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  • オリオールズ泥沼の14連敗 対ツインズ16連敗も継続中

    2021.6.1 09:00 Tuesday

    【ツインズ3-2オリオールズ】(延長10回タイブレーク)@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

     オリオールズは延長戦の末に2対3でツインズに敗れ、今季メジャーワーストとなる14連敗を継続中のまま5月の戦いを終えた。5回裏に5号同点ソロを放ったライアン・マウントキャッスルは「直近の数週間はタフな状況が続いている」とコメント。「僕たちは(下を向かずに)顔を上げて一生懸命にプレーし続けている。接戦もたくさんあったし、ページをめくって次の戦いに臨みたいと思う」と前を向いた。

     オリオールズの14連敗は1954年のボルティモア移転以降では球団ワースト2位タイ。移転1年目の1954年に14連敗、1988年には開幕21連敗を喫している。直近6試合のうち4試合で投手陣が3失点以下に抑えているものの、この6試合は平均1.83得点。この日の10回裏に飛び出したDJ・スチュワートのタイムリー二塁打でチーム合計の得点圏29打数連続ノーヒットはストップしたが、得点圏の直近72打数でわずか5安打(打率.069)と得点力不足は深刻だ。

     過去15年間で15連敗以上を記録したのは2013年のアストロズ(15連敗)と2011年のマリナーズ(17連敗)の2チームだけ。直近24試合で22敗を喫し、5月の戦いを5勝23敗で終えた。また、オリオールズは2018年から対ツインズ16連敗を継続中。これは2019~20年に記録した対ヤンキース19連敗に次ぐ球団史上ワースト2位の数字である。ツインズ3連戦はあと2試合残っているが、2つの大型連敗に終止符を打つことはできるだろうか。

  • Dバックス快勝 球団史上ワーストタイの14連敗を回避

    2021.5.31 10:00 Monday

    【カージナルス2-9ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

     日本時間5月16日のナショナルズ戦に11対4で快勝したのを最後に丸2週間、白星から遠ざかっていたダイヤモンドバックスだが、本拠地でのカージナルス4連戦の最終戦に9対2で勝利。泥沼の連敗を13でストップし、球団史上ワーストに並ぶ14連敗を回避した。ダイヤモンドバックスはカージナルスの守備のミス(3失策)にも助けられ、13安打9得点。得点圏では13打数6安打を記録し、これまでの鬱憤を晴らすかのようにチャンスをことごとく得点につなげていった。

     ダイヤモンドバックス先発の新人右腕マット・ピーコックは初回にディラン・カールソンの4号ソロで先制を許し、2回表にはアンドリュー・キズナーにタイムリー二塁打を浴びて2点目を失ったが、6回78球を投げて失点はこの2点だけ。打線は2回裏にティム・ロカストロのタイムリーで1点差に詰め寄ると、3回裏にケテル・マーテイの3号ソロで同点。4回裏にはマーテイの2点タイムリーで勝ち越しに成功し、6回裏に打者10人を送り込む猛攻で5点を追加して勝利を決定付けた。

     一方のカージナルスは、大型連敗中のダイヤモンドバックスを相手にスイープを目指したものの、ヤディアー・モリーナ、ノーラン・アレナードといった主力選手を休ませた最終戦を落としてスイープならず。ただし、0.5ゲーム差の2位につけるカブスが敗れたため、単独地区首位はキープした。現在は17連戦の真っ只中で、明日からドジャース3連戦がスタート。アルバート・プーホルスとの「再会」に大きな注目が集まりそうだ。

  • プーホルス670号実らずドジャース3連敗 筒香出番なし

    2021.5.31 09:30 Monday

    【ジャイアンツ5-4ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     ドジャースは5点ビハインドで迎えた終盤にマックス・マンシーの13号2ランとアルバート・プーホルスの8号2ランで1点差まで追い上げたものの、4対5で敗戦。ジャイアンツに3連敗を喫し、本拠地での同地区ライバルとの4連戦を1勝3敗で終えた。ジャイアンツ先発のケビン・ゴーズマンは6回2安打無失点で無傷の6勝目(防御率1.40)。一方、ドジャース先発のクレイトン・カーショウは6回7安打5失点で今季4敗目(7勝、防御率3.33)を喫した。

     カーショウが4回までに5点を失ったドジャースは、3点ビハインドの9回裏にプーホルスが通算670号となる一発を放ち、1点差に詰め寄ったが、反撃が遅すぎた。プーホルスはこの一打が通算1357本目の長打となり、ベーブ・ルースを抜いて歴代単独4位に浮上。3位のスタン・ミュージアルとは20本差となっている。ドジャース移籍後の12試合で打率.237ながら3本塁打、10打点、OPS.801をマーク。球史に残る名打者として存在感を発揮中だ。

