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  • 大混戦のポストシーズン争い 決着はシーズン最終日へ

    2020.9.27 14:00 Sunday

     ポストシーズンの各リーグ8枠のうち、現時点でシード順が確定しているのはアメリカン・リーグが第1シードのレイズと第6シードのアストロズ、ナショナル・リーグは第1~4シードのドジャース、ブレーブス、カブス、パドレスだけ。ア・リーグは中部地区の優勝チーム、ナ・リーグはポストシーズン進出の残り2チームが決まっておらず、決着はレギュラーシーズン最終日に持ち越されることになった。

     ア・リーグ中部地区はツインズがホワイトソックスに1ゲーム差をつけて首位に立っている。ホワイトソックスは同地区内の成績でツインズを上回っているため、明日の試合でツインズが敗れてホワイトソックスが勝利し、同率で並んだ場合はホワイトソックスが地区優勝、それ以外の場合はツインズが地区優勝となる。

     ナ・リーグの残り2枠をめぐる争いは混沌としている。ポストシーズン進出の可能性を残しているのはカージナルス、ブリュワーズ、ジャイアンツ、フィリーズの4チーム。フィリーズがポストシーズンに進出するためには、ブリュワーズとジャイアンツがともに敗れ、フィリーズが勝利するしかない(この場合、カージナルスとフィリーズがポストシーズン進出)。

     ブリュワーズ、ジャイアンツ、フィリーズの3チームがいずれも敗れた場合はカージナルスとブリュワーズがポストシーズンに進出(同地区内の成績でブリュワーズがジャイアンツを上回るため)。ブリュワーズが勝利し、ジャイアンツが敗れた場合もカージナルスとブリュワーズがポストシーズン進出となる。また、ジャイアンツが勝利し、ブリュワーズが敗れた場合はカージナルスとジャイアンツがポストシーズンに進出する。

     話がややこしくなるはブリュワーズとジャイアンツがともに勝利した場合だ。この場合、ブリュワーズとジャイアンツが30勝30敗、カージナルスが29勝29敗となるため、3チームが勝率5割で並ぶ。この3チームのうち上位2チームがポストシーズンに進出することになるが、ブリュワーズは同地区内の成績でジャイアンツを上回ることが確定しているため、この段階でポストシーズン進出が決定する。

     残り1枠はカージナルスまたはジャイアンツとなるが、カージナルスはタイガースとの2試合が未消化であり、この2試合が日本時間9月29日に行われる。ただし、同地区内の成績でカージナルスがジャイアンツを上回っているため、ジャイアンツがポストシーズン進出となるのはカージナルスがタイガースに連敗して29勝31敗となった場合のみである。2試合のうちカージナルスが1つでも勝てばカージナルスがジャイアンツを上回ることが確定するため、ダブルヘッダー第1試合でカージナルスが勝利した場合、第2試合は行われない。

     なお、未消化となっているカージナルスの2試合が行われるのは「ポストシーズンに進出できるかどうかが決まる場合」または「ワイルドカード・シリーズの本拠地開催権に影響がある場合」のみと発表されている。ナ・リーグはすでに第1~4シードが決まっているため、第5~8シードの序列に影響があるだけではこの2試合は開催されない。

  • ツインズが地区優勝に前進 秋山3打数2安打で打率.248

    2020.9.27 11:40 Sunday

    【レッズ3-7ツインズ】@ターゲット・フィールド

     残り2試合に連勝すれば自力で地区優勝を決められるツインズは、昨日ポストシーズン進出を決めたレッズに7対3で勝利。この結果、ツインズは第4シード以上となることが確定し、ワイルドカード・シリーズの本拠地開催が決定した。明日のレギュラーシーズン最終戦でツインズが勝利するかホワイトソックスが敗れれば2年連続の地区優勝が決定する。

     ツインズは1回表にいきなり無死一・二塁のピンチを招き、ジョーイ・ボットーのタイムリー二塁打とマイク・ムスターカスの犠飛で2点を先制されたが、直後の1回裏にネルソン・クルーズのタイムリーが出て1点差。3回裏には一死二塁からルイス・アラエスとエディ・ロサリオが二者連続でタイムリー二塁打を放ち、逆転に成功した。

     4回裏にレッズ先発のルイス・カスティーヨの暴投で1点を追加し、5回裏にはアラエスが再びタイムリー二塁打を放って5点目。7回表に秋山翔吾の代打として登場したニック・カステヤーノスのタイムリーで1点を返されたが、7回裏にアラエスのタイムリーとロサリオの犠飛で2点を追加し、レッズを突き放した。

     アラエスは3本のタイムリーを含む4打数4安打3打点の大活躍。ツインズ2番手のタイラー・クリッパードが今季2勝目(1敗)をマークし、レッズ先発のカスティーヨは今季6敗目(4勝)を喫した。

     「1番・レフト」で先発出場した秋山は、初回の第1打席でレフトへのヒットを放ったあと、今季7個目の盗塁を決めてチャンスメイク。2回表の第2打席でもショートへの内野安打を放ち、今季8度目のマルチ安打となった。5回表の第3打席はレフトフライに倒れ、7回表一死一・二塁のチャンスで迎えた第4打席で代打を送られて途中交代。3打数2安打で今季の打率は.248、出塁率は.361、OPSは.662となった。

