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デービス 投手としてマイナーでデビュー

2017.8.8 11:44 Tuesday

 かつてメッツでプロスペクトとして期待され、2012年に32本塁打を放ったアイク・デービス。3月にはイスラエル代表の一員としてワールド・ベースボール・クラシックにも出場したが、デービスは現在ドジャース傘下のマイナー組織に所属し、投手としてメジャー復帰を目指している。

 デービスが投手としてプレイするのは今回が初めてではない。アリゾナ州立大学時代は一塁手とリリーフ投手を兼任し、チームはカレッジ・ワールドシリーズに出場した。アスレチックス時代の2015年には敗戦処理として2試合に登板し、計2イニングを無失点に抑えている。また、父ロンはメジャー通算481登板の実績を誇る元投手であり、ヤンキース時代の1981年にはオールスター出場を果たしている。

 今年3月に30歳になったデービスは現在、フルタイムの投手としてメジャー復帰を目指している。ルーキー級のAZLドジャースでプレイしているデービスは日本時間8月7日のAZLパドレス戦に6回から3番手として登板し、投手としてのプロデビューを果たした。この日は三者連続三振の好投で初ホールドを記録。チームは終盤にAZLパドレスを突き放し、13-5で快勝した。

 スカウティング・レポートによると、デービスの速球は時速88~92マイル程度(142~148km/h)。アスレチックス時代に登板した際には時速86~87マイル前後(138~140km/h)だったので、そこから球速は上昇していることになる。3度のシーズン2桁本塁打を含む通算81本塁打を放っているスラッガーが、リリーフ投手としてメジャー復帰を果たすことができるのか。デービスの今後に注目だ。


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