     ドジャースの筒香嘉智はベンチスタートとなり、最後まで出場機会がなかった。コディ・ベリンジャーの離脱中に空いたセンターの穴を埋めていたクリス・テイラーがこの試合は左翼手としてスタメン出場。今後は左翼テイラー、中堅ベリンジャー、右翼ムーキー・ベッツの布陣がメインになるとみられる。同じ左打ちの外野手であるマット・ベイティ(この日は3番・ライトでスタメン出場)より序列が低いのは明白であり、筒香にとって、AJ・ポロックが戦列復帰するまでの1週間が重要な意味を持つことになるだろう。

  • ウォルシュ先制弾でエンゼルス2連勝 大谷4打数0安打

    2021.5.31 09:00 Monday

    【エンゼルス4-2アスレチックス】@オークランド・コロシアム

     エンゼルスは2回表にジャレッド・ウォルシュの12号ソロなどで4点を先制。3回裏に2点を失った先発のホゼ・キンターナが肩の違和感で早期降板するアクシデントがあったものの、3回無失点の2番手ホゼ・スアレスを筆頭にリリーフ陣が好投し、4対2のまま逃げ切った。エンゼルスは今季初の完封勝利をマークした前日に続いて投手陣が奮闘し、2連勝。敵地オークランド・コロシアムでのアスレチックス4連戦を2勝2敗で終えた。

     昨年9月にレギュラー定着を果たしたウォルシュの打棒が今季も好調だ。今季は51試合に出場して打率.308、12本塁打、38打点、OPS.943の好成績をマーク。昨年9月4日(現地時間)以降に記録した21本塁打はメジャー最多タイ、64打点はホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス)に次ぐメジャー2位タイの数字である。この日の先制弾はアスレチックスの先発左腕コール・アービンから放ったもの。左腕から放つ本塁打は今季3本目となった。

     エンゼルスの大谷翔平は「2番・DH」でスタメン出場。最初の3打席は左腕アービンと対戦し、ファーストゴロ失策、空振り三振、セカンドゴロでノーヒット。7回表の第4打席は右腕バーチ・スミスから四球を選んだが、9回表の第5打席は左腕ヘスス・ルザルドの前にサードライナーに倒れた。この日は4打数0安打1四球。2試合連続安打とはならず、今季の打率は.263、OPSは.924となっている。

  • 菊池雄星が快投で今季3勝目 マリナーズ4連勝で5割復帰

    2021.5.31 08:30 Monday

    【レンジャーズ2-4マリナーズ】@T-モバイル・パーク

     マリナーズの菊池雄星は今季10度目の先発登板となったレンジャーズ戦で4回途中までパーフェクト、5回までノーヒッターを継続する快投を披露。6回表先頭のウィリー・カルフーンに初安打を許し、7回表一死1塁からジョーイ・ギャロに9号2ランを浴びたものの、7回途中まで104球を投げて被安打3、奪三振5、与四球1、失点2という安定したピッチングで今季3勝目(3敗、防御率3.88)をマークした。マリナーズは本拠地でのレンジャーズ4連戦を見事スイープ。勝率5割復帰となった。

     菊池は立ち上がりからカッターとフォーシームを中心に支配的なピッチングを展開。4回表二死から遊撃J・P・クロフォードの悪送球でアドリス・ガルシアを出塁させるまで1人の走者も許さなかった。6回表先頭のカルフーンに初安打を許し、ノーヒッターは消滅したものの、次打者を併殺打に仕留めてこの回も打者3人で無失点。7回表にギャロの一発で2点を失い、二死後にネイト・ロウを歩かせたところで降板となったが、先発投手陣に多くの故障者が発生するなか、先発の柱としての役割を十二分に果たした。

     そんな菊池をマリナーズ打線は序盤から援護。1回裏にタイ・フランスのタイムリー二塁打で先制すると、3回裏には一死2・3塁のチャンスを作り、フランスのタイムリーで2点を追加。5回裏にはカイル・シーガーに10号ソロが飛び出し、4点のリードを奪った。菊池降板後は、JT・シャギワ、ポール・シーウォルド、キーナン・ミドルトンが無失点リレー。今季ワーストの6連敗を喫したあと、7試合で6勝1敗と勢いを取り戻しつつある。

