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  • コール入団正式発表のヤンキース 今オフの補強は完了か

    2019.12.19 13:00 Thursday

     日本時間12月19日、ヤンキースは本拠地ヤンキー・スタジアムでゲリット・コールの入団記者会見を行った。クローザーのアロルディス・チャップマンと再契約を結び、生え抜きのベテラン外野手であるブレット・ガードナーとも再契約で合意したのに加え、念願の絶対的エースを獲得したことにより、ヤンキースの今オフの補強はほぼ完了したと見られる。ブライアン・キャッシュマンGMは今後どのように動くのだろうか。

     来年2月のスプリング・トレーニングまで、まだ2ヶ月近くあるものの、ヤンキースは今オフの補強をほぼ完了。キャッシュマンは「すべての市場をチェックし続けるつもりだ。(ポストシーズンに向けての補強期限となる)8月31日まで動きをやめることはない」と発言しているが、今オフ中にさらなる補強に動く可能性は低いと見られる。

     補強の可能性があるとすれば、右打者偏重の打線に左打者を加えることであり、ブランドン・ベルト(ジャイアンツ)やカイル・シュワーバー(カブス)を獲得候補に挙げる声もある。ただし、キャッシュマンは「左打者の獲得を考えていないわけではない。でも、絶対にその必要があるかと言われたら、答えはノーだ」と話している。

     また、捕手の控えからオースティン・ロマインが抜けたことを懸念する声もあるが、キャッシュマンはロマインに代わって控え捕手を務めると見られるカイル・ヒガシオカに信頼を寄せている。キャッシュマンは「我々は現在のチーム状態にとても満足している」と話しており、噂されているマーティン・マルドナードの獲得に動く可能性はそれほど高くなさそうだ。

     リリーフ投手の補充、ユーティリティ・プレイヤーの獲得など、小規模な補強が行われる可能性はあるものの、現時点では現在のメンバーのまま、来季を迎える可能性が高いヤンキース。大きな動きがあるとすれば、ジョーダン・モンゴメリーとドミンゴ・ヘルマンが6~7番手に控える先発投手陣からJ.A.ハップをトレードで放出するくらいだろう。

  • リリーフ左腕不足のツインズ 30歳のクーロムとマイナー契約へ

    2019.12.19 12:25 Thursday

     日本時間12月19日、関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、ツインズはフリーエージェントのリリーフ左腕、ダニー・クーロムとのマイナー契約が合意間近となっているようだ。ツインズはブルペンに左腕が不足しており、今オフはクーロムも含め、マイナー契約でリリーフ左腕をかき集める動きを見せている。

     現在30歳のクーロムは、2014年から2018年までの5年間で153試合に登板していたものの、今季は6年ぶりにメジャーでの登板機会がなかった。ヤンキースとブリュワーズのAAA級で合計31試合に登板して36回1/3を投げ、61個の三振を奪って奪三振率15.11をマークしたものの、防御率4.71はマイナーでの自己ワースト。9本塁打を浴び、前年よりも60%近く本塁打が増加したAAA級の本塁打乱発の波にのまれる形となった。

     メジャーでのベストシーズンはアスレチックスでプレイした2017年で、72試合に登板して51回2/3を投げ、2勝2敗、13ホールド、防御率3.48、39奪三振をマーク。メジャーでは2018年に同じくアスレチックスで27試合に登板して1勝1敗、防御率4.56を記録したのが最後となっている。

     今季のツインズ救援陣は、FanGraphsが算出したWARではメジャー3位となる好成績をマーク。タイラー・ダフィーが奪三振率12.80、トレバー・メイが防御率2.94、コディ・スタシャックが与四球率0.36を記録し、フリーエージェントとなったセルジオ・ロモと再契約を結ぶなど、右腕は充実しているものの、ロースター入りが確実視される左腕はクローザーのテイラー・ロジャースだけであり、リリーフ左腕不足が大きな課題となっている。

     ツインズはすでにブレイン・ハーディ、ケイレブ・シールバーとマイナー契約で合意しており、メジャー経験のあるリリーフ左腕をマイナー契約で獲得するのはクーロムが3人目。マイナー契約を結んだこれらの左腕のなかからメジャーの戦力となる選手が現れることを期待していると見られる。

  • リンドーア獲得を狙うドジャース ターゲットをベッツに変更も

    2019.12.19 11:50 Thursday

     今オフ、アスレチックスからノンテンダーFAとなったリリーフ右腕、ブレイク・トライネンを1年1000万ドルで獲得した以外に目立った動きのないドジャースだが、トレードでフランシスコ・リンドーア(インディアンス)の獲得を目指していることが報じられている。リンドーアのトレード交渉が不調に終わった場合、ドジャースは補強ターゲットをムーキー・ベッツ(レッドソックス)に変更する可能性があるようだ。

     MLBネットワークのケン・ローゼンタールによると、ドジャースは次なる補強としてリンドーアの獲得を最優先に考えているという。しかし、インディアンスはリンドーアをドジャースへ放出する際に、リンドーアに代わるスター内野手候補としてプロスペクト内野手のギャビン・ラックスを要求すると見られており、ラックスの放出を断固拒否する姿勢を見せているドジャースとのトレード交渉がまとまらない可能性は高い。

