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  • ツインズが救援右腕・ロモと再契約へ 合意間近との報道

    2019.12.17 12:25 Tuesday

     ツインズは自軍からフリーエージェントとなったリリーフ右腕、セルジオ・ロモとの再契約が目前となっているようだ。日本時間12月17日、MLB公式サイトのジェシー・サンチェスが合意間近であることを伝えた。MLBネットワークのケン・ローゼンタールによると、2021年の球団オプションが付属した1年500万ドルの契約で、オプションが行使された場合、2年間の総額は1000万ドルとなるという。

     現在36歳のロモは、今季の開幕をマーリンズで迎え、クローザーとして38試合で2勝0敗、17セーブ、1ホールド、防御率3.58をマーク。その後、7月下旬のトレードでツインズに加入した。ツインズではセットアッパーを務め、27試合で0勝1敗、3セーブ、16ホールド、防御率3.18を記録。ジャイアンツ時代の2016年以来3年ぶりとなるポストシーズンでは2試合に登板したが、防御率9.00に終わった。

     今季、2チーム合計では65試合で2勝1敗、20セーブ、17ホールド、防御率3.43をマーク。直近10シーズンのうち8シーズンで64試合以上に登板している鉄腕リリーバーである。20セーブ以上は自身4度目で、ホールドとセーブがともに2ケタとなったのは2014年以来5年ぶり3度目だった。

     黄金期のジャイアンツに在籍していたため、ポストシーズンの経験も豊富で、2010年、2012年、2014年と3度のワールドシリーズ制覇を経験。2012年のポストシーズンは10試合で4セーブ、防御率0.84、2014年も9試合で4ホールド、防御率1.29と好投し、チームのワールドシリーズ制覇に大きく貢献した。

     今オフのツインズは課題となっていた先発投手の補強が思うように進んでおらず、来季はリリーフ陣の負担が増す可能性が高い。経験豊富なベテランであるロモは、トレバー・メイとともに、クローザーのテイラー・ロジャースに繋ぐセットアッパーという重要な役割を担うことになりそうだ。

  • レンドン流出のナショナルズ ドナルドソン獲りに全力

    2019.12.17 12:00 Tuesday

     今季ナショナル・リーグの打点王に輝いた生え抜きのスター三塁手、アンソニー・レンドンがフリーエージェントとなってエンゼルスへ流出したナショナルズは、代役となる三塁手の確保に向けて動いている。MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、ナショナルズはフリーエージェントの三塁手、ジョシュ・ドナルドソンの獲得に向けて全力を注いでいるようだ。

     ヘイマンによると、ナショナルズとブレーブスがドナルドソンの獲得(ブレーブスは再契約)に向けて動いているものの、ナショナルズのほうが積極的な姿勢を見せているという。ナショナルズはスティーブン・ストラスバーグと7年2億4500万ドルの超大型契約を結んだあともレンドンとの再契約を目指していたため、ヘイマンはナショナルズがドナルドソン獲得のために十分な資金を有していると考えている。

     また、USAトゥデイのボブ・ナイチンゲールは、ドナルドソンが4年総額9000万ドル以上の契約を望んでいることを伝えており、ナショナルズにはその要求を満たすオファーを提示する意思があると見られる。9ケタの契約(総額1億ドル以上)を予想する声もあり、4年1億ドル前後の契約が着地点となるかもしれない。

     ドナルドソンは現在34歳。ブルージェイズとインディアンスでプレイした昨季は52試合で8本塁打、OPS.801に終わったものの、1年2300万ドルでブレーブスに加入した今季は155試合で37本塁打、OPS.900と復活を遂げ、ナショナル・リーグのカムバック賞を受賞した。また、守備面でも三塁手ではマット・チャップマン(アスレチックス)に次いでメジャー2位となる守備防御点+15を記録。その数値はゴールドグラブ賞受賞者のノーラン・アレナード(ロッキーズ)やレンドンを上回っていた。

     ヘイマンはレンジャーズ、ドジャース、フィリーズ、ツインズなどもドナルドソンに関心を示していたことを伝えている。しかし、現時点では実質的にナショナルズとブレーブスの一騎打ちで、ナショナルズが優勢となっているようだ。

  • アストロズが救援右腕・スミスと再契約 2年800万ドルとの報道

    2019.12.17 11:35 Tuesday

     日本時間12月17日、アストロズは自軍からフリーエージェントとなっていたリリーフ右腕、ジョー・スミスと再契約を結んだことを発表した。2017年オフにインディアンスからフリーエージェントとなったスミスは、2年1500万ドルでアストロズと契約。2年契約が満了してフリーエージェントとなった今回は、2年800万ドルの契約であることが報じられている。

     スミスは「僕たちは良いチームだよ。間違いなく打線は素晴らしいし、リリーフ陣も良くなると思うし、守備面も優秀だ。先発投手陣にもまだジャスティン・バーランダーとザック・グレインキーがいる。僕たちは依然として本当に良いチームだよ」と語り、アストロズとの再契約を喜んだ。

     現在35歳のスミスは、今季の前半戦を左アキレス腱断裂からのリハビリに費やし、後半戦から戦列復帰。28試合に登板して1勝0敗、4ホールド、防御率1.80、被打率.209、WHIP0.96という安定したパフォーマンスを披露し、実力健在をアピールした。ポストシーズンでも10試合に登板して防御率3.12、WHIP0.92とまずまずのピッチングを見せ、リーグ優勝に貢献。10試合中8試合は無失点だった。

