンウェイ・パークで1試合3本塁打を記録するのも史上初の快挙だった。

     ロッキーズに23対5で大勝したジャイアンツは「2番・レフト」のディッカーソンが5号ソロ、6号2ラン、7号3ランを含む6打数5安打6打点の大活躍。3本塁打のほかに二塁打を2本放ち、1試合16塁打は球団タイ記録、1試合5長打は球団新記録(メジャータイ記録)となった。また、ジャイアンツはドノバン・ソラーノとブランドン・クロフォードも6打点を記録し、同じ試合でチームメイト3人が6打点を記録するのはメジャーリーグ史上初の快挙となっている。なお、同じ日に2人の選手が1試合3本塁打を記録するのは日本時間8月23日(ホワイトソックスのホゼ・アブレイユとパドレスのトレント・グリシャム)以来である。

     レッズに16対2で大勝したカージナルスでは「4番・指名打者」のミラーが3号2ランと4号2ランを含む6打数4安打7打点の大暴れ。カージナルスの指名打者による1試合7打点は球団新記録となり、メジャーリーグ全体で同じ日に異なる3人の選手が1試合2本塁打以上かつ6打点以上をマークするのも史上初めてのことだった。

  • カージナルスが23安打16得点で大勝 秋山3打数無安打で打率.189

    2020.9.2 12:15 Wednesday

    【カージナルス16-2レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

     カージナルスはレッズ先発のソニー・グレイを1回途中6失点でノックアウトするなど試合序盤から打線が爆発し、16対2で大勝。1番のコルテン・ウォンは4打数4安打2打点、4番のブラッド・ミラーは6打数4安打7打点の大暴れだった。カージナルス先発の金廣鉉(キム・グァンヒョン)が5回無失点で今季2勝目(0敗)。グレイは今季2敗目(5勝)を喫した。

     メジャー記録の「40先発連続被安打6以下」を継続中のグレイにカージナルス打線が襲いかかった。ウォン、トミー・エドマンの連打とポール・ゴールドシュミットの四球で無死満塁のチャンスを作ると、ミラーのタイムリー二塁打で2点を先制。二死後、デクスター・ファウラーとウォンがそれぞれ2点タイムリーを放ち、ヒット5本、四球3つ、6得点の猛攻でグレイを早々にノックアウトした(被安打5のグレイは記録継続)。

     2回表にミラーの3号2ラン、3回表にエドマンのタイムリー二塁打で追加点を奪い、5回表にはミラーとヤディアー・モリーナのタイムリーで2点を追加して大量11点をリード。その後もミラーのこの試合2本目の一発となる4号2ランなどで得点を重ね、16対2の大勝となった。

     ミラーの1試合7打点は指名打者としての球団新記録。また、カージナルス先発の金はメジャー最初の4先発での防御率が0.44となり、これは防御率が公式記録となった1913年以降、左腕としてはフェルナンド・バレンズエラ(0.25)に次ぐメジャー史上2位の好成績となっている。

     レッズの秋山翔吾は「8番・センター」で先発出場し、レフトフライ、レフトライナー、セカンドゴロで3打数ノーヒット。8回表開始時の守備交代でベンチへ退いた。今季の打率は.189、OPSは.516となっている。

  • ヤンキースが対レイズの連敗ストップ 田中6回2失点で今季初勝利

    2020.9.2 11:35 Wednesday

    【レイズ3-5ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     ヤンキースは2対2の同点で迎えた6回裏、2点タイムリー二塁打を放ったジオ・ウルシェラが相手の送球ミスの間に一気に生還して3点を勝ち越し。リリーフ陣がレイズの反撃をウィリー・アダメスの5号ソロによる1点にのみに抑えて5対3で勝利し、レイズ戦の連敗を6でストップした。

     ヤンキース先発の田中将大は二者連続三振の好スタートを切り、4回まで無失点の好投。DJ・レメイヒューが初回先頭打者アーチを含む2打席連続本塁打を放ち、2点をリードしたヤンキースだったが、5回表に田中がケビン・キアマイアーに3号2ランを浴び、同点に追い付かれた。

