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レッドソックスが獲得する強打者は誰? 番記者が回答

2017.12.8 15:38 Friday

 強打者の獲得が今オフの最優先事項となっているレッドソックス。Twitter上でファンから寄せられた「レッドソックスが獲得するパワーヒッターは誰か」との質問に、MLB公式サイトでレッドソックスの番記者を務めているイアン・ブラウンが回答している。

 ブラウンは当初から「レッドソックスが獲得する強打者はJ.D.マルティネスである」との主張を続けてきた。そして、それは少しずつ現実味を帯びつつある。レッドソックスは大谷翔平(北海道日本ハム)の争奪戦に加わっていたものの、「一次審査」で不合格となり早々に脱落。ジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)の争奪戦に加わる可能性も取り沙汰されていたが、ここまでは本格的な動きを見せておらず、スタントンはレッドソックス以外のチーム(おそらくジャイアンツかカージナルス)へ移籍する可能性が高い。こうした状況のなか、ブラウンは「マルティネスを獲得することがレッドソックスの最優先事項である」と主張している。

 マルティネスは今季途中にタイガースからダイヤモンドバックスへ移籍したため、クオリファイング・オファーの対象にならなかった。獲得した際にドラフト指名権を失わずに済むのは獲得側のチームにとっては大きなメリットとなる。また、マルティネスが2014年3月にアストロズから解雇された際、救いの手を差し伸べたのは当時タイガースでGMを務めていたデーブ・ドンブロウスキーだった。ドンブロウスキーは現在、レッドソックスで野球部門社長として編成の最高責任者となっている。ドンブロウスキーとマルティネスの間のコネクションはレッドソックスにとって大きなアドバンテージとなるだろう。さらに、レッドソックスはラファエル・ディバース、アンドリュー・ベニンテンディという左打者が台頭してきた。彼らをサポートする意味でも右打ちのスラッガーであるマルティネスの存在は大きい。

 そして、ブラウンはマルティネス獲得レースの対抗馬として「スタントン争奪戦で2番手となり、スタントンを獲得できなかったチーム」を挙げている。スタントンのトレード決定が、マルティネス争奪戦開始の合図となりそうだ。


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