     スミスは来季もライアン・プレスリー、ロベルト・オスーナ、ジョシュ・ジェームス、ブラッド・ピーコック、クリス・デベンスキーらとともに強力なブルペンを形成することになる。なお、アストロズのブルペンからはウィル・ハリスとヘクター・ロンドンがフリーエージェントとなっており、彼らの穴を埋める補強も必要となるだろう。

     サイン盗み疑惑に揺れるアストロズは今オフ、ここまで大きな補強を行っておらず、控え捕手としてダスティン・ガーノウを獲得し、メッツとのトレードでジェイク・マリズニックを放出したのが目立つ程度。ゲリット・コール、ウェイド・マイリー、ロビンソン・チリーノスらがフリーエージェントとなった穴が埋まっておらず、先発投手と捕手の補強が急務となっている。

  • ガルシアがブリュワーズと契約合意 ブラウンは一塁転向か

    2019.12.17 11:05 Tuesday

     日本時間12月17日、ブリュワーズがフリーエージェントの外野手、アビサイル・ガルシアと2年2000万ドルで契約合意に達したことが明らかになった。日本時間12月14日に先発左腕のブレット・アンダーソン、同17日に韓国プロ野球MVP右腕のジョシュ・リンドブロムと正式に契約を結んだブリュワーズだが、それに続くフリーエージェント市場での補強となった。

     MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、ブリュワーズはガルシアと2年2000万ドルで契約合意。ブリュワーズがガルシアの獲得に動いていることは、ESPNやタンパベイ・タイムズによってすでに報じられていた。ブリュワーズからの正式発表はまだ行われておらず、身体検査を経て、正式に契約が成立する見込みとなっている。

     現在28歳のガルシアは、今季レイズで125試合に出場して打率.282、20本塁打、72打点、10盗塁、OPS.796をマーク。2年ぶり3度目の規定打席到達を果たし、右翼の守備でも自己ベストの守備防御点+3を記録した。今季は右翼で92試合、中堅で12試合に出場したが、ブリュワーズには右翼にクリスチャン・イェリッチ、中堅にロレンゾ・ケインという不動のレギュラーがおり、主に左翼を守ることになりそうだ。

     なお、ブリュワーズのデービッド・スターンズGMは、ウィンター・ミーティング期間中に「(正左翼手の)ライアン・ブラウンが正一塁手になる可能性は低い」といった趣旨の発言をしていたが、ブリュワーズは今季途中のヘスス・アギラーの放出、今オフのエリック・テームズとトラビス・ショウの退団により、レギュラークラスの一塁手が不在となっており、ブラウンが左翼から一塁へコンバートされる可能性が高まっている。

     MLB公式サイトでブリュワーズの番記者を務めるアダム・マカルビーは「ブラウンがどれくらい一塁を守るかは、今後のチームの補強次第だろう」と記しており、レギュラークラスの一塁手の加入がなければ、ブラウンが本格的に一塁へコンバートされることになるだろう。

  • 筒香がレイズと正式契約 「外野手兼内野手」で背番号「25」

    2019.12.17 10:40 Tuesday

     日本時間12月17日、レイズは筒香嘉智との契約成立を正式に発表した。契約は2年総額1200万ドルで、前所属の横浜DeNAベイスターズには譲渡金として約240万ドルが支払われる。MLB公式サイト内の記事では「外野手兼内野手」と表記され、背番号は「25」に決定。日本時間12月18日に本拠地トロピカーナ・フィールドで入団記者会見が行われる予定となっている。

     レイズが筒香の獲得を決めた理由は、日本通算.382という出塁率の高さにあると見られている。レイズは今季チーム最高の出塁率.369をマークしたトミー・ファムをパドレスとのトレードで放出しており、その穴を埋める打者を必要としていた。もちろん、2016年に44本塁打を放った長打力も筒香の魅力であり、指名打者中心でのレギュラー起用が予想されている。

     打撃面以外にも、守備面では複数のポジションを守れる点が評価されている。守備力にはクエスチョンマークが付いていた筒香だが、レイズは球団首脳とケビン・キャッシュ監督がウィンター・ミーティング期間中に筒香の練習を視察に訪れ、守備面での万能性に好印象を受けたという。

     守備に就く場合は左翼を守る可能性が高いものの、三塁のレギュラーに予定されているヤンディ・ディアスは左腕に強い右打者であり、右腕先発時に筒香が三塁を守るケースも出てくるだろう。また、一塁については筒香と同じ左打者の崔志萬(チェ・ジマン)とネイト・ロウがおり、左翼や三塁ほど守る機会は多くないと見られる。

     筒香は他のチームからレイズよりも高額のオファーを受けていたことが報じられているが、出場機会を優先してレイズとの契約を選択したと見られている。レギュラークラスの出場機会を与えられる見込みであり、あとは最大の魅力である打撃面でしっかりメジャーに適応し、結果を残したいところだ。

     なお、MLB公式サイトでレイズの番記者を務めるフアン・トリビオは、筒香の加入により、レイズのロースターにはアメリカ、日本、ドミニカ共和国、プエルトリコ、キューバ、ベネズエラ、コロンビア、バハマ、韓国出身の選手が1人以上在籍し、国際色豊かなメンバーになったことを紹介している。

  • 先発投手補強が必須のエンゼルス 次なるターゲットはカイケルか

    2019.12.16 14:00 Monday

     エンゼルスは先発投手の補強が急務となっているにもかかわらず、ここまでトレードでオリオールズからディラン・バンディを獲得するにとどまっている。日本時間12月16日には、トレード市場からコリー・クルーバー(レンジャーズ)、フリーエージェント市場からマディソン・バムガーナー(ダイヤモンドバックス)が姿を消し、補強の選択肢はさらに狭まった。エンゼルスの次なる獲得候補はフリーエージェントの左腕、ダラス・カイケルとなりそうだ。