     田中は同点弾を浴びたあと、打者3人を打ち取り、6回表はブランドン・ロウを空振り三振、ジョーイ・ウェンドルをライトライナー、オースティン・メドウズを空振り三振に仕留めて三者凡退。すると、打線は田中の好投に応えるかのように、6回裏に3点を勝ち越して田中に勝利投手の権利をプレゼントした。

     7回表に2番手のジョナサン・ロアイシガがアダメスの5号ソロで1点を失ったものの、8回表を3番手のザック・ブリットン、9回表を4番手のアロルディス・チャップマンがいずれも三者凡退に抑え、5対3で逃げ切り。レイズ戦の連敗を6で止め、首位レイズとのゲーム差を3.5に戻した。

     今季最多の88球を投げた田中は、6回3安打2失点の好投で今季初勝利(1敗・防御率3.38)をマーク。チャップマンに今季初セーブが記録され、レイズ2番手のライアン・トンプソンは今季2敗目(1勝)を喫した。

     レイズの筒香嘉智は「5番・指名打者」で先発出場し、田中と対戦した2打席はセカンドゴロとサードライナー。7回表の第3打席はロアイシガの前に見逃し三振に倒れ、チャップマンとの対戦となった第4打席は代打を送られた。3打数ノーヒット1三振で今季の打率は.182、OPSは.698となっている。

  • アスレチックス対マリナーズの3連戦 全試合の延期が決定

    2020.9.2 10:55 Wednesday

     メジャーリーグ機構は日本時間9月2日、アスレチックス対マリナーズの3連戦(日本時間9月2~4日)を全試合延期としたことを発表した。アスレチックスで選手1名の新型コロナウイルス陽性が判明して以降、新たな陽性者は出ていないものの、安全を優先するために3連戦の延期が決定された。

     今回の3連戦のうち2試合は、両軍とも試合がない日本時間9月15日にダブルヘッダーで行われる(試合会場はマリナーズの本拠地T-モバイル・パーク)。また、残りの1試合は、日本時間9月26~28日に予定されている今季の最終カード3連戦の2日目、日本時間9月27日に組み込まれ、こちらもダブルヘッダーとなる(試合会場はアスレチックスの本拠地オークランド・コロシアム)。

     アスレチックスは選手1名の新型コロナウイルス陽性が判明したことにより、アストロズ3連戦の最終戦が延期となり、遠征に帯同していた選手やスタッフは検査の結果を待つあいだ、ヒューストンのホテルで隔離生活を強いられていた。濃厚接触者でないと判断された選手やスタッフは日本時間9月2日のうちにヒューストンからオークランドへ戻る予定となっている。

     マリナーズとの3連戦は、先に最初の2試合の延期が決定され、残りの1試合も日本時間9月2日に延期が決定。新たな陽性者は確認されていないため、アスレチックスは順調にいけば日本時間9月5日のパドレス戦からプレーを再開できる見込みとなっている。マリナーズも同日のレンジャーズ戦からシーズンを再開することになりそうだ。

  • レッズ追い上げ及ばず2連敗 秋山は3打数無安打で打率.196

    2020.9.1 11:10 Tuesday

    【カージナルス7-5レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

     レッズは先発のアンソニー・ディスクラファーニがポール・デヨングに2号グランドスラムを浴びるなど、4回途中7失点と大誤算。リリーフ陣が追加点を与えず、打線はエウヘニオ・スアレスの8号3ランなどで追い上げたものの、5対7でカージナルスに敗れ、2連敗となった。カージナルス先発のダコタ・ハドソンは7回2失点(自責点1)の好投で今季初勝利(2敗)。4番手のジオバニー・ガイエゴスが今季2セーブ目をマークし、ディスクラファーニは今季2敗目(1勝)を喫した。

     1回表にポール・ゴールドシュミットのタイムリー二塁打で1点を先制されたレッズは、1回裏二死二塁の場面でスアレスがタイムリーを放って同点。ところが、2回表にコルテン・ウォンのタイムリーで勝ち越され、3回表にヤディアー・モリーナの犠飛、4回表にデヨングの満塁弾でリードを広げられた。

     ディスクラファーニ降板後、2番手のマイケル・ロレンゼンが4回無失点の好リリーフを見せ、スアレスの一発などで2点差まで迫ったが、9回裏一死から登板したカージナルス4番手のガイエゴスの前に二者連続三振で試合終了。勝利したカージナルスは勝率5割に復帰した。

     レッズの秋山翔吾は「7番・センター」で先発出場したものの、セカンドゴロ、ピッチャーゴロ、レフトフライで3打数ノーヒット。今季の打率は.196、OPSは.532となった。

  • ヤンキース・ジャフレが初登板 史上初の背番号「89」が誕生!

