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  • 大谷が3年ぶり勝利投手 5回9奪三振&2安打2打点

    2021.4.27 12:30 Tuesday

    【エンゼルス9-4レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド

     ベーブ・ルース以来100年ぶりとなる「メジャー本塁打王の先発登板」となった大谷翔平(エンゼルス)の今季3先発目。立ち上がりは制球に苦しみ、初回にネイト・ロウの6号3ランなどで4点を失ったが、その後は立ち直り、5者連続三振を含む5回9奪三振の力投を見せた。また、打者としては2回表に2点タイムリー二塁打を放つなど、3打数2安打2打点3得点の活躍。エンゼルスは9対4で勝利し、大谷は2018年5月20日(現地時間)以来となる白星を手にした。

     大谷は「2番・投手」でスタメン出場。ア・リーグの投手が2安打3得点を記録するのは1971年5月1日(現地時間)のジム・ペリー(ツインズ)以来50年ぶりのことである。2回表にライトへ初速113.8マイル(約183.1キロ)という痛烈な2点タイムリー二塁打を放ち、6回表にはバント安打も記録。初回の四球も含め、出塁した3打席はいずれも後続のタイムリーでホームに戻ってきた。

     投手としては、初回に3つの四死球を与えるなど制球に苦しみ、ロウの3ランとデービッド・ダールの犠飛で4失点。しかし、1回裏二死から打者12人を連続で打ち取るなど、その後は完全に立ち直り、スプリッターとスライダーを武器に、3回裏二死から5回裏一死まで5者連続三振も記録した。5回裏二死からイサイアー・カイナーファレファにセンターへのヒットを許したが、ジョーイ・ギャロにスプリッターを連投して空振り三振。75球で5イニングを投げ抜き、実に1072日ぶりとなるメジャー通算5勝目をマークした。

  • レイズ1点差惜敗 筒香は守備から途中出場して1安打

    2021.4.27 11:30 Tuesday

    【アスレチックス2-1レイズ】@トロピカーナ・フィールド

     レイズは先発のリッチ・ヒルが6回93球を投げて被安打2、奪三振10、与四球2、失点2という好投を見せたものの、打線がアスレチックス投手陣の前にオースティン・メドウズの犠飛による1点のみに封じられて1対2で惜敗。2連敗で借金生活に逆戻りとなった。レイズの筒香嘉智は9回表の守備から途中出場して一塁の守備に就き、9回裏二死走者なしの場面で回ってきた打席でライトへのヒット。1打数1安打で今季の打率は.185、OPSは.464となった。

     レイズは1回裏、アスレチックス先発のショーン・マネイアから一死3塁のチャンスを作り、メドウズの犠飛で先制。しかし、3回裏一死1・2塁の場面ではメドウズが空振り三振、マニュエル・マーゴがライトフライに倒れ、追加点を奪えなかった。すると、先発のヒルが4回表二死からマット・チャップマンに四球を与え、ショーン・マーフィーに逆転の2号2ランを被弾。レイズは8回裏に一死1・2塁、9回裏にも二死1・2塁のチャンスを作ったが、最後まであと1本が出なかった。

     前日の試合で13連勝がストップしたアスレチックスは、レイズ(6安打)を下回る3安打に終わったものの、投手陣が1点のリードを守り抜き、連敗を回避。リーグ1番乗りで今季15勝目をマークした。先発のマネイアは球数がやや多くなったが、5回100球を投げて4安打1失点の好投。2イニングをパーフェクトに抑えた2番手ユスメイロ・ペティートの働きも光った。

  • ロイヤルズ 1999年以来22年ぶりの敵地4連戦スイープ

    2021.4.27 11:00 Tuesday

    【ロイヤルズ3-2タイガース】@コメリカ・パーク

     予想外の快進撃でア・リーグ最高勝率をマークしているロイヤルズは、タイガースとの接戦を3対2で制して5連勝。敵地コメリカ・パークでの4連戦をスイープし、敵地での4連戦スイープは1999年5月7~10日(現地時間)のツインズ4連戦(メトロ・ドーム)以来22年ぶりとなった。直近13試合で10勝3敗を記録し、開幕21試合で14勝7敗。これは2003年(17勝4敗)に次ぐ球団史上2番目の好スタートとなっている。

     ロイヤルズは3回表一死からニッキー・ロペスがライトへの三塁打を放ってチャンスを作り、二死後にカルロス・サンタナが先制の5号2ラン。先発のブラッド・ケラーが3回裏にミゲル・カブレラ、4回裏にはグレイソン・グライナーにタイムリーを許し、2対2の同点に追い付かれたが、5回表にジャロッド・ダイソンの二塁打とロペスの送りバントで一死3塁とし、ウィット・メリフィールドの犠飛で勝ち越しに成功した。

