ディバース 165km/hを弾き返す起死回生の同点弾
2017.8.14 15:16 Monday

20歳でメジャー昇格を果たし、打率3割以上をキープする活躍を見せているラファエル・ディバース(レッドソックス)が日本時間8月14日のヤンキース戦でメジャー最速王から歴史的な一発を放った。
ヤンキースのクローザー、アロルディス・チャップマンの前にハンリー・ラミレスが三球三振に倒れ、敗戦まであと2アウトに追い込まれたレッドソックス。しかし、続くディバースがチャップマンの時速102.8マイル(約165.4km/h)のフォーシームを捉え、左中間へ4号同点ソロを叩き込んだ。2008年にメジャーリーグが公式に球速を計測するようになって以降、時速102.8マイルは本塁打を打たれたボールとしては最速の数字。また、今季被本塁打0を継続中だったチャップマンにとっては昨年のワールドシリーズ第7戦でラジェイ・デービスに打たれて以来の被弾であり、左vs左の対戦であることを考えても、20歳の新鋭・ディバースが類稀なるポテンシャルを発揮した一発となった。試合は延長10回表にレッドソックスがアンドリュー・ベニンテンディのタイムリーで勝ち越し。ヤンキースとの首位攻防3連戦を2勝1敗で勝ち越した。
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