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  • マリナーズがデビュー前の有望株と6年契約 最大9年5550万ドル

    2019.11.23 19:40 Saturday

     日本時間11月23日、「MLB Pipeline」のジム・キャリスが報じたところによると、マリナーズは2017年ドラフト1巡目指名の23歳の一塁手、エバン・ホワイトと6年2400万ドルの契約を結ぶことで合意したようだ。マリナーズからの公式発表はまだ行われていないが、3年分の球団オプションが付属し、最大9年5550万ドルになるという。ホワイトは「MLB Pipeline」が公開しているプロスペクト・ランキングで全体58位、球団4位にランクインしている。

     ホワイトは今季AA級で92試合に出場して打率.293、18本塁打、55打点、OPS.838をマーク。29四球に対して92三振を喫するなど、打撃はまだ発展途上だが、走塁と守備に対する評価も高く、ゴールドグラブ級の守備力を持ったオールラウンドな一塁手に成長することが期待されている。

     2018年にAAA級で4試合の出場経験があるホワイトだが、今季はAA級のみでプレイ。メジャーデビュー前の選手が長期契約を結んだ例は、2014年のジョン・シングルトン(アストロズ)、2018年のスコット・キンガリー(フィリーズ)、今年3月のイロイ・ヒメネス(ホワイトソックス)に続いてホワイトが4人目だが、AA級でフルシーズンを過ごした選手が長期契約を得るのはホワイトが史上初となった。

     メジャーリーグでは、サービスタイム(メジャー登録日数)が6年に達するまではチームに保有権があり、そのうち最初の3年間は最低保証年俸に近い金額でのプレイを強いられる。しかし、ホワイトは今回の契約を得たことにより、1年目から最低保証年俸以上の金額を手にすることになるだろう(金額の内訳は不明)。将来的な高年俸よりキャリア初期からの安定を優先する形となったと言える。

     一方、マリナーズとしては、好打と好守を兼ね備えた一塁手へと成長する可能性のある有望株を、比較的安価で長期にわたってキープすることができるようになった。少なくとも現時点では、ジェリー・ディポートGMはチーム再建を進めていくなかで、ホワイトに正一塁手を任せる方針のようだ。来春のオープン戦での出来次第では、ホワイトが開幕からレギュラーとして起用される可能性もありそうだ。

  • ヤンキース退団のエルズベリー 今後はどうなる?

    2019.11.22 15:55 Friday

     相次ぐ故障に悩まされてきたジャコビー・エルズベリーのヤンキースでのキャリアは、日本時間11月21日に解雇されたことにより、正式に終了した。ヤンキースはエルズベリーとの契約を1年残しており、来季年俸の2110万ドルと2021年の契約オプションを破棄するバイアウトとして500万ドル、合計2600万ドル以上をエルズベリーに支払うことになる。フリーエージェントとなったエルズベリーの今後はどうなるのだろうか。

     エルズベリーが公式戦に出場したのは、2017年のリーグ優勝決定シリーズ第4戦に代走として出場したのが最後である。その後は腹斜筋、背中、腰など様々な故障に悩まされ、2018年8月には腰の手術を受けた。今季はスプリング・トレーニングの前に足を故障。リハビリを思うように進めることができず、結局2年連続でメジャーどころかマイナーの試合にすら出場することができなかった。

     ヤンキースとの7年1億5300万ドルの大型契約が大失敗だったことは誰の目にも明らかだが、我々はエルズベリーがメジャーリーグの球団のユニフォームを着てプレイする最後の姿をすでに目撃してしまったのだろうか。もし、エルズベリー本人にこの問いを投げかければ、その答えは「ノー」となるだろう。エルズベリーと親しい関係者によると、エルズベリーはアリゾナでのリハビリを終えつつあり、来季もプレイする意向を持っているという。

     エルズベリーの2020年の年俸はヤンキースに支払いの義務があるため、エルズベリーを獲得する球団は、まずマイナー契約を結び、メジャーのロースターに登録する際には最低保証年俸を支払うだけで済む。あるア・リーグ球団首脳は「無料招待券みたいなものだね」と話しており、ほぼノーリスクの賭けに出る球団が現れる可能性はゼロではない。

     しかし、すでに36歳とベテランの域に達していることや、キャリアを通してすでに1億7000万ドル以上を稼いでいることを踏まえ、エルズベリーの再起に懐疑的な関係者がいるのも事実。別のア・リーグ球団首脳は「彼はこれまでに稼いだ給料を家に持って帰ると思うよ」と語り、エルズベリーの現役引退を予想していた。

  • 元ヤンキースのテシェイラ コールはヤンキースに来ないと予想

    2019.11.22 14:05 Friday

     日本時間11月22日、ESPNの「Baseball Tonight」にヤンキースOBで現在はESPNのアナリストを務めているマーク・テシェイラが出演した。テシェイラはバスター・オルニーとともに出演したこの番組のなかで、ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMのフリーエージェント選手に対するアプローチについて紹介し、そのうえでフリーエージェント市場の目玉であるゲリット・コールはヤンキースと契約しない可能性が高いと予想した。

     2009年1月にヤンキースと8年1億8000万ドルの大型契約を結び、14シーズンにわたるメジャー生活の最後の8シーズンをヤンキースで過ごしたテシェイラは、自身がヤンキース入団を決断した2008年オフを回顧。ヤンキースとの契約交渉は11月中旬に始まったものの、キャッシュマンは具体的なオファーを提示してこなかったという。その代わりに、キャッシュマンは代理人のスコット・ボラスに対して「決断するときになったら連絡してほしい」と通達。テシェイラは、キャッシュマンがこれと同じアプローチでコール争奪戦に臨むと考えているようだ。

     「全ての代理人は、自身の顧客がどこかのチームと契約する前にヤンキースに連絡しなければ、お金を取り逃してしまうことを知っている」とテシェイラ。「特に今オフは、ヤンキースにとってゲリット・コールは重要なターゲットだ。彼らは簡単には手を引かないだろう」と語り、ヤンキースがコールに対して大型契約をオファーする可能性があることを示唆した。

