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ハイメ・ガルシア今月2度目のトレードでヤンキースへ

2017.7.31 12:14 Monday

 ソニー・グレイ(アスレチックス)の獲得に向けてトレード交渉を続けているヤンキースだが、先発ローテーションのグレードアップのためにツインズから左腕ハイメ・ガルシアを獲得した。ガルシアは日本時間7月25日にブレーブスからツインズへ放出されたばかりだが、チームがポストシーズン争いから脱落した影響で、1週間足らずのうちに再びトレードされることになった。

 ジョー・ジラルディ監督は「我々は経験豊富な投手を探していた。そしてガルシアはメジャーでの経験が豊富な投手だ。彼の加入で選手層は厚くなる。何が起こるかわからないから層が厚いのは良いことだよ」と語ってガルシアの加入を歓迎するとともに、日本時間8月4日のインディアンス戦で新天地デビューさせる予定であることを明らかにした。

 ガルシアのツインズでの登板は1試合だけ。日本時間7月29日のアスレチックス戦に先発して6.2回3失点と試合を作り、ア・リーグでの初勝利をマークした。今季はブレーブスとツインズで計19試合に先発し、5勝7敗、防御率4.29という成績を残している。

 マイケル・ピネイダがトミー・ジョン手術で離脱したヤンキースは現在、田中将大、ルイス・セベリーノ、CCサバシア、ジョーダン・モンゴメリーの4投手が先発1~4番手を担い、5番手にはルイス・セッサまたはケイレブ・スミスが起用されているが、ガルシアの加入により先発ローテーションの5人が固定されることになる。さらにグレイの獲得に成功すれば、グレイ、田中、セベリーノ、サバシア、ガルシアという強力な先発ローテーションが完成し、疲れが見える新人モンゴメリーに休養を与えることも可能になるだろう。

 ヤンキースからツインズへ移籍するのはザック・リッテルとディートリック・エンスの2投手。リッテルは昨年11月にジェームズ・パゾスとのトレードでマリナーズから加入してきた21歳の右腕。今季はAアドバンス級で11先発を含む13試合に登板して9勝1敗、防御率1.77の好成績をマークした後、AA級へ昇格し、ここでも7先発で5勝0敗、防御率2.05と好投を続けている。エンスは2012年のドラフト19巡目指名で入団した26歳の左腕で、今季はAAA級で7試合に先発して1勝1敗、防御率2.29をマークしている(ほかにルーキー級で1試合に登板)。


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