  • レイズのリーグ最高勝率が決定 筒香は同点タイムリー&3四球

    2020.9.27 11:20 Sunday

    【フィリーズ3-4レイズ】@トロピカーナ・フィールド

     レイズはアスレチックスがマリナーズとのダブルヘッダー第1試合に敗れたため、フィリーズ戦の開始前にアメリカン・リーグ最高勝率が確定。「勢いに乗ってポストシーズンに突入したい」という方針のもと、フィリーズを4対3で破った。なお、ワイルドカード・シリーズの対戦相手は同地区のヤンキースまたはブルージェイズに絞られている。

     逆転でのポストシーズン進出に向けて絶対に負けられない戦いが続くフィリーズを迎え撃ったレイズは、初回に三塁・筒香嘉智のタイムリーエラー(悪送球)で先制を許したものの、4回裏二死二塁のチャンスで筒香が汚名返上の同点タイムリー。スピードボールに苦戦する場面が目立つ筒香だが、96.6マイル(約155キロ)のフォーシームを弾き返した見事な一打だった。

     直後の5回表にアンドリュー・マカッチェンの10号ソロで勝ち越しを許したが、5回裏二死二塁からマイク・ズニーノのタイムリーで同点とし、さらに二死一・二塁からブランドン・ラウとウィリー・アダメスの連続タイムリーで2点を勝ち越し。7回表にブライス・ハーパーのタイムリーで1点差に詰め寄られたものの、なんとかリードを守り、4対3で逃げ切った。

     レイズ3番手のピート・フェアバンクスが今季6勝目(3敗)、5番手のアーロン・スレジャースが今季2セーブ目をマークし、フィリーズ先発のザック・ウィーラーは今季2敗目(4勝)。なお、フィリーズはジャイアンツが現在行われているパドレス戦に勝利すれば、ポストシーズン進出の可能性が完全に消滅する。

     筒香は「4番・サード」で先発出場し、同点タイムリーを放った第2打席以外の3打席はいずれも四球で出塁。1打数1安打1打点3四球で今季の打率は.204、出塁率は.322、OPSは.730となった。

  • 2位カージナルスが完封負け カブスの地区優勝が決定

    2020.9.27 11:00 Sunday

    【ブリュワーズ3-0カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

     勝てばポストシーズン進出が決まるカージナルスはわずか2安打しか打てず、ブリュワーズに0対3で完封負け。この結果、地区優勝へのマジックナンバーを「1」としていたカブスの地区優勝が決定した。また、勝利したブリュワーズはポストシーズン進出の可能性をレギュラーシーズン最終日まで残した。

     カージナルスは大ベテランのアダム・ウェインライトが先発したが、4回表先頭のライアン・ブラウンに8号ソロ、次打者ダニエル・ボーグルバックに6号ソロと二者連続アーチを浴びて2失点。7回表は簡単に二死を取ったものの、オーランド・アルシアに二塁打を許したあと、オマー・ナルバエスにタイムリーを浴び、3点目を失った。

     カージナルス打線はブリュワーズ先発のブランドン・ウッドラフに圧倒され、2回裏先頭のヤディアー・モリーナがチーム2本目のヒットを打って以降、19人連続で凡退。8回裏一死からマット・カーペンターが四球で出塁したが、後続2人が倒れ、ウッドラフの快投の前に二塁すら踏むことができなかった。

     3点ビハインドで迎えた9回裏は、ブリュワーズの守護神ジョシュ・ヘイダーに三者凡退に抑えられ、0対3で試合終了。10個の三振を奪って8回2安打無失点という見事なピッチングを見せたウッドラフが今季3勝目(5敗)、ヘイダーが今季13セーブ目をマークし、ウェインライトは今季3敗目(5勝)を喫した。

     なお、39歳のウェインライトは今オフの去就次第では今日の試合がカージナルスの一員としてブッシュ・スタジアムで登板する最後の試合となった可能性がある。その試合を白星で飾ることはできなかった。

  • メッツ・デグロム10奪三振も5回3失点 防御率2.38で今季終了

    2020.9.27 10:00 Sunday

    【メッツ3-4ナショナルズ】(ダブルヘッダー第1試合・7イニング制)@ナショナルズ・パーク

     メッツは3年連続サイ・ヤング賞を目指すジェイコブ・デグロムが先発したナショナルズとのダブルヘッダー第1試合に3対4で敗れ、ポストシーズン進出の可能性が完全に消滅した。ナショナルズ先発のマックス・シャーザーが今季5勝目(4敗)、2番手のウィル・ハリスが今季初セーブをマーク。メッツ2番手のミゲル・カストロは今季2敗目(2勝)を喫した。

     デグロムは5イニングを無失点に抑えれば防御率が1点台になる計算だったが、アンドリュー・スティーブンソンに2本塁打を浴びるなど5回3失点で降板。速球は最速102マイル(約164キロ)を計測し、10個の三振を奪ったが、「今日の結果には失望している。チームが必要としていたことを成し遂げられなかった」と自身の投球には全く納得していなかった。

     奪三振部門ではトレバー・バウアー(レッズ)を抜いてリーグトップに浮上したものの、防御率2.38はリーグ5位に過ぎず、投球イニング数もリーグ12位どまり。より多くのイニングを投げてより優秀な防御率を残しているバウアーやダルビッシュ有(カブス)に票が集まる可能性が高く、3年連続のサイ・ヤング賞は絶望的となった。