     ドジャースは、リンドーアを獲得できなかった場合、別のスター選手としてベッツの獲得に動く可能性があるようだ。USAトゥデイのボブ・ナイチンゲールは、ドジャースがベッツの動向をチェックしており、リンドーア獲得に失敗した場合の保険としてレッドソックスとの交渉を行っていることを伝えている。

     ボストン・グローブのアレックス・スパイアーによると、ウィンター・ミーティングの時点では、ドジャースはベッツ獲得に動いていなかったという。しかし、フリーエージェント市場からスター選手が消え始め、リンドーア獲得の見込みも立たない状況のなか、ドジャースのベッツに対する関心は増しつつあるようだ。レッドソックスは今オフ、年俸総額をぜいたく税の対象ラインとなる2億800万ドル以内に収めることを最優先に動いており、ドジャースが差し出す交換要員次第では、トレードが成立する可能性は十分にある。

     ベッツはリンドーアよりも保有可能期間が1年短く、年俸も高額であるため、レッドソックスはインディアンスほどの対価を要求しないと見られている。インディアンスがラックスを交換要員に含めることをリンドーア放出の条件とするのであれば、ベッツのトレード交渉が一気に進展することになるかもしれない。

  • ブリュワーズが巧打者・ソガードと1年450万ドルで合意

    2019.12.19 11:25 Thursday

     日本時間12月19日、MLBネットワークのケン・ローゼンタールは、ブリュワーズがフリーエージェントの内野手、エリック・ソガードと1年450万ドル+球団オプション1年で合意に達したことを報じた。ブリュワーズからの正式な発表はまだ行われておらず、身体検査を経て、正式に契約が成立する見込みとなっている。

     2010年にアスレチックスでメジャーデビューしたソガードは現在33歳。2013年から3年連続で117試合以上に出場するなど、内野の準レギュラーとして活躍したが、左膝の手術の影響により2016年はメジャーでプレイできず、同年オフにフリーエージェントとなってマイナー契約でブリュワーズに加入した。2017年は94試合で打率.273、3本塁打ながら37三振に対して45個の四球を選び、出塁率.393、OPS.770と期待以上の活躍を披露。しかし、翌2018年は55試合で打率.134、0本塁打、OPS.406と大きく成績を落とし、9月に解雇された。

     マイナー契約でブルージェイズに加入した今季は、7月下旬にトレードでレイズへ移籍し、2球団合計で110試合に出場して打率.290、13本塁打、40打点、8盗塁、OPS.810と自己最高の成績をマーク。特に本塁打は昨季までの通算(11本)をわずか1シーズンで上回るほどの量産ぶりだった。出塁率.353と選球眼の良さも健在で、ブリュワーズは対右腕のプラトーン要員としての起用を考えていると見られる。今季は二塁を中心に、三塁、遊撃、左翼、右翼の守備にも就いており、巧打に加えてユーティリティ性も魅力の一つとなっている。

     今オフ、ブリュワーズは内野からマイク・ムスターカス、エリック・テームズ、エルナン・ペレス、タイラー・サラディーノ、トラビス・ショウらが抜け、ソガードのほかにルイス・ウリアス、ライオン・ヒーリーが加入。また、ライアン・ブラウンの一塁転向が有力視されている。左打ちのソガードはケストン・ヒウラが二塁に留まるのであれば三塁、ヒウラが三塁にコンバートされるのであれば二塁で、対右腕のプラトーン要員として起用されることになりそうだ。

  • マーリンズがケンプ、加藤らとのマイナー契約を発表

    2019.12.19 10:55 Thursday

     日本時間12月19日、マーリンズはマット・ケンプ、加藤豪将ら7選手とマイナー契約を結び、この7選手を含む9選手を来春のスプリング・トレーニングに招待選手として参加させることを発表した。メジャー通算281本塁打の実績を誇る元スター外野手のケンプは、ドジャース時代の指揮官であるドン・マティングリーが監督を務めるマーリンズで復活を目指すことになった。

     現在35歳のケンプは、今季レッズで20試合に出場して打率.200、1本塁打、5打点、OPS.493に終わり、5月上旬に解雇。その後、メッツにマイナー契約で加入したが、故障もあってメジャーに昇格できないまま、7月中旬に解雇された。14シーズンのキャリアでは打率.281、281本塁打、1010打点、183盗塁、OPS.822をマークし、オールスター・ゲームに3度出場。シルバースラッガー賞とゴールドグラブ賞を2度ずつ受賞している。

     ドジャースでプレイした2018年に打率.290、21本塁打、85打点、OPS.818の好成績を残し、選手投票によるナショナル・リーグのカムバック賞を受賞したケンプだが、その好調を今季も維持することはできなかった。2014年オフのパドレス移籍後は毎年のように所属チームが変わっており、マーリンズが6年間で6球団目となる(メジャーに昇格できなかったメッツを含む)。

     マーリンズは、プロスペクト外野手のメジャー昇格の準備が整うまでのつなぎ役となる外野手の獲得を目指しているが、ケンプはあくまでも保険的な扱いであると見られ、フリーエージェント市場でコリー・ディッカーソンとコール・カルフーンに興味を示していることが報じられている。両者はともに左打者であり、獲得に成功すれば右打者偏重の打線のバランスも改善される。

