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ラッキー&コントレラスのバッテリーが退場処分

2017.9.16 10:35 Saturday

 ナ・リーグ中地区首位を走るカブスは2位タイのカージナルス(日本時間9月15日時点)との首位攻防戦に臨んでいる。初戦は8対2と勝利を収めてこれで4連勝を飾ったものの、試合は途中、先発と4番打者が同時退場する出来事があった。

 今回、退場となったはジョン・ラッキーとウィルソン・コントレラス。発端は1対1で迎えた5回表のカージナルスの攻撃、2死一・二塁の場面で打席にはカルロス・マルティネスがいたときだった。カウント2-2でラッキーが投じた5球目のカッターは外角へ、これがストライクかに思われたが審判の判定はボールとなった。これに激高するラッキー、その間にジョー・マドン監督が審判に確認をとるも判定が覆ることなく試合は続けられた。その直後の6球目のカッターをマルティネスに捉えられてこれが適時打となり勝ち越しを許した。

 2失点となったラッキーは5球目の判定に不服な状態のまま、再び審判に詰め寄ると退場処分を受けてしまった。直後に捕手のコントレラスもマスクを叩きつけて怒りを露わにしたが、彼も続けて退場することになった。同時に2人が途中交代することになったカブスは投手がジャスティン・ウィルソン、捕手がアレックス・アビラに交代した。試合は6回裏にカブス打線が爆発して7得点を挙げ、逃げ切った。

 試合後、コントレラスは「この怒りをコントロールすることができなかった。審判にあたった訳ではないのだが、謝罪したい」と振り返っている。また、打席に立っていたマルティネスは「5球目はボールだと確信していたよ」とコメントしている。実際にこの事件の発端となった球が投じられた直後に彼は打席を外している。ラッキーは審判の判定に不服なのと同時に彼がボール球だと堂々と打席を外したことが許されなかった可能性もある。試合こそ勝ったカブスだが、4連勝を飾った試合で一波乱の出来事だった。


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