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【戦評】5回までに7本塁打の乱打戦をレッズが制す

2017.6.28 15:13 Wednesday

 5回までに7本塁打が飛び交う「花火大会」を制したのは、先制、同点、勝ち越しと効果的な本塁打が次々に飛び出したレッズだった。

 ティム・アドルマン(レッズ)とジュニア・ゲラ(ブリュワーズ)の両先発で始まったこの一戦。1回裏のビリー・ハミルトンの先頭打者アーチが「花火大会」開始の狼煙となった。レッズはこの回、4番アダム・デュバルにも17号ツーランが飛び出し、7番デビン・メゾラコのタイムリーと合わせて一挙4点を先制。しかし、ブリュワーズは2回表に6番マニー・ピーニャと8番オーランド・アルシアにソロ、3回表には4番トラビス・ショウに16号スリーランが飛び出し、あっという間に試合をひっくり返した。

 ところが、3回裏にレッズが5番エウヘニオ・スアレスの12号ソロで同点に追い付くと、5回裏には3番ジョーイ・ボットーが21号ツーランを右中間へ叩き込み、勝ち越しに成功。さらに、7番メゾラコの犠牲フライでリードを3点に広げ、6回以降は4投手の継投で逃げ切った。

 「今日は15~16球くらい痛烈な打球があったんじゃないかな。本当に良い攻撃をしたと思うよ。数本の本塁打が特に大きかったのは間違いないけど、その他にも質の高い打席はたくさんあったね」とレッズのブライアン・プライス監督は自軍の効果的な攻撃に満足げ。一方、ブリュワーズの4番ショウは「僕たちの打線が静かに黙っているなんてことはないよ。この球場での4点リードは十分ではないからね」と4点差をひっくり返した自軍の打線に対するプライドを覗かせたが、先発ゲラは4回8失点でノックアウトされ、打線の頑張りに応えることができなかった。


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