首位ブリュワーズ 主砲ブラウンが戦列復帰
2017.6.28 11:10 Wednesday
再建が順調に進み、カブスとカージナルスのもたつきも重なって、ナ・リーグ中部地区の首位を走っているブリュワーズ。そのブリュワーズに頼もしい戦力が戻ってきた。
左ふくらはぎ痛で日本時間5月27日に故障者リスト入りしていたライアン・ブラウンと、腰痛で日本時間6月11日に故障者リスト入りしていたジョナサン・ビヤーが戦列復帰。球団歴代最多の通算292本塁打を誇る主砲と、昨季19本塁打&62盗塁を記録したリードオフマンがようやく戻ってきたのだ。これに伴いブリュワーズはニック・フランクリンをDFAし、有望株ルイス・ブリンソンをAAA級に降格させている。
クレイグ・カウンセル監督は「我々のベンチにはたくさんの優秀な選手がいる。それは私も知っている。けど、3番打者として長い間実績を積み重ねてきた打者が戻ってきたんだから、彼をラインナップに置くのはとても楽しみだよ」と語った通り、日本時間6月28日のレッズ戦で戦列復帰したばかりの主砲・ブラウンを早速「3番・レフト」で起用している。
ブラウンが最初にふくらはぎを痛めたのは日本時間5月2日だが、それ以降の52試合をブリュワーズは28勝24敗で乗り切ってきた。その間の1試合あたり平均得点4.54はメジャー23位、OPS.755はメジャー20位に過ぎなかったにもかかわらず、だ。今季出場30試合で7本塁打を放ち、OPS.875を記録しているブラウンの復帰が、首位を走るチームの快進撃を後押しすることは間違いないだろう。
一方、昨季大ブレイクを果たしたビヤーは、代役二塁手のエリック・ソガードが好調を維持していることもあって、復帰初戦はベンチスタートとなった。「どんなことでもする準備はできているよ」とビヤーは語っており、主砲が復帰し、昨季の盗塁王がベンチに控えるブリュワーズ打線は、相手チームにとって大きな脅威となりそうだ。
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