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  • カブレラが2本塁打 通算491号は逆転グランドスラム

    2021.5.22 13:30 Saturday

    【タイガース7-5ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

     タイガースのミゲル・カブレラが2本塁打を含む5打数3安打5打点の活躍でチームを逆転勝利に導いた。2回表に通算490号となる3号先制ソロを放ったカブレラは、2点ビハインドで迎えた7回表二死満塁のチャンスでロイヤルズ3番手のグレッグ・ホランドから左中間への4号グランドスラム。この一打が通算491本目のアーチとなり、史上28人目の通算500本塁打達成まで残り9本とカウントダウンに突入した。

     カブレラのこの試合2本目のアーチは逆転満塁弾となり、カウフマン・スタジアムに集まったロイヤルズファンを静まり返らせた。グランドスラムは通算6本目であり、1試合3安打は今季初。試合前の時点で通算2884安打はザック・ウィートと並ぶ歴代41位タイの数字だったが、この試合の3安打を加えて通算2887安打で歴代単独41位に浮上した。打率は.204とようやく2割台、OPSは.617とこちらもようやく6割台に乗り、あと2本塁打で歴代28位タイのルー・ゲーリッグとフレッド・マグリフ(通算493本塁打)に並ぶ。

     一方、敗れたロイヤルズは3回裏にカルロス・サンタナの2点タイムリーで逆転に成功し、1点ビハインドで迎えた6回裏にライアン・オハーンの同点タイムリーとマイケル・A・テイラーの5号勝ち越し2ランで再びリードを奪っていたものの、ホランドがカブレラに痛恨の被弾。逆転を許したあとはタイガース救援陣の前に無安打に終わり、チャンスすら作ることができなかった。

  • ブレーブスが20得点で大勝 2満塁含む7本塁打は史上初

    2021.5.22 12:30 Saturday

    【パイレーツ1-20ブレーブス】@トゥルイスト・パーク

     ブレーブスはパイレーツ投手陣に猛打を浴びせ、今季メジャー最多となる20得点で大勝した。ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.は大谷翔平(エンゼルス)と並んでメジャー1位タイとなる14号グランドスラムを放つなど、5打数2安打5打点の活躍。ブレーブス打線は6人の打者が合計7本のアーチを放ったが、1試合で2本以上の満塁弾を含む7本以上の本塁打を放つのはメジャー史上初の快挙となった。

     初回にオジー・オルビーズのタイムリー二塁打で先制したブレーブスは、2回裏にアクーニャJr.が14号グランドスラムを放って5点リード。4回裏にアクーニャJr.の犠飛で1点を追加し、5回裏にオルビーズの7号2ラン、オースティン・ライリーの6号ソロ(2者連発)、6回裏にマーセル・オズーナの7号ソロが飛び出して2ケタ得点に到達した。7回裏にはライリーが7号ソロ、ダンズビー・スワンソンも7号ソロと再び2者連続アーチ。12対0と大量リードを奪った。

     8回裏、試合を諦めたパイレーツは内野手のウィルマー・ディフォーが登板。ブレーブス打線はディフォーに対して容赦なく猛打を浴びせ、ライリーの犠飛、ケバン・スミスのタイムリー、ギジェルモ・エレディアの2点タイムリーで4点を追加した。さらに、一死満塁からエイレ・アドリアンザに3号グランドスラムが飛び出し、オズーナのタイムリー二塁打で20得点の大台に到達。ブレーブス先発のイアン・アンダーソンは6回6安打無失点で4勝目(1敗)をマークし、パイレーツ先発のタイラー・アンダーソンは5回10安打9失点で4敗目(3勝)を喫した。

  • レッズ・ウィンカーが1試合3本塁打 秋山出場機会なし

    2021.5.22 12:00 Saturday

    【ブリュワーズ4-9レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

     レッズはリードオフマンのジェシー・ウィンカーが3本のソロアーチを含む4打数4安打3打点1四球4得点の大暴れ。自慢の強打を発揮してチームの勝利に大きく貢献した。レッズ先発のジェフ・ホフマンは制球に苦しみながらも5回2安打1失点で今季3勝目(3敗)をマーク。打線は先制、中押し、ダメ押しと効果的に追加点を奪った。敗れたブリュワーズは先発のエイドリアン・ハウザーが5回途中5安打6失点と誤算。なお、レッズの秋山翔吾に出場機会はなかった。

