English Español 韓国語

サンドバルが4番打者としてメジャー復帰

2017.8.6 10:31 Sunday

 ジャイアンツに「パンダ」が帰ってきた。チームではブランドン・ベルトが日本時間8月5日のダイヤモンドバックス戦でアンソニー・バンダから死球を受けたことにより7日間の脳震とうDL入りが発表された。それに伴い、マイナーでプレーしていたパブロ・サンドバルがメジャー昇格を果たす。日本時間8月6日の試合では「4番・三塁」としてスタメン出場が決まった。

 サンドバルは今季、レッドソックス在籍3年目を迎えたが中耳炎の影響で故障者リスト入りするなど万全な状態でプレーすることができず、日本時間7月15日に事実上の戦力外「DFA」となった。移籍初年度の2015年には126試合に出場したものの、昨年から数えるとわずか35試合の出場に終わっていた。今季のレッドソックスでの成績は打率.212 (21/99) 4本塁打 12打点だった。

 その後は古巣・ジャイアンツとマイナー契約を結び、約3年ぶりとなる復帰となった。入団後はマイナーリーグで12試合に出場して打率.211(8/38) 1本塁打 4打点を記録した。ブルース・ボウチー監督は「サンドバルにはもっと打席に立つ機会を与えたかったが、昇格させる時が近づいている」と日本時間木曜日に話していた。

 そして迎えた日本時間8月6日のダイヤモンドバックス戦では2014年10月30日(日本時間)のワールドシリーズ第7戦以来となるジャイアンツのユニフォームを着て「4番・三塁」でクリーンナップを打つことになった。サンドバルは過去3度、世界一を経験し2012年にはMVPにも輝いた逸材。レッドソックスでは不本意な結果に終わったが、古巣で再び輝くことができるか、彼の打撃に大きな注目が集まる。


 関連ニュース

  7月20日 パブロ・サンドバルが古巣ジャイアンツ復帰へ

  7月14日 【前半戦レビュー】ナ・リーグ西部地区


 関連動画

  7月26日 痛い!ポージーの痛烈な打球が二塁塁審を直撃

spotvnow