     ナショナルズは3対3の同点で迎えた6回裏に一死一・三塁のチャンスを作り、ジョシュ・ハリソンのライトゴロの間に三塁走者のブロック・ホルトが生還して勝ち越しに成功。この1点が決勝点となった。

  • エンゼルス終戦 ア・リーグはポストシーズン進出8球団が決定

    2020.9.26 14:20 Saturday

    【エンゼルス5-9ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     ポストシーズン進出の可能性をわずかに残すエンゼルスと、すでに両リーグ最高勝率を決めているドジャースによる対戦となった一戦は、一時エンゼルスがリードを奪ったものの、ドジャースがチーム力の差を見せつけ、9対5で逆転勝利。この結果、エンゼルスのポストシーズン進出の可能性が消滅し、アメリカン・リーグはポストシーズンに進出する8球団が出揃った。

     ドジャースは1回裏、エンゼルス先発のアンドリュー・ヒーニーから二死一・三塁のチャンスを作り、一塁走者のマックス・マンシーと三塁走者のムーキー・ベッツがダブルスチールを決めて1点を先制。しかし、エンゼルスは3回裏に相手のエラーから二死一・三塁のチャンスを迎え、ドジャース先発のクレイトン・カーショウからマイク・トラウトが17号3ランを放って逆転に成功した。

     その後はアーチ合戦となり、3回裏にドジャースがジャスティン・ターナーの3号ソロで1点を返すと、エンゼルスは4回表にジャスティン・アップトンが9号ソロ。ドジャースは4回裏にAJ・ポロックが14号ソロを放ち、再び1点差に詰め寄ったが、エンゼルスは5回表にジャレッド・ウォルシュの9号ソロで突き放した。

     ドジャースは5回裏、ターナーがこの試合2本目のアーチとなる4号ソロを放って1点差に詰め寄ると、2番手のマット・アンドリースからウィル・スミスが7号2ランを放ち、逆転に成功。7回裏にジョク・ピーダーソンがタイムリー、8回裏にはエドウィン・リオスが7号2ランを放ち、最終的には9対5でエンゼルスを破った。

     ドジャース2番手のブルスダル・グラテロルが今季初勝利(2敗)をマークし、エンゼルス2番手のアンドリースは今季4敗目(2勝)。なお、エンゼルスの大谷翔平は9回表無死一塁の場面でエリオット・ソトの代打として登場し、ドジャースのクローザー、ケンリー・ジャンセンの前に見逃し三振に倒れた。1打数無安打で今季の打率は.193、OPSは.674となっている。

     エンゼルスの敗退により、アストロズのア・リーグ西部地区2位が確定。ア・リーグからはレイズ、ヤンキース、ブルージェイズ、ツインズ、インディアンス、ホワイトソックス、アスレチックス、アストロズの8球団がポストシーズン進出となった。

  • 菊池6回無失点も今季3勝目ならず マリナーズ逆転サヨナラ負け

    2020.9.26 13:50 Saturday

    【マリナーズ1-3xアスレチックス】(延長10回タイブレーク)@オークランド・コロシアム

     ポストシーズン争いからの敗退が決まったマリナーズと、すでにアメリカン・リーグ西部地区の優勝を決めているアスレチックスによる対戦となった一戦は、アスレチックスが1点ビハインドの10回裏に3点を奪い、逆転サヨナラ勝ち。マリナーズの菊池雄星は6回4安打無失点の好投を見せたが、チームの勝利にはつながらなかった。

     今季9度目の先発登板に臨んだ菊池は、初回を三者凡退に抑え、2回裏一死二・三塁のピンチも無失点。3回以降もピンチを招く場面はあったものの、落ち着いたピッチングでアスレチックス打線に得点を許さず、99球で6イニングを投げ抜いた。一方、アスレチックス先発のクリス・バシットも7回5安打無失点と好投し、試合は両軍とも無得点のままタイブレークに突入した。

     10回表、マリナーズはルイス・トレンズのライトフライで一死三塁とし、ショーン・マーフィーの捕逸の間に1点を先制。ところが、10回裏に5番手のジョーイ・ガーバーが二死三塁からラモン・ラウレアーノに同点のタイムリー二塁打を浴び、さらに続くマーク・キャナに右中間への5号2ランを打たれてサヨナラ負けとなった。

     アスレチックス4番手のジェイク・ディークマンが今季2勝目をマーク。ガーバーにはメジャー初黒星(1勝)が記録された。なお、アスレチックスのバシットは今月の4先発で3勝0敗、防御率0.34という素晴らしい成績をマーク。メジャーリーグ公式サイトでアスレチックスの番記者を務めるマーティン・ガイエゴスは「月間MVPの有力候補」と伝えている。

     メジャー2年目の菊池は、9試合に先発して47イニングを投げ、2勝4敗、防御率5.17、47奪三振という成績で2020年のレギュラーシーズンを終えた。

  • レッズが7年ぶりポストシーズン進出 秋山は5打数2安打1打点

    2020.9.26 13:00 Saturday

    【レッズ7-2ツインズ】@ターゲット・フィールド

     レッズは7対2でツインズを破り、2013年以来7年ぶりとなるポストシーズン進出を決めた。現在レッズはカージナルスと貯金2で並んでいるが、わずかな勝率の差でナショナル・リーグ中部地区の3位。このままいけば第7シード(ワイルドカード1番手)として第2シードのブレーブス(ナ・リーグ東部地区優勝)とワイルドカード・シリーズで対戦することになる。