     そして、テシェイラによると、重要なのはヤンキース以外のチームがコールに対してどんな契約をオファーするかであるという。キャッシュマンがテシェイラのときと同様のアプローチを取るのであれば、ヤンキースは他球団のオファーが出揃ったあとにオファーを提示することになる。しかし、ヤンキースがオファーを提示する前に、コールとボラスが他球団からのオファーに満足してしまえば、ヤンキースにはオファーを提示するチャンスすら巡ってこないわけだ。

     テシェイラは「僕が西海岸出身で、ドジャースやエンゼルスが獲得に動いているのであれば、ヤンキースよりもそちらに目を向けるだろう。金銭的な条件が同じなら、コールはヤンキースを選ばないと思うよ」と語り、コールが西海岸に本拠地を置くチームと契約することを予想。ただし、「ヤンキースが3億5000万ドルとか4億ドルとかクレイジーなことをすれば、それを拒否することはできないだろう」とも付け加えた。

  • MVP投票3位のセミエン アスレチックスが放出に動く可能性も

    2019.11.22 13:05 Friday

     今季、マーカス・セミエン(アスレチックス)は全162試合に出場して打率.285、33本塁打、92打点、123得点と素晴らしい成績を残し、アメリカン・リーグのMVP投票で3位にランクインした。しかし、日本時間11月22日、MLBネットワークに出演したピーター・ギャモンズは、アスレチックスが今オフ、セミエンについて難しい決断を迫られると指摘した。

     セミエンは来季終了後にフリーエージェントとなり、年俸調停期間のラストイヤーとなる来季は今季の年俸590万ドルからの大幅な昇給が予想される。アスレチックスはまず、今季急成長を遂げた正遊撃手との契約延長を目指すと見られるが、交渉が不調に終わった場合、フリーエージェントによる流出でドラフトの補償指名権を得るよりも、トレードで放出して若手有望株を得ることを狙うだろう。

     今オフのフリーエージェントの遊撃手市場は、決して人材豊富とは言えない状況であり、今季の大活躍により市場価値が高騰しているセミエンを放出するにはベストのタイミングと言える。ギャモンズは「アスレチックスはセミエンの価値が今オフ以上に高騰することはないと考えるべきだ」と語っており、契約延長がまとまらないのであれば、今オフのうちにトレードしてしまうべきと考えているようだ。

     現在29歳のセミエンは、キャリアハイのシーズンを過ごした今季、「OPS+」で自己ベストの138を記録したが、昨季までは一度も99を超えたことがなく、平均以下の打者に過ぎなかった(メジャー平均は100)。実際、昨季は打率.255、15本塁打、出塁率.318に終わり、「OPS+」は95にとどまっていた。

     メジャー有数の低予算チームの1つであるアスレチックスは、MVP投票で3位にランクインした正遊撃手について、どのような決断を下すのか。遊撃手の補強を目指すチームにとっては、フリーエージェント市場のディディ・グレゴリアス、ホゼ・イグレシアスらとともに、セミエンが補強ターゲットの1人となるかもしれない。

  • サイン盗み疑惑 2018年と2019年のアストロズも調査対象に

    2019.11.22 12:25 Friday

     日本時間11月22日、メジャーリーグのロブ・マンフレッド・コミッショナーは、アストロズが2017年に電子機器を使用してサイン盗みを行っていた疑惑について、2018年と2019年の試合もメジャーリーグ機構による調査の対象に含む方針であることを明らかにした。アーリントンで行われているオーナー会議の場で、マンフレッドは過去3年間を対象として、可能な限り徹底的に調査を行う意向であることを明言した。

     マンフレッドによると、現在メジャーリーグ機構はアストロズの元従業員や対戦相手のチームなど、球界に関わるあらゆる人々から情報を収集しており、必要に応じて調査の範囲を拡大する準備もあるという。アストロズのサイン盗み疑惑は、ジ・アスレチックの記事のなかで告発され、2017年のレギュラーシーズンの試合でサイン盗みを行い、同様の不正が同年のポストシーズンの試合でも行われていた可能性がある。この記事のなかでは、同年にアストロズに在籍していたマイク・ファイアーズ(現アスレチックス)もアストロズのサイン盗みを証言している。

     現地時間2017年9月15日、マンフレッドはレッドソックスがヤンキース戦でアップルウォッチを使用してサイン盗みを行ったことについて罰金を科し、全30球団に対して今後はドラフト指名権の剥奪を含む重い処分を科すことを通告した。よって、マンフレッドはこの2017年9月15日を一つの境界線として考えており、この日以降に不正を行っていたことが認められた場合、厳罰を科す方針だ。なお、どのようなペナルティがアストロズに科されるかについては、現時点では言及を避けている。

     また、マンフレッドは来季の開幕日まで、少なくともスプリング・トレーニング中には調査を終えたい意向だが、「このような調査において、急ぐことは良いことであるとは思えない」とも話しており、スピードを重視しつつも、徹底的に調査を行う方針だ。2017年のみならず、2018年以降も不正が継続されていたことが判明すれば、球界を揺るがす一大スキャンダルとなることは間違いない。

  • 大物捕手・グランダルのWソックス移籍が市場に与える影響とは

    2019.11.22 11:50 Friday

     昨オフ、メッツからの4年6000万ドルのオファーを拒否し、年俸1825万ドルの1年契約でブリュワーズに加入したヤスマニ・グランダルは、オールスター・ゲームに選出される活躍を見せ、ホワイトソックスから4年7300万ドルの大型契約を得た。フリーエージェント市場の注目株の1人だったグランダルの契約が決まったことは、市場にどのような影響を与えるのか。MLB公式サイトのアンソニー・カストロビンスが分析している。

     カストロビンスはまず、グランダルの加入によってホワイトソックスの戦力がアップし、アメリカン・リーグ中部地区の優勝争いがより面白くなると見る。今季はツインズが昨季の78勝から101勝まで白星を増やし、インディアンスの地区4連覇を阻止したが、ホワイトソックスはグランダルだけにとどまらず、今後も積極的な補強を展開する見込みであり、地区王者・ツインズの座は決して安泰ではないだろう。

