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第21週のMVPはバクストンとスタントン

2017.8.29 10:27 Tuesday

 第21週(8月21日~8月27日)の週間最優秀選手が発表され、ア・リーグはバイロン・バクストン(ツインズ)、ナ・リーグはジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)が選出された。

 バクストンは打率.333(33打数11安打)、5本塁打、10打点、OPS1.161の好成績をマークし、自身初の週間MVP受賞となった。5本塁打はリーグ最多、27塁打は同最多タイ、10打点は同2位タイ、長打率.818は同4位、11安打と2盗塁は同4位タイの数字。ツインズからの週間MVP選出は第4週のミゲル・サノー、第19週のエディ・ロサリオに次いで今季3人目であり、同じく3人が選出されているオリオールズと並んでリーグ最多となっている。8月21日のダブルヘッダーでそれぞれ1安打、2安打を放ち、自己最長となる12試合連続安打を記録。8月25日のブルージェイズ戦では3安打2打点、2日後の同カードでは3本塁打を含む4安打5打点の活躍を見せ、一気に週間MVPレースの先頭に立った。ちなみに、バクストンは1試合2本塁打の経験がなく、1試合で複数本塁打を放ったのはこの試合が初めてだった。第21週の活躍を含め、8月は打率.330、8本塁打、OPS1.011と絶好調。2012年ドラフトの全体2位指名選手であり、かつて全米No.1プロスペクトにも選出されたことのある男が、ようやくその才能を完全に開花させつつあるようだ。

 スタントンは打率.448(29打数13安打)、5本塁打、11打点、OPS1.569の好成績をマークし、2週間ぶり自身6度目の週間MVP受賞となった。13安打と31塁打はリーグ最多、打率.448、5本塁打、11打点、長打率1.069はいずれもリーグ2位、出塁率.500はリーグ4位の数字。マーリンズは今季、第1週のJ.T.リアルミュート、第2週のマーセル・オズーナ、第9週のエディンソン・ボルケス、第19週と第21週のスタントンと週間MVPを計5度受賞しており、これは両リーグ最多となっている。期間中の全7試合に出場し、無安打に終わったのは1試合だけ。5試合でマルチヒットを記録し、うち4試合で計5本塁打を放つ活躍を見せた。特に8月25日のパドレス戦では2本塁打を含む3安打5打点の大活躍。2日後の同カードで放った本塁打により早くも今季50号に到達し、8月末までに50本塁打を放った史上6人目の選手となった。7月以降の歴史的な本塁打量産により、ポストシーズン進出は絶望かと思われたマーリンズがワイルドカード争いに参戦する原動力となっている。


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