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  • ブルージェイズ完勝 ゲレーロJr.がMLB単独トップの24号

    2021.6.25 11:30 Friday

    【オリオールズ0-9ブルージェイズ】@セーレン・フィールド

     ブルージェイズは初回に一挙6得点のビッグイニングを作るなど、3回までに大量9点を奪い、オリオールズに9対0で完勝。ブラディミール・ゲレーロJr.にはメジャー単独トップとなる24号ソロが飛び出した。ブルージェイズ先発のアンソニー・ケイは5回5安打無失点の好投で今季初勝利(2敗)をマーク。一方、オリオールズ先発のディーン・クレーマーは一死しか取れず6失点でノックアウトされ、開幕7連敗となった。

     1回裏のブルージェイズは3者連続四球で無死満塁のチャンスを迎え、テオスカー・ヘルナンデスのタイムリーなどでまず2点を先制。キャバン・ビジオが四球を選んで再び満塁となり、ルルデス・グリエルJr.が8号グランドスラムを放った。クレーマーは次打者ジョー・パニックに四球を与えたところで降板。1アウト未満で5つ以上の四球を与えたのは球団史上初、メジャー全体でも1999年のロビンソン・チェコ(元広島)以来15人目という不名誉な記録となった。

     2回裏には大谷翔平(エンゼルス)と並んでメジャー最多タイの23本塁打を放っていたゲレーロJr.に24号ソロが飛び出し、ブルージェイズが7点をリード。さらに、3回裏二死1塁からマーカス・セミエンとボー・ビシェットが連続タイムリー二塁打を放ち、リードを9点に広げた。ケイの降板後は4人のリリーバーが各1イニングを無失点に抑え、5投手による完封リレーが完成。9対0の完勝で連勝を5に伸ばした。

  • ヤンキース快勝で2連勝 好調サンチェスが13号3ラン

    2021.6.25 10:00 Friday

    【ロイヤルズ1-8ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     ヤンキースは打線が3本塁打を含む13安打を放って8点を奪い、ロイヤルズに8対1で快勝。逆転サヨナラ勝ちを収めた前日に続いて2連勝となった。ヤンキース先発のジェイムソン・タイオンは7回途中まで96球を投げて被安打5、奪三振6、与四球2、失点1の好投で今季2勝目(4敗)をマーク。一方、ロイヤルズ先発のブラッド・ケラーは2本塁打を浴び、5回9安打4失点で今季8敗目(6勝)を喫した。

     初回にアーロン・ジャッジの16号ソロなどで2点を先制したヤンキースは、2回裏にジャッジがタイムリーを放って3点をリード。3回裏にはルーク・ボイトに3号ソロが飛び出した。5回表にセバスチャン・リベロのタイムリー二塁打で1点を返されたが、6回裏にロイヤルズ2番手のアンソニー・スウォーザックから無死2・3塁のチャンスを作り、ゲーリー・サンチェスが13号3ラン。8回裏にはジャンカルロ・スタントンのタイムリーでダメ押しの8点目を奪った。

     サンチェスは4月の月間打率が.190、5月も同.213と不振を極めていたが、6月に入って強打が復活。今月は18試合に出場して打率.313、7本塁打、16打点、OPS1.106の好成績をマークしている。「僕たちが点を取れずに苦しんでいるとき、僕は『時間の問題だ』と言い続けてきた。このチームの実力にとても自信を持っているんだ」とチーム状態への手応えを口にするサンチェス。なお、ホームラン・ダービー出場の可能性については「初めて参加したとき(2017年)、1回戦のあとに疲れてしまった。今は参加したいと思わない」と否定的な見解を示した。

  • 元巨人・ガルシア20号 元中日・ロドリゲスは初セーブ

    2021.6.24 15:30 Thursday

    【アスレチックス3-5レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド

     レンジャーズは元巨人のアドリス・ガルシアが2本のアーチを放つ活躍を見せ、地区2位のアスレチックスに5対3で勝利。アスレチックスとの4連戦は第3戦を終えて2勝1敗となった。ガルシアはこの試合の2本を加えて今季20本塁打に到達。ア・リーグではブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)と大谷翔平(エンゼルス)の23本塁打に次ぐ3位タイの数字となっている。また、元中日のジョエリー・ロドリゲスは9回表を無失点に抑え、メジャー初セーブを記録した。

    「3番・センター」でスタメン出場したガルシアは、1点リードの6回裏にセンターへの19号ソロを放つと、逆転されたあとに再逆転して1点リードで迎えた8回裏には貴重な追加点となる20号ソロ。4打数2安打2打点の活躍でチームの勝利に貢献した。今季ここまで64試合に出場して打率.276、20本塁打、52打点、7盗塁、OPS.860をマークし、ア・リーグの新人王レースの先頭を走っているガルシア。今季20本塁打到達はア・リーグではゲレーロJr.、大谷、マット・オルソン(アスレチックス)に続いて4人目、メジャー全体でも6人目となっている。

