フィリーズのサヨナラ阻止 スタントンのレーザービーム
2017.9.13 16:42 Wednesday
長打力ばかりが注目されがちなジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)だが、ライトの守備でも平均を上回る数字を残している。日本時間9月13日のフィリーズ戦では1試合3補殺を記録し、そのうちの1つはフィリーズのサヨナラ勝ちを阻止する好返球だった。
9回裏一死満塁の場面で金賢洙(キム・ヒョンス)の打球は一二塁間を破ってライト前へ。三塁走者のニック・ウィリアムスが生還してフィリーズは同点に追い付き、さらに二塁走者のセザー・ヘルナンデスもホームに突入した。ライトのスタントンからノーバウンドの好返球が返ってきたものの、球審の判定はセーフ。フィリーズが劇的な逆転サヨナラ勝ちを飾ったかに思われた。ところが、チャレンジの末に判定が覆り、ヘルナンデスは本塁憤死。スタントンが今季チーム外野手最速となる時速96.5マイル(約155.3km/h)の好返球でチームをサヨナラ負けの危機から救った。
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