     また、現在25歳の加藤は、11月上旬にヤンキースからフリーエージェントとなっており、新天地マーリンズでメジャー昇格を目指すことになった。今季はAA級とAAA級で合計113試合に出場し、打率.267、11本塁打、46打点、11盗塁、OPS.763と成長の跡を見せただけに、ヤンキースに比べて選手層の薄いマーリンズでのメジャーデビューが期待される。

  • ブリュワーズがヒーリーと1年契約 三塁と一塁を守る長距離砲

    2019.12.18 11:20 Wednesday

     日本時間12月18日、ブリュワーズはフリーエージェントの内野手、ライオン・ヒーリーと1年契約を結んだことを発表した。ヒーリーは今季終了後にマリナーズの40人枠から外され、AAA級降格を命じられていたが、フリーエージェントとなることを選択していた。ブリュワーズとの契約の詳細については、現時点では明らかになっていない。

     現在27歳のヒーリーは、2016年にアスレチックスでメジャーデビューを果たして72試合で打率.305、13本塁打、OPS.861の好成績をマーク。翌2017年には指名打者、三塁手、一塁手を兼任して規定打席に到達し、打率.271、25本塁打、OPS.754という成績を残した。その年のオフにトレードでマリナーズへ移籍し、2018年は24本塁打を放ったものの、打率.235、OPS.688と成績が悪化。今季は三塁のレギュラーとして開幕を迎えたが、腰の故障に悩まされ、47試合で打率.237、7本塁打、OPS.744に終わった。

     2017~2018年の2シーズンで合計49本塁打を放つなど、長打力が魅力のヒーリーだが、2017年に142個、2018年に113個の三振を喫し、通算出塁率は.298の低水準と生粋のフリースインガーでもある。三塁での通算守備率.925が示すように守備も不安定であり、使い方が難しいのが実情だ。ブリュワーズは三塁手のマイク・ムスターカスとトラビス・ショウが退団しており、ヒーリーにもレギュラー獲得のチャンスはあるが、これらの課題を克服しない限り、不動のレギュラーとなるのは困難だろう。

     ブリュワーズはアビサイル・ガルシアの加入により、正左翼手のライアン・ブラウンが一塁を守る機会が増えると見られるが、完全なコンバートが行われるかどうかはまだ不透明な状況となっている。ブラウンが一塁と左翼を兼任するような形になるのであれば、ヒーリーには三塁のほか、一塁でもある程度の出場機会が与えられるかもしれない。

  • カージナルスが金廣鉉の獲得を発表 先発5番手として起用か

    2019.12.18 10:20 Wednesday

     日本時間12月18日、マディソン・バムガーナーや柳賢振(リュ・ヒョンジン)の獲得に関心を示すなど、先発左腕を欲していたカージナルスは、ポスティング制度を利用して韓国プロ野球のSKワイバーンズからメジャーリーグ移籍を目指していた金廣鉉(キム・グァンヒョン)と2年契約を結んだことを発表した。金は数日間セントルイスに滞在し、契約完了に向けての身体検査や最終交渉を行っていた。カージナルスでは先発5番手を務めることが有力視されている。

     現在31歳の金は、今季31試合(30先発)で190回1/3を投げ、17勝6敗、防御率2.51、180奪三振の好成績をマーク。2017年シーズンをトミー・ジョン手術により全休したものの、その後は見事に復活を遂げ、2018年にも防御率2.98を記録している。ここ2年は9イニング当たりの与四球も2個前後に抑えており、30代に突入してピッチングに安定感が増してきた印象がある。

     カージナルスは、ジャック・フラハティ、マイルズ・マイコラス、ダコタ・ハドソン、アダム・ウェインライトで先発4番手までは確定しており、残りの1枠にはクローザーのカルロス・マルティネスの先発復帰が予想されていた。マルティネスは現在、先発復帰に向けて準備を進めているが、先発でフルシーズン働ける状態であるかどうかは来春のスプリング・トレーニングまで判断できないため、先発5番手候補として金を獲得する動きは理解できる。もしマルティネスの先発復帰にゴーサインが出た場合、威力のあるスライダーを武器とする金はリリーフで起用されることになるだろう。

     セントルイス・ポスト・ディスパッチのデリック・グールドによると、金の契約は2年総額800万ドルで、USAトゥデイのボブ・ナイチンゲールは各年最大150万ドルの出来高が設定されていることを伝えている。呉昇桓(オ・スンファン)、マイコラスと日本プロ野球から投手を獲得して成功を収めてきたカージナルスは、韓国プロ野球から獲得した金でも同様の成功を収めることができるか注目だ。

  • 山口がブルージェイズと契約合意 年俸300万ドルの2年契約か

    2019.12.18 09:50 Wednesday

     日本時間12月18日、日本プロ野球の読売ジャイアンツからポスティング制度を利用してメジャーリーグ移籍を目指していた山口俊がブルージェイズとの契約合意に至ったことが明らかになった。サンケイスポーツが年俸300万ドル前後の2年契約を結ぶ見込みであることを報じ、スポーツネットのシャイ・デービディは身体検査の結果待ちであることを伝えた。身体検査を経て、正式に契約成立が発表される見込みとなっている。

     現在32歳の山口は日本プロ野球での14年間のキャリアのうち、最初の11年を横浜DeNAベイスターズ、最後の3年を読売ジャイアンツで過ごし、横浜では主にリリーフ、読売では先発で活躍。MLB公式サイトは、もともとリリーフを務めていたため、年齢のわりに総イニング数(通算1093回1/3)がそれほど多くないこと、直近2年間は154イニング、170イニングを投げて先発をフルシーズン務めるだけの力量があることなどを伝えている。