     ロドリゲスは2点リードの9回表に4番手として登板。簡単に二死を取ったあと、チャド・ピンダーに内野安打を許したが、マット・チャップマンをサードゴロに打ち取って試合を締めくくった。今季はここまで23試合に登板して1勝3敗1セーブ、7ホールド、防御率5.91と苦しいシーズンになっているが、メジャー初セーブをきっかけに調子を上げていきたいところだ。

     なお、元DeNAのスペンサー・パットンも2番手として7回表無死2塁の場面で登板。打者1人を抑えたあと、タイムリー2本を含む3連打を浴びてマウンドを降りた。今季の成績は8試合に登板して1ホールド、防御率1.35となっている。

  • パドレスがドジャース3連戦を見事スイープして7連勝!

    2021.6.24 15:00 Thursday

    【ドジャース3-5パドレス】@ペトコ・パーク

     パドレスは6対2で勝利した初戦、3対2で接戦を制した第2戦に続いて、ドジャースに5対3で勝利。ナ・リーグ西部地区2位のドジャースと3位のパドレスは3.5ゲーム差で今回の3連戦をスタートしたが、パドレスが3連戦を見事にスイープし、0.5ゲーム差に急接近した。パドレスがドジャースをスイープするのは2013年4月以来8年ぶり。本拠地ペトコ・パークに集まった超満員のファンの前で同地区ライバルをスイープし、前カードのレッズ4連戦に続く2カード連続のスイープで連勝を7に伸ばした。

     ドジャースがトレバー・バウアー、パドレスがジョー・マスグローブの先発で始まった一戦は、パドレスが初回にジェイク・クロネンワースの11号ソロ、マニー・マチャドの12号ソロと2者連続アーチで2点を先制。4回表にウィル・スミスのタイムリーと遊撃フェルナンド・タティスJr.のタイムリーエラーで同点に追い付かれたものの、7回裏先頭のビクトル・カラティーニがバウアーから6号ソロを放ち、勝ち越しに成功した。

     8回表に3番手エミリオ・パガーンがジャスティン・ターナーに同点タイムリーを許したが、8回裏に一死満塁の大チャンスを迎え、トレント・グリシャムの押し出し四球とカラティーニの犠飛で2点を勝ち越し。9回表に守護神マーク・マランソンが一死1・2塁のピンチを招いたものの、代打アルバート・プーホルスの打球がサードライナーとなり、二塁走者スミスが飛び出して戻り切れず、併殺で試合終了となった。なお、ドジャースが3連敗したため、首位ジャイアンツと2位ドジャースのゲーム差は4に広がっている。

  • レイズが7連敗ストップ 有望株フランコは2四球を選ぶ

    2021.6.24 13:00 Thursday

    【レッドソックス2-8レイズ】@トロピカーナ・フィールド

     レイズは先発のリッチ・ヒルが初回にザンダー・ボガーツのタイムリーで先制を許したものの、1回裏にオースティン・メドウズの16号2ランですぐさま逆転。さらに2回裏に3点を追加し、レッドソックス先発のギャレット・リチャーズを早々にノックアウトした。7回裏にはダメ押しの3点を奪い、8対2でレッドソックスに快勝。今季ワーストの7連敗をようやくストップし、首位レッドソックスとのゲーム差を0.5に縮めた。

     1点を追うレイズは1回裏二死から「3番・ショート」でスタメン出場した有望株ワンダー・フランコが四球を選んで出塁。次打者メドウズが右中間への16号2ランを放ち、逆転に成功した。2回裏にはマイク・ズニーノに15号2ランが飛び出し、二死3塁からフランコの打球が二塁エンリケ・ヘルナンデスの送球ミスを誘って5点目。7回裏には無死1・2塁からブレット・フィリップスとズニーノが連続三振に倒れたものの、リードオフマンのブランドン・ラウがセンターへの14号ダメ押し3ランを放ち、勝利を決定付けた。

     前日の試合で鮮烈デビューを飾ったフランコは、四球、セカンドゴロ失策、空振り三振、四球、セカンドライナーで3打数ノーヒットに終わったが、5打席中3打席で出塁。ストライクゾーン外のボールにほとんど手を出さない選球眼の良さは今日も健在だった。特に第1打席で選んだ四球はメドウズの逆転弾につながる貴重な四球となった。まだ2試合とはいえ、10打席で1三振に対して3四球を選び、出塁率.500、OPS1.357を記録。打撃のアプローチの優秀さは前評判通りと言っていいだろう。