    2020.9.1 10:35 Tuesday

     ヤンキースの新人右腕ミゲル・ジャフレがレイズ戦の7回表にメジャー初登板。史上初の背番号「89」のメジャーリーガーが誕生した。これによりメジャーリーグでは「0」から「99」までの全ての背番号がレギュラーシーズンの試合で使用されたことになった。

     メジャーリーグでは今季開幕時点で「86」「89」「92」の3つの背番号がレギュラーシーズンの試合で使用されたことがなかった。しかし、カージナルスのヘスス・クルーズとマーリンズのブランドン・リーブラントが「86」、カージナルスのヘネシス・カブレラが「92」を背負ってプレー。残りの未使用番号は「89」だけとなっていた。

     ジャフレは日本時間8月21日にメジャー昇格を果たし、背番号が「89」に決定。その後、なかなか登板機会が巡ってこなかったものの、ついにメジャーデビューを果たし、メジャーリーグの歴史に新たな1ページを刻むことになった。

  • マリナーズ・ゴンザレスが1失点完投勝利 大谷は代打でヒット

    2020.9.1 08:30 Tuesday

    【マリナーズ2-1エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     マリナーズは先発のマルコ・ゴンザレスが安定感抜群のピッチングを披露。2回裏にジャスティン・アップトンに4号先制ソロを浴びたものの、3回裏から8回裏まで6イニング連続で三者凡退に抑え、最後は9回裏無死一・二塁のピンチをしのいでキャリア2度目の完投勝利をマークした。

     1点リードの9回裏にピンチを背負ったゴンザレスだったが、8回までに打たれたヒットは初回先頭のアンドレルトン・シモンズのポテンヒット(遊撃のJ・P・クロフォードが打球を見失った)とアップトンの先制アーチの2本だけ。マイク・トラウトから3つの三振を奪うなど、9回102球、被安打4、奪三振8、与四球1、失点1の好投で今季4勝目(2敗)を挙げた。

     マリナーズはエンゼルス先発のハイメ・バリアに対し、3回表先頭のジェイク・フレイリーが三塁打を放ってチャンスを作り、次打者ジョセフ・オドムのタイムリーで同点。6回表には2番手のマット・アンドリースからホゼ・マーモレホスが4号勝ち越しソロを放ち、これが決勝点となった。決勝アーチを献上したアンドリースには今季2敗目(1勝)が記録されている。

     スタメンを外れたエンゼルスの大谷翔平は、9回裏の先頭打者としてアンソニー・ベンブームの代打で登場。バットを折りながらもライト前へのヒットを放ち、エンゼルスはこのヒットをきっかけに無死一・二塁のチャンスを作ったが、後続が倒れ、追い付くことはできなかった。大谷は1打数1安打で、今季の打率を.189、OPSを.670としている。

  • トレード・デッドライン その他の「駆け込みトレード」まとめ

    2020.9.1 07:00 Tuesday

     メジャーリーグは日本時間9月1日午前5時にトレード期限を迎えた。マイク・クレビンジャー(インディアンスからパドレスへトレード)、スターリング・マーテイ(ダイヤモンドバックスからマーリンズへトレード)など、当サイトではそれぞれのトレードについてお伝えしてきたが、ここでは期限ギリギリに成立した「駆け込みトレード」をまとめて紹介する。

    ◆カブスがオーシッチを獲得

     ブルペン補強を目指すカブスは、ダイヤモンドバックスからアンドリュー・チェイフィンを獲得したのに続いて、レッドソックスからジョシュ・オーシッチを獲得。オーシッチは31歳のリリーフ左腕で、今季は13試合に登板して1勝1敗、1ホールド、防御率5.74を記録している。レッドソックスには後日指名選手1名が移籍する。