     ウィンカーは直近6試合で21打数4安打とやや調子を落としていたが、今日は自身初の1試合3本塁打を記録する大暴れ。初回の第1打席はヒットで出塁してタイラー・ネークインの10号3ランで先制のホームを踏み、3回裏の第2打席で9号ソロ、5回裏の第3打席で10号ソロ、6回裏の第4打席の四球を挟み、8回裏の第5打席で11号ソロを放った。これで打率は試合前の.338から.356へ急上昇。同僚のニック・カステヤーノス(.342)を抜いてリーグ1位に再浮上した。

     レッズは左翼のウィンカー、右翼のカステヤーノスがリーグの打率ランキング1・2位を独占する活躍を見せているだけでなく、中堅のネークインも10本塁打、OPS.866と期待以上の成績をマーク。外野トリオは球界有数の攻撃力を誇っている。1年契約(マイナー契約)で加入したネークインだが、レッズは2022年まで保有可能。2022年までの3年契約を結んでいる秋山が出場機会を確保するうえで、ネークインが大きな壁として立ちはだかっている。

  • ヤンキース トリプルプレーでピンチ脱してサヨナラ勝ち

    2021.5.22 11:30 Saturday

    【ホワイトソックス1-2xヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     ヤンキースは1対1の同点で迎えた9回表に守護神アロルディス・チャップマンが無死1・2塁のピンチを招いたものの、アンドリュー・ボーンを5-4-3のトリプルプレーに仕留めてピンチを脱出。9回裏に連打で無死1・2塁のチャンスを作り、グレイバー・トーレスがレフトへのタイムリーを放ってサヨナラ勝ちを収めた。ヤンキースがトリプルプレーを完成させるのは2014年4月以来7年ぶりのことである。

     今季ここまで17試合に登板して17イニングを投げ、防御率0.00、奪三振36と驚異的な活躍を続けているチャップマン。ところが、今日は先頭のイェルミン・メルセデスに四球を与え、レウリー・ガルシアの送りバントの処理を誤って無死1・2塁のピンチを招いてしまった。しかし、ボーンが放ったゴロは三塁ジオ・ウルシェラの正面に飛び、三塁ベースを踏んだあと、二塁ルーグネッド・オドーア、一塁ルーク・ボイトと転送されてトリプルプレーが完成。一気にピンチを脱出した。

     ヤンキースの前回のトリプルプレーは2014年4月17日(現地時間)のレイズ戦。このときは三塁ヤンハービス・ソラーテ、二塁ブライアン・ロバーツ、一塁スコット・サイズモアの3人がプレーに関与した。ピンチを脱したヤンキースは、7回裏に2号先制ソロを放ったトーレスのタイムリーでサヨナラ勝ち。なお、ホワイトソックス先発のカルロス・ロドンが6回13奪三振、ヤンキース先発のジョーダン・モンゴメリーが7回11奪三振と好投したが、両軍先発が2ケタ奪三振かつ無四球無失点を記録するのは1900年以降メジャー初のことだった。

  • ドジャース4連勝 プーホルス通算668号、筒香は3三振

    2021.5.21 14:10 Friday

    【ダイヤモンドバックス2-3ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     ドジャースはダイヤモンドバックス先発のメリル・ケリーの前に12三振を喫するなど苦戦したが、アルバート・プーホルスの6号先制2ラン、ウィル・スミスの5号勝ち越しソロと2本のアーチで3点を奪い、3対2で辛勝。デービッド・プライスから始まった7投手のリレーを最後はケンリー・ジャンセンが締めくくった。ドジャースはダイヤモンドバックス4連戦をスイープし、首位ジャイアンツとの2ゲーム差をキープ。明日から直接対決3連戦を迎える。

     ドジャースは2回裏一死1塁からプーホルスの6号2ランで先制。プーホルスの移籍後初アーチは通算668本目の本塁打となった。また、この一打は通算3256本目のヒットとなり、エディ・マレーを抜いて歴代単独13位に浮上している。6回表にエドゥアルド・エスコバーの11号2ランで同点に追い付かれたが、7回裏にスミスが5号ソロを放ち、この一発が決勝点となった。なお、元アストロズのジョシュ・レディックが今日からダイヤモンドバックスの一員としてメジャー昇格。ドジャー・スタジアムのファンから大ブーイングと「Cheater」コールが浴びせられた。

     ドジャースの筒香嘉智は「7番・レフト」でスタメン出場したものの、空振り三振、見逃し三振、空振り三振で3打席連続三振。3打数ノーヒットで今季の打率は.161、OPSは.454となった。故障者リスト入りしているコディ・ベリンジャーとザック・マキンストリーが明日からマイナーでのリハビリ出場を開始する予定となっており、筒香は今後数日間がメジャー生き残りをかけた正念場となりそうだ。