     フリーエージェント市場に残る数少ない有力投手の1人であるカイケルは現在31歳。昨オフ、アストロズからフリーエージェントとなるも、今年6月まで契約が決まらず、今季はブレーブスで19試合に先発して8勝8敗、防御率3.75をマークした。アストロズ時代の2015年に20勝8敗、防御率2.48の好成績でサイ・ヤング賞を受賞するなど、メジャー8年間で通算84勝の実績を誇り、頑丈な先発投手として確実な働きを計算できる左腕である。

     オレンジ・カウンティ・レジスターのジェフ・フレッチャーは、ダイヤモンドバックスと契約合意に達したバムガーナーについて、「多くの関係者の予想よりも低い金額での契約だった(5年8500万ドルで契約合意)」と伝え、これがエンゼルスにとって追い風になると考えている。カイケルの契約規模はバムガーナーを下回ることが確実視されており、バムガーナーが予想を下回る金額で契約したことにより、カイケルの価格はアンソニー・レンドンに7年2億4500万ドルの大金を投じたエンゼルスでも手が出せる範囲となる可能性が高いというわけだ。

     今季規定投球回どころか100イニングを投げた投手すら1人しかいなかったエンゼルスにとって、イニングイーターとして確実な働きを計算できるカイケルは補強ターゲットとして理想的な存在であり、獲得に向けて猛プッシュをかけることになるだろう。カイケルにはパドレスなど他球団からの関心も報じられており、先発投手補強の選択肢が次々に消えている今、次に契約を決める先発投手はカイケルになるかもしれない。

  • Rソックス・プライスの獲得に少なくとも5球団が興味を示す

    2019.12.16 13:20 Monday

     レッドソックスのチーフ・ベースボール・オフィサーに就任したチェイム・ブルームは、来季の年俸総額をぜいたく税の対象ラインとなる2億800万ドル以内に収めるという難しいタスクを課されている。一時は放出が最有力視されたムーキー・ベッツのトレード交渉が難航を極めており、現在はデービッド・プライスのトレード交渉の行方に注目が集まっている。関係者がMLB公式サイトのマーク・フェインサンドに伝えたところによると、少なくとも5球団がプライスの獲得に興味を示しているようだ。

     フェインサンドによると、現時点で少なくとも5球団がプライスのトレードについてレッドソックスへの問い合わせを行っているという。その5球団とは、パドレス、カージナルス、ホワイトソックス、レッズ、そして課題の投手補強がなかなか進展しないエンゼルスである。

     現在34歳のプライスは3年9300万ドル(年平均3100万ドル)という大型契約を残しているが、ゲリット・コール(ヤンキース)が年平均3600万ドル、スティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)が年平均3500万ドルという大型契約を得たことから、プライスの高額年俸も他球団に受け入れられつつあるようだ。あるメジャーリーグ関係者は「市場がレッドソックスを助けている。プライスの契約はそれほどクレイジーなものに見えなくなった」と話している。

     だからといって、プライスの放出が容易になったわけではない。プライスはすでに全盛期を過ぎており、近年は故障に悩まされるシーズンも目立っている。よって、レッドソックスがプライスを放出する場合、残り契約の一部を負担することが必要であると見られるが、レッドソックスはプライスの契約の一部を負担することに前向きな姿勢を示している。

     左肘の炎症などにより、22先発で7勝5敗、防御率4.28という不本意なシーズンを過ごしたプライスだが、前半戦は16先発で7勝2敗、防御率3.24の好成績を残していた。2018年に16勝をマークするなど、健康であれば先発2~3番手としての働きは十分に期待できるだけに、レッドソックスが条件面で譲歩すればトレード交渉は一気に進展するかもしれない。

  • ドナルドソン争奪戦はブレーブスとナショナルズの一騎打ちか

    2019.12.16 12:45 Monday

     アンソニー・レンドン(エンゼルス)とマイク・ムスターカス(レッズ)がフリーエージェント市場から消えたことにより、市場に残る唯一のスター三塁手となったジョシュ・ドナルドソンには、複数のチームからの関心が寄せられている。ツインズやドジャースもドナルドソンの獲得に興味を示しているようだが、MLBネットワークのケン・ローゼンタールは、最終的にはブレーブスとナショナルズの一騎打ちになることを予想している。

     ダラス・モーニング・ニュースのエバン・グラントは、レンジャーズがドナルドソンの争奪戦から撤退したと見られることを報じている。三塁手の補強が今オフの重要課題の1つとなっていたレンジャーズは、レンドン争奪戦に全力を注いでいたものの、エンゼルスに敗北。ターゲットをドナルドソンに変更することが有力視されていたが、ドナルドソンの希望条件が高すぎると判断し、撤退を決めたようだ。

     一方、レンドンが流出したナショナルズは、正三塁手が不在の状況に陥っており、MLBネットワークのジョン・ヘイマンはナショナルズがドナルドソンの獲得に注力していることを伝えている。ナショナルズはトレードでクリス・ブライアント(カブス)を獲得することも検討しているようだが、カブスは対価としてナショナルズの正中堅手であるビクトル・ロブレスを要求しており、ナショナルズはこれを拒否。トレード交渉は難航していると見られる。