     今季の山口は15勝、防御率2.91、188奪三振と各部門で好成績を残し、最多勝と最多奪三振のタイトルを獲得。ブルージェイズでの役割はまだ不透明だが、先発5~6番手とロングリリーフを兼任するスイングマンとしての起用を予想する声がある。威力のあるフォークボールは、メジャーでも打者から空振りを奪う武器となるだろう。

     各球団のロースター情報を扱う「Roster Resource」では、現時点でのブルージェイズの先発ローテーション5枠の顔ぶれをチェイス・アンダーソン(新加入)、タナー・ロアーク(新加入)、マット・シューメイカー、ライアン・ボルッキ、トレント・ソーントンと予想し、山口の名前は7回を担当するセットアッパーの欄にある。ブルージェイズは先発投手の補強としてフリーエージェントの柳賢振(リュ・ヒョンジン)の獲得に関心を示しており、先発投手のさらなる補強が実現すれば、山口はリリーフ中心の起用となるかもしれない。

  • 右腕・ウォーレンがヤンキース復帰 2年間のマイナー契約

    2019.12.17 18:15 Tuesday

     日本時間12月17日、関係者がMLB公式サイトのマーク・フェインサンドに伝えたところによると、ヤンキースはフリーエージェントのリリーフ右腕、アダム・ウォーレンと2年間のマイナー契約を結ぶことで合意に達したようだ。ウォーレンは11月にパドレスから球団オプションを破棄され、フリーエージェントとなっていた。2018年以来2年ぶりのヤンキース復帰となる。

     現在32歳のウォーレンは、2018年7月にヤンキースからマリナーズへトレードで移籍し、シーズン終了後にフリーエージェントとなってパドレスと契約。今季は25試合に登板して28回2/3を投げ、4勝1敗、3ホールド、防御率5.34、25奪三振と安定感を欠き、7月下旬に右前腕痛で離脱したあと、9月にトミー・ジョン手術を受けた。

     そのため、来季の登板は絶望的であり、パドレスは年俸200万ドルの球団オプションの行使を拒否。2021年シーズンの完全復活を目指し、2年間のマイナー契約で古巣・ヤンキースに復帰することになった。

     ウォーレンはもともと2009年のドラフトでヤンキースから4巡目(全体135位)指名を受けてプロ入りした選手であり、2012年にメジャーデビュー。2014年に69試合で23ホールド、防御率2.97をマークするなど、着実な成長を遂げて貴重な戦力となっていたが、2015年オフにスターリン・カストロとのトレードでカブスへ放出された。

     しかし、半年後の2016年7月にはヤンキースがアロルディス・チャップマンをカブスへ放出する際の交換要員としてヤンキースに復帰。その後、マリナーズ、パドレスを経て、今回が3度目のヤンキース在籍となる。

     先発、ロングリリーフ、ミドルリリーフ、セットアッパー、クローザーとあらゆる役割をこなせるユーティリティな投手であり、完全復活を果たせば貴重な戦力となることは間違いない。慣れ親しんだ古巣でリハビリに取り組み、2021年シーズンの完全復活を目指す。

  • パイレーツが28歳の守備型捕手・メイリーと1年契約

    2019.12.17 17:30 Tuesday

     日本時間12月17日、パイレーツは今月初めにブルージェイズからノンテンダーFAとなっていたルーク・メイリーと1年契約を結んだことを発表した。ベン・チェリントンGMは守備型の捕手を獲得したい意向を示していたが、その言葉通りに、フレーミングやスローイングで優れた技術を持つメイリーを獲得。メイリーはこれまでのキャリアと同様、パイレーツでも控え捕手を務める見込みとなっている。

     現在28歳のメイリーは、2012年のドラフトでレイズから8巡目(全体272位)指名を受けてプロ入りし、2015年にメジャーデビュー。2017年4月にウエーバーでブルージェイズへ移籍し、2018年には自己最多の68試合に出場して打率.248、3本塁打、27打点、OPS.700をマークした。しかし、若手捕手の成長もあり、今季は44試合と出場機会が減少。打率.151、2本塁打、9打点、OPS.440と打撃成績も低迷し、来季の契約をオファーされず、ノンテンダーFAとなっていた。

     今季のメイリーは、盗塁阻止率40.0%、守備防御点+3と守備面では優秀な成績をマーク。メジャー5年間はいずれもプラスの守備防御点を記録している。しかし、正捕手争いのライバルとなるジェイコブ・ストーリングスは、盗塁阻止率40.0%、守備防御点+13とメイリーを上回る好成績を残しており、打撃成績(打率.262、6本塁打、OPS.708)でもメイリーより格上。現時点では、正捕手・ストーリングス、控え捕手・メイリーが基本布陣になると見られる。

     なお、パイレーツはウィンター・ミーティングの時点では「長期にわたって正捕手を任せることのできる人材」を求めていることが報じられていたため、今後も28歳のメイリーや29歳のストーリングよりも若い捕手をターゲットとして、将来を見据えた補強に動く可能性がある。チェリントンは、投手力アップのためには捕手のクオリティを向上させることが重要であると考えているようだ。

