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スタントンの決断を待つカージナルス 念願の主砲獲得なるか

2017.12.5 18:36 Tuesday

 カージナルスとジャイアンツによる一騎打ちの様相を呈しているジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)争奪戦。西海岸に本拠地を置くジャイアンツの優勢が伝えられているが、カージナルスも諦める様子を全く見せない。なぜカージナルスはこれほどにもスタントン獲得に執念を見せているのだろうか。

 カージナルスは2000年から2015年までの16シーズンでポストシーズンに12度進出。うち4度はワールドシリーズへ進出し、2006年と2011年にワールドシリーズ制覇を成し遂げた。しかし、ここ2シーズンはカブスに地区優勝を譲り、ワイルドカードにも届かず。「カブスを上回ってポストシーズンに返り咲きたい」というモチベーションがあることは間違いない。

 また、2000年代のカージナルスにはアルバート・プーホルスという主砲がいた。プーホルスはデビューイヤーの2001年から10年連続で「打率3割・30本塁打・100打点」をクリアし、カージナルスでのラストイヤーとなった2011年にも打率.299、37本塁打、99打点をマークしたが、プーホルス退団後、カージナルスでシーズン30本塁打以上を放ったのは2012年のカルロス・ベルトラン(32本塁打)と2016年のジェッド・ジョーコ(30本塁打)だけ。2009年途中に加入したマット・ホリデイが安定した活躍で「ポスト・プーホルス時代」の打線を支えていたが、迫力不足は否めなかった。「打線の核となる絶対的な主砲が欲しい」という希望を持つに至るのも決して不思議なことではない。

 もちろん、両リーグ最多の59本塁打、132打点を叩き出し、ナ・リーグMVPに輝いたスタントンのような超大物スラッガーを獲得するチャンスなどめったに訪れないという事情もあるだろう。カージナルスは自軍の若手有望株を差し出したうえでスタントンの残り契約の大半を負担する意思を示しており、スタントン獲得にまさに「全力」を注いでいる。カージナルスの球団史上最高額の契約はホリデイに与えた7年1億2000万ドルだが、スタントンの獲得に成功した場合、これを大幅に更新することになる(スタントンの契約は残り10年2億9500万ドル)。

 カージナルスは念願の主砲を獲得し、再びポストシーズンの常連となることができるのか。すべてはトレード拒否権を有するスタントンの決断に委ねられている。


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