ハンリー・ラミレス「俺たちはチャンピオンになれる」
2018.1.22 18:30 Monday
両肩のコンディション不良により不本意なシーズンを過ごしたハンリー・ラミレス(レッドソックス)だが、手術や治療を経て、両肩の状態は万全に近付いている。そして、ラミレスは今季の自身の活躍を確信し、「俺たちはチャンピオンになれる」とワールドシリーズ制覇にも意欲を見せる。
昨季は打率.242、23本塁打、62打点という不本意な成績に終わったラミレスだが、両肩の状態に手応えを感じている今季は「俺は健康なら30本塁打、100打点を叩き出せる」と30本塁打、111打点を記録した2016年以降の好成績を目指している。「俺たちはチャンピオンになれる。それが2018年の目標さ。そのためには健康を維持して一緒に戦っていかなくてはならない。選手の名前だけを見れば、俺たちはメジャーでベストのチームの一つだと思うよ。あとはグラウンド上でしっかり戦うだけさ」とラミレスは語る。
レッドソックスは2016年から2年連続で地区優勝を果たしながら、地区シリーズを突破できなかった。ラミレスは「まずは第1ラウンド(=地区シリーズ)を突破すること。過去2年はそこで終わってしまった。俺たちはその先へ進まないといけないし、それに相応しいチームであると信じている。最初の目標はポストシーズン進出を決めること。それから第2ラウンド(=リーグ優勝決定シリーズ)へ進むこと。今年の最大の目標だよ」と過去2年を上回る成績を最低ノルマとして掲げる。同地区ライバルのヤンキースはジャンカルロ・スタントンを獲得するなど順調に補強を進めているが、「俺たちは自分たちを信じている。俺たちだってかなり良いチームだからね。タフな地区だけど、良いシーズンになると思うよ」とラミレスは自信を崩さない。
噂されるJ.D.マルティネスの獲得が実現すれば、自身の出場機会に影響を及ぼす可能性もあるが、「打てばいいんだよ。打てば試合に出られるからね」とラミレスはここでも自信を見せる。心身ともに万全の状態が整いつつあるラミレスが、レッドソックスを5年ぶりのワールドシリーズ制覇へと導いてくれるかもしれない。
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