    ◆カブスがメイビンを獲得

     カブスはすでにレイズからホゼ・マルティネスを獲得しているが、さらなる右打者の補強としてタイガースからキャメロン・メイビンを獲得。メイビンは33歳のベテラン外野手で、今季は14試合に出場して打率.244、1本塁打、2打点、OPS.726をマークしている。タイガースはカブスからマイナー遊撃手のザック・ショートを獲得した。

    ◆メッツがチリーノスとフレイジャーを獲得

     メッツはレンジャーズからトッド・フレイジャーとロビンソン・チリーノスを獲得した。フレイジャーは通算216本塁打の実績を誇る34歳のベテラン三塁手で、今季は31試合に出場して打率.241、2本塁打、7打点、OPS.702を記録。2018~19年にメッツでプレーしており、古巣復帰となる。一方のチリーノスは36歳のベテラン捕手で、今季は14試合に出場して打率.119、0本塁打、2打点、OPS.367と不振。この2人のトレードは別々に行われており、メッツはチリーノスの対価として後日指名選手1名と金銭、フレイジャーの対価として後日指名選手1名を獲得した。

    ◆メッツがカストロを獲得

     メッツはさらに、オリオールズから救援右腕ミゲル・カストロを獲得した。現在25歳のカストロは今季がメジャー6年目で、ここまで16試合に登板して1勝0敗、1セーブ、4ホールド、防御率4.02を記録。オリオールズにはマイナー左腕のケビン・スミスと後日指名選手1名が移籍する。

    ◆パドレスがウィリアムスを獲得

     積極的な動きを見せたパドレスは、一連のトレード補強の締めくくりとしてマリナーズから救援右腕テイラー・ウィリアムスを獲得。現在29歳のウィリアムスはメジャー4年目の今季、14試合に登板して1勝1敗、6セーブ、2ホールド、防御率5.93をマークしている。マリナーズは交換要員として後日指名選手1名を獲得した。

    ◆ブルージェイズがストリップリングを獲得

     タイワン・ウォーカーとロビー・レイを獲得して先発ローテーションを強化したブルージェイズは、さらにドジャースからロス・ストリップリングを獲得した。ストリップリングは30歳の右腕で、今季は7試合に先発して3勝1敗、防御率5.61をマーク。ドジャースには後日指名選手2名が移籍する。

  • レッズがグッドウィンらを獲得 秋山のライバルになる可能性も

    2020.9.1 05:55 Tuesday

     レッズは日本時間9月1日午前5時のトレード期限までに2件のトレードを成立させ、エンゼルスからブライアン・グッドウィン、ダイヤモンドバックスからアーチー・ブラッドリーを獲得した。グッドウィンは秋山翔吾と同じ左打ちの外野手であり、秋山が今後出場機会を確保していくうえで強力なライバルとなりそうだ。

     現在29歳のグッドウィンは、今季30試合に出場して打率.242、4本塁打、17打点、1盗塁、OPS.793をマーク。外野3ポジションを守ることができ、今季は左翼で14試合、中堅で4試合、右翼で11試合に出場している。左打ちの外野手という点で秋山と重なるため、秋山の今後の出場機会に影響を与える可能性もある。

     グッドウィンの交換要員としてエンゼルスに加入するのは、マイナー左腕のパッキー・ノートンと後日指名選手1名(または金銭)。グッドウィンは今季が年俸調停期間1年目のシーズンであり、レッズは今季を含めてグッドウィンをあと3年保有することができる。

     一方、現在28歳のブラッドリーは、ダイヤモンドバックスのセットアッパーやクローザーとして活躍してきた右腕で、今季は10試合に登板して1勝0敗6セーブ、防御率4.22を記録。今季が年俸調停期間2年目のシーズンであり、来季終了後にフリーエージェントとなる。なお、レッズはブラッドリーの対価として、ダイヤモンドバックスにユーティリティのジョシュ・バンミーターとマイナー外野手のスチュアート・フェアチャイルドを放出している。

  • ロッキーズが外野手補強 Rソックスからピラーを獲得

    2020.9.1 05:10 Tuesday

     メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンドによると、ロッキーズはレッドソックスからケビン・ピラーと金銭を獲得したようだ。今回のトレードで、レッドソックスはロッキーズから後日指名選手1名とインターナショナル・ボーナスプール・マネー(国際フリーエージェント選手の獲得に使える予算の枠)を獲得する。

