English Español 韓国語
  • ブレーブスが首位攻防3連戦に先勝 4連覇へマジック3

    2021.9.29 11:40 Wednesday

    【フィリーズ1-2ブレーブス】@トゥルイスト・パーク

     ブレーブスとフィリーズによる熾烈な優勝争いが続いているナ・リーグ東部地区では、今日から首位攻防の直接対決3連戦がスタート。その初戦はブレーブス先発のチャーリー・モートンが7回101球を投げて被安打3、奪三振10、与四球2、失点0という素晴らしいピッチングでザック・ウィーラーとの投げ合いを制し、チームを勝利に導いた。この結果、首位ブレーブスと2位フィリーズのゲーム差は3.5に拡大。ブレーブスは地区4連覇に向けてマジック3となった。

     3回裏一死2・3塁からホルヘ・ソレアーのタイムリーで2点を先制したブレーブスは、先発のモートンが1回表無死1・2塁に続いて4回表二死1・2塁のピンチも脱出。5回以降は1人しか走者を出さず、7イニングを3安打無失点に抑える快投を見せた。一方、フィリーズ先発のウィーラーも3回裏に2点を失ったとはいえ、サイ・ヤング賞候補に相応しい見事なピッチング。6回裏無死1・2塁のピンチを無失点に抑え、モートン同様に7イニングを投げ抜いた。

     試合はブレーブスが2点をリードしたまま最終回を迎え、ブレーブスはクローザーのウィル・スミスを投入。フィリーズはエラー絡みで一死満塁のチャンスを作り、ディディ・グレゴリアスの犠飛で1点を返したが、最後はスミスがフレディ・ギャルビスを空振り三振に仕留め、1点のリードを死守した。モートンは今季14勝目(6敗)、スミスは今季36セーブ目をマーク。ウィーラーには今季10敗目(14勝)が記録された。

  • パイレーツ逆転勝利 筒香は代打でレフトフライに倒れる

    2021.9.29 11:20 Wednesday

    【カブス6-8パイレーツ】@PNCパーク

     パイレーツは3点ビハインドの6回裏に打線がつながり、一挙4点を奪って逆転に成功。7回裏にはコリン・モランのタイムリーでリードを2点に広げ、8対6でカブスを破った。パイレーツ3番手エニエル・デロスサントスが今季2勝目(1敗)、6番手クリス・ストラットンが今季7セーブ目をマーク。カブス2番手アダム・モーガンに今季初黒星(1勝)が記録された。パイレーツの筒香嘉智は8回裏に代打で登場してレフトフライ。1打数0安打で今季の打率は.223、OPSは.708となった。

     初回にモランの10号3ランで先制したパイレーツだったが、先発のミッチ・ケラーがピリッとせず、3回表にフランク・シュウィンデル、マット・ダフィー、ニック・マルティーニと3本のタイムリーを浴びて3失点。5回表には無死1・3塁のピンチを招いてイアン・ハップとダフィーの連続タイムリーで2点を勝ち越され、さらに2番手アンソニー・バンダがマルティーニに犠飛を許してリードを3点に広げられた。

     しかし、6回裏に無死満塁のチャンスを迎えると、ベン・ギャメルの犠飛とパク・ヒョジュンの2点タイムリー三塁打で同点。さらに二死3塁からマイケル・チェイビスにタイムリーが飛び出し、勝ち越しに成功した。7回裏には中堅ラファエル・オルテガのエラーで一死2塁のチャンスとなり、モランが貴重な追加点となるタイムリー。この2点のリードを5番手デービッド・ベッドナーと6番手ストラットンが守り抜いた。

  • WC2位のRソックス 最下位オリオールズに痛恨の敗戦

    2021.9.29 11:00 Wednesday

    【レッドソックス2-4オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

     宿敵ヤンキースとの3連戦で被スイープを喫し、ワイルドカード争いで2位に後退したレッドソックス。残り6試合は下位チームとの対戦が続くため、スケジュール面で有利とみられていたが、ダイヤモンドバックスと並んでメジャー最低勝率のオリオールズを相手に痛恨の1敗を喫した。2本のソロアーチで2点を先行したものの、6回裏に3失点。7回以降は得点を奪えず、8回裏に1点を追加されて2対4で敗れた。

     レッドソックスは2回表にカイル・シュワーバーの32号ソロで先制。先発のクリス・セールが5回まで無失点に抑え、6回表にはハンター・レンフローの29号ソロでリードを2点に広げた。ところが、セールが6回裏一死1塁からライアン・マウントキャッスルに32号同点2ランを被弾。続くオースティン・ヘイズにヒットを許したところでマウンドを降り、2番手ハンセル・ロブレスが一死1・2塁とピンチを広げ、ペドロ・セベリーノに勝ち越しタイムリーを浴びた。

