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ヤンキースに朗報 ヒックスが来週リハビリ出場開始へ

2017.7.28 11:30 Friday

 故障離脱中のアーロン・ヒックスとタイラー・オースティンは、来週後半、ヤンキースがおよそ1週間にわたってホームを離れるタイミングでマイナーでのリハビリ出場を開始するようだ。ジョー・ジラルディ監督も「ヒックスとオースティンは我々がホームを離れるときにリハビリ出場に向かう計画だよ」と話している。

 ジラルディ監督はヒックスの復帰可能時期について「明言するのは難しい」と話している。ヒックスはスイッチヒッターであり、両打席で本来の感覚を取り戻す必要があるためだ。ヒックスは右腹斜筋を痛めて6月下旬から戦列を離れているが、腹斜筋はスイングをする際に重要な部位であり、回復に時間が掛かると言われている。たとえ打撃練習のボールを打つことができても、試合で時速90マイル台後半のボールを打つとなると力の入り具合が変わってくるのだ。

 ヒックスは故障箇所に関して「状態は良いよ」と話しており、今週末にも打撃練習を開始する予定となっている。「試合を待っているよ。筋肉の強さを取り戻すために、たくさんトレーニングをした。かなりの我慢が必要だったね」

 今季のヒックスは開幕から打撃好調で、故障離脱までに60試合に出場して打率.290、10本塁打、37打点、OPS.913の好成績をマーク。アーロン・ジャッジやスターリン・カストロとともに好調なチームを牽引していただけに、ヒックスが万全の状態で戦列に戻ってくるようならヤンキースにとって大きな戦力アップとなる。

 一方、オースティンは左足首の骨折により開幕から長期離脱していたが、6月下旬に戦列復帰。しかし、右ハムストリングを痛めて戦列復帰のわずか5日後に再び故障者リスト入りしていた。「思っていたよりも時間が掛かってしまった。回復は順調だし、これ以上トラブルが起こらないことを祈るよ」と話すオースティンは、正一塁手を目指して再びポジション争いに参戦することになりそうだ。


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