  • レッズが被スイープ回避 秋山は代打で四球&今季初盗塁

    2021.5.31 07:00 Monday

    【レッズ5-1カブス】@リグリー・フィールド

     レッズは4回までに5点を先行してカブスに快勝。連敗を2でストップし、敵地での3連戦の被スイープを回避した。カブスは直近25試合で18勝7敗と好調で、しかも7敗はすべて1点差だったが、久しぶりに2点差以上で敗戦。連勝は6でストップした。レッズ先発のタイラー・マーリーは5回1安打無失点で今季4勝目(2敗)、5番手のテジェイ・アントーンが今季3セーブ目を記録。カブス先発のジェイク・アリエタは4回途中6安打5失点(自責点2)で今季5敗目(5勝)を喫した。

     レッズはアリエタの不安定な立ち上がりを攻め、1回表一死満塁からタイラー・ネークインの犠飛で先制。再び満塁としたあと、タッカー・バーンハートの押し出し死球とジョナサン・インディアのタイムリーでリードを3点に広げた。4回表にはエウヘニオ・スアレスの12号ソロとネークインのタイムリーで2点を追加し、アリエタをノックアウト。8回裏に4番手のシオネル・ペレスがクリス・ブライアントのタイムリーで1点を失ったが、5対1で快勝した。

     レッズの秋山翔吾は8回表の先頭打者として投手の代打で登場。カブス4番手のディロン・メープルズと対戦し、四球で出塁したあとに今季初盗塁を決めた。二死後、メープルズの暴投で三塁へ進んだが、ニック・カステヤーノスがレフトライナーに倒れて生還ならず。今季の打率は.212、出塁率は.278、OPSは.520となっている。

  • ドジャース3位転落 守備から出場の筒香は2打数0安打

    2021.5.30 12:30 Sunday

    【ジャイアンツ11-6ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     コディ・ベリンジャーとザック・マキンストリーが戦列に戻ってきたドジャースは、先発のフリオ・ウリアスが5回11安打7失点(自責点6)で降板。3番手のミッチ・ホワイトと4番手のアレックス・ベシアも2点ずつを失い、6対11でジャイアンツに敗れた。この結果、地区2位で並んでいたジャイアンツに1ゲーム差をつけられ、3位に転落。首位パドレスとのゲーム差は2.5に広がっている。なお、ベリンジャーとマキンストリーはともにノーヒットだった。

     初回にジャスティン・ターナーのタイムリー二塁打で先制したドジャースだったが、ウリアスが2回表に先頭からの4連打を浴びるなど3失点。2回裏にウリアスのスクイズで1点を返したが、3回表にドノバン・ソラーノの2号2ランでリードを広げられ、4回表にも2点を追加された。6回裏にマックス・マンシーの12号ソロとアルバート・プーホルスのタイムリー二塁打で3点差に詰め寄ったが、リリーフ陣が4失点。その後は8回裏にプーホルスの7号2ランで2点を返すのが精一杯だった(プーホルスは通算1356長打でベーブ・ルースと並んで歴代4位タイに浮上)。

     ドジャースの筒香嘉智は7回表途中の投手交代に伴ってレフトの守備から途中出場。7回裏の先頭打者として迎えた第1打席は初球を打ってショートフライに倒れ、8回裏の第2打席は3球で空振り三振に終わった。2打数0安打1三振で今季の打率は.158、OPSは.439となっている。

  • Rソックスが必死の継投 澤村ピンチ脱出で3ホールド目

    2021.5.30 12:00 Sunday

    【マーリンズ1-3レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

     レッドソックスは先発のネイサン・イバルディが6回途中101球4安打無失点で降板して継投に入り、毎回のようにピンチを背負う展開に。それでも6回表は2番手のジョシュ・テイラー、7回表は3番手のアダム・オッタビーノ、8回表は5番手の澤村拓一がピンチを切り抜け、3点リードの9回表にクローザーのマット・バーンズが1点を失ったものの、3対1で逃げ切った。好投したイバルディは今季6勝目(2敗)をマーク。澤村には今季3ホールド目が記録されている(防御率2.75)。

     今季好調のマーリンズ先発トレバー・ロジャースからボビー・ダルベックとケビン・プラウェッキーのタイムリーで2点を先制したレッドソックス。しかし、試合後半はピンチの連続だった。6回表一死1塁の場面でイバルディをリリーフしたテイラーは、コリー・ディッカーソンにヒットを許して1・2塁のピンチを招いたが、後続2人を抑えて無失点。テイラーが7回表一死1・3塁の場面で降板すると、オッタビーノはスターリング・マーテイに四球を与えて満塁としたが、2者連続三振でピンチを切り抜けた。

