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レッドソックス マルティネスに5年1億2500万ドルを提示か

2018.1.22 11:00 Monday

 打線の核となる強打者の獲得を目指しているレッドソックスのメインターゲットは昨季45本塁打のJ.D.マルティネス。ボストン・ヘラルドのリポートによると、レッドソックスはマルティネスに対して総額およそ1億2500万ドルの5年契約をオファーしたようだ。

 先日、レッドソックスはマルティネスに総額およそ1億ドルの5年契約を提示したことが報じられていたが、マルティネスの代理人を務めるスコット・ボラスは報道について「正確ではない」とコメント。レッドソックスがマルティネスに提示した契約条件は5年1億ドルではなく、5年1億2500万ドルであるとの見方が有力となっている。

 年平均2500万ドルの5年契約というのはかなりの好条件だが、MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、マルティネス側は年平均3000万ドルの6年契約を希望しているという。故障の影響で489打席の出場にとどまりながら打率.303、45本塁打、104打点、OPS1.066という好成績をマークした直後のオフシーズンだけに、できる限りの好条件を欲するマルティネス側の思惑も理解できるが、マルティネスが規定打席に到達したシーズンは過去に2度だけ(2015年と2016年)。レッドソックスが過度な大型契約をためらうのも当然だろう。

 また、レッドソックスは打線のアップグレードを目指している一方で、昨季のレギュラー野手9名を維持しており、無理をしてまでマルティネスを獲得する必要はないという事情もある。168本塁打はリーグ最少だったが、785得点はリーグ6位。ハンリー・ラミレスやザンダー・ボガーツといった不本意なシーズンを過ごした主力選手が復調すれば、さらなる上積みも期待できるのだ。

 マルティネス獲得レースの本命と見られるレッドソックスが積極的な動きを見せない状況のなか、敏腕代理人として知られるボラスはどのように動くのか。マルティネスの去就決定はスプリング・トレーニング開始後まで持ち越される可能性もありそうだ。


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