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  • エンゼルス・トラウト自己最多7打点の活躍 大谷2安打

    2019.6.20 16:30 Thursday

    【エンゼルス11-6ブルージェイズ】@ロジャース・センター

     エンゼルスが誇るスーパースター、マイク・トラウトが絶好調だ。「2番・中堅」で先発出場したトラウトは、2回表に特大の21号2ランを放つと、4回表には2打席連発となる22号グランドスラム。9回表にも満塁のチャンスで痛烈なタイムリーを放ち、2本塁打を含む6打数3安打で自己最多の7打点を叩き出す大暴れだった。トラウトの活躍により11対6でブルージェイズを破ったエンゼルスは、日本時間4月14日以来の貯金生活に突入(貯金1は今季最多タイ)。また、エンゼルスの選手が1試合7打点をマークするのは、日本時間2010年7月5日のロイヤルズ戦でトリー・ハンターが記録して以来9年ぶりのこととなった。

     トラウトは、この試合での2本塁打を加え、今季通算22本塁打でエドウィン・エンカーナシオン(マリナーズ→ヤンキース)と並んでア・リーグ本塁打ランキング1位タイに浮上。また、マルチ本塁打は通算16度目だった。さらに、今季通算56打点はア・リーグ最多の数字。直近19試合で10本塁打、直近4試合で4本塁打とここにきて一気に調子を上げ、ア・リーグの「二冠王」となっている。

     「最強の2番打者」ことトラウトを3番打者として支える大谷翔平は、この日も定位置の「3番・指名打者」で先発出場。初回の第1打席は併殺崩れのファーストゴロに終わったものの、直後に今季3個目の盗塁を決め、2回表の第2打席はファーストへの内野安打。その後はレフトフライ、レフトへの二塁打、空振り三振、ライトフライで6打数2安打をマークした(打率.277)。

  • レイエス逆転弾 パドレスがブリュワーズ3連戦スイープ

    2019.6.20 16:00 Thursday

    【ブリュワーズ7-8パドレス】@ペトコ・パーク

     パドレスは、1点リードで迎えた7回表に4番手のヘラルド・レイエスがヤスマニ・グランダルに16号3ランを浴び、ブリュワーズに逆転を許したものの、直後の7回裏に無死一・二塁のチャンスを作り、フランミル・レイエスが20号逆転3ラン。ブリュワーズとの3連戦の最終戦を逆転で制し、本拠地ペトコ・パークでの3連戦をスイープした。グランダルに逆転弾を浴びたG・レイエスが打線に助けられて今季4勝目(0敗)、8回表二死からマウンドに上がった6番手のクレイグ・スタメンが今季3セーブ目をマーク。ブリュワーズはF・レイエスに逆転弾を浴びた3番手のジェレミー・ジェフレスが今季初黒星(1勝)を喫した。

     ブリュワーズがザック・デービース、パドレスがマット・ストラームの先発で始まった一戦は、序盤から点の取り合いとなり、1回表にライアン・ブラウンの12号ソロでブリュワーズが先制すると、1回裏にエリック・ホズマーの11号2ランでパドレスが逆転。パドレスが2回裏にマニー・マチャドのタイムリーでリードを2点に広げると、ブリュワーズは3回表にブラウンの2点タイムリー二塁打で同点としたが、パドレスは3回裏にグレッグ・ガルシアのタイムリー三塁打とマニュエル・マーゴのタイムリーで勝ち越しに成功した。その後、ブリュワーズは5回表にクリスチャン・イェリッチの27号ソロで1点差に迫り、7回表にグランダルの一発で逆転。しかし、パドレスは7回裏にF・レイエスがチームを勝利に導く逆転弾を放った。

  • ヤンキース大勝 左腕・サバシアが通算250勝を達成!

    2019.6.20 15:30 Thursday

    【レイズ1-12ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     ヤンキースのベテラン左腕、CCサバシアが将来のアメリカ野球殿堂入りをほぼ確実なものとした。レイズとの首位攻防戦に先発したサバシアは、6回3安打1失点の好投を披露。ヤンキース打線は初回6得点でレイズ先発のブレイク・スネルを早々にノックアウトして12対1で大勝し、サバシアは今季4勝目(4敗)をマークして通算250勝を達成した。通算250勝&3000奪三振を達成したのはサバシアが史上14人目であり、薬物使用疑惑のあるロジャー・クレメンスを除く過去の12人はいずれも殿堂入りを果たしている。サバシアは「殿堂入りの切符」を手に入れたと言えそうだ。

