ドジャースに痛手 大黒柱カーショウが戦線離脱へ
2017.7.24 12:36 Monday
今季ここまで両リーグ最多の15勝を挙げ、メジャー最高勝率を誇るドジャースの快進撃を支えてきたクレイトン・カーショウが故障者リストに登録されることになった。日本時間7月24日のブレーブス戦に先発したカーショウは右腰の張りを訴え、2回裏の打席で代打を送られて試合から退いていた。
「昨日までは彼の体調は100%だった」とデーブ・ロバーツ監督。カーショウは2回表に入る前の投球練習の1球目を投じた際に痛みを感じたようだ。昨季、カーショウは椎間板ヘルニアで2ヶ月半にわたって戦列を離れたが、ロバーツ監督によると今回の症状は昨季のものとは違い、筋肉に関わるものだという。現時点では球団からの詳細な発表はなく、症状の程度や復帰予定時期などについての情報も不明である。
また、ドジャースはすでにブランドン・マッカーシーが右手のマメの影響で故障者リスト入りすることを発表しており、先発投手2人が同時に戦列を離れることになる。日本時間7月25日のツインズ戦では戦列復帰する柳賢振(リュ・ヒョンジン)が先発する予定であり、同26日の同カードでは前田健太が先発のマウンドに上がるようだ。
今季チーム内で先発数が最も多い2投手の離脱によりアレックス・ウッド、リッチ・ヒル、前田、柳に続く5人目の先発投手が足りなくなってしまったドジャース。AAA級からジャスティン・マスターソンやウィルマー・フォントを昇格させて急場をしのぐのか、それとも他球団からの補強に動くのか。今後のドジャースの動きに注目が集まる。
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