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  • アストロズ9回に猛攻 グリエルの一打でサヨナラ勝ち

    2018.7.6 13:30 Friday

    【ホワイトソックス3-4xアストロズ】@ミニッツメイド・パーク

     前カードのレンジャーズ2連戦をモノにしたアストロズは本拠地でホワイトソックス4連戦の初戦に臨んだ。先発のジャスティン・バーランダーが7回2失点の好投もチームは勝ち越すことができず、試合は1点のリードを許したまま最終回へ。このまま終われないチームは怒涛の攻撃で瞬く間に同点に追いつくとその勢いのままサヨナラ勝ちを収めた。試合を決めたのはユリ・グリエルのバットだった。

     試合は4回まで両軍とも無得点とこう着状態になっていた。試合が動いたのはアストロズの攻撃。1死からアレックス・ブレグマンがツーベースで出塁すると続くホゼ・アルトゥーベがホワイトソックス先発、カルロス・ロドンから先制2ランを放ち均衡を破った。勝利投手の権利を得たバーランダーだったが直後の6回、オマー・ナルバエスに一発を浴びるなど同点に追いつかれた。それでも7回まで投げ切り10奪三振を記録する好投を披露した。

     ホワイトソックスは8回、レウリー・ガルシアがアストロズ2番手、クリス・デベンスキーから勝ち越しソロを放ち、試合が決まったかに思われた。しかし、負けられないアストロズは最終回に先頭のトニー・ケンプの四球からチャンスを広げてジョージ・スプリンガーのタイムリーで同点に追いつく。そして1死満塁で打席に立ったグリエルがホワイトソックス5番手、ホアキム・ソリアのフォーシームをライトへと運んでサヨナラ打を放ってチームを連勝に導いた。敗れたホワイトソックスは勝利まであと一歩届かなかった。

  • スレジャース初勝利 攻守で魅了のツインズが連敗止める

    2018.7.6 12:50 Friday

    【オリオールズ2-5ツインズ】@ターゲット・フィールド

     現在6連敗と苦しい戦いを強いられているツインズは本拠地に戻ってオリオールズ3連戦の初戦を迎えた。悪い流れを断ち切るために先発マウンドに立ったのはメジャー2年目のアーロン・スレジャース。序盤から無失点投球を続け、勢いに乗ったスレジャースは6回まで投げ切り、念願のメジャー初勝利でチームの連敗をストップさせた。

     スレジャースは4回まで無失点と好投を続けるも迎えた5回、先頭のジョナサン・スコープにシンカーをレフトスタンドへ運ばれ失点してしまう。その後は立ち直り、打たせてとる投球で6回1失点の投球で交代となった。連敗を止めたいツインズは3回、相手守備の乱れの間に先制すると1死二塁からエディ・ロサリオのタイムリーでさらに1点を追加してスレジャースを援護した。4回にさらに追加点を挙げたツインズは試合を有利に進めていく。

     対するオリオールズは1対3で迎えた7回、スコープがこの日2本目となる一発で1点差までに詰め寄るも、8回にツインズに試合を決定づけるタイムリーを許し、接戦をものにできなかった。先発のアンドリュー・キャッシュナーが6回3失点(2自責点)の好投も打線にあと1本が出なかった。勝利したツインズはスレジャースが嬉しいメジャー初勝利、チームはマックス・ケプラーなどの好守備も光り、攻守ともにファンを沸かせた試合を展開した。

  • 4回までに7点のレンジャーズが逃げ切り 連敗ストップ

    2018.7.6 12:40 Friday

    【レンジャーズ7-5タイガース】@コメリカ・パーク

     3連敗中のレンジャーズはタイガース先発のマシュー・ボイドを攻め、ジョーイ・ギャロの21号特大2ラン、ロナルド・グスマンの8号2ランなどで4回までに7得点。このリードを投手陣が失点を重ねながらも最後まで守り抜き、7対5で勝利して連敗を3でストップさせた。レンジャーズ先発のヨバニ・ガヤードは4回裏に3本のタイムリーを浴び、6回裏にはニコ・グッドラムに8号ソロを被弾したものの、打線の援護に恵まれて6回途中4失点(自責点3)で3勝目(0敗)をマーク。最後を締めたキーオニー・ケラは21セーブ目をマークし、今季セーブ成功率100%を維持している。