     次に、今季18本塁打、OPS.789をマークして自身初のオールスター・ゲーム選出を果たしたジェームス・マッキャンが正捕手の座から弾き出されるため、トレード要員となる可能性が高いと見る。フリーエージェント市場には、ロビンソン・チリーノス、ジェイソン・カストロ、トラビス・ダーノウといった実力派捕手も残っているが、捕手の補強を目指すチームはマッキャン獲得を選択肢の1つとして考えることになるだろう。カストロビンスは、捕手の補強を必要としているチームとしてレイズ、レッズ、アストロズ、ナショナルズ、ブレーブス、アスレチックス、エンゼルス、レンジャーズ、ブリュワーズと多くの名前を挙げている。

     カストロビンスはこのほか、グランダルが市場から消えたことにより、カブスからのトレード放出が噂されているウィルソン・コントレラスの価値が高騰すること、ブリュワーズは正捕手流出という守備面の穴のみならず、攻撃面での補強も必要となることなどを指摘する。グランダル獲得を狙っていたチームは少なくなく、これらのチームが今後どのように動くか注目だ。

  • Wソックスがグランダルを獲得 球団史上最高額の4年7300万ドル

    2019.11.22 11:20 Friday

     日本時間11月22日、ホワイトソックスはフリーエージェントの捕手、ヤスマニ・グランダルと4年7300万ドルで契約を結んだことを発表した。これは、2013年10月のホゼ・アブレイユの6年6800万ドルや、2005年11月のポール・コナーコの5年6000万ドルを上回り、ホワイトソックスの球団史上最高額の契約となる。再建期を終えつつあるホワイトソックスだが、まずは攻守の要としてメジャー有数の好捕手を手に入れることに成功した。

     リック・ハーンGMは「ヤスマニは今オフの優先事項のリストの最上位にいた選手だ。だから獲得に向けて迅速に動いたんだよ」と語り、自軍に絶対に必要な戦力と考えていたグランダルの獲得に成功したことを喜んだ。

     今回の契約では、グランダルは毎年1825万ドルを受け取ることになるという。ホワイトソックスは、ワールドシリーズが終わった直後からグランダル側とコンタクトを取り、先週のGM会議でもグランダル側と面会する場を設け、熱意を伝えてきた。その熱意が伝わったのか、ハーンによると、面会の2日後にはグランダルがホワイトソックスの先発投手のビデオを求めてきたようだ。この時点でハーンはグランダル獲得の成功を確信したに違いない。

     昨オフもホワイトソックスはグランダルに関心を示していたが、グランダルは1年契約でブリュワーズに加入。153試合に出場して打率.246、28本塁打、77打点、109四球、出塁率.380、OPS.848と自己ベスト級の成績を残し、5年ぶり2度目のオールスター・ゲームにも選出された。メジャーの全捕手のなかで、過去4年間での101本塁打は2位、275打点は最多の数字となっている。

     また、守備面でもメジャー屈指のフレーミング技術を誇っており、正捕手がフレーミングの指標がメジャー最低レベルだったジェームス・マッキャンからグランダルに代わることは、チームに大きなプラスをもたらすことになる。発展途上の若手投手の成長にも大きな手助けとなるはずだ。グランダルの加入は、見た目の数字以上に、攻守両面でホワイトソックスに大きなインパクトを与えることになるだろう。

  • ルール5ドラフトのプロテクト期限 上位13人は全員プロテクト

    2019.11.21 16:30 Thursday

     日本時間11月21日、各球団がルール5ドラフトからプロテクトしたい40人枠外の有望株を40人枠に登録する期限を迎えた。今年のルール5ドラフトとなる選手のうち、「MLB Pipeline」が公開しているプロスペクト・ランキング全体トップ100にランクインしている有望株は13人。その13人は、予想通りに全員が所属球団の40人枠に登録され、ルール5ドラフトからプロテクトされることになった。

     今年のルール5ドラフトは、ウィンター・ミーティング開催期間である日本時間12月13日に行われる。ルール5ドラフトとは、他球団の40人枠に登録されていない、一定の条件を満たした選手を他球団が獲得できる制度である。18歳以下で契約した選手は5年以内、19歳以上で契約した選手は4年以内に40人枠に登録されなければ、他球団がルール5ドラフトで指名可能となる。

     ルール5ドラフトの「メジャーリーグ・フェイズ」で他球団の選手を指名した場合、指名した球団はその選手の旧所属球団へ移籍金として10万ドルを支払い、翌年は1年を通して25人枠に登録しておく必要がある。25人枠から外れる場合、5万ドルと引き換えに旧所属球団へその選手を返還しなければならない。

     「MLB Pipeline」で公開されている球団別プロスペクト・ランキングの上位30人(つまり30人×30球団で合計900人)のうち、今年のルール5ドラフトの対象となるのは150人。このうち、期限までに40人枠に登録されたのは87人であり、プロテクト率は58%はほぼ例年通りの水準となった。プロテクトされなかった63人は以下の通り。

    アメリカン・リーグ東部地区

    ◆オリオールズ
    17位 コディ・セドロック投手
    29位 ブレット・カンバーランド捕手
    30位 グレイ・フェンター投手

    ◆レッドソックス
    25位 エドゥアルド・バザルド投手

    ◆ヤンキース
    なし

    ◆レイズ
    12位 モイゼス・ゴメス外野手
    27位 レスリー・リナレス投手

    ◆ブルージェイズ
    なし

    アメリカン・リーグ中部地区

    ◆ホワイトソックス
    27位 アレック・ハンセン投手

    ◆インディアンス
    14位 ルイス・オビエド投手

    ◆タイガース
    22位 エルビン・ロドリゲス投手
    27位 ジェイク・ロブソン外野手

    ◆ロイヤルズ
    11位 セウリー・マティアス外野手
    19位 エマニュエル・リベラ三塁手
    29位 ガブリエル・キャンセル二塁手

    ◆ツインズ
    7位 ワンダー・ハビアー遊撃手
    21位 グリフィン・ジャックス投手

    アメリカン・リーグ西部地区

    ◆アストロズ
    16位 ロニー・ドーソン外野手
    25位 ジョナサン・アラウズ遊撃手

    ◆エンゼルス
    25位 レオナルド・リバス遊撃手

    ◆アスレチックス
    なし

    ◆マリナーズ
    24位 ドム・トンプソン・ウィリアムス外野手
    28位 ルジェイ・ニューサム投手

    ◆レンジャーズ
    30位 イーライ・ホワイト遊撃手

    ナショナル・リーグ東部地区

    ◆ブレーブス
    16位 トーマス・バローズ投手

    ◆マーリンズ
    26位 ウィル・スチュワート投手

    ◆メッツ
    8位 シャービエン・ニュートン内野手
    27位 パトリック・マザイカ捕手
    28位 デズモンド・リンゼイ外野手
    29位 ルイス・カルピノ二塁手