  • 中日退団のロドリゲスがレンジャーズと正式契約 2年550万ドル

    2019.12.17 16:15 Tuesday

     日本時間12月17日、レンジャーズは日本プロ野球の中日ドラゴンズを退団したリリーフ左腕、ジョエリー・ロドリゲスと2年+球団オプション1年で正式に契約を結んだことを発表した。2年間の契約総額は550万ドルであることが報じられている。2022年の球団オプションが行使された場合、ロドリゲスは3年間で総額800万ドルを手にすることになるようだ。

     具体的な条件面については球団からアナウンスされていないものの、MLB公式サイトのジョン・ポール・モロシは先週サンディエゴで開催されたウィンター・ミーティングで契約合意に達した際に、総額550万ドルの2年契約であることを報じていた。MLB公式サイトでレンジャーズの番記者を務めるT.R.サリバンが関係者から聞いた話によると、2020年と2021年の年俸が各250万ドル、2022年は年俸300万ドルの球団オプションまたはバイアウト50万ドルとなっており、ロドリゲスに保証される金額は2年分の年俸とバイアウトを合わせて550万ドルとなる。

     2016年から2年間フィリーズでプレイしたロドリゲスは、2018年途中から活躍の場を日本へ移し、今季は64試合に登板して60回1/3を投げ、防御率1.64、77奪三振の好成績をマーク。メジャー2年間での通算成績は38試合で36回2/3を投げ、防御率5.40、25奪三振となっており、レンジャーズではブルペンの一角として活躍が期待される。

     なお、レンジャーズはマット・ブッシュ、ブレイク・スワイハート、ティム・ディラード、アルトゥーロ・レイエス、ブライアン・フリンの5選手とマイナー契約を結んだことを発表。ブッシュ以外の4選手は招待選手として来春のスプリング・トレーニングに参加する予定となっている。ブッシュは今年7月にトミー・ジョン手術を受けており、来春はマイナーリーグのキャンプに参加する見込み。ブッシュのみ2年間のマイナー契約となっており、2021年シーズンでの完全復活を目指す。

  • ベタンセス争奪戦 メッツとフィリーズが一歩リードとの報道

    2019.12.17 15:20 Tuesday

     2014年から2018年にかけて5年連続で66試合以上に登板して100個以上の三振を奪った剛腕リリーバーを巡って、ナショナル・リーグ東部地区に所属する2球団が火花を散らしているようだ。MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、ヤンキースからフリーエージェントとなったリリーフ右腕、デリン・ベタンセスの争奪戦はメッツとフィリーズの2球団が先頭を走っているという。

     現在31歳のベタンセスは、先発投手としては大成できなかったものの、2013年にマイナーでリリーフに転向すると急成長。メジャー定着を果たした2014年に70試合で90イニングを投げて5勝0敗、1セーブ、22ホールド、防御率1.40、135奪三振と大ブレイクを遂げ、この年から4年連続でオールスター・ゲームに選出されるなど、不動のセットアッパーとしての地位を確立した。

     2017年に与四球率6.64の乱調に陥ったものの、2016年から2018年まで3年連続で奪三振率は15を超え、2014年から2018年までの被打率も.149→.157→.201→.141→.186と驚異的な水準で推移。しかし、今季は右肩の故障により9月中旬まで復帰できず、復帰初戦となった日本時間9月16日のブルージェイズ戦で右アキレス腱を部分断裂したため、わずか1試合、2/3イニングのみの登板に終わった。

     とはいえ、通算117ホールド、防御率2.36、被打率.170、奪三振率14.64という圧倒的な数字を残しているリリーフ右腕の獲得に興味を示す球団は少なくなく、メッツとフィリーズを中心とした争奪戦が繰り広げられている。

     ベタンセスは、ヤンキースと同じニューヨークに本拠地を置くメッツを選ぶのか、それともヤンキース時代の指揮官であるジョー・ジラルディが新監督に就任したフィリーズを選ぶのか。なお、MLB公式サイトでメッツの番記者を務めるアンソニー・ディコーモは、先発右腕のリック・ポーセロの獲得によってメッツには有力なリリーバーを獲得する資金がないとの見通しを報じており、メッツがどのように資金を捻出するかにも注目が集まりそうだ。

  • カージナルスが韓国人左腕・金廣鉉を獲得へ 合意間近との報道

    2019.12.17 13:50 Tuesday

     日本時間12月17日、関係者がMLBネットワークのケン・ローゼンタールに伝えたところによると、カージナルスは韓国人左腕の金廣鉉(キム・グァンヒョン)との契約が合意間近となっているようだ。金がカージナルスとの契約成立に向けてセントルイスに滞在中で、身体検査と契約交渉を行っていることが報じられている。

     金は現在31歳で、ポスティング制度を利用してメジャーリーグ移籍を目指していた。2014年オフにも同制度を利用してメジャーリーグ移籍を目指し、交渉権を獲得したパドレスとの契約交渉を行ったものの、交渉期間内に契約がまとまらず、韓国球界に残留していた。

     今季の金は、SKワイバーンズで31試合(うち30先発)に登板して190回1/3を投げ、17勝6敗、防御率2.51、180奪三振をマーク。2008年に16勝、2010年に17勝で最多勝のタイトルを獲得するなど、13年のキャリア(2017年はトミー・ジョン手術で全休)で9度の2ケタ勝利をマークし、2008年に最多奪三振、2009年に最優秀防御率のタイトルも手にしている。また、2008年にはMVPにも選出され、2008年の北京五輪、2009年のワールド・ベースボール・クラシック、2015年と2019年のプレミア12では韓国代表の一員としてプレイした。