     昨季のサイ・ヤング賞投手と対戦したヤンキース打線は、初回にゲーリー・サンチェスの21号3ラン、ジオ・ウルシェラの押し出し死球、DJレメイヒューの2点タイムリーで大量6点を先制。サバシアが5回表にトミー・ファムにタイムリー二塁打を浴びて1点を返されたものの、7回裏にサンチェスのタイムリー二塁打、エドウィン・エンカーナシオンのタイムリー、グレイバー・トーレスの16号グランドスラムで再び6得点のビッグイニングを作り、勝利を決定付けた。ア・リーグ東部地区の首位に立つヤンキースはこれで5連勝となり、2位レイズとのゲーム差は3.5に拡大。レッドソックスを含めた「3強」と目された激戦区で、徐々に独走態勢を築き始めている。

  • 鼻骨折のシャーザーが快投 ナショナルズWヘッダー連勝

    2019.6.20 15:00 Thursday

    第1試合【フィリーズ2-6ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク
    第2試合【フィリーズ0-2ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     前日の試合が雨天順延となったためダブルヘッダーで行われたフィリーズ対ナショナルズの同地区対決は、バント練習中に鼻を骨折するアクシデントに見舞われたマックス・シャーザーの快投もあり、ナショナルズが連勝を収めた。自軍が第1試合を制したあと、第2試合に先発したシャーザーは、三者凡退のイニングが1度だけと決して本調子ではなかったものの、複数の走者を許したイニングは1度もなし。最終イニングとなった7回表は、先頭のセザー・ヘルナンデスに二塁打を許したが、後続を三者三振に仕留め、今季6度目の2ケタ奪三振を達成した。ナ・リーグ東部地区3位のナショナルズはこれで3連勝。2位フィリーズとのゲーム差は4に縮まった。

     第1試合は、ナショナルズ先発のパトリック・コービンが7回101球を投げてフィリーズ打線をスコット・キンガリーの9号ソロによる1点のみに抑える好投。1点を先制された直後の1回裏にフアン・ソトのタイムリーで同点とし、4回裏にはヘラルド・パーラが勝ち越しのタイムリー二塁打を放ち、その後もブライアン・ドージャーのタイムリー二塁打と11号2ラン、パーラの5号ソロで加点した。コービンは7回4安打1失点の好投で今季6勝目(5敗)をマーク。フィリーズ先発のザック・エフリンは6回5安打3失点(自責点2)と試合を作ったものの、今季7敗目(6勝)を喫した。

     続く第2試合は、シャーザーが7回4安打無失点の快投で今季6勝目(5敗)をマーク。第1試合で2安打3打点の活躍を見せたドージャーが2回裏に先制の12号ソロを放ち、8回裏にはビクトル・ロブレスが10号ソロを左中間へ叩き込んだ。フィリーズは打線がわずか4安打に封じられて完封負け。先発のジェイク・アリエタは6回2安打1失点と好投するも、打線の援護がなく、今季6敗目(6勝)を喫した。

  • メリフィールドが2本塁打6打点の活躍 菊池5回6失点

    2019.6.19 14:40 Wednesday

    【ロイヤルズ9-0マリナーズ】@T-モバイル・パーク

     ロイヤルズは、リードオフマンのウィット・メリフィールドが4回表に9号3ラン、8回表に10号2ランを放つなど、3安打6打点の大活躍。先発のホーマー・ベイリーは、8回裏二死まで121球を投げてマリナーズ打線を5安打無得点に抑える力投を見せ、チームを完封勝利に導いた。好投したベイリーは今季6勝目(6敗)をマーク。マリナーズ先発の菊池雄星は、序盤からロイヤルズ打線に捕まり、1回表に2点、3回表に1点、4回表に4点を失って5回9安打6失点で今季5敗目(3勝)を喫した(防御率5.15)。

     初回に菊池の立ち上がりを攻め、無死二・三塁のチャンスを迎えたロイヤルズは、アレックス・ゴードンのタイムリーで2点を先制。3回表にはホルヘ・ソレアーが20号ソロ、4回表にはメリフィールドが9号3ランを放ち、マリナーズ先発の菊池を5回6失点でノックアウトした。6回表にはマリナーズ2番手のマット・フェスタからメリフィールドの犠牲フライで1点を追加し、8回表にはマリナーズ4番手のジェシー・ビドルからメリフィールドが10号2ラン。メリフィールドは2本塁打を含む4打数3安打6打点3得点の大活躍だった。ロイヤルズ先発のベイリーは、序盤こそ不安定なピッチングが目立ったものの、中盤以降は安定したピッチングを展開。キャリア2番目の多さとなる121球の熱投を見せ、ロイヤルズは今季2度目の3連勝となった。

