ウッドにとって重要な本日のパドレス戦登板
2017.9.27 11:54 Wednesday
昨日はダルビッシュ有の好投でシーズン100勝を決めたドジャース。注目されるのはポストシーズンでの先発投手陣の起用法だ。既にダルビッシュとクレイトン・カーショウは確定とされているものの、第3の先発が誰になるのかがポイントとなる。その有力候補の1人であるアレックス・ウッドは日本時間9月27日のパドレス戦に先発している。
シーズン当初はリリーフとして投げていたウッドは4月下旬から先発に定着すると前半戦までに11連勝を記録するなど一気に先発ローテーションの一角を担う存在となった。地区優勝を決めてからのドジャースはポストシーズンを見据えて前田健太をリリーフに配置転換させるなど試行錯誤をしている状態だ。ウッドに関してはこれまで通りに先発させており、最低5回以上は投げている。
ウッドは8月こそ4勝0敗 防御率2.52と好投したが、9月になってからは4試合で1勝3敗 防御率4.30と調子を落としている。それでも前回登板となった日本時間9月21日のフィリーズ戦では6回2失点と好投した。そして迎えた本日のパドレス戦の初回は安打こそ許すものの、後続を抑えて無失点に抑え、上々の立ち上がりをみせた。
本人にとってはこれが今季のレギュラーシーズン最終登板となる見込みであり、この試合の結果によっては彼自身のポストシーズンでの役割が決まる重要な一戦となる。ちなみ今季は先発として24試合で14勝3敗 防御率2.81、一方でリリーフとしては2試合で1勝0敗 防御率0.00の成績を残している。
デーブ・ロバーツ監督は「ウッドはまだポストシーズンで先発するかどうかは不透明だ」と話していることからウッドの今季16勝目をかけたこの試合に注目だ。
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