     レンジャーズの10試合にわたるロード遠征は、ギャロの特大弾で幕を開けた。「7番・レフト」で先発出場したギャロは2回表二死一塁の場面で第1打席を迎え、カウント2-1からの4球目、高めに浮いたスライダーを一閃。打球は右翼スタンドの最上段に達し、飛距離453フィート(約138メートル)の特大アーチとなった。ギャロは日本時間5月6日のレッドソックス戦で466フィート(約142メートル)の一発を放っており、この試合の21号先制2ランは今季自己2番目の飛距離。打率は1割台に低迷し、歴代シーズン記録に迫るペースで三振を量産しているギャロだが、球界屈指の長打力は今季も健在だ。

  • ナショナルズが9点差大逆転 ターナー8打点の大暴れ

    2018.7.6 12:20 Friday

    【マーリンズ12-14ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     ナショナルズが4回表終了時点での9点ビハインドを跳ね返す大逆転勝利を演じ、勝率を5割に戻した。先発のジェレミー・ヘリクソンが4回9失点でノックアウトされたナショナルズだったが、4回裏から反撃開始。4回裏に1点、5回裏に4点を奪って4点差に詰め寄ると、6回裏にはダニエル・マーフィーの犠牲フライで3点差とし、さらに二死満塁のチャンスでトレイ・ターナーがこの試合2本目の一発となる11号グランドスラムを左中間へ叩き込んで一気に試合をひっくり返した。その後も両軍は点を取り合い、14対12でナショナルズが勝利。ターナーは1番打者のメジャータイ記録となる1試合8打点をマークした。

     ターナーが放った自身初のグランドスラムは、9点差の逆転を完結させる一発となった。マーフィーの犠牲フライで3点差としたナショナルズは、一死三塁からマイケル・A・テイラーとマーク・レイノルズが連続四球を選び、一死満塁のチャンス。ここでウィルマー・ディフォーは空振り三振に倒れたものの、ターナーがマーリンズ2番手のアダム・コンリーの速球を捉え、逆転満塁弾を左中間スタンドへ叩き込んだ。ターナーは4回裏の10号ソロ、5回裏の打点付きの内野ゴロ、7回裏の2点タイムリーと合わせて3安打8打点の大暴れ。このほか、フアン・ソトが2安打3打点、マット・アダムスが4安打の活躍を見せ、チームの大逆転劇に大きく貢献した。

  • Dバックス・平野が4失点の炎上 カージナルス逆転勝利

    2018.7.5 18:20 Thursday

    【カージナルス8-4ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

     カージナルスは1点ビハインドの7回表に、連続試合無失点の日本人記録まであと1に迫っていた平野佳寿を攻略。7回と8回の2イニングで7点を奪い、8対4で逆転勝利を収めた。平野は7回表先頭のヤイロ・ムニョスに4号同点ソロを被弾して連続試合無失点が26試合で途絶えると、エラー絡みで一死二塁のピンチを背負い、トミー・ファムに勝ち越しタイムリー。さらに二死一、二塁とピンチを広げたところで降板したが、平野のあとを継いだフェルナンド・サラスがヤディアー・モリーナに13号3ランを浴び、平野には失点4(自責点1)が記録された。カージナルス先発のマイルズ・マイコラスは6回2失点で9勝目(3敗)をマーク。逆転を許した平野はメジャー初黒星(2勝)を喫した。

     平野はムニョスに同点弾を許したシーンについて「カウント1-0だったからストライクを投げようとした。狙ったところよりも少しだけ真ん中に入ってしまった」と語り、失投であったことを認めた。日本時間5月6日のアストロズで2失点を喫し、防御率が3.14まで悪化した平野は、そこから26試合連続無失点の好投でセットアッパーに定着。連続試合無失点の球団新人記録のみならず、球団記録までも更新し、上原浩治が持つ日本人記録まであと1に迫っていた。しかし、この試合ではスプリッターが高めに浮くなど本来のピッチングが見られず、エラー絡みだったとはいえ自己ワーストの4失点。記録更新はならなかった。とはいえ、今季ここまで42試合(リーグ最多タイ)に登板して2勝1敗19ホールド、防御率1.43は立派な数字。途絶えた記録は、また明日からスタートすればいいだけだ。