  • マルティネス逆転弾でRソックス勝利 澤村2/3回2失点

    2021.5.21 12:30 Friday

    【レッドソックス8-7ブルージェイズ】@TDボールパーク

     レッドソックスは2回表に一挙5得点のビッグイニングを作って試合を優位に進めていたが、先発のニック・ピベッタが5回7安打5失点(自責点4)と粘れず、2番手の澤村拓一も守備のミスに足を引っ張られて2失点。ブルージェイズに逆転を許した。しかし、1点ビハインドの9回表二死3塁の場面でJ・D・マルティネスが起死回生の12号逆転2ラン。頼れる主砲が通算250号となる節目の一発でチームを勝利に導いた。

     レッドソックスは2回表、ボビー・ダルベックに5号逆転3ランが飛び出し、エンリケ・ヘルナンデスとマルティネスのタイムリーも出て一挙5得点。ところが、2回裏にボー・ビシェットのタイムリー二塁打で1点を返されると、5回裏と6回裏に2点ずつを失い、リードを奪われた。しかし、9回表に一死2・3塁のチャンスを迎え、アレックス・ベルドゥーゴのファーストゴロの間にまず1点。そして、二死3塁からマルティネスがセンター右へ12号逆転2ランを叩き込んだ(打たれたのは元阪神のラファエル・ドリス)。

     6回裏に2番手として登板した澤村は、ダニー・ジャンセンの二塁打の処理を右翼ハンター・レンフローがもたつき、いきなり無死3塁のピンチ。ジョナサン・デービスに勝ち越しタイムリーを許した。二死1・2塁からテオスカー・ヘルナンデスをショートゴロに打ち取り、二塁封殺でチェンジかと思われたが、二塁マイケル・チェイビスが落球。二死満塁とピンチが広がり、ランドール・グリチックにタイムリーを許して降板となった。2/3回(26球)を投げて被安打3、奪三振1、与四球1、失点2(自責点0)という内容で今季の防御率は3.18となっている。

  • エンゼルスWヘッダー連勝ならず 大谷は3打席連続三振

    2021.5.21 12:00 Friday

    【ツインズ6-3エンゼルス】(ダブルヘッダー第2試合・7イニング制)@エンゼル・スタジアム

     ダブルヘッダー第1試合は投打が噛み合って7対1で快勝したエンゼルスだったが、第2試合は先発のグリフィン・キャニングが1回表にミゲル・サノーの7号グランドスラムで4失点。その後、ホゼ・ロハスの2号先頭打者アーチなどで1点差まで追い上げたものの、同点に追い付く前に追加点を奪われ、3対6で敗れてダブルヘッダー2試合をスイープすることはできなかった。借金は今季ワーストタイの6のままとなっている。

     キャニングは1回表一死から四球、二塁打、四球で満塁のピンチを招き、サノーをカウント1-2と追い込んだあとに7号グランドスラムを被弾。2回表二死満塁のピンチは切り抜けたが、不安定なピッチングに終始して2回4失点でマウンドを降りた。エンゼルスは3点ビハインドの2回裏にテイラー・ウォードのタイムリー二塁打とドリュー・ビュテラのタイムリーで2点を返したが、続く一死1・2塁のチャンスでデービッド・フレッチャーとロハスが凡退。3回以降はチャンスすら作れなかった。

     前日の試合で登板した大谷翔平は第1試合を欠場(今季初)して休養に充て、第2試合は定位置の「2番・DH」でスタメン出場。しかし、ツインズ先発のホゼ・ベリオスのカーブにバットが空を切って2打席連続空振り三振に倒れ、6回裏の第3打席はツインズ2番手のテイラー・ロジャースのスライダーを空振りして3打席連続三振に終わった。1試合3三振は今季4度目。3打数ノーヒットで今季の打率は.267、OPSは.933となった。

  • アストロズ 首位攻防3連戦に勝ち越して地区首位に浮上

    2021.5.21 11:30 Friday

    【アストロズ8-4アスレチックス】@オークランド・コロシアム

     開幕4連戦でアスレチックスをスイープしたあと、13試合で6連敗を含む3勝10敗と失速して一時は地区最下位に転落したアストロズだが、その後の26試合で6連勝を含む18勝8敗と復調。首位アスレチックスと0.5ゲーム差で迎えた今回の首位攻防3連戦は初戦をサヨナラ負けで落としたあと、第2戦に8対1で快勝、今日の第3戦も8対4で制し、2勝1敗で勝ち越して約1ヶ月半ぶりとなる地区首位に浮上した。

