バートロ・コローンが現役引退を検討中?
2017.7.20 11:01 Thursday
日本時間7月19日のヤンキース戦でツインズ加入後初先発を果たしたバートロ・コローン。現役最年長のベテラン右腕は現役引退について考えつつも、現在はチームに貢献することに集中しているようだ。
ヤンキース戦では4回まで1失点に抑えながら5回に崩れ、4回4失点で今季9敗目(2勝)を喫したコローン。「ツーシームをたくさん投げたけど、感触はとても良かった。この感触はアトランタで投げていたときにはなかったんだ」と新天地での初登板を振り返った。
次回登板は日本時間7月25日のドジャース戦になる見込み。コローンはその試合が現役引退についての「決断を下すための決定的な要素」になると語っている。しかし、通算235勝のコローンはドミニカ共和国出身投手による最多勝利記録(フアン・マリシャルの243勝)を更新することを大きな目標の一つとしており、その目標を達成するために来季も現役を続行する考えも持っているようだ。
「現役引退の話がどんな文脈から出てきたのかは知らないけど、野球界において44歳になったときに現役引退のことを考えるのは極めて普通のことだと思うよ」と42歳で現役を引退したポール・モリター監督は語る。「コローンと少し話をしたよ。彼は身体的には全く問題がない。来週月曜日(日本時間では火曜日)に投げる予定だし、彼はそれに向けて準備してくれるはずさ」
今季はブレーブスで13試合、ツインズで1試合に登板して2勝9敗、防御率8.19に終わっているコローンだが、昨季はメッツでチーム最多の15勝を挙げ、5年連続で2桁勝利をマークしている。今季の不振が一時的なものなのか、年齢的な限界を迎えているのかは定かではないが、少なくとも現時点においてはコローンがツインズの貴重な戦力の一人であることだけは間違いない。メジャー最高勝率を誇るドジャースに対してどのようなピッチングを見せるのか注目だ。
関連ニュース
7月14日 【前半戦レビュー】ナ・リーグ東部地区
関連動画
7月19日 HRダービー準優勝のサノーが後半戦初アーチ!
7月18日 打てなくても守備で貢献 ジャッジのレーザービーム