     カージナルスは、ジャック・フラハティ、マイルズ・マイコラス、ダコタ・ハドソン、アダム・ウェインライトに次ぐ先発5番手を担う投手の補強を目指していた。元エースのカルロス・マルティネスをクローザーから先発に再転向させる構想もあったが、韓国人投手を獲得して活躍した成功例(呉昇桓)もあるため、金の獲得に動いたと見られる。先発4番手まではいずれも右腕であり、カージナルスにとっては貴重な先発左腕となる。

     契約条件など、詳細な情報は現時点では不明だが、先発ローテーション候補としての獲得となることは間違いない。カージナルス投手陣は左腕が充実しているとは言えない状況であり、先発ローテーション争いに敗れた場合でも、リリーフ左腕として活躍の場を与えられることになるだろう。

  • ドジャースの補強ターゲットはリンドーア パドレスとの争奪戦か

    2019.12.17 13:20 Tuesday

     7年連続でナショナル・リーグ西部地区を制しているドジャースのロースターは球界有数の充実度を誇り、さらなる戦力アップのための補強の選択肢は限られている。しかし、ドジャースは1988年以来となるワールドシリーズ制覇を目指しており、そのための戦力補強を画策。今のところ、スター遊撃手のフランシスコ・リンドーア(インディアンス)が補強ターゲットとなっているようだ。

     フリーエージェント市場から有力選手が次々に消え、コリー・クルーバーのトレードも決まる(インディアンスからレンジャーズへ移籍)なか、「ドジャースの戦力アップ」に見合う補強の選択肢は大物選手のトレード獲得くらいしか見当たらない。今オフはムーキー・ベッツ(レッドソックス)、クリス・ブライアント(カブス)、ノーラン・アレナード(ロッキーズ)などスター選手にトレードの噂が相次いでいるが、最も獲得のチャンスがあると見られているのがリンドーアだ。

     3年連続で32本塁打以上&OPS.842以上をマークしているリンドーアは現在26歳で、あと2年(2021年まで)保有可能である。走攻守三拍子揃ったスター遊撃手であり、ドジャースはリンドーアを獲得できた場合、正遊撃手のコリー・シーガーを三塁、正三塁手のジャスティン・ターナーを一塁へコンバートすると見られている。

     ただし、リンドーア獲得を狙うチームはドジャースだけでなく、MLBネットワークのケン・ローゼンタールはパドレスもリンドーア獲得に関心を示していることを伝えている。パドレスには今季デビューしたスター候補の遊撃手、フェルナンド・タティスJr.がいるものの、リンドーアを獲得してタティスJr.をセンターにコンバートする構想があるようだ。

     また、リンドーアのトレードに関して、インディアンスは対価としてドジャースからプロスペクト内野手のギャビン・ラックスを要求すると見られるが、ドジャースはラックスの放出には応じない姿勢を明確にしている。ドジャースとインディアンスの間でリンドーアのトレード交渉が進展するかどうかは、ドジャースがラックスの放出に応じるかどうかにかかっていると言えそうだ。

  • レッズがマイリーと契約合意 強力な先発ローテーションが完成

    2019.12.17 12:45 Tuesday

     日本時間12月17日、レッズがフリーエージェントの先発左腕、ウェイド・マイリーと2年1500万ドルで契約合意に達したことが明らかになった。MLB公式サイトのマーク・フェインサンドが関係者から聞いた話として伝えた。レッズはエースのルイス・カスティーヨを中心に先発投手陣が充実しており、マイリーの加入によって強力な先発ローテーションが完成した。

     フェインサンドによると、マイリーの年俸は来季が600万ドル、2021年が800万ドルで、2022年の契約は年俸1000万ドルの球団オプション(またはバイアウト100万ドル)になっているという。よって、マイリーに保証される金額は2年間の年俸とバイアウトを合わせて1500万ドルとなる。

     現在33歳のマイリーは、今季アストロズで33試合に先発して167回1/3を投げ、14勝6敗、防御率3.98、140奪三振をマーク。8月末の時点で13勝4敗、防御率3.06の好成績を残していたものの、9月に入ってからの5先発では防御率16.68、被打率.467、被OPS1.205とめった打ちを食らい、ポストシーズンでも1試合しか登板機会を与えられなかった(防御率6.75)。今年8月までのピッチングを取り戻せるかどうかが、新天地での活躍のカギを握る。

     マイリーの加入により、レッズの先発ローテーションの顔ぶれはカスティーヨ、ソニー・グレイ、トレバー・バウアー、マイリー、アンソニー・ディスクラファーニの5人で確定。カスティーヨは今季15勝8敗、防御率3.40、226奪三振、グレイも11勝8敗、防御率2.87、205奪三振の好成績をマークしており、バウアーは2017年に17勝、2018年に防御率2.21を記録するなど、2015年から5年連続で2ケタ勝利をマークしている。ディスクラファーニも10勝近い勝ち星を計算できる投手であり、唯一の左腕としてマイリーが加入し、強力な先発ローテーションが完成することになった。