     勝利の立役者となったのは「9番・捕手」でスタメン出場したマーティン・マルドナードだ。前日まで打率.144と打撃不振に苦しんでいたが、1点ビハインドで迎えた3回表無死1塁の場面でレフトへの同点タイムリー二塁打を放つと、チームはこの回一挙3得点で逆転に成功。1点差に迫られた直後の4回表には右中間への3号2ランを放ち、マルチ安打は今季3度目、1試合3打点は今季最多タイとなった。また、定評のある守備面でも6人の投手を好リードし、チームの勝利に貢献した。

     一方のアスレチックスは初回にマーク・キャナの8号ソロで先制したものの、先発のコール・アービンが5回8安打5失点と誤算。2番手のバーチ・スミスと3番手のレイミン・グドゥアンも失点を重ね、試合の流れを引き寄せることができなかった。打線は3本のアーチを放ったが、すべてソロと効率の悪い攻撃に終始。破竹の13連勝中から1ヶ月キープしてきた地区首位の座をついに明け渡した。

  • レイズ打線爆発 今季最長の7連勝で今季最多の貯金7

    2021.5.21 11:00 Friday

    【レイズ10-1オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

     レイズは1番ランディ・アロザレーナが7号3ランを含む6打数4安打4打点、6番ジョーイ・ウェンドルが2本のソロアーチを含む6打数4安打2打点を記録するなど、打線が18安打と爆発。10対1でオリオールズに快勝し、敵地での3連戦をスイープした。これでメッツ3連戦に続いて2カード連続のスイープとなり、今季最長の7連勝。貯金も今季最多の7となり、昨季のリーグ王者が勢いに乗っている。

     2回表にウェンドルの4号ソロとアロザレーナの7号3ランで4点を先制したレイズは、先発のリッチ・ヒルが4回裏にトレイ・マンシーニの10号ソロで1点を失ったが、ヒルの失点はこの1点だけで6回2安打1失点の好投。6回表に崔志萬(チェ・ジマン)のタイムリーなどで2点、7回表にオースティン・メドウズのタイムリー二塁打などで3点を追加し、9回表に飛び出したウェンドルのこの試合2本目のアーチとなる5号ソロで今季5度目の2ケタ得点に到達した。

     日本時間5月12日に筒香嘉智をDFAとして40人枠から外したレイズは、当日と翌日のヤンキース戦に連敗したものの、3連戦の最終戦に9対1で快勝し、そこから7連勝。7試合のうち6試合で7得点以上、5試合で9得点以上を記録しており、打線に勢いが出てきた。その立役者の1人が故障離脱から復帰したチェ・ジマン。日本時間5月17日の今季初出場から4試合連続で安打と打点を記録し、打率.538(13打数7安打)、1本塁打、6打点、出塁率.647、OPS1.493という見事な活躍を見せている。

  • レッズ19失点で4連敗 途中出場の秋山は3打数0安打

    2021.5.21 10:00 Friday

    【ジャイアンツ19-4レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

     レッズは先発のタイラー・マーリーがジャイアンツ打線につかまり、3回途中7失点と炎上。リリーフ陣も合計4本塁打を浴び、16安打19失点と投手陣が崩壊して4対19の大敗となった。最後の2イニングは野手2人が登板したが、1試合に複数の野手が登板するのはレッズでは1902年以降初めて。一方、大勝したジャイアンツは敵地での4連戦をスイープし、連勝を5に伸ばした。

     マーリーは初回にエバン・ロンゴリアのタイムリーで1点を失い、2回表は無失点に抑えたものの、3回表は一死も取れずに3本のタイムリーを浴びて3失点。無死満塁のピンチを残してマウンドを降り、2番手のマイケル・フェリースがスティーブン・ダガーに2号グランドスラムを浴びたため、マーリーには7失点が記録された。ジャイアンツ打線はその後もダリン・ラフの6号2ラン、ブランドン・クロフォードの11号3ラン、ロンゴリアの5号2ランなどで着実に加点。1試合19得点は今季メジャー最多となった。

     レッズの秋山翔吾は13点ビハインドの5回裏に投手の代打として登場してレフトフライ。そのまま左翼の守備に就き、7回裏の第2打席は遊撃クロフォードのエラーで出塁したが、9回裏の第3打席は見逃し三振に倒れた。3打数0安打1三振に終わり、自身初の1試合3安打を記録した5月16日(現地時間)のロッキーズ戦以降は4試合連続ノーヒット。今季の打率は.214、OPSは.481となっている。