  • スキャッグスが快投 エンゼルスようやく勝率5割復帰

    2019.6.19 12:30 Wednesday

    【エンゼルス3-1ブルージェイズ】@ロジャース・センター

     エンゼルスがようやく「勝率5割復帰チャレンジ」を成功させ、8勝8敗だった日本時間4月16日以来となる勝率5割復帰を果たした。エンゼルスは、先発のタイラー・スキャッグスが4回裏にルルデス・グリエルJr.に先制の8号ソロを浴びたものの、8回途中までブルージェイズ打線を3安打1得点に抑える快投を披露。打線は5回表に2本塁打で逆転に成功し、8回表にも1点を追加して、スキャッグスは今季6勝目(6敗)をマークした。2点リードの最終回を三者凡退に抑えたエンゼルス3番手のハンセル・ロブレスは今季11セーブ目。ブルージェイズ先発のマーカス・ストローマンは8回途中3失点の力投を見せるも、今季9敗目(4敗)を喫した。

     エンゼルスは、1点を先制された直後の5回表にコール・カルフーンの16号ソロとブライアン・グッドウィンの7号ソロで2点を奪い、逆転に成功。8回表には一死一・三塁からトミー・ラステラのセカンドゴロの間に貴重な1点を追加した。最後に勝率5割を記録した日本時間4月16日以降、勝率5割復帰のチャンスが7度あったものの、いずれも失敗。8度目のチャレンジで、ようやく勝率5割復帰を実現させた。なお、定位置の「3番・指名打者」で先発出場したエンゼルスの大谷翔平は、ショートゴロ、ピッチャーへの併殺打、セカンドゴロ、セカンドゴロで4打数ノーヒット。今季の打率は.275となった。

  • ジャイアンツの新人・ビーディが初勝利 前田は4敗目

    2019.6.18 15:15 Tuesday

    【ジャイアンツ3-2ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     メジャーデビューからの6登板(うち4先発)で防御率8.06と苦しいピッチングが続いていたジャイアンツの有望株右腕、タイラー・ビーディが、首脳陣の我慢強い起用に応え、ついにメジャー初勝利をマークした。ドジャース先発の前田健太と投げ合ったビーディは、味方が2点を先制した直後の2回裏にマックス・マンシーの17号ソロで1点を失ったものの、6回97球を投げて失点はこの1点だけ。ドジャース打線を3安打に抑えた一方で、5つの四球を与えるなど制球面に課題は残したが、記念すべきメジャー初勝利(2敗)を手にした。一方の前田は5回3安打2失点で今季4敗目(7勝)。悪いピッチングではなかったが、打線の援護に恵まれなかった。

     ジャイアンツは、2回表にスティーブン・ボートの四球とエバン・ロンゴリアのヒットで無死一・二塁のチャンスを作り、ブランドン・クロフォードのタイムリー二塁打で2点を先制。1点リードで迎えた6回表には、ドジャース2番手のフリオ・ウリアスから連続四球で再び無死一・二塁とし、ボートのファーストゴロで併殺を狙った遊撃クリス・テイラーの送球がエラーとなって1点を追加した。その後、ドジャースが8回裏にテイラーのショートゴロ(併殺崩れ)の間に1点を返したものの、9回裏をジャイアンツの守護神、ウィル・スミスが三者凡退に抑えて試合終了。スミスは今季19セーブ目をマークした。なお、ジャイアンツの投手がドジャー・スタジアムでメジャー初勝利を記録するのは史上4人目。ショーン・エステス、ラリー・カーター、ジョン・バーケットの3人に次ぐ快挙となった。

  • アップトン復帰のエンゼルス 大谷の3ランなどで勝利

    2019.6.18 13:15 Tuesday

    【エンゼルス10-5ブルージェイズ】@ロジャース・センター

     エンゼルスは、左足親指を痛めて開幕から欠場が続いていたジャスティン・アップトンがようやく戦列復帰を果たし、「4番・左翼」で先発出場。そのアップトンが2回表の今季初打席で初球を捉えた1号同点ソロをきっかけに、打線が一挙7得点と爆発し、13安打10得点の猛攻でブルージェイズを破った。オープナーのルイス・ガルシアのあとを継いで2番手として登板したフェリックス・ペーニャは、終盤に疲れが見えたものの、6回0/3を投げて4失点で今季5勝目(1敗)をマーク。ブルージェイズは、同じくオープナーのデレク・ロウのあとを継いで登板した2番手のエドウィン・ジャクソンが1イニング持たず3被弾7失点の大誤算で、今季5敗目(1勝)を喫した。