     レッズがタイラー・マーリー、ツインズがホゼ・ベリオスの先発で始まった一戦は、3回裏にツインズがエイレ・アドリアンザのタイムリー二塁打で1点を先制。しかし、レッズは4回表にマイク・ムスターカスの7号2ランで逆転に成功し、5回表にはフレディ・ギャルビスの7号ソロとニック・カステヤーノスのタイムリーでリードを3点に広げた。

     その後、6回裏にマーウィン・ゴンザレスのタイムリーで1点を返され、2点リードで終盤に突入。5番手のライセル・イグレシアスが8回裏一死二・三塁のピンチを無失点で切り抜けると、9回表にムスターカスの8号ソロ、ギャルビスと秋山翔吾のタイムリーで3点を追加し、勝利を決定付けた。

     5点リードの9回裏は先日故障者リストから復帰したばかりのウェイド・マイリーが無失点に抑えて試合終了。レッズ2番手のマイケル・ロレンゼンが今季3勝目(1敗)をマークし、ツインズ先発のベリオスは今季4敗目(5勝)を喫した。

     「1番・レフト」で先発出場した秋山は、見逃し三振、センターフライ、レフトへの二塁打、ファーストゴロ、センターへのタイムリーで5打数2安打1打点。今月5度目、今季7度目のマルチ安打を記録し、今季の打率は.240、出塁率は.356、OPSは.649となった。

  • ダルビッシュ単独トップの8勝目 カブス地区優勝へマジック1

    2020.9.26 12:40 Saturday

    【カブス10-0ホワイトソックス】@ギャランティードレイト・フィールド

     カブスは打線が5本塁打と爆発し、10対0でホワイトソックスに大勝。地区優勝へのマジックを「1」とした。先発のダルビッシュ有は7回3安打無失点の快投でリーグ単独トップとなる今季8勝目(3敗・防御率2.01)をマーク。一方、大敗を喫したホワイトソックスは今季ワーストの6連敗となった。

     ホワイトソックス先発のディラン・シースに対し、カブスは2回表にカイル・シュワーバーが11号ソロ、3回表にウィルソン・コントレラスが6号3ラン、4回表にハビアー・バイエズが8号ソロを放ち、5点をリード。その後もビクトル・カラティーニの1号2ラン、コントレラスのこの試合2本目のアーチとなる7号ソロなどで着実にリードを広げた。

     今季12度目の先発登板に臨んだダルビッシュは、複数の走者を出すイニングが一度もない安定したピッチングで7回3安打無失点。5回裏先頭のルイス・ロバートにヒットを許したあと、打者9人を連続で打ち取り、レギュラーシーズン最終登板を良い形で締めくくった。

     ダルビッシュは7回94球を投げて被安打3、奪三振9、与四球1、無失点という内容でリーグ単独トップ、メジャー全体でもシェーン・ビーバー(インディアンス)と並んで最多タイの8勝目をマーク。防御率2.01はリーグ2位、93奪三振はリーグ3位タイに浮上した。レギュラーシーズンが残り2日であることを考えると、最多勝のタイトルは当確と言えるだろう。

     ホワイトソックスは投打とも精彩を欠き、ここにきて痛恨の6連敗。シースには今季4敗目(5勝)が記録された。なお、ホワイトソックスが所属するアメリカン・リーグ中部地区は1ゲーム差のなかに上位3チームがひしめく大混戦となっている。

  • マーリンズ 2003年以来17年ぶりのポストシーズン進出決定!

    2020.9.26 11:30 Saturday

    【マーリンズ4-3ヤンキース】(延長10回タイブレーク)@ヤンキー・スタジアム

     マーリンズはタイブレークまでもつれた敵地でのヤンキース戦に4対3で勝利。フィリーズがレイズに敗れたため地区2位が確定し、ワールドシリーズ制覇を成し遂げた2003年以来17年ぶりとなるポストシーズン進出が決定した。マーリンズは過去2度のポストシーズンでいずれも世界一となっており、ポストシーズンでの戦いぶりに注目が集まりそうだ。

     ポストシーズン進出へのマジックナンバーを「2」としていたマーリンズは、ヤンキース先発のJ・A・ハップの立ち上がりを攻め、1回表二死一・二塁からギャレット・クーパーの6号3ランで3点を先制。先発のサンディ・アルカンタラは3回裏にアーロン・ヒックスにタイムリー二塁打を浴びたものの、7回までヤンキース打線を2点に抑えた。

     ところが、アルカンタラが8回裏一死一塁の場面で降板すると、2番手のイミー・ガルシアが二死後に牽制悪送球で走者を二塁へ進めてしまい、アーロン・ジャッジにタイムリーを浴びて同点。9回は両軍とも無得点に終わり、試合は3対3の同点でタイブレークに突入した。

     10回表、マーリンズは相手の守備のミスもあって一死二・三塁のチャンスを迎え、ヘスス・アギラーの犠飛で勝ち越しに成功。10回裏にクローザーのブランドン・キンツラーが一死満塁のピンチを招いたが、好打者のDJ・レメイヒューをショートへの併殺打に打ち取り、1点のリードを守り抜いた。