     開幕4先発で防御率12.00と打ち込まれていたケラーは、8安打を浴びながらも6回2失点の粘投。7回以降はスコット・バーロウ、グレッグ・ホランド、ジョシュ・スターモントとつなぎ、1点差で逃げ切った。ロイヤルズは今季1点差ゲームで無傷の6連勝。7回終了時点でリードしていた試合は58試合連続で勝利しており、これは現在継続中の記録ではメジャー最長となっている。

     マイク・マシーニー監督は春季キャンプで「我々は勝つためにここにいる」と話していたが、その言葉は今季、現実のものとなるかもしれない。

  • パドレスが6点差逆転勝利 タティスJr.は3試合5本塁打

    2021.4.26 13:30 Monday

    【パドレス8-7ドジャース】(延長11回タイブレーク)@ドジャー・スタジアム

     パドレスは6回終了時点で6点のビハインドを背負っていたが、7回表から3イニング連続で2点を奪って同点。延長タイブレークに突入した11回表にエリック・ホズマーの犠飛で勝ち越しに成功し、8対7で逆転勝利を収めた。これで敵地ドジャー・スタジアムでの4連戦は3勝1敗で勝ち越し。本拠地ペトコ・パークでの3連戦は1勝2敗で負け越したが、今季最初の7試合を4勝3敗で終えた。

     STATS社によると、シーズン20試合以上を消化した時点で、敵地での試合で勝率7割以上のチームと対戦し、7回以降に6点差以上を逆転したのは、1918年7月9日(現地時間)のジャイアンツ以来103年ぶりだという。6回裏に5点を奪われ、万事休すかと思われたが、7回表に2点、8回表にも2点を返し、9回表一死1・2塁からトレント・グリシャムとマニー・マチャドの連続タイムリーで同点。11回表一死2・3塁からホズマーが放ったセンターへの犠飛が決勝点となった。

     2試合連続で2本塁打を放っていたフェルナンド・タティスJr.(パドレス)は、この日も4回表の第2打席でセンター右への7号ソロ。大谷翔平(エンゼルス)、ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)らと並び本塁打数メジャー1位タイとなった。ビジターチームの選手がドジャー・スタジアムで3試合5本塁打を記録するのは史上初。また、ドジャー・スタジアムで3日連続本塁打を放つのは遊撃手では史上初の快挙だった(ドジャー・スタジアムで3日連続本塁打を放ったドジャースの遊撃手は過去に1人もいない)。

  • ダ軍・バムガーナー 7イニング非公式ノーヒッター達成

    2021.4.26 12:00 Monday

     ダイヤモンドバックスは敵地トゥルイスト・パークでのブレーブスとのダブルヘッダー(7イニング制)で2試合続けて先発投手が素晴らしいピッチングを披露。第1試合ではザック・ギャレンが6回裏一死までノーヒッターを継続して1安打完封勝利をマークし、第2試合ではマディソン・バムガーナーが7イニングを被安打0で投げ切った。ただし、7イニング制のダブルヘッダーでは延長戦になって9イニングに到達しない限り、ノーヒッターは公式記録として認定されないことになっており、バムガーナーの快投は参考記録扱いとなる。

     第1試合はダイヤモンドバックスが5対0で勝利。スティーブン・ボートの3号2ラン、コール・カルフーンの2号ソロなどで着実に加点し、先発のギャレンがブレーブス打線をわずか1安打に封じた。ブレーブスのブライアン・スニッカー監督は「彼は3つの優れた球種をコマンドよく投げ分けていたし、ボールもよく動いていた。どの球種も狙い球の候補から外すことができなかった。いいボールを投げていたよ」とお手上げの様子だった。

     第2試合ではバムガーナーが非公式ながらノーヒッターを達成し、7対0で快勝。ペイビン・スミスの2号ソロで先制し、その後もデービッド・ペラルタの3号2ラン、エドゥアルド・エスコバーの7号ソロなどで得点を重ねた。バムガーナーは2回裏先頭のオジー・オルビーズに遊撃ニック・アーメッドのエラーで出塁を許したが、次打者トラビス・ダーノウを併殺打に打ち取り、最少打者数の21人で7イニングを投げ抜いた。7回98球を投げて被安打0、奪三振7、与四球0とほぼ完璧なピッチングだった。

