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【戦評】レッドソックス大敗 地区優勝は明日以降に持ち越し

2017.9.29 12:19 Friday

 日本時間9月29日のアストロズ戦に勝利し、ヤンキースがレイズに敗れれば地区優勝が決まるという状況だったレッドソックスだが、投手陣がアストロズ打線に猛攻を浴びて大敗。ヤンキースがレイズに敗れたためマジックは1つ減って1となったが、地区優勝決定は明日以降に持ち越しとなった。

 9月に入って先発ローテーションの中で最も安定した投球を見せていたエドゥアルド・ロドリゲスだったが、この日は大乱調。初回、先頭のジョージ・スプリンガーに四球を与え、一死後、ホゼ・アルトゥーベとカルロス・コレアに連打を浴びて一死満塁。エバン・ギャティスは見逃し三振に抑えたものの、マーウィン・ゴンザレスに走者一掃のタイムリー二塁打を浴び、いきなり3点を先制された。2回表には二死からスプリンガーにヒットを打たれ、アレックス・ブレグマンの18号ツーランで2失点。アルトゥーベに二塁打を浴び、コレアに四球を与えたところで降板となった。

 2回裏に2点を返して3点差に詰め寄ったレッドソックスだったが、アストロズ打線の猛攻はその後も止まらず、4回表には2番手のブレイン・ボイヤーが3本のタイムリーを浴びて4失点。6回表には4番手のオースティン・マドックスがブライアン・マッキャンに17号ソロ、7回表には5番手のマット・バーンズがコレアに24号ツーランを浴び、大量12失点となった。

 意地を見せたい打線だったが、3回以降はわずか2安打に封じられて完敗。地区シリーズでの対戦が濃厚となっているアストロズ相手に投打とも圧倒された。レッドソックスはこれでドリュー・ポメランツ、クリス・セール、リック・ポーセロ、ロドリゲスと先発投手が4試合連続で5失点。先発投手の乱調により苦しい展開になる試合が続いており、ポストシーズンに向けて暗雲が立ち込めている。勝てば地区優勝という明日の試合で先発するのはポストシーズンの先発ローテーション当落線上にいるダグ・フィスター。不安を払拭する好投に期待したい。


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