本人は不満げも… ファムが440フィートの特大弾
2017.8.18 16:04 Friday
雨によって試合開始が遅れ、1時間以上の中断もはさんだ日本時間8月18日のカージナルス対パイレーツの一戦。点の取り合いとなったこの試合、9回表にトミー・ファム(カージナルス)が特大の一発をレフト後方の建物の最上階に叩き込んだ。
「私は7年間ここにいるけど、記憶にないよ」とパイレーツのクリント・ハードル監督は最上階に飛び込んだファムの一発を振り返った。7-5とカージナルスが2点をリードした9回表、この回先頭のファムが放った大飛球は特大の一発となった。Statcastによると飛距離は440フィート(約134.1m)。しかし、ファムはこの数字に不満げだ。「今年、Statcastは僕に厳しいんだよ。よくわからないけど、フェンスを越えた打球は全部同じように計測してるんじゃないかな」。要するに、今日の本塁打は440フィート以上飛んでいたと言いたいのだろう。確かに、レフト後方の建物の最上階に打球が飛び込むことはほとんどない。ファムは打った瞬間にかなりの手応えを感じていたはずだ。実際の飛距離はともかく、ファムのこの大きな一発でパイレーツを突き放したカージナルスは最終的に11-7で勝利。この日敗れたカブスとの差を1.5ゲームに縮めている。
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