  • バウアー好投で8勝目 インディアンスが3連戦スイープ

    2018.7.5 17:45 Thursday

    【インディアンス3-2ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

     初回にマイケル・ブラントリーのタイムリー二塁打とエドウィン・エンカーナシオンの犠牲フライで2点を先制したインディアンスは、続く2回表にもグレッグ・アレンの犠牲フライで1点を追加。投げては先発のトレバー・バウアーが8回途中まで108球を投げて被安打7、奪三振8、与四球1、失点2の力投を見せ、3対2で接戦を制してロイヤルズ3連戦をスイープした。好投のバウアーは今季8勝目(6敗)をマークし、今季18セーブ目をマークしたコディ・アレンは球団の通算最多セーブ記録を更新。インディアンスは前カードからの連勝を4に伸ばし、貯金を今季最多の11とした。

     インディアンスのテリー・フランコーナ監督はバウアーのピッチングについて「良いピッチングだったと思うよ。ロイヤルズ打線は何度かチャンスがあったけど、そのたびにバウアーがしっかり抑えていたね」と語り、粘り強く8回途中までを投げ抜いた力投を称えた。また、フランコーナが「あれは今日の試合において大きなプレイだった」と振り返ったのは、8回裏にロベルト・ペレスがウィット・メリーフィールドの三盗を阻止したシーン。「彼が三盗に成功していたら、我々は前進守備を敷かざるを得ない。好打者に対してヒットゾーンを広げてしまうんだ。本当に良いプレイだったよ」とフランコーナは勝負どころで見事に盗塁を阻止したペレスを絶賛していた。

  • 打者天国で珍しい投手戦 アイアネッタが決勝アーチ

    2018.7.5 16:55 Thursday

    【ジャイアンツ0-1ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

     圧倒的打者有利な球場として知られ、「打者天国」と呼ばれることもあるロッキーズの本拠地クアーズ・フィールドで、球場史上10度目となる1対0の投手戦が展開された。ジャイアンツ先発のアンドリュー・スアレスが7回5安打1失点と好投すれば、ロッキーズ先発のタイラー・アンダーソンは8回2安打無失点と、その上をいく快投を披露。7回裏に飛び出したクリス・アイアネッタの7号ソロが決勝点となり、ロッキーズがジャイアンツ3連戦をスイープした。ロッキーズはこの試合を含め、直近7試合で6勝1敗と好調。今季成績を44勝43敗とし、再び貯金生活に突入した。

     ビデオ判定の末、当初の判定が支持され、左翼ポール際へのアイアネッタの一発で7回裏にロッキーズが先制。結果的にこの一発がこの試合唯一の得点となり、ロッキーズが1対0で勝利を収めた。クアーズ・フィールドでの1対0の試合は2010年6月12日(現地時間)のブルージェイズ戦以来8年ぶり10度目。ちなみに、このときはロッキーズが勝利している。また、1対0の1点が本塁打によるものである試合に限定すると、この試合が球場史上4度目。そのうちロッキーズが勝利したのは2008年9月17日(現地時間)のパドレス戦のみだが、その試合以来10年ぶりとなる「クアーズ・フィールドでの、ソロ本塁打による1点のみの1対0の試合」となった。なお、ロッキーズ先発投手陣は日本時間6月27日以降の9試合で防御率1.88をマーク。先発投手陣の安定したピッチングが、好調なロッキーズの戦いを支えている。

  • グランダル&テイラーで6打点 ドジャースが首位に肉薄

    2018.7.5 16:30 Thursday

    【パイレーツ4-6ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     ドジャースが2連勝で迎えた本拠地でのパイレーツ3連戦の最終戦は、5番のヤスマニ・グランダルと6番のクリス・テイラーがそれぞれ3打点をマークしてチームの全6得点を叩き出す活躍を見せ、ドジャースが6対4で勝利。ドジャースは3連戦をスイープして連勝を4に伸ばし、地区首位のダイヤモンドバックスとのゲーム差を0.5に縮めた。ドジャース先発のリッチ・ヒルは5回2失点と試合を作り、日本時間4月2日の今季初登板以来となる2勝目(3敗)をマーク。パイレーツはメジャー初先発のクレイ・ホームズが3回途中4失点と打ち込まれ、8回表にグレゴリー・ポランコの12号2ランで2点差としたものの、反撃はそこまでだった。

