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  • ナ軍・シュワーバーの移籍後初アーチは9回裏サヨナラ弾

    2021.4.17 11:30 Saturday

    【ダイヤモンドバックス0-1xナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     ナショナルズは先発のマックス・シャーザーが7回2安打無失点という素晴らしいピッチングを見せたものの、打線がダイヤモンドバックス投手陣から得点を奪えず、0対0の同点のまま9回裏の攻撃を迎えた。ジョシュ・ベルが空振り三振に倒れたあと、カイル・シュワーバーが内角のシンカーを捉え、ライトスタンドに飛び込む1号ソロ。新加入の大砲が放った移籍後初アーチで劇的なサヨナラ勝ちを収めた。

     ダイヤモンドバックスがテイラー・ワイドナー、ナショナルズがシャーザーの先発で始まった一戦は、両先発の好投により白熱した投手戦となり、シャーザーは7回106球を投げて被安打2、奪三振10、与四球2、無失点の好投。対するワイドナーも負けじと6回4安打無失点の力投を見せた。両軍のリリーフ陣も得点を許さず、試合は両軍無得点のまま9回裏に突入。シュワーバーがダイヤモンドバックス3番手のアレックス・ヤングから1号ソロを放ち、熱戦に終止符が打たれた。

     チーム内のコロナクラスター発生の影響で出遅れたシュワーバーは、日本時間4月13日の復帰初戦から2試合連続マルチ安打の活躍を見せたものの、続く2試合は合計9打数0安打5三振と沈黙。この日も最初の3打席はノーヒットに抑えられていたが、最高のタイミングで移籍後初アーチが飛び出した。勝利投手にはなれなかったシャーザーだが、チームは勝利。7回2安打無失点の快投が無駄になることはなかった。

  • 王者ドジャースが逆転で6連勝 開幕13試合で11勝2敗

    2021.4.16 15:00 Friday

    【ロッキーズ5-7ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     ドジャースは2点ビハインドで迎えた7回裏にマックス・マンシーの3号3ランなどで4点を奪い、7対5で逆転勝利。本拠地開幕戦から始まったナショナルズ3連戦に続いてロッキーズ3連戦もスイープし、連勝を6に伸ばした。前年王者が開幕13試合で11勝2敗の好スタートを切るのは史上初。なお、現地時間4月15日はジャッキー・ロビンソン・デーであり、選手・コーチ全員が背番号42のユニフォームを着用した。

     先発のフリオ・ウリアスが1回表にライアン・マクマーンの6号ソロ、3回表にギャレット・ハンプソンの1号ソロで1点ずつを失い、2点のビハインドを背負ったドジャースは、3回裏にジャスティン・ターナーの4号3ランで一気に逆転。6回表にウリアスが捕まり、C・J・クロンの同点タイムリー、ヨナサン・ダーザの勝ち越しタイムリーで再びリードを奪われたが、7回裏一死2・3塁のチャンスでマンシーに逆転弾が飛び出し、ジャッキー・ロビンソン・デーの試合を制した。

     ウリアスが6回7安打5失点(自責点4)で降板後、2番手のジミー・ネルソン、3番手のデニス・サンタナが各1イニングを三者凡退に抑え、2点リードの9回表は4番手のデービッド・プライスが登場。ダーザとアラン・トレーホに連打を浴び、無死1・2塁のピンチを招いたが、トレバー・ストーリーとハンプソンを連続三振、ライメル・タピアをセカンドゴロに打ち取って試合終了。プライスはレギュラーシーズンでは自身初、ポストシーズンを含めてもレイズ時代の2008年以来となるセーブを記録した。

  • 元巨人・ガルシアが延長決勝弾 筒香は代打で登場も三振

    2021.4.16 13:00 Friday

    【レンジャーズ6-4レイズ】(延長10回タイブレーク)@トロピカーナ・フィールド

     レンジャーズは4対4の同点で迎えた10回表にアドリス・ガルシア(2016年に巨人でプレー)がメジャー初本塁打となる1号2ランを放ち、勝ち越しに成功。続く一死1・3塁のチャンスを生かすことはできなかったが、10回裏を無失点に抑え、6対4で延長戦を制した。なお、現地時間4月15日はジャッキー・ロビンソン・デー。選手・コーチ全員が背番号42のユニフォームを着用した。

     前日の試合でメジャー初本塁打かと思われた打球を「フェンスを越えていない」「本塁はセーフではなくアウト」とワンプレーで2度にわたって否定されたガルシアが最高のタイミングでメジャー初本塁打を放った。4対4の同点で迎えた10回表一死2塁、レイズ6番手の左腕コディ・リードがカウント1-2から投じた4球目、外角低めへのスライダーを捉えた打球はライトスタンドへ飛び込み、正真正銘のメジャー初本塁打となった。

