第4回中間発表 各ポジションで熾烈な争いが続く
2017.6.20 10:22 Tuesday
日本時間6月20日、第88回オールスター・ゲームのファン投票第4回中間発表(ナ・リーグ)が行われ、各ポジションでトップ(外野手は3位まで)に変動はなかった。しかし、外野手3位をはじめとして各ポジションで熾烈な争いが続いている。
全体トップは外野手部門1位のブライス・ハーパー(ナショナルズ)で変わらず、282万7330票を獲得。ハーパーの同僚で二塁手部門トップのダニエル・マーフィー、外野手部門2位のチャーリー・ブラックモン(ロッキーズ)も200万票を超えた。捕手部門のバスター・ポージー(ジャイアンツ)も2位以下に100万票近い差をつけており、ファン投票選出がほぼ確実となっている。
捕手、二塁手、外野手1位・2位以外の4枠では、まだ熾烈な争いが続いている。一塁手部門ではトップのライアン・ジマーマン(ナショナルズ)を約15万票差で2位のアンソニー・リゾー(カブス)が追う。1番打者としてインパクトのある活躍を見せているリゾーの猛追に注目だ。三塁手部門はトップのクリス・ブライアント(カブス)と2位のノーラン・アレナード(ロッキーズ)の一騎打ち。現状ではブライアントが約30万票をリードしているが、サヨナラ本塁打でサイクルヒットを達成するという離れ業を演じてみせたアレナードの勢いも侮れない。遊撃手部門では前回発表でトップに立ったザック・コザート(レッズ)がその座をキープしたものの、残念ながら故障者リスト入り。約30万票差を追いかける2位のコリー・シーガー(ドジャース)が逆転する可能性は十分に残されている。
そして、最も激しい争いとなっているのが外野手3位。第1回中間発表以来ジェイソン・ヘイワード(カブス)がその座をキープしているものの、ベン・ゾブリスト(カブス)、マーセル・オズーナ(マーリンズ)、マット・ケンプ(ブレーブス)、ジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)の4人が15万票差以内にひしめいている。特にオズーナはここにきて得票数を大きく伸ばしており、地元マイアミで開催されるオールスター・ゲームにファン投票で選出されるのも夢ではなさそうだ。
投票締め切りまであと10日。最終的にどの選手がファン投票で選出されるのか。お気に入りの選手への投票はお早めに。
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