     マーリンズ3番手のブラッド・ボックスバーガーが今季初勝利(0敗)、4番手のキンツラーが今季12セーブ目をマーク。ヤンキース5番手のチャド・グリーンに今季3敗目(3勝)が記録された。新型コロナウイルスのクラスター発生を乗り越えたマーリンズが17年ぶりとなるポストシーズンの戦いに挑む。

  • レイズ逆転勝利 途中出場の筒香は2打数1安打で打率.199

    2020.9.26 10:50 Saturday

    【フィリーズ4-6レイズ】@トロピカーナ・フィールド

     レイズは先発のチャーリー・モートンが5回までに4点を失い、3点のビハインドを背負ったものの、4人のリリーバーが無安打無失点のリレーを展開するなかで打線が奮起し、6対4で逆転勝利。他球団の結果次第では、早ければ今日にもリーグ最高勝率が確定する。フィリーズは今季30敗目を喫し、勝率5割以下が確定。ポストシーズン進出に向けて厳しい状況となっている。

     フィリーズがビンス・ベラスケス、レイズがモートンの先発で始まった一戦は、2回裏にブレット・フィリップスのタイムリーでレイズが1点を先制。しかし、フィリーズは3回表にアレック・ボームのタイムリーで同点とし、タイムリー三塁打を放ったブライス・ハーパーが悪送球の間に一気に生還して2点を勝ち越し。ハーパーは5回表にもタイムリーを放ち、フィリーズのリードが3点に広がった。

     レイズは3点ビハインドの5回裏にウィリー・アダメスのタイムリーなどで2点を返し、6回裏にはフィリップスが2号ソロを放って同点。8回裏一死から筒香嘉智のヒットをきっかけに一死満塁のチャンスを迎え、二死後にジョーイ・ウェンドルがライトへのタイムリーを放って2点を勝ち越した。

     9回表は5番手のジョン・カーティスが登板し、ジェイ・ブルース、アンドリュー・ナップ、スコット・キンガリーを三者三振に仕留めて試合終了。レイズ4番手のニック・アンダーソンが今季2勝目(1敗)、カーティスが今季2セーブ目をマークし、フィリーズ4番手のアダム・モーガンに今季初黒星(0勝)が記録された。

     ベンチスタートとなった筒香は、5回裏二死一塁の場面でマイク・ブロソーの代打として起用されたが、レフトフライで凡退。しかし、8回裏の第2打席ではセンターへのヒットを放ち、ウェンドルのタイムリーで決勝点のホームを踏んだ。2打数1安打で今季の打率は.199、OPSは.711となっている。

  • ブルージェイズ快勝も山口は3被弾&4失点で防御率7.61に

    2020.9.26 10:20 Saturday

    【オリオールズ5-10ブルージェイズ】@セーレン・フィールド

     ブルージェイズはオリオールズ先発のホルヘ・ロペスを3回途中8失点でノックアウトするなど試合序盤からオリオールズ投手陣に猛攻を浴びせ、3回までに10点を先行。3番手の山口俊が4点を失うなど5点を返されたが、10対5で快勝を収めた。この勝利が今季31勝目となり、2016年以来4年ぶりとなるシーズン勝ち越しを決めている。

     ブルージェイズは2回裏先頭のランドール・グリチックが11号先制ソロを放ち、さらに一死満塁のチャンス。ここでダニー・ジャンセンのタイムリー、ジョナサン・ビヤーの犠飛、ボー・ビシェットのタイムリー、テオスカー・ヘルナンデスの2点タイムリーが飛び出し、打者10人の猛攻で一挙6得点のビッグイニングとなった。

     3回裏はブラディミール・ゲレーロJr.、トラビス・ショウ、ジョナサン・デービスの3連打で1点を追加し、ロペスをノックアウト。二死後、ビヤーにタイムリーが出てリードを8点に広げた。4回裏には二死一塁からショウが6号2ラン。リードは10点に広がり、一方的な試合展開となった。

     ところが、5回表二死走者なしの場面で登板した3番手の山口が大誤算。ラモン・ウリアスの1号ソロ、セドリック・マリンズの3号ソロといきなり二者連続アーチを浴びると、6回表先頭のホゼ・イグレシアスにも3号ソロを被弾。ライアン・マウントキャッスルにヒットを許したところで降板し、この走者がハンザー・アルベルトのタイムリー二塁打で生還したため、山口には4失点が記録された。

     その後、オリオールズが9回表に1点を返したものの、序盤に大量リードを奪ったブルージェイズが10対5で快勝。ブルージェイズ2番手のネイト・ピアソンがメジャー初勝利(0敗)をマークし、オリオールズ先発のロペスは今季2敗目(2勝)を喫した。山口は今季の防御率が7.61となり、ポストシーズンのロースター入りが微妙な状況となりつつある。

  • ヤンキース・スタントンはオプトアウトせず 残り7年230億円

    2020.9.26 10:00 Saturday

     ジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)は2017年オフのウィンター・ミーティングで初めてピンストライプのユニフォームに袖を通したとき、2020年オフにオプトアウト(契約破棄)の権利を行使するつもりがないことを明らかにしていたが、そのスタンスは現在に至るまで変わっていない。メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンドが関係者から聞いた話によると、スタントンはオプトアウトの権利を行使せず、来季以降も現行の契約のままプレーする意思を固めているようだ。