     レイズの筒香嘉智はレンジャーズの先発が右腕ジョーダン・ライルズだったにもかかわらずスタメンから外れ、10回裏二死3塁、一発出れば同点という場面でブレット・フィリップスの代打として登場。レンジャーズのクローザー、右腕イアン・ケネディとの対戦となったが、空振り2つでカウント1-2と追い込まれ、最後は外角のボール気味のフォーシームをストライクと判定されて見逃し三振に倒れた。1打数0安打1三振で今季の打率は.154、OPSは.394となった。

  • ナ軍・コービン2回10失点KO 今季の防御率は21.32

    2021.4.16 12:00 Friday

    【ダイヤモンドバックス11-6ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     ナショナルズの先発左腕パトリック・コービンが2戦連続の背信投球で2敗目(0勝)を喫した。日本時間4月11日の今季初登板(対ドジャース)では5回途中6失点で敗戦投手となったコービンだが、古巣・ダイヤモンドバックスとの対戦となった今季2登板目は3本のアーチを浴び、2回10失点の大炎上。防御率は21.32まで悪化した。なお、現地時間4月15日はジャッキー・ロビンソン・デー。選手・コーチ全員が背番号42のユニフォームを着用した。

     ダイヤモンドバックス時代に3度の2ケタ勝利をマークし、2018年12月にナショナルズと6年1億4000万ドルの大型契約を結んだコービン。移籍1年目の2019年こそ14勝7敗、防御率3.25、238奪三振と期待に応える活躍を見せ、球団史上初のワールドシリーズ制覇に貢献したが、昨季は11先発で2勝7敗、防御率4.66と成績を落とした。成績の悪化傾向に歯止めがかからなくなっており、1試合10失点は自己ワーストとなった。

     1回表は一死からカーソン・ケリーの2号ソロ、エドゥアルド・エスコバーの5号ソロと2者連続アーチを浴び、さらに2つの四球で二死1・2塁のピンチを招いてワイアット・マティセンのタイムリーで3点目。1回裏に味方が4点を奪って逆転に成功したものの、2回表は押し出し四球、押し出し死球、アンドリュー・ヤングの1号グランドスラムなどで大量7点を失い、この回限りでマウンドを降りた。

     マックス・シャーザー、スティーブン・ストラスバーグ、コービンの先発3本柱に合計1億ドル近い年俸を支払っているナショナルズ。コービンの復調なくしてチームの浮上は望めないだけに、非常に心配な状況だ。

  • Rソックス連勝ストップ 澤村はサノーに被弾して初失点

    2021.4.16 11:00 Friday

    【レッドソックス3-4xツインズ】@ターゲット・フィールド

     開幕3連敗のあと9連勝と絶好調のレッドソックスだったが、3対3の同点で迎えた9回裏に6番手のアダム・オッタビーノがマックス・ケプラーにタイムリーを浴び、サヨナラ負け。連勝は9でストップした。ツインズ4番手のアレックス・コロメイが1勝目(1敗)をマークし、オッタビーノは1敗目(1勝)。なお、現地時間4月15日はジャッキー・ロビンソン・デーであり、選手・コーチ全員が背番号42のユニフォームを着用した。

     レッドソックスは先発のギャレット・リチャーズが2回裏に失策絡みで二死満塁のピンチを招き、ルイス・アライズのタイムリーで2失点。6回裏には2番手の澤村拓一がミゲル・サノーにレフトスタンド2階席へ飛び込む2号ソロを浴び、リードを3点に広げられた。打線はツインズ先発のマイケル・ピネイダの前に7回までわずか2安打に封じられていたが、8回表に2番手のハンセル・ロブレスから3つの四死球で二死満塁のチャンスを作り、3番手のタイラー・ロジャースからアレックス・ベルドゥーゴが走者一掃の3点タイムリー二塁打。粘りを見せ、同点に追い付いた。

     しかし、9回表一死2塁のチャンスを生かせず、9回裏にオッタビーノが一死1・2塁のピンチを招いてケプラーのタイムリーでサヨナラ負け。連勝を10に伸ばすことはできなかった。澤村はサノーに被弾したあと、ジェイク・ケイブをセカンドゴロ、ライアン・ジェファーズを見逃し三振、JT・リドルをショートゴロに抑えたが、今季6登板目にして初失点。防御率は1.42となった。

  • マリナーズがWヘッダー連勝 8勝5敗で地区首位に浮上

    2021.4.16 10:00 Friday

     マリナーズはマルコ・ゴンザレス、ジャスティン・ダンの両先発が好投し、オリオールズとのダブルヘッダーに連勝。今季の成績を8勝5敗とし、ア・リーグ西部地区の単独首位に浮上した。また、現地時間4月15日はジャッキー・ロビンソン・デー。マリナーズとオリオールズのダブルヘッダーでは第1試合がジャッキー・ロビンソン・デーの対象試合となり、選手・コーチ全員が背番号42のユニフォームを着用した。