     なお、9イニング未満のノーヒッターは1901年以降26度達成されており、2006年10月1日(現地時間)のデバーン・ハンサック(レッドソックス)が雨天コールドにより5イニングで終了した試合で達成して以来15年ぶりとなった。

  • オ軍・ミーンズ快投 アスレチックスついに連勝ストップ

    2021.4.26 11:30 Monday

    【アスレチックス1-8オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

     オリオールズはエース左腕のジョン・ミーンズが13連勝中のアスレチックスを相手に7回途中2安打1失点の快投を披露。打線はアスレチックス先発のヘスス・ルザードから2本のアーチで3点を奪い、8回裏には大量5点を追加して8対1で快勝。アスレチックスの連勝をついにストップさせた。また、オリオールズは2019年からアスレチックスに8連敗を喫していたが、その連敗にもピリオドが打たれた。

     ミーンズは1点リードの4回表にラモン・ローレアーノに3号同点ソロを浴びたものの、それ以外は二塁すら踏ませない安定感抜群のピッチングを展開。ブランドン・ハイド監督は「今日の彼は例外的に素晴らしかった。プレーオフに出場するレベルのチームを相手に7回途中まで投げ、最高の仕事をしてくれた」とエース左腕の好投を絶賛した。今季の防御率1.50はリーグ2位の好成績である(1位はロイヤルズのダニー・ダフィーの0.39)。

     打線は2回裏にオースティン・ヘイズの1号ソロで先制し、4回裏にはヘイズがこの試合2本目のアーチとなる2号2ランを放って勝ち越し。8回裏にはアスレチックス3番手のデオリス・ゲラを攻め、マイケル・フランコの3号ソロから始まる打者11人の猛攻で一挙5点を奪って勝利を決定付けた。アスレチックスは打線がわずか3安打に封じられ、13連勝がストップ。先発のルザードは7回途中3失点と試合を作ったが、3番手のゲラが5失点(自責点2)と大誤算だった。

  • Wソックスが序盤の猛攻で快勝 有原は2回5失点でKO

    2021.4.26 11:00 Monday

    【レンジャーズ4-8ホワイトソックス】@ギャランティードレイト・フィールド

     メジャー最初の4先発で2勝1敗、防御率2.21と好投していた有原航平(レンジャーズ)だが、この日はコマンドの不安定さが目立ち、初回から四球を連発。2イニングを投げ切るのに70球を要し、被安打6、奪三振0、与四球4、失点5という自己最悪の内容で今季2敗目を喫した。レンジャーズは3回までに8点を奪われ、1対8と大量ビハインド。6回表に3点を返すのが精一杯で、4対8でホワイトソックスに敗れた。

     快勝したホワイトソックスは序盤に見事な猛攻を見せた。1回裏は二死1塁からホゼ・アブレイユの5号2ランで先制。デービッド・ダールの2号ソロで1点差に詰め寄られた直後の2回裏にはティム・アンダーソンのタイムリー二塁打、アダム・イートンのタイムリー三塁打、アブレイユの犠飛で3点を追加した。さらに3回裏にはニック・マドリガルの2点タイムリー三塁打とイートンのスクイズで3点を奪い、序盤3イニングで8得点。試合を優位に進めた。

     ホワイトソックス先発のマイケル・コペックは5回87球を投げて被安打4、奪三振10、与四球0、失点1の好投を披露。2番手のジョナサン・スティーバーが一死も奪えず4連打を浴びて降板する誤算はあったものの、3番手のギャレット・クローシェは3イニングを3安打無失点に抑える好リリーフ。4点リードの最終回は4番手のホゼ・ルイーズが無失点に抑え、レンジャーズ3連戦のスイープを完成させた。

  • エンゼルス連敗ストップ 大谷が8回表に7号決勝アーチ

    2021.4.26 10:00 Monday

    【エンゼルス4-2アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

     エンゼルスは2対2の同点に追い付かれた直後の8回表に大谷翔平がセンター右への7号勝ち越しソロを放ち、4対2で勝利。連敗を4でストップし、勝率5割に復帰した。大谷はこの一発でロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)、フェルナンド・タティスJr.(パドレス)らと並び本塁打数メジャー1位タイに浮上。今季はまだ19試合、81打席しかプレーしていないが、早くも昨季の本塁打数に並んだ(昨季は44試合、175打席)。

     8回表の先頭打者として迎えたこの日の第4打席、大谷がアストロズ2番手のルイス・ガルシアが投じた92.5マイル(約148.9キロ)のフォーシームを捉えると、打球はセンター右への7号勝ち越しソロとなった。「変化球が来ると思っていたのでちょっとビックリしたけど、いい感じで上がってくれた」と手応え十分の一発。スタットキャストの計測によると、初速は107.1マイル(約172.4キロ)、飛距離は440フィート(約134.1メートル)で、440フィート以上の本塁打は今季2本目。これを上回るのは同僚のマイク・トラウト(3本)だけである。

