ジャッジが飛距離140m超えの46号本塁打を記録
2017.9.23 11:36 Saturday
9月に入り不振を脱出した印象があるヤンキースのアーロン・ジャッジ。日本時間9月23日の試合前までで9月の成績は打率.262 8本塁打 19打点と数字を伸ばしている。そして迎えた本日のブルージェイズ戦でも自慢の打棒を見せつけた。
今年はチームだけではなく、球界の顔となったジャッジだったが、オールスター明けから調子を崩し、三振の連続試合記録を樹立してしまうほど極度の不振に陥っていた。7月は打率.185で8月は.230となかなか復調の兆しが見えて来ない状態が続いていた。しかし、9月になってからは1試合2本塁打が2回と前半戦のような打撃を取り戻しつつあり、本日の試合前まで今月、彼が本塁打を打てばチームは無敗状態だった。
そして迎えたブルージェイズ戦。この日は「2番 右翼」として出場したジャッジは初回、1死走者なしで迎えた場面で打席に立った。対戦相手はこの日のブルージェイズの先発マルコ・エストラーダがでこの試合に勝てば2桁10勝に到達することになっていた。カウント2-1で迎えた4球目の内角へのフォーシームを捉えてその打球を左翼スタンドへと運び、チームに先制点をもたらした。
これで今季46号となり、1937年にジョー・ディマジオが放ったヤンキースの新人最多本塁打記録に並ぶことになった。また、今回の飛距離は469フィート(約142.9m)をと計測され今季、ロジャース・センターで放たれた最長弾の数字に認定された。
次々と記録を塗り替えていくジャッジ。次は1987年にマーク・マグワイアが記録したメジャー新人最多本塁打記録の更新だ。マグワイアの記録まであと「3」と迫り、新人初のシーズン50号到達も現実味を帯びてきた。
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