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カルロス・コレアのリハビリが進行中

2017.8.30 12:04 Wednesday

 左手親指の靱帯断裂によって7月中旬から戦列を離れているカルロス・コレア(アストロズ)。すでにマイナーでのリハビリ出場を開始しており、ショートの守備にも就いている。順調にいけば、9月上旬に戦列復帰を果たせる見込みだ。

 コレアが戦列復帰に向けてのステップを順調に消化している。先週末、コレアは初めて2日連続でマイナーの試合に出場し、1試合目では5イニングだけショートの守備に就いた(2試合目は指名打者)。アストロズのA.J.ヒンチ監督はコレアが日本時間8月30日と31日に2日連続でショートの守備に就くことを明らかにしており、1日のオフを挟んだ後、日本時間9月2日と3日にも2試合連続で遊撃手としてプレイする予定だ。これらのステップを消化した後、戦列復帰を果たすことになると見られている。

 「ロースター枠が拡大する9月になるまで、コレアは戻ってこないだろう。9月に入って少し経ってからになるだろうね」とヒンチ監督はコレアの復帰時期について語った。「必ずしも(ロースター枠が拡大する)9月1日に戻ってくるというわけではない。週明けになるかな。(日本時間9月5日から始まる)シアトルでのマリナーズ3連戦までは戻ってこないかもね」と具体的な日程にも言及した。

 コレアは今季84試合に出場して打率.320、20本塁打、67打点、OPS.966というMVP級の成績をマークし、ア・リーグ西部地区の首位を快走するチームを牽引していた。コレアの離脱まで1試合平均5.92得点を叩き出していたアストロズ打線だが、コレア離脱後は1試合平均4.76得点と失速。コレア離脱後の37試合で17勝20敗と負け越していることからもわかるように、アストロズにとってコレアの不在は大きなダメージとなっていた。

 待ちに待ったコレアの復帰。いきなりエンジン全開とはいかないかもしれないが、9月をポストシーズンに向けての準備期間と位置づけ、10月に本領を発揮することができれば、アストロズがポストシーズンを勝ち抜く可能性はグッと高まることだろう。


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