     エンゼルスは9回表にアンソニー・ベンブームのタイムリーでさらに1点を追加し、9回裏をクローザーのライセル・イグレシアスが打者3人で抑えて4対2で逃げ切り。大谷は見逃し三振、サードゴロ、センターフライ、7号ソロ、空振り三振で5打数1安打1打点(打率.286、OPS.983)だったが、間違いなく勝利の立役者だった。明日は今季3度目の先発登板予定。ジョー・マドン監督によると、大谷は打席に立つことを望んでおり、今季2度目の「2番・投手」が検討されているようだ。

  • ドジャース逆転勝利 パドレス戦今季6試合で3勝3敗

    2021.4.25 14:30 Sunday

    【パドレス4-5ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     4連戦の初戦と2戦目を落とし、前回の3連戦の最終戦から対パドレス3連敗となったドジャース。しかし、今日の試合ではパドレス先発のブレイク・スネルの降板をきっかけに打線が奮起し、逆転勝利を収めた。これで両チームの対戦成績は今季6試合を終えて3勝ずつ。4連戦の最終戦は4月の直接対決7試合の勝ち越しをかけた一戦となる。パドレスは6回表に勝ち越したものの、2番手のピアース・ジョンソンが大誤算だった。

     パドレスがスネル、ドジャースがトレバー・バウアーの先発で始まった一戦は、初回にフェルナンド・タティスJr.の5号先頭打者アーチで先制したパドレスが2回表にもジュリクソン・プロファーのタイムリーで1点を追加。2点をリードして主導権を握った。しかし、ドジャースは3回裏二死からの3連打で1点を返し、4回裏無死2・3塁の場面でシェルドン・ノイジーが同点タイムリー。ところが、ノイジーの拙い走塁もあり、その後のチャンスは生かせなかった。

     すると、パドレスは6回表先頭のタティスJr.が2試合連続マルチ本塁打となる6号ソロを放ち、勝ち越しに成功。先発のスネルは6回裏先頭のマックス・マンシーを打ち取ったところで2番手のジョンソンにバトンを渡した。しかし、ここからドジャースの反撃がスタート。3連打で一死満塁のチャンスを作ると、ムーキー・ベッツが同点の押し出し四球を選び、3番手のティム・ヒルからコリー・シーガーが2点タイムリーを放って一気に逆転に成功した。

     7回表に一死満塁のピンチを背負ったドジャースは3番手のブレイク・トライネンが暴投で1点を献上したが、タティスJr.とトレント・グリシャムを連続三振に抑えてピンチを脱出。8回表二死1・2塁のピンチではクローザーのケンリー・ジャンセンを投入し、プロファーを打ち取ってまたしてもピンチをしのいだ。最終回は一死2塁のピンチとなったが、タティスJr.をセカンドゴロ、グリシャムを空振り三振に仕留めて試合終了。ジャンセンが気迫の4アウト・セーブで熱戦を締めくくった。

  • アスレチックス快勝 13連勝はメジャー全体で4年ぶり

    2021.4.25 12:00 Sunday

    【アスレチックス7-2オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

     アスレチックスは投打がガッチリと噛み合い、オリオールズに7対2で快勝。連勝を13に伸ばし、今季の成績は14勝7敗(勝率.667=リーグ最高)となった。メジャーリーグで13連勝が記録されるのは2017年以来4年ぶり。この年は8月にインディアンスが22連勝、9月にダイヤモンドバックスが13連勝を記録したが、それ以来の大型連勝となっている。

     アスレチックスはオリオールズ先発のウェイド・ルブランの立ち上がりを攻め、1回表一死3塁からマット・オルソンのタイムリーで1点を先制。2回表にはマーク・キャナのタイムリーとオルソンのタイムリー二塁打で3点を奪い、早々にルブランをKOした。先発のクリス・バシットが2回裏にチャンス・シスコにタイムリー二塁打を浴びて1点を返されたが、4回表にはジェッド・ラウリーの3号3ランでリードを6点に広げた。

     バシットは3回裏から4回裏にかけて4者連続三振を奪うなど、安定したピッチングを展開。5回裏一死1・2塁からトレイ・マンシーニのタイムリー二塁打で2点目を奪われたが、6回8安打8奪三振2失点と先発の役割をしっかり果たした。7回以降はアダム・コラレック、J・B・ウェンデルケン、デオリス・ゲラとつなぎ、オリオールズ打線の反撃を封じて7対2で試合終了。3試合連続で相手チームの安打数を下回りながらも連勝を伸ばしているところに試合巧者ぶりとチームの勢いが感じられる。

