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【WS第6戦】ドジャースはウッド&カーショウをリリーフで投入へ

2017.11.1 11:11 Wednesday

 ケンリー・ジャンセン、ブランドン・モローらブルペン陣に疲れが見え始めていることもあり、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は本拠地ドジャー・スタジアムでのワールドシリーズ第6戦、第7戦でアレックス・ウッド、クレイトン・カーショウをブルペンで待機させる方針だ。ロバーツ監督によるとウッドを第6戦、カーショウを第7戦で投入することを検討しているという。

 「(ウッドとカーショウの投入は)選択肢の一つだと思うよ。我々はあと2試合勝たなければならないわけだからね」とロバーツ監督。「クレイトン(・カーショウ)は今日よりも明日投げる可能性の方が高いかな。もちろん、クレイトンは身体の状態は良いと言っているし、今日も投げたがっていると思うけどね。彼が自分にできることなら何でもやると考えていることは、私にとって特別驚きではないよ」とエース左腕の献身的な姿勢に敬意を表した。

 負ければシーズンが終わってしまうワールドシリーズ第6戦。ロバーツ監督は疲れが見えるブルペンを総動員して勝利をもぎ取るつもりだ。ポストシーズン13試合のうち12試合に登板し、第5戦では明らかに球速が低下するなど、登板過多気味のモローでさえ例外ではない。第5戦では打者4人に対してわずか6球で2本塁打を含む4安打を浴び、4点を失ったが、ロバーツ監督はモローが第6戦でも登板可能だと考えている。

 また、失点する場面が目立っているクローザーのジャンセンだが、守護神に対する指揮官からの信頼は揺らいでいない。ただし、ロバーツ監督は酷使気味の起用法を考慮し、第6戦では1イニングのみの起用に限定する方針だ。

 第7戦で先発予定のダルビッシュ有以外は全投手に第6戦で登板する可能性があると語るロバーツ監督。第5戦では5回途中でカーショウを交代させた采配に批判の声も聞かれたが、もう継投失敗は許されない。ウッドやカーショウのリリーフ起用の可能性も含め、ロバーツ監督が残り2試合でどのような采配を見せるのか注目したい。


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