     3連戦の初戦は6回までに20安打、第2戦は6回までに6本塁打と連日の猛打爆発で連勝したドジャースだったが、2ケタ安打に届かなくとも、本塁打が出なくとも、9安打と6四球で作ったチャンスを確実にモノにし、3連戦スイープを完成させた。1回裏は二死一、二塁のチャンスでグランダルが先制タイムリーを放ち、1点ビハインドの3回裏には一死二、三塁からグランダルとテイラーの連続タイムリーで3点を奪って逆転に成功。5回裏には3四死球で無死満塁のチャンスを作り、テイラーのタイムリーで2点を追加した。「ホームランが出なくてもチャンスは作れるし、なんとかして得点を取ることはできるんだよ」と語ったのは2安打3打点の活躍を見せたテイラー。「(チャンスで)良いバッティングができて良かったよ」とチームの勝利に貢献できたことを喜んでいた。

  • 4回裏にレッズ打線爆発 一挙6得点の猛攻で逆転勝利

    2018.7.5 15:50 Thursday

    【ホワイトソックス4-7レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

     好調のレッズは3点ビハインドの4回裏に打線が爆発。一死一、二塁からスクーター・ジェネットのタイムリーで1点を返すと、その後もジェシー・ウィンカーの2点タイムリー、ホゼ・ペラザの2点タイムリー、サル・ロマノのスクイズと打線がつながり、一挙6得点のビッグイニングで一気に試合をひっくり返した。2本塁打を浴びたロマノは5回4失点と不安定なピッチングながら今季5勝目(8敗)をマーク。ホワイトソックスは先発のディラン・コビーが4回に崩れ、4回途中6失点で4敗目(3敗)を喫した。

     レッズの快進撃に陰りが見えない。直近17試合で13勝4敗、直近22試合で16勝6敗をマークし、日本時間6月11日以降の1試合平均得点は6.13点。投手力に不安は残るものの、好調の打線がそれをカバーする好循環で快進撃を続けている。ビリー・ハミルトンはチームの好調ぶりについて次のように語る。「チームには自信が漲り始めている。相手チームとか相手投手とかは関係ないんだ。球場に来れば勝つチャンスがある。シーズン序盤は僕たちには自信がなかった。今はどんなチームにも対抗できる気がしているんだ。毎日クラブハウスに来るのが楽しいし、みんな毎日笑顔で楽しそうに過ごしているよ」。現在のレッズには勝利が自信を生み、自信がさらなる勝利を生むという好循環が生まれているようだ。

  • メッツが5回表に5得点のビッグイニングを作り逆転勝利

    2018.7.5 15:25 Thursday

    【メッツ6-3ブルージェイズ】@ロジャース・センター

     メッツは1点を追う5回表にトッド・フレイジャーの10号2ランとホゼ・バティースタ、アズドゥルバル・カブレラ、マイケル・コンフォートの3連続タイムリーで5点を奪って逆転に成功。リリーフ陣がその後のブルージェイズの反撃を1点にとどめ、6対3で逆転勝利を収めた。先発のコリー・オズウォルトが4回2失点で降板したメッツだが、2番手のセス・ルーゴが3回1失点の好リリーフで3勝目(3敗)。3点リードの最終回を締めくくったジューリス・ファミリアは16セーブ目をマークした。ブルージェイズは先発のマーカス・ストローマンが5回に捕まり、5回途中6失点で降板。打線もメッツ救援陣を攻略できなかった。

     メッツのミッキー・キャラウェイ監督が勝利の立役者に挙げたのは好リリーフを見せた右腕・ルーゴだ。先発のオズウォルトがブルージェイズ打線に捉えられ始めているのを感じたキャラウェイは、オズウォルトを4回で諦め、ルーゴへスイッチすることを決断。ルーゴは指揮官の期待に応え、3回1失点の好リリーフで今季3勝目を手にした。「彼は間違いなく我々のブルペンにおける大きな武器だし、今日はそれを証明してくれたね」とキャラウェイ。ルーゴは5度の先発登板で防御率3.52であるのに対し、23度のリリーフ登板では防御率2.23の好成績をマークしており、「リリーフをやりたい。そちらのほうが向いていると思うからね」とルーゴも自身の適性を認識しているようだった。