  • 左右のライアンの好投でレイズ逆転勝利 筒香は出番なし

    2021.4.25 11:30 Sunday

    【ブルージェイズ3-5レイズ】@トロピカーナ・フィールド

     レイズはオープナーを務めたブレント・ハニーウェルJr.がランドール・グリチックに4号3ランを浴び、3点ビハインドからのスタートとなったが、5対3で逆転勝利。合計7イニングを5安打無失点に抑えた「2人のライアン」の好投が光った。レイズの筒香嘉智はブルージェイズの先発が左腕のロビー・レイだったため、ベンチスタート。最後まで出場機会がなく、4試合ぶりの欠場となった。

     レイズ2番手の左腕ライアン・ヤーブローは88球を投げ、5回2/3を3安打無失点に抑える好投。2回表に二死1・2塁、5回表には一死1・2塁のピンチを背負ったが、落ち着いたピッチングで後続を抑えた。7回表途中からは3番手の右腕ライアン・トンプソンが登板。8回表に一死1・2塁のピンチを招いたものの、マーカス・セミエンをセカンドへのインフィールドフライに打ち取り、二死満塁となったあと、アレハンドロ・カークを空振り三振に仕留め、8回裏の味方の勝ち越し劇を呼び込んだ。

     レイズは2回裏にマイク・ズニーノの4号ソロ、6回裏にマイク・ブロソーの2号2ランと2本のアーチが飛び出し、3対3の同点。8回裏は連続四球で無死1・2塁のチャンスを迎え、三塁キャバン・ビジオのタイムリーエラーなどで2点を勝ち越した。9回表は4番手のアンドリュー・キットレッジが無失点に抑えて試合終了。再び貯金を1とした。

  • ヤンキース3連勝 コールがビーバーとの投げ合いを制す

    2021.4.25 11:00 Sunday

    【ヤンキース2-1インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

     ゲリット・コール(ヤンキース)とシェーン・ビーバー(インディアンス)という球界を代表する好投手同士の投げ合いとなった一戦は、期待通りの投手戦となった。4回裏にインディアンスがエディ・ロサリオのタイムリーで先制したものの、直後の5回表にヤンキースは2本のソロアーチで逆転に成功。両軍の得点はこれだけで、7回3安打11奪三振1失点のコールが7回4安打9奪三振2失点のビーバーに投げ勝ち、ヤンキースは3連勝となった。

     コールは4回裏一死からホゼ・ラミレスに三塁打を浴び、続くロサリオのタイムリーで先制を許したものの、その後は打者11人をパーフェクト。味方が逆転したあと、走者を1人も許さなかったのは流石の一言に尽きる。7回111球を投げて11個の三振を奪い、14先発連続7奪三振以上は球団記録を更新。また、開幕5先発で50奪三振も球団史上最多となっている。

     一方のビーバーは1回表一死1・2塁のピンチを連続三振で切り抜けると、続く3イニングは打者9人をパーフェクト。しかし、5回表先頭のアーロン・ヒックスに同点の3号ソロを浴び、2者連続三振のあと、ルーグネッド・オドーアには勝ち越しの3号ソロを被弾してしまった。自己最多の119球で7イニングを投げ抜いただけに、悔やんでも悔やみきれない2被弾。なお、開幕5先発で57奪三振はマウンド・ホーム間が現在の距離に定められた1893年以降、ノーラン・ライアン(1978年に59奪三振)に次ぐ史上2位の数字となった。

  • エンゼルス16失点大敗 大谷は6号ソロ&初の左翼守備

    2021.4.25 10:00 Sunday

    【エンゼルス2-16アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

     エンゼルスは登板した5投手が全員失点し、アストロズ打線に11本の長打を含む18安打を浴びて2対16で大敗。打線はアルバート・プーホルスの4号ソロと大谷翔平の6号ソロによる2点のみに終わり、4連敗で借金1となった。アストロズはスタメン9人中8人がマルチ安打と打線が爆発。先発のジェイク・オドリッジがわずか5球で負傷降板したあと、8回2/3を5安打2失点に抑えたケント・エマニュエル(メジャー初登板)の快投も見事だった。