     スタントンはマーリンズ在籍時の2014年11月に13年3億2500万ドル(約343億円)という巨額の契約を結び、この契約はマーリンズからヤンキースへ引き継がれている。この契約には2020年オフにオプトアウトできる条項が含まれているが、スタントンにその権利を行使する意思はない。残りの契約は7年2億1800万ドル(約230億円)となっており、故障により2年連続でシーズンの大部分を欠場しているスタントンがオプトアウトの権利を行使しないのは当然の判断と言えるだろう。

     スタントンの年俸は、2021年からの2年間が2900万ドル(約31億円)、2023年からの3年間が3200万ドル(約34億円)となり、その後は2026年が2900万ドル、2027年が2500万ドル(約26億円)と少しずつ下がっていく。1989年生まれのスタントンは、契約が満了する2027年オフに38歳の誕生日を迎える。また、2028年の契約は年俸2500万ドルの球団オプションとなっており、ヤンキースはバイアウトの1000万ドル(約11億円)を支払えば契約を破棄できる。

     なお、スタントンがオプトアウトの権利を行使しない場合、ヤンキースはスタントンの年俸の一部としてマーリンズから3000万ドル(約32億円)を受け取ることになっている。マーリンズは2026年から2028年までの3年間、7月1日と10月1日に500万ドルずつをヤンキースに支払う予定だ。

  • マーリンズ逃げ切り 17年ぶりポストシーズン進出へマジック2

    2020.9.25 13:40 Friday

    【マーリンズ4-2ブレーブス】@トゥルイスト・パーク

     マーリンズは敵地でのブレーブス戦に4対2で勝利。連敗を4でストップし、借金生活突入を回避した。現在29勝28敗のマーリンズは、3試合を残してフィリーズ(28勝29敗)に1ゲーム差をつけており、2003年以来17年ぶりのポストシーズン進出へのマジックナンバーは「2」となっている。

     マーリンズがパブロ・ロペス、ブレーブスがイアン・アンダーソンの先発で始まった一戦は、両軍とも毎回のように走者を出しながらも5回まで無得点。6回表、マーリンズは先頭打者がエラーで出塁したのをきっかけに無死一・三塁のチャンスを迎え、二者連続三振のあと、チャド・ウォラックのタイムリーとジョン・バーティの2点タイムリー二塁打で3点を先制した。

     6回裏を2番手のイミー・ガルシアが無失点に抑えると、7回表一死からヘスス・アギラーが貴重な追加点となる8号ソロを放ち、4点をリード。7回裏に3番手のジェームス・ホイトが二死一・三塁のピンチを招いたが、4番手のリチャード・ブライアーがフレディ・フリーマンを空振り三振に仕留めた。

     8回裏は5番手のブラッド・ボックスバーガーが一死すら取れず、無死満塁の大ピンチ。ここでドン・マティングリー監督はクローザーのブランドン・キンツラーを投入し、一死後にダンズビー・スワンソンのタイムリーで2点を失ったものの、後続を抑えて2点のリードを死守した。

     9回裏はキンツラーが無失点に抑え、4対2で逃げ切り。ロペスが今季6勝目(4敗)、キンツラーが今季11セーブ目をマークし、アンダーソンは自責点0ながら今季2敗目(3勝)を喫した。マーリンズは最短で明日にも17年ぶりのポストシーズン進出が決定する(マーリンズがヤンキースに勝利し、フィリーズがレイズに敗れた場合)。

  • カージナルス・モリーナ 捕手史上12人目の2000安打達成

    2020.9.25 12:50 Friday

     ゴールドグラブ賞9度の名捕手ヤディアー・モリーナ(カージナルス)がまた一つ、偉大なマイルストーンに到達した。日本時間9月25日のブリュワーズ戦、モリーナは2安打を放ち、通算2000安打を達成。7回裏に右腕ジャスティン・トーパから放ったセンター前ヒットが節目の一打となった。

     カージナルスで2000安打を達成するのは、スタン・ミュージアル(3630安打)、ルー・ブロック(2713安打)、ロジャース・ホーンスビー(2110安打)、アルバート・プーホルス(2073安打)、イノス・スローター(2064安打)に次いでモリーナが6人目。このうち、キャリアをカージナルス一筋で過ごしたのはミュージアルだけであり、今季終了後にフリーエージェントとなるモリーナの去就が注目される。

     また、主に捕手を務めた選手で2000安打を達成するのは、モリーナが12人目。過去にはイバン・ロドリゲス(2844安打)、テッド・シモンズ(2472安打)、カールトン・フィスク(2356安打)、ジョー・トーレ(2342安打)、ジェイソン・ケンドール(2195安打)、ヨギ・ベラ(2150安打)、マイク・ピアッツァ(2127安打)、ジョー・マウアー(2123安打)、ゲーリー・カーター(2092安打)、ジョニー・ベンチ(2048安打)、A・J・ピアジンスキー(2043安打)が達成している(通算2153安打のビクトル・マルティネスは指名打者での出場が最多のため除外した)。