     現在31歳のピラーは、今季ここまで30試合に出場して打率.274、4本塁打、13打点、1盗塁、OPS.796を記録。開幕から低迷が続くレッドソックスにおいて、実力をしっかり発揮している数少ない選手の1人だった。昨年12月にジャイアンツからノンテンダーFAとなったあと、1年契約でレッドソックスに加入しており、今季終了後にフリーエージェントとなる。

     ロッキーズは主力外野手のデービッド・ダールが故障者リスト入りしており、ピラーはその穴埋めとしてセンターのレギュラーで起用される可能性が高い。ロッキーズの外野は、レフトにライメル・タピア、センターにピラー、ライトにチャーリー・ブラックモンが入る形が基本となりそうだ。

  • フィリーズがさらにブルペン補強 右腕・フェルプスを獲得

    2020.9.1 04:55 Tuesday

     ジ・アスレチックのケン・ローゼンタールによると、フィリーズはブリュワーズとのトレードで救援右腕デービッド・フェルプスを獲得したようだ。MLBネットワークのジョン・ヘイマンは交換要員として3選手がブリュワーズへ移籍する予定であることを伝えている。ジョー・ジラルディ政権のヤンキースに在籍していたフェルプスは、再びジラルディの下でプレーすることになった。

     現在33歳のフェルプスは、今季ここまで12試合に登板して13回を投げ、2勝3敗、4ホールド、防御率2.77、20奪三振を記録。トミー・ジョン手術により2018年を全休したが、戦列復帰を果たした昨季はカブスとブルージェイズで41試合に登板して防御率3.41とまずまずのピッチングを見せていた。不安定なフィリーズのブルペンにおいて貴重な戦力となるに違いない。

     開幕からブルペンが大きな弱点となっていたフィリーズは、すでにヤンキースからデービッド・ヘイル、レッドソックスからブランドン・ワークマンとヒース・ヘンブリーを獲得。今回のトレードは、それらに続くブルペン補強となった。

  • カブスがブルペン補強 Dバックスから左腕・チェイフィンを獲得

    2020.9.1 04:45 Tuesday

     MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、カブスは課題のブルペンの補強としてダイヤモンドバックスから左腕アンドリュー・チェイフィンを獲得したようだ。USAトゥデイのボブ・ナイチンゲールは交換要員として後日指名選手1名がダイヤモンドバックスへ移籍することを伝えている。また、ダイヤモンドバックスからカブスに金銭が支払われる可能性もあるという。

     現在30歳のチェイフィンは昨季まで3年連続で70試合以上に登板しているリリーフ左腕。今季はここまで11試合に登板して6回2/3を投げ、10個の三振を奪っているものの、防御率8.10、被打率.310と打ち込まれている。カブスは先発投手陣が両リーグ10位の防御率3.89を記録しているのに対し、リリーフ陣は同26位の防御率5.42と低調だが、チェイフィンがどこまでブルペンの戦力アップに貢献できるかは未知数だ。なお、チェイフィンは今季開幕時点でのサービスタイムが5年を超えているため、今季終了後にフリーエージェントとなる。

  • マーリンズが2件のトレード マーテイを獲得、ビヤーを放出

    2020.9.1 04:30 Tuesday

     ポストシーズン進出を狙える位置につけているマーリンズが2件のトレードを成立させた。ダイヤモンドバックスへ3選手を放出してスターリング・マーテイを獲得。その一方で、ブルージェイズへジョナサン・ビヤーを放出した。

     マーテイは今年1月にパイレーツからダイヤモンドバックスにトレードされたばかり。今季は33試合に出場して打率.311、2本塁打、14打点、5盗塁、OPS.827をマークしている。来季の契約は年俸1250万ドルの球団オプションまたはバイアウト100万ドルとなっているが、ダイヤモンドバックスにはオプション行使の意思がなく、トレードでの放出という形になった。

     マーテイの交換要員としてダイヤモンドバックスに移籍するのは、左腕ケイレブ・スミス、右腕ウンベルト・メヒア、後日指名選手の3人であることが報じられている。スミスは昨季28試合に先発して10勝11敗、防御率4.52、168奪三振とブレイクを遂げたが、今季はここまで1試合に先発しただけ。日本時間8月5日に故障者リスト入りしているが、理由は公表されていない。