     開幕10試合で7勝3敗の好スタートを切ったエンゼルスだったが、その後の9試合で2勝7敗。早くも今季初の借金生活に突入してしまった。先発のグリフィン・キャニングが3回途中6安打6失点でKOされ、リリーフ陣も失点を重ねるのみ。最後は6回裏から左翼の守備に就いていたアンソニー・ベンブーム(控え捕手)がマウンドに上がり、3点を追加されて16失点は今季ワーストを更新した。

     大谷は「2番・DH」でスタメン出場し、ファーストゴロ、6号ソロ、ショートゴロ、ファーストゴロ(記録は野選と一塁ユリ・グリエルのエラー)で4打数1安打1打点。今季の打率は.292、OPSは.982となった。なお、8回裏にベンブームが登板した際、DH制が解除され、大谷は左翼の守備に就いた。大谷がメジャーで投手以外の守備位置に就くのは今回が初めて。エンゼルスのベンチには左肘死球の影響で欠場中のマイク・トラウトしか野手が残っていなかったため、ジョー・マドン監督は「緊急的措置」として大谷を左翼の守備に就かせることになった。

  • 父の記念日にタティスJr.が2発 ダルビッシュは2勝目

    2021.4.24 14:00 Saturday

    【パドレス6-1ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     1999年4月23日、ドジャー・スタジアムでフェルナンド・タティス(カージナルス)が1イニング2満塁本塁打というメジャー史上唯一の快挙を成し遂げてから22年。同じ日に、同じ球場で、フェルナンド・タティスJr.(パドレス)がドジャース先発のクレイトン・カーショウから2打席連続アーチを放ち、チームを勝利に導いた。パドレス先発のダルビッシュ有は7回96球で被安打4、奪三振9、与四球3、失点1の好投。カーショウとの投げ合いを制し、今季2勝目(1敗、防御率2.27)をマークした。

     タティスJr.は1対1の同点で迎えた3回表に3号勝ち越しソロを放つと、5回表には2打席連発となる4号ソロ。同じ日に同じ球場で1試合複数本塁打を記録したのはタティス父子が史上唯一であり、また、4月23日(現地時間)にドジャー・スタジアムで行われた試合で1試合複数本塁打を記録した選手はタティス父子の2人だけである。4月23日は「タティスの日」と呼んでも差し支えないだろう。

     ダルビッシュは初回にムーキー・ベッツの二塁打から一死1・3塁のピンチを招き、マックス・マンシーのタイムリーで先制を許したが、その後は立ち直り、安定したピッチングを展開。6回裏にはドジャース打線の中軸を3者三振に仕留めた。7回裏一死1・2塁のピンチも後続2人をしっかり抑え、7回4安打1失点の好投。8回裏は2番手のドリュー・ポメランツ、9回裏は3番手のニック・ラミレスが三者凡退に抑え、パドレスはドジャースに6対1で快勝した。

  • ヒーニー好投もエンゼルス逆転負け 大谷2安打1打点

    2021.4.24 13:30 Saturday

    【エンゼルス4-5xアストロズ】(延長10回タイブレーク)@ミニッツメイド・パーク

     エンゼルスは2対2の同点で迎えた10回表にデービッド・フレッチャーとアルバート・プーホルスのタイムリーで2点を勝ち越し。10回裏はクローザーのライセル・イグレシアスがマウンドに上がったが、マイルズ・ストローのタイムリーとカルロス・コレアの犠飛で同点とされ、最後は代打のロベル・ガルシアにタイムリーを浴びて逆転サヨナラ負けを喫した。3連敗となったエンゼルスは勝率5割に後退。前日の試合で左肘に死球を受けたマイク・トラウトは出場しなかった。

     エンゼルスは先発のアンドリュー・ヒーニーが7回途中まで101球を投げて被安打2、奪三振10、与四球0と素晴らしいピッチングを披露。5回表に大谷翔平のタイムリー二塁打とジャレッド・ウォルシュのタイムリーで奪った2点のリードを守り、7回裏一死2塁の場面で2番手のアーロン・スレガースにバトンを渡した。ところが、スレガースは対戦した最初の打者であるユリ・グリエルに3号同点2ランを被弾。快投を見せたヒーニーには失点1が記録された。

     試合はそのまま延長タイブレークに突入し、エンゼルスは10回表に2点を奪ったものの、その裏に3点を奪われて逆転サヨナラ負け。クローザーのイグレシアスが2点のリードを守れなかった。「2番・DH」でスタメン出場した大谷はセンター前ヒット、見逃し三振、ライトへのタイムリー二塁打、ファーストゴロ、空振り三振で5打数2安打1打点。第1打席でヒットを放ったあと、二死1・3塁から今季3個目の盗塁を決めた。今季の打率は.294、OPSは.966となっている。