  • 10回表ギャティスが決勝犠飛 アストロズ延長戦制す

    2018.7.5 14:55 Thursday

    【アストロズ5-4レンジャーズ(延長10回)】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

     アストロズが延長戦を制し、敵地でのレンジャーズ2連戦をスイープした。先発のゲリット・コールが3回までに4点を失う苦しい展開となったアストロズだが、4回表にジョシュ・レディックの8号2ランとアレックス・ブレグマンのタイムリーで3点を返し、続く5回表にはユリ・グリエルの5号ソロで同点に。コールは5回108球4失点で降板したものの、3イニングを無失点に抑えたコリン・マクヒューを筆頭にリリーフ陣がレンジャーズ打線に勝ち越しを許さず、10回表一死二、三塁のチャンスでエバン・ギャティスが放った犠牲フライが決勝点となった。3番手として7回からマウンドに上がり、3回無失点の好リリーフを見せたマクヒューが4勝目(0敗)。試合を締めくくったケン・ジャイルズは12セーブ目をマークした。

     アストロズは延長戦を制し、同じテキサス州に本拠地を置く同地区ライバルのレンジャーズに対する連勝を8に伸ばした。「少し長い試合だったね」と試合を振り返ったのは決勝犠飛を放ったギャティス。「なんとか勝ち越し点を奪うことができた。飛行機に乗ってホームに戻ろう」とギャティスが語ったように、アストロズは明日から前半戦終了までホーム11連戦を戦うことになる。

     また、A.J.ヒンチ監督は「我々のブルペンは我々が必要としていた仕事をしてくれた」とリリーフ陣の好投を称えた。コールの加入により先発ローテーションから追い出される形とまったマクヒューは、リリーバーとしての役割を着実に果たしており、今季ここまで27試合で40イニングを投げて防御率0.90という見事なパフォーマンス。各選手が自身の役割を認識し、それを確実にこなしていることが、昨季に続いて地区首位を走るアストロズの強さを支えているのだろう。

  • ブリュワーズがソロ3本で接戦制す 地区首位をキープ

    2018.7.5 13:15 Thursday

    【ツインズ2-3ブリュワーズ】@ミラー・パーク

     両軍投手陣の頑張りによりロースコアの接戦となったツインズ対ブリュワーズの一戦は、3本のソロ本塁打で3点を奪い、センターのキーオン・ブロクストンがブライアン・ドージャーの本塁打を阻止したブリュワーズが3対2で接戦を制した。ブリュワーズは2回裏にトラビス・ショウの15号ソロで先制し、同点に追い付かれた直後の7回裏にはブラッド・ミラーの7号ソロとネイト・オーフのメジャー初安打となる1号ソロで勝ち越しに成功。2点リードの9回表はクローザーのコリー・クネーベルがマウンドに上がり、ドージャーの本塁打性の打球をブロクストンが好捕したあと、エドゥアルド・エスコバーの13号ソロで1点差に詰め寄られたが、後続を抑えてなんとかリードを守り抜いた。

     ブリュワーズのクレイグ・カウンセル監督が「信じられないプレイだった」と振り返ったブロクストンのホームランキャッチにより、ブリュワーズは1点差の接戦を制し、2位のカブスが6連勝と猛烈な追い上げを見せるなかで単独地区首位の座をキープした。9回表一死走者なしの場面でクネーベルが投じた高めの速球をドージャーが捉えると、打球はセンターのバックスクリーンに向かって一直線。しかし、本塁打かと思われた打球は、フェンス前でジャンプして必死に左手を伸ばしたブロクストンのグラブに収まった。仮定の話ではあるものの、直後にエスコバーの13号ソロが飛び出したため、ブロクストンの好捕がなければ試合は同点となっていたはず。「ドージャーの打球はフライというよりラインドライブに近かった。だから最短距離でフェンスまで行く必要があったんだ。いつも以上に高くジャンプしたよ。今まででベストのキャッチじゃないかな」と自画自賛したスーパープレイで、ブロクストンがチームを救った。

  • ピスコッティが決勝タイムリー 3二塁打3打点の大活躍

    2018.7.5 12:50 Thursday

    【パドレス2-4アスレチックス】@オークランド・コロシアム

     アスレチックスのスティーブン・ピスコッティが3二塁打3打点の大活躍でチームを逆転勝利に導いた。アスレチックスは2回表に2点を先制されたものの、その裏にピスコッティのタイムリー二塁打で1点を返し、続く3回裏にはクリス・デービスのタイムリーで同点。試合は2対2のまま終盤に突入し、8回裏無死満塁のチャンスでピスコッティが右中間を破るこの試合3本目となる二塁打を放ち、2点を勝ち越した。アスレチックス先発のショーン・マネイアは2回表にクリスチャン・ビヤヌエバに17号先制2ランを浴びたものの、打たせて取るピッチングで7回2失点の好投。3番手のルー・トリビーノが7勝目(1敗)、4番手のブレイク・トライネンが22セーブ目をマークした。

