オリオールズがスコープとの調停を回避 1年850万ドルで合意
2018.2.7 12:30 Wednesday
日本時間2月7日、オリオールズはオールスター二塁手のジョナサン・スコープとの年俸調停を回避し、1年契約で合意に至ったことを明らかにした。MLBネットワークのケン・ローゼンタールはスコープの契約が年俸850万ドルの1年契約となる見込みであることを報じている。
昨季のスコープは25本塁打、82打点を記録した前年からさらに成績を伸ばし、160試合に出場して打率.293、32本塁打、105打点、OPS.841の好成績をマーク。105打点はリーグ6位にランクインし、初めてオールスター・ゲームにも選出された。また、ア・リーグのMVP投票では19ポイントを獲得して12位にランクイン。ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)に阻まれ、シルバースラッガー賞を獲得することはできなかったが、リーグを代表する強打の二塁手へと成長を遂げたシーズンとなった。
スコープの昨季の年俸は347万5000ドル。今オフが年俸調停2年目となったスコープは昨季の好成績を受けて今季の年俸として900万ドルを要求し、球団側は750万ドルを提示していた。契約交渉が完了していないこともあり、スコープは先日行われたファンフェスタを欠席。今週後半に年俸調停が行われる予定となっていたが、最終的にはスコープの要求に近い金額で合意し、年俸調停を回避することになった。
今オフのオリオールズはスコープのほか、マニー・マチャド(1600万ドルで合意)、ザック・ブリットン(1200万ドルで合意)、ブラッド・ブラック(516万5000ドルで合意)、ケビン・ゴーズマン、ティム・ベッカム(335万ドルで合意)、ケイレブ・ジョセフ(125万ドルで合意)と合計7人が年俸調停の権利を有していたが、今日までにゴーズマンを除く6人と契約合意に至り、残りはゴーズマンのみとなっている。なお、マチャド、ブリットン、ブラックと今季までの6年契約を結んでいたアダム・ジョーンズは今季終了後にフリーエージェントとなるため、来季のオリオールズは主力選手の顔ぶれが大きく変わることが予想されている。
関連ニュース