     2回表のエンゼルスは、アップトンの1号ソロ、コール・カルフーンの15号ソロと二者連続アーチで逆転に成功し、二死後に満塁のチャンスを作ってマイク・トラウトがレフトオーバーの2点タイムリー二塁打。さらに二死二・三塁のチャンスで、大谷翔平が初球を捉え、左翼ポール際へ9号3ランを叩き込んだ。その後、3回表にウィルフレッド・トバーのタイムリー、5回表にジャスティン・ボーアの犠牲フライ、6回表にトラウトの20号ソロで1点ずつを追加し、2ケタ得点に到達。ブルージェイズは1回裏にキャバン・ビジオの4号ソロ、7回裏にランドール・グリチックの13号2ラン、8回裏にビジオの5号2ランと3本のアーチで5点を奪ったが、序盤の大量失点を挽回するには至らなかった。大谷は「3番・指名打者」で先発出場し、空振り三振、9号3ラン、見逃し三振、二塁打、遊ゴロで5打数2安打3打点。今季成績は打率.283、OPS.867となった。

  • ヤンキース・田中 2安打10奪三振完封で今季5勝目

    2019.6.18 12:55 Tuesday

    【レイズ0-3ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     ヤンキースの田中将大が、同地区ライバルのレイズを相手に圧巻の2安打完封を演じ、今季5勝目(5敗)をマークした。序盤3イニングをパーフェクトに抑えた田中は、4回表先頭のオースティン・メドウズに初安打を許したものの、後続を抑えて無失点。5回表二死からウィリー・アダメスのヒットを浴びたが、それ以降に出した走者は四球による1人だけだった。レイズ打線に付け入る隙を与えず、奪三振も今季初となる2ケタ(10)に到達。7回の時点で球数はすでに90を超えていたが、8回表と9回表をいずれも三者凡退に抑え、111球で9イニングを投げ抜いた。田中の完投と完封はいずれも今季初。完封は通算4度目となった。

     田中が快投を続けるなか、レイズ先発のヨニー・チリーノスと対峙したヤンキース打線は、3回裏一死からキャメロン・メイビンがヒットで出塁(中堅ケビン・キアマイアーのエラーで二進)し、二死後に1番のDJレメイヒューが先制の8号2ラン。5回裏には先頭のメイビンがレフトスタンドへ4号ソロを放ち、リードを3点に広げた。その後は追加点を奪えなかったが、田中の快投により3対0で勝利。2位レイズとのゲーム差を1.5に広げることに成功した。なお、この試合がヤンキースでのデビュー戦となったエドウィン・エンカーナシオンは「5番・指名打者」で先発出場するも、4打数ノーヒット1三振。レイズ先発のチリーノスは6回3失点と試合を作ったものの、打線の援護がなく、今季3敗目(7勝)を喫した。

  • 「Play of the Week」はナショナルズ・ロブレスの好捕

    2019.6.18 10:45 Tuesday

     日本時間6月18日、メジャーリーグ機構は今季第12週の「Play of the Week」にビクトル・ロブレス(ナショナルズ)の鮮やかなダイビングキャッチを選出した。「Play of the Week」は今季から新設された表彰で、各週の守備面での最高のプレイを表彰するものである。ロブレスは、日本時間6月12日に行われたホワイトソックス戦で、レウリー・ガルシアが放った左中間への打球を好捕。自身のスピードと身体能力の高さを証明してみせた。

     日本時間6月12日に行われたホワイトソックス戦、ナショナルズは3点ビハインドで迎えた5回裏無死走者なしの場面で、先発のパトリック・コービンがガルシアに左中間へ長打性の打球を打たれた。しかし、二塁打コースと思われたこの打球を、中堅手のロブレスが俊足を生かしたダイビングキャッチで好捕。ピンチを未然に防いでコービンを助けた。

     身体をフルに伸ばしたこの好捕は「スーパーマンのよう」と形容され、Statcastの計測によると、ロブレスは29.9フィート/秒のスピードを生かして4.7秒で84フィートをカバーしたという。捕球可能性は55%と算出され、Statcastの分類では「3つ星キャッチ」となったが、その数字以上に難易度が高いと思われる、華やかなプレイだった。