     第1試合では開幕からの2先発で12失点(防御率10.45)を喫していたゴンザレスが5回3安打2失点の力投。1回裏にトレイ・マンシーニの3号2ランで先制を許したが、その後はオリオールズに得点を許さなかった。マリナーズは5回表にミッチ・ハニガーの3号2ランで同点とし、6回表にはJ・P・クロフォードの2点タイムリー二塁打で勝ち越しに成功。このリードを2番手のラファエル・モンテロと3番手のケンドール・グレイブマンが守り抜き、4対2で勝利した。

     続く第2試合では今季初登板で8つの四球を与える大荒れのピッチングを見せたダンが好投。ディラン・ムーアの1号ソロで先制した直後の3回裏にフレディ・ギャルビスの1号ソロで同点に追い付かれたが、5イニングを投げて被安打はわずか2本、失点はこの本塁打による1点のみだった。ダンが好投を続けるなか、マリナーズは5回表にハニガーが2試合連発となる4号ソロを放ち、勝ち越しに成功。6回裏はウィル・ベスト、7回裏はキーナン・ミドルトンが無失点に抑え、2対1で接戦を制した。

  • 有原がメジャー初勝利 筒香は4打数1安打で打率.158

    2021.4.15 13:00 Thursday

    【レンジャーズ5-1レイズ】@トロピカーナ・フィールド

     今季3度目の先発登板となったレンジャーズの有原航平は、2回裏一死2・3塁のピンチで筒香嘉智を空振り三振に仕留めるなど、6回途中まで85球を投げて被安打3、奪三振5、無四球、無失点と安定したピッチングを披露。レンジャーズは5対1でレイズを破り、有原に記念すべきメジャー初勝利(1敗、防御率3.07)が記録された。レイズの筒香は有原に2打席抑えられたあと、7回裏の第3打席で内野安打を放ったが、9回裏の第4打席は空振り三振に倒れ、試合の最後の打者に。4打数1安打2三振で今季の打率は.158、OPSは.404となった。

     有原は2回裏に連打で無死2・3塁のピンチを背負ったものの、後続3人を抑えて無失点。変化球を有効に使い、5つの三振はすべてスプリッターまたはスライダーで奪ったものだった。3回裏一死からオースティン・メドウズにヒットを許したあとは、降板するまで打者10人を連続で打ち取る好投。試合開始前の時点で5点台だった防御率も一気に3点台まで向上した。最初の2先発で1つずつしか奪えなかった三振も5つ記録し、収穫の多い登板となった。

     また、この試合ではレンジャーズの新人アドリス・ガルシア(2016年に巨人でプレー)のメジャー初本塁打かと思われた打球が2度にわたって「本塁打であること」を否定される珍しいシーンがあった。ガルシアは7回表に右中間への大飛球を放ち、打球がフェンス最上部に当たって大きく跳ね返る間に一気にホームイン。まず「フェンスを越えていないこと」が確認されてフェンスオーバーの本塁打であることが否定され、次に「ホームインのきわどいタイミングがアウトであること」が確認されてランニング本塁打も取り消しとなった(記録は2点タイムリー三塁打)。

  • Wソックス・ロドン完全逃すもノーヒッター 今季2人目

    2021.4.15 12:00 Thursday

    【インディアンス0-8ホワイトソックス】@ギャランティードレイト・フィールド

     2014年ドラフト全体3位で指名されながらも故障と不振で大成できず、昨年12月にノンテンダーFAも経験した男が快挙を成し遂げた。ホワイトソックスのカルロス・ロドンはインディアンス打線を相手に9回一死までパーフェクト投球。26人目の打者、ロベルト・ペレスに死球を与えて完全試合は逃したが、後続2人を打ち取り、ジョー・マスグローブ(パドレス)に続いて今季2人目、球団史上20度目となるノーヒッターを達成した。

     現在28歳のロドンはメジャーデビューした2015年に9勝を挙げ、翌2016年には自身初の規定投球回到達を果たしたが、その後は故障続き。2018年は肩の故障、2019年はトミー・ジョン手術により長期欠場し、昨季はわずか4登板で防御率8.22に終わり、シーズン終了後にはノンテンダーFAとなった。今年1月に1年300万ドルでホワイトソックスと再契約し、開幕ローテーションの一員として今季をスタート。日本時間4月6日の今季初登板(対マリナーズ)は5回2安打無失点で勝利投手となり、今季2度目の登板で快挙を成し遂げた。