     今季のアスレチックスは8回以降にリードを奪った試合でなんと40勝無敗。鉄壁の「勝利の方程式」がチームのリードをとことん守り抜いているのである。チーム最多の39試合に登板しているユスメイロ・ペティートは防御率3.94とやや安定感を欠いているものの、新加入右腕のエミリオ・パガーンは29試合に登板して防御率2.75と安定。セットアッパーに定着しつつある新人右腕のトリビーノは31試合に登板して7勝1敗3セーブ9ホールド、防御率1.49、被打率.159と素晴らしい成績を残しており、クローザーのトライネンは35試合に登板して4勝1敗22セーブ、防御率0.84、奪三振率10.97とほぼ完璧だ。アスレチックスは6月以降の快進撃により、いつの間にか貯金9まで浮上。この快進撃を強力な「勝利の方程式」が支えている。

  • ノラが得意のホームで好投 今季開幕から無傷の8連勝

    2018.7.5 12:30 Thursday

    【オリオールズ1-4フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

     リーグを代表する好投手へ成長を遂げたアーロン・ノラ(フィリーズ)が7回103球を投げてオリオールズ打線を7安打1得点に抑える好投を披露。打線は5回裏にオリオールズの一塁手、クリス・デービスの失策により逆転に成功し、7回裏にはニック・ウィリアムスが10号2ランを放ってノラを援護した。ノラは早くも自己最多(昨季の12勝)にあと1と迫る11勝目(2敗)をマーク。特に本拠地のシチズンズバンク・パークでは開幕から素晴らしい投球を続けており、アウェイでの9先発では3勝2敗、防御率3.23であるのに対して、ホームでは同じく9先発で8勝0敗、防御率1.71という好成績を残している。

     ノラの好投によりフィリーズは今季47勝37敗となり、最後の地区優勝を果たした2011年以来となる「2ケタ貯金」に到達した。ゲーブ・キャプラー監督は「良いマイルストーンだね。お祝いしてもいいんじゃないかな」とコメント。「これを今後のモチベーションとして活かしていきたいね」と今後の戦いにも目を向けていた。103球で7イニングを投げ抜いたノラは「長いイニングを投げることが自分の仕事だと思っている。最近はリリーフ陣に負担が掛かっていたから、7回を投げ抜きたいと思っていたんだ」と語り、自分の役割を果たせたことに満足げ。リーグ最多タイの11勝目をマークし、一人で貯金9を稼いでいるノラが7年ぶりのポストシーズン進出を目指すフィリーズを牽引している。

  • リドルがHR含む3安打2打点の活躍 マーリンズ完封勝利

    2018.7.5 12:00 Thursday

    【レイズ0-3マーリンズ】@マーリンズ・パーク

     前日に延長16回の死闘を繰り広げたレイズとマーリンズによる一戦は、両軍投手陣の好投により5回までスコアレスの展開が続いたが、JTリドルがチームの全3得点に絡む活躍を見せ、マーリンズが3対0で完封勝利を収めた。両軍無得点で迎えた6回裏、リドルは一死一塁の場面でセンターへの大飛球を放ち、先制のタイムリー三塁打。次打者JBシャックのショートゴロの間に本塁への好走塁で2点目を挙げた。さらに8回裏にはリードを3点に広げる5号ソロを放ち、3安打2打点2得点の大活躍。この3点を4投手による完封リレーで守り抜き、マーリンズはレイズ3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。

     延長16回の熱戦のあと、リドルは「6時間くらい」の睡眠時間しか確保できなかったという。「8~9時間のスパンで球場に来なくちゃいけないんだからね」と流石に疲労を隠せない様子でいたが、試合ではチームを勝利に導く見事な活躍を見せた。この試合を含むホーム10連戦では打率.351(37打数13安打)の好成績をマークし、同期間でマルチ安打は4度目。「ボール球に手を出さず、打者有利のカウントに持ち込む。そして、ストライクゾーンに入ってきた速球を狙うんだ」というアプローチで結果を出し続けている。メジャー2年目の今季は5番を任される機会も増え、26歳の遊撃手は今やチームに不可欠な戦力となりつつある。