  • アストロズ10連勝 ナックル右腕も攻略し13得点完勝

    2021.6.24 11:00 Thursday

    【アストロズ13-0オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

     アストロズは4本塁打を含む17安打13得点と打線が爆発。先発のホゼ・ウルキディが7回3安打無失点の好投を見せ、オリオールズを相手に13対0の完勝を収め、連勝を10の大台に乗せた。アストロズの10連勝はシーズン107勝をマークした2019年に2度の10連勝を記録して以来2年ぶり。球団記録は12連勝(1999年、2004年、2018年)であり、その記録まであと2に迫っている。

     アストロズはオリオールズ先発のトーマス・エシェルマンに猛攻を浴びせ、1回表にカルロス・コレアの2点タイムリー二塁打などで3点を先制。2回表にはユリ・グリエルがタイムリーを放ち、さらに4回表にはホゼ・アルトゥーベに17号2ランが飛び出して6点をリードした。アルトゥーベは今月に入って早くも10本目のアーチ。今月は打率こそ.277とやや低いものの、出塁率.392、長打率.663と見事な活躍を見せ、直近16試合で14勝というチームの快進撃を牽引している。

     オリオールズは5回表から2番手として33歳の新人右腕ミッキー・ジャニスを投入したが、アストロズ打線はメジャー初登板のナックルボーラーもあっという間に攻略。5回表こそ無得点に終わったものの、6回表にマイケル・ブラントリーのタイムリーで1点を追加し、7回表にはヨーダン・アルバレスが11号ソロ、エイブラハム・トロが2号3ランを放って大量11点のリードに。さらに8回表にはチャス・マコーミックの9号ソロなどで2点を追加し、ナックルボーラーとして注目されたジャニスのデビュー戦は3回1/3を投げて3本塁打を含む8安打7失点に終わった。

  • ナショナルズ点の取り合い制す 「安全な得点差はない」

    2021.6.24 10:30 Thursday

    【ナショナルズ13-12フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

     ナショナルズは11対12と1点ビハインドで迎えた9回表にスターリン・カストロの2点タイムリーで逆転に成功し、フィリーズとの壮絶な点の取り合いを制した。試合中に「予想される勝利確率」が3度も10%未満になったナショナルズだが、「セーフティーリードなんてないというメンタリティーを持って戦った」とジョシュ・ベルが語ったように、最後まで諦めなかったことが13対12という逆転勝利を生んだ。

     フィリーズはトラビス・ジャンコウスキーの1号3ラン、ブライス・ハーパーの10号ソロなどで4回までに5点を先行。フィリーズが5点目を奪った時点でナショナルズの「勝利確率」は4.8%まで下落した。しかし、ナショナルズは5回表にカイル・シュワーバーの19号3ランなどで5点を奪って一気に同点。5回裏にアンドリュー・マカッチェンの13号グランドスラムで勝ち越され、「勝利確率」は7.2%に下落したが、6回表にトレイ・ターナーのタイムリーで2点を返し、さらにベルの10号グランドスラムが飛び出してついにリードを奪った。

     ところが、リリーフ陣がこのリードを守れず、7回裏に1点、8回裏には2点を失って再びビハインドの展開に。8回裏にロナルド・トレイエスのタイムリーで勝ち越しを許した時点でナショナルズの「勝利確率」は7.9%だった。ナショナルズはそれでも諦めず、9回表にフィリーズのクローザー、ヘクター・ネリスから一死2・3塁のチャンスを作り、カストロのタイムリーで逆転に成功。13対12でシーソーゲームを制した。なお、両チームから3ラン本塁打とグランドスラムが飛び出したのはメジャー史上初めてのことだった。

  • エンゼルス総力戦の末に敗れる 大谷は6回1失点の好投

    2021.6.24 10:00 Thursday

    【ジャイアンツ9-3エンゼルス】(延長13回タイブレーク)@エンゼル・スタジアム

     エンゼルスは先発の大谷翔平が6回105球を投げて被安打6、奪三振9、与四球2、失点1の好投を見せたものの、ジャイアンツ先発のケビン・ゴーズマンを打ち崩すことができず、試合は1対1の同点のまま延長タイブレークに突入。1点を勝ち越された直後の12回裏に同点に追いつく粘りを見せたが、13回表に大量7点を奪われ、万事休すとなった。ジャイアンツはエンゼルス2連戦をスイープして3連勝。エンゼルスは3連敗で借金2となった。

