コーラ監督が故郷・プエルトリコの復興支援へ
2018.1.27 16:00 Saturday
アレックス・コーラ新監督を迎えシーズンに臨むレッドソックス。昨年は地区優勝を果たしながらもアストロズにディジョンシリーズで敗れている。その相手だったアストロズでベンチコーチだった人物が指揮官となってワールドシリーズ進出を目指す。
監督として戦力を整えることはもちろんのこと、1人の人間としてやらなければいけないことがある。それは昨年9月に発生した大型ハリケーン「マリア」で被害にあった自身の出身地・プエルトリコの支援だ。来週はチームとして実際に現地に赴き、支援物資を届ける予定になっている。災害が発生した時点からメジャーリーグ全体でも義援金をはじめ支援を続けてはいるが、コーラ監督は今後も継続的な支援を呼び掛けている。
コーラ監督はプエルトリコの主都であるサンフアンから南に約26キロ離れたカグアスの出身だ。この都市はプエルトリコで5番目に多い場所と言われている。今回のプエルトリコの支援でも彼の故郷に立ち寄る予定になっている。今でもプエルトリコでは場所によってライフラインが回復していないところもあり、食糧や水、救急箱や懐中電灯など約10キロにもなる支援物資を届ける。
監督をしながらも常に故郷のことを想っているコーラ監督。支援継続はもちろんのこと、本業である指揮官としてレッドソックスを優勝に導くことが人々を勇気づけるきっかけになるはずだ。
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