  • 3本塁打のヤンキースが快勝 ヒガシオカは快挙達成

    2018.7.5 11:25 Thursday

    【ブレーブス2-6ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     2回裏にグレッグ・バードのタイムリーで先制したヤンキースは、3回裏にジャンカルロ・スタントンの21号3ラン、4回裏にカイル・ヒガシオカの3号ソロ、7回裏にアーロン・ジャッジの24号ソロと3本塁打が飛び出し、ブレーブスに6対2で快勝。本拠地でのブレーブス3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。ヤンキース先発のCCサバシアはヨハン・カマルゴに9号ソロを浴びたものの、6回2失点の好投で通算243勝目となる今季6勝目(3敗)をマーク。一方、ブレーブス先発のフリオ・テーランは10奪三振を記録したが、5回5失点と崩れ、今季6敗目(6勝)を喫した。

     試合展開のうえではスタントンの21号3ランが大きかったが、新人捕手のヒガシオカが4回裏に飛び出した3号ソロで球団史上2人目となる快挙を成し遂げた。昨季メジャーデビューを果たしたヒガシオカは、この試合での3号ソロがメジャー通算3本目のヒット。メジャーでの最初の3安打がいずれも本塁打というのは、ヤンキースではアルフォンゾ・ソリアーノ(元広島)に次いで史上2人目となった。メジャー全体で見ても、1920年以降ではわずか9人しか成し遂げていない記録であり、前回の達成者はトレバー・ストーリー(ロッキーズ)。昨季は18打数ノーヒットに終わり、今季はAAA級で打率.191とあまり打撃は得意でないヒガシオカだが、2016年にマイナーで21本塁打を放つなどパンチ力を秘めている。ひょっとすると、メジャー4本目のヒットも本塁打になるかもしれない。

  • バイエズ本盗&コントレラス3打点 カブス怒涛の6連勝

    2018.7.5 11:00 Thursday

    【タイガース2-5カブス】@リグリー・フィールド

     現在5連勝のカブスはタイガース2連戦の2戦目を迎えた。前日の試合では2点差を守り切って勝利したチームはこの日も着実に加点しタイガースをリード。連勝街道を突き進むチームをさらに勢い付かせたのはハビアー・バイエズとウィルソン・コントレラスの2人だった。

     1対2で迎えた4回、先頭打者として登場したバイエズがヒットで出塁すると自身の盗塁と相手守備の乱れにより三塁まで進塁する。その後、無死一・三塁となりコントレラスの打席時にはタイガース先発、フランシスコ・リリアーノの一塁けん制の隙をついてバイエズが一気にホームイン。本盗を決めて自らの打撃と走塁で同点に。

     また、この本盗を打席から見届けたコントレラスは2対2からの6回にセンターへの一発を放ち、再び勝ち越しに成功した。その後も8回に1死一・二塁から2点タイムリーツーベースを打ちダメ押し点をもたらした。カブス先発のホゼ・キンターナも6回2失点と試合をつくり今季7勝目を挙げ、チームの6連勝に貢献。敗れたタイガースは初回にニコラス・カステヤーノスの一発で先制するなど最終的に相手を上回る9安打を放ったが、勝利には結びつかずスイープされてしまった。

  • ロドリゲス好投で10勝目 Rソックスが3連戦をスイープ

    2018.7.5 10:50 Thursday

    【レッドソックス3-0ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     レッドソックスが2連勝で迎えた敵地でのナショナルズ3連戦の最終戦は、レッドソックス先発のエドゥアルド・ロドリゲスが6回84球を投げてナショナルズ打線を3安打に封じる好投を披露。打線は7回表にジャッキー・ブラッドリーJr.の犠牲フライとアンドリュー・ベニンテンディの押し出し四球で2点を先制し、9回表にはブラッドリーJr.のタイムリー二塁打でリードを3点に広げ、3対0で完封勝利を収めて3連戦をスイープした。6回無失点の好投を見せたロドリゲスはデビューイヤーの2015年以来となる2ケタ勝利に到達。最後を締めたクレイグ・キンブレルは26セーブ目をマークした。