    「2番・投手」でスタメン出場した大谷は防御率1点台のゴーズマンに勝るとも劣らない好投を見せ、6回1失点。5回表にマイク・ヤストレムスキーに10号先制ソロを被弾したが、失点はこの1点だけだった。打撃面では前日に続いてジャイアンツの名捕手バスター・ポージーの好リードに翻弄され、ファーストゴロ、空振り三振、空振り三振で3打数ノーヒット。7回表の投手交代に伴い、外野の守備に就くことなくベンチへ退いた(打率.265、OPS.984、防御率2.58)。

     エンゼルスはDH制を使用しなかったため、大谷降板後は投手の打順に代打を使わなければならず、野手が不足する事態に。12回表にはカート・スズキが負傷するアクシデントも発生し、すでにマックス・スタッシを代打で起用してしまっていたため、元捕手のテイラー・ウォードが緊急で捕手を務め、投手のグリフィン・キャニングがレフトの守備に就いた。また、12回裏二死2塁の場面ではディラン・バンディを代打で起用したが、空振り三振に終わった。

     ア・リーグのチームがDHを使わず、ナ・リーグのチームがDHを使ったのは史上初だったが、延長13回までもつれる総力戦となり、DH制を使用したジャイアンツと使用しなかったエンゼルスの明暗がハッキリと分かれる結果となった。

  • ジャイアンツ完封勝利 エンゼルス・大谷は1四球3三振

    2021.6.23 13:45 Wednesday

    【ジャイアンツ5-0エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     メジャー最高勝利を誇るジャイアンツとの2連戦を迎えたエンゼルスは、先発のアンソニー・ディスクラファーニをはじめとするジャイアンツ投手陣を攻略できず、6安打13三振で完封負け。借金生活に逆戻りとなった。ディスクラファーニは7回3安打9奪三振無失点の好投で今季8勝目(2敗)をマーク。一方、エンゼルス先発のアンドリュー・ヒーニーは10三振を奪ったものの、2回までに5点を失い、6回10安打5失点で今季5敗目(4勝)を喫した。

     ジャイアンツはヒーニーの立ち上がりを攻め、1回表一死2・3塁からバスター・ポージーの内野ゴロの間に1点を先制。次打者ブランドン・ベルトがシフトの逆を突くバント安打で2点目を叩き出し、さらにウィルマー・フローレスに7号2ランが飛び出して一挙4得点のビッグイニングとなった。2回表にはマウリシオ・デュボンが5号ソロを放って5点目。ディスクラファーニから2番手ドミニク・リオン、3番手ジェームス・シャーフィーとつなぐリレーでエンゼルスに得点を許さず、5対0で完勝した。

     エンゼルスの大谷翔平は「2番・DH」でスタメン出場し、第1打席はカウント1-2からボール3球を見逃して四球で出塁。しかし、第2打席以降は高低を利用したポージーの巧みなリードに翻弄され、3打席連続で空振り三振に倒れた。3打数0安打1四球3三振に終わり、今季の打率は.269、OPSは.996へ下落。なお、明日の試合では防御率1.51を誇るジャイアンツのエース、ケビン・ゴーズマンと投げ合う予定となっている。

  • Rソックスが延長戦を制す 澤村拓一は2/3回を無失点

    2021.6.23 12:45 Wednesday

    【レッドソックス9-5レイズ】(延長11回タイブレーク)@トロピカーナ・フィールド

     レイズの有望株ワンダー・フランコの鮮烈デビューばかりが注目された一戦だったが、地区首位のレッドソックスが延長タイブレークの末に9対5で2位のレイズを破り、ゲーム差を1.5に広げた。レッドソックスは11回表にラファエル・デバースの2点タイムリー二塁打などで一挙4点を勝ち越し。10回裏途中から登板していた6番手ダーウィンゾン・ヘルナンデスが11回裏も無失点に抑え、今季2勝目(2敗)をマークした。

     レイズの有望株・フランコは「2番・サード」でスタメン出場してメジャーデビュー。第1打席で四球を選ぶと、第2打席はセンターフライに倒れたものの、3点リードで迎えた第3打席で低めのスライダーを捉え、レフトスタンドに1号同点3ランを叩き込んだ。第4打席はレフトへの二塁打を放ち、第5打席はピッチャーゴロ。全5打席でストライクゾーン外のボールに手を出したのは本塁打を放った1球だけであり、抜群の選球眼を武器に4打数2安打3打点1四球の見事な活躍を見せた。

     レッドソックスの澤村拓一は5対5の同点で迎えた10回裏に5番手として登板。ランディ・アロザレーナをキャッチャーへのファウルフライに打ち取ったあと、ジョーイ・ウェンドルを申告敬遠で歩かせたが、マイク・ズニーノをサードゴロに抑えた(三塁・デバースのファンブルで併殺にはならず)。ここで左打者のブランドン・ラウを迎えたため、左腕ヘルナンデスと交代。2/3回を無失点に抑えて役割を果たし、今季の防御率は2.79となった。