  • ドジャース逆転勝利 4番・筒香は移籍後初安打初打点

    2021.5.20 14:30 Thursday

    【ダイヤモンドバックス2-4ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     ドジャースは1点ビハインドの7回裏にダイヤモンドバックスの守備の乱れに乗じて3点を奪い、逆転に成功。8回表をビクトル・ゴンザレス、9回表をケンリー・ジャンセンが無失点に抑え、4対2で逆転勝利を収めた。ドジャース先発のクレイトン・カーショウはエドゥアルド・エスコバーに先制の10号2ランを浴びたものの、6回2安打2失点の好投。ドジャースは連勝を3に伸ばし、直近10試合で8勝2敗と勢いが出てきた。

     ドジャースが試合をひっくり返したのは7回裏。先頭から連続四球で無死1・2塁のチャンスを迎え、代打アルバート・プーホルスは一塁後方へフラフラと打ち上げたものの、一塁のペイビン・スミスが捕球できず満塁(記録はヒット)。一死後、代打ウィル・スミスの放ったライトライナーを右翼のジョシュ・ロハスがグラブに当てて弾き、2者が生還して逆転した(記録は犠飛とエラー)。さらに続くムーキー・ベッツの打球に中堅ティム・ロカストロがわずかに追い付けず、エンタイトル二塁打となってこの回3点目。ダイヤモンドバックスの拙守にも助けられ、リードを奪った。

     ドジャースの筒香嘉智は「4番・レフト」でスタメン出場し、2回裏の第1打席はセカンドゴロに倒れたものの、4回裏の第2打席で移籍後初安打初打点となるレフト前タイムリー。6回裏二死2・3塁の逆転機ではセカンドゴロに打ち取られ、8回裏の第4打席は空振り三振を喫した。4打数1安打1打点で今季の打率は.167、OPSは.470となっている。

     また、ジャンセンは今季9セーブ目をマークして通算321セーブ。これは1つの球団で記録したセーブ数としてはアスレチックスのデニス・エカーズリー(320セーブ)を抜いて単独3位となった。ちなみに、1位はマリアーノ・リベラ(ヤンキース)の652セーブ、2位はトレバー・ホフマン(パドレス)の552セーブである。

  • エンゼルス今季最多タイの借金6 大谷は2失点&1安打

    2021.5.20 13:00 Thursday

    【インディアンス3-2エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     エンゼルスの大谷翔平は「2番・投手」で今季4度目の投打同時出場。思うように球速が出ないなかでも4回までに5つの三振を奪い、1失点に抑えていたが、5回表先頭のジェイク・バウアーズに2号同点ソロを浴びた。5回表途中、球数が72球になったところで降板して右翼の守備に就き、6回裏の第3打席では絶妙なバント安打を記録。7回表開始時の守備交代でベンチへ退いた。エンゼルスは2対3で敗れ、今季ワーストタイの借金6となっている。

     今日の大谷は速球の平均球速が91.3マイル、スプリッターは82.7マイル。今季の平均と比較すると速球は5マイル、スプリッターは7マイル近く低下していた。しかし、そのなかでも5回表二死から四球を出して降板するまで、72球を投げて被安打5、奪三振5、与四球2、失点2とまずまずのピッチング。球速に頼らないピッチングという新たな可能性を示した。なお、故障の可能性については大谷本人、ジョー・マドン監督ともに否定している。

     打席では1回裏の第1打席でサードライナー、3回裏の第2打席でセンターライナーに倒れたものの、5回表の降板後も右翼手として試合に残り、6回裏の先頭打者として迎えた第3打席で右寄りのシフトの逆を突いて三塁側への絶妙なバント安打で出塁。ただし、今季3つ目の盗塁死でチャンスを広げることはできなかった。3打数1安打で今季の打率は.272、OPSは.950となっている(防御率は2.37)。

     エンゼルスは2対2の同点で迎えた6回表に2番手のトニー・ワトソンが一死3塁のピンチを招き、ジョシュ・ネイラーに勝ち越しタイムリーを献上。2日連続でリリーフ陣がネイラーに決勝打を浴び、2連敗となった。