     打線は2本のソロアーチを放ったものの、わずか3安打に封じられ、逆転を許したあとの3イニングはいずれも三者凡退。8回裏二死1・2塁からライアン・マッケナのタイムリーで4点目を奪われ、4連敗となった。もしマリナーズが今日もアスレチックスに勝利すれば、レッドソックスとマリナーズのゲーム差は0.5となり、マリナーズの20年ぶりのポストシーズン進出が現実味を帯びてくる。なお、レッドソックスの澤村拓一に登板機会はなかった。

  • マリナーズが大勝 ハニガー2発など今季最多の13得点

    2021.9.28 14:30 Tuesday

    【アスレチックス4-13マリナーズ】@T-モバイル・パーク

     20年ぶりのポストシーズン進出に向けてワイルドカード争いに加わっているマリナーズは、初回に3点を先制されたものの、ミッチ・ハニガーが2本の3ラン本塁打を放つなど打線が今季最多の13得点と爆発。13対4で大勝し、対アスレチックスの連勝を10に伸ばした(今季13勝4敗)。この結果、マリナーズはワイルドカード圏内まで1.5ゲーム差に接近。逆にアスレチックスは残り5試合でワイルドカード圏内まで3.5ゲーム差となり、ポストシーズン進出が厳しくなった。

     マリナーズは先発のクリス・フレクセンが初回にセス・ブラウンの17号3ランで先制を許したものの、3回裏にタイ・フランスのタイムリー二塁打などで3点を奪って同点。4回表にクリス・デービスに勝ち越しタイムリーを浴びたが、直後の4回裏にJ・P・クロフォードとフランスの連続タイムリーで逆転し、ハニガーの36号3ランで一気にリードを広げた。6回裏にはハニガーに2打席連発の37号3ランが飛び出し、大量7点をリード。7回裏にはフランスが2点タイムリーを放ち、今季最多の1試合13得点となった。

     明日からワイルドカード首位のヤンキースと3番手ブルージェイズが直接対決で潰し合うため、その結果次第ではマリナーズがワイルドカード圏内に浮上する展開も十分にあり得る。ただし、そのためにはアスレチックスとの残り2試合、エンゼルスとの最終3試合を取りこぼすことなく、できるだけ多くの白星を重ねていくことが必要となる。2001年以来のポストシーズン進出を成し遂げることができるか注目だ。

  • レッズが「奇跡」目指して大勝 筒香4打数1安打3三振

    2021.9.28 10:30 Tuesday

    【パイレーツ1-13レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

     わずかにワイルドカード獲得の可能性を残すレッズは、ジョーイ・ボットーが2本のアーチを放つなど、チーム合計5本塁打の猛攻を見せ、パイレーツに13対1で大勝。ボットーは「まだ敗退したわけではない。奇跡を起こすことを目指している」と力強く宣言した。レッズ先発のライベル・サンマーティンはメジャー初登板初先発で6回途中1失点と好投し、メジャー初勝利をマーク。パイレーツ先発のコナー・オーバートンは1回4失点で降板し、メジャー初黒星を喫した。

     ナ・リーグのワイルドカード争いはカージナルスが16連勝という快進撃を見せ、マジックを1としている。レッズが残り試合に全勝したとしても、カージナルスが残り6試合で1勝すればレッズは「終戦」を迎えるわけだが、レッズの選手たちは「奇跡」を信じている。初回にボットーの34号2ランなどで4点を先制すると、4回裏にもボットーの35号2ラン、エウヘニオ・スアレスの29号ソロなどで4点を追加。6回裏にニック・カステヤーノスが33号3ラン、7回裏にはジョナサン・インディアが21号2ランを放ち、13対1で大勝した。

     パイレーツの筒香嘉智は「2番・ライト」でスタメン出場し、6回表の第3打席でセンターへのヒットを放ったものの、その他の3打席はいずれも空振り三振。パイレーツ移籍後2度目となる1試合3三振(他に1試合4三振が1度)を喫し、4打数1安打で今季の打率は.224、OPSは.711(パイレーツ移籍後は打率.290、OPS.962)となった。