  • 有望株・フランコが同点3ラン! 福留以来2人目の快挙

    2021.6.23 11:00 Wednesday

     球界ナンバーワン有望株として大きな期待を背負っているワンダー・フランコ(レイズ)がメジャーデビュー戦で大きな仕事をやってのけた。3点ビハインドの5回裏無死1・2塁のチャンスで第3打席を迎えたフランコは、初球のスライダーを捉え、レフトスタンドへメジャー初本塁打となる1号同点3ラン。STATS社のツイートによると、メジャーデビュー戦で同点3ランまたは同点グランドスラムを放つのは、2008年の開幕戦で9回に同点3ランを放った福留孝介(カブス)以来史上2人目の快挙となった。

     レッドソックス戦に「2番・三塁」でスタメン出場したフランコは、注目のメジャー初打席でカウント0-2からきわどいコースのボール球に全く手を出さず、4球連続ボールで四球。第2打席はフルカウントからセンターフライに倒れたが、またしてもボール球には全く手を出さなかった。そして、第3打席で見事な同点3ラン。7回裏の第4打席では二塁打を放ち、「ストライクしか手を出さない」という20歳とは思えない見事な打撃アプローチでデビュー戦から期待通りの結果を残している(記事執筆時点でまだ試合中)。

     なお、デビュー戦で同点3ランを放つのは福留以来メジャー2人目の快挙だという。福留は4年4800万ドルでカブスに入団し、2008年の開幕戦に「5番・ライト」でスタメン出場してメジャーデビュー。2回裏の第1打席で二塁打を放つと、第2打席は四球、第3打席はシングルヒットで出塁し、3点ビハインドの9回裏無死1・2塁のチャンスで迎えた第4打席でブリュワーズの抑えエリック・ガニエから起死回生の1号同点3ラン。チームは延長戦の末に敗れたが、3打数3安打3打点という鮮烈なデビューを飾った。

     前評判に違わない見事なパフォーマンスで強烈なインパクトを残すデビュー戦となっているフランコ。2019年6月に昇格して新人王を受賞したヨーダン・アルバレス(アストロズ)のように、ここから大活躍を見せ、新人王レースに加わってくるかもしれない。

  • レッズがネークイン決勝弾で勝利 秋山翔吾5打数0安打

    2021.6.23 08:00 Wednesday

    【レッズ10-7ツインズ】@ターゲット・フィールド

     レッズは先発のウェイド・マイリーが7回5安打2失点の好投を見せ、7回終了時点で7対2と5点をリード。ところが、リリーフ陣が8回裏に5点を失い、一気に同点に追い付かれた。しかし、9回表一死から二塁打と死球で1・2塁のチャンスを迎え、タイラー・ネークインが左中間への12号勝ち越し3ラン。この一発が決勝点となり、10対7でツインズを破った。ネークインは決勝弾を含む4打数4安打3打点の大活躍。ツインズは6番手ハンセル・ロブレスが痛恨の一発を浴びた。

     3回表にタッカー・バーンハートの4号ソロで先制したレッズは、4回裏にライアン・ジェファーズの5号2ランで逆転を許したものの、5回表にジェシー・ウィンカーのタイムリー二塁打などで3点を奪って再逆転。8回表にはバーンハートのタイムリーなどでダメ押しの3点を奪い、勝利を決定付けたかに思われた。ところが、8回裏にリリーフ陣が捕まり、マックス・ケプラーの6号2ラン、トレバー・ラーナックの5号ソロ、アレックス・キリロフの2点タイムリー二塁打で5失点。9回表にネークインが12号3ランを放ち、なんとか連敗を5でストップした。

     正左翼手のウィンカーがDH、正中堅手のネークインが左翼に入ったため、レッズの秋山翔吾は「7番・センター」でスタメン出場。第1打席はサードへの痛烈な打球がミゲル・サノーのエラーを誘って出塁したが、第2打席から3打席連続でセカンドゴロ、第5打席はピッチャーゴロに倒れ、5打数0安打に終わった(第4打席は併殺崩れで一塁に残り、バーンハートのタイムリーで生還)。今季の打率は.219、OPSは.541となっている。

  • ダルビッシュ7勝目 史上最速の通算1500奪三振を達成

    2021.6.22 15:00 Tuesday

    【ドジャース2-6パドレス】@ペトコ・パーク

     ナ・リーグ西部地区2位ドジャースと3位パドレスによる注目の3連戦の初戦は、ダルビッシュ有が6回99球を投げて被安打2、奪三振11、与四球1、失点1の好投を見せ、パドレスが6対2で勝利。ドジャースとの差を2.5ゲームに縮めた。パドレスは初回にマニー・マチャドの11号3ランなどで4点を先制し、5回裏にはジェイク・クロネンワースが9号2ラン。ドジャースはムーキー・ベッツの9号ソロとウィル・スミスの9号ソロで2点を奪うのが精一杯だった。