  • ヤンキース・クルーバー 2日連続6人目のノーヒッター

    2021.5.20 12:00 Thursday

    【ヤンキース2-0レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド

     スペンサー・ターンブル(タイガース)の快挙達成から一夜明け、今度はコリー・クルーバーがヤンキースでは今世紀初となるノーヒッターを達成した。サイ・ヤング賞2度の実績を誇るクルーバーが昨季在籍したレンジャーズに許した走者は3回裏の四球による1人だけ。101球で9イニングを投げ抜き、ターンブルに続いて2日連続、メジャー全体で今季6人目となるノーヒッターの快挙を成し遂げた。

     クルーバーは9回101球を投げて被安打0、奪三振9、与四球1、失点0という内容。今季は最初の3先発で防御率6.10と打ち込まれたものの、それ以降は安定したピッチングを見せており、防御率は2.86まで向上した。ヤンキースの投手によるノーヒッターは1999年7月18日(現地時間)のエクスポズ戦でデービッド・コーンが完全試合を達成して以来22年ぶり。ヤンキースのノーヒッターは球団史上12度目であり、球団別では12位(ドジャースの26度が最多)と意外に少ない。

     なお、今季はジョー・マスグローブ(パドレス)、カルロス・ロドン(ホワイトソックス)、ジョン・ミーンズ(オリオールズ)、ウェイド・マイリー(レッズ)、ターンブル、クルーバーと6人の投手がノーヒッターを達成している(ダイヤモンドバックスのマディソン・バムガーナーは7イニング制の参考記録)が、犠牲となったのは3チームだけである(レンジャーズ、インディアンス、マリナーズが2度ずつ)。

  • レッズ打線沈黙で3連敗 7番・秋山2打数0安打1四球

    2021.5.20 11:00 Thursday

    【ジャイアンツ4-0レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

     レッズはジャイアンツ先発のケビン・ゴーズマンの前に6回までわずか1安打に封じられ、3安打で完封負け。前日のアンソニー・ディスクラファーニに続き、レッズ在籍経験のあるジャイアンツの先発投手をまたしても打ち崩せなかった。ゴーズマンは2019年に在籍した古巣を相手に6回94球を投げて被安打1、奪三振8、与四球2、失点0の快投。7回以降は3人のリリーバーが各1イニングを無失点に抑え、4投手による完封リレーを完成させた。

     レッズの先発は前々回の登板でノーヒッターを達成したウェイド・マイリー。5回表無死2塁からマイク・トークマンに先制タイムリーを浴び、さらに二死1・3塁とピンチを広げたところで降板となったが、4回途中11安打8失点でノックアウトされた前回登板の反省を生かし、2試合連続でゲームを壊すことはしなかった。その後もリリーフ陣が力投し、レッズ投手陣は8回までジャイアンツ打線を1得点に抑えたものの、打線がその力投に応えられなかった。

     レッズの秋山翔吾は「7番・センター」で今季4度目のスタメン出場。ゴーズマンと対戦した第1打席はスプリッターにバットが空を切って3球で空振り三振に倒れたが、第2打席は四球を選んだ。8回裏の第3打席は3番手のリリーフ左腕、ジェイク・マギーと対戦してライトフライ。2打数0安打1四球で3試合連続ノーヒットとなり、今季の打率は.240、OPSは.536に下がった。

  • パドレス6連勝 戦列復帰のタティスJr.が10号含む4安打

    2021.5.20 10:00 Thursday

    【ロッキーズ0-3パドレス】@ペトコ・パーク

     5連勝中のパドレスは新型コロナウイルス陽性で戦列を離れていたフェルナンド・タティスJr.が復帰。「4番・遊撃」でスタメンに名を連ね、4回裏の10号先制ソロを含む4打数4安打2打点1盗塁の大活躍でチームを勝利に導いた。パドレス先発のジョー・マスグローブは7回93球を投げて被安打2、奪三振11、与四球0、失点0の快投。クレイグ・スタメンが8回表を3者三振、マーク・マランソンが9回表を三者凡退に抑え、パドレスは連勝を6に伸ばした。

     タティスJr.は素振りとビデオのチェックしかできなかった隔離期間を「本当に大変だった」と振り返った。「とてもタフだったよ。でも、チームがプレーを継続できたのはよかったし、いい野球をしていた。チームのいい流れに少しでも貢献できたらいいと思う」とタティスJr.は語ったが、その言葉通り、4回裏の10号先制ソロ、8回裏のダメ押しタイムリー二塁打を含む4安打2打点1盗塁という素晴らしい活躍でチームの勝利に大きく貢献した。