  • ツインズが救援右腕・ロモと再契約へ 合意間近との報道

    2019.12.17 12:25 Tuesday

     ツインズは自軍からフリーエージェントとなったリリーフ右腕、セルジオ・ロモとの再契約が目前となっているようだ。日本時間12月17日、MLB公式サイトのジェシー・サンチェスが合意間近であることを伝えた。MLBネットワークのケン・ローゼンタールによると、2021年の球団オプションが付属した1年500万ドルの契約で、オプションが行使された場合、2年間の総額は1000万ドルとなるという。

     現在36歳のロモは、今季の開幕をマーリンズで迎え、クローザーとして38試合で2勝0敗、17セーブ、1ホールド、防御率3.58をマーク。その後、7月下旬のトレードでツインズに加入した。ツインズではセットアッパーを務め、27試合で0勝1敗、3セーブ、16ホールド、防御率3.18を記録。ジャイアンツ時代の2016年以来3年ぶりとなるポストシーズンでは2試合に登板したが、防御率9.00に終わった。

     今季、2チーム合計では65試合で2勝1敗、20セーブ、17ホールド、防御率3.43をマーク。直近10シーズンのうち8シーズンで64試合以上に登板している鉄腕リリーバーである。20セーブ以上は自身4度目で、ホールドとセーブがともに2ケタとなったのは2014年以来5年ぶり3度目だった。

     黄金期のジャイアンツに在籍していたため、ポストシーズンの経験も豊富で、2010年、2012年、2014年と3度のワールドシリーズ制覇を経験。2012年のポストシーズンは10試合で4セーブ、防御率0.84、2014年も9試合で4ホールド、防御率1.29と好投し、チームのワールドシリーズ制覇に大きく貢献した。

     今オフのツインズは課題となっていた先発投手の補強が思うように進んでおらず、来季はリリーフ陣の負担が増す可能性が高い。経験豊富なベテランであるロモは、トレバー・メイとともに、クローザーのテイラー・ロジャースに繋ぐセットアッパーという重要な役割を担うことになりそうだ。

  • レンドン流出のナショナルズ ドナルドソン獲りに全力

    2019.12.17 12:00 Tuesday

     今季ナショナル・リーグの打点王に輝いた生え抜きのスター三塁手、アンソニー・レンドンがフリーエージェントとなってエンゼルスへ流出したナショナルズは、代役となる三塁手の確保に向けて動いている。MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、ナショナルズはフリーエージェントの三塁手、ジョシュ・ドナルドソンの獲得に向けて全力を注いでいるようだ。

     ヘイマンによると、ナショナルズとブレーブスがドナルドソンの獲得(ブレーブスは再契約)に向けて動いているものの、ナショナルズのほうが積極的な姿勢を見せているという。ナショナルズはスティーブン・ストラスバーグと7年2億4500万ドルの超大型契約を結んだあともレンドンとの再契約を目指していたため、ヘイマンはナショナルズがドナルドソン獲得のために十分な資金を有していると考えている。

     また、USAトゥデイのボブ・ナイチンゲールは、ドナルドソンが4年総額9000万ドル以上の契約を望んでいることを伝えており、ナショナルズにはその要求を満たすオファーを提示する意思があると見られる。9ケタの契約(総額1億ドル以上)を予想する声もあり、4年1億ドル前後の契約が着地点となるかもしれない。

     ドナルドソンは現在34歳。ブルージェイズとインディアンスでプレイした昨季は52試合で8本塁打、OPS.801に終わったものの、1年2300万ドルでブレーブスに加入した今季は155試合で37本塁打、OPS.900と復活を遂げ、ナショナル・リーグのカムバック賞を受賞した。また、守備面でも三塁手ではマット・チャップマン(アスレチックス)に次いでメジャー2位となる守備防御点+15を記録。その数値はゴールドグラブ賞受賞者のノーラン・アレナード(ロッキーズ)やレンドンを上回っていた。

     ヘイマンはレンジャーズ、ドジャース、フィリーズ、ツインズなどもドナルドソンに関心を示していたことを伝えている。しかし、現時点では実質的にナショナルズとブレーブスの一騎打ちで、ナショナルズが優勢となっているようだ。

  • アストロズが救援右腕・スミスと再契約 2年800万ドルとの報道

    2019.12.17 11:35 Tuesday

     日本時間12月17日、アストロズは自軍からフリーエージェントとなっていたリリーフ右腕、ジョー・スミスと再契約を結んだことを発表した。2017年オフにインディアンスからフリーエージェントとなったスミスは、2年1500万ドルでアストロズと契約。2年契約が満了してフリーエージェントとなった今回は、2年800万ドルの契約であることが報じられている。

     スミスは「僕たちは良いチームだよ。間違いなく打線は素晴らしいし、リリーフ陣も良くなると思うし、守備面も優秀だ。先発投手陣にもまだジャスティン・バーランダーとザック・グレインキーがいる。僕たちは依然として本当に良いチームだよ」と語り、アストロズとの再契約を喜んだ。

     現在35歳のスミスは、今季の前半戦を左アキレス腱断裂からのリハビリに費やし、後半戦から戦列復帰。28試合に登板して1勝0敗、4ホールド、防御率1.80、被打率.209、WHIP0.96という安定したパフォーマンスを披露し、実力健在をアピールした。ポストシーズンでも10試合に登板して防御率3.12、WHIP0.92とまずまずのピッチングを見せ、リーグ優勝に貢献。10試合中8試合は無失点だった。