     メジャーリーグでは今日から粘着物質使用の取り締まりが強化され、ダルビッシュもイニング間に帽子やグラブのチェックを受けたが、その影響を全く感じさせないピッチングを展開。1回表一死1塁から7者連続三振を奪い、パドレスでは2007年4月25日(現地時間)のジェイク・ピービー以来の快挙となった。その後も奪三振を積み重ね、6回表先頭のスティーブン・スーザJr.から奪ったこの試合11個目の三振で通算1500奪三振に到達。この回は二死から1・3塁のピンチを背負ったが、スミスをセカンドゴロに抑え、6イニングを投げ抜いた。

     ダルビッシュは通算197登板目での1500奪三振達成となり、これはメジャー史上最速記録。従来の記録は殿堂入り左腕のランディ・ジョンソンによる206試合、次点がゲリット・コール(ヤンキース)の212試合であり、200登板未満での達成は史上初の快挙となった。直近2登板はいずれもチームが敗れていたが、今日はチームを勝利に導く好投で3登板ぶりの白星をゲット。同地区ライバルのドジャースを撃破し、自身にとってもチームにとっても大きな1勝となった。

  • 12回裏ツインズ・サノーがサヨナラ弾 秋山1安打放つ

    2021.6.22 14:45 Tuesday

    【レッズ5-7xツインズ】(延長12回タイブレーク)@ターゲット・フィールド

     5時間オーバー、延長12回に及ぶ熱戦をツインズが制した。2回裏に3点を先制したツインズは、4回表に2者連続アーチで3点を奪われ、試合はそのまま延長タイブレークに突入。10回表に2点を勝ち越されたものの、10回裏に2点を奪って同点に追い付き、最後は12回裏にミゲル・サノーが14号サヨナラ2ランを放ち、5時間14分の熱戦に終止符を打った。ツインズ7番手のマット・シューメイカーが今季3勝目(8敗)をマーク。レッズ9番手のヒース・ヘンブリーは今季3敗目(1勝)を喫した。

     ツインズは2回裏にネルソン・クルーズの16号ソロなどで3点を先制したものの、先発のJ・A・ハップが4回表一死2塁からエウヘニオ・スアレスに15号2ラン、アリスティデス・アキーノに4号ソロと2者連続アーチを浴びて3対3の同点。10回表にはニック・カステヤーノスのタイムリーなどで2点を勝ち越されたが、10回裏にルイス・アライズのタイムリー二塁打とトレバー・ラーナックの犠飛で同点とし、12回裏にサノーの14号2ランで劇的なサヨナラ勝ちを収めた。

     レッズの秋山翔吾は9回表一死走者なしの場面で9番スコット・ハイネマンの代打として登場し、レフトへのヒット。11回表一死2塁の勝ち越し機ではサードゴロに倒れ、2打数1安打で今季の打率は.237、OPSは.585となった。なお、5時間14分は昨季の延長タイブレーク導入以降では最長ゲーム。2019年9月24日(現地時間)のロッキーズ対ジャイアンツ(5時間31分=延長16回)とカージナルス対ダイヤモンドバックス(6時間53分=延長19回)以来のロングゲームとなった。

  • Dバックスが17連敗ストップ ケリー7回1失点の好投

    2021.6.22 13:45 Tuesday

    【ブリュワーズ1-5ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

     ダイヤモンドバックスが球団史上ワーストの17連敗をようやくストップさせた。先発のメリル・ケリーは初回にアビサイル・ガルシアにタイムリーを浴びてブリュワーズに先制を許したものの、7回94球を投げて被安打5、奪三振5、与四球1、失点1の好投。打線は2回裏に3点を奪って逆転に成功し、4回裏にも2点を追加してケリーを援護した。ナ・リーグ中部地区首位タイのブリュワーズは大型連敗中のダイヤモンドバックスを相手に痛恨の取りこぼし。なお、カブスも敗れたため、同率首位は変わっていない。

     17連敗中のダイヤモンドバックスが最後に白星を挙げたのは6月最初(日本時間6月2日)の試合。それ以降20日間連続で勝利がなく、球団史上ワーストの大型連敗を喫していたが、ようやくその不名誉な記録に終止符を打った。1点ビハインドの2回裏にペイビン・スミス、スティーブン・ボート、ケテル・マーテイと3本のタイムリーで逆転し、4回裏にもジョシュ・ロハスのタイムリー二塁打などで2点を追加。投手陣は2回以降、ブリュワーズ打線に得点を許さなかった。

