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第20週のMVPはマチャドとリゾー

2017.8.22 10:34 Tuesday

 第20週(8月14日~8月20日)の週間最優秀選手が発表され、ア・リーグはマニー・マチャド(オリオールズ)、ナ・リーグはアンソニー・リゾー(カブス)が選出された。

 マチャドは打率.385(26打数10安打)、4本塁打、12打点、OPS1.255の好成績をマークし、2015年6月以来自身3度目の週間MVP受賞となった。12打点はリーグトップ、4本塁打は同トップタイ、長打率.885は同9位の好成績。オリオールズでは第16週のジョナサン・スコープ、第18週のティム・ベッカムに次ぐ今季3人目の受賞であり、同一球団から3人は今季リーグ最多である。マチャドは期間中の全6試合に出場して全6試合でヒットを放ったが、特に輝いたのが8月18日のエンゼルス戦。3回裏に24号ツーラン、5回裏に25号ソロを放ったマチャドは2点ビハインドの9回裏、一死満塁の場面でキーナン・ミドルトンからセンターへ26号逆転サヨナラ満塁本塁打を叩き込んだ。6月末の時点で打率.216と不振に苦しんでいたマチャドだが、7月は打率.327、8月は打率.361と完全復調。ようやくマチャドらしいバッティングが戻ってきた。

 リゾーは打率.429(28打数12安打)、2本塁打、13打点、OPS1.234の好成績をマークし、2014年7月以来自身2度目の週間MVPに輝いた。13打点はリーグトップ、12安打は同2位、打率.429は同5位タイ、長打率.750は同6位の好成績。カブスの選手による週間MVP受賞は第18週のウィルソン・コントレラスに続いて今季2人目となった。リゾーは期間中の全7試合に出場し、最終日のブルージェイズ戦こそ4打数ノーヒットに終わったものの、6試合でヒットを放ち、マルチヒットが4度、うち3安打が2度という安定したパフォーマンス。8月14日のレッズ戦では27号ソロを含む3安打5打点、8月16日の同カードでは28号グランドスラムを含む2安打4打点の活躍を見せた。リゾーの活躍もあり、カブスは第20週の7試合を5勝2敗で乗り切って首位固め。2年連続の地区優勝、そしてワールドシリーズ連覇に向けて、主砲・リゾーの活躍はやはり必要不可欠だ。


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