    ◆フィリーズ
    12位 ジェイリン・オルティス外野手
    13位 ラファエル・マーチャン捕手
    17位 ロドルフォ・デュラン捕手
    23位 ダニエル・ブリトー二塁手
    28位 コーネリアス・ランドルフ外野手

    ◆ナショナルズ
    13位 スターリング・シャープ投手
    21位 スティーブン・フエンテス投手
    22位 マルビン・ペーニャ投手
    25位 ギルバート・ララ遊撃手
    27位 テルミット・アグスティン外野手
    28位 ジョナタン・ヘルマン投手

    ナショナル・リーグ中部地区

    ◆カブス
    22位 オスカー・デラクルス投手
    28位 トレント・ジアンブローン内野手

    ◆レッズ
    18位 アルフレッド・ロドリゲス遊撃手
    19位 アンディ・スジーリオ外野手
    20位 TJ フリードル外野手
    21位 マイケル・ベルトレイ外野手
    24位 マリエル・バティースタ外野手

    ◆ブリュワーズ
    3位 ザック・ブラウン投手
    14位 ルーカス・エルセグ三塁手
    18位 ブレイデン・ウェブ投手

    ◆パイレーツ
    15位 ロロ・サンチェス外野手

    ◆カージナルス
    24位 コナー・キャペル外野手
    30位 マックス・シュロック二塁手

    ナショナル・リーグ西部地区

    ◆ダイヤモンドバックス
    なし

    ◆ロッキーズ
    17位 ロバート・タイラー投手
    19位 リード・ハンフリーズ投手
    24位 ダニエル・モンターノ外野手
    27位 ロベルト・ラモス一塁手

    ◆ドジャース
    23位 クリスチャン・サンタナ三塁手
    26位 ジョーダン・シェフィールド投手

    ◆パドレス
    18位 エステウリー・ルイーズ二塁手
    25位 バディ・リード外野手

    ◆ジャイアンツ
    16位 サンドロ・ファビアン外野手
    20位 フランクリン・ラボーア外野手
    22位 リカルド・ジェノベス捕手
    28位 ギャレット・ウィリアムス投手

  • ヤンキースはFA右腕・ウィーラーの争奪戦に名乗りを上げるのか

    2019.11.21 14:35 Thursday

     今オフのフリーエージェント市場では、ゲリット・コールとスティーブン・ストラスバーグの両右腕が大きな注目を集めているが、その陰でひっそりと人気物件となっているのがザック・ウィーラーである。フリーエージェント市場で3番目の好投手と評価されるウィーラーの獲得には、コールやストラスバーグほどの大型契約は必要ないと見られる。すでに多くの球団が争奪戦に名乗りを上げているが、先発投手の補強を目指すヤンキースもここに加わるのだろうか。

     先発ローテーションのアップグレードが今オフの最優先課題となっているヤンキースは、ブライアン・キャッシュマンGMがすでにコール、ストラスバーグ、ウィーラーの動向をチェックしていることを明言している。また、近いうちにマディソン・バムガーナーの代理人と連絡を取る予定もあるという。ただし、それぞれの投手に対し、どれくらい「本気」で獲得を検討しているかについては、現時点では見えてこない。

     ヤンキースが絶対的エースを欲するのであれば、本命はコールまたはストラスバーグということになるだろう。この2人をどちらも獲得できなかった場合、ウィーラーが「プランB」として獲得候補に浮上すると見られる。メッツでプレイしてきたウィーラーは、大都市ニューヨークの環境にも慣れており、今年のトレード・デッドラインでヤンキースが獲得を狙っていたという話もある。一方、ヤンキースが年俸総額をぜいたく税の対象とならない範囲内に収めることを最優先に考えるのであれば、ウィーラーが本命となる可能性もある。

     しかし、MLB公式サイトのジョン・ポール・モロシによると、ウィーラー争奪戦はすでに本格化しており、エンゼルス、パドレス、ホワイトソックス、ツインズの4球団が獲得レースをリードしているという。ヤンキースの現時点での立ち位置は不明だが、モロシが挙げた4球団に後れを取っている可能性は高い。ウィーラーは、コールやストラスバーグよりも早い段階で契約を決めるだろうと予想されており、ヤンキースがウィーラー獲得を狙うのであれば、早めのプッシュが必要となるかもしれない。

  • ナショナルズ レンドン流出の場合の代役は有望株のキーブーム?

    2019.11.21 13:45 Thursday

     今季のナ・リーグ打点王に輝いたアンソニー・レンドンとの再契約を目指しているナショナルズだが、複数の球団による争奪戦となることが予想されており、生え抜きのスター三塁手を引き留められる保証はない。もしレンドンとの再契約に失敗した場合、代役となる三塁手の補強に動く可能性があるが、ワシントン・ポストのジェシー・ドアーティは、ナショナルズはすでに球団内部に代役となる三塁手がいると指摘する。

     2011年のドラフトでナショナルズから全体6位指名を受けてプロ入りしたレンドンは、2013年にメジャーデビューを果たし、2014年にシルバースラッガー賞、2016年にカムバック賞を受賞するなど、期待通りに主力選手へと成長。今季は自己最高のシーズンを過ごし、打率.319、34本塁打、126打点、OPS1.010の好成績で打点王のタイトルを手にしたほか、自身初のオールスター・ゲーム選出、自身2度目のシルバースラッガー賞、ナ・リーグMVP投票3位など、球界を代表するスター三塁手となった。

     そのレンドンには、ナショナルズのほか、レンジャーズ、ドジャース、エンゼルス、フィリーズ、ブレーブスなどが関心を示しており、熾烈な争奪戦となるのは必至。予想以上のマネーゲームとなれば、ナショナルズは撤退を強いられる可能性もある。その場合、レンドン流出の穴を埋めるのは容易ではないが、ドアーティはレンドンの後釜となる正三塁手候補に22歳の有望株、カーター・キーブームの名前を挙げる。