     開幕直後に左肩の亜脱臼で戦列を離れていた時期もあるため、今季まだ27試合にしか出場していないタティスJr.だが、打率.270、10本塁打、16打点、8盗塁、OPS.959の好成績を残している。27試合で29個の三振を喫し、ここまで11失策で守備率が9割を切る(.883)など粗さも目立つが、タティスJr.の躍動感あるプレーは見る者の目を惹きつける。貯金を今季最多の10としたパドレスは、若きスター遊撃手の復帰により、ここからさらに加速していきそうだ。

  • ドジャース快勝 新天地デビューの筒香は2の0、2四球

    2021.5.19 15:00 Wednesday

    【ダイヤモンドバックス1-9ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     ドジャースは1対1の同点で迎えた5回表にクリス・テイラーの5号2ランで勝ち越しに成功。7回裏にはギャビン・ラックスの2号グランドスラムなどで一挙5点を追加し、最終的には9対1で快勝した。ドジャース先発のフリオ・ウリアスが7回途中3安打1失点の好投で今季6勝目(1敗)をマーク。「7番・レフト」で新天地デビューとなった筒香嘉智は2打数0安打2四球だった。

     ドジャースの勝利を決定付けたのは7回裏の攻撃だった。無死満塁のチャンスでマット・ベイティは空振り三振に倒れたものの、「6番・一塁」でスタメン出場していたアルバート・プーホルスの押し出し死球でまず1点。プーホルスは歴代3位の通算打点数を2114に伸ばした。さらに一死満塁とチャンスは続き、筒香はライトフライに倒れたが、続くラックスがライトスタンドへの2号グランドスラム。カウント0-2と追い込まれたあと、内角のスライダーを上手くさばいた見事な一発だった。

     筒香は2回裏の移籍後初打席でフルカウントから四球を選んで出塁。4回裏の第2打席でもフルカウントから四球を選んだ。6回裏の第3打席は空振り三振に倒れ、7回裏一死満塁という絶好のアピールチャンスで回ってきた第4打席は犠飛にならないライトフライ。8回表開始時の守備変更でベンチに退き、新天地デビュー戦は2打数ノーヒットに終わった。今季の打率は.163、OPSは.468となっている。

  • タイガース・ターンブルがノーヒッター達成 今季5人目

    2021.5.19 14:30 Wednesday

    【タイガース5-0マリナーズ】@T-モバイル・パーク

     メジャー4年間で通算9勝25敗、防御率4.49の右腕が早くも今季5人目となるノーヒッターを達成した。快挙を成し遂げたのはタイガース先発のスペンサー・ターンブル。マリナーズの打者29人を相手に許した走者は四球による2人だけ。9つの三振を奪い、12個の内野ゴロを打たせ、117球で快挙達成となった。タイガースのノーヒッターは球団史上8度目。2011年5月7日(現地時間)にジャスティン・バーランダーが達成して以来10年ぶりである。

     ターンブルは3回までパーフェクト投球。4回裏先頭のジャレッド・ケルニックに四球を与えたが、そこから打者15人を連続で打ち取り、ノーヒッターを継続したまま9回裏を迎えた。先頭のホゼ・マルモレホスに9球粘られて四球を与えたものの、サム・ハガーティを空振り三振、ケルニックをセカンドゴロ、ミッチ・ハニガーを空振り三振に仕留めて見事にノーヒッターを達成。ジョー・マスグローブ(パドレス)、カルロス・ロドン(ホワイトソックス)、ジョン・ミーンズ(オリオールズ)、ウェイド・マイリー(レッズ)に次ぐ今季5人目の快挙達成となった。

     5月18日(現地時間)までに5度のノーヒッターが達成されるのは1917年と並んで歴代最多タイ。マリナーズはミーンズにも本拠地T-モバイル・パークでノーヒッターを達成されており、本拠地でシーズン2度のノーヒッターを達成されるのは史上6チーム目である。ノーヒッター達成回数のシーズン記録は1884年の8回(20世紀以降では7回が最多)。今季はこの記録が137年ぶりに更新されるかもしれない。

  • イ軍・ネイラーが決勝弾 大谷14号もエンゼルス敗れる

    2021.5.19 14:00 Wednesday

    【インディアンス6-5エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     エンゼルスは先発のアンドリュー・ヒーニーが初回に5点を失ったものの、1回裏に大谷翔平が2位に2本差をつけるメジャー単独トップの14号ソロ。その後もマイク・トラウトを欠いた打線が意地を見せ、4回裏にジャスティン・アップトンが8号3ラン、7回裏にホゼ・イグレシアスが3号ソロを放って同点に追い付いた。ところが、3番手のアレックス・クラウディオが8回表、ジョシュ・ネイラーに4号勝ち越しソロを被弾。大谷の3試合連続アーチもチームの勝利にはつながらなかった。