     8回表に登板した4番手のダーウィンソン・ヘルナンデスは二死からイーサン・ディアスに四球を与えて降板。澤村は内野安打と味方のエラー、暴投で二死2・3塁と一打同点のピンチを背負ったが、自慢のスプリッターでホゼ・デバースから空振り三振を奪い、雄叫びを上げた。レッドソックスは8回裏にハンター・レンフローのタイムリーで貴重な追加点を奪い、9回表はクローザーのバーンズがマーリンズの反撃を1点にとどめて試合終了。必死の継投で接戦をモノにした。

  • パドレスがまたも延長戦制す ダルビッシュは5回5失点

    2021.5.30 11:30 Sunday

    【パドレス11-8アストロズ】(延長12回タイブレーク)@ミニッツメイド・パーク

     前日の試合で11回表に7点を奪い、10対3で勝利したパドレスは、今日の試合でも終盤以降に打線が爆発。9回表にフェルナンド・タティスJr.が15号同点3ランを放ってダルビッシュ有の黒星を消すと、10回表と11回表に1点ずつを奪い、8対8の同点で迎えた12回表にはウィル・マイヤーズが5号勝ち越し3ラン。12回裏は7番手のミゲル・ディアスが三者凡退に抑え、ディアスにはメジャー初セーブが記録された。

     パドレス打線の底力を感じさせた試合だった。先発のダルビッシュが5回5失点(自責点4)で降板し、7回終了時点で1対6と5点のビハインドを背負っていたパドレスだが、8回表にエリック・ホズマーとマイヤーズのタイムリーで2点を返すと、9回表にはタティスJr.が15号3ランを放って同点。タティスJr.はこの一発で本塁打王争いでリーグトップのロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)に並んだ。10回表と11回表にも確実に1点ずつを奪ってアストロズにプレッシャーを与え、12回表にはマイヤーズが試合を決める5号3ラン。8回以降の5イニングで10得点を記録した。

     ダルビッシュはドジャース時代の2017年ワールドシリーズで対戦した「因縁の相手」であるアストロズ打線に対して5回92球を投げて被安打4、奪三振5、与四球3、失点5(自責点4)というピッチング。4回裏にカルロス・コレアの8号2ランで先制を許し、5回裏にはアレックス・ブレグマンのタイムリー二塁打などで3点を追加された。味方が9回表に追い付いたため、今季2敗目は回避。防御率は2.16となっている。

  • エンゼルス今季初の完封勝利 大谷は2安打2打点1盗塁

    2021.5.30 11:00 Sunday

    【エンゼルス4-0アスレチックス】@オークランド・コロシアム

     エンゼルスは先発のアレックス・カッブが7回101球を投げて被安打3、奪三振8、与四球2、失点0という素晴らしいピッチングを披露。8回裏を2番手のトニー・ワトソン、9回裏を3番手のライセル・イグレシアスが三者凡退に抑え、今季初の完封勝利をマークした。カッブはアスレチックス戦に過去10度先発して防御率2.18の好成績を残していたが、その数字が示す通りに相性の良さを発揮し、チームを勝利に導いた。

     アスレチックスのボブ・メルビン監督はカッブのピッチングについて「彼は我々の打者のバランスを崩し続けた。どのカウントからでも本当にいいスプリットを投げていたし、シンカーもよかった。多くのゴロを打たされてしまったね。早いカウントではカーブでストライクを取ることもできていたし、試合を通して打者がバランスを崩されてしまった」と脱帽。エンゼルスはアスレチックスの守備のミスもあり、5回表に一挙4点を先制したが、今日のカッブにはこの4点で十分だった。

     前日の試合で先発登板したエンゼルスの大谷翔平は定位置の「2番・DH」でスタメン出場。第1打席はレフトフライ、第2打席は空振り三振に倒れたが、5回表二死2・3塁のチャンスで迎えた第3打席でレフトへの2点タイムリーを放ち、直後に今季7個目の盗塁を決めてアンソニー・レンドンのタイムリーで4点目のホームを踏んだ。第4打席でセンターへのヒットを放ち、今季14度目のマルチ安打を記録。第5打席はサードへのファウルフライに倒れ、5打数2安打2打点1盗塁で今季の打率は.269、OPSは.940となっている。

  • レッズ大敗 エース・カスティーヨ8敗目、秋山出番なし

    2021.5.30 10:30 Sunday

    【レッズ2-10カブス】@リグリー・フィールド

     レッズは5連勝中と好調のカブスに2対10で大敗。エース右腕のルイス・カスティーヨは6回途中4安打4失点(自責点2)で今季8敗目(1勝、防御率7.22)を喫した。2点ビハインドの6回表にタイラー・スティーブンソンの2点タイムリー二塁打で同点に追い付いたが、直後の6回裏に4失点。7回以降の失点を重ね、2ケタ失点の大敗となった。一方のカブスは6連勝。この試合が終了した時点でカージナルスと並んで地区首位タイに浮上している。