     許した走者は死球による1人だけ。9回表一死走者なし、カウント0-2から投じたスライダーがインコースに入り、ペレスの足に当たってしまった。それでも気落ちすることなく、張育成(チャン・ユーチェン)を見逃し三振、ジョーダン・ループロウをサードゴロに打ち取り、フィールドにはロドンを中心にホワイトソックスの選手による歓喜の輪が広がった。ホワイトソックスの投手によるノーヒッターは昨年のルーカス・ジオリトに続いて2年連続。今季はドラフト全体3位指名の大型左腕が本格開花するシーズンとなるかもしれない。

  • エンゼルス今季初の連敗 大谷の連続試合安打もストップ

    2021.4.15 11:30 Thursday

    【エンゼルス1-6ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

     エンゼルスは先発のグリフィン・キャニングが5回6安打2失点と試合を作ったが、リリーフ陣が失点を重ね、ロイヤルズに1対6で敗北。今季初の連敗を喫した。エンゼルスの大谷翔平は「2番・DH」でスタメン出場し、空振り三振、四球、空振り三振、レフトフライで3打数無安打。連続試合安打は6でストップし、今季の打率は.340、OPSは1.125となった。

     3回裏にサルバドール・ペレスの3号ソロで先制したロイヤルズは、4回裏にキャム・ギャラガーの犠飛で1点を追加して2点リード。先発のブラッド・ケラーは6回表にジャレッド・ウォルシュのタイムリー二塁打で1点を失ったが、6回途中4安打1失点の好投を見せた。7回裏にペレスのタイムリー二塁打とカルロス・サンタナの2号2ランで3点を追加し、8回裏にはウィット・メリフィールドの犠飛で6点目を奪ってダメ押し。ケラー降板後、3人のリリーバーがエンゼルスの反撃をゼロに封じた。

     エンゼルスは敵地でのブルージェイズ戦、ロイヤルズ戦のなかでデクスター・ファウラー、アンソニー・レンドン、マックス・スタッシ、フアン・ラガレスと主力野手に故障者が続出し、ジャスティン・アップトンも2試合連続で欠場した。その結果、下位打線には新人やメジャーでの実績が少ない控え選手、あるいはマイナー契約で獲得したベテラン選手が並ぶような形となり、打線の得点力が低下。連敗した2試合は合計3得点に終わった。

     ジョー・マドン監督は「(敵地での6試合を)3勝3敗で終えられたのはよかった」と前向きに話したが、今季最初の踏ん張りどころを迎えているのは間違いなさそうだ。

  • Rソックス9連勝 前田は5回途中3失点で今季初黒星

    2021.4.15 11:00 Thursday

     開幕3連敗後に7連勝中のレッドソックスはツインズとのダブルヘッダー第1試合を3対2、第2試合を7対1で制し、連勝を9に伸ばした。ツインズの前田健太は第1試合に先発したが、自身のバント処理のミスもあり、2回表に3失点。毎回走者を出す苦しいピッチングとなり、5回途中86球、被安打7、奪三振5、与四球2、失点3(自責点2)という内容で今季初黒星(1勝)を喫した。レッドソックスの澤村拓一には2試合とも登板機会はなかった。

     第1試合はレッドソックスが2回表に前田から3点を先制。レッドソックス先発のネイサン・イバルディは3回裏一死2・3塁からホルヘ・ポランコに2点タイムリーを浴びたが、5回82球を投げてツインズ打線をこの2得点だけに抑えた。6回裏はダーウィンソン・ヘルナンデス、7回裏はクローザーのマット・バーンズが無失点に抑え、1点差で逃げ切り。最後は左翼アレックス・ベルドゥーゴがルイス・アライズの安打性のライナーを好捕し、試合を締めくくった。

     第2試合は1回裏にカイル・ガーリックの犠飛でツインズが先制。しかし、レッドソックス打線が5回表につながり、一死満塁からフランチー・コルデロの押し出し四球、ベルドゥーゴとラファエル・デバースの2点タイムリーなどで一挙6点を奪って逆転に成功した。レッドソックス先発のエドゥアルド・ロドリゲスは初回に1点を失ったものの、5回5安打1失点の好投。リリーフ陣が残りの2イニングを無失点に抑え、7回表にはベルドゥーゴに2号ソロが飛び出して7対1で快勝した。

  • ブ軍・バーンズがまたも快投 今季30奪三振で与四球ゼロ

    2021.4.15 10:30 Thursday

    【カブス0-7ブリュワーズ】@アメリカンファミリー・フィールド

     コービン・バーンズ(ブリュワーズ)の進化が止まらない。2019年に防御率8.82に終わった男は、球種の使用割合を見直すことで昨季大変身を遂げ、サイ・ヤング賞投票で6位にランクイン。そして今季は開幕から文字通り「アンヒッタブル」なピッチングを続けている。今季3度目の先発となったこの日は6回81球を投げて被安打2、奪三振10、与四球0、失点0の快投。チームは7対0で快勝し、バーンズは今季初勝利をマークした。