     モリーナは今季、通算2000試合出場も達成。9度のゴールドグラブ賞のほか、ワールドシリーズ制覇2度、オールスター・ゲーム選出9度、シルバースラッガー賞1度、プラチナグラブ賞4度、ロベルト・クレメンテ賞(2018年)など輝かしい実績を誇っており、将来的なアメリカ野球殿堂入りが有力視されている。

  • アストロズ大勝 ポストシーズン進出決定までマジック1

    2020.9.25 12:30 Friday

    【アストロズ12-4レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド

     アストロズは敵地でのレンジャーズ戦に12対4で大勝し、ポストシーズン進出決定へのマジックを1とした。残り3試合でアストロズが1勝するかエンゼルスが1敗すれば4年連続のポストシーズン進出が決定する。なお、マリナーズはポストシーズン進出の可能性が完全に消滅した。

     レンジャーズのエース右腕ランス・リンに対し、アストロズは初回にアレックス・ブレグマンのタイムリー三塁打などで2点を先制。2回表にはジョージ・スプリンガーが14号3ランを放ち、リードを5点に広げた。

     5回表にはブレグマンに5号2ランが飛び出し、6回表にはホゼ・アルトゥーベが4号3ランを放ってリンをノックアウト。リンはサイ・ヤング賞投票において2位の有力候補と見られていたが、6回途中10失点(自責点9)の大炎上で防御率が3.32まで悪化し、前田健太(ツインズ)がサイ・ヤング賞投票で2位となる可能性も出てきた。

     アストロズは6回裏にウィリー・カルフーンの1号2ランなどで3点、7回裏にもカルフーンのタイムリー二塁打で1点を返されたが、9回表にジョシュ・レディックの4号2ランでダメ押し。12対4でレンジャーズを破り、ポストシーズン進出決定に王手をかけた。

     アストロズ先発のクリスチャン・ハビアーは6回途中5安打3失点で今季5勝目(2敗)をマーク。大炎上のリンには今季3敗目(6勝)が記録された。

  • 柳賢振が好投 ブルージェイズ4年ぶりポストシーズン進出

    2020.9.25 11:00 Friday

    【ヤンキース1-4ブルージェイズ】@セーレン・フィールド

     ブルージェイズはエースの柳賢振(リュ・ヒョンジン)の好投もあり、ヤンキースに4対1で勝利。2016年以来4年ぶりとなるポストシーズン進出が決定した。新型コロナウイルスの影響により本拠地トロントのロジャース・センターを使用できないシーズンを過ごしているブルージェイズだが、代替本拠地のバッファローでポストシーズン進出を決めた。

     今季12度目の先発登板に臨んだ柳は、7回100球を投げて被安打5、奪三振4、与四球2、無失点という安定したピッチング。ピンチを背負っても落ち着いたピッチングを崩さず、チームの先発投手では今季初めて7回まで投げ続けた。

     打線はヤンキース先発のジョーダン・モンゴメリーに対し、2回裏にブラディミール・ゲレーロJr.が8号ソロ、3回裏にボー・ビシェットがタイムリー二塁打を放ち、好投を続ける柳を援護。6回裏二死一・二塁のチャンスでは2番手のアダム・オッタビーノからアレハンドロ・カークが三塁線を破るタイムリー二塁打を放ち、貴重な2点を追加した。

     8回表、ブルージェイズは2番手のアンソニー・バースが連続四球などで二死一・三塁のピンチを招き、ジオ・ウルシェラにタイムリーを浴びて3点差。続くクリント・フレイジャーにも四球を与え、二死満塁のピンチで3番手のラファエル・ドリスがマウンドに上がった。

     ドリスはゲーリー・サンチェスに左中間への大飛球を打たれたが、ランドール・グリチックがこの長打性の打球をフェンス際で好捕。9回表は二死からルーク・ボイトにヒットを許したものの、3つの三振を奪って無失点に抑え、試合を締めくくった。柳が今季5勝目(2敗)、ドリスが今季5セーブ目をマーク。モンゴメリーは今季3敗目(2勝)を喫した。

  • インディアンス逆転勝利で5連勝 Wソックス4連戦をスイープ

    2020.9.25 10:30 Friday

    【ホワイトソックス4-5インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

     2試合連続サヨナラ勝ちで4連勝と勢いに乗るインディアンスは、3点を勝ち越された直後の7回裏に4点を奪い、5対4で逆転勝利。ホワイトソックス4連戦をスイープし、連勝を5に伸ばした。この結果、首位ツインズと2位ホワイトソックスのゲーム差は1に広がり、3位インディアンスはホワイトソックスとのゲーム差が1に。残り3試合、地区優勝の行方は全くわからなくなった。

     ホワイトソックスがダラス・カイケル、インディアンスがザック・プリーサックの先発で始まった一戦は、両投手の好投によりロースコアの接戦となり、3回表にホワイトソックスがヨルマー・サンチェスの1号ソロで先制するも、直後の3回裏にインディアンスはセザー・ヘルナンデスがタイムリー二塁打。1対1の同点のまま終盤に突入した。

     7回表、ホワイトソックスは先頭のヨアン・モンカダがレフトへの三塁打を放ち、続くヤスマニ・グランダルのファーストゴロの間に1点を勝ち越し。さらに一死二・三塁のチャンスを迎え、ノマー・マザーラのタイムリーで2点を追加してプリーサックをノックアウトした。

