故障離脱のカーショウに代わってスチュワートが先発へ
2017.7.26 12:32 Wednesday
クレイトン・カーショウとブランドン・マッカーシーの故障者リスト入りによって先発ローテーションに大きな穴が開いてしまったドジャース。彼ら2人と入れ替わるようにして柳賢振(リュ・ヒョンジン)が復帰したため1枠を埋めることはできたが、もう1枠はブルペンからロングリリーバーのブロック・スチュワートを抜擢して埋めることになった。
ドジャースはカーショウの復帰予定時期に関して現時点では明言していない。デーブ・ロバーツ監督は「一言に腰痛と言っても、症状は人によって様々だ。カーショウに関しては、とりあえず数日の間は様子をみることになっている。症状が落ち着くまでボールを触ることはないだろう。それがいつになるかはわからないね」と語っており、詳細が判明するまでには少なくともあと数日は掛かりそうだ。
そして、カーショウの穴埋めとして、ブルペンからスチュワートが先発に回ることになった。AAA級からの登用やロス・ストリップリングの配置転換も検討されていたようだが、ストリップリングよりも登板機会の少なかったスチュワートがより適切な選択肢であると判断された。スチュワートは今季、右肩の故障によって開幕から長期離脱していたが、6月中旬に戦列復帰。ここまでリリーフで6試合に登板して全試合で2イニング以上を投げ、計13イニングを無失点に抑えている。今季の最長イニングは3イニング、最多投球数は40球ということもあり、ロバーツ監督は日本時間7月27日のツインズ戦ではスチュワートの球数を50~60球程度に制限する方針だ。また、少なくとももう1試合は先発で起用する方針を明らかにしている。
ドジャースはしばらくの間、アレックス・ウッド、リッチ・ヒル、柳、前田健太、スチュワートの5人で先発ローテーションを形成することになる。ダルビッシュ有(レンジャーズ)らエース級の先発投手の獲得も噂されているが、本格的にトレード補強に動くかどうかはスチュワートや前田のパフォーマンス次第ということになるだろう。まずは明日のツインズ戦に先発するスチュワートのピッチングに期待したい。
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