     今季初登板となった日本時間4月4日のツインズ戦でホゼ・ベリオスと白熱の投手戦を演じたバーンズ。この試合は6回までノーヒッターを継続しながら7回表一死からバイロン・バクストンに2号ソロを浴び、被安打1で敗戦投手となったが、奪三振11/与四球0と抜群の投球内容だった。今季2戦目は同9日のカージナルス戦。リリーフ陣が逆転を許したため勝利投手にはなれなかったが、6イニングを投げて被安打はわずか1、奪三振9/与四球0という見事なピッチングだった。

     そして迎えた今季3度目の登板。2回表と3回表に1安打ずつを許したが、6回81球を投げて被安打は2本だけ。10個の三振を奪った一方で、四球を1つも与えず、今季の成績は18.1イニングを投げて被安打4、奪三振30、与四球0、被打率.067、WHIP 0.22という驚異的なものとなっている。1901年以降、3登板連続で6イニング以上を投げて許した走者が2人以下というのは史上初の快挙。アダム・ウェインライト(カージナルス)が持つ「シーズン初の四球を与える前に35奪三振」というメジャー記録の更新も視野に入っている。

     2年前に防御率8点台だった男は今、メジャー最高の投手かもしれない。

  • モリーナが捕手出場2000試合 1球団で達成は史上初

    2021.4.15 10:00 Thursday

    【ナショナルズ6-0カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

     カージナルスはナショナルズに0対6で敗れ、3連戦を1勝2敗の負け越しで終えたが、名捕手ヤディアー・モリーナがまた1つ、マイルストーンに到達した。モリーナはこの試合が捕手として通算2000試合目の出場。史上6人目の快挙だが、1チームで達成したのは初めてである。先発のアダム・ウェインライトが初球を投じたあと、球場全体がスタンディングオベーションで快挙を祝福した。

     モリーナは「正直に言って、ただの数字に過ぎない。僕は勝つためにプレーしているし、数字のためにプレーしようと思ったことはない」と冷静なコメント。節目の一戦で勝利できなかったこともあり、「僕は常にチームを最優先に考えている。今日の試合が異なる結果になればよかったなと思っているよ。もし試合に勝てたら、今日はさらに特別なものになっていただろう」と悔しそうな表情も見せた。

     とはいえ、節目の一戦に敗れたからといって、モリーナの大記録の価値が失われるわけではない。この試合も含めて通算277試合で先発バッテリーを組んできたウェインライトは「他の29チームの正捕手に聞いても、自分がヤディアー・モリーナより優れていると自信を持って言える選手はいないだろう。彼は素晴らしい選手だし、間違いなく殿堂入りすると思う」と女房役を絶賛。「彼が僕の捕手で本当によかった」という言葉には、誰よりも多くの試合でモリーナと先発バッテリーを組んできた男だからこその重みがあった。

  • ビーバーとジオリトの投げ合いは期待通り白熱の投手戦に

    2021.4.14 13:30 Wednesday

    【インディアンス2-0ホワイトソックス】(延長10回タイブレーク)@ギャランティードレイト・フィールド

     シェーン・ビーバー(インディアンス)とルーカス・ジオリト(ホワイトソックス)というリーグを代表する好投手同士の投げ合いとなった一戦は、期待通りの白熱した投手戦となった。ジオリトは8回表の先頭打者に四球を与えて降板するまで3安打8奪三振無失点。一方、ビーバーは9イニングを投げ抜き、3安打11奪三振無失点の快投を見せた。試合は両軍無得点のまま延長タイブレークに突入し、10回表に2点を奪ったインディアンスが2対0で勝利。ビーバーの113球の熱投が報われた。

     インディアンスはビーバーが9イニングを無失点に抑え、ホワイトソックスはジオリト降板後、エバン・マーシャルとリアム・ヘンドリックスが各1イニングを無失点。白熱の投手戦は0対0のまま延長タイブレークに突入した。10回表、インディアンスは一死1・3塁のチャンスを迎え、ロベルト・ペレスのタイムリー内野安打でついに先制。続くアメッド・ロサリオにもタイムリー二塁打が飛び出し、貴重な2点目を奪った。10回裏はインディアンス2番手のジェームス・カリンチャックが三者凡退。白熱の投手戦に終止符が打たれた。

     11個の三振を奪ったビーバーは、昨季から15試合連続8奪三振以上となったが、これはコリー・クルーバー(現ヤンキース)を上回る球団新記録。また、開幕からの3登板で合計35奪三振は昨年の自身の記録に並ぶ歴代3位の数字である。ビーバーが1勝目(1敗)、カリンチャックが1セーブ目をマーク。ホワイトソックス4番手のギャレット・クローシェは2敗目(0勝)を喫した。