     今季のキーブームは、AAA級で109試合に出場して打率.303、16本塁打、79打点、出塁率.409、OPS.902の好成績をマーク。本職の遊撃以外に二塁や三塁でも実戦経験を積んだ。4月下旬にはメジャーデビューも果たし、メジャーでは11試合で打率.128、OPS.491に終わったものの、2本のアーチを放っている。

     マイク・リゾーGMは、キーブームについて「もし26歳の正遊撃手、トレイ・ターナーがいなければ、遊撃のポジションはカーターのものだっただろう」と語っており、レギュラー級の評価を与えている。「ウチのチームにはターナーがいるから、カーターがフィットするポジションを見つけないといけないね」とも話しており、レンドン流出の際にキーブームを正三塁手に抜擢する可能性は十分にありそうだ。

  • 「ベイビー・シャーク」のパーラがNPB・巨人との契約に合意

    2019.11.21 13:00 Thursday

     チームのムードメーカーとして、ナショナルズの球団史上初となるワールドシリーズ制覇に貢献したヘラルド・パーラが、日本プロ野球の読売ジャイアンツと契約を結ぶことで合意に至ったことが明らかになった。日本時間11月20日に読売ジャイアンツが発表した。パーラは今季終了にフリーエージェントとなっていた。

     現在32歳のパーラは、今季途中にナショナルズに加入すると、打席に入る際のウォークアップ・ソングとして採用した「ベイビー・シャーク」がファンから絶大な支持を受け、一躍チームの人気者となった。5月にジャイアンツをDFAとなったあとにナショナルズに加入したパーラは、移籍後89試合に出場して打率.250、8本塁打、42打点をマークし、ポストシーズンでも7試合に出場。パーラはムードメーカーとしてチームを盛り立て、パーラ加入時点で15勝22敗だったナショナルズは、その後78勝47敗の快進撃を見せ、ワイルドカードを獲得して球団史上初のワールドシリーズ制覇を成し遂げた。

     今季はジャイアンツとナショナルズの2球団合計で119試合に出場し、打率.234、9本塁打、48打点、8盗塁、OPS.684をマーク。自己最高のシーズンはダイヤモンドバックス時代の2013年であり、この年は打率.268、10本塁打、48打点、10盗塁、OPS.726をマークしたほか、17補殺を記録して自身2度目のゴールドグラブ賞に輝き、「Baseball Reference」が算出するWARではナ・リーグ野手10位となる5.7を記録した。

     メジャーでは、ダイヤモンドバックス、ブリュワーズ、オリオールズ、ロッキーズ、ジャイアンツ、ナショナルズの6球団で合計11シーズンにわたってプレイし、通算1466試合に出場して打率.276、1312安打、88本塁打、96盗塁、OPS.727をマーク。2011年に左翼手、2013年に右翼手としてゴールドグラブ賞を受賞したほか、2009年5月にナ・リーグの月間最優秀新人、2013年には「ウィルソン最優秀守備選手賞」を受賞している。

  • マーリンズ 有望株プロテクトに伴い元中日・チェンをDFAに

    2019.11.21 12:05 Thursday

     日本時間11月21日、マーリンズはルール5ドラフトに関する有望株のプロテクトとして、6人の選手を40人枠に登録した。これに伴い、ロースターの枠を空けるために陳偉殷(チェン・ウェイン)がDFAに。現在34歳の陳はメジャー8年目の今季、45試合に登板して防御率6.59に終わっていた。

     マーリンズが40人枠に登録したのは、チーム最高の有望株であるシクスト・サンチェスのほか、エドワード・カブレラ、ニック・ナイダート、ウンベルト・メヒア、ジャズ・チズホルム、ルウィン・ディアスの合計6人。1位のサンチェスを筆頭に、4位のチズホルム、6位のカブレラなど、6人全員が「MLB Pipeline」が公開している球団別プロスペクト・ランキングのトップ30にランクインしている。

     昨オフのフィリーズとのトレードでJ.T.リアルミュートの交換要員の1人として加入したサンチェスは、今季AA級で18試合に先発して8勝4敗、防御率2.53の好成績をマーク。数年後のエースとして、将来を嘱望されている右腕である。

     チズホルムは、今季途中にトレードでダイヤモンドバックスから加入。2018年はマイナー全体で遊撃手最多となる25本塁打を放ち、今季もAA級で21本塁打を記録した。

     カブレラは、今季急成長を遂げ、A+級とAA級の合計19先発で防御率2.23の好成績をマーク。96回2/3を投げ、投球イニング数を上回る116個の三振を奪った。

     陳は、オリオールズでプレイしたメジャー最初の4年間で3度の2ケタ勝利をマークし、2015年オフに5年8000万ドルの好条件でマーリンズに加入。しかし、移籍1年目の2016年に5勝5敗、防御率4.96に終わると、翌2017年は故障により9試合にしか登板できず、2018年は移籍後最多の133回1/3を投げたものの、6勝12敗、防御率4.79にとどまった。そして今季は先発ローテーションから外され、リリーフのみで45試合に登板。ところが、4月を防御率13点台で終えるなど、年俸に見合う働きはできず、契約を1年残してDFAに。年俸2200万ドルの契約を引き継ぐ球団が現れないのは確実であり、マイナー降格を受け入れてマーリンズに残るか、フリーエージェントとなって新天地を探すことになるだろう。

  • ヤンキースがエルズベリーを解雇 故障続きのバードはDFAに

    2019.11.21 11:15 Thursday

     日本時間11月21日、ヤンキースはルール5ドラフトに関する有望株のプロテクトに伴うロースター変更のなかで、ジャコビー・エルズベリーを解雇、グレッグ・バードをDFAとしたことを発表した。両選手とも近年は相次ぐ故障により、まともに試合に出場できないシーズンが続いており、ヤンキースは両選手の復活に賭けるよりも有望株のプロテクトを優先する形となった。

     ヤンキースはルール5ドラフト対策として、外野手のエステバン・フロリアル、いずれも右腕のデイビー・ガルシア、ルイス・ギル、ブルックス・クリスキー、ルイス・メディーナ、ニック・ネルソン、ミゲル・ヤフレを40人枠に登録。これらの有望株の枠を空けるために、エルズベリーが解雇、バードとネスター・コルテスJr.がDFAとなった。