     レッズの開幕投手・カスティーヨはまたしても勝てなかった。2回裏に守備の乱れから一死2・3塁のピンチを招き、エリック・ソガードとザック・デービースの連続タイムリーで2失点。同点に追い付いてもらった直後の6回裏は先頭から2者連続で四球を与え、交代を命じられた。リリーフ陣の乱調により、残した2人の走者がともに生還したため、今日は合計4失点(自責点は2)。11度の先発登板でクオリティ・スタートは1度だけ、4失点以上の登板は早くも7度目と苦しいピッチングが続いている。

     レッズの秋山翔吾は出番なし。大量ビハインドの展開のなかで、同じ控え外野手という立場であるスコット・ハイネマンやマーク・ペイトンには代打での出場機会が与えられたが、秋山の出場機会はなかった。レッズの外野は左翼ジェシー・ウィンカーと右翼ニック・カステヤーノスが首位打者争いをするほど好調で、中堅タイラー・ネークインも10本塁打を放って8割台のOPSをキープ。秋山は限られた出場機会のなかで結果を残すことを求められる苦しい立場に追いやられている。

  • ドジャース延長戦で敗れる 筒香は好守を見せるも4の0

    2021.5.29 15:00 Saturday

    【ジャイアンツ8-5ドジャース】(延長10回タイブレーク)@ドジャー・スタジアム

     ドジャースは3点ビハインドの9回裏二死2・3塁から代打オースティン・バーンズの2号3ランで同点に追い付いたものの、次打者アルバート・プーホルスのサヨナラ弾かと思われた大飛球をジャイアンツの左翼手マイク・トークマンが好捕。惜しくもサヨナラ勝ちを逃した。そして、タイブレークに突入した10回表にクローザーのケンリー・ジャンセンが3失点。再び背負った3点のビハインドをはね返すだけの元気はなく、5対8で敗れた。

     長年のライバル同士の対決に相応しい熱戦だった。2回表にドノバン・ソラーノの犠飛でジャイアンツが先制すると、ドジャースは直後の2回裏にマット・ベイティが2号同点ソロ。5回表にスティーブン・ダガーの3号ソロでジャイアンツが勝ち越すと、ドジャースは直後の5回裏にクリス・テイラーのタイムリーで追い付いた。8回表にバスター・ポージーの10号3ランでジャイアンツが勝ち越して「勝負あり」かと思われたが、9回裏に代打バーンズが起死回生の同点3ラン。しかし、プーホルスの大飛球をトークマンが好捕したことで、試合の流れは一気にジャイアンツに傾いた。

     ドジャースの筒香嘉智は「8番・レフト」でスタメン出場し、6回表二死2・3塁の場面でブランドン・クロフォードが放ったレフト後方への大飛球を好捕。チームのピンチを救った。ところが、肝心の打撃では空振り三振、ファーストゴロ、四球、見逃し三振、ショートゴロで4打数0安打2三振。2度の得点圏で凡退し、ロースター残留に向けてアピールできなかった。今季の打率は.162、OPSは.448に低下。明日はコディ・ベリンジャー、明日か明後日にはザック・マキンストリーも戦列復帰予定となっており、筒香の処遇が注目される。

  • カージナルス辛くも単独首位キープ Dバックス12連敗

    2021.5.29 14:15 Saturday

    【カージナルス8-6ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

     カージナルスはダイヤモンドバックス先発のマディソン・バムガーナーから7点を奪ってKO。ところが、先発のヨハン・オビエドが不安定な制球で5回を投げ切れず、終盤には3番手のライアン・ヘルスリーと4番手のダニエル・ポンセデレオンが失点し、気付けば2点差に。最後は一発が出れば逆転サヨナラというピンチを迎えたが、ポンセデレオンがジョシュ・ロハスをショートゴロに打ち取り、なんとか逃げ切った。カージナルスは単独首位をキープ。ダイヤモンドバックスは泥沼の12連敗となった。

     初回にポール・ゴールドシュミットの犠飛、ヤディアー・モリーナのタイムリー二塁打、タイラー・オニールの10号2ランで4点を奪い、優位に立ったカージナルスだったが、先発のオビエドが不安定なピッチングに終始。6つの四球を与え、7点の援護をもらいながらも5回を投げ切れなかった。2番手のジェイク・ウッドフォードは2回2/3を投げて被安打1、奪三振6、与四球0、失点0と素晴らしいピッチングを見せたが、3番手のヘルスリーが8回裏に2失点。3点差となり、試合の行方はわからなくなった。