  • エンゼルス惜敗 大谷4号アーチ含む3安打で打率.364

    2021.4.14 12:30 Wednesday

    【エンゼルス2-3ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

     エンゼルスはロイヤルズ(5安打)の2倍以上となる12安打を放ったものの、得点圏で9打数1安打に終わるなどあと1本が出ず、2対3で惜敗。1点ビハインドの9回表は二死満塁のチャンスを作ったが、デービッド・フレッチャーの走塁死で試合終了となった。エンゼルスの大谷翔平は「2番・DH」でスタメン出場し、4号ソロを含む5打数3安打1打点の活躍。2試合連続の3安打で打率は.364、OPSは1.187へ上昇した。

     ディラン・バンディ(エンゼルス)とダニー・ダフィー(ロイヤルズ)の先発で始まった一戦は、1回裏にカルロス・サンタナの犠飛でロイヤルズが先制。3回裏には一死2・3塁からサンタナのショートゴロの間に1点を追加し、リードを2点に広げた。大谷の4号ソロで1点差に迫られた直後の5回裏にはサルバドール・ペレスにタイムリーが飛び出し、再び2点リード。8回表にカート・スズキの犠飛で1点差となったが、クローザーのグレッグ・ホランドが1点のリードをなんとか守り抜いた。

     大谷は左腕ダフィーに対して1回表の第1打席はサードへの内野安打、3回表の第2打席はレフトフライ、5回表の第3打席はセンターへの4号ソロ。7回表の第4打席は左腕ジェイク・ブレンツの前にセカンドライナーに倒れたが、9回表の第5打席で右腕ホランドからライトへのヒットを放ち、2試合連続3安打となった。ダフィーは6回8安打1失点の粘投で2勝目(0敗)をマーク。ホランドに1セーブ目が記録され、バンディは7回5安打3失点(自責点2)の力投ながら1敗目(0勝)を喫した。

  • レンジャーズ13安打で快勝 筒香3打数無安打で途中交代

    2021.4.14 11:30 Wednesday

    【レンジャーズ8-3レイズ】@トロピカーナ・フィールド

     レンジャーズは1点ビハインドの4回表に無死満塁のチャンスを迎え、ニック・ソラックの走者一掃3点タイムリー二塁打、チャーリー・カルバーソンのタイムリー二塁打で4点を奪って逆転に成功。その後も打線がつながり、13安打を放って8対3でレイズを破った。レンジャーズ先発のカイル・ギブソンが7回4安打2失点(自責点1)の好投で2勝目(0敗)をマーク。レイズ先発のライアン・ヤーブローは6回10安打6失点と打ち込まれ、2敗目(0勝)を喫した。

     レンジャーズの勝利の立役者となったのは7番ソラックと9番カルバーソンの2人だ。ソラックは初回に手痛い守備のミスを犯したものの、4回表無死満塁の大チャンスでミスを帳消しにする走者一掃3点タイムリー二塁打。カルバーソンは4回表にタイムリー二塁打、8回表にダメ押しの1号2ランを放ち、3安打3打点の活躍を見せた。1度も出塁できなかったのは2番デービッド・ダールだけ。上位から下位まで打線がつながり、レイズ投手陣から8点を奪った。

     不振が続くレイズの筒香嘉智は「6番・DH」でスタメン出場。右腕ギブソンの前に初回の第1打席はレフトフライ、4回裏の第2打席はセカンドフライ、6回裏の第3打席はセカンドゴロに倒れ、左腕ブレット・マーティンとの対戦となった8回裏の第4打席で代打を送られてベンチへ退いた。3打数無安打に終わり、3試合連続無安打。今季の打率は.147、OPSは.393となった。

  • Rソックスが開幕3連敗→7連勝 澤村5試合連続無失点

    2021.4.14 06:50 Wednesday

    【レッドソックス4-2ツインズ】@ターゲット・フィールド

     黒人射殺事件の影響で4連戦の初戦が延期(日本時間4月15日にダブルヘッダーで開催)となったレッドソックスとツインズの対戦は、前日の試合で先発予定だったマーティン・ペレス(レッドソックス)とJ・A・ハップ(ツインズ)の両左腕がスライド登板。0度近い気温で雪が舞うなか行われた試合は、初回にツインズが2点を先制したものの、レッドソックスが5回表に追い付き、8回表には勝ち越しに成功。逆転勝利で連勝を7に伸ばした。