  • ヤンキースがRソックス3連戦をスイープ WC単独首位

    2021.9.27 12:00 Monday

    【ヤンキース6-3レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

     ヤンキースは1点リードの7回裏に2点を奪われ、逆転を許したものの、8回表にアーロン・ジャッジの2点タイムリー二塁打とジャンカルロ・スタントンの34号2ランで一挙4得点。6対3で逆転勝利を収め、敵地でのレッドソックス3連戦をスイープした。この結果、ヤンキースはレッドソックスに1ゲーム差をつけてワイルドカード争い単独首位に浮上。レッドソックスを1ゲーム差でブルージェイズ、2ゲーム差でマリナーズ、3ゲーム差でアスレチックスが追う展開となっている。

     4回裏にJ・D・マルティネスの犠飛で先制を許したヤンキースは、5回表にDJ・レメイヒューのタイムリーなどで2点を奪って逆転に成功。7回裏に三塁レメイヒューと左翼ジョーイ・ギャロがそれぞれフライを落球するミスがあり、レッドソックスに2点を奪われたものの、直後の8回表にジャッジとスタントンの両大砲の活躍により再びリードを奪った。ヤンキース4番手チャド・グリーンが今季10勝目(7敗)、5番手アロルディス・チャップマンが今季30セーブ目をマーク。レッドソックスは3番手ギャレット・リチャーズが今季8敗目(7勝)を喫し、澤村拓一には登板機会がなかった。

     8回表にリードを3点に広げる34号2ランを放ったスタントンは、これで3試合連続アーチ。宿敵レッドソックスとの3連戦で10打点を叩き出した。敵地フェンウェイ・パークでの3連戦で合計10打点はジョー・ディマジオと松井秀喜の9打点を上回る球団新記録。34本塁打、OPS.879という数字に物足りなさは残るものの、重要な3連戦で見事な活躍を見せ、自身4度目となるシーズン100打点も見えてきた(現在93打点)。

  • 大谷7回1失点の好投も援護なし 2ケタ勝利達成ならず

    2021.9.27 08:30 Monday

    【マリナーズ5-1エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     エンゼルスは先発の大谷翔平が7回112球を投げて被安打5、奪三振10、与四球0、失点1という好投を見せたものの、打線がわずか3安打(うち1本は大谷)に封じられ、1対5で敗戦。今季82敗目を喫し、6年連続のシーズン負け越しが決定した。マリナーズは6回まで無得点に抑えられたが、7回表に有望株ジャレッド・ケルニックが14号同点ソロ。8回表にはエンゼルスのリリーフ陣から一挙4点を奪い、20年ぶりのポストシーズン進出に望みをつなぐ1勝を手に入れた。

     大谷が序盤から安定したピッチングを見せるなか、エンゼルスは2回裏にカート・スズキの6号ソロで1点を先制。大谷は5回表一死1・2塁、6回表一死1・2塁のピンチをいずれも無失点で切り抜け、6回終了時点で今季10勝目の権利を保持していたが、続投した7回表に高めに浮いたスライダーを捉えられ、ケルニックに痛恨の14号同点ソロを被弾した。前日に今季最多タイの14得点と爆発したエンゼルス打線だが、今日はわずか3安打と沈黙。大谷の好投を勝利につなげることはできなかった。

     大谷は7回5安打1失点の好投で今季の防御率は3.28から3.18に向上。今季最多タイの10三振(4度目)を奪い、シーズン150奪三振をクリアした(156奪三振)。2ケタ勝利を目指して中6日でレギュラーシーズン最終戦に登板することが可能だが、ジョー・マドン監督の判断が注目される。また、打席ではファーストゴロ、センターフライ、センターへのヒットで3打数1安打。今季の打率は.258、OPSは.966となっている。

  • ブリュワーズがメッツ3連戦スイープ 3年ぶり地区優勝

    2021.9.27 07:30 Monday

    【メッツ4-8ブリュワーズ】@アメリカンファミリー・フィールド

     ナ・リーグ中部地区の首位を独走していたブリュワーズは、2位カージナルスの快進撃により地区優勝へのマジックナンバーがなかなか減らない状況が続いていたが、メッツ3連戦の最終戦に8対4で勝利し、3連戦をスイープ。自力でマジックを減らし、2018年以来3年ぶりとなる地区優勝が決定した。ブリュワーズの地区優勝は1998年のナ・リーグ中部地区移転後では3度目。4年連続ポストシーズン進出は球団記録となっている。

     ブリュワーズは1回表にフランシスコ・リンドーアの18号ソロで先制を許したものの、1回裏にウィリー・アダメスが24号2ランを放ち、すぐさま逆転に成功。2回裏にはエドゥアルド・エスコバーのタイムリーなどで3点を追加し、リードを広げた。4回表にハビアー・バイエズのタイムリー二塁打で2点、6回表にケビン・ピラーのタイムリーで1点を返され、1点差に詰め寄られたが、6回裏にメッツの守備のミスにより3点を追加。7回以降はアーロン・アシュビー、デビン・ウィリアムス、ジョシュ・ヘイダーのリレーでメッツの反撃を封じた。