     トラウトを欠いたエンゼルス打線は3番にアンソニー・レンドン、4番にジャレッド・ウォルシュを繰り上げる形となったが、「トラウト不在」の影響が早速5回裏に出た。インディアンスは1点リードの5回裏二死3塁の場面で大谷と勝負せず、敬遠することを選択。次打者レンドンをライトフライに打ち取り、このピンチを無失点で切り抜けた。勝負の世界に「たられば」は禁物だが、3番にトラウトがいれば、大谷が敬遠されることはなかったに違いない。

     大谷は定位置の「2番・DH」でスタメン出場し、初回の第1打席で14号ソロ。その後はセンター前ヒット、敬遠、ショートゴロで3打数2安打1打点1四球だった。今季の打率は.271、OPSは.956に上昇。打者として出場したシーズン最初の40試合で14本以上の本塁打を放ったエンゼルスの選手は、2020年のトラウト(16本)、1986年のウォーリー・ジョイナー(15本)に続いて大谷が3人目となった。

  • ツインズが4点差追い付きサヨナラ サノー3発の大暴れ

    2021.5.19 13:30 Wednesday

    【ホワイトソックス4-5xツインズ】@ターゲット・フィールド

     まさかのメジャー最低勝率に沈んでいるツインズは、今日の試合も3回までに4点を先行される苦しい展開となったが、ミゲル・サノーが4回裏に4号ソロ、6回裏に5号ソロ、8回裏に6号2ランと1人で4打点を叩き出す大暴れ。4対4の同点で迎えた9回裏には二死1・3塁のチャンスを迎え、ホルヘ・ポランコがライトへのタイムリーを放ってサヨナラ勝ちとなった。ホワイトソックスは3番手のアーロン・バマーがサノーに同点弾を浴びるなど、3失点と誤算だった。

     ツインズはメジャー初登板初先発のベイリー・オーバーが1回表にジェイク・ラムの2号ソロで先制を許し、3回表にはヨアン・モンカダのタイムリー二塁打とヤスマニ・グランダルの5号2ランで3失点。4点のビハインドを背負った。しかし、サノーが4回裏の第2打席でレフトへの4号ソロを放つと、そこから第4打席まで3打席連続アーチで4打点を叩き出して同点。最後はポランコがホワイトソックスの守護神リアム・ヘンドリックスからサヨナラタイムリーを放ち、鮮やかな逆転勝利を完結させた。

     サノーが1試合3本塁打を記録するのは今回が初めて。ツインズの球団史上では通算13度目の快挙であり、2019年8月3日(現地時間)のロイヤルズ戦でネルソン・クルーズが達成して以来となっている。4月下旬から5月上旬にかけて右ハムストリング痛で故障者リスト入りし、ここまで打率1割台と不振が続いているサノーだが、今日の試合をきっかけとして波に乗っていきたいところだ。

  • ジ軍・ディスクラファーニ好投 代打・秋山は空振り三振

    2021.5.19 12:30 Wednesday

    【ジャイアンツ4-2レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

     ナ・リーグ最高勝率をマークしているジャイアンツがまたしてもロースコアの試合を制した。古巣・レッズを相手に先発したアンソニー・ディスクラファーニが7回6安打1失点の好投を見せ、打線はアレックス・ディッカーソンの4号3ランとブランドン・クロフォードの10号ソロで4得点。今季のジャイアンツは4得点以下の試合で15勝9敗(勝率.625)。他の29球団が同様の試合で負け越していることを考えると、驚異的な勝率である。

     古巣・レッズを相手に初先発となったディスクラファーニは、1回裏先頭のジェシー・ウィンカーに8号ソロを浴びて先制を許したものの、2回裏無死1・2塁のピンチを3者三振で切り抜けるなど、その後は古巣に得点を与えないピッチングを展開。今季最多の107球で7イニングを投げ抜き、被安打6、奪三振7、与四球2、失点1という内容で今季4勝目(1敗、防御率2.03)をマークした。なお、ジャイアンツはロードゲームで15試合連続本塁打となり、球団記録を更新している。

     レッズの秋山翔吾は5回裏一死走者なしの場面で先発投手のルイス・カスティーヨの代打として登場。カウント1-2と追い込まれたあと、ボールを2球見送ってフルカウントまで粘ったが、真ん中高めのシンカーにバットが空を切り、空振り三振に倒れた。1打数ノーヒットで今季の打率は.261、OPSは.552に下がっている。

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