     スミスは来季もライアン・プレスリー、ロベルト・オスーナ、ジョシュ・ジェームス、ブラッド・ピーコック、クリス・デベンスキーらとともに強力なブルペンを形成することになる。なお、アストロズのブルペンからはウィル・ハリスとヘクター・ロンドンがフリーエージェントとなっており、彼らの穴を埋める補強も必要となるだろう。

     サイン盗み疑惑に揺れるアストロズは今オフ、ここまで大きな補強を行っておらず、控え捕手としてダスティン・ガーノウを獲得し、メッツとのトレードでジェイク・マリズニックを放出したのが目立つ程度。ゲリット・コール、ウェイド・マイリー、ロビンソン・チリーノスらがフリーエージェントとなった穴が埋まっておらず、先発投手と捕手の補強が急務となっている。

  • ガルシアがブリュワーズと契約合意 ブラウンは一塁転向か

    2019.12.17 11:05 Tuesday

     日本時間12月17日、ブリュワーズがフリーエージェントの外野手、アビサイル・ガルシアと2年2000万ドルで契約合意に達したことが明らかになった。日本時間12月14日に先発左腕のブレット・アンダーソン、同17日に韓国プロ野球MVP右腕のジョシュ・リンドブロムと正式に契約を結んだブリュワーズだが、それに続くフリーエージェント市場での補強となった。

     MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、ブリュワーズはガルシアと2年2000万ドルで契約合意。ブリュワーズがガルシアの獲得に動いていることは、ESPNやタンパベイ・タイムズによってすでに報じられていた。ブリュワーズからの正式発表はまだ行われておらず、身体検査を経て、正式に契約が成立する見込みとなっている。

     現在28歳のガルシアは、今季レイズで125試合に出場して打率.282、20本塁打、72打点、10盗塁、OPS.796をマーク。2年ぶり3度目の規定打席到達を果たし、右翼の守備でも自己ベストの守備防御点+3を記録した。今季は右翼で92試合、中堅で12試合に出場したが、ブリュワーズには右翼にクリスチャン・イェリッチ、中堅にロレンゾ・ケインという不動のレギュラーがおり、主に左翼を守ることになりそうだ。

     なお、ブリュワーズのデービッド・スターンズGMは、ウィンター・ミーティング期間中に「(正左翼手の)ライアン・ブラウンが正一塁手になる可能性は低い」といった趣旨の発言をしていたが、ブリュワーズは今季途中のヘスス・アギラーの放出、今オフのエリック・テームズとトラビス・ショウの退団により、レギュラークラスの一塁手が不在となっており、ブラウンが左翼から一塁へコンバートされる可能性が高まっている。

     MLB公式サイトでブリュワーズの番記者を務めるアダム・マカルビーは「ブラウンがどれくらい一塁を守るかは、今後のチームの補強次第だろう」と記しており、レギュラークラスの一塁手の加入がなければ、ブラウンが本格的に一塁へコンバートされることになるだろう。

  • 筒香がレイズと正式契約 「外野手兼内野手」で背番号「25」

    2019.12.17 10:40 Tuesday

     日本時間12月17日、レイズは筒香嘉智との契約成立を正式に発表した。契約は2年総額1200万ドルで、前所属の横浜DeNAベイスターズには譲渡金として約240万ドルが支払われる。MLB公式サイト内の記事では「外野手兼内野手」と表記され、背番号は「25」に決定。日本時間12月18日に本拠地トロピカーナ・フィールドで入団記者会見が行われる予定となっている。

     レイズが筒香の獲得を決めた理由は、日本通算.382という出塁率の高さにあると見られている。レイズは今季チーム最高の出塁率.369をマークしたトミー・ファムをパドレスとのトレードで放出しており、その穴を埋める打者を必要としていた。もちろん、2016年に44本塁打を放った長打力も筒香の魅力であり、指名打者中心でのレギュラー起用が予想されている。

     打撃面以外にも、守備面では複数のポジションを守れる点が評価されている。守備力にはクエスチョンマークが付いていた筒香だが、レイズは球団首脳とケビン・キャッシュ監督がウィンター・ミーティング期間中に筒香の練習を視察に訪れ、守備面での万能性に好印象を受けたという。

     守備に就く場合は左翼を守る可能性が高いものの、三塁のレギュラーに予定されているヤンディ・ディアスは左腕に強い右打者であり、右腕先発時に筒香が三塁を守るケースも出てくるだろう。また、一塁については筒香と同じ左打者の崔志萬(チェ・ジマン)とネイト・ロウがおり、左翼や三塁ほど守る機会は多くないと見られる。

     筒香は他のチームからレイズよりも高額のオファーを受けていたことが報じられているが、出場機会を優先してレイズとの契約を選択したと見られている。レギュラークラスの出場機会を与えられる見込みであり、あとは最大の魅力である打撃面でしっかりメジャーに適応し、結果を残したいところだ。

     なお、MLB公式サイトでレイズの番記者を務めるフアン・トリビオは、筒香の加入により、レイズのロースターにはアメリカ、日本、ドミニカ共和国、プエルトリコ、キューバ、ベネズエラ、コロンビア、バハマ、韓国出身の選手が1人以上在籍し、国際色豊かなメンバーになったことを紹介している。

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