  • 4戦合計92得点! 4連戦の最終戦はパドレスが逆転勝利

    2019.6.17 15:10 Monday

    【パドレス14-13ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

     「打者天国」と呼ばれるロッキーズの本拠地クアーズ・フィールドに相応しい点の取り合いが続いた4連戦は、パドレスの劇的な逆転勝利で幕を閉じた。3点ビハインドで迎えた9回表、パドレスはロッキーズのクローザー、ウェイド・デービスを攻略し、ウィル・マイヤーズのタイムリー、グレッグ・ガルシアの2点タイムリー三塁打、マット・ストラームの押し出し四球で4点を奪って逆転に成功。その裏を守護神のカービー・イエーツが三者凡退で締めくくった。両軍が叩き出した4戦合計92得点は、同一カード4連戦としてはメジャー史上最多記録を更新。合計131安打は、97年前のメジャー記録に2本足りないだけだった。2勝2敗で痛み分けとなった今回の4連戦。パドレスのアンディ・グリーン監督は「今回のシリーズみたいな台本は書けないよね」と半ば呆れながら4連戦を振り返っていた。

     初回にハンター・レンフローの22号2ランなどで3点を先制したパドレスは、その裏に先発のニック・マーガビシャスが6失点。2回表にフェルナンド・タティスJr.のタイムリー二塁打などで1点差に詰め寄ったが、2回裏に3本のタイムリーでリードを4点に広げられた。3回表にもガルシアのタイムリー三塁打などで1点差まで追い上げたが、5回裏にトレバー・ストーリーの17号ソロで1点、6回裏にはライアン・マクマーンのタイムリー二塁打などで3点を失って5点のビハインド。しかし、7回表にレンフローの23号ソロなどで3点差に詰め寄り、9回表に一挙4点を奪って土壇場で試合をひっくり返した。8回裏を三者三振に仕留めたパドレス6番手のヘラルド・レイエスが今季3勝目(0敗)、イエーツは今季24セーブ目をマーク。4失点のデービスは今季2敗目(1勝)を喫した。

  • ナショナルズ大勝 アダムスが3ラン&満塁弾の大暴れ

    2019.6.17 14:50 Monday

    【ダイヤモンドバックス5-15ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     ナショナルズは、「6番・一塁」で先発出場したマット・アダムスが3回裏に8号3ラン、8回裏に9号グランドスラムを放ち、1人で7打点を叩き出す大活躍。ダイヤモンドバックスに15対5で大勝し、本拠地ナショナルズ・パークでの4連戦を勝利で締めくくった(2勝2敗)。ナショナルズ先発のアニバル・サンチェスは、1回表にケテル・マーテイに20号先制ソロを被弾したものの、6回98球2失点と先発の役割を果たし、今季3勝目(6敗)をマーク。一方、ダイヤモンドバックスは3年ぶりに先発したアーチー・ブラッドリーが2回途中4失点で今季4敗目(2勝)を喫し、2番手のザック・ゴッドリーが6失点、3番手のステファン・クリクトンが5失点とリリーフ陣も失点を重ねた。

     1点ビハインドの1回裏にハウィー・ケンドリックのタイムリーとカート・スズキの2点タイムリーで逆転したナショナルズは、2回裏にアダム・イートンのタイムリーでリードを3点に広げ、3回裏にはアダムスが8号3ラン。4回表にニック・アーメッドの犠牲フライで1点を返されたが、5回裏にスズキの7号ソロ、6回裏にはアンソニー・レンドンにも16号2ランが飛び出し、10対2と大量8点をリードした。7回表にエドゥアルド・エスコバーのタイムリーで1点を返されたものの、8回裏にはケンドリックのタイムリーとアダムスの満塁弾で一挙5得点。最終回のダイヤモンドバックスの反撃をカーソン・ケリーとイルデマーロ・バルガスのタイムリーによる2点にとどめ、15対5で大勝を収めた。

     父ジェイミーが見守る前で2本塁打7打点の活躍を見せたアダムスは「先発もリリーフも良い仕事をしているし、打線もしっかり点が取れている」と自軍の戦いに手応えを感じている様子。この日の活躍は最高の父の日のプレゼントとなったに違いない。

  • インディアンス・バウアー 117球の熱投で4安打完封

    2019.6.17 13:45 Monday

    【インディアンス8-0タイガース】@コメリカ・パーク

     インディアンスは、先発のトレバー・バウアーがタイガース打線に連打を許さない安定感抜群のピッチングを展開。3本の長打を浴び、2回裏無死三塁、5回裏二死二塁、7回裏二死二塁と3度にわたってピンチを背負ったものの、いずれも後続をしっかり抑え、9イニングを無失点で乗り切った。117球の熱投で被安打4、奪三振8、無四球、無失点という見事なピッチングを見せたバウアーは、メジャー8年目にして記念すべきキャリア初完封をマークするとともに今季5勝目(6敗)。タイガースは先発のスペンサー・ターンブルが5回10安打6失点と打ち込まれて今季6敗目(3勝)を喫し、打線も数少ないチャンスを得点に結びつけることができなかった。

