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ナショナルズ 通算437セーブのK-Rod獲得へ

2017.6.27 11:49 Tuesday

 ブルペン陣の不振に苦しむナショナルズが、通算437セーブ(歴代4位)の実績を誇るフランシスコ・ロドリゲスとのマイナー契約に向けて動いているようだ。

 2014年からの3シーズンで計126セーブをマークしたロドリゲスは、今季もタイガースのクローザーとして開幕を迎えた。しかし、開幕から不安定な投球が続き、5月上旬には2試合連続でセーブ失敗。今季4度目のセーブ失敗を喫し、防御率が8点台に悪化したところでクローザーの座を剥奪され、その後は比較的プレッシャーの少ない場面で起用されることが多くなっていた。ところが、その後も状態はなかなか上向かず、タイガースは解雇を決断。日本時間6月24日にタイガースから解雇され、FAとなった。

 28試合に登板して2勝5敗7セーブ、防御率7.82、セーブ失敗6度というのが今季のロドリゲスの成績だ。25.1イニングで9本塁打を浴び、被打率は昨季の.214から.292へと急激に悪化。球威が衰えているのは誰の目にも明らかだが、奪三振率に関しては昨季の8.02を上回る8.17と一定の水準を維持している。メジャーワースト5位の救援防御率4.88とブルペン陣に難を抱えるナショナルズは、実績十分なロドリゲスの復調に一縷の望みをかけたようだ。

 「(戦力になるか否かは)彼がまだ(以前の)K-Rodかどうか次第だね。サンディ・コーファックスを連れてきたとしても、それは以前と同じコーファックスではないからね」とナショナルズのダスティ・ベイカー監督。過剰な期待はせずとも、少なからずロドリゲスの復調に期待している様子だった。


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