     今季のブリュワーズはブランドン・ウッドラフ、コービン・バーンズ、フレディ・ペラルタの先発三本柱、ウィリアムスからヘイダーにつなぐ勝利の方程式など、メジャー3位のチーム防御率を誇る投手陣が最大の強み。打線はOPSが.900を超えるような強打者こそいないものの、29本塁打のアビサイル・ガルシアやシーズン途中に加入したアダメスを軸に穴の少ないラインナップを形成し、強力投手陣に十分な援護点を与え続けた。

  • カージナルス連日の逆転勝利で16連勝 WC獲得へM1

    2021.9.27 07:00 Monday

    【カージナルス4-2カブス】@リグリー・フィールド

     前日の試合で球団新記録となる15連勝を達成したカージナルスは、8回表二死からハリソン・ベイダーの15号ソロで同点に追いつき、9回表に2点を勝ち越し。9回裏のピンチをしのぎ、カブス4連戦をスイープして連勝を16に伸ばした。カージナルスはこの試合が2021年レギュラーシーズンのビジター最終戦。ビジター11連勝のままシーズンを終えるのは1887年フィラデルフィア・クエーカーズ(現フィリーズ)以来134年ぶり史上2チーム目の快挙となった。

     カージナルスは3回表にポール・ゴールドシュミットの31号ソロで先制したが、先発のジェイク・ウッドフォードが4回裏に先頭の四球からピンチを招き、セルジオ・アルカンタラのタイムリー二塁打とデービッド・ボーティの犠飛で2失点。しかし、敗戦まであと4アウトに追い詰められた8回表二死からベイダーが15号ソロを放って2対2の同点に追いつき、9回表には一死2・3塁のチャンスを作って暴投と内野ゴロで2点を勝ち越した。

     9回裏はクローザーのジオバニー・ガイエゴスが登板したが、連続四球で一死1・2塁のピンチを招いた。ここでフランク・シュウィンデルの平凡なフライを三塁ノーラン・アレナードが足を滑らせて捕球できず、打球はフェアゾーンにポトリ。インフィールドフライで打者はアウトとなり、オーバーランした一塁走者にタッチして試合終了かと思われたが、審判団は二死2・3塁から試合再開という判断を下した。これにマイク・シルト監督が猛抗議して退場となったものの、ガイエゴスはイアン・ハップを空振り三振に仕留めてリードを守り抜き、ワイルドカード決定へのマジックナンバーを1とした。

  • 逆転V狙うフィリーズが痛い1敗 筒香は2点タイムリー

    2021.9.27 05:45 Monday

    【パイレーツ6-0フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

     地区首位のブレーブスを1.5ゲーム差で追うフィリーズは、パイレーツ4連戦をスイープして日本時間9月29日から始まるブレーブスとの直接対決3連戦に向けて勢いをつけたいところだったが、打線が機能せず0対6で完封負け。連勝は5でストップした。パイレーツ先発のマックス・クラニックは5イニングを4安打無失点に抑えて今季2勝目(3敗)をマーク。フィリーズ先発のハンス・クラウスは3回2安打1失点で降板し、今季初黒星(0勝)を喫した。

     パイレーツはメジャーデビュー戦となったクラウスの初球をコール・タッカーが捉え、1号先頭打者アーチで1点を先制。その後は両軍とも走者を出しながらも得点を奪えない状況が続いたが、パイレーツは7回表に3つの四球で一死満塁のチャンスを迎え、キブライアン・ヘイズのタイムリー二塁打で2点を追加した。8回表無死満塁のチャンスでは筒香嘉智がライトへの2点タイムリーを放ち、5点をリード。9回表には一死3塁からボークでダメ押しの6点目を奪った。

     パイレーツの筒香は「2番・ライト」でスタメン出場し、最初の4打席はサードフライ、レフトフライ、セカンドゴロ、サードゴロでヒットが出なかったものの、8回表無死満塁の場面で迎えた第5打席で貴重な追加点となる2点タイムリーを放ち、チームの勝利に貢献。5打数1安打2打点で今季の通算成績(3球団合計)は打率.223、OPS.715となっている。

