English Español 韓国語

日本でもプレーしたゴームズ氏 Dバックスルーキー級の打撃コーチへ

2018.2.2 12:45 Friday

 チームにとって選手を補強することはもちろん、指導者を誰にするのか決めることもチームにとっては重要なことだ。日本時間2月2日、ダイヤモンドバックスはルーキーリーグの打撃コーチとしてジョニー・ゴームズ氏を採用すると発表した。

 37歳のゴームズ氏は長打力自慢の外野手として活躍し、7球団を渡り歩いた。2013年にはレッドソックスの一員としてワールドシリーズ制覇を経験し、2016年には日本の楽天イーグルスでもプレーしていた。日本ではわずか18試合の出場に終わり退団となった後はメジャー復帰を模索したが、実現には至っていない。メジャーでの通算成績は1203試合に出場して打率.242 162本塁打 526打点だった。打撃面では左投手に強く、キャリアで打率.273 OPSは.885を記録している(右投手に対しては打率.221、OPS.712)。

 ハッスルプレーとリーダーシップに対して高い評価を受けていたゴームズ氏はアスレチックスとロイヤルズに在籍していた当時、若手選手を指導する場面もみられ、ポストシーズン中は若手の精神的支柱となっていた。レッドソックスで世界一を経験したベテラン選手の存在感はチームにとって大きなものだったことだろう。2016年には引退報道があったが、本人はこれを否定している。

 今回、打撃コーチという新たな肩書きがつくことになるゴームズ氏。将来のメジャーのスター選手を輩出するため、自らの経験を伝えていくことになる。今回のルーキーリーグでの指導経験を経てメジャーのチームのユニフォームを着てグラウンドに立つ日も来るかもしれない。


 関連ニュース

  2月2日 Dバックス・ミラーが年俸調停に勝利 選手側が2連勝

  2月1日 アビラ Dバックス移籍決断の裏にJ.D.マルティネスの存在

  1月31日 正捕手不在のダイヤモンドバックスがアビラと契約合意

spotvnow