     エルズベリーは、2013年オフに7年1億5300万ドルの大型契約でレッドソックスからヤンキースに加入したものの、移籍後はキャリア平均のOPS.760を1度も上回ることができず、2018年以降は故障の影響もあってメジャーどころかマイナーでの出場機会もなし。いわゆる「不良債権」と化していた。レッドソックス時代に3度の盗塁王に輝き、2011年には打率.321、32本塁打、105打点、39盗塁、OPS.928の大活躍でMVP投票2位にランクインしたスター外野手だったが、その輝きをヤンキースで見せることなく、チームを去ることになった。

     一方のバードは、デビューした2015年に46試合で11本塁打を放ち、次代の主砲として大きな期待を背負ったが、こちらも相次ぐ故障の影響により、2016年を全休するなど100試合以上に出場したシーズンは1度もなかった。2017年は48試合で9本塁打、2018年は82試合で11本塁打と随所に持ち前の長打力を発揮したものの、打率は10試合のみの出場に終わった今季も含めて3年連続で1割台。次代の主砲という大きな期待に応えることはできなかった。

  • 殿堂入り投票 得票率90%以上は過去に36人 満票はリベラだけ

    2019.11.20 16:10 Wednesday

     メジャーリーガーにとって、アメリカ野球殿堂入り以上の栄誉はない。それが有資格初年度での選出となればなおさらだ。そして、これまで1度も成し遂げられていなかった「満票」、すなわち「得票率100%」での殿堂入りが、2019年にマリアーノ・リベラによって達成された。2020年の殿堂入り投票では、デレク・ジーターの史上2人目となる満票選出の行方に注目が集まっているが、ここでは過去に得票率90%以上の高率で殿堂入りを果たした36人の顔ぶれを振り返ってみよう。

     満票選出のリベラを筆頭とした、過去の得票率トップ10は以下の通りである(10人全員が有資格初年度で殿堂入り)。

    1位:マリアーノ・リベラ(2019年)
    100%(425人中425票)

    2位:ケン・グリフィーJr.(2016年)
    99.3%(440人中437票)

    3位:トム・シーバー(1992年)
    98.8%(430人中425票)

    4位:ノーラン・ライアン(1999年)
    98.8%(497人中491票)

    5位:カル・リプケンJr.(2007年)
    98.5%(545人中537票)

    6位:タイ・カッブ(1936年)
    98.2%(226人中222票)

    7位:ジョージ・ブレット(1999年)
    98.2%(497人中488票)

    8位:ハンク・アーロン(1982年)
    97.8%(415人中406票)

    9位:トニー・グウィン(2007年)
    97.6%(545人中532票)

    10位:ランディ・ジョンソン(2015年)
    97.3%(549人中534票)

     このほか、以下の26人が得票率90%以上を記録している。

    グレッグ・マダックス(97.2%)
    チッパー・ジョーンズ(97.2%)
    マイク・シュミット(96.5%)
    ジョニー・ベンチ(96.4%)
    スティーブ・カールトン(95.6%)
    ベーブ・ルース(95.1%)
    ホーナス・ワグナー(95.1%)
    リッキー・ヘンダーソン(94.8%)
    ウィリー・メイズ(94.7%)
    カール・ヤストレムスキー(94.6%)
    ルーク・アプリング(94.0%)
    ボブ・フェラー(93.8%)
    レジー・ジャクソン(93.6%)
    テッド・ウィリアムス(93.4%)
    スタン・ミュージアル(93.2%)
    ブラディミール・ゲレーロ(92.9%)
    ロベルト・クレメンテ(92.7%)
    ジム・パーマー(92.6%)
    ブルックス・ロビンソン(92.0%)
    トム・グラビン(91.9%)
    ウェイド・ボッグス(91.9%)
    オジー・スミス(91.7%)
    ペドロ・マルティネス(91.1%)
    クリスティ・マシューソン(90.7%)
    ロッド・カルー(90.5%)
    ロベルト・アロマー(90.0%)

     なお、アプリングは7度目の挑戦となった1964年の殿堂入り投票で得票率70.6%に終わったものの、殿堂入りラインをクリアした者が1人もおらず、再度行われた投票(1位のみ殿堂入り)により得票率94.0%で1位となって殿堂入りが決定。ゲレーロは2度目の挑戦となった2018年の殿堂入り投票で選出(初年度は得票率71.7%)。同じくアロマーも2度目の挑戦となった2011年の殿堂入り投票で選出(初年度は得票率73.7%)。この3人以外は有資格初年度での選出であり、カッブ、ルース、ワグナー、マシューソンは、ウォルター・ジョンソン(得票率83.6%)とともに1936年の第1回殿堂入り投票で選出された「アメリカ野球殿堂創設メンバー」である。

  • ルール5ドラフト 有望株のプロテクト期限は明日21日午前10時

    2019.11.20 14:45 Wednesday

     ルール5ドラフトの対象となる有望株を同ドラフトからプロテクトするために40人枠に登録する期限が、現地時間11月20日午後8時(日本時間11月21日午前10時)に迫っている。ルール5ドラフトの対象となっている有望株のうち、この期限までに40人枠に登録されなかった選手は、日本時間12月13日に行われる同ドラフトで他球団が指名可能となる。期限までの残りおよそ20時間、各球団は40人枠の再編成作業に追われることになる。

     メジャーリーグ30球団のうち、真っ先に有望株をプロテクトする動きを見せたのがブレーブスだ。日本時間11月20日、ブレーブスは40人枠にクリスチャン・パチェ外野手、ウィリアム・コントレラス捕手、タッカー・デービッドソン投手、ジャシール・デラクルス投手、フィル・プファイファー投手の5人を登録したことを発表。「MLB Pipeline」が公開している球団別のプロスペクト・ランキングで、パチェは1位、コントレラスは8位、デービッドソンは13位、デラクルスは14位にランクインする有望株であり、ルール5ドラフトによる他球団への流出を阻止した形だ。