  • エンゼルス大勝 ディアスが快投、大谷は2三塁打の活躍

    2021.9.26 14:00 Sunday

    【マリナーズ1-14エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     エンゼルスは試合序盤から打線がつながり、マリナーズ先発のタイラー・アンダーソンを3回途中9安打9失点でノックアウトするなど、3回までに大量11得点。5回裏には制球難のジャスタス・シェフィールドから3点を奪い、14対1でマリナーズに大勝した。先発のハイメ・バリアが腕の疲労により2イニングで降板したものの、2番手ジョナサン・ディアスが7回3安打1失点の好リリーフでメジャー初勝利(0敗)をマーク。アンダーソンは今季10敗目(7勝)を喫した。

     前日までの3試合で合計11四球と勝負を避けられ、2016年のブライス・ハーパー(当時ナショナルズ・現フィリーズ)に並ぶメジャータイ記録(3試合11四球)を樹立した大谷翔平(エンゼルス)だが、自らのバットで「大谷との勝負を避けるのは悪くないアイディアである」ということを証明することになった。1回裏無死1塁の第1打席でライトへの先制タイムリー三塁打を放つと、3回裏無死1塁の第2打席でもまるでリプレイを見ているかのようなタイムリー三塁打。今季通算7三塁打はアキル・バドゥー(タイガース)と並んでリーグ1位タイとなった。

     第3打席以降は押し出し四球、四球、空振り三振で、今日は3打数2安打3打点2四球。4試合13四球は1930年のベーブ・ルース(ヤンキース)、2016年のハーパー、2021年のヤスマニ・グランダル(ホワイトソックス)に並ぶメジャータイ記録である。また、2打席連続で三塁打を放つのは、エンゼルスでは2011年4月26日のピーター・ボアジャス以来の快挙だった。今日の3打点を加えて今季98打点となり、自身初の100打点にも大きく前進。明日は自身初の2ケタ勝利をかけてマウンドに上がる。

     一方のマリナーズは、20年ぶりのポストシーズン進出に向けて痛い1敗となった。レッドソックスとの3ゲーム差は変わっていないものの、ヤンキースとのゲーム差は3、ブルージェイズとのゲーム差は1に拡大。ワイルドカード獲得のためには残り7試合でレッドソックス、ヤンキースとの3ゲーム差を追いつかなければならない。ワイルドカード獲得への望みをつなぐためにも、明日は大谷を攻略して勝利を手にしたいところだ。

  • セミエンが43号アーチ 二塁手シーズン最多記録に並ぶ

    2021.9.26 12:30 Sunday

    【ブルージェイズ6-1ツインズ】@ターゲット・フィールド

     3連敗でワイルドカード圏内から2ゲーム差に後退してしまったブルージェイズは、3本塁打を含む11安打でツインズ投手陣から6点を奪い、6対1で快勝。ワイルドカード争いで1位タイに並ぶレッドソックス、ヤンキースから2ゲーム差の位置をキープした。ブルージェイズ先発のロビー・レイは4つの四球を与えたものの、6イニングを3安打1失点に抑え、今季13勝目(6敗)をマーク。ツインズ先発のジョン・ガントは3回3安打2失点(自責点1)で今季10敗目(5勝)を喫した。

     ブルージェイズは初回にミッチ・ガーバーの犠飛で先制を許したが、2回表にテオスカー・ヘルナンデスが31号同点ソロを放ち、ランドール・グリチックの二塁打に相手のエラーが重なって勝ち越しに成功。6回表にはマーカス・セミエンが43号ソロを放ち、リードを2点に広げた。7回表にはジョージ・スプリンガーの18号ソロが飛び出し、8回表にダニー・ジャンセンのタイムリーでダメ押し。レイ降板後は3人のリリーバーが各1イニングを無失点に抑えた。

     6回表に43号ソロを放ったセミエンは、1973年にブレーブスのデービー・ジョンソン(元巨人)がマークしたシーズン43本塁打に並び、二塁手メジャータイ記録を樹立。残り7試合で1本でもホームランを打てば、メジャー新記録が誕生する。セミエンは今季、年俸1800万ドルの1年契約でブルージェイズに加入しているため、今季終了後に再びFAとなる。二塁手もしくは遊撃手の補強を目指すチームによる争奪戦が繰り広げられることになりそうだ。

  • レイズ3連勝 球団史上初となる2年連続地区優勝が決定

    2021.9.26 10:30 Sunday

    【マーリンズ3-7レイズ】@トロピカーナ・フィールド

     地区優勝へのマジックナンバーを2としていたレイズは、マーリンズに先制される展開となったものの、7対3で逆転勝利を収めて3連勝。地区2位レッドソックスがヤンキースに敗れたため、球団史上初となる2年連続地区優勝が決定した。レイズ先発のシェーン・マクラナハンは5イニングをソロ本塁打による1点のみに抑え、今季10勝目(6敗)をマーク。マーリンズ先発のサンディ・アルカンタラは7回途中5失点(自責点3)で今季14敗目(9勝)を喫した。