     ところが、インディアンスは直後の7回裏、2番手のジミー・コルデロから代打3人の3連打で無死満塁の大チャンスを迎え、二死満塁となったあと、3番手のカルロス・ロドンからヘルナンデスがライトへの2点タイムリーを放って1点差。続くホゼ・ラミレスにも2点タイムリー二塁打が飛び出し、一気に試合をひっくり返した。

     その後、リリーフ陣が8回以降のホワイトソックスの攻撃を打者6人でパーフェクトに抑えて試合終了。インディアンス2番手のキャム・ヒルが今季2勝目(0敗)、3番手のブラッド・ハンドが今季15セーブ目をマークし、ホワイトソックス3番手のロドンは今季2敗目(0勝)を喫した。

  • ロイヤルズ一筋14年 Gグラブ賞7度のゴードンが現役引退へ

    2020.9.25 10:00 Friday

     ロイヤルズのフランチャイズ・プレーヤーであるアレックス・ゴードンは日本時間9月25日、今季限りで現役を引退することを表明した。2005年ドラフト全体2位指名でプロ入りしたゴードンは、ロイヤルズ一筋で14シーズンにわたって活躍。ロイヤルズの歴史を代表する選手の1人であり、近い将来に球団殿堂入りすることと背番号「4」が永久欠番になることが確実視されている。

     ゴードンは現役引退の決断について「難しい決断だった。野球をプレーしたことがある人なら誰でも、引退の決断が難しいことを知っていると思う。野球のことが大好きだからね」とコメント。

     1年前にも現役引退を考えたというゴードンだが、「僕はチームメイトのことが大好きなんだ。彼らとともに戦ったり、一緒にディナーに行ったりすることが大好きなんだよ」と現役続行を決断した。しかし、新型コロナウイルスの影響もあり、例年と同じような時間をチームメイトと過ごすことはできなかった。

     現役引退の決断については、レギュラーシーズン最終日を迎えるか、ポストシーズン進出の可能性が消滅してからチームメイトに伝えるつもりだったという。そして、すでにポストシーズン進出の可能性が消滅したため、今季限りでの現役引退を表明。今後は家族と多くの時間を過ごすつもりであることを明らかにした。

     大型三塁手として大きな期待を背負ってプロ入りしたゴードンだったが、メジャーレベルへの適応に苦戦。しかし、メジャー5年目の2011年に外野へコンバートされると才能が開花し、チームの主力選手に成長した。2013年から3年連続でオールスター・ゲームに選出され、ゴールドグラブ賞を7度(2011~14年、2017~19年)も受賞。2014年にはプラチナグラブ賞も受賞し、2015年はワールドシリーズ制覇を経験した。

     通算121死球と先頭打者本塁打14本は球団史上1位の数字。このほか、682四球(3位)、190本塁打(4位)、357二塁打(5位)、573長打(5位)、1749試合(6位)、867得点(6位)、1641安打(6位)、749打点(6位)といった部門で球団の通算成績ランキングの上位に名を連ねている。

     ゴードンは現歳36歳。今季は46試合に出場して打率.211、4本塁打、11打点、OPS.614という低調な成績にとどまっていた。

  • 前田が今季6勝目で日米通算150勝 ツインズは地区首位に浮上

    2020.9.24 13:00 Thursday

    【タイガース6-7ツインズ】@ターゲット・フィールド

     ツインズは先発の前田健太の力投もあり、タイガースに7対6で勝利。地区首位のホワイトソックスがインディアンスに敗れたため、0.5ゲーム差でアメリカン・リーグ中部地区の首位に浮上した。過去3年間、ドジャースでのポストシーズンではブルペンに回されていた前田だが、今季はチームのエースとして10月の戦いを迎えることになりそうだ。

     2018年ドラフト全体1位指名右腕のケーシー・マイズとの投げ合いとなった前田は、3回表から3イニング連続で三者凡退に抑えるなど、5回までタイガース打線をわずか1安打に抑える好投を披露。ツインズは3回裏にマーウィン・ゴンザレスのタイムリーなどで2点を先制し、4回裏にジェイク・ケイブが3号2ラン、5回裏にエディ・ロサリオが13号2ランを放ち、着実にリードを広げた。

     6回表、前田は2本のヒットで一死一・二塁のピンチを招き、ミゲル・カブレラに甘く入ったスライダーを捉えられて8号3ランを被弾。しかし、ジャイマー・キャンデラリオとニコ・グッドラムを連続で空振り三振に仕留め、チームのエースとしての意地を見せた。

     ツインズは6回裏にケイブがこの試合2本目のアーチとなる4号ソロを放ち、4点をリード。リリーフ陣が9回表にピンチを招き、カブレラに9号3ランを浴びて1点差に詰め寄られたが、なんとか逃げ切り、日本時間8月28日以来となる地区首位に浮上した。

     前田はカブレラに一発こそ浴びたものの、6回94球を投げて被安打4、奪三振9、無四球、失点3という安定したピッチングで今季6勝目(1敗・防御率2.70)をマーク。メジャーリーグ公式サイトでツインズの番記者を務めるドゥヒョン・パクは「ツインズがポストシーズンに向けた戦いを続けるなかで、前田が先発ローテーションのエースであることを疑う余地はほとんどない」と述べ、前田の活躍を称えている。なお、前田は今日の勝利で日米通算150勝(日本97勝・メジャー53勝)を達成した。

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