     また、ローゼンタールはブレーブス、ナショナルズ、ドジャース、ツインズの4球団をドナルドソンの移籍先候補に挙げている。ツインズはドナルドソンを獲得して正三塁手のミゲル・サノーを一塁に回す構想があるという。ただし、ツインズもドジャースも、ナショナルズやブレーブスほどは熱心ではなく、最終的にはレンドンの穴埋めを目指すナショナルズとスター三塁手との再契約を目指すブレーブスの一騎打ちになるというのがローゼンタールの予想である。

     今季復活を遂げ、37本塁打、OPS.900をマークしたドナルドソンは、現在34歳であるものの、4年契約を狙っていることが報じられている。ドナルドソンは、自身の希望を満たす好条件をオファーしたチームを選択することになるだろう。

  • クルーバー獲得のレンジャーズ 柳賢振の争奪戦からは撤退へ

    2019.12.16 12:10 Monday

     日本時間12月16日、レンジャーズはインディアンスとのトレードでサイ・ヤング賞2度の実績を誇るコリー・クルーバーの獲得に成功した。今オフ、先発投手の補強を進めてきたレンジャーズだが、マイク・マイナーとランス・リンの両輪にクルーバー、カイル・ギブソン、ジョーダン・ライルズの新戦力3人を合わせて先発ローテーション5枠の顔ぶれが確定。獲得に乗り出していた柳賢振(リュ・ヒョンジン)の争奪戦からは撤退することが確実となった。

     レンジャーズはオフシーズンに突入してから常に柳への関心を報じられており、球団関係者が柳の能力を高く評価して獲得に前向きであることも伝えられていた。また、レンジャーズには韓国人打者の秋信守(チュ・シンス)がおり、柳は秋と同じチームでプレイすることは「特別である」と発言。相思相愛とも言える関係となっていた。

     しかし、レンジャーズは今季素晴らしい活躍を見せたマイナー(14勝)とリン(16勝)の両輪、フリーエージェント市場で獲得したギブソン(13勝)とライルズ(12勝)、そしてトレードで獲得したクルーバーによって強力な先発ローテーションが完成。ぜいたく税の対象ラインとなる年俸総額の上限まではまだ余裕があり、柳のような好投手を獲得することも可能だが、今後は他の補強ポイントに資金を注ぐと見られている。

     今季29先発で14勝5敗、防御率2.32の好成績をマークして最優秀防御率のタイトルを手にした柳は、依然としてドジャースとの再契約が有力視されている。ドジャースのほかには、ブルージェイズ、ツインズ、エンゼルスなど、先発投手の補強を目指すチームからの関心が伝えられており、柳とともにフリーエージェント市場に残る好投手の1人だったマディソン・バムガーナーもダイヤモンドバックスとの契約合意に至ったため、今後は柳の争奪戦がさらに激化するものと見られる。32歳の韓国人左腕は、来季プレイする場所としてどのチームを選択するのだろうか。

  • バムガーナーが同地区球団へ Dバックスと5年8500万ドルで合意

    2019.12.16 11:35 Monday

     昨季途中にザック・グレインキーをアストロズへ放出したダイヤモンドバックスがエースの獲得に成功した。日本時間12月16日、ESPNのジェフ・パッサンによると、ダイヤモンドバックスはフリーエージェントの先発左腕、マディソン・バムガーナーとの契約合意に至ったという。契約は5年8500万ドルで、うち1500万ドルが後日支払いの繰り延べ金となる見込みであることが報じられている。

     ジャイアンツのエースとして活躍してきたバムガーナーは現在30歳。ゲリット・コール(ヤンキース)、スティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)、ザック・ウィーラー(フィリーズ)が姿を消したフリーエージェント市場において、数少ない残された好投手の1人となっていた。ジャイアンツと同地区のダイヤモンドバックスへ移籍することになったバムガーナーは、ジャイアンツからのクオリファイング・オファーを拒否しており、ダイヤモンドバックスは来年のドラフトで2番目に高い順位の指名権を喪失。一方、ジャイアンツは戦力均衡ラウンドBのあとに補償指名権を獲得する。

     今季のバムガーナーは、34試合に先発して207回2/3を投げ、9勝9敗、防御率3.90、203奪三振をマーク。故障に泣いた過去2年からの復活を遂げ、3年ぶりに200投球回&200奪三振をクリアした。2011年から2016年まで6年連続で13勝以上を挙げ、通算119勝をマークしている。通算19本塁打の打撃力も魅力の1つであり、2014年と2015年にはシルバースラッガー賞の受賞経験もある。

     なお、バムガーナーを獲得したことにより、ダイヤモンドバックスは高い奪三振率を誇る先発左腕のロビー・レイをトレードで放出する可能性が高くなったと見られている。もしレイが放出されれば、バムガーナーはルーク・ウィーバー、マイク・リーク、ザック・ギャレン、メリル・ケリーとともに先発ローテーションを形成することになるだろう。テイラー・クラーク、アレックス・ヤング、ジョン・デュプランティエといった若手投手たちも先発ローテーション争いに加わってくることが予想される。

  • レンジャーズがクルーバーを獲得 強力ローテーションが完成

    2019.12.16 11:05 Monday

     新球場グローブライフ・フィールドのオープンを控えるレンジャーズが絶対的エースの獲得に成功した。日本時間12月16日、レンジャーズはデライノ・デシールズとエマニュエル・クラーセの2人をインディアンスへ放出してコリー・クルーバーを獲得するトレードが成立したことを発表。サイ・ヤング賞2度の実績を誇るメジャーを代表する右腕がラストピースとなり、レンジャーズは強力な先発ローテーションを完成させた。