     レイズは3回表にミゲル・ロハスの9号ソロで先制を許したが、4回裏にジョーイ・ウェンドルがタイムリー二塁打を放って同点。5回裏にはマイク・ズニーノの32号2ランで勝ち越しに成功した。1点差に迫られた直後の6回裏にはヤンディ・ディアスがタイムリーを放ち、再び1点差となった直後の7回裏にはブランドン・ラウがタイムリー二塁打。8回裏にはブレット・フィリップスの犠飛とラウのタイムリー二塁打でダメ押しの2点を奪った。

     レイズの地区優勝は2008年、2010年、2020年に続いて今回が4度目。このうち2008年と2020年はリーグ優勝してワールドシリーズに駒を進めたが、惜しくも世界一を逃している。メジャー全体でも最低クラスの総年俸であるにもかかわらず、ヤンキース、レッドソックス、ブルージェイズといった強豪を上回る成績を残したレイズ。今季こそ悲願のワールドシリーズ制覇を成し遂げることができるだろうか。

  • ヤンキースがWC1位タイに浮上 スタントン逆転満塁弾

    2021.9.26 09:00 Sunday

    【ヤンキース5-3レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

     ワイルドカード争いの2位につけているヤンキースは、1点ビハインドで迎えた8回表にジャンカルロ・スタントンの33号グランドスラムで逆転に成功。連勝を5に伸ばし、ワイルドカード争い1位のレッドソックスに並んだ。ヤンキース4番手ルイス・セベリーノが2回無失点の好リリーフで今季初勝利(0敗)、5番手アロルディス・チャップマンが今季29セーブ目をマーク。レッドソックス3番手タナー・ハウクに今季5敗目(1勝)が記録された。

     3回裏にケビン・プラウェッキーの3号ソロで先制を許したヤンキースは、5回裏に2番手マイケル・キングが暴投により2点目を献上。6回表に相手投手の暴投で1点を返したものの、なかなか打線がつながらず、1点ビハインドのまま8回表を迎えた。ところが、8回表二死から3つの四死球で満塁のチャンスを迎え、スタントンが初球を捉えて左中間への33号逆転グランドスラム。チャップマンが9回裏にボビー・ダルベックの24号ソロで1点を失ったが、5対3で勝利した。

     ヤンキースはこれで5連勝となり、レッドソックスと並んでワイルドカード争いの1位タイに浮上。この試合が終了した時点で3位タイに並ぶマリナーズ、ブルージェイズとのゲーム差は2.5に広がった。レッドソックスは最終6試合がオリオールズ、ナショナルズという下位チームとの対戦になるとはいえ、宿敵ヤンキース相手の被スイープは避けたいところだろう。なお、レッドソックスの澤村拓一に登板機会はなかった。

  • フィリーズ・スアレスが97球で完封 筒香3打数1安打

    2021.9.26 08:30 Sunday

    【パイレーツ0-3フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

     地区首位のブレーブスを1.5ゲーム差で追っているフィリーズは、今季防御率1.60と好投を続けているレンジャー・スアレスが先発。パイレーツ打線を相手にわずか97球でメジャー初完投となる4安打完封をマークし、チームを勝利に導いた。スアレスは今季7勝目(5敗)をマークし、防御率は1.45へと向上。パイレーツ先発のウィル・クロウは2本塁打を浴び、5回途中8安打3失点で今季8敗目(4勝)を喫した。

     フィリーズは3回裏にマット・ビアーリングのメジャー初アーチとなる1号ソロで先制。一死後、ブライス・ハーパーにも34号ソロが飛び出し、2点をリードした。5回裏には二死1・2塁のチャンスを迎え、ブラッド・ミラーのタイムリーで3点目。スアレスはわずか97球で9イニングを投げ抜き、被安打4、奪三振7、与四球0、失点0という抜群の内容でメジャー初完投初完封をマークした。

     パイレーツの筒香嘉智は「4番・一塁」でスタメン出場し、センターへのヒット、ファーストゴロ、空振り三振で3打数1安打。チームが打者28人で完封負けを喫したため、4打席目は回ってこなかった。2試合ぶりのヒットを放ち、今季の打率は.224、OPSは.722。パイレーツ移籍後の成績は35試合に出場して打率.296(98打数29安打)、7二塁打、1三塁打、8本塁打、22打点、出塁率.375、長打率.633、OPS1.008となっている。