  • Rソックス辛勝 澤村メジャー初勝利、菊池今季初黒星

    2021.4.24 13:00 Saturday

    【マリナーズ5-6レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

     レッドソックスは1点を先制された直後の1回裏にザンダー・ボガーツの3号2ランで逆転に成功。マリナーズ先発の菊池雄星から5回までに5点を奪い、試合の主導権を握った。4点リードの9回表に5番手のマット・バーンズがカイル・シーガーに3号3ランを浴びたものの、6対5で辛くも逃げ切り。4回表途中から2番手としてマウンドに上がり、1回1/3を無失点に抑えた澤村拓一にメジャー初勝利が記録された。

     レッドソックス先発のマーティン・ペレスは1回表一死3塁からシーガーに先制のタイムリー二塁打を浴び、4回表には二死から連続四球とJ・P・クロフォードのタイムリーで2失点目。澤村はこの4回表二死1・2塁のピンチでマウンドに上がった。

     ミッチ・ハニガーを低めのスプリッターで空振り三振に仕留めてピンチを切り抜けると、5回表は二死1塁からエバン・ホワイトにヒットを許したものの、左翼アレックス・ベルドゥーゴが好返球で一塁走者の三進を阻止して3アウト。打者5人に対して被安打1、奪三振3、与四球0、失点0という内容で記念すべきメジャー初勝利(0敗、防御率1.80)をマークした。

     菊池は1回裏にボガーツに逆転弾を浴び、3回裏にはJ・D・マルティネスにも7号ソロを被弾。5回裏は無死満塁からマルティネスの併殺打の間に4点目、ボガーツのタイムリーで5点目を失い、4回2/3(94球)を投げて被安打6、奪三振1、与四球3、失点5という内容で今季初黒星(0勝、防御率5.70)を喫した。

  • ブルージェイズが先行逃げ切り 筒香は代打で三塁ゴロ

    2021.4.24 12:00 Saturday

    【ブルージェイズ5-3レイズ】@トロピカーナ・フィールド

     ブルージェイズは1回表二死から打線がつながり、防御率0.73のレイズ先発タイラー・グラスナウから4点を先制。先発のスティーブン・マッツが5回裏にランディ・アロザレーナに3号3ランを浴び、1点差に詰め寄られたものの、6回表にランドール・グリチックの3号ソロでリードを広げ、5対3で逃げ切った。マッツは5回3失点で開幕から無傷の4連勝。グラスナウはメジャー史上2人目の「1イニング4奪三振&4失点」という珍記録を作った。

     1回表のブルージェイズは2者連続三振で二死となったあと、ブラディミール・ゲレーロJr.がヒットで出塁し、ラウディ・テレズのタイムリー二塁打で先制。グリチックが四球でつなぎ、マーカス・セミエンがセンター左へ5号3ランを叩き込んだ。このあと、ジョー・パニックのヒットとルルデス・グリエルJr.の振り逃げで二死1・2塁となったが、ダニー・ジャンセンが三振に倒れて追加点はならず。グラスナウは1902年のドク・ホワイト(フィリーズ)以来となる「1イニング4奪三振&4失点」を記録した。

     2点リードとなった6回以降はタイラー・チャットウッド、デービッド・フェルプス、ティム・メイザ、ラファエル・ドリスと4人のリリーバーが無安打無失点リレーを展開。5対3でレイズを破り、3連戦の初戦を制した。レイズの筒香嘉智は9回裏の先頭打者ウィリー・アダメスの代打として登場。ドリスの前にサードゴロに倒れ、1打数ノーヒットで今季の打率は.170となった。

  • 先発アービンが6回途中1失点 アスレチックス12連勝

    2021.4.24 11:20 Saturday

    【アスレチックス3-1オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

     11連勝中と絶好調のアスレチックスは先発のコール・アービンが8安打を浴びながらも6回途中まで1失点に抑える粘りのピッチングを披露。リリーフ陣がオリオールズの反撃を封じ、3対1で接戦を制して連勝を12に伸ばした。アスレチックスが12連勝を記録するのは「マネーボール」で話題となった2002年に20連勝を達成して以来。4月の12連勝は2000年のブレーブス以来の快挙である。

     アスレチックスは先発のアービンが1回裏二死1・2塁を無失点で切り抜けると、2回表に無死2・3塁のチャンスを迎え、セス・ブラウンのセカンドゴロとスティーブン・ピスコッティのタイムリーで2点を先制。アービンは2回裏と3回裏を三者凡退に抑えたあと、4回裏に二死2・3塁のピンチを背負ったが、ペドロ・セベリーノを空振り三振に仕留め、無失点で切り抜けた。