     初回にジェイソン・キプニスのタイムリー二塁打で先制したインディアンスは、バウアーが快投を続けるなか、3回表にオスカー・メルカドのタイムリーとキプニスの3号2ランで3点を追加。4回表にはフランシスコ・リンドーアが敬遠された直後の二死満塁のチャンスで、メルカドがライトへの2点タイムリーを放ち、リードを6点に広げた。メルカドは6回表にもタイムリー二塁打を放ち、3安打4打点の大活躍。7回表には一死満塁からタイラー・ネークインが犠牲フライで8点目を叩き出し、インディアンスは敵地コメリカ・パークでのタイガース3連戦を見事にスイープした。

  • レイズが1点差で逃げ切り 大谷は2安打1四球で3出塁

    2019.6.17 13:35 Monday

    【エンゼルス5-6レイズ】@トロピカーナ・フィールド

     レイズは、1回表にアルバート・プーホルスの犠牲フライでエンゼルスに先制を許したものの、直後の1回裏にブランドン・ロウの15号ソロで同点とし、続く2回裏には2点を勝ち越し。その後、5回表に一時は同点に追い付かれたが、その裏にトミー・ファムの10号ソロで勝ち越しに成功し、8回裏にも2点を追加して最終的には6対5で逃げ切った。2回無失点の好投を見せたレイズ4番手のコリン・ポーシュがメジャー初勝利、6番手のディエゴ・カスティーヨが1回2失点ながら今季7セーブ目をマーク。エンゼルス先発のグリフィン・キャニングは2本塁打を浴びるなど6回4失点で今季3敗目(2勝)を喫した。

     1回裏にロウの一発で同点に追い付いたレイズは、2回裏無死一塁からケビン・キアマイアーのタイムリー三塁打とアビサイル・ガルシアの犠牲フライで勝ち越しに成功。エンゼルスは3回表にデービッド・フレッチャーの犠牲フライ、5回表にフレッチャーのタイムリーが出て3対3の同点としたが、直後の5回裏にレイズがファムの一発で勝ち越した。8回裏にはヤンディ・ディアスのタイムリーなどでリードを3点に広げ、9回表に抑えのカスティーヨがマイク・トラウトに19号2ランを浴びたものの、1点差で逃げ切り。「3番・指名打者」で先発出場したエンゼルスの大谷翔平は、四球、見逃し三振、右安打、空振り三振、三安打の4打数2安打1四球で3度出塁したが、チームの勝利には繋がらなかった(打率.278)。

  • メッツキラーのデヨングが決勝弾 カージナルス接戦制す

    2019.6.17 12:50 Monday

    【カージナルス4-3メッツ】@シティ・フィールド

     試合開始前の時点でメッツに対して史上最高の長打率.788(85打席以上)を誇っていた「メッツキラー」のポール・デヨングが8回表に決勝の13号ソロを放ち、チームを勝利に導いた。この試合が通算20試合目のメッツ戦となったデヨングは、9本塁打、長打率.807、OPS1.200と驚異の「メッツキラー」ぶりを発揮。メッツ戦での通算OPSも史上最高の数字である。また、メッツの本拠地シティ・フィールドでは通算11試合で6本目の本塁打となった。カージナルス2番手のアンドリュー・ミラーが1回無失点で今季3勝目(2敗)、3番手のカルロス・マルティネスが2回無失点で今季2セーブ目をマーク。デヨングに決勝弾を浴びたメッツ3番手のクリス・フレクセンは今季3敗目(0勝)を喫した。

     カージナルスがダコタ・ハドソン、メッツがジェイソン・バルガスの先発で始まった一戦は、1回表にカージナルスがポール・ゴールドシュミットの13号2ランで先制。しかし、メッツは1回裏にJ.D.デービス、3回裏にアデイニー・エチャバリアとフアン・ラガレスがタイムリーを放ち、逆転に成功した。その後、カージナルスが4回表に無死満塁からヤディアー・モリーナの併殺打の間に同点としたものの、試合は膠着状態に。そして8回表、カージナルスがデヨングの一発で貴重な4点目を手に入れた。