  • カージナルス逆転勝利 86年ぶり球団新記録の15連勝

    2021.9.26 06:40 Sunday

    【カージナルス8-5カブス】@リグリー・フィールド

     ワイルドカード獲得に向けて快進撃を続けるカージナルスは、2点ビハインドで迎えた7回表に3点、9回表にもダメ押しの3点を奪い、8対5で逆転勝利。1935年7月の14連勝を86年ぶりに更新する球団新記録の15連勝を達成した。カージナルス2番手の金廣鉉(キム・グァンヒョン)が6回裏の1イニングを無失点に抑え、今季7勝目(7敗)をマーク。カブス2番手コディ・ホイヤーは一死も取れず3失点と打ち込まれ、今季3敗目(7勝)を喫した。

     カージナルスは2回表にハリソン・ベイダーが14号ソロ、タイラー・オニールが32号ソロを放ったものの、先発のジョン・レスターがピリッとせず、4回までに4失点。2点を追う展開となった。しかし、7回表にホイヤーからの4連打で4対4の同点に追いつくと、さらに3番手スコット・エフロスからポール・デヨングがセンターへの犠飛を放ち、勝ち越しに成功。8回裏無死1・3塁のピンチを無失点で切り抜けるなど、守備面では4つの併殺を奪い、9回表にデヨングの19号2ランなどで3点を奪ってダメ押しした。

     前日のダブルヘッダーに連勝して球団記録の14連勝に並んでいたカージナルスは、今日の逆転勝利で15連勝となり、86年ぶりに球団記録を更新。2017年に22連勝したインディアンス以来の大型連勝となった。2011~20年の10シーズン合計1515試合のうち、ポストシーズン進出の可能性を失った状態で戦った試合がわずか3試合しかないというポストシーズン常連チーム。この試合が終了した時点で3年連続ポストシーズン進出決定までマジック3となっている。

  • マリナーズ6連勝 大谷3戦11四球はメジャータイ記録

    2021.9.25 14:30 Saturday

    【マリナーズ6-5エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     エンゼルスは今季ホームでの最終カードとなるマリナーズ3連戦が今日からスタート。その初戦は大谷翔平が5打席4四球と勝負を避けられ、5対6で惜敗した。逆転でのワイルドカード獲得を目指すマリナーズは、大谷との勝負を避けつつ接戦をモノにし、20年ぶりのポストシーズン進出に向けて貴重な1勝をゲットして6連勝。ツインズに敗れたブルージェイズと85勝69敗で並び、ワイルドカード2位のヤンキースとの2ゲーム差をキープしている。

     マリナーズはタイ・フランスの18号ソロなどで3回までに3点を先行。マックス・スタッシの12号2ランなどエンゼルスの反撃に遭い、6回裏には4対4の同点に追いつかれたが、7回表にエンゼルスの守備のミスもあって2点を勝ち越した。7回裏にジャック・メイフィールドのタイムリーで1点差とされ、9回裏にはクローザーのポール・シーウォルドが大谷の敬遠から一死満塁のピンチを招いたものの、後続を抑えて1点差で逃げ切り。2001年以来のポストシーズン進出に望みをつないだ。

     大谷は「2番・DH」でスタメン出場し、初回の第1打席で空振り三振に倒れたあと、4打席連続の四球。第2打席と第5打席は申告敬遠で歩かされた。3試合11四球は2016年のブライス・ハーパー(当時ナショナルズ・現フィリーズ)に並ぶメジャータイ記録。また、3試合連続3四球以上は2003年のバリー・ボンズ以来18年ぶりとなった(メジャー記録は4試合連続)。1打数0安打4四球で今季の打率は.255、出塁率は.368、OPSは.956となっている。

  • ジャイアンツ快勝で今季100勝一番乗り 球団史上8度目

    2021.9.25 13:30 Saturday

    【ジャイアンツ7-2ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

     ジャイアンツは「打者天国」と呼ばれるクアーズ・フィールドで4本塁打の一発攻勢を見せ、ロッキーズに7対2で快勝。今季メジャー一番乗りで100勝に到達した。先発のアレックス・ウッドが4回61球2失点で降板したあと、2イニングを1安打無失点に抑えた2番手ケルビン・カストロがメジャー初勝利(0敗)をマーク。2回1/3を投げて2本塁打を含む4安打4失点と打ち込まれたロッキーズ2番手アシュトン・ゴードウにメジャー初黒星(1勝)が記録された。