     「MLB Pipeline」のプロスペクト・ランキング全体トップ100にランクインしている有望株では、全体11位のパチェを筆頭に13人が今回のルール5ドラフトの対象者となっているが、例年の各球団の動きから判断する限りでは、すでにプロテクトされているパチェを除く12人も、期限までに40人枠に追加されることになるだろう。なお、その12人はランキングの上位から順に、22位のシクスト・サンチェス投手(マーリンズ)、36位のケブライアン・ヘイズ三塁手(パイレーツ)、39位のビダル・ブルージャン二塁手(レイズ)、54位のジャズ・チズホルム遊撃手(マーリンズ)、57位のオネイル・クルーズ遊撃手(パイレーツ)、62位のデイビー・ガルシア投手(ヤンキース)、64位のライアン・マウントキャッスル一塁手(オリオールズ)、79位のトリストン・マッケンジー投手(インディアンス)、82位のエステバン・フロリアル外野手(ヤンキース)、90位のミゲル・アマヤ捕手(カブス)、92位のアンドレス・ギメネス遊撃手(メッツ)、99位のエドワード・カブレラ投手(マーリンズ)という顔ぶれになっている。

  • マンフレッド・コミッショナー アストロズの不正疑惑を徹底調査

    2019.11.20 13:15 Wednesday

     日本時間11月20日、メジャーリーグのロブ・マンフレッド・コミッショナーは、2017年のシーズン中にアストロズが試合で優位に立つために電子機器を使用してサイン盗みを行っていたという疑惑に関して、メジャーリーグ機構が徹底的な調査を行っていることを明らかにした。マンフレッドは「告発されたルール違反が、1つの試合または複数の試合の結果に影響を与えている可能性がある。これが最大の問題だ」と話した。

     「これはスポーツの規範に関連した問題だ。現時点での我々の立場は、非常に活発に、そして本当に、本当に、徹底的に調査を行っている。調査の進行状況など、これ以上のことはお話しできない」とマンフレッド。メジャーリーグのコミッショナーとして、2017年のワールドシリーズ王者であるアストロズに浮上した不正疑惑に、強い危機感を募らせている様子だった。

     この不正疑惑は、ジ・アスレチックの記事によって世間に対して告発された。ワールドシリーズを制した2017年に、アストロズがレギュラーシーズンのホームゲームで外野に設置したカメラによるサイン盗みを行い、ポストシーズンでも同様の不正を行っていた可能性があるという。この報道をきっかけに、アストロズ以外のチームにも不正疑惑が浮上したものの、マンフレッドによると、メジャーリーグ機構は現在、アストロズに対する調査を行っているようだ。

     マンフレッドは「現時点では、我々が把握しているアストロズに関する情報に焦点を当てている。他のチームが関与しているかどうかについては、現時点では調査の対象外である。もし、他のチームの不正が明らかになれば、それに対処していく。今のところ、アストロズ以外のチームが不正を行っていたと断定する理由はない」とコメント。また、調査の結果次第では、罰金、ドラフト指名権の剥奪、インターナショナル・ボーナスプールの減額など、様々なペナルティを科すことも検討しているという。

     マンフレッドによると、今回の調査に関して、期限は定められていないようだが、来季の開幕日までには調査を終えたい意向だ。2017年のワールドシリーズ王者に降りかかった不正疑惑。調査を経て、どのような結末を迎えるのだろうか。

  • ブレーブスがまたブルペン補強 マーティンと2年1400万ドルで再契約

    2019.11.20 12:35 Wednesday

     今オフに入って積極的にブルペンの補強を進めるブレーブスが、またしてもブルペンの補強に動いた。日本時間11月20日、ブレーブスは今季終了後にフリーエージェントとなったリリーフ右腕、クリス・マーティンと2年1400万ドルで再契約を結んだことを発表。今オフ、ブレーブスが契約したリリーフ投手は、ダレン・オデイ、ウィル・スミスに続いてマーティンが3人目となった。

     マーティンは、今年7月のトレード・デッドラインでブレーブスが獲得した3人のリリーフ投手のうちの1人だった。マーク・マランソン、シェーン・グリーンとともにシーズン途中でブレーブスに加入したマーティンは、移籍後20試合に登板して防御率4.08をマーク。17回2/3で22個の三振を奪った一方、四球は1つしか与えなかった。地区シリーズ第1戦では、マウンドに上がったあとの投球練習中に故障し、そのままシーズン終了となった。

     現在33歳のマーティンの今季の成績は、レンジャーズとブレーブスで合計58試合に登板して1勝3敗、4セーブ、18ホールド、防御率3.40。65奪三振に対して与四球はわずか5つだけであり、K/BBは13.00という驚異的な数値となった。1900年以降、50イニング以上を投げた投手のなかでK/BB13.00以上を記録したのは、マーティンのほかに、1989年と1990年のデニス・エカーズリー、2015年のエバン・スクリブナー、2016年のアンドリュー・ミラーとクレイトン・カーショウ、2017年のケンリー・ジャンセンだけである。

     マーティンとの再契約により、来季のブレーブスのブルペンは、マランソン、グリーン、スミス、マーティン、オデイ、ルーク・ジャクソンと極めて充実した布陣となった。地区3連覇を目指すブレーブスにとって、この強力なブルペンは大きな武器となりそうだ。なお、今季リリーフで好成績を残したショーン・ニューカムは、ブルペンの充実に伴い、先発再転向が予定されている。

  • 先発補強目指すエンゼルス コールとウィーラーを獲得できるか

    2019.11.20 12:10 Wednesday

     エンゼルスは、今オフのフリーエージェント市場における最大の目玉選手、ゲリット・コールの争奪戦を制する大本命に挙げられている。また、複数の先発投手の獲得を狙うエンゼルスは、ザック・ウィーラーの獲得を狙っていることも報じられている。エンゼルスはトップクラスの先発投手2人をチームに加えることができるのだろうか。

     先発投手の補強が今オフの最大の課題となっているエンゼルスは、オーナーのアート・モレノが必要な補強には投資を惜しまない姿勢を明確にしている。ビリー・エプラーGMも「補強が必要であるならば、積極的に補強をするだけの能力があると思う」と語っており、資金面での問題はないと見られる。

