アルトゥーベが4年連続シーズン200安打達成
2017.9.28 06:12 Thursday
ア・リーグ西地区優勝を果たしたアストロズはポストシーズンに向けて残り試合をどのように戦うのか、また個人成績にも注目が集まっている。その中でホゼ・アルトゥーベが日本時間9月28日のレンジャーズ戦で4年連続シーズン200安打を達成した。
試合前の時点で200安打まで残り「1」としていたアルトゥーベは「3番 二塁」としてスタメン出場すると初回、1死一塁の場面で第1打席を迎えた。対するレンジャーズの先発、ニック・マルティネスが投じた5球目のチェンジアップを右翼へと運び、最初の打席でいきなり偉業を達成した。彼の記念すべきシーズン200安打でチャンスを広げたアストロズはその後、続くカルロス・コレアに適時打が出て先制点をもぎ取った。
現在、ア・リーグ首位打者争いを独走しているアルトゥーベは試合前までで打率.348を記録している。月別成績でみると9月以外はすべて3割を超えており特に7月は脅威の99打数48安打 打率.485の成績を残して7月の月間MVPに選出された。だが、去る日本時間9月26日に行われたレンジャーズ戦、7回表の打席で左前腕に死球を受けて途中交代したことで周りは騒然となった。それでも大事には至らずにA.J.ヒンチ監督も「水曜日(日本時間木曜日)にはスタメン復帰できるだろう」と話していた。
そして予定通りにスタメン復帰したその日に200安打に到達。1947年以降、4年連続200安打を続けた選手はアルトゥーベが5人目となった。ちなみに過去の4人はイチロー(2001年-2010年)をはじめマイケル・ヤング(2003年-2007年)やウェイド・ボッグス(1983年-1989年)、カービー・パケット(1986年-1989年)が記録している。
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