     ツインズは1回裏に無死満塁のチャンスを作り、ホルヘ・ポランコの犠飛などで2点を先制。しかし、好投を続けていたハップが5回表に捕まり、ハンター・レンフローの1号ソロ、クリスチャン・アローヨのヒット、ボビー・ダルベックのタイムリー二塁打と3連打を浴びて同点に追い付かれた。ハップは5回途中4安打2失点で降板。一方、レッドソックス先発のペレスは毎回走者を出す苦しいピッチングとなったが、4安打2失点でなんとか5イニングを投げ抜いた。

     6回裏にはレッドソックスの澤村拓一が登板。先頭打者を遊撃ザンダー・ボガーツのエラーで出塁させたが、続く2人を併殺打と空振り三振に仕留め、打者3人で無失点に抑える好リリーフを見せた。レッドソックスは8回表にアローヨ、ダルベックの2者連続二塁打で勝ち越しに成功し、9回表にはラファエル・デバースの4試合連発となる5号ソロで貴重な追加点。澤村のあとはアダム・オッタビーノ、ダーウィンソン・ヘルナンデス、マット・バーンズが各1イニングを無失点に抑え、4対2で逃げ切った。

     オッタビーノが1勝目(0敗)、バーンズが1セーブ目をマーク。ダルベックに勝ち越し打を浴びたツインズ3番手のランディ・ドブナックに2敗目(0勝)が記録された。なお、明日のダブルヘッダー第1試合に前田健太(ツインズ)が先発する予定となっている。

  • コールとヒガシオカの活躍でヤンキースが勝率5割に復帰

    2021.4.13 14:00 Tuesday

    【ヤンキース3-1ブルージェイズ】@TDボールパーク

     開幕からの3カード(9試合)を4勝5敗の負け越しで終えたヤンキース。しかし、敵地TDボールパークでのブルージェイズ3連戦の初戦をゲリット・コールとカイル・ヒガシオカのバッテリーの活躍により3対1で制し、勝率5割復帰を果たした。開幕戦ではゲーリー・サンチェスとバッテリーを組み、6回途中2失点で降板したコール。今季2度目の登板ではヒガシオカとバッテリーを組んで7回13奪三振無失点の快投を見せており、やはりこの2人の相性は抜群のようだ。

     コールは初回一死から連打と暴投で2・3塁のピンチを招き、ランドール・グリチックのショートゴロの間に1点を失ったものの、2回裏無死1・2塁のピンチは3者連続三振で脱出。3回以降は1人も走者を許さず、6回98球を投げて被安打3、奪三振8、与四球1、失点1と先発の役割を十二分に果たした。

     コールが力投を続けるなか、ヒガシオカは5回表にブルージェイズ先発のロビー・レイから1号逆転2ランを放ち、8回表には3番手のライアン・ボルッキから2号ソロ。チームの全得点を1人で叩き出し、相棒・コールを援護した。

     ヒガシオカはこの試合の2本塁打を加えて通算12本塁打となったが、キャリア最初の12本塁打を放つまでに3度のマルチ本塁打を記録した捕手はメジャー史上初めて。昨年9月にはコールが先発した試合で1試合3本塁打も記録している。コールにとってこのうえなく頼りになる女房役と言えそうだ。

     ヤンキースは7回裏を2番手のジャスティン・ウィルソン、8回裏を3番手のダレン・オデイ、9回裏を4番手の守護神アロルディス・チャップマンが無失点に抑え、3対1で逃げ切り。コールが2勝目(0敗)、チャップマンが1セーブ目をマークし、5回3安打2失点のレイには1敗目(0勝)が記録された。

  • 大谷3安打3打点の活躍 エンゼルス3年ぶりの単独首位

    2021.4.13 13:00 Tuesday

    【エンゼルス10-3ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

     エンゼルスは「2番・DH」の大谷翔平が2本の二塁打を含む5打数3安打3打点の活躍を見せるなど、打線が14安打10打点とつながり、ロイヤルズに10対3で快勝。6勝3敗で並んでいたアストロズがタイガースに敗れたため、アストロズに1ゲーム差をつけて2018年5月7日以来となる単独首位に浮上した。エンゼルス先発のアレックス・カッブは6回途中4安打10奪三振3失点の力投で1勝目(0敗)をマーク。ロイヤルズ先発のブレイディ・シンガーは5回7安打4失点(自責点1)で2敗目(0勝)を喫した。

     2回表に相手の守備のミスで2点を先制したエンゼルスはその後、大谷がことごとく得点に絡む活躍を見せた。初回の第1打席でレフトへのヒットを放った大谷は、3回表無死1・3塁の第2打席でセカンドへの併殺打に倒れたものの、その間にエンゼルスは3点目をゲット。5回表二死2・3塁で迎えた第3打席は遊撃ニッキー・ロペスのエラーで出塁し、エンゼルスはリードを4点に広げた。