     「(メッツに対して)特に何かを意識しているわけではない」と語るデヨングだが、今回の4連戦でも17打数7安打(打率.412)、3本塁打、5打点と見事な活躍を見せており、「メッツキラー」ぶりは決して偶然ではないだろう。カージナルスはデヨングの活躍もあり、敵地シティ・フィールドでの4連戦を3勝1敗の勝ち越しで終えた。

  • Rソックス延長戦制す オリオールズ3連戦をスイープ

    2019.6.17 12:35 Monday

    【レッドソックス8-6オリオールズ(延長10回)】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

     レッドソックスは、1点ビハインドの9回表にマルコ・ヘルナンデスの1号ソロで3対3の同点に追い付くと、続く延長10回表には打者一巡の猛攻で一挙5点を勝ち越し。その裏のオリオールズの反撃を3点に抑え、8対6で延長戦を制して敵地オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズでの3連戦をスイープした。先発のブライアン・ジョンソンから始まり、小刻みなリレーで8人の投手を起用したレッドソックスは、7番手のブランドン・ワークマンが1回無失点で今季5勝目(1敗)。オリオールズはクローザーのマイケル・ギブンズがセーブに失敗して4失点(自責点2)と大誤算で、今季4敗目(0勝)を喫した。

     3回裏にハンザー・アルベルトのタイムリーで先制を許したレッドソックスは、4回表にザンダー・ボガーツとジャッキー・ブラッドリーJr.のタイムリー二塁打で逆転に成功。しかし、8回裏にリリーフ陣が崩れ、一死三塁から5番手のマーカス・ウォルデンの暴投で同点とされ、さらに6番手のトラビス・レイキンスが二死三塁のピンチを背負ってアルベルトのタイムリーで勝ち越しを許した。しかし、9回表一死からヘルナンデスが今季初アーチとなる同点弾を放ち、延長10回表には先頭のラファエル・デバースが11号ソロを放って勝ち越しに成功。その後、ムーキー・ベッツとクリスチャン・バスケスの2点タイムリーでリードを5点に広げ、その裏に8番手のジョシュ・A・スミスがスティービー・ウィルカーソンの6号2ランとトレイ・マンシーニの16号ソロで3点を失ったものの、なんとか2点差で逃げ切った。

  • リゾーの一発でカブスが逆転勝利 ダルビッシュ好投

    2019.6.16 13:35 Sunday

    【カブス2-1ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     カブス先発のダルビッシュ有が7回2安打1失点、ドジャース先発のウォーカー・ビューラーが7回2安打無失点と好投し、ロースコアの接戦となった一戦は、9回表にアンソニー・リゾーの19号逆転2ランが飛び出し、カブスが2対1で勝利を収めた。1点リードの9回表にクローザーのケンリー・ジャンセンを投入し、逃げ切りを図ったドジャースだが、先頭のクリス・ブライアントに死球を与えたあと、リゾーに打った瞬間それとわかる逆転アーチを被弾。カブスはその裏を4番手のペドロ・ストロップが無失点に抑え、1点差で逃げ切った。カブス3番手のカイル・ライアンが今季2勝目(1敗)、ストロップは今季8セーブ目をマーク。ジャンセンは今季2敗目(2勝)を喫した。

     今季2勝目を目指して先発のマウンドに上がったダルビッシュは、厳しいコースへの制球が安定し、見逃し三振を量産。7回109球を投げて今季2度目の2ケタ奪三振となる10個の三振を奪ったが、うち7個が見逃し三振だった。序盤の3イニングを1安打無失点に抑えたあと、4回裏先頭のアレックス・ベルドゥーゴに先制の5号ソロを浴びたものの、4回裏一死からコディ・ベリンジャーに四球を与えたあとは打者11人をパーフェクト。球数が100を超えた7回裏は、一死からマックス・マンシーとマット・ビーティを連続三振に仕留め、自身の快投を締めくくった。打線の援護がなく、日本時間4月28日(ダイヤモンドバックス戦)以来となる今季3勝目はならなかったものの、今季ベストと言っても過言ではない見事なピッチング。防御率は試合前の4.98から4.65まで改善された。

  • Dバックス・マーテイ2本塁打の活躍 平野今季3勝目

    2019.6.16 11:05 Sunday

    【ダイヤモンドバックス10-3ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     ダイヤモンドバックスは、序盤から打線が機能し、4回までに毎回得点で6得点。試合終盤にも4点を追加し、2ケタ得点となる10得点でナショナルズに快勝した。先発のテイラー・クラークは、5回裏二死の時点で球数が97球に達し、5イニングを投げ切ることができなかったものの、4人のリリーバーが残りの4回1/3を3安打無失点に抑える好投を披露。3番手として登板し、1回2/3を無失点に抑えた平野佳寿が今季3勝目(3敗)をマークした(防御率4.62)。ナショナルズは、先発のスティーブン・ストラスバーグが4被弾を喫し、5回6失点で今季4敗目(7勝)。打線も10安打を放ちながら、得点圏でヒットが出ず、3得点どまりだった。