     すると、5回表にラモン・ローレアーノの2号ソロが飛び出して3点目。アービンは6回裏一死満塁からセベリーノにタイムリーを浴びたところでマウンドを降りたが、2番手のユスメイロ・ペティートがピンチを切り抜け、3番手のJ・B・ウェンデルケン、4番手のジェイク・ディークマンとつないで3対1で逃げ切った。

     オリオールズはアスレチックス(7安打)を上回る10安打を放ったものの、得点圏で9打数2安打に終わり、1点どまり。アスレチックスの連勝を止めることはできなかった。

  • デグロムの独り舞台 先制打&自己新15Kで完封勝利

    2021.4.24 11:00 Saturday

    【ナショナルズ0-6メッツ】@シティ・フィールド

     まさにジェイコブ・デグロム(メッツ)の独り舞台だった。直近2試合でいずれも自己最多タイの14奪三振を記録していたデグロムは、この日も序盤から奪三振ショーを展開。5回までに9個の三振を奪うと、6回表と7回表は6者連続三振を記録し、1試合15奪三振は自己新記録となった。また、5回裏には自身のタイムリー二塁打で先制点を叩き出し、バットでもチームに貢献。109球で9イニングを投げ抜き、キャリア2度目の完封勝利をマークした。

     デグロムは7回表にジョシュ・ベルから奪った三振で1999年のペドロ・マルティネス(レッドソックス)、2019年のゲリット・コール(当時アストロズ、現ヤンキース)に次いで史上3人目となる3試合連続14奪三振を達成。次打者のカイル・シュワーバーからも三振を奪い、自己記録となる1試合15奪三振をマークした。最後の2イニングは三振を奪えなかったが、打者6人をパーフェクト。9回109球で被安打2、奪三振15、与四球0、失点0という圧巻のピッチングだった。

     これで開幕4先発での合計奪三振数が50となり、1978年のノーラン・ライアン(エンゼルス)と2021年のシェーン・ビーバー(インディアンス)が持つメジャー記録(48)を更新。この日は打撃でも先制打を含む4打数2安打1打点の活躍を見せ、今季の打点(2)は自責点(1)を上回っている。打率.545、OPS1.182、そして防御率は0.31という驚異的な数字。サイ・ヤング賞2度の好投手はさらなる進化を遂げ、手の付けられない「怪物」となりつつある。

  • パドレスが守り勝ち 明日はダルビッシュ対カーショウ

    2021.4.23 15:00 Friday

    【パドレス3-2ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     今季最大の注目カードであるパドレス対ドジャースの4連戦が日本時間4月23日にスタート。ドジャースが2勝1敗で勝ち越した前回の3連戦はサンディエゴのペトコ・パークで行われたが、今回の4連戦はロサンゼルスのドジャー・スタジアムが舞台となる。パドレスは1点リードの8回裏に一死満塁のピンチを4-6-3の併殺で脱出。9回裏はクローザーのマーク・マランソンが3者三振で締めくくり、4連戦の初戦を制した。

     パドレスがライアン・ウェザース、ドジャースがウォーカー・ビューラーの先発で始まった一戦は、4回表一死2塁からマニー・マチャドのタイムリーでパドレスが先制。6回表にはトレント・グリシャムに4号ソロが飛び出し、リードを2点に広げた。ドジャースは6回裏二死1・2塁のチャンスでマックス・マンシーが空振り三振に倒れ、無得点に終わったが、7回裏にパドレス3番手のエミリオ・パガーンからAJ・ポロックが1号ソロ、シェルドン・ノイジーが1号ソロと2者連続アーチを放って同点。ノイジーは記念すべきメジャー初本塁打となった。

     直後の8回表、パドレスはドジャース2番手のブレイク・トライネンから無死1・3塁のチャンスを作り、フェルナンド・タティスJr.の併殺打の間に勝ち越しに成功。その裏、ドジャースも無死2・3塁のチャンスを作り、マンシーのセカンドゴロとポロックの敬遠で一死満塁となったが、ノイジーが放った痛烈な打球を二塁のジェイク・クロネンワースが好捕し、パドレスは4-6-3の併殺でピンチを切り抜けた。

     前回の3連戦を含め、この両チームが対戦した今季の4試合はすべて僅差で終盤を迎える熱戦となっている。レギュラーシーズンでは直接対決が15試合残っているが、今後も白熱した戦いが繰り広げられることは間違いない。なお、明日の試合ではパドレスのダルビッシュ有とドジャースのクレイトン・カーショウが再び投げ合う予定だ。

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