     先発のケリーは7回5安打1失点の好投を見せたが、ダイヤモンドバックスの先発投手が7イニング以上を投げるのは日本時間5月21日のドジャース戦以来1ヶ月ぶり(ただし、この試合には2対3で敗れている)。球団史上ワーストの17連敗はストップしたが、メジャー歴代ワーストとなる敵地23連敗は継続中であり、次は日本時間6月26日から始まる敵地6連戦(パドレス3試合、カージナルス3試合)でこちらの大型連敗にも終止符を打つことを目指す。

  • ブレーブスが完封勝利 アクーニャJr.は史上2人目の快挙

    2021.6.22 12:00 Tuesday

    【ブレーブス1-0メッツ】(ダブルヘッダー第2試合・7イニング制)@シティ・フィールド

     ブレーブスはダブルヘッダー第1試合でメッツ先発のジェイコブ・デグロムの前に敗戦を喫したものの、第2試合は5回表にロナルド・アクーニャJr.の20号ソロで奪った1点を守り抜いて1対0で完封勝利。前日のカージナルスとのダブルヘッダーに続いて、メッツとのダブルヘッダーも1勝1敗で終えた。ブレーブス先発のイアン・アンダーソンは6回途中3安打無失点の好投。今季5勝目(3敗)をマークした。

     初回に一死満塁のチャンスを迎えたブレーブスだったが、オースティン・ライリーが空振り三振、ダンズビー・スワンソンがピッチャーゴロに打ち取られて無得点。2回以降も毎回走者を出したが、メッツ先発のジェラッド・アイコフの前に4回まで無得点に封じられた。しかし、5回表先頭のアクーニャJr.がセンターへの20号ソロを放って先制。この1点を先発アンダーソンから2番手A・J・ミンター、3番手ウィル・スミスへとつなぐリレーで守り抜いた。

     アクーニャJr.は前日のカージナルスとのダブルヘッダー第2試合でも1対0で勝利する決勝ホームランを放っており、2日連続で1対0の決勝アーチを放つのはメジャー史上2人目の快挙。ちなみに、もう1人の達成者はジョー・パニック(ブルージェイズ)であり、ジャイアンツ時代の2018年に開幕から2試合連続で1対0の決勝アーチを放っている(注:アクーニャJr.は2試合連続ではない)。

  • デグロムが今季7勝目 30回連続無失点で防御率0.50に

    2021.6.22 09:00 Tuesday

    【ブレーブス2-4メッツ】(ダブルヘッダー第1試合・7イニング制)@シティ・フィールド

     今季のジェイコブ・デグロム(メッツ)は4度も小さな故障に見舞われ、日本時間6月22日からは粘着物質使用に関する取り締まりも本格化したが、それでも快投は止まらなかった。右肩痛で早期降板した前回登板から中4日でブレーブスとのダブルヘッダー第1試合に先発したデグロムは、5回70球を投げて被安打1、奪三振6、与四球2、失点0の好投を見せ、今季7勝目(2敗)をマーク。メジャートップの防御率はさらに向上して0.50となった。

     デグロムは3回表二死から相手先発投手のカイル・ミュラーに四球を与えるまで打者8人をパーフェクトに抑える上々の立ち上がり。3回表先頭のギジェルモ・エレディアはセンター返しのライナーを放ったが、デグロムが素早く反応して好捕した。唯一の被安打は5回表二死1塁の場面でケバン・スミスが放った左中間への飛球を外野手2人がお見合いしてエンタイトル二塁打にしてしまったもの。デグロムはその後、代打パブロ・サンドバルを1球でサードフライに打ち取り、ピンチを切り抜けた。

     デグロムはこれで12先発連続自責点1以下となり、1968年のボブ・ギブソンを上回るメジャー新記録を樹立。また、連続無失点は30イニングまで伸び、次回登板でR・A・ディッキーが2012年に記録した32回2/3連続無失点の球団記録を更新する可能性がある。さらに、メジャーリーグ公式サイトでメッツを担当するアンソニー・ディコーモ記者は「デグロムは自己最多の17勝を挙げるペースだ」とツイート。抜群の投球内容に白星という結果が伴うようになったデグロムは、もはや向かう所敵なしの状態となっている。

  • Dバックスは本拠地でも勝てず17連敗 今月わずか1勝

    2021.6.21 11:00 Monday

    【ドジャース9-8ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

     敵地23連敗のメジャーワースト記録を樹立したことで話題となったダイヤモンドバックスだが、本拠地チェイス・フィールドに戻ってきたドジャース3連戦でも1つも勝つことができず、球団記録をさらに更新する泥沼の17連敗となった。ダイヤモンドバックスは今月最初の試合で勝ったあとに17連敗。今月はわずか1勝に終わっており、直近33試合で2勝31敗という信じられないペースで黒星を積み重ねている。

