第21週の最優秀ブルペンはドジャース
2017.8.28 14:07 Monday
MLB公式サイトでは今季から週ごとに独自の計算方法で「週間最優秀ブルペン」を選出している。第21週の最優秀ブルペンにはドジャースが選出された。
計算方法は至ってシンプル。以下のルールに従ってポイントを加減していくだけである(合計100ポイントで優秀だと考えられている)。
・1アウト=+1.5ポイント
・1奪三振=+1.5ポイント
・1セーブ=+5ポイント
・1被安打=-2ポイント
・1自責点=-4ポイント
・1非自責点=-2ポイント
・1与四球=-1ポイント
・1セーブ失敗=-5ポイント
第21週のドジャースは29回(=87アウト)で37奪三振、4セーブを記録した一方、被安打17、自責点6、与四球11、セーブ失敗1で合計132ポイントを獲得。期間中の救援防御率は1.86という安定感で、期間中無失点のケンリー・ジャンセン、トニー・シングラーニ、ブランドン・モロウらを中心にチームの戦いを支え、今季メジャー唯一となる3度目の「最優秀ブルペン」受賞となった。ジャンセンとシングラーニはともにチーム最多タイの4イニングを投げて無失点。ジャンセンは9三振を奪い、2度のセーブ機会をいずれも成功させた。モロウは3.1イニングを投げて無失点。チーム最多の5試合に登板したトニー・ワトソンも1失点のみで、被打率.167、WHIP0.82と安定していた。先発投手陣に故障者が相次いでいる中、多くのイニングを消化し、チームの戦いを支えたブルペン陣の功績は非常に大きい。なお、獲得ポイント数の2位はマーリンズ(104ポイント)、3位はエンゼルス(88.5ポイント)だった。
各週の最優秀ブルペン
第1週 ロッキーズ(98ポイント)
第2週 レッズ(119.5ポイント)
第3週 アストロズ①(132.5ポイント)
第4週 エンゼルス①(100.5ポイント)
第5週 インディアンス(125ポイント)
第6週 エンゼルス②(80.5ポイント)
第7週 アストロズ②(106ポイント)
第8週 ドジャース①(126ポイント)
第9週 マーリンズ(124.5ポイント)
第10週 マリナーズ(87ポイント)
第11週 レッドソックス(106.5ポイント)
第12週 ドジャース②(120.5ポイント)
第13週 ジャイアンツ(116ポイント)
第14週 ブリュワーズ(101.5ポイント)
第15週 オールスター週のため発表なし
第16週 ヤンキース①(112ポイント)
第17週 カブス(118.5ポイント)
第18週 ヤンキース②(99ポイント)
第19週 ツインズ(114ポイント)
第20週 ナショナルズ(91ポイント)
第21週 ドジャース③(132ポイント)
(丸印は受賞回数)
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