     ロドリゲスは速球に頼って5失点と炎上した前回登板の反省を生かし、この試合ではチェンジアップを多用。全投球の3割以上をチェンジアップが占め、緩急を生かしたピッチングでナショナルズ打線を翻弄した。アレックス・コーラ監督は「今日は球種を上手くミックスできていたね。チェンジアップを多めに使い、スライダーも交え、速球も素晴らしかった。彼のチェンジアップはリーグでも有数のボールだよ。相手打者の左右に関係なく使えるからね。今日は本当に良いピッチングだった」とロドリゲスのピッチングを絶賛。ロドリゲスも「過去の数試合は速球に頼りすぎて痛打を浴びていた。今日はチェンジアップとスライダーを多めに使ったんだ。上手くいったよ」と自身のピッチングに手応えを感じた様子だった。

  • ドジャースが6本塁打の一発攻勢 カーショウ今季2勝目

    2018.7.4 18:50 Wednesday

    【パイレーツ3-8ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     前日の試合で21安打17得点の猛攻を見せたドジャース打線が再び爆発し、6本塁打の一発攻勢でエースのクレイトン・カーショウを援護。戦列復帰後最長となる6イニングを投げたカーショウは、打線の援護に守られながらパイレーツ打線を4安打2得点に抑え、日本時間4月16日のダイヤモンドバックス戦以来となる今季2勝目(4敗)をマークした。ドジャースは6本塁打で全8得点を叩き出す一発攻勢を見せ、パイレーツ先発のイバン・ノバ(5回0/3を投げて被本塁打5・失点7)をノックアウト。マックス・マンシーは2本塁打を放ち、シーズン20本塁打に到達した。

     復活を遂げたマット・ケンプを含め、お馴染みの名前が並ぶドジャースのラインナップのなかに見慣れない名前が1つだけある。主に三塁や一塁を守りながら本塁打を量産しているマンシーだ。アスレチックスで2015年に45試合、2016年には51試合に出場したマンシーだが、昨季開幕前にアスレチックスを解雇され、その後ドジャースとマイナー契約。昨季はメジャーでの出場機会はなく、AAA級で109試合に出場して打率.309、12本塁打、OPS.905をマークした。

     今季もAAA級で開幕を迎えたものの、9試合で打率.313、2本塁打、OPS.984の好成績を残して4月中旬にメジャー昇格。すると、チーム事情に合わせて三塁、一塁、二塁とポジションを変え、ときにはレフトも守りながら本塁打を量産し、すっかりレギュラーに定着している。6月は打率.289、10本塁打、OPS1.176の好成績をマークし、7月に入ってからも3試合で打率.545、3本塁打、OPS2.006と絶好調。三振は多いが四球を量産できる選球眼があり、今後も成績が大きく落ち込むことはなさそうだ。現在27歳の「遅れてきたスラッガー」がどこまで数字を伸ばすか。常勝軍団の一員として奮闘する苦労人に注目だ。

  • 大谷復帰も無安打 ルブラン好投でマリナーズ8連勝

    2018.7.4 18:00 Wednesday

    【エンゼルス1-4マリナーズ】@セーフコ・フィールド

     大谷翔平(エンゼルス)が故障者リストから戦列復帰を果たし「6番・指名打者」で先発出場した一戦は、この日契約延長が発表されたマリナーズ先発のウェイド・ルブランの好投によりマリナーズが4対1で勝利を収めた。ルブランは巧みな投球術でエンゼルス打線を翻弄し、7回95球を投げて被安打3、奪三振4、与四球1、失点1の好投。許した得点はアンドレルトン・シモンズの6号ソロによる1点だけだった。マリナーズは初回にカイル・シーガーの2点タイムリー二塁打などで3点を先制。2点リードの8回裏にはネルソン・クルーズが22号ソロを放ち、最後は守護神のエドウィン・ディアスが締めくくってメジャートップを独走する33セーブ目をマークした。

     大谷の復帰初戦は4打数ノーヒット3三振という結果に終わった。2回表の第1打席はカウント1-2からの4球目、外角低めへのカッターを見送って見逃し三振。4回表の第2打席は初球を打ち、レフトへのファウルフライに倒れた。7回表の第3打席はカウント1-2からの4球目、外角への速球を見送って再び見逃し三振。元西武の左腕・ルブランに完璧に封じ込まれた。9回表の第4打席ではルブランと全くタイプの違うディアスと対戦し、カウント1-2からの4球目、低めへのスライダーに手を出して空振り三振。試合の最後の打者となってしまった。大谷やマイク・トラウトを封じたルブランは無傷の4勝目をマーク。最大2022年までの契約延長に応える見事なピッチングだった。

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