     ビヤーは昨年12月のトレードでオリオールズからマーリンズに加入。今季は29試合に出場して打率.272、2本塁打、9打点、9盗塁、OPS.688をマークしている。内外野の様々なポジションを守ることができるビヤーだが、ブルージェイズは正遊撃手のボー・ビシェットが故障で戦列を離れているため、新天地では遊撃手としての起用が多くなるかもしれない。ビヤーは今季終了後にフリーエージェントとなる。なお、マーリンズが獲得する交換要員は今のところ明らかになっていない。

    【追記】マーリンズはビヤー放出の対価として、ブルージェイズからグリフィン・コーナインを獲得。2018年ドラフト2巡目指名でブルージェイズに入団したコーナインは、マーリンズの球団史上2度のワールドシリーズ制覇に貢献したジェフ・コーナインの息子である。

  • アスレチックス対マリナーズの2試合が延期に 菊池先発予定試合も

    2020.9.1 04:10 Tuesday

     アスレチックスは日本時間9月2日と3日に予定されていた敵地T-モバイル・パークでのマリナーズ戦が延期されたことを発表した。アスレチックスでは日本時間8月31日に選手1名の新型コロナウイルス陽性が判明していた。日本時間9月3日の試合ではマリナーズの菊池雄星が先発予定だった。

     アスレチックスは延期の理由について「安全を優先し、さらなる検査と感染経路の特定を行うため」と説明している。アスレチックスの発表によると、メジャーリーグ機構のプロトコルに沿って検査等が行われており、選手やコーチは遠征先のヒューストンのホテルで感染予防対策を実施しながら隔離生活を送っているという。

     今後の状況次第では、早ければ日本時間9月4日にプレー再開の可能性があり、その場合はダブルヘッダーが行われる可能性が高いと見られている。

  • Wソックス・ジオリトとパドレス・マチャドが週間MVPに選出

    2020.9.1 03:45 Tuesday

     メジャーリーグ機構は日本時間9月1日、週間MVPの受賞者を発表し、アメリカン・リーグはルーカス・ジオリト(ホワイトソックス)、ナショナル・リーグはマニー・マチャド(パドレス)が選出された。

     ジオリトは日本時間8月26日のパイレーツ戦で今季メジャー初となるノーヒッターを達成。ノーヒッターまたは完全試合を達成した試合での13奪三振は球団新記録だった。また、2018年に規定投球回以上で防御率ワーストだった投手がノーヒッターを達成したという点でも注目を集めており、エリアス・スポーツ・ビューロー社によると、防御率ワーストを記録したあとにノーヒッターを達成した投手は史上4人目だという。

     ジオリトが週間MVPを受賞するのは2019年6月に続いてキャリア2度目。ホワイトソックスは先週のホゼ・アブレイユに続いて2週連続の受賞となった。

     ホワイトソックスがチームとして2週連続の受賞であるのに対し、マチャドは個人で2週連続の受賞。ちなみに、それ以前の受賞はオリオールズ時代の2018年4月まで遡らなければならない。打率.538、3本塁打、長打率1.000と好調を維持し、3本塁打はいずれも日本時間8月28日のダブルヘッダー(対マリナーズ)で放ったものだった(第1試合で2本塁打、第2試合で1本塁打)。

     2週連続で週間MVPに選出されるのは2018年5月のフランシスコ・リンドーア(インディアンス)以来の快挙。ただし、リンドーアの2週連続受賞にはジェームス・パクストン(当時マリナーズ・現ヤンキース)と同時受賞だったものが含まれている。同時受賞を含まない2週連続受賞は2017年9月のJ・D・マルティネス(当時ダイヤモンドバックス・現レッドソックス)以来である。

  • ブルージェイズが先発補強 Dバックスから左腕・レイを獲得

    2020.9.1 03:10 Tuesday

     マリナーズからタイワン・ウォーカーを獲得して先発ローテーションを強化したブルージェイズがさらなる補強に動いた。ニューヨーク・ポストのジョエル・シャーマンらによると、ブルージェイズはトラビス・バーゲンとのトレードでダイヤモンドバックスからロビー・レイを獲得したようだ。レイはウォーカーと同様、今季終了後にフリーエージェントとなる。