     カージナルスは9回表にノーラン・アレナードの犠飛でリードを4点に広げたが、8回裏途中から登板した4番手のポンセデレオンが9回裏一死から満塁のピンチを招き、ケテル・マーテイのファーストゴロの間に三塁走者が生還。さらに二死2・3塁とピンチが続いたものの、ロハスをショートゴロに打ち取って8対6で逃げ切った。ダイヤモンドバックスは粘りを見せたが12連敗。勝率.346はリーグワーストとなっている。

  • 大谷7回途中3失点で2勝目ならず 打線は度重なる拙攻

    2021.5.29 13:45 Saturday

    【エンゼルス1-3アスレチックス】@オークランド・コロシアム

     今季7度目の先発登板に臨んだ大谷翔平(エンゼルス)は、5回までアスレチックス打線を無得点に抑える好投を見せたものの、打線が拙攻続きで援護できず。1対1の同点で迎えた7回裏に連続四球でピンチを招き、マット・チャップマンのレフト前ヒットを左翼ジャスティン・アップトンがファンブルして勝ち越しを許したところで降板した。2番手のスティーブ・シーシェックがショーン・マーフィーにタイムリーを浴びたため、大谷の失点はさらに増え、7回途中3失点。今季初黒星(1勝、防御率2.72)なった。

     3回裏にマーク・キャナの頭部付近へ投球し、あわや乱闘という場面もあった大谷だが、この場面を三振ゲッツーに仕留めるなど、走者を出しながらも落ち着いたピッチングを展開。3回裏から5回裏にかけて打者8人を連続でアウトにした。しかし、6回裏にヒットとキャナへの死球で無死1・2塁のピンチを招き、送りバントと犠飛で先制点を献上。味方が同点に追い付いた直後の7回裏は先頭から2者連続で四球を与え、チャップマンには勝ち越し点につながるヒットを許し、最後の最後で踏ん張り切れなかった。

     大谷がピッチングに専念してラインナップから外れたため、打線にも迫力がなかった。3回表無死1・2塁のチャンスでは2~4番の3人が凡退し、5回表1・2塁のチャンスではジャレッド・ウォルシュが併殺打。6回表無死1塁でもフアン・ラガレスが併殺打に打ち取られ、大谷を援護できなかった。7回表二死2塁からデービッド・フレッチャーのタイムリーで同点に追い付くのが精一杯。7回裏に2点を勝ち越されると、それ以降は1人も走者を出すことができなかった。

  • カブスが接戦制す 秋山は代打で登場も代打の代打で交代

    2021.5.29 10:00 Saturday

    【レッズ0-1カブス】@リグリー・フィールド

     レッズの新人右腕ブラディミール・グティエレス(メジャー初登板初先発)とカブスの若手右腕アドバート・アルゾライの投げ合いとなった一戦は、5回裏にカブスがデービッド・ボーティの5号ソロで先制。1点のリードを好調のリリーフ陣が守り抜き、1対0で接戦を制した。カブスは連勝を5に伸ばし、この試合が終了した時点でカージナルスと並んで地区首位タイに。カージナルスが11連敗中のダイヤモンドバックスに敗れれば単独首位に浮上する。

     この試合は強風のなかで行われ、カブスの選手が放った本塁打性の打球が何度もフィールド内に押し返された。その影響もあり、カブスは新人右腕グティエレスからなかなか得点を奪えずにいたが、5回裏先頭のボーティがレフトスタンドに飛び込む5号先制ソロ。ライナー性の痛烈な打球が強風の影響を受ける前に左翼フェンスを越えていった。先発のアルゾライは立ち上がりから毎回のようにピンチを背負ったが、要所を締めて無失点。グティエレスとの投げ合いを制した。

     レッズの秋山翔吾は6回表二死1・2塁のチャンスでグティエレスの代打として登場。ところが、カブスがアルゾライに代えて2番手として左腕アンドリュー・チェイフィンをマウンドに送ったため、レッズは代打の代打にエウヘニオ・スアレスを起用し、秋山は打席に立つことなくベンチに下がった(スアレスが空振り三振に倒れてレッズは無得点)。今季の打率は.212、OPSは.500で変わっていない。