     トップクラスの先発投手2人の獲得の実現に向け、最大の障壁となるのはコールの代理人を務めるスコット・ボラスの存在だろう。ボラスは辛抱強い契約交渉により好条件のオファーを引き出す手法で知られており、昨オフのブライス・ハーパーは3月に入るまでフィリーズとの契約が決まらなかった。今オフのコールも同じような展開となる可能性があり、ある程度早い段階で来季の戦力構成を固めてしまいたいチームからは敬遠されることになるかもしれない。

     また、MLB公式サイトのジョン・ポール・モロシは、エンゼルスがパドレス、ホワイトソックス、ツインズとともに、ウィーラー争奪戦の先頭を走っている4チームのうちの1つであると報じている。ウィーラーは、代理人をボラスが務めていない大物フリーエージェント選手の1人であり、ボラスの顧客であるコールやスティーブン・ストラスバーグよりも早い段階で契約が決まる可能性が高い。よって、エンゼルスはまず、ウィーラーとの契約交渉を優先することになるだろう。

     モロシによると、ウィーラーの契約は5年1億ドルくらいの規模が予想されており、エンゼルスにはコールとウィーラーの両獲りを実現するだけの資金力はあると見られる。まずは、優秀な先発投手(ウィーラー)を1人確保し、そのあとで「ボラス物件(コールないしストラスバーグ)」の獲得への動きを本格化させることになるのではないだろうか。

  • ドジャースが狙うべき大物FA選手はレンドンよりもコール?

    2019.11.20 11:20 Wednesday

     MLBネットワークのジョン・ヘイマンは、ドジャースがフリーエージェント市場のスター三塁手、アンソニー・レンドンの獲得を検討していることを先週報じていた。しかし、MLBネットワークのジョエル・シャーマンは、ドジャースがレンドンよりも獲得を優先すべき選手がいると主張する。それはゲリット・コールだ。

     シャーマンは、MLBネットワークの番組内で「自分がドジャースのGMなら、最初にやるのは本気でゲリット・コールの獲得に動くことだね」と話した。シャーマンいわく、ドジャースがコールを獲得することで、コールとウォーカー・ビューラーによる強力な先発二本柱を形成することができ、それはクレイトン・カーショウを助けることにもなるという。全盛期を過ぎたカーショウに、以前のような絶対的エースとしての働きを望むのは酷だが、依然として優秀な先発投手であり、先発3番手としては十分すぎるほどの存在であるからだ。

     また、レンドン獲得に関して、正三塁手のジャスティン・ターナーはチーム事情に応じてポジションを変更することに前向きな姿勢を示しているものの、ターナーはドジャースとの契約をあと1年残している。つまり、ドジャースは「正三塁手」はいるものの「絶対的エース」はいないという状況であり、そのことからシャーマンはコールの獲得を優先すべきであると考えているようだ。

     さらに、ドジャースのフロントオフィスは、フリーエージェント選手に対して長期の契約を保証するよりも、短い期間で1年あたりの金額を高く設定することを好む傾向がある。13年3億3000万ドルでフィリーズと契約したブライス・ハーパーに対し、4年1億8000万ドル(年平均4500万ドル)をオファーしていたのがその象徴と言えるだろう。その点において、ドジャースのフロントオフィスがコールよりも短い契約年数で獲得できると見られるレンドンを好むのは当然なのかもしれない。

     噂されているとおり、レンドンの獲得を目指すのか。あるいは、シャーマンが主張するように、コールの獲得を狙うのか。フロントオフィスの判断が注目される。

  • 2020年殿堂入り投票 ウォーカーはラストチャンスで選出なるか

    2019.11.19 14:20 Tuesday

     ラリー・ウォーカー(元ロッキーズなど)は、今回が殿堂入りの10度目のチャレンジであり、記者投票での殿堂入りはラストチャンスとなる。2018年の34.1%から今年は54.6%まで得票率を上昇させたが、ラストチャンスで念願の殿堂入りを果たすことはできるのだろうか。

     ウォーカーは、有資格初年度の2011年に得票率20.3%を記録したあと、25%の壁を越えることすらなく、4年目の2014年には10.2%まで得票率を落としたが、2017年に21.9%、2018年に34.1%、そして今年は54.6%と徐々に得票率を上げてきた。2018年から今年にかけての「得票率20.5%アップ」は歴代9位の数字だったが、これをもう一度実現すれば、殿堂入りラインの75%に手が届くことになる。

     全盛期を「打者天国」と呼ばれるクアーズ・フィールドを本拠地とするロッキーズで過ごしたことにより、過小評価される傾向のあるウォーカーだが、Baseball Referenceが算出している通算WARでは72.7を記録しており、これはティム・レインズ(69.4)、トニー・グウィン(69.2)、アンドレ・ドーソン(64.8)、デーブ・ウィンフィールド(64.2)、ブラディミール・ゲレーロ(59.4)といった殿堂入り外野手を上回っている。また、通算300本塁打以上、200盗塁以上、OPS.950以上をマークしているのは、メジャーリーグの歴史上、バリー・ボンズとウォーカーの2人だけである。

     さらに、ウォーカーは通算打率.313、出塁率.400、長打率.565をマークしているが、この三部門すべてでウォーカーを上回る数字を残しているのは、ベーブ・ルース、ジミー・フォックス、テッド・ウィリアムス、ルー・ゲーリッグ、ハンク・グリーンバーグ、ロジャース・ホーンスビーの6人だけであり、いずれもアメリカ野球殿堂入りを果たしている。

     ウォーカーは殿堂入りに関して「もし私が間違いを犯しているとすれば、クアーズ・フィールドでプレイしたことだと思う」と語っているが、敵地での通算OPS.865はウィリー・スタージェル、ケン・グリフィーJr.、レジー・ジャクソン、オーランド・セペダ、グウィン、アル・ケーライン、ジョージ・ブレット、ロベルト・クレメンテといった殿堂入り選手と同等かそれ以上である。よって、クアーズ・フィールドでプレイしていなくとも、ウォーカーは殿堂入りに値するような成績を残すことができた可能性があるのだ。

     ラストチャンスで殿堂入りを果たしたのは過去6人だけ。ウォーカーは、レッド・ラフィング、ジョー・メドウィック、ラルフ・カイナー、ジム・ライス、レインズ、エドガー・マルティネスに次ぐ7人目となることができるだろうか。

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