     今季は開幕からの7先発で2勝3敗、防御率5.80とスタートダッシュでつまずき、5月1日(現地時間)のマーリンズ戦で右腕に打球を受けて骨折してその後のシーズンを棒に振ったクルーバーだが、2014年と2017年にアメリカン・リーグのサイ・ヤング賞を受賞し、2018年には自己最多の20勝をマークするなど実績は十分。レンジャーズは球団創設以来サイ・ヤング賞の受賞者がおらず、20勝した投手も1998年のリック・へリングが最後であるため、クルーバーには絶対的エースとして大きな期待がかかる。

     クルーバーは現在33歳。インディアンスがすでに来季の契約オプションを行使しているため、来季の年俸は1750万ドルとなり、2021年の契約は年俸1800万ドルの球団オプションとなっている。レンジャーズはフリーエージェント市場で好投手を獲得するのに比べるとかなり安価でクルーバーを2年保有できることになった。なお、インディアンスとクルーバーの契約により、トレードされた際に100万ドルのボーナスが発生するが、これは両軍が50万ドルずつ負担することになっている。

     現在27歳のデシールズは、今季118試合に出場して打率.249、4本塁打、32打点、24盗塁、OPS.672をマークした俊足好守の外野手。一方、現在21歳のクラーセは今季メジャーデビューしたばかりの速球派リリーバーで、21試合に投げて防御率2.31をマークしたが、クルーバーの対価が2人だけであることを考えると、インディアンスは平均100マイル近いカッターを武器とするこの右腕を高く評価していると見られる。

     クルーバーの加入により、レンジャーズは今季16勝のランス・リン、14勝のマイク・マイナー、13勝のカイル・ギブソン(新加入)、12勝のジョーダン・ライルズ(新加入)にクルーバーを加えた5人による強力な先発ローテーションが完成。少なくとも先発投手陣に関しては、新球場元年を迎えるのに相応しい顔ぶれが揃ったと言えそうだ。

  • メッツ・セスペデスが契約内容の見直しに合意 大幅な減給へ

    2019.12.15 13:55 Sunday

     複数の関係者によると、メッツはヨエニス・セスペデスとの契約内容を見直し、大幅な減給をすることでセスペデス本人と合意に達したようだ。両かかとの手術からの戦列復帰を目指した今季、セスペデスは5月に自身が保有するフロリダ州の牧場での転倒事故によって右足首を骨折し、1試合も出場できなかった。セスペデスの来季の年俸は2950万ドルだったが、今回の契約内容の見直しにより1000万ドル以下となる見込みであることが報じられている。

     現在34歳のセスペデスは、来季が4年総額1億1000万ドルの大型契約のラストイヤーとなる。2017年は打率.292、17本塁打、OPS.892をマークしたものの、両ハムストリングの故障により81試合にしか出場できず、翌2018年も相次ぐ故障で38試合に出場しただけ。今季は全休となり、メジャーの試合に出場したのは2018年7月が最後である。

     今年5月の牧場での転倒事故について、メッツはそれが契約内容に違反したものであるかどうかを明言してこなかったが、関係者によると、今回の契約見直しは牧場での転倒事故を受けて、行われたものであるという。つまり、セスペデスは自身の過失によって故障し、今季を全休することになったということを認め、大幅な減給を受け入れたことになる。

     来季までセスペデスがメッツの一員としてプレイするという点に変わりはなく、セスペデスは来季の完全復活を目指し、メッツもセスペデスの復活を期待している。1000万ドル以下となる見込みの年俸だが、出来高によって2000万ドル前後をセスペデスが手にする可能性もあるようだ。

     ブロディ・バンワグネンGMは「彼はベストの状態であれば、大きなインパクトを与えられる選手だ」と語り、セスペデスの復活に期待を寄せる。セスペデスはすでにフロリダ州にある球団のスプリング・トレーニング施設で打撃練習や走塁練習を開始しており、完全復活なるか注目される。

  • 好投手・クルーバーの争奪戦がヒートアップ エンゼルスは撤退

    2019.12.15 12:40 Sunday

     複数の関係者によると、サイ・ヤング賞2度の実績を誇るコリー・クルーバー(インディアンス)のトレード交渉が本格化しているようだ。野球ライターのロバート・マレーはエンゼルスとパドレスが争奪戦に加わっていることを報じたが、その後、MLBネットワークのケン・ローゼンタールはエンゼルスが撤退したことを伝えている。ローゼンタールはレンジャーズがクルーバー獲得に興味を示していることを報じており、MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、ドジャースも争奪戦に加わっているという。ヘイマンはクルーバーのトレードが近いうちに成立する可能性があると伝えている。

     現在33歳のクルーバーは、2014年と2017年にアメリカン・リーグのサイ・ヤング賞を受賞するなど、メジャーを代表する好投手として知られている。2014年、2016年、2017年に各18勝、2018年には自己最多の20勝をマークし、2014年から2018年まで5年連続で200投球回&200奪三振をクリア。2014年に最多勝、2017年には最多勝と最優秀防御率のタイトルを手にしている。しかし、今季は打球直撃により右前腕を骨折した影響もあり、わずか7試合にしか先発できず、2勝3敗、防御率5.80という不本意な成績に終わった。

     フリーエージェント市場からゲリット・コール(ヤンキース)とスティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)が早々に消えたことにより、エース級の先発投手の獲得を目指すチームはトレード市場に目を向け始めている。そして現在、各チームのターゲットとなっているのがクルーバーだ。2018年までの支配的なピッチングを取り戻せるかどうかは不透明だが、来季の年俸が1750万ドル、2021年の契約が年俸1800万ドルの球団オプションとコールやストラスバーグの半額程度であるため、多くのチームからの人気を集めている。