     1点差に迫られた直後の7回表には二死2・3塁のチャンスで打席に入り、ライトへの強烈な2点タイムリー二塁打。この打球は初速119マイル(約191.5キロ)を計測し、今季メジャー最速の打球となった。また、2015年のスタットキャスト導入後、初速119マイル以上の打球を放ったのは大谷が5人目。ジャンカルロ・スタントン、アーロン・ジャッジ、ゲーリー・サンチェス、ネルソン・クルーズという球界を代表する強打者たちのグループに仲間入りを果たした。

     強烈な二塁打を放った大谷は、2つの四球で三塁へ進み、暴投の間に7点目のホームイン。9回表無死1塁で迎えた第5打席はレフトへのタイムリー二塁打を放ち、次打者マイク・トラウトの4号2ランで9点目のホームを踏んだ。5打数3安打3打点2得点の大活躍で打率は.333、OPSは1.109に上昇。強さと上手さを兼ね備えた打者・大谷は今やエンゼルスの得点源として不可欠な戦力となっている。

  • レイズ・グラスナウ14Kの快投 筒香4打数無安打3三振

    2021.4.13 12:00 Tuesday

    【レンジャーズ0-1レイズ】@トロピカーナ・フィールド

     レイズは先発のタイラー・グラスナウが自己最多の14奪三振を記録する素晴らしいピッチングを披露。7回裏にウィリー・アダメスの2号ソロで奪った1点を3投手の継投で守り抜き、1対0でレンジャーズを破った。好投したグラスナウが1勝目(0敗)、最終回を締めくくったディエゴ・カスティーヨが3セーブ目を記録。レンジャーズ2番手のテイラー・ハーンは3回7奪三振の力投を見せたが、唯一の被安打が決勝アーチとなり、1敗目(0勝)を喫した。

     グラスナウは初回から3者連続空振り三振とエンジン全開。3回表に再び3者三振を記録し、3回までに7つの三振を奪った。4回表二死からジョーイ・ギャロに四球を与え、初めての走者を許したが、ネイト・ロウを見逃し三振に仕留めて無失点。5回表一死からイーライ・ホワイトに初安打を浴びたが、次打者ニック・ソラックを三振ゲッツーに仕留めた。すると、6回表はまたしても3者連続空振り三振。球数が100球を超えたため、8回途中で降板したが、球団記録の15奪三振にあと1と迫る見事なピッチングだった。

     レンジャーズ先発が右腕のデーン・ダニングだったため、レイズの筒香嘉智は「1番・一塁」でスタメン出場。ところが、1回裏の第1打席は空振り三振、3回裏の第2打席はセンターフライに倒れ、左腕のハーンには2打席連続三振を喫して4打数無安打3三振に終わった。これで直近3試合は10打数1安打8三振となり、打率は.161、OPSは.429まで悪化。安打が出ないのはともかく、三振率は40%(今季35打席で14三振)という危機的水準に達している。

  • マイヤーズ5打点の活躍 ダルビッシュ快投で今季初勝利

    2021.4.13 11:00 Tuesday

    【パドレス6-2パイレーツ】@PNCパーク

     パドレスは2014年12月からチームに在籍している最古参選手ウィル・マイヤーズが3号2ランを含む3安打5打点の活躍で打線を牽引。先発のダルビッシュ有は7回3安打1失点の快投を見せ、6対2でパイレーツを破った。パドレスは現在17連戦の真っ最中だが、敵地でのレンジャーズ3連戦をスイープしたのに続いて、これで4連勝。開幕11試合で8勝3敗という好スタートとなっている。

     1回表無死1・2塁のチャンスでマニー・マチャドとエリック・ホズマーが連続三振に倒れたパドレスだが、マイヤーズがレフトへのタイムリーを放ち、1点を先制。1対1の同点で迎えた6回表にはマイヤーズの3号2ランとビクトル・カラティーニのタイムリー二塁打で3点を勝ち越した。マイヤーズは7回表二死2・3塁の場面で2点タイムリーを放ち、1人で5打点を叩き出す大活躍。リリーフ陣がパイレーツの反撃を1点に抑え、6対2で快勝した。

     ダルビッシュは多彩な変化球を武器に、1回裏は内野ゴロ3つの順調な立ち上がり。3回裏二死からアダム・フレイジャーにヒットを許し、暴投で走者を二塁に進めたあと、好調のフィリップ・エバンスに同点のタイムリー二塁打を浴びたが、それ以降は四球による走者を1人出しただけで、今季最長の7イニングを投げ抜いた。

     ダルビッシュは7回95球を投げて被安打3、奪三振6、与四球1、失点1という安定したピッチングで1勝目(0敗、防御率3.06)をマーク。パイレーツ2番手のルイス・オビエドが5失点と炎上し、1敗目(0勝)を喫した。

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