     現在28歳のレイは過去4年間でシーズン200奪三振を3度記録するなどメジャーを代表する奪三振マシンとして知られているが、今季は開幕から大不振。7試合に先発して31回を投げ、43個の三振を奪っているものの、投球回と同じ31個の四球を与え、1勝4敗、防御率7.84という成績に終わっている。日本時間8月27日のロッキーズ戦では相手打線を2安打に抑えたが、6つの四球を与えるなど制球が不安定で、99球を投げて5回途中でマウンドを降りた。

     ブルージェイズはマット・シューメイカー、トレント・ソーントン、ネイト・ピアソンの故障離脱により、先発5枠のうち埋まっているのは柳賢振(リュ・ヒョンジン)、タナー・ロアーク、チェイス・アンダーソンの3枠だけ。ここにウォーカーが加わり、さらにレイを獲得することで先発5枚を揃えることに成功した。これにより、山口俊が先発に回る可能性は完全に消滅したと言えるだろう。

     ダイヤモンドバックスが獲得するバーゲンは26歳のリリーフ左腕で、メジャーデビューした昨季はジャイアンツで21試合に登板して2勝0敗、防御率5.49を記録。今季はブルージェイズで1試合に登板しただけだった。なお、ダイヤモンドバックスがレイの年俸の一部を負担することが報じられている。

  • アスレチックスが先発補強 レンジャーズから左腕・マイナーを獲得

    2020.9.1 01:55 Tuesday

     ESPNのジェフ・パッサンによると、アスレチックスは後日指名選手2名とのトレードでレンジャーズから先発左腕マイク・マイナーを獲得したようだ。昨季はいずれも自己最多となる14勝(10敗)、208回1/3、200奪三振を記録し、サイ・ヤング賞投票で8位にランクインしたマイナーだが、今季は0勝5敗、防御率5.60と成績を落としている。

     現在アメリカン・リーグ西部地区の首位を走っているアスレチックスだが、両リーグ1位の救援防御率1.87をマークしているのに対して、先発防御率は同16位の4.84と今一つ。ショーン・マネイアが防御率5点台、フランキー・モンタスが防御率6点台を精彩を欠いており、先発投手陣の底上げを目指していた。

     マイナーは今季最初の6先発で0勝5敗、防御率6.75に終わったものの、日本時間8月29日のドジャース戦では6回4安打無失点の好投を見せ、勝利投手にはなれなかったが、チームの勝利に貢献。アスレチックスはこのピッチングを見て、マイナーが戦力になると判断したのだろう。ブレーブス時代の2013年にはポストシーズン出場の経験もある。なお、今季限りでレンジャーズと結んだ3年契約が終了するため、今季終了後にフリーエージェントとなる。

     レンジャーズはマイナーの対価として、アスレチックスから後日指名選手2名を獲得する。今季は「プレーヤー・プール(60人枠)内の選手しかトレードできない」というルールがあるため、それ以外の選手をトレードする場合は「後日指名選手」として発表されている。メジャーリーグ公式サイトでレンジャーズの番記者を務めるTR・サリバンは「後日指名選手という表現は、該当選手のクオリティを表すわけではない」と伝えている。ただし、マイナーは成績を落としており、なおかつ今季終了後にフリーエージェントとなるため、後日指名選手が上質なプロスペクトである可能性は低いだろう。

  • パドレスがクレビンジャーを獲得へ 9人が絡む大型トレード

    2020.9.1 00:55 Tuesday

     最後に地区優勝を果たした2006年以来14年ぶりのポストシーズン進出を目指して積極的な補強を続けているパドレスが、インディアンスから先発右腕マイク・クレビンジャーの獲得に成功した。ジ・アスレチックのケン・ローゼンタールなど、現地の有名記者たちが次々にトレードの成立を報じている。現地の報道によると、パドレスはインディアンスに6選手を放出。その見返りとしてクレビンジャーら3選手を獲得するようだ。