     なお、ヘイマンによると、ドジャースはクルーバーよりもフランシスコ・リンドーア(インディアンス)を欲しているようだ。ただし、インディアンスはクルーバーの放出を優先していると見られている。

  • ヤシエル・プイグが東京日野リーグに野球指導

    2019.12.15 11:14 Sunday

     メジャーリーグベースボール ジャパン(代表:川上 紗実、所在地:東京都港区)は、小学4年生・5年生を対象とした少年野球の全国大会「AIGプレゼンツ MLB Cup 2019」の優勝チームである東京都の東京日野リーグの選手14名を招待し、現役MLBプレイヤー ヤシエル・プイグ選手によるベースボールクリニックを2019年12月14日(土)、明治神宮外苑 室内球技場にて開催しました。

     今年7月に開催された「MLB Cup 2019」で全国174 チームの頂点に輝いた東京都の東京日野リーグの子どもたちは、MLBプレイヤーの登場に大きな盛り上がりを見せました。プイグ選手は、子どもたちの中に飛び込み、細かなアドバイスをひとりひとりに送るなど、熱心なバッティング指導を行ったほか、「コーチの指導をよく聞いて、日々の練習・努力を続けていけば、必ず素晴らしい選手になれる」と、野球に対する熱い想いを伝えました。終了後には、子どもたちとの記念撮影やサインのリクエストにも気さくに応じ、その明るい人柄にも子どもたちは魅了されていました。

     最後に記念撮影を終えたプイグ選手は、「今回このように、子どもたちと直接触れ合う機会を貰えたことをとてもうれしく思う。アメリカでもこうした大会があるので、いつか日本のチャンピオンと戦う日が来たら素晴らしいのではないか」と、今回の野球教室の感想を語りました。



    ゲストプロフィール:ヤシエル・プイグ(Yasiel Puig)

     1990年12月7日生まれ。強肩で知られるキューバ出身の外野手。2012年6月、前田健太投手も所属するロサンゼルス・ドジャースにドラフト外で入団。2014年にはMLBオールスターゲームに選出されたほか、日本で開催された日米野球のために来日を果たしている。ドジャースでの6年間のプレーを経て、2018年12月にシンシナティ・レッズへのトレード移籍が決定。その後2019年7月にクリーブランド・インディアンスへのトレード移籍が決まり、インディアンスの一員としてシーズンを終え、現在はFA。

    MLB Cupについて

     AIGプレゼンツMLB Cupは、次世代を担う野球少年・少女に夢を与え、野球人口拡大に繋がる普及プログラムを創ることを目的に、メジャーリーグベースボール ジャパンが日本リトルリーグ協会の協力のもと2016年に創設した、小学4年生・5年生を対象としたトーナメントです。4回目を迎えた2019年は、全国174 チームが参加し、東京都の東京日野リーグが優勝を果たしました。

  • ブリュワーズが先発左腕・アンダーソンと1年500万ドルで契約合意

    2019.12.14 12:30 Saturday

     日本時間12月14日、ブリュワーズがフリーエージェントの先発左腕、ブレット・アンダーソンと1年500万ドル+出来高200万ドルで契約合意に達したことが明らかになった。ブリュワーズはすでに今季韓国プロ野球でMVPに輝いたジョシュ・リンドブロムを総額およそ900万ドルの3年契約で獲得しており、チェイス・アンダーソンとザック・デービースの両右腕を放出した穴を年俸総額を抑える形で埋めることに成功した。

     現在31歳のアンダーソンは、今季アスレチックスで31試合に先発して176イニングを投げ、自己最多の13勝(9敗)、防御率3.89、90奪三振をマーク。奪三振率は低かったが、ゴロ率54.5%という打たせて取るピッチングを展開し、好守を誇るアスレチックス内野陣にも助けられて自己ベスト級の好成績を残した。

     メジャー11シーズンで規定投球回到達が3度、100イニング以上投げたシーズンがそのほかに1度だけと故障が非常に多いアンダーソンだが、規定投球回に到達したシーズンはいずれも2ケタ勝利をマーク。故障さえなければ先発3番手クラスとして確実な働きを期待できる左腕である。メジャー通算では188試合(176先発)で59勝61敗、防御率4.05という成績を残している。

     ブリュワーズのデービッド・スターンズGMは、来季に向けて8~10人ほどの先発投手を確保しておきたいとの意向を示していたが、ブランドン・ウッドラフ、エイドリアン・ハウザー、エリック・ラウアー、リンドブロム、そしてアンダーソンでひとまず先発ローテーションの5枠の顔ぶれが固まり、コービン・バーンズやフレディ・ペラルタといった若手投手も控えている。今後も先発候補となる安価な投手の獲得に動く可能性がある。

     なお、今季両リーグで規定投球回に到達した61人の投手のうち、アンダーソンのゴロ率54.5%はダコタ・ハドソン(カージナルス)とルイス・カスティーヨ(レッズ)に次ぐ3番目の数字。ゴロを量産するアンダーソンの活躍は、ブリュワーズ内野陣の守備力にかかっていると言えるかもしれない。

  • レイズと契約合意の筒香 指名打者を中心に複数ポジションで起用か

    2019.12.14 11:20 Saturday

     日本時間12月14日、ポスティング制度を利用してメジャーリーグ移籍を目指していた筒香嘉智が2年1200万ドルでレイズとの契約に合意したことが明らかになった。2016年に44本塁打を放つなど長打力が魅力の筒香だが、トミー・ファム(通算出塁率.373)をトレードでパドレスへ放出したレイズは筒香の出塁率の高さ(通算.382)を高く評価していると見られる。長打力と高出塁率を武器に打線の中軸を担うことが期待される筒香は、どこのポジションを守ることになるのだろうか。