  • サンドバル好投生かせずエンゼルス完封負け 大谷3の0

    2021.5.28 14:00 Friday

    【エンゼルス0-5アスレチックス】@オークランド・コロシアム

     エンゼルスは大谷翔平に代わって急遽先発したパトリック・サンドバルが毎回のように走者を出しながらも併殺打を2本打たせるなど、5回84球を投げて被安打5、奪三振4、与四球2、失点0の好投。ところが、6回裏に登板した2番手のアーロン・スレガースと3番手のアレックス・クラウディオが炎上し、打者1巡の猛攻を浴びて一挙5点を失った。打線はアスレチックス先発のクリス・バシットの前にわずか2安打に封じられ、0対5で完封負け。バシットはメジャー初完投を初完封で飾った。

     エンゼルスファンにとっては「またか…」と思わされるような展開だったに違いない。6回裏から登板した2番手のスレガースは一死後に1・2塁のピンチを招き、マット・チャップマンとショーン・マーフィーの連続タイムリーで3失点。3番手のクラウディオはいきなり四球を与えて走者を得点圏に進め、エルビス・アンドルースにタイムリーを許した。クラウディオは一死満塁のピンチを招いて降板し、4番手のジュニア・ゲラがトニー・ケンプに犠飛を許してこの回5失点。今日のエンゼルス打線にこの5点を取り返す元気はなかった。

     交通事情によって球場への到着が遅れ、先発登板を回避した大谷は「2番・DH」でスタメン出場。4打席ともバシットと対戦し、見逃し三振、四球、レフトフライ、ライトフライで3打数0安打に終わった(打率.266、OPS.944)。エンゼルス打線はわずか2安打で数少ないチャンスも生かせず、今季3度目の完封負け。明日は大谷が今季7度目の先発登板に臨むが、打線にもブルペンにも不安を残す状況だ。

  • グレイ好投で今季初勝利 5番・秋山翔吾は3打数0安打

    2021.5.28 11:00 Friday

    【レッズ3-0ナショナルズ】(ダブルヘッダー第2試合・7イニング制)@ナショナルズ・パーク

     レッズ対ナショナルズの試合は、前日の試合が雨天サスペンデッドとなったため、もともと今日行われる予定だった試合はダブルヘッダー扱いとなって7イニング制で行われた。レッズは先発のソニー・グレイが6回90球を投げて被安打2、奪三振5、与四球1、失点0という安定したピッチングで今季初勝利(3敗)をマーク。今季は好投した試合でも勝ちがつかないケースが続いていたが、今季8度目の先発登板でようやく白星を手にした。

     レッズは初回にエウヘニオ・スアレスの11号先頭打者アーチで先制。グレイが好投を続けるなか、5回表に二死1・2塁のチャンスを作り、ジェシー・ウィンカーのタイムリーとタイラー・ネークインのタイムリー二塁打で2点を追加してリードを3点に広げた。3点リードのまま迎えた最終回は2番手のルーカス・シムズがマウンドに上がり、三者凡退に抑える好投。シムズには今季3セーブ目が記録された。

     レッズの秋山翔吾はニック・カステヤーノスが休養でスタメンを外れたため「5番・センター」でスタメン出場。このチャンスを生かしたいところだったが、セカンドゴロ、空振り三振、ショートゴロで3打数0安打に終わった。日本時間5月17日のロッキーズ戦で自身初の1試合3安打を記録して以降、ヒットは代打で放った1本だけ(7試合で12打数1安打)。今季の打率は.212、OPSは.500となっている。

  • 打者走者が本塁・一塁間に挟まれる 奇妙な珍プレー発生

    2021.5.28 10:30 Friday

    【カブス5-3パイレーツ】@PNCパーク

     日本時間5月28日、ピッツバーグのPNCパークで行われた試合はカブスが5対3でパイレーツに勝利。4回表までに2本のアーチなどで4点を先行し、ソロ本塁打3本で1点差に迫られたものの、9回表に1点を追加して逃げ切った。この試合で最も注目されたのは3回表に発生した珍プレー。「魔法使い」の異名を持つハビアー・バイエズの「魔法」として報じられているが、6連敗となったパイレーツのあまりにもお粗末な守備から生まれたものだった。

     初回にクリス・ブライアントの11号ソロで先制したカブスは、3回表二死2塁の場面でバイエズがサードゴロを打った。三塁のエリック・ゴンザレスからの送球が少し逸れたものの、一塁のウィル・クレイグが一塁ベースを踏めばイニング終了だったのだが、クレイグはタッチをかわすために急停止して逆走したバイエズを追いかけ始めてしまった。

     バイエズは諦めることなく、本塁付近まで逆走。その隙をついて二塁走者のウィルソン・コントレラスが生還した。それを見たバイエズは、今度は一塁に向かって全力疾走。二塁のアダム・フレイジャーが慌てて一塁のカバーに入ったが、捕手のマイケル・ペレスからフレイジャーへの送球が逸れ、バイエズは二塁まで進んで次打者イアン・ハップのタイムリーで3点目のホームを踏んだ。