     ダイヤモンドバックスは先発のアレックス・ヤングが最初の2イニングは無失点に抑えたものの、3回表にジャスティン・ターナーのタイムリー、アルバート・プーホルスの11号3ラン、スティーブン・スーザJr.のタイムリー三塁打で一挙5失点。プーホルスはこの一打がドジャース移籍後6本目のアーチとなり、歴代5位の通算本塁打を673に伸ばした。

     ダイヤモンドバックスはさらに、2番手のコービン・マーティンが4回表にAJ・ポロックのタイムリー二塁打で2点、5回表にもポロックのタイムリー二塁打などで2点を失い、5回終了時点で1対9と大量8点のビハインド。6回裏にジョシュ・レディックのタイムリーで1点を返し、8回裏には打者11人を送り込む猛攻で一挙6得点のビッグイニングを作り、1点差まで追い上げて意地を見せたが、あと一歩届かなかった。

     すでに地区4位のロッキーズとは10ゲームもの差がついており、得失点差-107はもちろん両リーグワースト。「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は「今月のダイヤモンドバックスは勝利数(1)よりも解任した打撃コーチの人数(2)のほうが多い」と皮肉交じりにダイヤモンドバックスの惨状を伝えた。

  • ヤンキースが今季3度目のトリプルプレー完成で逃げ切り

    2021.6.21 10:00 Monday

    【アスレチックス1-2ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     ヤンキースは1点リードで迎えた9回表に今季3度目のトリプルプレーを完成させ、アスレチックスに2対1で勝利。本拠地での3連戦を2勝1敗で勝ち越した。守護神アロルディス・チャップマンの制球が安定せず、2者連続四球で無死1・2塁となったが、ショーン・マーフィーの打球がサード正面のゴロとなり、5-4-3のトリプルプレーが完成。なお、1シーズンに3度のトリプルプレーを完成させるのはメジャータイ記録となっている。

     アスレチックスがショーン・マネイア、ヤンキースがジョーダン・モンゴメリーの先発で始まった一戦は、両軍投手陣の好投により1点を争う好ゲームとなり、アスレチックスは1回表にマット・オルソンの20号ソロで先制。ヤンキースは2番手ジョナサン・ロアイシガが一死1・2塁のピンチを切り抜けた直後の6回裏にゲーリー・サンチェスの2点タイムリー二塁打で逆転に成功した。

     試合はヤンキースが1点リードのまま9回表を迎え、アスレチックスはジェッド・ラウリーとトニー・ケンプがヤンキースの守護神チャップマンから連続四球を選んで無死1・2塁のチャンス。ここでマーフィーの打球は三塁ジオ・ウルシェラの正面に飛ぶゴロとなり、ウルシェラが三塁ベースを踏んだあと、二塁DJ・レメイヒュー、一塁クリス・ギテンスとボールが転送され、トリプルプレー完成で一気に試合終了となった。

  • 大谷翔平が3戦連発・MLB最多タイ23号もチームは敗戦

    2021.6.21 09:30 Monday

    【タイガース5-3エンゼルス】(延長10回タイブレーク)@エンゼル・スタジアム

     エンゼルスはタイガース4連戦をスイープして上位浮上に向けて勢いに乗りたいところだったが、3対3の同点で迎えた10回表に守護神ライセル・イグレシアスがダズ・キャメロンに2点タイムリーを浴び、3対5で敗戦。連勝は3でストップし、4連戦のスイープを逃した。勝利したタイガースは先発のケーシー・マイズが5回3失点で降板したものの、リリーフ陣は5回無失点の好投。7回以降はエンゼルス打線を無安打に封じた。

     エンゼルスは1対3と2点ビハインドで迎えた5回裏に大谷翔平が3試合連発となる23号2ランを放って同点に追い付いたものの、チームの勝利にはつながらなかった。マイズが投じた低めのスライダーを上手く拾ってセンターへ同点2ランを叩き込んだ大谷。直近6試合で6本塁打を量産し、メジャー最多の23本塁打を放っているブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)に並んだ。また、シーズン23本塁打は2018年の22本塁打を上回る自己新記録となっている。

     定位置の「2番・DH」でスタメン出場した大谷は、空振り三振、空振り三振、23号2ラン、空振り三振で4打数1安打2打点3三振。10回裏二死3塁、一発が出れば同点の場面で迎えた第5打席はストレートの四球で歩かされた。今季の打率は.272、OPSは1.005となり、「通算70本塁打&通算100奪三振」を達成した史上4人目の選手となった(ベーブ・ルース、リック・アンキール、ジョニー・リンデル、大谷の4人)。

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