     1回表にケテル・マーテイの18号先頭打者アーチ、アダム・ジョーンズの13号ソロで2点を先制したダイヤモンドバックスは、その裏にアダム・イートンの犠牲フライ、フアン・ソトの11号ソロ、マット・アダムスの7号ソロで3点を失い、逆転を許したものの、2回表にクリスチャン・ウォーカーの12号ソロ、カーソン・ケリーのタイムリーですぐさま逆転に成功。3回表にはニック・アーメッドのタイムリー二塁打、4回表にはマーテイの19号ソロで1点ずつを追加した。8回表にはケビン・クロンの3号2ランとデービッド・ペラルタのタイムリー二塁打で3点を追加し、9回表にはケリーの犠牲フライで2ケタ得点に到達。2本塁打を放ったマーテイは、今季4度目のマルチ本塁打となった(両リーグ最多)。

  • エンゼルス勝利 大谷は4打数ノーヒットに終わる

    2019.6.16 10:45 Sunday

    【エンゼルス5-3レイズ】@トロピカーナ・フィールド

     エンゼルスは、4回までに4点を先行。先発した新人左腕、ホゼ・スアレスは6回裏にヤンディ・ディアスの11号3ランで3点を失ったものの、6回途中5安打3失点と試合を作り、今季2勝目(1敗)をマークした。スアレス降板後はキャム・ベドロージアン、タイ・バットリー、ハンセル・ロブレスが無失点リレーを展開し、ロブレスが今季10セーブ目をマーク。レイズは、先発のチャーリー・モートンが2本塁打を浴びるなどエンゼルスに先行を許し、6回5安打4失点で今季初黒星(8勝)を喫した。

     2回表にブライアン・グッドウィンのタイムリー二塁打とデービッド・フレッチャーの5号2ランで3点を先制したエンゼルスは、4回表にジャスティン・ボーアの6号ソロで4点目。1点リードで迎えた8回表には、レイズ3番手のジェイク・ファリアからケバン・スミスが貴重な追加点となる2号ソロを放った。定位置の「3番・指名打者」で先発出場した大谷翔平は、モートンに対して空振り三振、サードゴロ、セカンドゴロ、ファリアに対してセカンドゴロに終わり、4打数ノーヒット1三振。今季の打率は.271となった。

  • パドレスが7点差から逆転勝利 レンフロー3本塁打

    2019.6.15 23:40 Saturday

    【パドレス16-12ロッキーズ(延長12回)】@クアーズ・フィールド

     パドレスは、2回表に1点を先制したものの、3回裏に逆転を許し、その後は劣勢の展開に。しかし、7点ビハインドで迎えた8回表に1点を返すと、9回表には一挙6得点で11対11の同点に追い付いた。その後、延長12回表に一挙5点を勝ち越し、その裏のロッキーズの反撃を1点に抑えて試合終了。延長12回までもつれた両軍合計39安打という壮絶な打ち合いを16対12で制し、6番手のクレイグ・スタメンが今季5勝目(3敗)をマークした。優位に試合を進めていたロッキーズは、リリーフ陣が大誤算。クローザーのウェイド・デービスは今季初のセーブ失敗を記録し、9番手のハイロ・ディアスが1回5失点で今季初黒星(1勝)を喫した。

     21安打16得点の猛攻で逆転勝利を演出したパドレス打線において、特に輝いたのは「5番・左翼」で先発出場したハンター・レンフローだった。2回表に先制の19号ソロを放ったレンフローは、8回表に先頭打者としてヒットを放ち、オースティン・ヘッジスのタイムリー二塁打で5点目のホームイン。9回表には2点差に迫る20号2ラン、延長12回表には勝利を決定付ける21号2ランを放ち、3本塁打を含む4安打5打点4得点の大暴れでチームの勝利に大きく貢献した。

     MLB公式サイトによると、9回表の先頭打者、フェルナンド・タティスJr.が出塁した時点で、パドレスの勝利可能性は0.8%だったという。これが11対11に同点に追い付いた時点で44.3%まで上昇し、延長12回の熱戦の末に逆転勝利が完結。20歳の新人・タティスJr.は「僕の野球人生のなかで最高の試合かもしれない」と興奮気味に話していた。

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