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ツインズ・コローン 史上18人目の30球団勝利を達成

2017.8.21 10:27 Monday

 現役最年長選手であるツインズのベテラン右腕、バートロ・コローンが日本時間8月21日のダイヤモンドバックス戦で勝利投手となり、史上18人目となる「全30球団からの勝利」を達成した。現役選手ではジョン・ラッキー(カブス)とマックス・シャーザー(ナショナルズ)に次いで3人目となっている。

 1997年にインディアンスでメジャーデビューを果たし、エクスポズ(現ナショナルズ)、ホワイトソックス、エンゼルス、レッドソックス、ヤンキース、アスレチックス、メッツ、ブレーブス、そしてツインズと計10球団でプレイしてきたコローン。試合開始前の時点で通算237勝を記録し、対レンジャーズの21勝、対マリナーズの20勝を筆頭にダイヤモンドバックスを除く29球団から白星をマークしていた。

 ダイヤモンドバックス戦は通算4試合に先発して0勝2敗、防御率3.42。防御率3点台という数字が示すように、決して相性が悪いわけではなかったのだが、打線の援護に恵まれず、勝利投手になれないでいた。そして日本時間8月21日。対ダイヤモンドバックスの初勝利をマークするチャンスがやってきた。

 ツインズ打線は初回、3年ぶり通算3度目の先発登板となったT.J.マクファーランドに猛攻を浴びせ、大量9点を先制。コローンは4回と5回に計3本塁打を浴びるなど4点を失ったが、なんとか6イニングを投げ切り、打線の援護にも恵まれて対ダイヤモンドバックスの初勝利をマークした。「私のキャリアにとって大きな意味を持つ記録だよ」とコローン。「私はまだ2つのスタジアムで勝っていない。次の目標はそれだね」と、チェイス・フィールド(ダイヤモンドバックスの本拠地)とリグリー・フィールド(カブスの本拠地)での初勝利を次なる目標に掲げた。

 今季加入したブレーブスでは13先発で防御率8.14と打ち込まれ、7月上旬に解雇。しかし、その後加入したツインズでは2年ぶりの完投勝利をマークするなど、7先発で3勝2敗、防御率4.46と結果を残し、先発ローテーションの一角を担っている。コローンの力投もあり、チームはワイルドカード2位タイの座をキープ。44歳の現役最年長選手の挑戦は、まだまだ終わらない。


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