     パドレスはすでに4件のトレードを成立させ、トレバー・ローゼンタール(救援投手)、ミッチ・モアランド(一塁手)、ジェイソン・カストロ(捕手)、オースティン・ノラ(捕手)などを獲得しているが、手付かずだった先発ローテーションの補強にも成功。しかも、3年連続で12勝以上をマークし、強力な先発投手陣を誇るインディアンスでエース格だった右腕が加入することになった。

     パドレスは今回のトレードでクレビンジャー、グレッグ・アレン(外野手)、後日指名選手の3人を獲得。目玉は何と言ってもクレビンジャーだ。昨季は故障の影響で21試合にしか先発できなかったが、126回を投げて13勝4敗、防御率2.71、169奪三振をマーク。2018年には自己最多の207奪三振を記録している。今季は球団が定めたプロトコルを破って無断で外出し、マイナーキャンプへ降格させられていた期間があるため4試合にしか先発しておらず、1勝1敗、防御率3.18という成績を残している。

     一方のインディアンスは、カル・クアントリル(先発投手)、ジョシュ・ネイラー(外野手)、オースティン・ヘッジス(捕手)、ガブリエル・アリアス(遊撃手)、ジョーイ・カンティーヨ(先発投手)、オーウェン・ミラー(遊撃手・二塁手)の6人を獲得。クアントリル、ネイラー、ヘッジスの3人はメジャー経験があり、今季のポストシーズン進出を目指すうえで即戦力となる。アリアスは「MLB Pipeline」の球団別プロスペクト・ランキングでパドレスの7位、カンティーヨは同9位、ミラーは同11位にランクインしており、今後数年以内のメジャー昇格を期待される有望株だ。

     14年ぶりのポストシーズン進出に向けて「全力モード」で補強を続けるパドレス。それに対してインディアンスは、無断外出の一件によりチーム内で浮いた存在になりつつあったクレビンジャーを交換要員として、現在と将来のバランスを考慮した対価を得ることになった。

  • 本気モードのパドレス マリナーズと7人が絡む大型トレード

    2020.8.31 12:55 Monday

     14年ぶりのポストシーズン進出を目指すパドレスが「本気モード」の補強を続けている。トレバー・ローゼンタール、ミッチ・モアランド、ジェイソン・カストロを獲得したのに続いて、日本時間8月31日にマリナーズとのトレードが成立したことを発表。パドレスがマリナーズに4選手を放出し、マリナーズから3選手を獲得する大型トレードとなっている。

     パドレスがマリナーズから獲得したのはオースティン・ノラ、ダン・アルタビラ、オースティン・アダムスの3選手。補強の目玉は30歳にして強打の捕手として開花したノラだろう。

     2018年までマーリンズのマイナーでくすぶっていたノラは、同年オフにフリーエージェントとなってマイナー契約でマリナーズに加入。昨季メジャーデビューして79試合で10本塁打を放つと、今季はここまで29試合に出場して打率.306、5本塁打、19打点、OPS.903の好成績を残している。捕手だけでなく内外野の様々なポジションを守ることができるため、パドレスにとって貴重な戦力となることは間違いない。ちなみに、フィリーズのエース、アーロン・ノラは弟である。アルタビラとアダムスはともにメジャー経験のあるリリーフ右腕だ。

     一方のマリナーズは、テイラー・トラメル、タイ・フランス、アンドレス・ムニョス、ルイス・トーレンスの4選手を獲得した。メジャー2年目のフランスは今季ここまで打率.309をマークしており、トーレンスはメジャー経験のある捕手。よって、この2選手でノラが抜けた穴をカバーすることになりそうだ。また、21歳のリリーフ右腕、ムニョスはアルタビラとアダムスが抜けた穴をカバーする存在へと成長することが期待される。

     そして、マリナーズが得た交換要員の目玉がトラメルだ。22歳のトラメルは俊足好打の外野手として将来を嘱望され、「MLB Pipeline」によるプロスペクト・ランキングでは全体60位にランクイン。2018年のフューチャーズ・ゲームでMVPに選ばれたこともある球界屈指の有望株である。昨季はAA級で打率.234、10本塁打、43打点、20盗塁、OPS.689に終わるなど、やや伸び悩んでいる感もあるが、新天地でさらなる成長を遂げ、メジャーデビューできるか注目したい。

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