     1回表にトミー・ラステラの7号先頭打者アーチで先制したジャイアンツだったが、先発のウッドが1回裏に2本のタイムリーで2失点。しかし、2回表にブランドン・クロフォードの22号ソロで同点に追いつくと、6回表にはブランドン・ベルトの27号ソロで勝ち越しに成功した。7回表にはマイク・ヤストレムスキーの25号3ランとバスター・ポージーのタイムリーで4点を追加。ウッド降板後、4人のリリーバーが合計5イニングを無失点に抑え、7対2で勝利した。

     ジャイアンツがシーズン100勝を記録するのは2003年以来18年ぶりであり、球団史上8度目。これはドジャース、ブレーブスと並んでメジャー歴代4位タイの記録である(ヤンキース21度、アスレチックス10度、カージナルス9度)。今季開幕前、成績予想システム「PECOTA」では75勝との予想が出ていたが、それをはるかに上回る好成績をマーク。シーズン全体のうち116日間でメジャー最高勝率を記録し、50勝、60勝、70勝、80勝、90勝、そして100勝にいずれも一番乗りで到達した。

  • フィリーズが逆転勝利 パイレーツ・筒香は5打数0安打

    2021.9.25 13:00 Saturday

    【パイレーツ6-8フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

     ナ・リーグ東部地区首位のブレーブスを2ゲーム差で追っているフィリーズは、7回表に2点を奪われて逆転を許したものの、直後の7回裏にディディ・グレゴリアスが13号3ランを放ち、逆転に成功。この2点のリードを継投で守り抜き、8対6で勝利して地区優勝への望みをつないだ。フィリーズ3番手ヘクター・ネリスが今季4勝目(6敗)、4番手イアン・ケネディが今季26セーブ目を記録。パイレーツ5番手チェイセン・シュリーブは今季2敗目(3勝)を喫した。

     先発のカイル・ギブソンが3回裏に自ら1号ソロを放ち、先制したフィリーズだったが、4回表にケビン・ニューマンのタイムリー二塁打とマイケル・ペレスのタイムリーで4点を失い、3点のビハインド。ブラッド・ミラーの20号ソロやブライス・ハーパーのタイムリー二塁打などで点差を詰め、6回裏に5対4と逆転に成功したが、7回表にウィルマー・ディフォーに4号2ランを浴び、再びリードを奪われた。しかし、直後の7回裏に二死1・2塁のチャンスを迎え、グレゴリアスが13号逆転3ラン。ブレーブスがダブルヘッダーの初戦に敗れたため、この試合が終了した時点で両チームのゲーム差は1に縮まった。

     パイレーツの筒香嘉智は「2番・ライト」でスタメン出場したものの、センターライナー、ライトフライ、サードゴロ、空振り三振、サードへのファウルフライで5打数ノーヒット。今季の打率は.222、OPSは.723に下がった。パイレーツ移籍後の成績は34試合で打率.295(95打数28安打)、8本塁打、22打点、OPS1.018となっている。

  • ヤンキース快勝 澤村拓一は2回1/3無失点の好リリーフ

    2021.9.25 12:30 Saturday

    【ヤンキース8-3レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

     ア・リーグのワイルドカード争いでトップに立つレッドソックスと2位ヤンキースの3連戦が今日からスタート。その初戦は3回までに7点を奪ったヤンキースが8対3で快勝し、レッドソックスとのゲーム差を1に縮めた。ヤンキース先発のゲリット・コールは6回裏にラファエル・デバースに35号3ランを浴びたものの、6回5安打3失点で今季16勝目(8敗)をマーク。レッドソックス先発のネイサン・イバルディは3回途中7安打7失点で降板し、今季9敗目(10勝)を喫した。

     ヤンキースはイバルディの立ち上がりを攻め、アーロン・ジャッジのタイムリー二塁打、グレイバー・トーレスのタイムリーなどで3点を先制。3回表には無死1・2塁からジャンカルロ・スタントンに32号3ランが飛び出し、さらに相手のミスで1点を追加した。6回裏にデバースの一発で3点を返されたものの、7回表にトーレスの8号ソロで1点を追加。コール降板後は3人のリリーバーが合計3イニングを無失点に抑え、8対3でレッドソックスを破った。

     レッドソックスの澤村拓一は6点ビハインドの3回表二死1・2塁の場面で2番手として登板。カイル・ヒガシオカを平凡なフライに打ち取ったものの、一塁カイル・シュワーバーが捕球できず、不運なタイムリーで1点を奪われた。しかし、その後は走者を許しながらも得点を許さず、2回1/3を無失点に抑える好リリーフを披露。今季の防御率は3.16となった。

« Previous PageNext Page »