     MLB公式サイトでレイズの番記者を務めるフアン・トリビオは「筒香の守備力にはクエスチョンマークがつく」としつつも、筒香が内外野の複数ポジションを守れる点をレイズが評価していることを伝えている。日本でのメインポジションだった左翼のほか、右翼、三塁、一塁の各ポジションで起用される可能性があるようだ。

     今季のレイズでは、ファムが左翼で123試合にスタメン出場した。そのファムはパドレスへトレードされたが、交換要員としてハンター・レンフローを獲得しており、このレンフローとオースティン・メドウズの2人が外野の両翼のレギュラーとなる見込みだ。ともに今季33本塁打を放ち、24歳のメドウズは打率.291、OPS.922の好成績をマーク。27歳のレンフローは打率.216に終わったが、外野の両翼で好守を見せ、左翼手部門でゴールドグラブ賞のファイナリストとなった。レンフローは左腕に強い右打者であり、右腕先発時にはレンフローに代わって筒香が外野の守備に就くケースもあるだろう。

     一塁は92試合にスタメン出場した崔志萬(チェ・ジマン)、三塁は45試合にスタメン出場したヤンディ・ディアスが最多出場であり、来季もこの2人がレギュラー格となる見込みだ。崔は筒香と同じ1991年生まれの28歳で、長打力と選球眼がウリの左打者という点でも共通している。今季19本塁打、OPS.822をマークした崔は、筒香が出場機会を確保するうえで最大のライバルとなるだろう。同じく28歳のディアスは、故障もあって79試合の出場にとどまったものの、自己ベストの14本塁打、OPS.816をマーク。レンフローと同様、左腕に強い右打者であり、右腕先発時にディアスに代わって筒香が三塁の守備に就くことも考えられる。

     指名打者はメドウズの43試合が最多で、現在フリーエージェントのアビサイル・ガルシアが23試合、ファムが21試合、ディアスが16試合で続いた。要するにレギュラー不在の状況であり、筒香は指名打者での起用がメインとなる可能性が高い。一塁の崔、三塁のディアス、左翼(または右翼)のメドウズと同等かそれ以上にしっかり守れることをスプリング・トレーニングでアピールできれば、守備に就く機会は増えるだろう。

     今後の補強が起用法に影響を与える可能性はあるが、現時点では指名打者がメインで、レギュラー格の選手の休養日や相手投手の左右に応じて左翼、右翼、三塁、一塁の各ポジションの守備に就くケースも出てくると考えられる。なお、筒香の年俸を上回る野手は正中堅手のケビン・キアマイアー(約1017万ドル)しかおらず、打線の中軸を担う存在としての期待に応えたいところだ。

  • 筒香がレイズへ! 総額1200万ドルの2年契約との報道

    2019.12.14 02:20 Saturday

     日本時間12月14日、日本プロ野球の横浜DeNAベイスターズからポスティング制度を利用してメジャーリーグ移籍を目指していた筒香嘉智が、レイズと2年1200万ドルで契約合意に達したとの情報が飛び込んできた。タンパベイ・タイムズのマーク・トプキンが日本時間12月14日午前1時45分にTwitterで第一報を伝えた。今回の契約により、横浜DeNAには240万ドルほどの譲渡金が支払われる見込みとなっている。

     トプキンは「速報:レイズは日本人の左打ちの強打者で、外野手兼内野手兼指名打者の筒香嘉智との契約を完了させようとしている。1200万ドル前後の2年契約で、これに加えて240万ドルほどの譲渡金が発生する」とツイートし、筒香のレイズ移籍を真っ先に伝えた。その後、ジョン・ヘイマンやケン・ローゼンタールといった大物記者もレイズと筒香の契約合意を伝えている。

     MLB公式サイトのマーク・フェインサンドによると、筒香のもとにはより高額なオファーも届いていたが、レイズが自身に最もフィットする球団であると判断したようだ。フェインサンドも「彼には多くの出場機会が与えられるだろう」と伝えている。

     レイズの左翼には今季33本塁打を放った24歳のオースティン・メドウズがおり、右翼にはパドレスから同じく今季33本塁打のハンター・レンフローを獲得しているため、筒香は一塁ないし指名打者での出場がメインになると見られる。各球団のロースター情報を扱う「Roster Resource」のデプスチャートでは、対右腕用の布陣として一塁に崔志萬(チェ・ジマン)、三塁にヤンディ・ディアス、対左腕用の布陣として一塁にディアス、三塁にダニエル・ロバートソンが入り、筒香はレギュラーの指名打者として六番を打つことが予想されている。

     一塁のレギュラー格の崔は、筒香と同じ左打者で、今季は127試合に出場して19本塁打、OPS.822をマーク。この数字を超えることがレギュラー獲得の目安となりそうだ。

  • Rソックスが先発左腕・ペレスと契約合意 ポーセロの穴埋め完了か

    2019.12.13 16:00 Friday

     日本時間12月13日、関係者がMLB公式サイトのマーク・フェインサンドに伝えたところによると、レッドソックスはフリーエージェントの先発左腕、マーティン・ペレスと1年600万ドルで契約合意に達したようだ。MLBネットワークのケン・ローゼンタールは、この契約に2021年の球団オプション(年俸625万ドル)が付属していることを伝えている。先発右腕のリック・ポーセロがフリーエージェントとなってメッツへ流出したレッドソックスだが、その穴埋めに成功した。