     カブスのデービッド・ロス監督は「彼にはひらめきというか、ベースボールIQというか、子供のようにプレーするところがある。多くの人々が彼に魅了される理由だと思う」とバイエズの好走塁(?)を称賛。パイレーツ先発のタイラー・アンダーソンは「フィールドにいる(クレイグ以外の)8人が一塁を踏めと叫ぶべきだった。これはチーム全体の問題だ」と悔やんだ。

  • 審判団が右腕に帽子交換を命じる カージナルス監督激怒

    2021.5.27 13:00 Thursday

    【カージナルス4-0ホワイトソックス】@ギャランティードレイト・フィールド

     カージナルスはトミー・エドマンが2本塁打を放つ活躍を見せ、ホワイトソックスに4対0で完封勝利。3連戦の最終戦を制し、今季2度目の被スイープを回避した。先発のジョン・ガントから始まる4投手のリレーでホワイトソックス打線をシャットアウトしたカージナルスだが、3番手のジオバニー・ガイエゴスが1点リードの7回裏一死1・2塁のピンチでマウンドに上がった際、審判団がガイエゴスに帽子の交換を命じたことに対してマイク・シルト監督が激怒し、退場となる一幕があった。

     ガイエゴスが登板した際、二塁塁審のダン・ベリーノがガイエゴスの帽子のツバに黒い汚れが付着していることに気付き、責任審判のジョー・ウエスト(前日の試合で通算5376試合出場のメジャー新記録を樹立)は帽子の交換を命じた。メジャーリーグでは投手による違反物質の使用の排除を進めており、ガイエゴスの帽子はメジャーリーグ機構へ送られ、さらなる検査を受けることになったが、ウエストの言い分によると、ガイエゴスのルール違反を疑ったわけではないという。「帽子が汚れていると疑惑の目を向けられる可能性がある。我々は投手を守るために判断したんだ」とウエストは主張する。

     一方のシルトは、1点リードの7回裏一死1・2塁という緊迫した場面で投手を動揺させるような出来事が発生したことに激怒。「あの場面は(審判団が)あのような行動を起こすのに相応しくない」と怒りをぶちまけた。シルトは審判団の動きがホワイトソックス側の差し金によるものであることを否定しており、また、メジャーリーグが投手の違反物質の使用の排除を進めていることにも賛同。「重要な場面で投手を動揺させないでほしい」の一心で審判団に食いついたとみられる。

     シルトが退場になった直後、ガイエゴスはホゼ・アブレイユとイェルミン・メルセデスを2者連続で空振り三振に仕留めてピンチを脱出。8回裏も続投して三者凡退に抑え、今季リリーフ投手最多の29イニングを投げて防御率1.86をマークしている実力を見せつけた。

  • ガルシア好投でアストロズ4連敗ストップ 筒香は3の1

    2021.5.27 12:00 Thursday

    【ドジャース2-5アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

     2017年ワールドシリーズの再戦として注目された2連戦の2戦目は、アストロズ先発のルイス・ガルシアが6回2安打1失点(自責点0)の好投。6回4安打2失点のトレバー・バウアーとの投げ合いを制し、チームに勝利をもたらした。この2球団の対戦は日本時間8月4~5日にも2連戦が組まれており、今度の舞台はドジャー・スタジアム。ミニッツメイド・パークでもドジャースファンからアストロズの選手へのブーイングが鳴り響いており、ロサンゼルスでの試合は異様な雰囲気となりそうだ。

     アストロズは初回にホゼ・アルトゥーベの6号先頭打者アーチで先制。3回表にガルシアが筒香嘉智のヒットや自身のエラーで二死1・2塁のピンチを招き、マックス・マンシーのタイムリーで同点に追い付かれたが、6回裏にカルロス・コレアの7号ソロで勝ち越しに成功した。バウアーが降板した7回裏にはギャビン・ラックスの悪送球で一死2塁のチャンスを迎え、マーティン・マルドナードのタイムリーとアレドミス・ディアスの2号2ランで3点を追加。8回表にシェルドン・ノイジーの3号ソロで1点を返されたが、5対2で逃げ切って連敗を4でストップした。

     ドジャースの筒香は「8番・レフト」でスタメン出場し、3回表の第1打席でチーム初安打となるセンター前ヒット。二塁へ進んだあと、マンシーのタイムリーで同点のホームを踏んだ。その後の2打席はいずれも空振り三振に倒れ、3打数1安打2三振。今季の打率は.168、OPSは.458となった(ドジャース移籍後は6試合で打率.176、OPS.440)。

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