     現在28歳のペレスは、2012年にレンジャーズでメジャーデビューを果たし、レンジャーズで7年、ツインズで1年プレイして2ケタ勝利4度、通算53勝の実績を誇っている。今季はツインズで32試合(うち29先発)に登板して165回1/3を投げ、10勝7敗、防御率5.12、135奪三振をマークした。

     レッドソックスがペレスを先発で起用するのかスイングマン(谷間の先発とロングリリーフを兼任する投手)として起用するのかは、現時点では明らかになっていない。また、レッドソックスは来季以降にオープナー戦法を本格的に取り入れる可能性にも言及しており、ペレスがオープナーに続く2番手投手の役割を担う可能性もある。

     レッドソックスはクリス・セール、デービッド・プライス、エドゥアルド・ロドリゲス、ネイサン・イバルディと4人の先発投手を抱えており、ここにペレスが加わると5人のうち4人がサウスポーという左腕偏重の先発ローテーションが完成する。ただし、プライスにはエース級の先発投手の獲得を目指すチームからの関心が寄せられており、今オフ中に他球団へのトレードが成立するかもしれない。

     年俸総額削減のために主力選手のトレード放出の可能性が取り沙汰されているレッドソックスだが、ウィンター・ミーティング期間中に大型トレードは成立せず、ホゼ・ペラザとペレスとの契約合意という成果を得て開催地のサンディエゴを去ることになった。今後、年俸総額削減の目標を達成するためにどのような動きを見せるか注目したい。

  • ペラザがRソックスと1年300万ドルで合意 正二塁手争いに参戦

    2019.12.13 15:30 Friday

     サンディエゴで開催されていたウィンター・ミーティング最終日となった日本時間12月13日、レッドソックスは正二塁手候補の獲得に成功した。関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、レッドソックスはフリーエージェントの内野手、ホゼ・ペラザと1年300万ドルで契約合意。なお、内外野の複数ポジションを守れるペラザの獲得により、レッドソックスがユーティリティ・プレイヤーのブロック・ホルトと再契約を結ぶ可能性は消滅したと見られている。

     ペラザは現在25歳。レッズ移籍4年目となった今季は141試合に出場して打率.239、6本塁打、33打点、7盗塁、OPS.631をマーク。前年の157試合、打率.288、14本塁打、58打点、23盗塁、OPS.742から大きく成績を落とし、今月初めにノンテンダーFAとなっていた。

     8月下旬に3年ぶりのマイナー降格を経験するなど、屈辱のシーズンとなったペラザだが、メインの役割となった二塁のほか、三塁、遊撃、レフト、センター、さらには投手としてメジャー初登板も経験するなどユーティリティ性を発揮。レッドソックスではホルトに代わるユーティリティ・プレイヤーとしての起用が有力だが、もちろん正二塁手争いに加わる可能性もある。

     本来の正二塁手であるダスティン・ペドロイアは左膝の故障によりキャリア継続の危機を迎えており、現時点で正二塁手の筆頭候補と言えるのは今季デビューして95試合で18本塁打を放ったマイケル・チェイビス。しかし、本来は三塁や一塁が本職の選手であり、二塁をフルシーズン任せるのは不安もあるため、ペラザが2018年のようなパフォーマンスを取り戻せるのであれば、レギュラー獲得のチャンスは十分にある。このほか、マルコ・ヘルナンデス、林子偉(リン・ズーウェイ)、ルール5ドラフトで獲得したジョナサン・アラウズらも正二塁手争いに加わることになるだろう。

     主力選手のトレード放出の可能性ばかりが取り沙汰されているレッドソックスだが、ひとまず、適切な価格で必要な戦力の確保に成功したと言えそうだ。

  • マーリンズが前ドジャースの救援右腕・ガルシアと契約合意

    2019.12.13 14:10 Friday

     ウィンター・ミーティング期間中、目立った動きのなかったマーリンズだが、最終日となった日本時間12月13日にようやくブルペンの補強に成功した。MLBネットワークのジョエル・シャーマンによると、マーリンズはフリーエージェントの救援右腕、イミー・ガルシアと契約合意に達したようだ。現時点では契約内容の詳細は明らかになっていないが、シリウスXMのクレイグ・ミッシュはメジャー契約であることを伝えている。

     今オフ、マーリンズはブルペンの補強が必要であることを明言し、補強を画策していた。ドジャースで5シーズンにわたってプレイし、通算165試合の登板経験を持つガルシアの加入は、実績がほとんどない若手投手が多数を占めるマーリンズのブルペンに貴重な経験をもたらすことになるだろう。

     現在29歳のガルシアは、今季ドジャースで64試合に登板して62回1/3を投げ、1勝4敗、4ホールド、防御率3.61、66奪三振をマーク。15本ものアーチを浴びたため、防御率は3点台中盤になってしまったが、相手打者を打率.178に封じ込め、WHIP0.87の好成績を残した。今季ドジャースで50試合以上に登板した投手のなかでは、防御率3.61はクローザーのケンリー・ジャンセン(3.71)を上回り、ペドロ・バイエズ(3.10)に次ぐチーム2位の数字だった。

     Statcastのデータによると、平均94.2マイルの速球は被打率.160と相手打者を圧倒。しかし、今月初めにドジャースからノンテンダーFAとなり、フリーエージェント市場で移籍先を探していた。マーリンズのマイケル・ヒル野球部門社長は「彼は素晴らしい速球を持っている。彼の能力をしっかり活用したいね」とガルシアの活躍に期待を寄せる。

     ヒルは先日、「我々のブルペンは十分ではない。より良いブルペンを作るために動く必要がある」と語っており、他の補強ポイントと並行して、今後も救援投手の補強を進めていくことになりそうだ。

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